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JPH0210987Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0210987Y2
JPH0210987Y2 JP17418983U JP17418983U JPH0210987Y2 JP H0210987 Y2 JPH0210987 Y2 JP H0210987Y2 JP 17418983 U JP17418983 U JP 17418983U JP 17418983 U JP17418983 U JP 17418983U JP H0210987 Y2 JPH0210987 Y2 JP H0210987Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plow
comb
cutting comb
clipper head
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP17418983U
Other languages
English (en)
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JPS6080771U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17418983U priority Critical patent/JPS6080771U/ja
Publication of JPS6080771U publication Critical patent/JPS6080771U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0210987Y2 publication Critical patent/JPH0210987Y2/ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、出退自在なすき刈り櫛を備えた首
振り式の電気バリカンに係り、すき刈り櫛の出退
操作性の簡易化を図るとともに、バリカンヘツド
部の上向き姿勢においての丸刈りカツトをすき刈
り櫛に邪魔されることなく可能にすることを目的
とする。
この種の首振り式電気バリカンは、第1図に示
すごとく本体ケース1に対してバリカンヘツド部
3を首振り可能に枢着し、頭への刃先の当て角度
が適正に調整できるものとなつている。その場合
に、第2図および第3図に示すごとく出退操作可
能なすき刈り櫛14を備えているときは、すき刈
り櫛14の出退操作をバリカンヘツド部3上で行
なうよりも本体ケース1を握る手で操作できるも
のとすれば使い勝手がよくなる筈である。
かかる観点からすれば、すき刈り櫛14はバリ
カンヘツド部3の首振りに伴い自由自在に撓み変
形可能にしてバリカンヘツド部3から本体ケース
1にわたつて配備し、本体ケース1側にすき刈り
櫛14の後端部を位置させて本体ケースを握る手
の指で出退操作できるようにすることが望まれ
る。
しかし、そのままではすき刈り櫛14はバリカ
ンヘツド部3の首振り回動支点である支軸2a,
2bより上方に配置されるため、第4図に示すご
とくバリカンヘツド部3の首振りに伴つてすき刈
り櫛14の中途部が撓み変形すると、すき刈り櫛
14の先端のすき歯14aの移動軌跡R1が、バ
リカンヘツド部3の前端の移動軌跡R2よりも漸
次上方に離れていく円弧状を描くことになり、す
き刈り櫛14の先端のすき歯14aがバリカンヘ
ツド部3の前端から突出する事態が生じる。この
ようにすき歯14aが突出すると該すき歯14a
で可動刃10が覆われるため、丸刈りカツトの使
用が不可能になる。
そこで、本考案は撓み変形可能なすき刈り櫛を
バリカンヘツド部から本体ケースにかけて配備す
ることにより、すき刈り櫛の出退操作性の簡易化
を図る。そのうえで、バリカンヘツド部の上向き
回動に伴いすき刈り櫛が撓み変形して突出移動す
る長さだけ、該すき刈り櫛を後退操作してその突
出長さを補正するための調節手段を備えることに
より、バリカンヘツド部を上向き姿勢にしてもす
き刈り櫛が丸刈りカツトに一切の支障を来さない
ようにしたものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明すると、図
面は本考案に係る電気バリカンを例示しており、
これの本体ケース1は前後方向に長い長箱状で、
これの前端にバリカンヘツド部3が左右の支軸2
a,2bまわりに上下方向に回動自在に取着され
ている。具体的には、バリカンヘツド部3は本体
ケース1の前方に一直線状になる基本姿勢(第3
図)と上向き姿勢(第4図)とに切換え操作可能
である。左右の支軸2a,2bのうち一方の支軸
2aは本体ケース1側に一体成形してあり、他方
の支軸2bは首振りロツクボタンを兼ねていて、
第7図ないし第9図に示すごとく周面に突設の突
起aを介して本体ケース1の軸孔cに回り止め状
に且つ出没自在に嵌合しており、該突起aをバリ
カンヘツド部3側の2位置に設けた凹部bのひと
つに選択的に係合させることにより、バリカンヘ
ツド部3を前述の一直線状になる基本姿勢と上向
き姿勢とにそれぞれ保持する。このさい、支軸2
bの突起aの凹部bへの係合状態はばね21の付
勢力で保持され、この係合状態を解かない限りバ
リカンヘツド部3を首振り操作できない。このば
ね21による係合状態の解除は支軸2bをケース
内部方向に押圧して突起aを凹部bから抜き外す
ことにより行う。第8図はその解除状態を示す。
第2図および第3図において、本体ケース1に
はモータ4を内蔵し、そのモータ軸5に固着の偏
心カム6に偏心ピン7を前向きに突設する。一
方、バリカンヘツド部3の内部には振動子8を装
着し、この振動子8の前端に突設したレバー9を
櫛形の可動刃10を係合し、可動刃10の下に櫛
形の固定刃11をホルダ12を介して装着する。
そして、振動子8の後端面に形成された上下方向
に長い凹溝13に前記偏心ピン7を係合し、モー
タ4の駆動で振動子8を偏心カム6および偏心ピ
ン7を介して左右に往復振動させ、この振動で可
動刃10が固定刃11の上面を左右に往復振動す
るものとなつている。
バリカンヘツド部3の上壁3aの内面側から本
体ケース1の上壁1aの内面側にわたつてすき刈
り櫛14が前後方向にスライド自在に組付けられ
る。このすき刈り櫛14は帯形状の柄体14bの
前端に浅溝15と深溝16とを左右交互に列設し
たすき歯14aを有し、このすき歯14aがバリ
カンヘツド部3の上壁3aの前端と、これより下
方にある可動刃10の刃先との間隙から出退す
る。その柄体14bは、バリカンヘツド部3の首
振りに伴い自由自在に撓み変形できるように、少
なくともその中間部が撓み変形自在に構成されて
いる。
かくして、本考案は、バリカンヘツド部3の上
向き回動に伴いすき刈り櫛14が撓み変形して突
出移動する長さだけ、該すき刈り櫛14を後退操
作してその突出長さを補正するための調節手段を
備え、以てすき刈り櫛14のすき歯14aがバリ
カンヘツド部3の上向き回動に伴に上壁3a前端
から突出することがないようにしたものである。
すなわち、第7図において、すき刈り櫛14の
突出長さ補正調節手段としては、柄体14bの後
端にスライド板17を前後方向に所定ストローク
Sだけスライド自在に結合し、これら柄体14b
とスライド板17間にばね18をかけて常に柄体
14bとスライド板17とを互いに引き寄せてお
く。この柄体14bには平面視において概ねZ形
状のロツク板19を軸20を支点として左右方向
に水平揺動自在に枢着する。そして、該ロツク板
19の軸20より後方に設けた作用部19aがス
ライド板17に設けた切欠部17aに係脱自在に
係合するものとし、該ロツク板19の軸20より
前方に設けた操作部19bがバリカンヘツド部3
の一方の支軸2bに設けた押圧片24の溝24a
に対して前後方向にスライド自在に係合する。ロ
ツク板19と柄体14b間にばね22をかけ、該
ばね22でロツク板19をこれの作用部19aが
切欠部17aに常に係合するよう揺動付勢する。
ロツク板19の作用部19aが切欠部17aに係
合すると、すき刈り櫛14をストロークS一杯に
伸長した状態が保持され、その係合を解くとすき
刈り櫛14の後端14cがスライド板17のスト
ツパー部25に接当して短縮状態がばね18の引
張力で保持される。
本体ケース1の外側面には、第1図および第2
図に示すごとくスイツチ兼用の操作ノブ23が常
態の第1後退位置Aより前方の第1突出位置Bと
第2突出位置Cの2段に、また第1後退位置Aよ
り後方の第2後退位置Dに1段だけスライド自在
に設けられる。この操作ノブ23は継手23aを
有し、該継手23aがスライド板17側の継手1
7bに係合してスライド板17を一体的に移動す
る。操作ノブ23にはロツクばね26およびロツ
ク解除ボタン27が装着されていて、第1後退位
置Aではロツクばね26の突部26aが本体ケー
ス1側に設けたストツパー部28に接当係合して
これより後方に移動できない。第1後退位置Aよ
り第2後退位置Dに後退させるには、第6図に示
す如くロツク解除ボタン27を押圧操作してロツ
クばね26を弾性変形させて突部26aをストツ
パー部28から外さねばならない。
いま、第2図および第3図に示すごとくバリカ
ンヘツド部3が本体ケース1に対して真つ直ぐな
姿勢にあり、かつロツク板19の作用部19aが
スライド板17の切欠部17aに係合していると
きは、すき歯14aがバリカンヘツド部3の上壁
3aと可動刃10の刃先との間に間隙内に退入し
ていて丸刈りカツトを可能にしている。
この状態から、操作ノブ23を第1突出位置B
にスライドさせると、すき刈り櫛14が前方に移
動してすき歯14aが上壁3aの前方に突出し、
その浅溝15と深溝16の両方が固定刃11の刃
先とラツプするため、浅溝15と深溝16の両方
に導入する毛がすき刈りされる。更に操作ノブ2
3を第2突出位置Cにまでスライドさせると、す
き刈り櫛14が更に前方に移動して浅溝15が固
定刃11の刃先より更に前方に突出し、深溝16
のみが固定刃11の刃先とラツプする。この突出
状態では深溝16に導入する毛のみがすき刈りさ
れる。
なお操作ノブ23を常態の第1後退位置Aに戻
すと、すき刈り櫛14が本来の後退位置に戻つて
すき歯14aがバリカンヘツド部3の内部に退入
する。
バリカンヘツド部3が本体ケース1に対して真
つ直ぐな常態にあり、かつロツク板19の作用部
19aがスライド板17の切欠部17aに係合し
ている状態から、第5図および第8図に示す如く
支軸2bを押圧操作すると、その突起aが凹部b
から外れるためバリカンヘツド部3が回動可能に
なる。また、支軸2bの押圧操作と同時に、該支
軸2bの押圧片24によりロツク板19が操作部
19bに押されて軸20を支点に揺動し、作用部
19aが切欠部17aから外れ、これですき刈り
櫛14はばね18の力により後端部14cがスラ
イド板17のストツパー部25に当たるまで後退
する。この後退ですき歯14aがバリカンヘツド
部3の上壁3aと可動刃10の刃先間の間隙内の
本来の後退位置より更に後方に退入する。従つて
バリカンヘツド部3を支軸2a,2aまわりに上
方向へ所定角度だけ回動して、バリカンヘツド部
3の上壁3aの後端3bですき刈り櫛14の柄体
14bの中間近傍部に撓み変形させてもすき歯1
4aがバリカンヘツド部3の上壁3aから前方に
突出することがなくなり、バリカンヘツド部3を
上向き姿勢にした場合もすき歯14aに邪魔され
ることなく丸刈りカツトができる。因に、バリカ
ンヘツド部3の上向き姿勢の状態ですき刈りをす
る場合は、バリカンヘツド部3が一直線状態にあ
るときに行うと同様の要領で操作ノブ23をスラ
イド操作してすき刈り櫛14を突出させることに
より行えばよい。
すき刈り櫛14を第5図に示す短縮後退状態よ
り元の伸長後退状態に戻す場合は、まず第6図に
示す如く操作ノブ23のロツクボタン27を押し
てロツクばね26の本体ケース1との係合を解い
たうえで操作ノブ23を第2後退位置Dに後退操
作し、該ノブ23と一体のスライド板17のみを
後退させて切欠部17aにロツク板19の作用部
19aを係合させると、後退移動が接当規制され
たすき刈り櫛14がスライド板17とストローク
Sだけ離れた伸長状態に戻る。次いで、操作ノブ
23を常態の第1後退位置Aに戻すと、スライド
板17およびすき刈り櫛14が前方に押されてす
き歯14aがバリカンヘツド部3の上壁3aと可
動刃10間の間隙内の本来の退入位置に戻る。
上記実施例によれば、支軸2bを押圧操作しな
い限りバリカンヘツド部3を上向きに回動操作す
ることができず、支軸2bを押圧すると同時にバ
リカンヘツド部3を上向き回動させることができ
るとともに、スライド板17およびロツク板19
を介してすき刈り櫛14を自動的に本来の後退位
置より更に後退させることができて使い勝手が非
常に良くなる。しかし、本考案はこれに限定され
るものではない。例えば、すき刈り櫛14は第1
突出位置(すき多目位置)と第2突出位置(すき
少な目置)の2段階に突出操作可能とするに代え
て、第1突出位置又は第2突出位置の1段のみで
あつてもよい。
以上説明したように、この考案によれば、可動
刃10および固定刃11を備えたバリカンヘツド
部3が本体ケース1に対し支軸2a,2bまわり
に回動自在に取着され、バリカンヘツド部3から
本体ケース1にかけて撓み変形可能なすき刈り櫛
14が前後方向に移動可能に配備され、本体ケー
ス1に、すき刈り櫛14をこれの先端のすき歯1
4aがバリカンヘツド部3の前端から突出する姿
勢と退入する姿勢とに切り換わるように操作する
ための操作ノブ23が装着され、バリカンヘツド
部3の上向き回動に伴いすき刈り櫛14が撓み変
形して突出移動する長さだけ、該すき刈り櫛14
を後退操作してその突出長さを補正するための調
節手段を備えている。したがつて、バリカンヘツ
ド部3を上向き姿勢に回動させてもすき刈り櫛1
4のすき歯14aがバリカンヘツド部3から前方
に突出する問題を解消できるため、バリカンヘツ
ド部3を上向き姿勢に回動させた状態の下でもす
き刈り櫛14のすき歯14bに邪魔されることな
く丸刈りカツトを行なえる。更に、すき刈り櫛1
4はバリカンヘツド部3から本体ケース1にかけ
て配備してあるから、本体ケース1を握る手で出
退操作が行なえて使い勝手も良い利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気バリカンを例示する
外観斜視図、第2図は横断平面図、第3図は縦断
側面図、第4図はバリカンヘツド部が上向き姿勢
にある状態での縦断側面図、第5図はすき刈り櫛
の第2後退動作図、第6図はすき刈り櫛の第2後
退状態より第1後退状態に戻す過程を示す縦断側
面図、第7図はすき刈り櫛、スライド板、ロツク
板および支軸の斜視図、第8図は支軸部分の断面
図、第9図は支軸とバリカンヘツド部の係合状態
を示す断面図である。 1……本体ケース、2……支軸、3……バリカ
ンヘツド部、10……可動刃、11……固定刃、
14……すき刈り櫛、14a……すき歯、17…
…スライド板、19……ロツク板、23……操作
ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1に、可動刃10および固定刃11
    を備えたバリカンヘツド部3が本体ケース1に対
    し略一直線状になる姿勢と上向きになる姿勢とに
    わたつて支軸2a,2bまわりに回動自在に取着
    され、バリカンヘツド部3から本体ケース1にか
    けて撓み変形可能なすき刈り櫛14が前後方向に
    移動可能に配備され、本体ケース1側に、すき刈
    り櫛14をこれの先端のすき歯14aがバリカン
    ヘツド部3の前端から突出する姿勢と退入する姿
    勢とに切り換わるように操作するための操作ノブ
    23が装着され、かつバリカンヘツド部3の上向
    き回動に伴いすき刈り櫛14が撓み変形して突出
    移動する長さだけ、該すき刈り櫛14を後退操作
    してその突出長さを補正するための調節手段を備
    えていることを特徴とする首振り式電気バリカ
    ン。
JP17418983U 1983-11-09 1983-11-09 首振り式電気バリカン Granted JPS6080771U (ja)

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JPS6080771U JPS6080771U (ja) 1985-06-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4678035B2 (ja) * 2008-03-25 2011-04-27 パナソニック電工株式会社 ヘアカッタ

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