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JPH01265021A - 薬理学的活性物質を含有する組成物を動物組織に制御放出および供給するための物品 - Google Patents

薬理学的活性物質を含有する組成物を動物組織に制御放出および供給するための物品

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Publication number
JPH01265021A
JPH01265021A JP63274350A JP27435088A JPH01265021A JP H01265021 A JPH01265021 A JP H01265021A JP 63274350 A JP63274350 A JP 63274350A JP 27435088 A JP27435088 A JP 27435088A JP H01265021 A JPH01265021 A JP H01265021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dermatitis
substance
pharmacologically active
article
active substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP63274350A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas J Franz
トマス・ジェイ・フランツ
Kishore R Shah
キッショア・アール・シャー
Agis Kydonieus
アギス・エフ・キドニアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HERCON LAB CORP
Original Assignee
HERCON LAB CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HERCON LAB CORP filed Critical HERCON LAB CORP
Publication of JPH01265021A publication Critical patent/JPH01265021A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薬理学的活性物質を、経皮的にまた移植〈例え
ば皮下移植)により適用するための物品に関するもので
ある。
更に特に本発明は少くとも1種の薬理学的活性物に、1
種以上の賦形剤および/または1種以上の促進剤を加え
るかまたは加えることなくして構成され、少くとも1種
の薬理学的活性物質がアレルギー性または非アレルギー
性の接触性皮膚炎の発生の原因因子である組成物を動物
に組織(表皮組織を含むがこれのみに制限されない)に
制御した放出および供給をする物品に関するものである
現在、動物の皮膚および粘膜に種々の薬理学的活性物ま
たは薬剤を、制御した放出方法で、供給するため比較的
強力な努力が払われている。制御された経皮放出デイバ
イスから適用されるように記載されている種々の薬剤の
中には皮膚上に存在する炎症状態を治療するために適用
される抗炎症剤がある。
即ち、例えばケミカル・アブストラクッ、 vol。
106、 No、 125909sに要約されており、
1986年12月11日公開された特開昭60−122
.291号公報には、軟質感圧接着剤層を有する抗炎症
および鎮痛剤経皮テープにおける活性成分としてジクロ
フェナック(diclofenac)す)IJウムを含
む経皮テープが開示されている。上記要約中には、ジク
ロフェナック・ナトリウムはクエン酸の如き有機酸が存
在するここのテープから皮膚により容易に吸収されるこ
とが記載されている。
南アフリカ国特許第8410−058号および1985
年6月24日公開された西独国特許出願公開第3347
278八号には、活性物質、好ましくは抗炎症剤をジエ
ン系ゴムから成るエラストマー混合物中に含む長い経皮
放出組成物が開示されている。更に、南アフリカ国特許
第8410−059号および1984年12月27日公
開された西独国特許出願公開第3347277号には、
活性物質、好ましくは抗炎症剤を非晶質オレフィン系共
重合体から成るエラストマー混合物中に含む長い経皮放
出組成物が開示されている。
また抗炎症剤は皮膚または粘膜に他の手段、例えば局所
膏薬、クリーム、およびローション等により塗布し得る
ことは知られている。例えば「コンパウンダ・アンド・
メソッド・ファ・ザ・トビカル・トリートメント・オン
・インドメタシン・アンド・ペイン」と題するPCT 
vF許87102891号には抗炎症剤の組合せが開示
され、特にサリチル酸メチルと成る種の非ステロイド抗
炎症剤(NSA10’ S)を哺乳動物に局所適用され
ているN5AIDの抗炎症および鎮痛作用およびサリチ
ル酸メチルの反対刺激作用を兼ねる応答を誘導すること
ができる。この方法で使用することができる代表的N5
AID ’Sはアスピリン(アセチルサリチル酸)、イ
ブプロフェンおよびインドメタシンである。N5AID
−サリチル酸メチルエステルを医薬組成物の形態、例え
ば膏薬、ゲノベローションまたはクリーム等の形態で投
与することができる。
1987年7月7日発行されたカナダ国特許第1,22
3.818号および1987年7月7日発行された第1
,223.819号には、薬理学的活性物質の皮膚への
浸透を促進するためそれぞれN−(2−ヒドロキシエチ
ル)〜 ピロリドンおよび11−ドデシル−アザシクロ
へブタン−2−オンの形態で促進成分を含む浸透性局所
医薬組成物が開示されている。カナダ国特許に開示され
ている多くの異なる薬理学的活性物質の中で非ステロイ
ド抗炎症剤、例えばサリチル酸、アセチルサリチル酸、
サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、サリチルア
ミド、ベンジル−2,5−ジアセトキシ安息香酸、イブ
プロフェン、フルインタツク、ナプロキセン、ケト−プ
ロフェン、エトフェナメート、フェニルブタシン、イン
ドメタシン、ピロキシカムおよびこれ等の混合物;ステ
ロイド抗炎症剤および特にコルチコステロイド、例えば
、トリアンジノロン アセトニド、ヒドロコルティシン
 アセテート、ベータメタシン バレレート、フルオシ
ノイド アセトニド、フルパメゾンおよびフルオシノニ
ドを挙げることができる。フルオシノニドを局所組成物
、例えばりIJ−ム中に使用した場合には、一般に0.
01〜0.1重量%の分量で使用されてきた。カナダ国
特許に開示された発明におけるフルオシノニドの慣用の
薬量は0.05%であることが開示されている。
ボネイ等の「アルズネイムーホーシュ(Arzneim
−Forsch) J 、 35 (4)第715〜7
20頁(ケミカル・アブストラクツ、 VOL、 10
3 、  No、81418hに要約されている)には
全身活性および胃の副作用のない局所抗炎症および鎮痛
化合物として2−(3−(1,1−ジメチルエチル)−
5−メトキシ フェニル−オキサゾロ(4,5−b) 
 ピリジンを使用することが開示されている。この化合
物はモルモットの皮膚で紫外線誘導赤斑を防止するのに
インドメタシンと同様に有効であることが示されており
、更にこの化合物はラットのフットパフ)に局所的に適
用する場合に有効な鎮痛剤であることが示されている。
更にこの化合物はシクロオキシゲナーゼ抑制剤であり、
プロスタグランジンE2合成の抑制剤であるが、ロイコ
トリエンC4合成の抑制剤ではないことが示されている
ツカダ等はアルズネイムーホーシュ、 2B(3)、第
428〜438頁にはオセピナオ−(6,11−ジヒド
ロ−11−オキソジベンズ(b、 e)オキセピン−3
−酢酸の抗炎症、鎮痛、下熱および他の薬理作用並びに
これ等の作用をインドメタシンの如き非ステロイド抗炎
症剤として比較して示されている。
また多くの薬剤が、例えば経皮薬剤供給系に使用された
場合皮膚を刺激することが知られている。
かかる刺激により、表皮および皮膚の炎症をおこし、こ
の炎症は貼剤を除去した後も持続され、患者に症候をも
たらす場合がある接触性皮膚炎を起こすとか知られてい
る薬理学的活性物質は、例えば(a)  グアノ7 y
 ’y y ; (b)RO22−1327、また(5
2、13B、 15R,16R)−16−フルオロ−1
5−ヒドロキシ−9−オキサブロスター−5−ジエン酸
; (c) フルフェナジン;および(d)  クロニ
ジンである。今日まで、皮膚炎を起す種々の薬理学的活
性物質を適用することにより生じた接触刺激および接触
性のアレルギー性皮膚炎が回避された経皮デバイスは全
く無かった。
本発明の目的は、少くとも1種の薬理学的活性物質に、
1種以上の賦形剤および/または1種以上の促進剤を加
えるかまたは加えることなくして構成され、少くとも1
種の薬理学的活性物質がアレルギー性または非アレルギ
ー性接触性皮膚炎の発生の原因因子である組成物を動物
の組織(表皮組織を含むがこれのみに制限されない)に
制御した放出および供給をするための、アレルギー性若
しくは非アレルギー性の接触性皮膚炎を引き起こさずま
た薬理学的活性物質により治療する組織の皮下炎症を引
き起こさない物品を提供することにある。
概略、本発明の物品は、非アレルギー性またはアレルギ
ー性の接触性皮膚炎の発生の原因因子である薬理学的活
性物質と接触性皮膚炎の起きるのを回避または防止する
抗皮膚炎性物質の組み合せを包含する。本発明において
使用する皮膚炎性物質は、(a)  コルチコステロ・
fド;(b)アラキドン酸生物学的転換に対抗する化学
物X ; (c)  アラキドン酸カスケードの抑制物
質;(d)遊離基スキャベンジャ−物質;(e)ビタミ
ンE ; (f)  ノルジヒドログアヤレット酸;軸
)ビタミンD;および(e)ロイコトリエン 受容体ア
ンタゴニストから成る群から選ばれた1種または2種以
上の組合せとすることができる。
本発明の物品は薬理学的活性物質用リザーバが固体重合
体である経皮制御放出系の形態であるか、または薬理学
的活性物質を例えばゲルから微孔質膜を通して処置する
組織に供給する経皮供給デイバイス、或いは制御放出物
品はデイスペンサから通路を経て浸透に有効な溶質を使
用する感熱組成物中に含まれる薬理的活性物質を供給す
るためのディスペサとすることができる。
経皮薬剤供給と関連する皮膚の刺激を回避するためコル
チコステロイドを使用することに関する本発明のこの観
点に関して、コルチコステロイドはその抗炎症活性のた
め使用される薬剤の1種である。本発明の1つの観点は
コルチコステロイドと経皮貼剤からの他の薬剤の同時適
用に関する。
適当に有効なコルチコステロイドを一定のまたは十分な
役割で同時適用することにより、供給される他の薬剤に
より通常起こる炎症応答が抑制される。温和に刺激する
「他の」薬剤だけが高効力のコルチコステロイドの使用
を必要とする。貼付からのコルチコステロイドと「他の
」の薬剤の同時適用は、絶対的のもので、これは抗炎症
活性が刺激性の「他の薬剤」の一定のまたは持続する供
給速度を埋め合わせるに十分なまたは一定の水準で維持
する必要があるからである。「刺激性の他の薬剤」は皮
膚炎の指示症候以外の指示症候に適用されるが、他の指
示症候を処置した結果としてアレルギー性または非アレ
ルギー性接触性皮膚炎を起こす薬剤である。
本発明の実施に有用なコルチコステロイドの例は、ここ
に参考の為記載するカナダ国特許第1,223.819
号の第18及び19頁に記載されており、α−メチルデ
キサメタシン、β−メチル−β−メタシン、ベクロメタ
ゾン ジプロピオネート、β−メタシン ベンゾエート
、β−メタソン ジプロピオネート、β−メタシン バ
レレート、クロベタゾール バレレート、デソニド、デ
ツキジメタシン、デキサメクゾン、ジフロザゾン ジア
セテート、ジフルオロコルトロン バレレート、フルア
ドレノロン、フルクロロロン アセトニド、フルメタシ
ン ビバレート、フルペロロン アセトニド、フルオシ
ノニド、フルコルチン ブチルエステル・フルコルトロ
ン、フルプレドニゾン(フルプレドニソロン)アセテー
ト、フルアドレノロン、ハルジノニド、ヒドロコルチゾ
ン アセテート、ヒドロコルチゾン ブチレート、メチ
ル プレドニソロン、ドリアムシ ノロン アセトニド
、コルチゾン、コルトドキソン、フルセトニド、フルド
ロコルチゾン、ジフルオロシン ジアセテート、フルラ
ドレノロン アセトニド、メトレイシン、アムシナフエ
)ベアムシナフィド、β−メタシン及びそのエステル、
クロロプレドニゾン、クロコルテロン、クレスシノロン
、ジクロリシン、ジプロピオネート、フルクロロニド、
フルニソリド、フルオロメタロン、フルペロロン、フル
プレドニソロン、ヒドロコルチゾン メプレドニソン、
バラメタシン、プレドニソロン、プレドニソン ヒドロ
キシルトリアムシノロンおよびベクロメタゾン ジプロ
ピオネートが含まれるが、これ等のみに限定されない。
本発明の実施に当たって、特に例えばゲルの例または重
合体の例において、経皮結材と一緒に使用する場合有用
なコルチコステロイドの看は動物の組織にコルチコステ
ロイドを供給するのに用いる層の重量の約0.5〜約5
重量%、例えば1〜3重■%である。一般に使用される
コルチコステロイドの分量はしばしばコルチコステロイ
ドの利点を得るのに期待されるより大である。即ち例え
ばフルオシノニドを使用する場合には一般にその分量は
1.0〜5%とすべきであるが、フルオシノニドは普通
局部的調剤に0.01〜0.1%の分量で使用する。
例えば経皮供給に関連する接触性皮膚炎を防止するため
のアラキドン酸カスケイドの抑制剤を使用することに関
する本発明の観点に関して、アラキドン酸カスケイドの
生成物が炎症が顕著な部分である若干の皮膚病において
病理整理学検知から重要である。本発明者等は更にプロ
セスにおいて重要な酵素(例えばホスホリパーゼA2.
5− リポキシゲナーゼ、12−リポキシゲナーゼ又は
シクロ−オキシ−ゲナーゼ)を抑制するか、または示端
器応答(例えば受容体アンタゴニスト)を妨害する薬剤
は炎症皮膚病の治療に有効であることを決定した。
本発明を用いる結果として、アラキドン酸カスケードの
1種以上の選択抑制剤の同時適用を介して刺激またはア
レルギー性の接触性皮膚炎の発生を防止することが可能
である。接触性皮膚炎の可能性を回避することにより経
皮適用に適当でないと考えられた成る種の薬剤は、この
逆の反応のために、使用し得るようになった。
例えは若干の薬剤の経皮供給に関連する刺激および/ま
たは感作を排除するかまたは最小にするため遊離基スキ
ャベンジャ−の使用に関する本発明のこの点に関して、
刺激の機構は表皮および全皮膚におけるアラキドン酸変
換の生成物により生ずる皮膚の炎症反応を含むことが認
められる。アラキドン酸は物理的、化学的のまたはホル
モンの刺激の結果として放出される。炎症反応に対して
応答し得るアラキドン酸のその代謝生成物(ロイコトリ
エン、12−ヒドロキシエイコサテトラエン酸およびプ
ロスタグランジン)への変換は酵素(リポキシゲナーゼ
およびシクロ−オキシゲナーゼ)触媒した遊離基酸化プ
ロセスである。
このようにして本発明の一つの観点は皮膚の感作または
刺激をおこすことが知られている薬剤に対し例えば経皮
貼剤の組成物に1種以上の遊離スキャベンジャ−を混入
することに関する。貼剤を皮膚へ適用すると、遊離基ス
キャベンジャ−は、拡散プロセスにより薬剤と一緒に皮
膚に供給される。アラキドン酸の炎症代謝物への遊離基
化学転換は、皮膚における遊離スキャベンジャ−の存在
により全(回避されるか又は効果的に最小となる。
本発明を実施する際用いられる若干の遊離基スキャベン
ジャ−には、ヒンダード フェノール、例えば2.6−
ジターシャリ−ブチル−パラ−クレゾール(BHT) 
、p−ターシャリープチル力テコーノベヒドロキノン、
ベンゾキノンおよびN、  N−ジエチルヒドロキシア
ミンが含まれる。
刺激および感作、例えば「他の」薬剤の経皮的供給と関
連する感作を防止するためにコルチコステロイドとアラ
キドン酸カスケード抑制剤とを併用することに関する本
発明の面に関して、刺激作用またはアレルギー作用を有
する多くの薬剤の経皮デイバイスにおいて、皮膚に被着
させる結果として接触皮膚炎が生じることが分かった。
これらの反応の発生および発現はいずれも複雑であり、
多くの細胞反応および生化学反応ならびにメデイエータ
を包含しているので、これらの逆反応を阻止するには1
種より多くの抗皮膚炎物質を使用する必要がある。
本発明においては、異なる作用機構を有し、炎症のカス
ケードにおける種々の階段、例えば、膜の安定化および
リポキシゲナーゼ抑制、または受容体妨害に影響を及ぼ
す抗皮膚炎物質を使用するのか適切であることを見い出
した。従って、コルチコステロイド(上述のような)と
1種または2種以上のアラキドン酸カスケード抑制剤と
の組合わせは、刺激性の「他の」薬剤を含有している経
皮デバイス中に組み入れた場合には、刺激性あるいは感
作性の他の薬剤によって生じる逆反応を阻止する。2種
または3種以上の抗皮膚炎物質を貼剤からの刺激性ある
いは他の感作性の「他の」薬剤と共に同時に投与するこ
とが望ましいことが多い。この理由は抗炎症活性は刺激
性の「他の」薬剤の持続した一定の供給速度を相殺する
のに十分なレベルまたは一定のレベルに維持する必要が
あるからである。
本発明においては、アラキドン酸と同様に生物学的に転
換することができるアラキドン酸に類似している物質は
アラキドン酸の生物学的転換と競合するので、−層少な
い量のアラキドン酸がロイコ) IJエンおよび4個の
二重結合を有するプロスタグランジンのような刺激性の
生成物に転換することを見い出した。さらに、本発明に
おいては、アラキドン酸に類似している性質を有する化
学物質の生物学的転換生成物は、二重結合の数が異なっ
ているかあるいは三重結合が存在しているために、東り
磁性ではない。このような化学物質としてはエイコサテ
トラエン酸、エイコサペンクエン酸およびジホモリルン
酸がある。本発明においては、上述の三種の化学物質と
して類似の化学構造を有する他の化学物質も有用である
ことを見い出した。例えば、刺激を生ずる薬剤と同一の
貼剤からこれらの化学物質を供給することができるか、
あるいはこれらの化学物質を比較的多量に経口投与する
ことができるか、あるいはこれらを組み合わせることが
できる。アラキドン酸の生物学的転化と競合する上述の
化学物質は、抗酸化剤、ステロイド、受容体アンタゴニ
ストのようなアラキドン酸生物学的転換カスケードの諸
段階を抑制する化学物質と共に有用であることが分かっ
た。
さらに、本発明においては、皮膚に被着した特定の薬剤
によって生じる刺激および感作は、例えば刺激を生じる
薬剤を含有しこれを経皮的に供給する貼剤中の後述の成
分による予備処理および/またはこのような成分の添加
によって最小になるかあるいは消滅する。単独または組
み合わせて適用されるこれらの成分としてはビタミンD
1ノルジヒドログアイアレスチン酸および/またはビタ
ミンEがある。
図面を参照して本発明を説明する際に記載する例から分
るように、皮膚炎を起す薬理学的活性物質によって動物
組織を処理する結果として非アレルギー性またはアレル
ギー性の接触皮膚炎を実質的に抑制または消滅する抗皮
膚炎物質は、薬理学的活性物質を含有する物品と同一の
物品から加えられ、実際にこのような薬理学的活性物質
と混合することができる。従って、例えば、薬理学的活
性物質を含有する同一の薬剤リザーバ(reservo
ir )から適用することができる。あるいは、抗皮膚
炎物質は薬理学的活性物質を含有するリザーバとは別個
のリザーバから適用することができる。
本発明は特に非アレルギー性またはアレルギー性の接触
皮膚炎を発生する原因となる因子である1種または2種
以上の薬理学的活性物質を動物組織、好ましくは動物の
表皮組織に対して制御された放出および供給を行うため
の物品を提供する。
このような物品は: (a)  重合体層(例えば、ポリ塩化ビニル−ポリ酢
酸ビニル層): (b)  少なくとも1種が非アレルギー性またはアレ
ルギー性の接触皮膚炎を発生する原因となる因子であり
、それぞれが前記重合体と化学的に融和性であって、前
記重合体と緊密に混合されている1種または2種以上の
薬理学的活性物質;および (c)1種または2種以上の前記薬理学的活性物質と化
学的に融和性である少なくとも1種の抗皮膚炎物質 を具える。
抗皮膚炎物質は、薬理学的活性物質またはその賦形剤ま
たはその増強剤の化学構造とは異なる構造を有する。重
合体層の表面が1種または2種以上の薬理学的活性物質
で処理される動物の表皮組織と接触している場合には、
1種または2種以上の薬理学的活性物質は動物の表皮組
織中に吸収され、表皮組織を通り、次いで動物の循環系
に入る。
1種または2種以上の薬理学的活性物質は、有効量のこ
の物質が指示された時間において動物中に吸収されるよ
うな濃度で、重合体層中に存在している。通常、1種ま
たは2種以上の薬理学的活性物質によって生じることの
ある非アレルギー性またはアレルギー性の接触皮膚炎は
上述の指示された時間中またはその後に起こる。しかし
、本発明においては、抗皮膚炎物質は指定された時間中
またはその後に非アレルギー性またはアレルギー性の接
触皮膚炎が発生するのを防止または最小にするような濃
度で物品中に存在する。
皮膚への薬剤の浸透を改善するのに使用されることの多
い増強剤はそれ自体が接触皮膚炎の原因であることが多
い。このような刺激性増強剤を使用する場合には、本発
明は、本発明に使用される抗皮膚炎物質が増強剤に対し
ても有効であるという追加の利点を有する。本発明の抗
皮膚炎物質が有効である刺激性増強剤の例はオレイン酸
、オレイルアルコール、リノール酸、プロピレングリコ
−ル、ヘキンレングリコール、ラウリルアミドプロピル
ベタイン例えばミラノール・ケミカル(!、l1ran
ol Chemical)  社からミラティン(!、
(irataine)BBという商品名で市販されてい
るもの、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、デシルメチルスルホキシド、
N−メチルピロリドン、エタノール、イソプロピルアル
コールおよびt−ブタノールである。
本発明を実施する際に有用な抗皮膚炎物質は次の刊行物
に開示されている経皮デバイスの1種または2種以上の
成分中に使用することができる。
前記刊行物はカナダ国特許第930.668号、米国特
許第3.921.636号(1975年11月25日)
、欧州特許出願(1985年12月13日)、米国特許
第4.661.105号(1987年4月28日)、米
国特許第4.681.584号(1987年7月21日
)、および米国特許第4.684.524号(1987
年8月4日)である。
経皮デバイス中に使用されることの多い賦形剤はそれ自
体が接触皮膚炎の原因であることが多い。
接触皮膚炎またはアレルギー性皮膚炎の原因となる物質
であり、本発明の抗皮膚炎物質が有用な作用を示す賦形
剤の例としては次のものがある:可塑剤、例えば、フク
ル酸ジオクチルおよびアジピン酸シアミル;薬剤放出制
御剤、例えば、ポリカプロラクトンおよびセル「コース
アセトブチレート;組成物の安定性および分散性を増大
する熱揺変性活性組成物、例えばソルビタンモノステア
レートおよびポリソルベート80(ポリオキシエチレン
(20)ソルビタンモノオレエート)のような非・イオ
ン界面活性剤を包含する界面活性剤;2,6−ジし一ブ
チル=p〜クレゾール、没食子酸プロピルおよび6−ニ
トキシー1,2− ジヒドロ−2,2,4−)リメチル
ーキノリンを含有する劣化を防止するだめの抗酸化剤;
防腐剤、例えばチメロサーノベベンジルアルコーノペベ
ンズアルコニウムクロリド;抗酸化剤、例えば、ペンゾ
イルベルオキンド、メク亜硫酸水素ナトリウム、没食子
酸プロピル;界面活性剤、例えば、ラウリル硫酸ナトリ
ウムのような陰イオン界面活性剤、アルキル) IJメ
チルアンモニウムクロリドのような陽イオン界面活性剤
、およびポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオ
レエートのような非イオン界面活性剤;および表皮剥離
剤、例えば、サルチル酸、乳酸、尿素。
以下、本発明を図面参照して例により説明する。
第1図を参照して、デイバイス1は固体プラスチゾル単
分子層2を有し、この単分子層2は上述の薬理学的活性
物質、樹脂可塑剤および抗皮膚炎剤から成るかまたは含
む。
層2の組成は約20〜約70重屯%のビニル樹脂、約2
0〜約70重量%の可塑剤組成物、約0.5〜約35重
量%の薬理的活性物質から成り、残部は皮膚への浸透を
増強するような物質、例えば次式で表されるアゾン(A
2ONE @) (商標名)とすることができ、この物
質は可塑性および薬理学的活性物質の経皮的浸透を増強
する物質の双方として作用する。
かかる薬理学的活性物質は、クロニジン、  <51.
13ε。
15R,16R)−16−フルオロ−15−ヒドロキシ
−9−オンプロスタ(osoprosta) −5−ジ
エン酸と称されるRO22−1327゜グアンフェシン
ヒド口りロリド、グアンファシン。
フルフェナジン、トリフルオロペラジンおよびチモロー
ルを含む。
本発明の物品は経皮的デイバイスを含むが、これに限定
されず、例えば融解状態のポリ塩化ビニルプラスゾル層
および薬理学的活性物質のリザーバと称することができ
る融解層に均一に分散した薬理学的活性物質を含む。ま
た本発明の物品はゲル状態のポリ塩化ビニルを含み、薬
理学的層はゲル層に均一に分散している。
ゲル化したビニル層を乳化する場合、添加剤を形成する
有機不揮発性ゲルをゲルを形成するに十分な量で添加す
る。添加剤形成性ゲルは、例えばパルミチン酸イソプロ
ピル、 ミリスチン酸イソプロピル。
鉱油、シリコーン油、大豆油等とすることができ、層の
総重量を基準にして5〜30重量%の量で存在させるこ
とができる。
抗皮膚炎剤は薬理学的活性物質と混合することができる
かまたは抗皮膚炎剤は薬理学的活性物質から分離した層
に存在させることができる。ポリ塩化ビニルを用いる場
合、ポリ塩化ビニルリザーバはポリ塩化ビニル樹脂およ
び樹脂用の第1可塑剤から製造することができる。
ポリ塩化ビニルを用いる場合、本発明を実施するのに用
いるポリ塩化ビニル樹脂は、この分野で知られており市
場で入手し得る任意のものとすることができる。本発明
を実施するのに用いる好ましい等級のポリ塩化ビニル樹
脂は、PvCプラスチゾルを製造するのに特に使用され
るもの、即ちよく知られている乳化重合法により製造さ
れるPVC樹脂であり、この樹脂は0.05〜20ミク
ロン、例えば1〜20ミクロン、1〜5ミクロン、また
は0.05〜1ミクロンの粒子寸法の硬質球体であり、
任意の大きな範囲で可塑剤を吸収する能力を有しないも
のである。その代わり、可塑剤は室温で樹脂粒子を湿潤
させ、その際樹脂に極めて緩徐に浸透し溶媒和する。
可塑剤と混合した場合のこれらPv口樹脂、例えば30
%の第1可塑剤と70%のPvC樹脂との混合物により
、例えば次いで約121.1 ℃く約250°F)の温
度で約30分間融解して固体重合体層を供給することが
できるプラスチゾルとして知られている流動性液体を得
る。また、本発明に用いるPvC樹脂は、懸濁または塊
状重合により製造されカレンダー仕上または押出し処理
に使用され直径が約50〜200ミクロン、例えば10
0〜150  ミクロンでありスポンジ状の一般用Pv
C樹脂とすることができる。即ち、一般用(封脂はS’
Mの可塑剤を吸収して、50%DOPおよび50%Pv
C樹脂でさえ非流動性の固体物質を生じる。本発明に用
いるPvC樹脂の分子量ハ80,000〜250,00
0、例工ば123.000の重量平均分子量であるのが
好ましい。
適当なポリ塩化ビニル樹脂としては、約96%の塩化ビ
ニル単量体単位および約4%の酢酸ビニル単量体単位を
含有し、オクシデンタルケミカル社(Occident
alChem i ca lco、 )によりEPC6
338の名称で販売されている(耐脂がある。即ち、ポ
リ塩化ビニル樹脂は、好ましくは少なくとも90重量%
の塩化ビニル単量体単位、例えば塩化ビニルと酢酸ビニ
ルに基づく共重合体を含有する共重合体とすることがで
きる。
一般に、ポリ塩化ビニル樹脂は、ビニルプラスチゾル組
成物の総重量を基準にして20〜75重量%、好ましく
は20〜70重量%の量で層に存在させる。
本発明に用いることができる第1可塑剤は、フタル酸ジ
オクチル(DOP)、フタル酸ベンジルブチル、マレイ
ン酸トリー2−エチルヘキシル、アジピン酸ジオクチル
、エポキシ化大豆油、アジピン酸とプロピレングリコー
ルの如き単量体との重合体でありウィットコケミカル社
(Witco Chemical Corp、)からド
ラペックス(Drapex) 334Fの名称で入手し
得るアジピン酸塩重合体可塑剤または生理学に許容され
得るPvc用の任意他の第1可塑剤とすることができる
可塑剤として作用し得るアジピン酸ポリエスル。
グルタル酸ポリエステルおよびセバシン酸ポリエステル
の他の例としては、シー・ピー・ホール社(c、 p。
Hal1社)、イリノイ州60638 シカゴサウスセ
ントラルアヘニュー7300により製造されているアジ
ピン酸ポリスチルP−644; グルタル酸ポリエステ
ルP−530。
グルタル酸ポリエステルP−540、グルタル酸ポリエ
ステノ叶−550; グルタル酸ポリエステノ叶−70
35;グルタル酸ポリエステルP−7035M  ;グ
ルタル酸ポリエステルP−7046;  グルタル酸ポ
リエステルP−7092。
およびグルタル酸ポリエステルP−1070がある。他
の好ましい可塑剤には、アジピン酸塩可塑剤として知ら
れているもの、例えばヌオデックス社のシエレツクスデ
ィビジョン(Sherex Division of 
Nuodex Inc、)により製造されている高分子
遺(Mill = 8000)アジピン酸塩可塑剤、A
 D M E X■760があり、この可塑剤は第12
図に示した赤外吸収スペクトルを有する。−役に、(i
H,4−テレフタル酸および/または1,2−フタル酸
と(ii)エチレングリコールまたは1,3−プロピレ
ングリコールとのポリエステルであり、4000〜10
、000の範囲の分子量を有するポリスチル可塑剤が好
ましい。
第1,5および6図に示したようなデイバイスから経皮
的に供給せんとする薬理学的活性物質用の皮膚浸透増強
剤として作用する他の好ましい可塑剤は、ネルソンリサ
ーチアンドデベロンプメント社(NelsonRese
arch and Development Co、)
 により製造されておりAZONε■とて知られている
化合物である。
既知可塑剤の混合物を使用することができる。
「第1可塑剤」と称するは、単独で使用して可塑化を行
いPvCと高濃度例えば100部につき150部で相溶
し得る可塑剤をいうものとする。第1可塑剤は、PvC
との限定された相溶性のために単独で使用することがで
きない「第2可塑剤」と対照的なものである。キルクー
オスマーエンサイクロペディアインケミカルテクノロジ
ー(Kirk −Othmer Encycloped
iaof Chemical Technology)
、第23巻、第3版、特に第913〜914頁参照。参
考のため、第1可塑剤と第2可塑剤との議論を記載する
一般に、第1可塑剤はビニルプラスチゾル層の総重量を
基準にして20〜80重量%、好ましくは20〜70重
量%の量で存在させる。
PvCプラスチゾルは、本発明を実施するのに有用な「
賦形剤」または他の添加剤、例えば薬理学的活性物質(
例えば、1.6−ヘキサンジオールオレイン酸叶デシル
)の皮膚浸透を増強する物質および増粘剤、例えばシリ
カ〔好ましくは「フユームド」シカ、例えば層のX〜6
%の量のアエロジル(八ER[3SIい〕を随意に含有
することができる。
第1図を参照して、例えばPV[:、 DOP、  フ
ルフェナジンおよびフルオシノニドを含有する配合した
プラスチゾルを、約1221g/m2(約36 oz/
yd2)の速度で支持体上に被覆し、次いで固体プラス
チゾル層2に融解する。支持体は他の物質に対して薬剤
非透過性のプラスチックの単層とすることができるが、
2個の層3および4から成るのが好ましい。層3はマイ
ラー(MYLAR) (エチレングリコールと無水フク
ル酸から製造されるポリエステル)で約1.3 Xl0
−2mm (約0.5m11)の厚さであり、層4は約
10.2X10−2mm (約4m1l)の厚さのPv
Cとすることができる。支持体3.4は、患者の皮膚に
接触させるのに用いる表面の方向以外のプラスチゾル層
2から薬剤および抗皮膚炎物質が損失するのを防ぐ。
支持体上に被覆された配合したプラスチゾルは、例えば
121〜137℃(250〜280°F)の温度で短時
間、例えば15〜30秒間加熱することにより融解して
均一な物質になる。プラスチゾルを使用して固体層2を
形成することにより、層2が短時間の低温を用いて形成
され、薬理学的活性物質の安定性に影響を及ぼさない条
件を供給するのを可能にする。
次いで固体プラスチゾル層2の細条および支持体3.4
を例えばプラスチック、防湿性織物、アルニウム箔等か
ら成る非接着性支持体6を交互に具えた感圧接着剤層5
に結合させる。
使用しない場合には、皮膚接着させるための全表面はレ
リースペーパ7等で被覆されており、このペーパを除去
して適用に用いる接着剤層5およびプラスチゾルを含有
する薬剤の表面を患者の皮膚にさらす。
第2図は、プラスチゾル2 (支持体3.4は図示せず
。)を接着剤テープ(支持体6は図示せず。)に適用す
る製造段階の間における物品20の細条の平面図である
。薬理学的活性物質、例えば薬剤RO22−1327の
制御した適用のために好ましいデイバイスの場合には、
抗皮膚炎剤と一緒に好ましくは幅約25.4mm (約
1インチ)のプラスチゾル細条を幅63.5mm(21
インチ)の感圧接着剤細条に適用する。
第3図は、本発明の物品30の細条の平面図である。
スペースドライン31を、皮膚接触部から離間した表面
上に打出すかまたは印刷して、患者がテープデイバイス
の適当量を計り出して切出し上記日用量を供給できるよ
うにする。薬理学的活性物質、例えばRO−22−13
27を適用するためのデイバイスの場合、長い−プから
切った長さ25.4mm(1インチ)の部分〔患者の皮
膚に対して約645 +na+2(1インチ2)の有効
表面〕は、約17mg/24時間の用量を抗皮膚炎物質
、例えばフルオシノニドと一緒に供給する。
剤4図は、支持体層34、経皮吸収増強剤の供給をする
リザーバ層35、フルフェナジンの如き薬理学的活性物
質、フルオシノニドの如き抗皮膚炎物質、拡散膜層36
及び接触接着剤の周縁リング37から成る経皮デイバイ
スから成る。拡散膜層36は、重合体、例えば重合体の
2〜90重量%のアクリル酸メチルを含有するエチレン
とアクリル酸メチルとの共重合体から成るかまたはかか
る共重合体と低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン
または線状低密度ポリエチレンとの混合物とすることが
できる。デイバイス33の接触接着剤要素は周縁リング
37の形態である。また、支持体層34は随意に半透膜
とすることができる。
薬理学的活性物質、抗皮膚炎剤、増強剤はリング37を
通過せず、したがってリング37はこれら組成物に対し
て透過性である必要はない。随意に、接触接着剤は膜3
6に直接付着させることができ、この場合、接着剤を選
定して薬理学的活性物質、更に抗皮膚炎剤に対して透過
性にすることができる。
薬理学的活性物質、抗皮膚炎剤および増強剤(例えば、
アゾン)が皮膚に移動するベース表面を、拡散膜層36
により画成する。支持体層34は平坦ではいが、代わり
にリヂーバ層35が保持されているポケットまたはキア
ビティを形成する。支持体層34の外側縁部は、米国特
許第4.379.454号明細書(1983年4月12
日)に特に記載されているように、周縁リング37に対
して封着しており、参考のため該特許の内容を記載する
。同様に本発明の範囲の物品は第4図に示すマトリック
ス5を有し、このマトリックスにおいて支持体61はP
vC−プラスチゾル−可塑剤を全体的に包囲し、接着剤
と皮膚63上に強固に配置されている。また、抗皮膚炎
剤は接着剤に含まれることができる。
第6図に示すように、本発明のデイバイスはテープロー
ル50の形態で好都合に提供することができ、これから
抗皮膚炎物質と共に薬理学的活性物質の必要な日用量を
患者が切り取る。
デイバイスは、皮膚を通して薬理学的活性物質を有用に
吸収することのできるヒトまたは他の動物に適用するこ
とができる。
上述した第1〜6図に示すものと同様の本発明の他の具
体例には、例えばこれに参考のために取り入れた米国特
許第4573996号および同第4573995号(1
986年3月4日)において有用であるとされるものが
ある。
第7.7A、 7b、 7C,7D、 ?[E、  8
および9図においては、非透過性支持部材111 と、
担体114内に分散する抗皮膚炎物質113と混合され
た薬理学的活性物質から成る薬剤リザーバ部材112と
、速度制御部材115とから成る経皮供給システム11
0を示しており、上記システムはこれを皮膚に付着させ
るための手段と共に経皮貼剤または包帯(bandeg
e)を形成する。速度制御部材は、(a)第7A図に示
すような微孔質部材115a、  (b)第7B図に示
すような拡散制御部材115b、  (c)第7C図に
示すような速度制御接着剤層115C(これには抗皮膚
炎物質も含めることができる) 、(d)第7D図に示
すような速度制御機能を共同して果たす、微孔質部材1
15aと速度制御特性を有する接着剤層115Cとの組
み合わせ、あるいは(e)第7E図に示すような拡散制
御部材115bと速度制御接着剤層115Cとの組み合
わせとすることができる。
接着剤が速度制御機能を果たすかもしくはこれに寄与す
る場合には、これらの例における接着剤は速度制御と経
皮供給システムの皮膚への付着の二重の機能を果たす。
上述したような接着剤には抗皮膚炎物質も含めることが
でき、この抗皮膚炎物質は薬理学的活性物質の拡孜と同
時に皮膚まで拡散して行く。
第8図は付着手段116を有する経皮貼剤の一具体例を
示しており、これは薬剤リザーバ部材112が固体であ
り、抗皮膚炎物質も含んでいる。
第9図は薬剤リザーバ部材112が半固体または軟膏で
ある一具体例を示しており、この場合薬剤リザーバ部材
に隣接する支持部材111の面は薬剤リザーバに隣接す
る多孔質部材115の面とその縁部で接合されている。
薬剤リザーバ部材112は薬理学的活性物質の他に抗皮
膚炎物質も含んでいる。
上記縁部は、好ましくはヒートシールにより接合するが
、タリンブシール、シーラントの使用およびシール実行
手段により封着することもできる。
第7〜9図の非透過性支持部111は、好ましくはポリ
エステル吸蔵(occlusive)  フィルムであ
る。
支持に適した他の材料には箔、ポリエチレン被覆箔、ポ
リエチレン、マイラー(登録商標)ポリエステノベポリ
プロピレンおよびポリ塩化ビニルがある。
薬剤/抗皮膚炎物質リザーバ112は薬理学的活性物質
、例えばクロニジンと抗皮首炎物質、例えばフルオシノ
ニドとの担体における分散系とすることができる。
担体は個体、すなわち非移動性または非流動性材料とす
るか、あるいはしばしば軟膏と称している半固体の調剤
とすることができる。適当な半固体担体にはゲル化鉱油
、例えば5%のポリエチレンでゲル化した鉱油(バーク
デイビスよりPlexiGel 50Wとして市場で入
手できる)、ポリイソブチレン、ステアリン酸アルミニ
ウム、またはプロピレングリコール若しくは脂肪酸エス
テルもある。
プロピレングリコールを使用する場合、これはまた多く
の場合にアレルギー性または接触性の皮膚炎を起こす場
合がある。この場合、抗皮膚炎物質は接触またはアレル
ギー性皮膚炎の上記原因に対して作用する。固体担体と
してはシリコン、アクリル酸接着剤、可塑化ポリ塩化ビ
ニルなどを包含している。「薬剤リザーバ組成物」とは
、上述する1種の担体に抗皮膚炎物質を単独でまたは組
合せて含む薬理学的活性物質を意味する。
第7Aおよび70図の膜115aは、薬理学的活性物質
および抗皮膚炎物質を移動させる任意の多孔質材料であ
る微孔質膜であり、および上記膜としては微孔質ポリプ
ロピレン、微孔質ナイロン、微孔質ポリカーボンなどを
包含する。微孔質膜層は単層にでき、または積層にした
選定微孔質材料の多層にすることができる。更に、薬理
学的活性物質は微孔を通過する抗皮膚炎物質と合せるこ
とができ、かかる微孔には成形加工中鉱油または他の担
体材料で充填する。微孔質膜により作用する制御は膜材
料中の薬剤の崩壊によらずに、単に細孔を移動するよう
にする。
第7Bおよび7E図の膜115bは拡散制御膜であり、
この膜は薬理学的活性物質を溶解し、およびシリコン、
エチレン酢酸ビニルおよびポリウレタンを含む材料から
なる。
速度制御膜は第7C,7Dおよび7E図に示すような接
着剤速度制御膜115Cを含んでおり、好ましい接着剤
はゴムからなる接着剤の種類から選択する。
他の接着剤としては移行する適当な医薬等級の接着剤を
含んでいる。この接着剤としては、例えばエステルとア
クリル酸との重合体、エステルとアクリル酸のような他
のアクリル酸誘導体の共重合体、アクリルアミド、弾性
シリコン重合体、ポリビニルアルコールのようなビニル
重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセテート
、セルロース誘導体のブレンド、およびグアゴムおよび
ペクチンなどのような天然ゴムを挙げることができる。
接着剤をパッチの取付は手段としてだけに用いる場合に
は、速度制御特性を有しない接着剤を用いる。一般にこ
の接着剤はアクリレートからなる接着剤システムである
更に、抗皮膚炎物質と共に薬理学的活性物質の移動速度
は二三のファクターにより制御される。
このファクターとしては膜の多孔度または薬学的活性物
質の拡散係数、膜の多孔度または抗皮膚炎物質の拡散係
数、膜の厚さまたは速度制御接着剤、接着剤中の抗皮膚
炎物質の濃度、および薬剤リザーバの担体中の薬学的活
性物質並びに抗皮膚炎物質の溶解度を示すことができる
第10A図は本発明の実施に有用な医療用包帯の断面を
示しており、この包帯210は包帯210の頂部を規定
する支持部材211からなる。支持部材211は包帯2
10の保護カバーとしての役目をし、および包帯に構造
的支持を与え、かつ成分、例えば包帯から放出される包
帯210中の抗皮膚炎物質および薬理学的活性物質を実
質的に保持する。支持部材211は包帯210中の成分
を実質的に不透過する材料212から作り、また部材2
11は複合材料または積層物のような材料の組合せから
作り、包帯210中の成分を移行するように実質的に透
過しない支持部材を得る。
支持部材211 に隣接する抗皮膚炎物質および薬理学
的活性物質を含有するリザーバ213は支持部材211
の1つの表面214のすぐ下におよびこの表面214と
接触させて位置する。リザーバ213は支持部材211
から離れたその表面上に支え、薬理学的活性物質および
抗皮膚炎物質の放出を制御する膜216を医療用包帯2
10から点て示す。包帯において、支持部材211の外
縁218をリザーバ213の縁219に重ね、これらの
パラメータに従って液密配置に接合する。この封止リザ
ーバは圧力、融解、接着または膜の縁に付与される接着
剤の通過により影響を受ける。この構造において、リザ
ーバ213は支持部材211 と放出速度制御膜216
 との間に完全に存在させ、この製造においては任意の
露出表面を有しない。好適例においては、支持部材21
1および放出速度制御膜216を、本質的に互いに封止
しうるように、または支持部材と放出速度制御膜との間
の、およびこれら両者に封止しうるまたは接着剤層によ
るフィルム配置のようなシーリング手段を含んでいる。
リザーバ213は波状線221で示されているような連
続相からなり、およびリザーバ213は流体を抗皮膚炎
物質と薬理学的活性物質との組成物217を通す粘性材
料に形成する。
リザーバ213はダシュで示す流動化剤(rheolo
gicalagent) 222を含んでいる。リザー
バ213は包帯210の医療経過(medical h
istory) にわたって放出速度制御膜216に供
給する投与単位量の薬理学的活性物質217を含有して
いる。投与量は薬理学的活性物質の1時間、8時間、通
常夜の睡眠中、1日1回の24時間、48時間にわたり
供給でき、または薬理学的活性物質の供給を持続するか
ぎり適当量の抗皮膚炎物質と共に長期にわたって供給で
きる。
薬剤投与の治療方法を行う場合には、単一包帯を皮膚に
施すことができ、1個以上の包帯を皮膚に施すことがで
き、および医療用包帯を企図する結果を得るために局所
的に継続的に付与することができる。
速度制御膜216はリザーバ213と接触する1つの表
面を有している。リザーバ213に隣接する膜216は
緻密なまたは微孔質の材料から形成し、この材料はリザ
ーバ213から放出する薬理学的活性物質/抗皮膚金物
質の速度を制御する高分子材料である。膜216は薬理
学的活性物質および抗皮膚炎物質の溶解性、並びに膜の
厚さに依存する速度で薬理学的活性物質/抗皮膚金物質
を通すことができる。医療用包帯210の面積当りの投
与速度、または薬理学的活性物質/抗皮膚金物質の流れ
を、組成物、膜216の厚さ、抗皮膚炎物質の拡散係数
および薬理学的活性物質の拡散係数によって包帯の外部
に対して制御する。医療用包帯210には同じ表面積お
よび膜216の特性により変化する薬理学的活性物質/
抗皮膚炎物質放出の異なる投与を有するようにできる。
拡散係数は標準技術により定めることができる。
更に、医療用包帯210は膜216の放出表面と接触す
る接着剤の層または単層からなり、すなわち、包帯は膜
216の下に向け、膜216に隣接させ、または必要に
応じて接着剤223を膜216の外部パラメータのまわ
りに延在する。接触接着層223は好ましい手段であり
、この特定例における包帯210は温血動物に、主とし
て薬理学的活性物質(抗皮膚炎物質と一緒に)を受ける
ために選定された皮膚の区域に付着する。接着層223
の組成および厚さは、層223が薬理学的活性物質およ
び抗皮膚炎物質の通過に対して有意な透過バリヤーを構
成しないようにし、好ましくは抗皮膚炎物質右よび薬理
学的活性物質の通過を膜216より多く透過するように
する必要があり、および薬理学的活性物質および抗皮膚
炎物質を少な(とも膜216のように透過させる。本発
明の目的のために用いる接着剤は皮膚科学的に許容れる
ようにし、および薬理学的活性物質および抗皮膚炎物質
の投与期間後、包帯が皮膚から容易に除去できるように
する。
また、医療用包帯210には接着剤層223と接触する
レリース ライナー(release 1iner)2
24を含めることができる。レリース ライナー224
は包帯を保護し、丁度、使用する前に接着剤層223か
ら引き剥し、捨てる。レリース ライナー224は抗皮
膚炎物質および薬理学的活性物質を実質的に透過しうる
材料から作る。支持部材211に用いたと同じ材料を、
可剥性材料であり、かつ医療用包帯210と相容性であ
るという条件で、レリースライナー224を作るのに用
いることができる。好適例では、レリース ライナーに
引張タブを設けて使用前に包帯210からライナーを取
除きやすくする。
第10A図に示すように本発明の例の構成部分は、特に
1987年4月28日に発行された米国特許明細書第4
661105号に示されている。
第10B図において、システム401は薬理学的活性物
質/抗皮膚炎物質放出速度制御膜404から中心部分に
および離間して周囲に結合した非透過性支持体403か
ら形成した積層パウチの形態に形成するのが好ましく、
上記膜404は接触接着剤405で被覆し、この接着剤
405には使用前にデイバイスから剥がすようにする保
護除去性ライナー406を設ける。ここに示す好ましい
例はインライン接着剤、405の使用を示しており、皮
膚に関して透過する薬理学的活性物質、抗皮膚炎物質お
よび透過増強剤にシステムを保持する他の手段は周囲に
位置する接着剤、接着剤上層、ベルト、バックル、弾性
バンドなどを含んでいる。パウチは、好ましくは粘性ゲ
ルまたはペーストの形態の薬理学的活性物質、抗皮膚炎
物質および透過増強剤リザーバからなる組成物407で
充填する。参考文献として1987年7月21日に発行
された米国特許明細書第4681584号および414
4317号がある。
第11図は本発明の物品、デイスペンサー310の他の
例を示している。第11図はデイスペンサー310の1
部を切欠にした開放状態を示している。第11図におい
て、デイスペンサー310は本体311、壁312、内
部区分314、薬理学的活性物質と抗皮膚炎物質の混合
物316を含む熱応答組成物315および浸透的有効溶
液の生成手段317からなる。第11図において、デイ
スペンサーの壁312は微孔質組成物から形成した放出
手段313からなる。この例では、・壁セクション31
2には細孔形成剤を含有し、この形成剤は包囲体におけ
る壁312から除去して制御レリース寸法の細孔を形成
し、また他の例では壁312を予め制御された寸法の多
数の微孔からなる微孔質組成物の1部に形成する。第1
1図において、また壁312は流体を透過する、および
浸透的有効化合物317を実質的に透過しない組成物か
ら形成した少なくとも1部分のセクション318からな
る。第11図において、薬理学的活性物質/抗皮膚炎物
質配合物316を含む熱応答組成物315は細孔に通過
するために微孔質放出手段313の内面に隣接する。微
孔質薬理学的活性物質/抗皮膚炎物質放出面は、大きい
薬剤放出面上に薬剤を拡散するデイフユーザ−のように
作用するように、本発明のこの観点において得られる付
加的な分配利点である。広い組織区域上に薬剤を付与す
るこの作用は、組織刺激剤に関連する組織刺激の範囲を
小さくし、およびこの刺激の範囲は例■に例示する抗皮
膚炎物質の付加的使用により実質的になくなる。
第13図はアラキドン酸(AA)転換カスケードを示し
ている。2つのダシュ ラインは転換のためにAAと競
争できるAAの食物源または食物補助物質を示している
。EPOはイブニング プリムローズオイル(even
ing primrose oil  ;LIN油;亜
麻仁油;LA;リルン酸、GLA、ガンマーーリルン酸
、 DGLA、ジホモ ガンマー−リルン酸;PG。
プロスタグランジン、HPETE 、ヒドロペルオキシ
エイコサテトラエン酸;11εTE、ヒドロキシエイコ
サテトラエン酸;8AA、エステル化アラキドン酸;ε
PA 、エイコサペンクエン酸;LT、ロイコトリエン
; ETY^、エイコサテトラエン酸;TX、)ロンホ
キサン;N5AID 、非ステロイド抗炎症剤; NG
OA。
ノルジヒドログアイアレスチン酸;B111  プログ
スウェルカム(Burroughs Wellcom)
  ;SR3、遅い反応物質を示し、数(例えば20:
3)はコロンの左は炭素数およびコロンの右は二重結合
(例えば不飽和度)の数を示している。
この図の物質はrArch、 Dermatol JV
ol、 l17.541ページ(1983年7月)、題
目:「病原におけるエデイトリアル/ロイコトリエンお
よび他のりポキシゲナーゼ生成物および幹廖治療および
他の皮膚病」に記載している。
第14図はアラキドン酸の生成物の上述する生合成を設
定する図を示している。アラキドン酸の代謝の2つの主
なルートを示している。リポキシゲナーゼ経路はHPE
TEおよびHETEを導き、シクロオキシゲナーゼ経路
は環状エンドペルオキシド(PGGおよびPGH)およ
び二次の代謝生成物を導く。アスピリンおよびインドメ
タシンのような化合物は両経路を抑制する。生合成はマ
ツクミリン出版社より1985年に発行された「ザ フ
ァーマコロジカルベーシス オン セラプティクス」と
題するテキストの第28章「プロスタクランジン、プロ
スタシシリンおよびトロンボキサンA2Jに記載されて
いる。
R022−1327は(52,138,15R,16R
)−16−フルオロ−15−ヒドロキシ−9−才キツブ
ロス9−5− ジエン酸と称する化合物である。
「斑」とは、隆起または陥凹することなしに十分に分画
された皮膚の変色である。
「丘疹」とは、不鮮明で分離可能な明らかな液体を伴う
十分に分画された皮膚の固い隆起である。
この例に関する等綴付けは以下の通りである。
+/−検査部位内においてかすかなまたはまだらなピン
ク色 1  検査部位のすべてに亘り均一なピンク色2  検
査部位のすべてに亘り均一なピンク色乃至紅色 3  検査部位のすべてに亘り均一な鮮紅色4  浮腫
、水泡または液体の分泌を伴う検査部位のすべてに亘り
均一な鮮紅色 例I (a) プロトコール−RO22−1327 B In−RO22−1327貼剤の皮膚への適用後に
観察される接触刺激性皮膚炎を粘剤中へのフルオシノニ
ドの混入により防ぐこと。
物質〜抗高血圧症薬RO22−1327の1種の処方を
用い、これに0%、0.1%、1.0%または5%フル
オシノニドを混入した。
方法−R022−1,327と、0%、0.1%、1.
0%または5.0%のフルオシノニドとを含有する4種
の貼剤を、以前にこの薬剤にさらされたことのない一人
の人体の上搏(−本の腕当り2個所)に適用した。貼剤
を8時間で除き、該部位を皮膚炎の徴候に対して直ちに
および16時間後に観察した。
第2の検査では、1.0%のフルオシノニドを含有する
1種のRO22−1327貼剤を上記と同じ人体の主1
引こ適用し、24時間後に取り除いた。該部位を皮膚炎
の徴候に対し直ちに検査した。
結果−1,0%フルオシノニドのRO22−1327貼
剤への混入により、RO22−1327の使用に伴う制
激性皮膚炎が有意に低減した。
R022−1327に対する接触皮膚炎(L427−1
7)検査1 フルオシノニド濃度 8時間等級  24時間等級0 
      3+”       2+0.1%   
  3+”       l+1.0%     +/
−0 5,0%     1++/〜 本 紅斑は粘剤領域の外側に広がった。
検査2 フルオシノニド濃度  24時間読み取り1.0%  
    2+紅斑は貼剤領域内に限定された 例I (b) プロトコール−グアンファシン 匝−グアンファシン貼剤の皮膚への適用後に観察される
接触刺激性皮膚炎を粘剤中へのヒドロコルチゾンの混入
により防ぐこと。
ジー抗高血圧症薬グアンファ/ンの2種の処方をこの研
究で用いた。各々にヒドロコルチゾンを0.5 %もし
くは2.0 %混入した。ヒドロコルチゾン未含有のコ
ントロール貼剤も使用した。
すなわち、次の処方を調製した。
グアンファシンHCβ       29.7   2
9.6ヘキシレングリコール      7.9   
 L3.8ポリエチレングリコール400    0.
0   7.9ミラタインBe(Mirataine 
BB)     2゜00.0フタル酸ジオクチル  
     33.6   26.1(0,5%のヒドロ
コルチゾン処方を+JJ iするために、20mgのヒ
ドロコルチゾンを4gの上記処方に添加した。また、2
.0%のヒドロコルデシン処方を調製するために、80
mgのヒドロコルデシンを4gの上記2種の処方に添加
した)。
方法−2種のグアンファシン処方の夫々が0%、0.5
%または2.0%のヒドロコルチゾンを含有する3種の
粘剤を、以前にこの薬剤にさらされたことのない一人の
人体の上縛に適用した。粘剤を23時間後に除き、該部
位を皮膚炎の徴候に対して観察した。1週間後、該部位
を再び観察した。
瀦】−結果を下記の表に示す。刺激性皮膚炎の徴候は、
ヒドロコルチゾンを粘剤に混入しない場合には23時間
および1週間の双方観察期間で観察された。2.0%の
ヒドロコルチゾン貼剤では有害反応は見られず、また0
、5%のヒドロコルチゾン貼剤では結果は変動的であっ
た。
グアンファシンの接触皮膚炎に対する即時反応(23時
間)ヒドロコルチゾン濃度  処方    処方#L4
38−18111  #L438−18c30 %  
               2+        
    2+0.5%       +/−0 2,0%       00 遅延反応(1週間) ヒドロコルチゾン濃度  処方    処方#L438
−18W    #L438−18c30%     
   4+”     4+10.5%       
4+*0 2.0%       00 本浮腫性(すなわち、液体含有)丘疹で、外観上は殆ど
微小胞(microvesicular)例I (c) プロトコール−フルフェナジン 目的−フルフエナジン貼剤の皮膚への適用後に観察され
る接触皮膚炎を活剤中へのフルオシノニドの混入により
防ぐこと。
物質−抗精神病薬フルフェナジンの1種の処方を用い、
これに0%、1%または5%のフルオシノニドを混入し
た。
すなわち、次の処方を調製した。
フルフェナジン    35   35    35フ
ルオシノニド     015 方法−フルフェナジンおよびフルオシノニドを0%、1
%または5%のフルオシノニドで含有する3種の粘剤を
、以前にフルフェナジンに敏感になったことのない一人
の人体の主将に適用した。粘剤を48時間で除き、該部
位をアレルギー性皮膚炎の徴候に対して直ちにおよび7
2時間並びに96時間後に観察した。
結果−1%または5%のフルオシノニドの混入により殆
ど完全に、フルフェナジンにより引き起こされたアレル
ギー性反応(紅斑および水痘)が防止された。
結果は次のようである。
等級の時間 0 %            4+        
 4+        4+1%   +/−00 5%   l++/−+/− 例I (d) プロトコール−クロニジン 目的−クロニジン粘剤の皮膚への適用後に生じる接触ア
レルギー性皮膚炎を活剤中へのフルオシノニドの混入に
より防ぐこと。
物質−抗高血圧症薬クロニジンの1種の処方を用い、こ
れに0%または2%のフルオシノニドを混入した。クロ
ニジン未含有の第2処方も検査した。
すなわち次の処方を調製した。
クロニジン      10   10    0方法
−クロニジンと、0%または2%のフルオシノニドを含
有する2種の粘剤をクロニジンに以前に敏感になった1
人の人体の背の上部に適用した。クロニジンもフルオシ
ノニドも含有しない第3の粘剤も偽薬として適用した。
粘剤を7日後除き部位を直ちにおよび第8日1こ調べた
結果−2%フルオシノニドの混入は、クロニジンにより
起こされるアレルギー性反応(紅斑および水痘発生)を
著しく減少した。
結果は次のようである。
等級の時間 フルオシノニド   7日  8日 θ%       4+4+ 2 %             l+      1
+偽薬   00 例1 (e) 7’0 ):] −/l/ −) IJ 7oヘラジン
(TRIFL[,1OPERAZINE)目的−トリフ
ロベラジン貼剤を皮膚に適用した後に起こる接触アレル
ギー性皮膚炎を粘剤中にフルオシノニドを混入すること
により防止すること。
物質−0%または2%のフルオシノニドを混入したトラ
ンキライザ剤トリフロペラジンの1種の処方を用いた。
すなわち次の処方を調製した。
トリフロペラジン    30%     30%アド
メックス■760   35%     34.5%フ
ルオシノニド     0%     2%遅遅−リフ
ロペラジンと、0%または2%のフルオシノニドを含有
する2種の粘剤を以前にトリフロペラジンに敏感になっ
た1人の人体の背の上部に適用した。2日後粘剤を除き
直ちにおよび24時間後並びに48時間後、該部位を調
べた。
期−2%フルオシノニドの混入は、トリフロペラジンに
より起こされるアレルギー性反応(紅斑および水痘発生
)の大きさを著しく減少した。
結果は次に示す。
等級の時間 2%   2+2+1+ 9紅斑は貼剤領域の外側に広がった。
例■([) 目的−チモロール貼剤の皮膚への適用後起こる刺激性皮
膚炎をヒドロコルチゾンを粘剤中に混入するたとにより
防ぐこと。
物質−抗高血圧症薬チモロールの2種の処方をこの研究
で用いた。一方の処方はヒドロコルチゾンを含まず、他
方は2%ヒドロコルチゾンを含有した。
すなわち、次の処方を調製した。
チモロール       30%    30%エポキ
シド化大豆油   9%     9%サグ’(SAG
)’″5693”     1%      1%クエ
ン酸         1%     1%ヒドロコル
チゾン    0%     2%米国コネチカット州
06817  ダンパIJ   2 =オン・カーバイ
ド・コーポレーション製ポリプロピレングリコール、ジ
メチルポリシランFCC。
二酸化ケイ素。
方法−各チモロール処方の1貼剤、一方はヒドロコルチ
ゾンを含有せず他方は2%ヒドロコルチゾンを含有する
、を以前にチモロールにさらされたことのない1人の人
体の上搏に適用した。48時間で活剤を除き該部位を皮
膚炎の徴候に対して直ちにおよび24時間後検査した。
結果−コルチゾンを含有しないチモロール活剤にさらさ
れた部位で皮膚炎の徴候が観察された。ヒドロコルチゾ
ン粘剤にさらされた部位では皮膚炎が観察されなかった
等級の時間 0%    2+2+ 2%    00
【図面の簡単な説明】
第1図は有用な薬理学的活性物質/抗皮膚炎物質を供給
するデイバイスである本発明の物品の一例の断面図、 第2図は薬理学的活性物質および抗皮膚炎物質を含有す
る細条状物品である本発明の物品の一例を患者の皮膚に
被着させる表面から見た平面図、第3図は薬理学的活性
物質および抗皮膚炎物質を含有する本発明の物品の一例
を患者の皮膚に被着させる表面とは反対の表面から見た
平面図、第4図は薬理学的活性物質および抗皮膚炎物質
を含有する本発明の物品の他の例であって、プラスチゾ
ル単層から膜を通して経皮的に薬理学的活性物質を制御
放出すると同時に抗皮膚炎物質を制御放出するための経
皮デイバイスの一例を示す拡大断面図、 第5図はプラスチゾル単層を表皮から分離する膜が存在
せず、薬理学的活性物質が抗皮膚炎物質の輸送と同時に
プラスチゾルから経皮的に輸送される本発明の物品の他
の例の拡大断面図、第6図は薬理学的活性物質およびそ
の化学構造とは異なる化学構造を有する抗皮膚炎物質を
含有するロール状物品である本発明の物品の他の例の斜
視図、 第7図は薬理学的活性物質およびその化学構造とは異な
る化学構造を有する抗皮膚炎物質を含有する経皮活剤で
ある本発明の物品の経皮供給システムの成分素子の一例
の拡大部分断面図、第7A図、第7B図、第7C図、第
7D図および第7E図はそれぞれ薬理学的活性物質およ
びその化学構造とは異なる化学構造を有する抗皮膚炎物
質を含有する経皮活剤である本発明の物品の経皮供給シ
ステムの成分素子の異なる例の拡大部分断面図、第8図
は薬理学的活性物質およびその化学構造とは異なる化学
構造を有する抗皮膚炎物質を含有する経皮活剤である本
発明の物品の一例の断面図、第9図は薬理学的活性物質
およびその化学構造とは異なる化学構造を有する抗皮膚
炎物質を含有する経皮活剤である本発明の物品の他の例
の断面図、 第10A図は薬理学的活性物質およびその化学構造とは
異なる化学構造を有する抗皮膚炎物質を含有する包帯を
患者の上に載置するための手段を有する医療用包帯であ
る本発明の物品の一例の内部構造を示す断面図、 第108図はその成分の少なくとも1種として薬理学的
活性物質の化学構造とは異なる化学構造を有する抗皮膚
炎物質を含有し、ニトログリセリンを高い経皮的流出速
度で放出するニトログリセリン経皮制御放出物品である
本発明の物品の一例の断面図、 第11図は薬理学的活性物質の化学構造とは異なる化学
構造を有する抗皮膚炎物質と混合された薬理学的活性物
質を内部空間内に収容し、使用する流体環境において操
作する際に放出通路を形成するための手段を具えるデイ
スペンサである本発明の物品の一例の内部を示す斜視図
、 第12図は実施例1に使用したアドメックス760の赤
外スペクトルを示す線図、 第13図はアラキドン酸転化カスケードを示す線図、 第14図はアラキドン酸の生成物の生合成過程を示す線
図である。 1・・・デイバイス 2・・・固体プラスチゾル単分子層 3.4・・・層(支持体)5・・・感圧接着剤層6・・
・非接着性支持体 7・・・レリースペーパ20、30
・・・物品    31・・・スペースドライン33・
・・デイバイス    34・・・支持体層35・・・
リザーバ層   36・・・拡散膜層37・・・周縁リ
ング   50・・・テープロール61・・・支持体 62・・・PVC−プラスチゾルマトリックス63・・
・皮膚      110・・・経皮供給システム11
1・・・非透過性支持部材 112・・・薬剤リザーバ部材 113・・・抗皮膚炎物質  114・・・担体115
・・・速度制御部材 115a・・・微孔質部材(膜)
115b・・・拡散制御部材(膜) 115C・・・速度制御接着剤層 116・・・付着手段   210・・・包帯211・
・・支持部材   213・・・リザーバ216・・・
放出速度制御膜 217・・・抗皮膚炎物質と薬理学的活性物質との組成
物(薬理学的活性物質) 218・・・支持部材211の少目) 219・・・リザーバ213 の縁 222・・・流動化剤   223・・・接着層224
・・・レリースライナー 310・・・デイスペンサー 311 ・・・本体     312・・・壁(壁セク
ション)313・・・放出手段   314・・・内部
区分315・・・熱応答組成物 316・・・薬理学的活性物質−抗皮膚炎物質混合物3
17・・・浸透的有効溶液の生成手段(浸透的有効化合
物) 318 ・・・壁セクション 401 ・・・システム
403・・・非透過性支持体 404・・・薬理学的活性物質/抗皮膚炎物質放出速度
制御膜 405・・・接触接着剤  406・・・保護除去性ラ
イナー407・・・薬理学的活性物質/抗皮膚炎物質/
増強剤リザーバ 図面の浄書(内容に変更なし) FIG、1 +15  116 FIG、l0A 21.8          212      21
4丁尺A3MI丁TANCE(匍

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非アレルギー性またはアレルギー性の接触皮膚炎を
    発生する原因となる因子である薬理学的活性物質および
    接触皮膚炎を起こさないようにするかあるいはその激し
    さを最小にする抗皮膚炎物質を含有する組成物を動物組
    織に制御放出および供給するための物品。 2、(a)重合体層、 (b)非アレルギー性またはアレルギー性の接触皮膚炎
    を発生する原因となる因子であり、 前記重合体と化学的に融和性であって、前記重合体と緊
    密に混合されている薬理学的活性物質、および (c)前記薬理学的活性物質と化学的に融和性である少
    なくとも1種の抗皮膚炎物質を具える請求項1記載の物
    品。 3、抗皮膚炎物質が (a)コルチコステロイド、 (b)アラキドン酸の生物学的転換と競合する化学物質
    、 (c)アラキドン酸カスケードの抑制剤物質、 (d)遊離基スカベンジャー物質、 (e)ビタミンE、 (f)ノルジヒドログアイアレスチン酸 (g)ビタミンD、および (h)ロイコトリエン受容体アンタゴニストから成る群
    から選ばれた請求項1記載の物品。 4、抗皮膚炎物質はコルチコステロイドであり、かつコ
    ルチコステロイドが (a)ヒドロコルチゾンおよび (b)フルオシノニド から成る群から選ばれた請求項3記載の物品。 5、薬理学的活性物質が (a)グアンファシン (b)(5Z、13E、15R、16R)−16−フル
    オロ−15−ヒドロキシ−9−オキソプロスター−5−
    ジエン酸 (c)フルフェナジン (d)クロニジン (e)トリフロペラジンおよび (f)チモロール から成る群から選ばれた請求項4記載の物品。 6、重合体層が約20重量%〜約70重量%のポリ塩化
    ビニル樹脂、約20重量%〜約70重量%の可塑剤、約
    0.5重量%〜約40重量%の薬理学的活性物質および
    約1重量%〜約5重量%の抗皮膚炎物質から本質的に成
    るポリ塩化ビニル層である請求項2記載の物品。 7、(i)抗皮膚炎物質がヒドロコルチゾンであり、か
    つ (ii)薬理学的活性物質がグアンファシンである請求
    項1記載の物品。 8、抗皮膚炎物質がフルオシノニドである請求項1記載
    の物品。 9、フルオシノニドが1重量%〜5重量%の量で存在す
    る請求項8記載の物品。 10、抗皮膚炎物質が0.5重量%〜5重量%の量で存
    在する請求項1記載の物品。
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