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JPH01220414A - 油入電気機器 - Google Patents

油入電気機器

Info

Publication number
JPH01220414A
JPH01220414A JP4458488A JP4458488A JPH01220414A JP H01220414 A JPH01220414 A JP H01220414A JP 4458488 A JP4458488 A JP 4458488A JP 4458488 A JP4458488 A JP 4458488A JP H01220414 A JPH01220414 A JP H01220414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
oil
outer box
absorber
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4458488A
Other languages
English (en)
Inventor
Seijiro Ito
伊藤 清二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4458488A priority Critical patent/JPH01220414A/ja
Publication of JPH01220414A publication Critical patent/JPH01220414A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば油入変圧器や油入りアクドルなど、
磁気ひずみや電磁力などにより機器本体が振動する油入
電気機器に関するものである。
[従来の技術] −mに、例えば油入変圧器や油入りアクドルなどの油入
電気機器では、鉄心および巻線に生じる磁気ひずみや電
磁力などにより機器本体に振動が発生する。この振動は
、絶縁油によってその動油圧として外箱に伝達され、周
囲への振動、騒音の発生の原因となっている。特に、側
板および補強板からなる外箱の共振周波数と、絶縁油を
介して伝達され電源周波数の2倍を基本波とし高調波成
分を含む励振周波数とが一致して共振する渇きには、外
箱の振動、騒音は著しく増大する。
この振動、騒音を低減させるためには、より正確な外箱
の振動解析が必要となってくる。ところが、外箱の振動
に大きな影響を及ぼす絶縁油の付加質量は、その振動モ
ードによって変化するので、振動解析はかなり複雑にな
ってしまう。従って、外箱の振動を、油入電気機器の設
計時に正確に予測するためには、膨大な解析計算を必要
とし、さらに場合によっては、製造途中で外箱の振動を
実測して、外箱の構造に修正を加えなければならないよ
うなこともある。このように、振動解析による油入電気
機器の振動騒音対策には、多大な時間と費用とが必要で
ある。
また、他に油入電気機器の振動騒音対策として、外箱の
板厚を厚くしたり補強板を設けるなどして、外箱を剛く
する方法もあるが、絶縁油は非圧縮性なので、外箱の弱
い部分に動油圧が集中するなどして、外箱内の動油圧は
かえって増加してしまい、この方法では振動低減に限界
があることがわかっている。
そこで、これらの振動騒音対策を改善した別の振動騒音
対策を有する油入電気機器として、従来、第2図に示す
ものが知られている。
第2図は例えば特公昭34−6826号公報に示された
従来の油入電気機器である変圧器を示す構成図であり、
図において外箱(1)の内部には、巻線(2)と鉄心(
3)とからなる機器本体(4)が収納されているととも
に、機器本体(4)の絶縁と冷却のため絶縁油(5)が
充填されている。外箱(1)の内壁面には、機器本体(
4)の振動が絶縁油(5)を介して外箱(1)に伝達さ
れるのを低減するため、内部に窒素ガス等の気体(6)
が封入され合成ゴム等の可視性材料からなる気体袋(7
)が全周に渡って設けられており、この気体袋(7)は
機器本体(4)に対向する面を金網(8)によって覆わ
れ外箱(1)の内壁面に押さえ付けられている。また、
変圧器の製造途中または現地において、機器本体(4)
を真空乾燥するため、−時外箱(1)の内部は真空状態
にされるが、金網(8)は外箱(1)内の真空時に気体
袋(7)が膨張して破裂してしまうのを防止している。
上記のように構成された従来の変圧器においては、機器
本体(4)が振動すると、その振動は動油圧として絶縁
油(5)に伝達される。次に、この動油圧は気体袋(7
)に伝達されるが、気体袋(7)では、気体(6)が収
縮することによって動油圧が吸収され、絶縁油(5)か
ら外箱(1)への振動の伝達が低減される。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来の変圧器においては、外箱
(1)内の真空時に、気体袋(7)が膨張破裂する恐れ
があるので、これを防ぐためにかなり強固な金網(8)
が必要であり、また気体袋(7)には大量の気体(6)
が封入されているので、経年劣化などのために気体袋(
7)にごく小さなピンホールが生じただけで、絶縁油(
5)中に気体(6)が大量に放出され、絶縁破壊による
大事故が起きる恐れがあるなどの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、従来必要だった金網を省くことができ、そ
れによって全体が軽量化でき、また従来の空気袋も省く
ことができ、それによって絶縁油中への気体の大量放出
による絶縁破壊事故の恐れをなくすこともできる油入電
気機器を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る油入電気機器は、振動吸収体を外箱の内
部に設けたものである。
[作用] この発明においては、振動吸収体の弾性面が振動を吸収
して、絶縁油から外箱への振動の伝達を低減する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す変圧器の構成図であ
り、第2図と同一または相当部分は同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
図において、外箱(1)の内壁面には、機器本体(4)
の振動による絶縁油(5)の動油圧が外箱(1)に伝達
されるのを低減するため、強靭で柔軟性および耐油性に
富む合成ゴム等のき成樹脂からなる振動吸収体(9)が
全周に渡って取り付けられている。この振動吸収体(9
)の内部には無数の微小気泡(10)が均一に封入され
ている。
また、振動吸収体(9)は絶縁油(5)に接する面が弾
性面となっている。
上記のように構成された変圧器においては、機器本体(
4)の振動による絶縁油(5)の動油圧が振動吸収体(
9)に伝達されると、振動吸収体(9・)では、無数の
微小気泡(10)のそれぞれが収縮することによって弾
性面で動油圧が吸収され、絶縁油(5)から外箱(1)
への振動の伝達が低減され、外箱(1)の周囲への振動
および騒音は低減される。
また、振動吸収体(9)は強靭で柔軟性に富んでいるの
で、外箱(1)内が真空状態になっても、形状が一定で
あり、それぞれの微小気泡(10)が破裂することはな
く、また微小気泡(10)はそれぞれ独立に設けられて
いるので、経年劣化などによって振動吸収体(9)にピ
ンホールが生じても絶縁油(5)中に大量の気体が放出
することもない。
なお、上記実施例では無数の微小気泡(10)を有する
振動吸収体(9)を示したが、振動吸収体はこれに限定
されるものではなく、例えば微小気泡(10)の内部が
真空になっているものなどであってもよく、この渇きは
振動吸収体にピンホールが生じても絶縁油へ気体が放出
されることがない。
また、微小気泡(10)が無い振動吸収体であってもよ
い。
また、上記実施例では油入電気機器として変圧器を示し
たが、例えばリアクトルなど、機器本体が振動する他の
油入電気機器にもこの発明は適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の油入電気機器は、弾性
面により振動を吸収するとともに外箱内が真空状態のと
き形状が一定である振動吸収体を外箱の内部に設けたの
で、従来必要だった金網を省くことができ、それによっ
て全体が軽量化でき、また従来の空気袋も省くことがで
き、それによって絶縁油中への気体の大量放出による絶
縁破壊事故の恐れもなくすことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す変圧器の構成図、第
2図は従来の変圧器の一例を示す構成図である。 図において、(1)は外箱、(4)は機器本体、(5)
は絶縁油、くっ)は振動吸収体である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 冒1図 9−振動吸収体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁油に浸された機器本体を収納する外箱内に、前記機
    器本体から前記絶縁油を介して伝達された振動を吸収す
    る弾性面を有し、かつ前記外箱内が真空状態のとき形状
    が一定である振動吸収体を設けたことを特徴とする油入
    電気機器。
JP4458488A 1988-02-29 1988-02-29 油入電気機器 Pending JPH01220414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4458488A JPH01220414A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 油入電気機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4458488A JPH01220414A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 油入電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01220414A true JPH01220414A (ja) 1989-09-04

Family

ID=12695534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4458488A Pending JPH01220414A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 油入電気機器

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JP (1) JPH01220414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015004737A1 (ja) * 2013-07-09 2015-01-15 株式会社日立産機システム 浮体式洋上風力発電装置およびそれに用いる変圧器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015004737A1 (ja) * 2013-07-09 2015-01-15 株式会社日立産機システム 浮体式洋上風力発電装置およびそれに用いる変圧器
CN105264224A (zh) * 2013-07-09 2016-01-20 株式会社日立产机系统 浮体式海上风力发电装置及其使用的变压器
JPWO2015004737A1 (ja) * 2013-07-09 2017-02-23 株式会社日立産機システム 浮体式洋上風力発電装置およびそれに用いる変圧器

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