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JPH01170A - 光通信ガラスファイバ用被覆材組成物 - Google Patents

光通信ガラスファイバ用被覆材組成物

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Publication number
JPH01170A
JPH01170A JP62-224938A JP22493887A JPH01170A JP H01170 A JPH01170 A JP H01170A JP 22493887 A JP22493887 A JP 22493887A JP H01170 A JPH01170 A JP H01170A
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JP
Japan
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optical communication
group
composition
component
coating material
Prior art date
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Application number
JP62-224938A
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JPS64170A (en
Inventor
収 田中
村本 尚裕
Original Assignee
東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
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Publication date
Application filed by 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 filed Critical 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
Priority to JP62-224938A priority Critical patent/JPH01170A/ja
Publication of JPS64170A publication Critical patent/JPS64170A/ja
Publication of JPH01170A publication Critical patent/JPH01170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光通信ファイバ用被覆材組成物  □に関す
る。
(従来の技術) 光通信ガラスファイバは、極めて直径が小さいため強度
的に弱く表面の汚れを避けるため、その上にプラスチッ
ク、例えばナイロン、ポリエチレン、ポリウレタン、エ
ポキシ樹脂、シリコーン樹脂等によるブライマリコ−1
・(−次被覆)するのが−膜内である。
また、このプライマリコート材は特開昭51−1007
34号公報第12頁に示されているように、光通信用ガ
ラスファイバのクラッド層よりも高い屈折率を有するの
が好ましい。
さらにその中でも特開昭52−150050号公報に示
されるように、クラッド層よりも高い屈折率を持つシリ
コーン樹脂が光通信ファイバーの特性向上のために最も
好ましい材料であるとされている。
そして、このような光通信ファイバ用の一次被覆材とし
てのシリコーンについては、アルケニル基含有オルガノ
ポリシロキサンと3i −1−14%を含むオルガノハ
イドロジエンポリシロキサンを白金系触媒の存在下で反
応させる、いわゆる付加反応タイプのものが、適度の加
熱で速硬化するということがら好適のものとされている
が、経済的に有利な通常のメチルハイドロジエンポリシ
ロキサンではそれがフェニル基を含有するアルケニル基
含有ポリシロキリンとの相溶性に欠けるため、従来、こ
のオルガノハイドロジエンポリシロキサンとしてはこの
種のアルケニル基含有ポリシロキリンとの相溶性のよい
低分子状あるいは環状のシロキサンが使用されてぎた。
しかし、ここで使用されているオルガノハイドロジエン
ポリシロキサンは揮発性が高いために、硬化皮膜に気泡
が入り易く、また、引火の危険性があった。その後揮発
性の低いメチルフェニルハイドロジエンポリシロキサン
を使用づる試みも行なわれているが(特開昭57−17
448号公報参照)、この方法も、昭和59年度電子通
信学会総合全国大会講演論文集NQ1126に示されて
いるように、付加反応硬化型シリコーン組成物の硬化時
に発生する水素が、固接率調節剤として微伍含有するグ
ルマニュウムと反応して水酸基を形成し、これが赤外線
の光を吸収して光伝送特性を悪化させるという問題があ
り、水素ガスの発生を抑制する方法の開発が求められて
いた。
さらに、特開昭61−52616号公報に示されるよう
に含まれる白金触媒量を多くして水素ガスの発生量を減
少させた方法も提案されている。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記のような従来技術は、まだ完全なものでは
なく、欠点の多いものであった。
すなわち、白金触媒量を単に増加するのみでは硬化物の
着色が著るしくなり、その外観は、不良となり、また、
触媒が多い分だけ反応速度のコントロールおよび経時変
化のコントロールが困難であった。さらに、このプライ
マリ−コート材は混入した空気の泡が抜けにくいという
欠点があった。
本発明者らは、上記欠点を解消すべく鋭意検討した結果
本発明に達した。すなわち、本発明は使用に際しては混
入した空気の泡が抜けやすく、かつ、硬化時に発生する
水素ガス母が皆無に近く、しかも硬化が迅速であるとい
う特徴を有し、硬化後は柔軟性に冨んだ平滑な被膜を形
成するという特徴を有し、光通信ガラスファイバ用被覆
材、特にプライマリ−コート材として好適に使用され得
る光通信ガラスファイバ用被覆材組成物を提供するもの
である。
(発明の構成および作用〕 上記した本発明は、 (A) 分子鎖両末端に少なくとも1個のビニル基を有
し、分子中に含まれるメチル基とフェニル基のモル比が
(1:1〜30 : 1 )の範囲内にあり、かつ、2
5℃における粘度が、100〜15000センチポイズ
の範囲内にあるメチルフェニルポリシロキサン、 水素基)、R25iO単位(R2は1価のユ 炭化水素基または水素原子)、R3Si O3/2単位
(R3は1価の炭化水素基または水素原子)および/ま
たはSi 02単位から成り、分子中に含まれるアリー
ル基以外の1価の炭化水素基とアリール基のモル比が(
1:1〜100:1)にあり、がっ、平均分子量が50
0〜30000の範囲内にあるオルガノハイドロジエン
ポリシロキサン 本成分中のケイ素原子結合水素原子と(A)成分中の全
ビニル基のモル比が 0.75:1.00〜1.05 : 1.00になるよ
うな量、および (C)  白金系化合物 ような昂 から成ることを特徴とする光通信ファイバ用被覆材組成
物によって達成される。
これを詳しく説明′すると、(A)成分は、木発明被留
材組成物の主体となる成分であり、(Q成分の触媒作用
により(B)成分により架橋して柔軟なシリコーンゴム
を形成する。本成分は分子鎖両末端に少なくとも1個の
ビニル基を有するメチルフェニルポリシロキサンである
そしてその分子構造は通常は直鎖状であるがわずかに分
校していてもよい。このようなポリシロキサンとしては
、例えばメチルフェニルシロキサン単位のみからなる単
一重合体、ジメチルシロキサン単位とメチルフェニルシ
ロキサン単位からなる共重合体およびジメチルシロキサ
ン単位とジフェニルシロキサン単位からなる共重合体が
挙げられる。このようなメチルフェニルポリシロキサン
の分子鎖両末端には少なくとも1個のビニル基が存在、
することが必要であるが、ビニル基以外にメチル基のみ
、フェニル基のみ、またはメチル基とフェニル基の両方
が存在してもよい。またビニル基は分子鎖両末端の他に
もメチルビニルシロキサン単位として主鎖を形成する単
位として少吊含まれていてもよい。
このようなメチルフェニルポリシロキサン中のケイ素原
子結合メチル基とケイ素原子結合フェニル基のモル比は
、1:1〜30:1の範囲内にあることが必要であり、
1:1〜7:1の範囲内が好ましい。これはメチル基と
フェニル基のモル比がこれらの範囲外になると、本発明
組成物の硬化被膜の屈折率が、光通信用ガラスファイバ
のクラッド層の屈折率(通常は1.45〜1.46であ
る)より低くなり、プライマリコート材としての要をな
さなくなるからである。このメチルフェニルポリシロキ
サンの粘度は25℃において100〜15000センチ
ポイズの範囲内にあることが必要であり、500〜10
000センチポイズの範囲内が好ましい。これは100
センチボイス未渦になると硬化被膜が硬くなりすぎ、ま
た、組成物自体の粘度が低くなりすぎて、光通信用ガラ
スファイバー上に被覆できなくなるからである。一方、
15000センチボイスを越えると逆に硬化被膜が柔軟
になりすぎ、また、組成物自体の粘度が高くなりすぎて
被覆作業性が低下するからである。
■成分は本発明の特徴をなす成分である。
これは(A)成分の架橋剤としての働きをし0成分の触
媒作用により本成分中のケイ素原子結合水素原子が(A
)成分中の低級アルケニル基と付加反応して硬化し、水
素ガス発生量が皆無に近い硬化被膜すなわちシリコーン
ゴム層を光通信用ガラスファイバ上に形成すると云う作
用効果を示す。
このような(2)成分はH81Ot/2単位、R15i
O単位、R3Si 03/2およびまたはSi 02単
位から成るオルガノハイドロジエンポリシロキサンであ
ることを必須とする。
ここでR1はメチル基、エチル基、プロピル基などのア
ルキル基:フェニル基、トリル基などのアリール基ニジ
クロヘキシル基などのシクロアルキル基あるいはこれら
の水素原子が部分的にハロゲン原子などで置換された基
で代表される1価の炭化水素基であり、R2とR3は、
R1と同様な1価の炭化水素基または水素原子である。
尚、(B)成分中のアリール基以外の1価の炭化水素基
とアリール基のモル比は1:1〜100 : 1の範囲
内にあることが、硬化波II―折率を高める点から必要
である。また、上式中、 ノハイドロジエンボリシロキサンの分子鎖末端に存在し
ケイ素原子楡≠結合水素原子を含む基としては、ジメチ
ルハイドロジエンシロキシ基、メチルフェニルハイドロ
ジエンシロキシ基が代表例として挙げられる。また、違 R工SiO単位すなわち主鎖を形成する単位および/ま
たはR3Si 03/2単位すなわち分枝鎖を形成する
単位の中にケイ素原子結合水素原子を含有してもよいが
、この場合のケイ素原子結合水素原子の吊は(8)成分
中に含よれる全ケイ素原子結合水素原子量に対して10
〜50重呈%の範囲内が好ましい。
また、本成分にはケイ素原子に結合する水酸基やアルコ
キシ基を少量含有してもよい。
このような(2)成分の具体例としては、両末端ジメチ
ルハイドロジエンシロキシ基封鎖ジメヂルボリシロキサ
ン、両末端ジメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖ジメ
チルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体、
両     。
末端メチルフェニルハイドロジエンシロキシ基封鎖ジメ
チルポリシロキサン、両末端メチルフェニルハイドロジ
エンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルフェニ
ルシロキサン共重合体およびこれらのポリシロキサンが
枝分れしたオルガノハイドロジエンポリシロキサン、ま
たはこれらのポリシロキサンの構成単位に加えて網状構
造の構成単位を有するレジン状のオルガノハイドロジエ
ンポリシロキサンが挙げられる。
本発明においては、(2)成分のケイ素原子結合水素原
子の含有団は0.1〜0.9重量%の範囲内にあること
が好ましい。これは、0゜1重け%未満になると硬化が
不十分となり、一方、0.9112t%を越えると光通
信ファイバ用被覆材として適した硬度を有する被覆材と
ならないことがあるからである。
このようなオルガノポリシロキサンは、例えばR3Si
 (、!、、R2Si C1!2、R81Ct3および
水を共加水分解反応させることによって得られる共加水
分解物とオルガノハイドロジエンポリシロキサンとジオ
ルガノポリシロキサンとを酸触媒の存在下に加熱平衡化
反応させることによって容易に得られる。
また、本発明においては、■成分の平均弁のが好ましい
これは、平均分子1が500未満になると■成分の沸点
が低すぎるか(B)成分中の低沸点物が増大し、これが
硬化時に揮散することがあり、一方、平均分子量が30
000を越えると分子鎖両末端に存在するケイ素原子結
合水素原子の値が少なくなり、いずれも硬化が不十分と
なるからである。
の)成分の配合割合は、本発明組成物中の全ケイ素原子
結合水素原子と全低級アルケニル基とのモル比が0.7
5 : 1.00〜1.05 : 1.00になるよう
な量であることが必要である。
(Q成分の白金系化合物は(A)成分と■成分とを付加
反応により硬化させるための触媒であり、これには、微
粒子状白金金居、白金金属を各種担体に吸着させた微粒
子状白金、塩化白金酸、アルコール変性の塩化白金酸、
塩化白金酸とオレフィン類とのコンプレックス、塩化白
金酸あるいはそのオレフィン類とのコンプレックスをケ
トン、エーテルなどの溶剤に溶解したものが挙げられる
。(C)成分の使用■は(A)成分と0成分の合計量に
対して白金系金属として0.5〜1000p1)III
、好ましくは1〜i o o pp+++の範囲内であ
る。
本発明においては、本発明組成物の硬化速度を調節し、
水素ガスの発生ωをより効果的に抑えるためにPJ〜0
成分に加えて0成分として1分子中に少なくとも1個の
アルキニル基を有する化合物を加えることが好ましい。
このような0成分は、1分子中に少なくとも1個のアル
キニル基を有する化合物であり、その化学構造は特に制
限されない。本成分の具体例としては、次のような化合
物が例示される。
OH0H CH1 CH3Si+OCCミCH)。
CH。
(ロ)成分の添加1は、本成分中の全アルキニル基と0
成分中の白金系化合物との比率が重ω比で1.0:1.
0〜15.0:1.0となるような量が必要であり、好
ましくは3.0:1.0〜12.0:1.0となるよう
な爵である。
なお、本発明組成物に■成分を含有する場合には、前記
した■成分の配合割合は、■成分中の全ケイ素原子結合
水素原子のモル数と、(A)成分中のアルケニル曇およ
び0成分中のアルキニル基の全脂肪族不飽和基とのモル
数の合計量との比率が、 0.75:1.00〜1.05 : 1.00の範囲内
になることが必要である。
本発明組成物は、前記した(A)〜0成分もしくは(A
)〜0成分の所定口を従来公知の方法によって混合する
ことによって容易に得られる。
また、本発明組成物を光通信ファイバーに被覆する方法
としては、例えば、これを塗布ダイを使用し光通信ファ
イバー表面に塗布した後加熱硬化して被覆することがで
きる。 □また、本発明組成物に必要に応じて従来公知
の添加剤、例えば、乾式法シリカ、湿式法シリカ等のシ
リカ類、金属酸化物、マイカ、タルタ顔料等を添加配合
することは本発明の目的を損わない限り差支えない。
〔実 施 例〕
次に実施例にて本発明を説明する。
実施例中、部は11部、パーセントは重Dパーセント、
Viはビニル基、Meはメチル基、φはフェニル基を示
し、粘度は25℃における値を示す。
また、水素ガスの発生量の測定および硬化速度の測定は
次の方法によった。
〈木本ガス発生量の測定方法〉 本発明組成物を加熱硬化させシリコーンゴムシート(1
cm+x5c■X0.2CI)を作成し、これを200
℃/1時間の条件下で加熱した。次いで発生した水素ガ
スをガスクロマトグラフィーにより定式した。測定値は
、1気圧、25℃の値に換算しμt/?の単位で示した
く硬化速度の測定方法〉 本発明組成物をキュラストメータ(東洋ボードウィン■
WJSRキュラストメータ)に入れ、150℃の温度条
件下で硬化させ、硬化したシリコーンゴムの硬さの変化
を追跡した。測定値は完全に硬化したシリコーンゴムの
硬さを100とし、これの70%硬さまで硬化するに要
した加熱時間を硬化速度とした。
〔実施例1〕 粘度2000センチポイズの両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン(メチル基と
フェニル基のモル比が4=1である)100部、 (Me )2冒H81O1/2単位、 (Me)2sio単位、φ2siO単位、φSi 03
部2単位からなり、そのモル比が40:17:17:2
6であるオルガノハイドロジエンポリシロキサン(平均
分子量1500)4.5部、 塩化白金酸のオクチルアルコール溶液 (白金含有湯0.5%)0.5部を混合し、光通信ガラ
スファイバ用被覆材組成物を得た。このものの硬化速度
をキュラストメータで測定したところ、70%まで硬化
するのに42秒間を要した。
マタ、200℃、3分間の条件下で加熱硬化させたシリ
コーンゴムシー[−について、水素ガスの発生量を測定
したところ、その爵は0.5μi/2であった。次に上
記で得られた被覆材組成物の中に直径125μの光通信
ガラスファイバを単線状で浸漬し、これを直ちに引ぎ上
げ垂直状にて450℃の熱気中に2秒間保ったところ、
膜厚40μのシリコーンゴムにて被覆された光通信ファ
イバが得られた。このシリコーンゴム被覆層には気泡が
存在せず、無色透明であり、光通信ガラスファイバに良
好に密着していた。
〔実施例2〕 粘度4000センチポイズの両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン(メチル基と
フェニル基のモル比は3.5:1である)100部、H
(Me ) 2si 01部2単位と(Me)28io
単位とφ3i03/2単3.5部、3−メチル1−ブチ
ン3−オール0.01部およびジビニルテトラメチルジ
シロキサンと塩化白金酸との錯体を全体で15ppmに
なるように混合し、光通信ファイバ用被覆材組成物を得
た。
この組成物のケイ素原子結合水素原子とビニル基のモル
比は0.9であった。このものの硬化速度をキュラスト
メータで測定したところ、70%硬化するまで37秒間
を要した。
また、このものを200℃、3分間の条件下で硬化させ
シリコーンゴムシートを作成した後、水素ガス発生缶を
測定したところ、その量は0,2μ6/9であった。
次に上記で得られた被覆材組成物中に直径125μの光
通信ガラスファイバを単線状で浸漬し、これを直ちに引
き上げ垂直状にて450℃の熱気中に2秒間保ったとこ
ろ、膜厚50μのシリコーンゴムにて被覆された光通信
ガラスファイバが得られた。
このシリコーンゴム被覆層は無色透明であり、泡入りも
なく、光通信ガラスファイバによく密着していた。
〔実施例3〕 粘度3000センチポイズの両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖のメチルフェニルポリシロキサン(メチル基
とフェニル基のモル比は5/1である)100部、 H(Me )2si 01部2単位30モル(Me)2
sio単位50モル、φSi○3/2単位20モルから
なる平均分子量2500のメチルフェニルハイドロジエ
ンポリシロキサン8部および塩化白金酸とジビニルテト
ラメチルジシロキサンとの錯体を全体で25 pI)I
IIになるように混合し光通信ファイバ用被覆材組成物
を得た。ここで、この組成物中のケイ素原子結合水素原
子とビニル基の比率は0.95であった。この組成物を
2mm1−1の下に5分間保ったところ混合時に混入し
た空気の泡を完全に除去することができた。次いで、こ
の組成物の硬化速度をキュラストメーターで測定したと
ころ70%硬化するまで44秒間を要した。また、この
組成物の水素ガス発生量は200℃、1分で硬化させた
シリコーンゴムシートについて0.2μ!、/9であっ
た。
この組成物中に、直径125μの光通信ガラスファイバ
を単線状で浸漬し、ただちに引き上げ垂直状にして45
0℃の熱気中に2秒間保ったところ、膜厚40μのシリ
コーンゴムにて被覆された光通信ガラスファイバーが得
られた。このシリコーンゴム被覆層は無色透明であり、
泡入りがなく光通信ガラスファイバーによ<@Mしてい
た。
(実施例4) 実施例1で用いたメチルフェニルポリシロキサン100
部に、H(Me)2si。
1部2単位30モル、(M(! )ssi O1/21
部2甲ル、MeφSiO単位35モル、Me3i 03
/2単位20モル、SiO2単位10モルからなる平均
分子量2000のメチルフェニルハイドロジエンポリシ
ロキサン6部と塩化白金酸とジビニルテトラメチルジシ
ロキサンとの錯体を全体で2.5ppn+になるように
混合し光通信→痢 ガラスフ?旬ス被覆材組成物を得た。この組成物中のケ
イ素原子結合水素原子とビニル基の比率は0.90であ
った。この組成物を混合した後、2IIllHgの下に
5分間保ったところ混合時に混入した空気の泡を完全に
除去することができた。
このものの硬化速度をキーラストメーターにて測定する
と70%硬化まで45秒間を要した。また、200℃1
分間で硬化させたシリコーンゴムシートを用い、水素ガ
スの発生量を測定したところ、その発生ωは0.3μt
/9であった。
上記で得られた被覆材組成物中に、直径125μの光通
信用ガラスファイバーを単線状に浸漬して、直ちに引き
上げ、垂直状にして、450℃の熱気中に2秒間保った
ところ、膜厚約40μのシリコーンゴムにド で被覆された光通信用ガラスファイバ+mられた。この
シリコーンゴム層は無色透明であり、泡の存在がなく、
光通信用ガラスファイバによく密着していた。
〔比較例1〕 実施例1に用いたメチルフェニルポリシロキサン100
部、H(Me)28i。
1部2単位、(Me )ssi 01 /22部および
SiO2単位から成り、ケイ素原子結合水素原子合有品
が0.4%であるメチルハイドロジエンポリシロキサン
2部および実施例1で用いた塩化白金酸のオクチルアル
コール溶液0.5部をよく混合し、光通信ガラスファイ
バ用被覆材組成物を得た。
この組成物中のケイ素原子結合水素原子とビニル基の比
率は0.9であった。次いで、この組成物を混合後2m
mHo下に5分間保ったところ、混合時に混入した空気
の泡は速やかに除去できず、約20分の時間を要した。
このものの硬化速度をキュラストメーターで測定したと
ころ、70%硬化するまで70秒間を要した。また、2
0′0℃、1分間で硬化させたシリコーンゴムシートを
用い、このシリコーンゴムシートからの水素ガス発生量
を測定したところ、その発生量は10μI!/9であっ
た。
この組成物中に直径125μの光通信ガラスファイバを
単線状で浸漬し、直ちに引き上げて、垂直状にして、4
50℃の熱気中に2秒間保ったところ躾厚約40μのシ
リコーンゴム層にて被覆された光通信用ガラスファイバ
が得られた。
しかし、このシリコーンゴム層の表面はべたつきがあり
、光通信用ガラスファイバとしては適さないものであっ
た。
〔比較例2〕 実施例1で用いたメチルフェニルボリシロキサン100
部に、 (in= 4−20)で示されるメチルハイドロジエン
ポリシロキサン2部と塩化白金酸のオクチルアルコール
0.5%溶液0.5部を加えよく混合し、光通信ガラス
ファイバー月 。被覆材組成物を得た。この時の全ケイ素結合水素原子
とビニル基の比率はモル比で1.2であった。この組成
物を混合後2■1−1(+下に5分間保ったが混合時に
混入した空気の泡は完全に除去できず、15分間保つこ
とによって、ようやっと空気の泡が除去できた。このも
のの硬化速度を測定したところ70%硬化まで、20秒
を要した。
また200℃、1分間で硬化させたシリコーンゴムシー
トを用い、このシリコーンゴムシートからの水素ガス発
生口を測定したところ、その品は100μt/eであっ
た。
この混合した組成物中に直径125μの光通信用ガラス
ファイバを単線状で浸漬し、直ちに、引き上げて垂直状
にして450℃の熱気中2秒間保ったところ膜厚約40
μシリコーンゴム被覆層を有する光通信用ガラスファイ
バが1qられた。なお、シリコーンゴム被覆層の表面は
平滑であった。
〔比較例3〕 トリスジメチルシロキシフェニルシランを合成した。こ
れは、沸点が 91℃/2.2mmHqであって、容易に減圧蒸留され
た。このシラン1.5部を実施例1で用いたメチルフェ
ニルポリシロキサ2100部に加え、さらに、塩化白金
酸のオクチルアルコール溶液(白金金属含有量0.5%
)0.2部をよく混合し、光通信ガラスファイバ用被覆
材組成物を得た。この組成物を200℃、3分間の条件
下で硬化させたところ、得られたシリコーンゴムシート
の表面は清らがでなく、光通信ガラスファイバー用被覆
材組成物として適さないものであった。
〔発明の効果〕
本発明は、(B)成分である特定のオルガノハイドロジ
エンポリシロキサンを架橋剤とする付加反応硬化型シリ
コーン組成物から成る光通信ファイバー用被覆材組成物
なので、硬化が迅速でかつ混合時に混入する空気の泡抜
けが良好であり、特に水素ガスの発生量が皆無に近いと
いう特徴を有する。かがる特徴を生かして光通信ファイ
バー用被覆材、特にプライマリ−コート材として好適に
使用できる。
さらに、本発明の光通信俳ファイバ用組成物により被覆
された光通信ファイバは、被覆材より発生する水素ガス
に起因する伝送損失がなく、公衆通信用および長距離通
信用の光通信ファイバとして好適に使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)分子鎖両末端に少なくとも1個のビニル基を有し
    、分子中に含まれるメチル基とフェニル基のモル比が(
    1:1〜30:1)の範囲内にあり、かつ、25℃にお
    ける粘度が 100〜15000センチポイズの範囲内にあるメチル
    フェニルポリシロキサン、 (B)▲数式、化学式、表等があります▼単位(R^1
    は1価の炭化水 素基)、R^2_2SiO単位(R^2は1価の炭化水
    素基または水素原子)、R^3SiO_3/_2単位(
    R^3は1価の炭化水素基または水素原子)および/ま
    たはSiO_2単位から成り、分子中に含まれるアリー
    ル基以外の1価の炭化水素基とアリール基のモル比が(
    1:1〜100:1)の範囲内にあり、かつ、平均分子
    量が500〜30000の範囲内にあるオルガノハイド
    ロジェンポリシロキサン本成 分中のケイ素原子結合水素原子と(A)成分中の全ビニ
    ル基のモル比が 0.75:1.00〜1.05:1.00になるような
    量、および (C)白金系化合物 (A)成分と(B)成分の合計量に対して白金系金属と
    して0.5〜1000ppmになるような量 から成ることを特徴とする光通信ファイバ用被覆材組成
    物。
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