JPH0867253A - 階段通行運搬装置 - Google Patents
階段通行運搬装置Info
- Publication number
- JPH0867253A JPH0867253A JP23456295A JP23456295A JPH0867253A JP H0867253 A JPH0867253 A JP H0867253A JP 23456295 A JP23456295 A JP 23456295A JP 23456295 A JP23456295 A JP 23456295A JP H0867253 A JPH0867253 A JP H0867253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- wheels
- chain
- lever
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B5/00—Accessories or details specially adapted for hand carts
- B62B5/02—Accessories or details specially adapted for hand carts providing for travelling up or down a flight of stairs
- B62B5/026—Accessories or details specially adapted for hand carts providing for travelling up or down a flight of stairs with spiders or adapted wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 階段通行運搬装置の構造費及び使用可能性を
改善する。 【構成】 階段通行運搬装置の2つの車輪21a,21
bは、共通な駆動軸16の両方の端部に取付けられる双
腕レバー20の両端に対をなして設けられ、階段通行の
際付勢される電動機17により駆動軸16が駆動され
る。各車輪21a,21bは、階段の稜28を触知輪2
6が越える際操作される制動装置を持つている。
改善する。 【構成】 階段通行運搬装置の2つの車輪21a,21
bは、共通な駆動軸16の両方の端部に取付けられる双
腕レバー20の両端に対をなして設けられ、階段通行の
際付勢される電動機17により駆動軸16が駆動され
る。各車輪21a,21bは、階段の稜28を触知輪2
6が越える際操作される制動装置を持つている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの荷物
載置面を持ち車輪により走行可能な装置ハウジング又は
装置架台を有する階段通行運搬装置に関する。
載置面を持ち車輪により走行可能な装置ハウジング又は
装置架台を有する階段通行運搬装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような階段通行運搬装置はドイツ連
邦共和国特許第3226294号明細書により公知であ
る。
邦共和国特許第3226294号明細書により公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になつて
いる課題は、このような階段通行運搬装置をその構造費
及びその使用可能性に関して改善することである。
いる課題は、このような階段通行運搬装置をその構造費
及びその使用可能性に関して改善することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、運搬装置の車台が、走行方向に対して
直角に延びて装置ハウジングに支持されかつ電動機によ
り駆動される軸、この軸が、両方の端部に、軸に対して
互いに一致する周囲角位置でそれぞれ双腕レバーを支持
し、これらの双腕レバーが、その同じ長さの両方の腕の
端部に、レバー腕に回転可能に設けられて固有の制動装
置により拘束可能な車輪を支持する車輪保持体を持ち、
両方の車輪保持体が連結装置により常に同じ相対角位置
に保たれている。
本発明によれば、運搬装置の車台が、走行方向に対して
直角に延びて装置ハウジングに支持されかつ電動機によ
り駆動される軸、この軸が、両方の端部に、軸に対して
互いに一致する周囲角位置でそれぞれ双腕レバーを支持
し、これらの双腕レバーが、その同じ長さの両方の腕の
端部に、レバー腕に回転可能に設けられて固有の制動装
置により拘束可能な車輪を支持する車輪保持体を持ち、
両方の車輪保持体が連結装置により常に同じ相対角位置
に保たれている。
【0005】
【発明の効果】ドイツ連邦共和国特許第3226294
号明細書の階段通行運搬装置に比較して、装置ハウジン
グを走行本体とこれに対して調節可能な支持部分とに分
割するのを回避することができる。特別な支持輪は不要
になる。車台の両側で中心横軸線の周りに揺動可能なレ
バーにそれぞれ支持される車輪は、段のない走行路上
に、確実に停止し、かつ積載するか又は積載しない運搬
装置を確実に支持する。階段通行の際車台のそれぞれの
側で、そこにある両方の車輪のそれぞれ一方が支持輪の
機能を引受け、両方の車輪の他方が階段の次の段へ上方
揺動又は下方揺動される。上昇過程のため付勢される電
動機により共通な軸を介して両方のレバーが同時に回転
される際、段を越える毎に必ず運搬装置全体が一緒に持
上げられる。そのつど支持輪として段上に静止する車輪
の転動は、各車輪に付属する拘束装置により阻止され
る。双腕レバーの両方の車輪の相互連結により、両方の
車輪の拘束装置が互いにかつ車台に対して常に同じ向き
を維持し、不作用位置へ達することがない。
号明細書の階段通行運搬装置に比較して、装置ハウジン
グを走行本体とこれに対して調節可能な支持部分とに分
割するのを回避することができる。特別な支持輪は不要
になる。車台の両側で中心横軸線の周りに揺動可能なレ
バーにそれぞれ支持される車輪は、段のない走行路上
に、確実に停止し、かつ積載するか又は積載しない運搬
装置を確実に支持する。階段通行の際車台のそれぞれの
側で、そこにある両方の車輪のそれぞれ一方が支持輪の
機能を引受け、両方の車輪の他方が階段の次の段へ上方
揺動又は下方揺動される。上昇過程のため付勢される電
動機により共通な軸を介して両方のレバーが同時に回転
される際、段を越える毎に必ず運搬装置全体が一緒に持
上げられる。そのつど支持輪として段上に静止する車輪
の転動は、各車輪に付属する拘束装置により阻止され
る。双腕レバーの両方の車輪の相互連結により、両方の
車輪の拘束装置が互いにかつ車台に対して常に同じ向き
を維持し、不作用位置へ達することがない。
【0006】2つの同じ車輪を持つ両方の双腕レバーに
より、中心横軸線従つて共通な駆動軸の周りにおける双
腕レバーの回転毎に、2つの階段上昇行程を行うことが
できる。それにより使用目的、運搬物品及び駆動電動機
の大きさの選択に応じて、駆動軸の回転数の半減によつ
て、毎分同じ階段数で荷物を2倍にできるか、又は駆動
軸の全回転数及び1倍の荷物で、毎分2倍の階段数を通
行することができる。
より、中心横軸線従つて共通な駆動軸の周りにおける双
腕レバーの回転毎に、2つの階段上昇行程を行うことが
できる。それにより使用目的、運搬物品及び駆動電動機
の大きさの選択に応じて、駆動軸の回転数の半減によつ
て、毎分同じ階段数で荷物を2倍にできるか、又は駆動
軸の全回転数及び1倍の荷物で、毎分2倍の階段数を通
行することができる。
【0007】各双腕レバーの両方の車輪の制動装置の連
結装置は、装置ハウジングと車輪保持体の回転軸との間
の伝動結合装置から成り、伝動変速比がそれぞれ1:1
であるようにすることができる。このため鎖伝動装置が
設けられ、その少なくとも1つの伝動鎖が、装置ハウジ
ングに結合される鎖歯車と、両方の回転可能な車輪保持
体の軸上に取付けられるそれぞれの鎖歯車とに掛け回さ
れ、これら3つの鎖歯車がすべて同じに構成されてい
る。
結装置は、装置ハウジングと車輪保持体の回転軸との間
の伝動結合装置から成り、伝動変速比がそれぞれ1:1
であるようにすることができる。このため鎖伝動装置が
設けられ、その少なくとも1つの伝動鎖が、装置ハウジ
ングに結合される鎖歯車と、両方の回転可能な車輪保持
体の軸上に取付けられるそれぞれの鎖歯車とに掛け回さ
れ、これら3つの鎖歯車がすべて同じに構成されてい
る。
【0008】車輪用拘末装置が、それぞれ車輪踏面へ作
用する制動湾曲片から成り、この制動湾曲片が、車輪保
持体の回転軸線に対して偏心して延びる平行軸線の周り
に、車輪踏面の半径より小さい半径だけ自由に揺動可能
に、対応する車輪保持体に支持され、制動湾曲片が、平
行軸線を越えて検知レバーとなるように延長され、この
検知レバーの自由端に支持される触知輪が、対応する車
輪の側方でその車輪踏面を越えて突出しているようにす
ることができる。車輪及びその拘束装置の触知輪が同じ
走行路上に載つている限り、制動湾曲片は車輪から離さ
れている。触知輪が段特に階段の縁を乗り越えると、制
動湾曲片が車輪踏面へ接し、それにより触知輪の走行方
向への車輪の引続く回転を阻止する。連結装置により、
車輪対の両方の車輪の拘束装置の検知レバーが、連結装
置により、影響を受けない状態で、双腕レバーのあらゆ
る角位置で、互いに平行でかつ水平面又は垂直面に対し
て不変な角をなし、従つて車台に対する車輪の相対運動
にもかかわらず、車台に対して常に同じ角位置を維持す
ることができる。
用する制動湾曲片から成り、この制動湾曲片が、車輪保
持体の回転軸線に対して偏心して延びる平行軸線の周り
に、車輪踏面の半径より小さい半径だけ自由に揺動可能
に、対応する車輪保持体に支持され、制動湾曲片が、平
行軸線を越えて検知レバーとなるように延長され、この
検知レバーの自由端に支持される触知輪が、対応する車
輪の側方でその車輪踏面を越えて突出しているようにす
ることができる。車輪及びその拘束装置の触知輪が同じ
走行路上に載つている限り、制動湾曲片は車輪から離さ
れている。触知輪が段特に階段の縁を乗り越えると、制
動湾曲片が車輪踏面へ接し、それにより触知輪の走行方
向への車輪の引続く回転を阻止する。連結装置により、
車輪対の両方の車輪の拘束装置の検知レバーが、連結装
置により、影響を受けない状態で、双腕レバーのあらゆ
る角位置で、互いに平行でかつ水平面又は垂直面に対し
て不変な角をなし、従つて車台に対する車輪の相対運動
にもかかわらず、車台に対して常に同じ角位置を維持す
ることができる。
【0009】本発明により構成される運搬装置は、種々
に、なるべくテーブル車運搬装置として又は手押し車の
形の運搬装置として構成可能で、荷物の重心が共通な駆
動軸より上にあり、従つて双腕レバーの両方の車輪の中
間にあるように、装置ハウジング又は装置架台を構成す
ることができる。それにより運搬装置を荷物と共に水平
に走行させかつ停止させることができる。
に、なるべくテーブル車運搬装置として又は手押し車の
形の運搬装置として構成可能で、荷物の重心が共通な駆
動軸より上にあり、従つて双腕レバーの両方の車輪の中
間にあるように、装置ハウジング又は装置架台を構成す
ることができる。それにより運搬装置を荷物と共に水平
に走行させかつ停止させることができる。
【0010】
【実施例】本発明により構成される運搬装置の実施例を
添付図面により以下に説明する。図1はテーブル車の形
の階段通行運搬装置10を側面図で概略的に示し、この
運搬装置10は水平な荷物載置面11と、この荷物載置
面に斜めに続く支持壁12と、運搬装置10を走行させ
る握り棒13とを持つている。運搬装置10の車台は階
段上昇装置として構成され、運搬装置10の両方の縦面
に、装置架台から斜め下方へ互いに近づくように出る桁
14,15を持ち、これらの桁の出合う点に、運搬装置
10の走行方向に対して直角に延びる駆動軸16用の支
持個所が形成されている。これらの支持は図6に関して
後述される。一方の桁15には駆動電動機17が取付け
られて、階段通行が必要な場合鎖18を介して駆動軸1
6を駆動する。握り棒13の範囲に開閉器19があつ
て、電動機を所望の回転方向に付勢することができる。
駆動軸16の両端にはそれぞれ双腕レバー20が取付け
られている。
添付図面により以下に説明する。図1はテーブル車の形
の階段通行運搬装置10を側面図で概略的に示し、この
運搬装置10は水平な荷物載置面11と、この荷物載置
面に斜めに続く支持壁12と、運搬装置10を走行させ
る握り棒13とを持つている。運搬装置10の車台は階
段上昇装置として構成され、運搬装置10の両方の縦面
に、装置架台から斜め下方へ互いに近づくように出る桁
14,15を持ち、これらの桁の出合う点に、運搬装置
10の走行方向に対して直角に延びる駆動軸16用の支
持個所が形成されている。これらの支持は図6に関して
後述される。一方の桁15には駆動電動機17が取付け
られて、階段通行が必要な場合鎖18を介して駆動軸1
6を駆動する。握り棒13の範囲に開閉器19があつ
て、電動機を所望の回転方向に付勢することができる。
駆動軸16の両端にはそれぞれ双腕レバー20が取付け
られている。
【0011】手押し車のように構成される運搬装置1
0′の図2による正面図からわかるように、階段上昇装
置の両方の双腕レバー20は、互いに同じ周囲角の位置
で駆動軸16に取付けられている。双腕レバー20の両
方の同じ長さの腕の端部には車輪21a及び21b用の
車輪保持体が設けられている。両方の車輪21a,21
bは同じに構成され、図6に関して後述する車輪保持体
に自由に回転可能に支持されているが、一方の走行方向
において個別制動装置により拘束可能である。以下拘束
装置と称されかつ図6及び7について後述される同じ個
別車輪制動装置は、制動湾曲片の部分として車輪の車輪
踏面22に作用する拘束腹板23を持ち、この制動湾曲
片は車輪の回転軸線に対して偏心して延びる平行軸線2
4の周りにそれぞれ揺動可能に車輪保持体に支持され、
片側で平行軸線24を越えて検知レバー25となるよう
に延長され、この検知レバー25の自由端に、対応する
車輪の車輪踏面22を越えて突出する触知輪26が支持
されている。
0′の図2による正面図からわかるように、階段上昇装
置の両方の双腕レバー20は、互いに同じ周囲角の位置
で駆動軸16に取付けられている。双腕レバー20の両
方の同じ長さの腕の端部には車輪21a及び21b用の
車輪保持体が設けられている。両方の車輪21a,21
bは同じに構成され、図6に関して後述する車輪保持体
に自由に回転可能に支持されているが、一方の走行方向
において個別制動装置により拘束可能である。以下拘束
装置と称されかつ図6及び7について後述される同じ個
別車輪制動装置は、制動湾曲片の部分として車輪の車輪
踏面22に作用する拘束腹板23を持ち、この制動湾曲
片は車輪の回転軸線に対して偏心して延びる平行軸線2
4の周りにそれぞれ揺動可能に車輪保持体に支持され、
片側で平行軸線24を越えて検知レバー25となるよう
に延長され、この検知レバー25の自由端に、対応する
車輪の車輪踏面22を越えて突出する触知輪26が支持
されている。
【0012】図3及び4に概略側面図で示す運搬装置1
0′は、荷物載置面11′、支持壁12′、電動機用開
閉器19′を持つ握り棒13′、運搬装置10と同じよ
うに構成されて斜めの側方桁14′及び15′を持つ車
台を備えており、これらの桁14′及び15′は、図1
によるテーブル車10と同じように構成される階段上昇
装置の駆動軸16用支持個所の所で出合つている。
0′は、荷物載置面11′、支持壁12′、電動機用開
閉器19′を持つ握り棒13′、運搬装置10と同じよ
うに構成されて斜めの側方桁14′及び15′を持つ車
台を備えており、これらの桁14′及び15′は、図1
によるテーブル車10と同じように構成される階段上昇
装置の駆動軸16用支持個所の所で出合つている。
【0013】図5は複数の異なる上昇位置にある階段通
行運搬装置10′を示している。駆動電動機17が付勢
され、駆動用鎖18を介して、階段を上昇するため駆動
軸16を時計方向に駆動するか、又は階段を下降するた
め駆動軸16を反時計方向に駆動する。階段上昇の際両
方の双腕レバー20が両方の車輪21a及び16と共に
時計方向に回される。図5に示す位置では、左から石へ
階段上昇の際、両方の双腕レバー20(その1つのみが
見える)の車輪21bが段27上に載り、運搬装置10
を保持する人間により次の段へ向かつて引張られる。こ
の位置で車輪21bの拘束装置の触知輪26も段27上
にあり、車輪の拘束装置を不作用に保つている。触知輪
26が段の稜28を越えて転がる時に始めて、拘束装置
が作用して、車輪21bを拘束する。他方の車輪21a
が双腕レバー20により時計方向へ上方揺動される。こ
の車輪の拘束装置の触知輪26は階段に当つていないの
で、車輪21aはこの揺動運動の際反時計方向の回転を
阻止されている。車輪21aは時計方向に揺動され、遂
に次に高い段上へ載ることになる。この揺動運動の際、
車輪21aの拘束装置の触知輪26を持つ検知レバー2
5は、この揺動運動の際静止している他方の車輪21b
と常に同じ位置をとる。これを行う連結装置が図6及び
7に示されている。
行運搬装置10′を示している。駆動電動機17が付勢
され、駆動用鎖18を介して、階段を上昇するため駆動
軸16を時計方向に駆動するか、又は階段を下降するた
め駆動軸16を反時計方向に駆動する。階段上昇の際両
方の双腕レバー20が両方の車輪21a及び16と共に
時計方向に回される。図5に示す位置では、左から石へ
階段上昇の際、両方の双腕レバー20(その1つのみが
見える)の車輪21bが段27上に載り、運搬装置10
を保持する人間により次の段へ向かつて引張られる。こ
の位置で車輪21bの拘束装置の触知輪26も段27上
にあり、車輪の拘束装置を不作用に保つている。触知輪
26が段の稜28を越えて転がる時に始めて、拘束装置
が作用して、車輪21bを拘束する。他方の車輪21a
が双腕レバー20により時計方向へ上方揺動される。こ
の車輪の拘束装置の触知輪26は階段に当つていないの
で、車輪21aはこの揺動運動の際反時計方向の回転を
阻止されている。車輪21aは時計方向に揺動され、遂
に次に高い段上へ載ることになる。この揺動運動の際、
車輪21aの拘束装置の触知輪26を持つ検知レバー2
5は、この揺動運動の際静止している他方の車輪21b
と常に同じ位置をとる。これを行う連結装置が図6及び
7に示されている。
【0014】図6は車台の二重壁に形成される桁15又
は15′を断面で示し、後に歯車装置29を接続される
駆動用電動機17がこの桁にフランジ結合されている。
歯車装置29の出力軸30上に鎖歯車31が取付けら
れ、この鎖歯車31に掛け回される無端駆動鎖18が、
駆動軸16上に取付けられる鎖歯車32にも掛け回され
ている。駆動軸16は、その端部範囲で、桁15に結合
される軸受33内に案内され、その外側端部に双腕レバ
ー20を持ち、この双腕レバー20の両方の同じ長さの
腕が駆動軸16と共に回転する。各レバー腕の端部に
は、軸受35を介して車輪保持体34a及び34bが回
転可能に支持されている。車輪保持体34a及び34b
はそれぞれ2つのフランジ36及び37を持ち、これら
のフランジに、拘束装置の制動湾曲片38が平行軸線の
周りに揺動可能に支持されている。両方のフランジ36
及び37の間で車輪保持体は、自由に回転可能な両方の
車輪21a及び21b用の同心滑り軸受又は玉軸受40
を持つている。制動湾曲片38は平行軸線24を越えて
検知レバー25となるように延長され、対応する車輪の
車輪踏面22を越えて突出する触知輪26が、検知レバ
ー25の端部に自由に回転可能に支持されている。制動
湾曲片38の拘束板23は、対応する車輪の階段に接す
ることができる。
は15′を断面で示し、後に歯車装置29を接続される
駆動用電動機17がこの桁にフランジ結合されている。
歯車装置29の出力軸30上に鎖歯車31が取付けら
れ、この鎖歯車31に掛け回される無端駆動鎖18が、
駆動軸16上に取付けられる鎖歯車32にも掛け回され
ている。駆動軸16は、その端部範囲で、桁15に結合
される軸受33内に案内され、その外側端部に双腕レバ
ー20を持ち、この双腕レバー20の両方の同じ長さの
腕が駆動軸16と共に回転する。各レバー腕の端部に
は、軸受35を介して車輪保持体34a及び34bが回
転可能に支持されている。車輪保持体34a及び34b
はそれぞれ2つのフランジ36及び37を持ち、これら
のフランジに、拘束装置の制動湾曲片38が平行軸線の
周りに揺動可能に支持されている。両方のフランジ36
及び37の間で車輪保持体は、自由に回転可能な両方の
車輪21a及び21b用の同心滑り軸受又は玉軸受40
を持つている。制動湾曲片38は平行軸線24を越えて
検知レバー25となるように延長され、対応する車輪の
車輪踏面22を越えて突出する触知輪26が、検知レバ
ー25の端部に自由に回転可能に支持されている。制動
湾曲片38の拘束板23は、対応する車輪の階段に接す
ることができる。
【0015】双腕レバー20の両方の車輪21a,21
bの拘束装置の同じ向きを維持するための既に述べた連
結装置は、双腕レバー20内に設けられる無端伝動鎖4
1を持つ鎖伝動装置から成つている。図7から最もよく
わかるように、伝動鎖41は桁15に取付けられる鎖歯
車42により駆動され、両方の車輪保持体34a及び3
4bの鎖歯車43a及び43bと双腕レバー20に形成
される案内カム44とに掛け回されている。鎖歯車4
2,43a及び43bは精確に同じに構成されているの
で、桁15と回転可能に支持される車輪保持体34a及
び34bとの間に1:1の変速比が生ずる。
bの拘束装置の同じ向きを維持するための既に述べた連
結装置は、双腕レバー20内に設けられる無端伝動鎖4
1を持つ鎖伝動装置から成つている。図7から最もよく
わかるように、伝動鎖41は桁15に取付けられる鎖歯
車42により駆動され、両方の車輪保持体34a及び3
4bの鎖歯車43a及び43bと双腕レバー20に形成
される案内カム44とに掛け回されている。鎖歯車4
2,43a及び43bは精確に同じに構成されているの
で、桁15と回転可能に支持される車輪保持体34a及
び34bとの間に1:1の変速比が生ずる。
【0016】前述した階段上昇装置は、比較的簡単な構
造を持ち、同じ構造で異なる運搬装置に取付けられる。
造を持ち、同じ構造で異なる運搬装置に取付けられる。
【図1】階段通行テーブル車及びの概略側面図である。
【図2】手押し車の形の運搬装置の正面図である。
【図3】図2による運搬装置の荷物受入れ位置にある運
搬装置の概略側面図である。
搬装置の概略側面図である。
【図4】図2による運搬装置の荷物を受入れた停止位置
にある運搬装置の概略側面図である。
にある運搬装置の概略側面図である。
【図5】複数の異なる上昇位置にある図4の運搬装置の
側面図である。
側面図である。
【図6】図1のVI−VI線による運搬装置の拡大断面
図である。
図である。
【図7】図6のVII−VII線による拡大断面図であ
る。
る。
10,10′ 運搬装置 11,11′ 荷物載置面 14,14′;15,15′′ 桁 16 軸 17 電動機 20 双腕レバー 21a,21b 車輪 34a,34b 車輪保持体
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも1つの荷物載置面(11,1
1′)を持ち車輪(21a,21b)により走行可能な
装置ハウジング又は装置架台を有する階段通行運搬装置
において、その車台が、走行方向に対して直角に延びて
装置ハウジング(14,15;14′,15′)に支持
されかつ電動機(17)により駆動される軸(16)を
持ち、この軸(16)が、その両方の端部に、軸(1
6)に対して互いに一致する周囲角位置でそれぞれ双腕
レバー(20)を支持し、これらの双腕レバー(20)
が、その同じ長さの両方の腕の端部に、レバー腕に回転
可能に設けられて固有の制動装置により拘束可能な車輪
(21a,21b)を支持する車輪保持体(34a,3
4b)を持ち、両方の車輪保持体(34a,34b)
が、連結装置により常に同じ相対角位置に保たれている
ことを特徴とする、階段通行運搬装置。 - 【請求項2】 連結装置が、装置ハウジング(15)と
車輪保持体(34a,34b)の回転軸との間の伝動結
合装置から成り、伝動変速比がそれぞれ1:1であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の運搬装置。 - 【請求項3】 連結装置が鎖伝動装置から成り、この鎖
伝動装置の少なくとも1つの伝動鎖(41)が、装置ハ
ウジング(15)に結合される鎖歯車(42)と、両方
の回転可能な車輪保持体(34a,34b)の軸上に取
付けられるそれぞれの鎖歯車(43a,43b)とに掛
け回され、これら3つの鎖歯車(42,43a,43
b)がすべて同じに構成されていることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の運搬装置。 - 【請求項4】 車輪(21a,21b)用拘束装置が、
それぞれ車輪踏面(22)へ作用する制動湾曲片(2
3,38)から成り、この制動湾曲片(23,38)
が、車輪保持体(34a,34b)の回転軸線から偏心
して延びる平行軸線(24)の周りに、車輪踏面(2
2)の半径より小さい半径だけ自由に揺動可能に、対応
する車輪保持体(34a,34b)に支持され、制動湾
曲片(23,38)が、平行軸線(24)を越えて検知
レバー(25)となるように延長され、この検知レバー
の自由端に支持される触知輪(26)が、対応する車輪
(21a,21b)の側方でその車輪踏面(22)を越
えて突出していることを特徴とする、請求項1ないし3
の1つに記載の運搬装置。 - 【請求項5】 車輪対の両方の車輪(21a,21b)
の拘束装置の検知レバー(25)が、連結装置により、
影響を受けない状態で、双腕レバー(20)のあらゆる
角位置で、互いに平行でかつ水平面又は垂直面に対して
不変な角をなしていることを特徴とする、請求項1ない
し4の1つに記載の運搬装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19944429149 DE4429149A1 (de) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | Treppengängiges Transportgerät |
DE4429149.3 | 1994-08-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0867253A true JPH0867253A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=6525895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23456295A Pending JPH0867253A (ja) | 1994-08-17 | 1995-08-10 | 階段通行運搬装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0697322A1 (ja) |
JP (1) | JPH0867253A (ja) |
DE (1) | DE4429149A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007059617A1 (en) * | 2005-11-25 | 2007-05-31 | Developpements Commerciaux Inter-Axion Inc. | Stair climbing hand truck |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2132020B1 (es) * | 1997-04-17 | 2000-04-16 | Navarro Francisco S Cabanillas | Dispositivo de rodadura para vehiculos automoviles y sillas de ruedas. |
GB2340090B (en) | 1998-07-31 | 2001-06-13 | Ferno Washington | Chairs |
DE19951914A1 (de) * | 1999-10-28 | 2001-05-03 | Richter Rehabilitationstechnol | Radanordnung, insbesondere für Behinderten-Treppenfahrgeräte |
EP1186284A1 (de) | 2000-09-08 | 2002-03-13 | Gisbert Weiss Gmbh | Rollstuhl mit Treppensteigvorrichtung |
CN113465958B (zh) * | 2021-05-31 | 2022-05-20 | 中山小神童创新科技有限公司 | 一种爬楼装置测试系统及爬楼装置测试方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867574A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | Toshiba Corp | 走行体 |
JPS60234068A (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-20 | 中村 政弘 | スパイダ−ホイ−ル運搬車 |
JPS63275477A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-14 | ハース・ウント・アルベル・ハウステヒニク・ウント・アパラーテバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング | 階段昇降装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1930300A1 (de) * | 1969-06-14 | 1970-12-17 | Fleming John Fay | Treppensteigendes Fahrzeug |
DE3226294A1 (de) | 1982-07-14 | 1984-01-19 | Ulrich 7470 Albstadt Alber | Sackkarre mit treppensteigvorrichtung |
US4993912A (en) * | 1989-12-22 | 1991-02-19 | Chamberlain Mrc, Division Of Duchossois Industries, Inc. | Stair climbing robot |
-
1994
- 1994-08-17 DE DE19944429149 patent/DE4429149A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-06-22 EP EP95109665A patent/EP0697322A1/de not_active Withdrawn
- 1995-08-10 JP JP23456295A patent/JPH0867253A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867574A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | Toshiba Corp | 走行体 |
JPS60234068A (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-20 | 中村 政弘 | スパイダ−ホイ−ル運搬車 |
JPS63275477A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-14 | ハース・ウント・アルベル・ハウステヒニク・ウント・アパラーテバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング | 階段昇降装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007059617A1 (en) * | 2005-11-25 | 2007-05-31 | Developpements Commerciaux Inter-Axion Inc. | Stair climbing hand truck |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4429149A1 (de) | 1996-02-29 |
EP0697322A1 (de) | 1996-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI622539B (zh) | 貨物輸送設備和天花板輸送車 | |
JPH10217957A (ja) | 輸送用レール案内手段とこの輸送用手段をもつ輸送装置 | |
JPH0867253A (ja) | 階段通行運搬装置 | |
KR970015445A (ko) | 천정주행차 | |
CN108860308A (zh) | 一种全向电驱动平台车 | |
JPH0524650Y2 (ja) | ||
JPS63297165A (ja) | 運搬用無人車 | |
JPH09272430A (ja) | 無人搬送ロボット及び無人搬送システム | |
JPS6238274B2 (ja) | ||
JPH0318302Y2 (ja) | ||
JPH0342406A (ja) | 搬送装置 | |
JP3159910B2 (ja) | 搬送装置および搬送設備 | |
JPH0641868Y2 (ja) | 全方向移動台車 | |
JPH0790911B2 (ja) | 仕分け用搬送装置 | |
JPH042127Y2 (ja) | ||
JP2986119B2 (ja) | ワーク搬送方法及びワーク搬送装置 | |
JPH0331794Y2 (ja) | ||
JPH04218463A (ja) | 搬送台車 | |
JP2004268827A (ja) | 台車搬送システム | |
JP2002308412A (ja) | 台車搬送装置 | |
JPH07117975A (ja) | 昇降吊下装置付き搬送装置 | |
JPH0286590A (ja) | 乗客コンベア | |
JPH0356452Y2 (ja) | ||
JPH10283032A (ja) | 無人走行車 | |
JP2001138902A (ja) | 車両搬送装置及びこれに使用する車両 |