【発明の詳細な説明】
側部フラップに接合された一体剥離部材を有する吸収物品
発明の分野
本発明は、女性用衛生ナプキン、成人用失禁装置などのような、使い捨て吸収
物品に関する。より詳細には、本発明は、側部フラップ、および側部フラップを
装着者のパンティの下側に接合するためのフラップ接着剤を有する、使い捨て吸
収物品に関する。
発明の背景
経血、尿、おりのような体液を吸収するように構成された方法および種々の吸
収物品は、もちろん、良く知られている。ウィングまたはフラップを有する吸収
物品(特に、衛生ナプキン)は、文献に開示されており、市場で入手することが
できる。
一般に、フラップは、中央の吸収手段から側方に延び、装着者のパンティの股
部領域の縁部で折り畳まれるようになっている。かくして、フラップは、装着者
のパンティの股部領域の縁部と装着者の太腿との間に配置される。
フラップは、少なくとも2つの目的に役立つ。第1に、フラップは、滲出物が
装着者のパンティの縁部を汚さないようにする。第2に、フラップは、特にフラ
ップがパンティの下側に付けられているとき、ナプキンが所定箇所からずれない
ように安定させるのに役立つ。
種々の型式のフラップを有する衛生ナプキンが、1987年8月18日にファ
ン・ティルバーグに付与された米国特許第4,687,478号(フラップを備
えた衛生ナプキン)、1986年8月26日にマッティングリーに付与された同
第4,608,047号(衛生ナプキン取付手段)、1986年5月20日にフ
ァン・ティルバーグに付与された同第4,589,876号(衛生ナプキン)、
1981年8月25日にマクニールに付与された同第4,285,343号(衛
生ナプキン)、1968年8月20日にリカードに付与された同第3,397,
697号(下着用の使い捨て衛生帯)、および1957年4月2日にクラークに
付与された同第2,787,271号(衛生ナプキン)に開示されている。
フラップには通常、フラップを装着者のパンティの下側に付けるための接着取
付手段またはフラップ接着剤が設けられている。フラップ接着剤には一般に、使
用前に、接着剤を汚れから保護し、接着剤が乾燥しないようにし、そして接着剤
が外面にくっつかないようにするため、剥離ライナーが設けられている。フラッ
プ接着剤から剥離ライナーを剥がして接着面を露出させ、パンティの下側に付け
てフラップを適所に固定する。フラップ接着剤から剥がした後、剥離ライナーは
捨てられる。しかしながら、かかる構成では、剥離ライナーを各フラップから剥
がすのに両手を必要としている。すなわち、使用者は、一方の手でフラップを保
持し、他方の手で剥離ライナーを剥がさなければならない。また、この構成では
、使用者は、衛生ナプキンのフラップから剥がした剥離ライナーを捨てなければ
ならない。したがって、片手で操作し付けることができるフラップを有する衛生
ナプキンに対する要請がある。また、廃棄しなくともよい剥離材料を備えた衛生
ナプキンに対する要請もある。
フラップは衛生ナプキンの有効性を非常に向上させたが、衛生ナプキンのフラ
ップが、装着者の股部分への衛生ナプキンの装着を妨げることがある。最新の衛
生ナプキンのフラップは各々、端部、すなわち衛生ナプキンに対して自由に移動
できる遠位端を有している。中央パッド接着剤の剥離紙が装着者によって剥がさ
れると、フラップの遠位端は、装着者のパンティの股部分と衛生ナプキンとの間
に位置し、中央パッド接着剤に付着することになる。したがって、衛生ナプキン
のパンティへの装着を邪魔しないように位置決めされたフラップを有する衛生ナ
プキンに対する要請がある。
したがって、本発明の目的は、折り畳まれたフラップおよびフラップ接着剤の
ための一体剥離材料を有し、片手のみでフラップ接着剤を露出させ、剥離ライナ
ー片の廃棄を必要とせず、フラップが衛生ナプキンのパンティへの装着を邪魔し
ないようにフラップが使用されるまでフラップを折り畳み形体に維持する、衛生
ナプキンのような吸収物品を提供することにある。
本発明は又、折り畳まれ凹部にたくし込まれるフラップと、フラップ接着剤の
ための一体剥離材料とを有する、衛生ナプキンのような吸収物品を提供すること
にある。
本発明の別の目的は、折り畳まれたフラップ、一体剥離材料、および装着者の
下着の股部分の縁部に沿って折り畳んで下着の下側に付けたときにフラップに生
ずる応力を緩和させるための異なる伸長性の帯域を有する、衛生ナプキンのよう
な吸収物品を提供することにある。
本発明の別の目的は、折り畳まれ、たくし込まれた側部フラップ、一体剥離材
料、および異なる伸長性の帯域を有する、衛生ナプキンのような吸収物品を提供
することにある。
本発明のこれらの目的、および他の目的は、添付図面に関連して以下の詳細な
説明を読むとき、より明白になるであろう。
発明の概要
本発明によれば、折り畳まれたフラップと一体剥離材料を有する、衛生ナプキ
ンのような吸収物品が提供される。吸収物品は、主本体部分と、主本体部分に接
合された一対のフラップと、フラップを折り線に沿って折り畳んだとき、少なく
とも一方のフラップのフラップ接着剤の上に一体剥離材料が置かれるように、吸
収物品の一部に接合された一体剥離材料とを備えている。フラップは各々、主本
体部分に対して少なくとも約180°の挟角を形成している。
図面の簡単な説明
第1図は、吸収コアを示すため切り取られた部分を有する本発明の衛生ナプキ
ンの平面図である。
第1A図は、線A−Aに沿った第1図の衛生ナプキンの横断面図である。
第1B図は、一体剥離部材がフラップ接着剤の上に置かれた折り畳み形体のフ
ラップを示す、第1A図の衛生ナプキンの横断面図である。
第2図は、吸収コアを示すため切り取られた部分を有する本発明の衛生ナプキ
ンの変形実施例の平面図である。
第2A図は、線A−Aに沿った第2図の衛生ナプキンの横断面図である。
第2B図は、一体剥離部材がフラップ接着剤の上に置かれた折り畳み形体の凹
部領域にたくし込まれたフラップを示す、第2A図の衛生ナプキンの横断面図で
ある。
第3図は、本発明の衛生ナプキンの変形実施例の平面図である。
第3A図は、線A−Aに沿った第3図の衛生ナプキンの横断面図である。
第3B図は、一体剥離部材がフラップ接着剤の上に置かれた折り畳み形体の凹
部領域にたくし込まれたフラップを示す、第3A図の衛生ナプキンの横断面図で
ある。
第4図は、第2A図の角度と同様な角度から取られた、衛生ナプキンの別の実
施例の横断面図である。
第4B図は、一体剥離部材がフラップ接着剤の上に置かれた折り畳みおよび丸
め形体の凹部領域にたくし込まれたフラップを示す、第4A図の衛生ナプキンの
横断面図である。
第5図は、下に位置する構造を示すため切り取られた部分を有し、かつ、フラ
ップ接着剤が一体剥離材料の上に置かれるように主本体部分の下着側の上に折り
畳まれたフラップを有する、下着側から見た本発明の衛生ナプキンの変形実施例
の平面図である。
第5A図は、線A−Aに沿った第5図の衛生ナプキンの横断面図である。
第6図は、女性用パンティの股部分の斜視図である。
第6A図は、第6図に示した女性用パンティの斜視図であって、本発明の実施
例の衛生ナプキンが、フラップがパンティの下側に広げられ貼られて使用状態に
なっている状態を示したものである。
第6B図は、第6図に示した女性用パンティの斜視図であって、たくし込まれ
たフラップを有する本発明の実施例の衛生ナプキンが、使用状態になっている状
態を示したものである。
第7図は、本発明の変形実施例の一部の横断方向の横断面図であって、一方の
フラップと主本体部分の一部を示したものである。
第7A図は、本発明の別の変形実施例の一部の横断方向の横断面図であって、
一方のフラップと主本体部分の一部を示したものである。
第8図は、主本体部分に対して約90°の挟角を形成するフラップを有する本
発明の衛生ナプキンの実施例の横断面図である。
第9図は、主本体部分に対して約180°の挟角を形成するフラップを有する
本発明の衛生ナプキンの実施例の横断面図である。
第10図は、主本体部分に対して約270°の挟角を形成するフラップを有す
る本発明の衛生ナプキンの実施例の横断面図である。
第11図は、身体接触側から見た、本発明の衛生ナプキンの実施例の平面図で
ある。
第11A図は、線A−Aに沿った第11図の衛生ナプキンの部分横断面図であ
る。
好ましい実施例の詳細な説明
1.概説
A.一般的な吸収物品
本発明は、女性用衛生ナプキンのような、使い捨て吸収物品に関する。より詳
細には、本発明は、フラップ、およびフラップを装着者のパンティの下側に固定
するフラップ接着剤を有する、使い捨て吸収物品に関する。
ここで使用される語“吸収物品”は、身体排出物を吸収し収容する物品を意味
する。より詳細には、語“吸収物品”は、装着者の身体に当てて或いは近接して
配置され身体から排出される種々の分泌物を吸収し収容する物品を意味する。語
“吸収物品”は、衛生ナプキン、パンティライナー、および失禁パッド(および
下着の股部領域に装着される他の物品)を含むことを意図している。語“使い捨
て”は、一度の使用の後、廃棄され、好ましくは、リサイクルされ、環境に適合
するように処理されるようになった物品を意味している。(すなわち、語“使い
捨て”は、洗濯され或いは吸収物品として復元され再使用されることを意図して
いない。)
ここで使用される語“衛生ナプキン”は、女性が外陰部に隣接して装着し、女
性の身体からの経血や他の膣分泌物(たとえば、尿、月経分泌物、尿)を吸収し
収容するようになった吸収物品を意味する。しかしながら、本発明では、図示さ
れた特定の種類または形体の吸収物品に限定されるものではない。
ここで使用される語“剥離材料”または“剥離部材”は、使用前に、フラップ
接着剤のような接着剤を汚れから保護し、接着剤を乾燥しないようにし、及び/
又は接着剤が外部面にくっつかないようにするのに使用される材料を意味する。
ここで使用される語“一体剥離材料”または“一体剥離部材”は、使い捨て吸
収物品の一部に接合される剥離材料を意味する。ここで使用される語“接合”は
、要素を他の要素に直接貼ることによって要素を他の要素に固定する形体と、要
素
を他の部材に貼られている中間部材に貼ることによって要素を他の要素に間接的
に固定する形体と、或る要素を別の要素と一体にする形体(すなわち、或る要素
が他の要素の実質的に一部である)とを包含している。剥離部材を衛生ナプキン
に接合する例には、(中央パッド接着剤54に使用される剥離ライナー58のよ
うな)剥離ライナーを衛生ナプキンの少なくとも一部に固定すること、シリコン
のような物質を衛生ナプキンの少なくとも一部に付ける(たとえば、スプレィ、
塗布、含浸など)こと、要素の少なくとも一部が適当な剥離部材として機能する
ような適当な剥離部材から構成されている要素(すなわち、バックシート、トッ
プシート、フラップなど)を衛生ナプキンに接合すること等が含まれる。一体剥
離部材57の一部または全部は、衛生ナプキン20に接合される。たとえば、一
体剥離部材57は、周囲接着、単一または複数のライン接着、単一または複数の
スポット接着、または、一体剥離部材57の表面全体を衛生ナプキン20の少な
くとも一部に接着する表面接着によって、衛生ナプキンに接着される。
本発明の衛生ナプキン20の好ましい実施例が、第1図に示されている。第1
図に示されるように、衛生ナプキン20は基本的に、主本体部分22と、主本体
部分22に結合された(拡張状態で示されている)2つのフラップ24とを備え
ている。各フラップ24は、フラップ接着剤56と、一体剥離部材57とを備え
ている。主本体部分22は、吸収組立体46によって表されている吸収手段を備
えている。第1図に示した好ましい実施例では、一体剥離部材57は、フラップ
24の一部から成る。しかしながら、一体剥離部材57は、主本体部分22の一
部(すなわち、トップシート40、バックシート42など)から成るものであっ
てもよい。(以下の議論では、特記なき限り、衛生ナプキンは2つのフラップを
有しているものとする。ナプキンは2つのフラップを有している必要はないけれ
ど、1つのフラップよりも2つのフラップの方が好ましい。また、フラップは互
いに鏡像関係にある必要はないけれども、鏡像関係である方が好ましい。かくし
て、一方のフラップについての説明は、他方のフラップについての説明にもなる
ので、明瞭化のため、第2のフラップについての説明は省略する。
衛生ナプキン20は、2つの中心線、すなわち、主要な長さ方向の中心線Lと
、主要な横断方向の中心線Tとを有している。ここで使用される語“長さ方向”
は、衛生ナプキン20を装着したとき、起立している装着者を左半身と右半身に
二分する垂直面と略整合している(すなわち、略平行である)衛生ナプキン20
の平面における線、軸線、または方向を意味する。また、ここで使用される語“
横断方向”または“側方”は交換可能であり、長さ方向と略直交する衛生ナプキ
ン20の平面内にある、線、軸線、または方向を意味する。
衛生ナプキン20は、トップシート40と、バックシート42と、吸収コア4
4と、一対のフラップ24とから構成されている。トップシート40の少なくと
も一部、バックシート42、および吸収コア44は、主本体部分22の吸収組立
体46を含む。第1図および第1A図に示されるフラップ24は、主本体部分2
2に貼られる別々の材料片から構成されている。(オズボーンに付与された米国
特許第4,917,697号に示されているような変形実施例では、フラップ2
4は、主本体部分22と一体でもよい。このような場合では、トップシート40
は、両方のフラップ24および主本体部分22の一方の面を形成し、バックシー
ト42は、両方のフラップ24および主本体部分22の他方の面を形成する。さ
らに、衛生ナプキン20の吸収材料は、米国特許第4,917,697号に詳細
に記載されているように、フラップの吸収コアを形成するようにフラップ24内
に延びていてもよい。)特に好ましい実施例では、主本体部分22は、吸収組立
体46に接合されて主本体部分22の吸収組立体46との間に凹部領域68を形
成する拘束部材78をさらに備えている。
2.吸収物品の個々の構成要素
まず、衛生ナプキン20の個々の構成要素について詳細に説明する。
A.トップシート
トップシート40は、液体透過性であり、衛生ナプキン20の使用時には、ト
ップシート40は、装着者の皮膚にぴったりと密接している。トップシート40
は、柔軟で柔らかい感触をもち、装着者の皮膚に剌激を与えない。トップシート
40は、この種の使用にとって通例の任意の材料で形成される。トップシート4
0として使用される適当な材料の非限定的な例として、織布および不織布のポリ
エステル、ポリプロピレン、ナイロン、レーヨン、および成形熱可塑性フィルム
があるが、成形フィルムが好ましい。
適当な成形フィルムが、1975年12月20日にトンプソンに付与された米
国特許第3,929,135号(テーパした細管を有する吸収構造体)、198
2年4月13日にミューランおよびスミスに付与された同第4,324,426
号(歪抵抗トップシートを有する使い捨て吸収物品)、1982年8月3日にラ
デルおよびトンプソンに付与された同第4,342,314号(繊維のような性
質を示す弾性プラスチックウェブ)、および1984年7月31日にアール、ル
イス、ミューランおよびクェレットに付与された同第4,463,045号(非
光沢可視面および布状の触感を示す、巨視的に拡張された3次元プラスチックウ
ェブ)に記載されている。成形フィルムは、液体透過性であり且つ非吸収性であ
るので、トップシート40に好まれる。かくして、身体と接触している成形フィ
ルムの表面は乾燥したままであり、装着者にとって快適である。
衛生ナプキン20は又、装着時に、伸長可能な(すなわち、特に長さ方向に伸
びることができる)成分で構成するのがよい。衛生ナプキン20は、非伸長長さ
の約15%〜約40%伸びることができるのがよい。この伸長性は良好な使用時
のフィット感と汚れの減少を提供する。他の実施例では、衛生ナプキン20の構
成要素の一定部分のみが、伸長できる。(本発明の一体剥離材料なしの)このよ
うな実施例は、1991年10月1日にブルース・ラバスなどによって出願され
た米国特許出願第07/769,891号(フラップおよび異なる伸長性の帯域
を有する吸収物品)に詳細に記載されている。
このような実施例に使用するのに特に好ましいトップシート40は、米国特許
第4,463,045号に従って形成され或る程度の長さ方向の伸長性を提供す
るようにリング状に巻かれているものである。リング巻き、すなわち“プレ・コ
ラゲーティング”のための適当な方法が、1978年8月15日にシソンに付与
された米国特許第4,107,364号、1989年5月30日にサベーに付与
された同第4,834,741号、1991年2月28日にジェラルド・エム・
ウェーバーなどによって出願された米国特許出願第07/662,536号(弾
性を与えるため、ゼロ歪ストレッチラミネートウェブを漸次伸長させるための方
法および装置)、1991年2月28日にケネス・ビー・ブールなどによって出
願された同第07/662,537号(可変弾性を与えるため、ゼロ歪ストレッ
チラミネートウェブを非均一な方法で漸次伸長させるための方法および装置)、
および1991年2月28日にジェラルド・エム・ウェーバーなどによって出願
された同第07/662,543号(ウェブを破壊させることなしに弾性を与え
るため、ゼロ歪ストレッチラミネートウェブを連続的に伸長させるための方法お
よび装置)に記載されている。トップシートの段の折り線は、トップシートが長
さ方向に伸長可能であるように、横断方向に延びているべきである。
このようなトップシートは、1991年6月23日に出願された以下の特許出
願、すなわちトンプソンなどによって出願された米国特許出願第07/734,
404号(改良した流体指向性、快適さおよびフィット感を有する吸収物品、特
に生理帯)、トンプソンなどによって出願された同第07/734,392号(
吸収物品に使用する流体処理構造体)、およびビューンガーなどによって出願さ
れた同第07/734,405号(生理用品に使用される吸収コア)に詳細に記
載されている。これらの特許出願は、まとめて“毛細管溝繊維”特許出願と呼
ばれる。
さらに、本発明の好ましい実施例では、トップシート40の外面40aの少な
くとも一部が、界面活性剤で処理されている。界面活性剤は、主本体部分22の
上に位置するトップシート40の外面40aの少なくとも一部にわたって実質的
に均一に且つ完全に分配されているのが好ましい。これは、当業者には周知の普
通の方法によって達成することができる。たとえば、表面活性剤は、スプレィ、
パジング、或いは移送ロールを使用して塗布される。
トップシート40の外面40aの表面活性剤処理は、トップシート40の外面
をより親水性にする。これにより、トップシートの外面が未処理の場合よりも、
液体がトップシート40に迅速に浸透する。このことは、経血が、吸収コア44
によって吸収されるよりもトップシート40に流れる可能性を減少させる。好ま
しくは、フラップ24の上に位置するトップシート40の部分は、表面活性剤で
処理しない。これにより、流体がフラップを側方に横断して広がって、装着者の
太腿や他の部分に接触する傾向が最少にされる。
好ましい実施例では、トップシート40の内面40bは、吸収コア44と接触
関係をなして固定されている。かかる接触関係の結果、トップシート40が吸収
コア44と接触していない場合よりも、液体が迅速にトップシート40に浸透す
ることとなる。トップシート40は、トップシート40の内面に接着剤を塗布す
ることによって、吸収コア44と接触関係に維持される。かかる目的に有用な適
当な接着剤が、米国特許第4,917,697号に記載されている。接着剤は、
界面活性剤をトップシート40の外面40aに塗布するのと同じ方法で塗布され
る。
B.吸収コア
吸収コア44は、トップシート40とバックシート42との間に位置決めされ
ている。吸収物品44は、経血を吸収するための手段を提供する。吸収物品44
は、吸収することを予想される経血の全体量以上の吸収能力を有する必要はない
。吸収コア44は一般に、圧縮可能であり、柔軟であり、装着者の皮膚を刺激し
ない。吸収コア44は、このような目的で当該分野で使用される任意の材料から
なる。その例として、エアフェルトと一般的に呼ばれている粉砕された木材パル
プ、クレープ状の詰綿、吸収フォーム、吸収スポンジ、合成ステープル繊維、ポ
リマー繊維、ヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤、ピートモス、或いはこれらと同
等な材料、或いはこれらの材料の混合物がある。
ポリマーゲル化剤は、水または体液のような流体(すなわち、液体)と接触す
る際、このような流体を吸収してヒドロゲルを形成する物質である。このように
して、吸収コア44に流入した流体はポリマーゲル化剤によって捕捉され保持さ
れ、これにより、物品に良好な吸収能力および/又は流体保持性能を提供する。
吸収コア44に使用されるポリマーゲル化剤は一般に、水不溶性で、僅かに架
橋され、部分的に中和されたヒドロゲル形成ポリマー材料の粒子からなる。ここ
で使用される“粒子”は、ペレット、フレークまたは繊維の形態のような、任意
の形態の粒子を意味する。(限定されるわけではないが、ここで使用されるポリ
マー材料の好ましい種類、およびこれらのポリマー材料を調製するのに使用され
る方法を含む)吸収コア44の特徴は、オズボーンに付与された米国特許第5,
009,653号に詳細に記載されており、この特許において参考文献として示
されている特許の全てを、ここに参考文献として含める。
或る好ましい実施例では、吸収コア44は、2つのエアレイド・ティッシュす
なわち第1のティッシュ層と第2のティッシュ層(すなわち、“上”および“下
”のティッシュ層)との間に配置された粒子の形態のような、超吸収ポリマー材
料の層からなるラミネートである。第1および第2のティッシュ層は、超吸収ポ
リマー材料の収容体を形成し、吸収コア44全体にわたって、吸収された滲出物
の側方吸い上げを向上させ、一定の吸収度を提供する。
適当なラミネートは、米国アイオワ州マスケイティンのグレイン・プロセスィ
ング社から入手できる超吸収ラミネート・ウォーターロックL−535である(
ウォーターロックは、同社の登録商標である)。このような超吸収ラミネートは
、1984年8月21日にペダースンなどに付与された米国特許第4,467,
012号(吸収フィルム用組成物およびその調製方法)および1981年4月7
日にリンドセーなどに付与された同第4,260,443号(ラミネート吸収処
理)に開示されている。
吸収コア44は、長さ方向に伸長されるようにスリットが設けられ或いは部分
的にスリットが設けられたラミネートであるのがよい。このスリットが設けられ
或いは部分的にスリットが設けられたコアは、毛細管溝繊維の特許出願に詳細に
記載されている。
C.バックシート
バックシート42は、液体不透過性であり、かくして、経血が装着者の衣服を
汚すのを防止する。このような目的のために当該技術分野において使用される材
料が、ここでも使用することができる。適当な材料には、エンボス加工された或
いはエンボス加工されてないポリエチレンフィルムおよびラミネートティッシュ
が含まれる。適当なポリエチレンフィルムは、モンサント・ケミカル社によって
製造され、フィルム番号8020として販売されている。
(典型的には、トップシート40が主本体部分22のみの上に位置し、フラッ
プの頂部表面を形成するように延びていない)衛生ナプキン20の或る変形実施
例では、バックシート42は、2層から構成されている。このような場合には、
バックシート42は、バックシート42のコアに面した側42aに配置されたロ
フト材料の第1の層を備えている。第1の層の目的は、快適で、かつ装着者の身
体に刺激を与えない表面を提供することである。ロフト層は、不織布材料のよう
な適当な材料で形成することができる。好ましくは、ロフト層は、疎水性の不織
布材料からなる。第2の層は、バックシート42の下着側42bに配置され、流
体不透過性フィルムからなる。この第2の層として、厚さが約0.01〜0.0
5mm(好ましくは、約0.02mm)の低密度ポリエチレン材料が良好に機能する
ことが分かっている。エチル社のビスクィーン・ディビィジョンによってモデル
XP−39385として販売されているようなポリエチレンフィルムが、この第
2の層に特に適していることが分かっている。バックシート42は又、トップシ
ート40に対して疎水性である柔らかい布状の材料で形成してもよい。ポリエス
テルまたはポリオレフィン繊維のバックシート42が、良好に機能することが分
かっている。特に好ましい柔らかい布状の材料は、ポリエステル不織布材料と1
984年10月9日にヴヌックに付与された米国特許第4,476,180号に
記載されているようなフィルムのラミネートである。
特に好ましい伸長可能なバックシート42は、米国ウィスコンシン州ウォーワ
トサのフィンドレー・アドヒーシィブ社によって製造されている延長粘着フィル
ム・フォーミュラ#198−338であり、これは、毛細管溝繊維の特許出願に
詳細に記載されている。
3.構成要素の衛生ナプキンへの組立およびフラップの形成
A.構成要素の組立
第1図および第1A図に示されるように、トップシート40は、シーム36の
ような第1のシームに沿って、バックシート42に固定されている。シーム36
は、接着、クリンプ加工、ヒートシールのような、この目的のために当該技術分
野において通常使用される任意の手段によって形成される。シーム36は、主本
体部分22の周囲23の全体に延びるものとして第1図に示されている。これは
、製造し易いために、好ましい実施例である。(種々の要素を結合する他の手段
を使用することができる。)
主本体部分22は、吸収コア44のような吸収手段を収容する、衛生ナプキン
20の部分である。主本体部分22は、液体透過性の身体接触面(第1A図にお
いてトップシート40によって示されている)と、反対側の液体透過性の面(第
1A図においてバックシート42によって示されている)とを有している。図示
した実施例は、好ましいものではあるが、単なる1つの実施例にすぎないことを
理解すべきである。他の実施例には、吸収コア44が、バックシートに配置され
る前にトップシートで実質的に完全に包まれるものが含まれる。主本体部分22
は又、自立するのに十分な結合性を有し、一方の面が液体透過性であり他方の面
が液体不透過性になるように処理された吸収コアを備えている。
主本体部分22は、比較的厚くても、或いは比較的幅狭で薄くてもよい。幅狭
の主本体部分22は効果的である。何故ならば、衛生ナプキン20の全体形体お
よび使用の結果、主本体部分22が身体にぴったりと密接状態に維持されるから
である。このような主本体部分22の密接性により、主本体部分は身体の膣に密
着して配置される。主本体部分22は、経血が主本体部分22の側部に沿って流
れそうになる前に、殆どの経血を吸収することができる。薄い主本体部分も又、
使用者にとって典型的な快適性が得られるので、好まれる。
第1図および第1A図は又、衛生ナプキン20を下着の股部領域に固定するよ
うになった接着取付手段、中央パッド接着剤54およびフラップ接着剤56のよ
うなファスナを示している。
中央パッド接着剤54は、主本体部分22をパンティの股部領域に固定するた
めの接着取付手段を提供する。フラップの遠位縁に隣接したフラップ24の外面
は好ましくは、フラップ接着剤56で被覆されている。フラップ接着剤56は、
フラップを後述のようにパンティの股部領域の縁部のまわりに包んだ後、フラッ
プ24を適所に維持するのを助けるのに使用される。フラップ24は、フラップ
24を下着に、或いは反対側のフラップに取付けることによって、適所に維持さ
れる。適当な接着ファスナが、米国特許第4,917,697号に詳細に記載さ
れている。
本発明の中央パッド接着剤54は、接着取付手段に限定されるものではない。
当該技術分野において使用される任意の種類のファスナを、このような目的に使
用することができる。たとえば、衛生ナプキン20の主本体部分22は、199
0年8月7日にバトレルに付与された米国特許第4,946,527号(感圧接
着剤ファスナおよびその製造方法)に記載されているファスナによって、装着者
の下着に固定することができる。衛生ナプキン20の主本体部分22は又、19
91年6月21日にデニス・エー・トーマスなどによって出願された米国特許出
願第07/718,727号(剥離可能な機械的ファスナシステムを製造するた
めのスクリーン印刷法およびこれによって製造されたファスナシステム。この特
許出願を参考文献としてここに含める)に記載されているファスナによって、装
着者の下着に固定することができる。しかしながら、簡単化のため、ファスナは
、接着取付手段に関して説明する。
中央パッド接着剤54は、取り外し可能な剥離ライナー、すなわち中央パッド
剥離ライナー58によって覆われている。感圧接着剤は、使用前に、接着剤を汚
れから保護し、接着剤を乾燥しないように維持し、接着剤が外部面にくっつかな
いようにするため、剥離ライナーで被覆すべきである。適当な剥離ライナーは、
米国特許第4,917,697号に記載されている。
フラップ接着剤56は、第18図に示されるように、一体剥離部材57によっ
て保護されている。一体剥離部材57については、詳細に後述する。
本発明の衛生ナプキンの好ましい実施例について説明してきたが、フラップを
備えた他の多くの衛生ナプキンも利用でき、文献にも開示されている。これらは
、本発明の一体剥離材料を備えることができる。特に、フラップを有する衛生ナ
プキンが、1991年5月21日にオズボーンなどによって出願された米国特許
出願第07/707,233号(装着者の下着に取付けるための側方に伸長可能
な
手段を有する衛生ナプキン)、1991年4月23日および1990年8月21
日にオズボーンにそれぞれ付与された米国特許第5,009,653号(薄くて
可撓性の衛生ナプキン)および同第4,950,264号(薄くて可撓性の衛生
ナプキン)、1990年4月17日にオズボーン3世などに付与された同第4,
917,697号(フラップおよび応力緩和手段を有する衛生ナプキン)、19
87年8月18日にファン・ティルバーグに付与された同第4,687,478
号(フラップを備えた衛生ナプキン)、1986年5月20日にファン・ティル
バーグに付与された同第4,589,876号(衛生ナプキン)、1981年8
月25日にマクネールに付与された同第3,397,697号(衛生ナプキン)
、1968年8月20日にリッカードに付与された同第3,397,697号(
下着用の使い捨て衛生帯)、および1957年4月2日にクラークに付与された
同第2,787,241号(衛生ナプキン)に開示されている。これらの特許お
よび特許出願を全て、ここに参考文献として含める。
パンティライナーの形態の適当な吸収物品は、1988年4月19日にオズボ
ーンに付与された米国特許第4,738,676号(パンティライナー)に開示
されている。成人用失禁製品の形態の少なくとも幾つかの適当な吸収物品は、1
991年1月3日にバリー・アール・ファイストなどによって出願された米国特
許出願第07/637,571号(迅速に捕捉する包装された多層吸収本体を有
する吸収物品)に記載されている。
これらの特許、特許出願の開示の全て(そして、上述の特許ならびに特許出願
において公表された特許)および本説明全体を通じて言及された刊行物を、ここ
に参考文献として含める。しかしながら、参照文献によって包含される書類が本
発明を教示し開示していることは、はっきりと認められない。
B.フラップの構造
次に、フラップ24の特徴について詳細に説明する。(本発明の一体剥離部材
57のない)本発明に使用するのに適したフラップ24の一般的な構造は、オズ
ボーンに付与された米国特許第4,917,697号、1991年10月1日に
ブルース・ラバシュなどによって出願された米国特許出願第07/769,89
1号(フラップおよび異なる伸長帯域を有する吸収物品)、および1992年2
月7日にカオル・ニイハラ、トマス・ダブリュー・オズボーン3世によって出願
された同第07/832,246号(内側に折り畳まれたプリーツ付きフラップ
を有する吸収物品)に詳細に記載されている。
フラップ24の全体寸法は、当業者によって容易に選定することができる。好
ましくは、フラップ24は、衛生ナプキン20が、フラップの遠位縁34の間の
最も分離した箇所で約10cm〜約23cm幅になるように、寸法決めされている。
好ましくは、各フラップ24は、衛生ナプキン20の主要な長さ方向の中心線L
と平行な方向に、約5cm〜少なくとも約19cmの長さを有する。しかしながら、
フラップ24は、主要な長さ方向の中心線Lと平行な方向に、約0.5cmの長さ
を有するものでもよい。
フラップ24の形状は、当業者によって選定することができる。好ましくは、
フラップ24は互いに鏡像関係にあり、各フラップ26、28は、フラップの横
断方向中心線T1に対して対称である。(ここに記載したフラップの形状および
配向は、好ましい実施例のものであることを理解すべきである。これらは、必須
の設計上の特徴ではない。)
好ましくは、第3図に示された衛生ナプキン20におけるように、フラップ2
4は、衛生ナプキンの主要な横断方向中心線Tの僅かに前方に位置決めされてい
る。(このような場合には、フラップの横断方向中心線T1は、衛生ナプキン2
0の主要な横断方向中心線Tと一致しない。)しかしながら、フラップ24は、
好ましくは、衛生ナプキンの主要な長さ方向中心線Lから均一に間隔をへだてて
いる。
好ましい実施例では、フラップ24は、接合線30に沿って主本体部分22に
接合されている。接合線は、主要な長さ方向中心線Lに対して、凹状であり、ま
たは真っ直ぐであり、(或いは、好ましくはないが)凸状である。接合線30は
、別々のフラップ要素が主本体部分24に接合される線、すなわち領域を備えて
いる。或いは、フラップ24が主本体部分22と一体であるとき、接合線30は
、(境界の正確な線が存在することは必要ではないけれども)主本体部分22と
フラップ24との境界を表す。
フラップ24は、多くの異なる方法で主本体部分22に結合される。(フラッ
プ24のような)構成要素を別の構成要素に“接合し”或いは“関連させる”多
くの異なる方法が、1991年4月16日にオズボーンなどに付与された米国特
許第5,007,906号(切り離された衛生ナプキン)に収容されている用語
の定義に記載されている。フラップが別個の要素からなるとき、フラップを、当
業者にとって公知の技術によって主本体部分に接合することができる。このよう
な技術には、限定するわけではないが、接着、熱および/又は圧力、超音波など
が含まれる。
フラップ24が、主本体部分22の長さ方向縁部22aから延びる(或いは、
長さ方向縁部22aに沿って接合される)ことは必要ではない。フラップ24は
、長さ方向縁部22aから長さ方向中心線の方へ内側に接合される。かくして、
フラップ24は、主要な長さ方向中心線Lに沿って、或いは主本体部分22の長
さ方向縁部22aに沿って、或いは主要な長さ方向中心線Lと主本体部分22の
長さ方向縁部22aとの間の箇所で、フラップ24を主本体部分22に接合する
ことができる。もちろん、フラップ24は一般的に、主要な長さ方向中心線Lの
両側にある。
C.一体剥離部材
第1図、第1A図および第1B図は、本発明の衛生ナプキンの好ましい実施例
を示している。本発明の衛生ナプキン20には、少なくとも1つの一体剥離部材
57が接合されている。好ましくは、第1図に示されるように、衛生ナプキン2
0は、2つの(それぞれ各フラップ24の接着剤56についての)一体剥離部材
57を有している。
一体剥離部材57の全体寸法および形状は、当業者によって容易に選定するこ
とができる。好ましくは、一体剥離部材57は、少なくともフラップの接着剤5
6の上に置かれるように寸法決めされ形成されている。しかしながら、一体剥離
部材57は又、フラップの接着剤56よりも大きくともよい。また、両方のフラ
ップ56について1つの一体の剥離部材57を有することも可能である。(ここ
で記載されている一体剥離部材57の寸法、形状および配向が好ましい実施例の
ものであることを理解すべきである。これらは、必須の設計上の特徴ではない。
たとえば、各フラップ24は、一体剥離材料57の側方内側に位置決めされてい
るフラップ24の遠位縁34およびフラップ接着剤56に近接して位置決めされ
た一体剥離部材57を備えていてもよい。)
一体剥離部材57は、フラップ接着剤56を汚れから保護し、フラップ接着剤
56が乾燥しないようにし、フラップ接着剤56が外面にくっつかないようにす
る任意の材料である。一体剥離部材57は又、使用前にフラップ接着剤を適所に
とどめるが使用しようとする際には容易に取り外しできる程の強度で接着すべき
である。したがって、一体剥離部材57は、好ましくは、フラップ24の可撓性
を妨げない程の可撓性を有している。
一体剥離部材57は、衛生ナプキン20の少なくとも一部に接合され、幾つか
の異なる方法で形成される剥離材料からなる。たとえば、一体剥離部材57は、
衛生ナプキン20の一部に市販の剥離ライナーを固定することによって形成して
もよい。適当な剥離ライナーの一例として、接着接触面がフラップ接着剤56か
ら容易に剥離するようにシリコン処理された半漂白クラフト紙がある。適当な剥
離ライナーの他の例として、アクローシル社によって製造されているBL30M
G−AサイロックスE1/0およびBL30MG−Aサイロックス4P/0があ
る。これらの剥離ライナーは、当業者には公知の技術によって衛生ナプキン20
に接合することができる。このような技術には、限定するわけではないが、接着
剤、熱および/又は圧力、超音波などが含まれる。
一体剥離部材57は又、適当な剥離部材として機能することができる材料によ
って全部または一部が構成される要素(たとえば、トップシート40)バックシ
ート42、フラップ24など)を衛生ナプキン20に接合することによって形成
される。適当な剥離部材として機能することができ且つ衛生ナプキン20の部分
を形成するのに使用することができる材料の例として、織布、不織布ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレン、ならびに、米国ウィスコンシン
州メナーサのアクローシル社によって製造されているサイロックスE1/0、サ
イロックス4P/O、サイロックスH1A/0およびサイロックスH2A/0の
ようなシリコン処理したプラスチックフィルムがある。
好ましくは、一体剥離部材57は、衛生ナプキン20の処理部分が適当な剥離
部材として機能するように、衛生ナプキン20の一部をシリコンのような物質で
処理する(たとえば、コーティング、塗布、スプレィ、含浸など)ことによって
形成される。衛生ナプキン20の部分を処理するための適当な物質には、アクロ
ーシル社によって製造されているサイロックスE1/0、サイロックス4P/O
、サイロックスH1A/0およびサイロックスH2A/0のようなシリコンが含
まれる。
好ましくは、一体剥離部材57は、フラップ24の一部をサイロックスH2A
/0でスプレィ・コーティングすることによって形成される。好ましい実施例で
は、フラップ24は、厚さが約0.001インチ(0.0003mm)のポリエチ
レンフィルムからなる。
一体剥離部材57は、フラップ24が折り畳み形体にあるとき、フラップ接着
剤56が一体剥離部材57の上に位置するように、衛生ナプキン20に位置決め
されている。一体剥離部材57は又、フラップ24を使用しようとするまで、フ
ラップ24を折り畳み形体に維持する。
第1図および第1A図を参照すると、本発明の衛生ナプキン20の実施例が示
されている。衛生ナプキン20は、トップシート40、バックシート42および
トップシート40とバックシート42との間に位置決めされた吸収コア44から
なる主本体部分22と、主本体部分22の各長さ方向側部22aから延びた一対
のフラップ24とを備えている。フラップ24は各々、フラップ24の遠位縁3
4に隣接して位置決めされたフラップ接着剤56と、フラップ24の近位縁32
に隣接して位置決めされた一体剥離部材57とを備えている。一体剥離部材57
は、第18図に示されるようにフラップ24を長さ方向に延びた折り畳み線62
に沿って折り畳んだとき、フラップ接着剤56の上に位置するように、位置決め
されている。
フラップ接着剤56が第1図においてフラップ24の遠位縁34に実質的に隣
接して位置決めされているものとして示されているが、フラップ接着剤56は、
フラップ24の近位縁32に隣接して位置決めしてもよく、或いは遠位縁34と
近位縁32との間のいずれかに位置決めしてもよい。さらに、フラップ接着剤5
6が一体剥離部材57の側方外側に位置決めされているが、一体剥離部材57を
フラップ接着剤56の側方外側に位置決めしてもよい。しかしながら、フラップ
接着剤56を一体剥離部材57の外側に位置決めするのが好ましい。また、各フ
ラップ24は、1つ以上のフラップ接着剤56および/又は1つ以上の一体剥離
部材57を有することも可能である。しかしながら、各フラップ24についてフ
ラップ接着剤56の単一のパッチと単一の一体剥離部材57が、好ましい。
衛生ナプキン20の使用者が一体剥離部材57を露出させてフラップ24を使
用者の下着の下側に固定しようとするとき、使用者は、フラップ24の遠位縁3
4を引っ張ってフラップ24を折り畳み形体から広げ、これと同時にフラップ接
着剤56を一体剥離部材57から剥がしさえすればよい。一体剥離材料57は、
衛生ナプキン20に接合されたままであり、衛生ナプキン20の機能に悪影響を
及ぼさない。好ましくは、フラップ24を折り畳み形体から広げ、フラップ接着
剤56を一体剥離部材57から剥がすのは、片手を使うのみで達成することがで
きる。
次に、装着者の下着に関連して、本発明の衛生ナプキンについて詳細に説明す
る。
第6図は、多くの女性が装着しパンティとして周知の下着11の股部分14を
示している。パンティ11は、前部分10と、後部分12と、前部分と後部分を
接合する股部分14とを備えている。股部分14は、2つの側縁部16と、中央
股部分18とを備えている。
本発明の衛生ナプキン20は、中央パッド接着剤54の剥離ライナー58を取
り除き、衛生ナプキン20を第6B図に示されるようにパンティ11に配置する
ことによって利用される。主本体部分22の中央は、主本体部分22の一端がパ
ンティの前部分10の方へ延び他端が後部分12の方へ延びるように、股部分1
4に配置される。バックシート42は、パンティの中央股部分18の内面と接触
して配置されている。中央パッド接着剤54は、主本体部分22を適所に維持す
る。使用者がフラップ24の遠位縁34を把持して引っ張り、これにより、フラ
ップ接着剤56を一体剥離部材57から剥がす。次いで、フラップ24の遠位部
分をパンティの側縁部16のまわりに折り畳む。フラップ接着剤56は、第6A
図に示されるように、フラップ24をパンティの下側に固定する。一体剥離部材
57は、フラップ24に接合されたままであるが、衛生ナプキン20の機能に悪
影響を及ぼすことはない。
一体剥離部材57がフラップ24の一部に接合されるものとして第1図〜第1
B図に示されているが、一体剥離部材57をフラップ24の一部に固定すること
は必須ではない。一体剥離部材57を、フラップ24、主本体部分22、或いは
衛生ナプキン20の他の部分に接合してもよい。主本体部分22に接合された一
体剥離部材57を有する本発明の衛生ナプキンの実施例の一例が、第5図〜第5
B図に示されている。
第5図〜第5B図を参照すると、本発明の衛生ナプキン20の変形実施例が示
されている。衛生ナプキン20は、トップシート40、バックシート42および
トップシート40とバックシート42との間に位置決めされた吸収コア44とか
らなる主本体部分と、主本体部分の各長さ方向縁部22aから延びた一対のフラ
ップ24とを備えている。フラップ24は各々、フラップ24の遠位縁34に隣
接して位置決めされたフラップ接着剤56を備えている。
第5図の衛生ナプキン20は、主本体部分22の下着側20bに位置決めされ
た一体剥離部材57を備えている。一体剥離部材57は、長さ方向中心線Lと主
本体部分22の長さ方向縁部22aとの間に位置決めされているものとして示さ
れている。一体剥離部材57は、フラップ24を長さ方向に延びた折り線62に
沿って折り畳んだとき、フラップ接着剤56の上に位置して第5A図に示される
ようにフラップ24を折り畳み形体に維持するように、位置決めされている。
中央パッド接着剤54は、主本体部分22の両端に配置された感圧接着剤の2
つの別個のパッチからなる。中央パッド接着剤54およびフラップ24の形体お
よび構成のため、フラップ24は、中央パッド接着剤54を妨害したり妨げたり
しない。したがって、フラップ24は、衛生ナプキンを使用している状態で使用
してもよく或いは使用しなくともよく、衛生ナプキン20の機能に悪影響を及ぼ
さない、すなわち、身体接触面20aの吸収を妨げず、下着側面20bの中央パ
ッド接着剤54を妨げない。
中央パッド接着剤54が主本体部分22の対向した横断方向縁部22bに実質
的に隣接して位置決めされているが、中央パッド接着剤54を、同じ結果を提供
する他の形体に配置してもよい。たとえば、中央パッド組立体54は、略矩形の
形状で、折り畳み形体でフラップ24の遠位縁34の間に長さ方向中心線に沿っ
て延びていてもよい。或いは、中央パッド接着剤54は、略砂時計の形状で、中
央パッド接着剤54の縁部がフラップ24の縁部および主本体部分22の横断方
向縁部22bに実質的に隣接するように、主本体部分22の下着側面20bに位
置決めしてもよい。中央パッド接着剤54の特定の寸法および形状は、当業者に
よって容易に選定することができる。
フラップおよび下着側面に配置された剥離面を有する衛生ナプキンが、199
0年8月17日に出願された米国特許出願第568,937号に基づく優先権を
主張している欧州特許出願第0471581,A1号に開示されている。これら
の両方の特許出願を参考文献としてここに含める。
変形実施例では、衛生ナプキン20は、フラップ24がそれ自体の上に折り畳
まれたり主本体部分22の上に折り畳まれたりすることなしに、フラップ接着剤
56に取り外し可能に固定することができる一体剥離部材57を有している。第
7図は、一方のフラップ24および主本体部分22の一部を示した、衛生ナプキ
ン20の一部の側方横断面図である。この実施例では、一体剥離部材57の一部
は、接着領域97のところでフラップ24に接合されている。フラップ接着剤5
6を一体剥離部材から剥がすとき、一体剥離部材は接着領域97のところでフラ
ップ24に付いたままであり、使用者は、剥離部材を更に処理したり捨てたりす
る必要がない。接着領域97は、単一の別個のスポット接着、スポット接着群、
或いは接着線でもよい。接着領域97は、フラップ接着剤56の側方内側または
外側、或いは長さ方向前方または後方に配置することができる。
別の変形実施例が、第7A図に示されている。フラップ接着剤56から一体剥
離部材57を剥がした後、使用者は、接着材料98を使って一体剥離部材57の
自由端をフラップ24に再び付ける。これは、一体剥離部材57の自由端が自由
に移動してフラップ24の添付を妨げるのを防止する。接着材料98は最初は、
フラップ24の一体剥離部材57の後側に配置してもよく、或いは一体剥離部材
57とフラップ24の両方に配置した粘着材料でもよい。
D.たくし込みフラップおよび一体剥離部材を有する衛生ナプキン
(引き続いて詳細に説明する)最も好ましい場合には、衛生ナプキンは、凹部
領域にたくし込まれたフラップを有し、異なる伸長性の少なくとも1つの帯域を
有している。しかしながら、本発明の衛生ナプキンが、異なる伸長性の帯域を有
していない、凹部領域にたくし込まれたフラップを備えたものであることも可能
である。第2図、第2A図および第2B図は、一体剥離部材57およびフラップ
24を受け入れるための凹部領域68を有する、本発明の衛生ナプキン20の好
ましい実施例を示している。
ここで使用される語“任意のフラップ”または“たくし込まれたフラップ”は
、凹部領域68にたくし込まれ、或いはたくし込むことができる、吸収物品のフ
ラップを意味している。フラップの少なくとも一部が保持部材の切り離し部分と
主本体部分の吸収組立体との間に位置決めされるように衛生ナプキンに接合され
た場合に、フラップを凹部領域にたくし込むことができる。第2図を参照すると
、衛生ナプキン20は基本的に、主本体部分22と、主本体部分22に接合され
た(拡張状態で図示されている)2つのフラップ24とを備えている。主本体部
分22は、吸収組立体46によって表される吸収手段と、吸収組立体46に接合
された2つの保持部材78とを備えている。
保持部材78は、一対の端部領域93と、端部領域の間に位置決めされ端部領
域に接合された中央領域94とを備えている。端部領域93の少なくとも一部が
吸収組立体46に接合されている。中央領域94の少なくとも一部が、吸収組立
体46から取り外され或いは切り離されている。切り離された中央領域68と吸
収組立体46との間の領域は、フラップ24の少なくとも一部がたくし込まれる
凹部領域68を形成している。端部領域93は、連結箇所72のところで吸収組
立体46に各々接合されている。ここで使用される語“連結箇所”は、保持部材
78が主本体部分22の吸収組立体46に接合される領域を意味している。これ
らの領域は、任意の形状または形体のものでよく、スポットまたは点に限定され
るものではない。かくして、これらの領域は、フランジ、ストリップ、中間ライ
ン、スポットなどを含む。
吸収組立体46は、好ましくは、液体透過性のトップシート40と、トップシ
ート40に接合された液体不透過性のバックシート42と、トップシート40と
バックシート42との間に位置決めされた吸収コア44とを備えている。
衛生ナプキン20は、フラップ24がたくし込まれる2つの凹部領域を備えて
いる。凹部領域68は各々、保持部材78の中央領域94の切り離された部分と
主本体部分22の吸収組立体46との間に形成されている。凹部領域68は各々
、マウス76を有している。マウス76は、保持部材78の切り離された部分の
長さ方向縁部78aと主本体部分22の吸収組立体46との間に形成されている
。
保持部材78は、多くの異なる方法で主本体部分22の吸収組立体46に接合
することができる。(保持部材78のような)構成要素を別の構成要素に“接合
し”或いは“関連させる”ことができる多くの異なる方法は、1991年4月1
6日にオズボーンなどに付与された米国特許第5,007,906号(切り離さ
れた衛生ナプキン)に収容されている用語の定義に記載されている。保持部材が
吸収組立体とは別個の要素から構成されているとき、すなわち、トップシート4
0、バックシート42などと一体ではないとき、当業者には公知の技術によって
吸収組立体46に接合することができる。このような技術には、限定されるわけ
ではないが、接着剤、熱および/又は圧力、超音波などが含まれる。連結箇所
72は、フランジ、ストリップ、中間ライン、スポット等から成るものでもよく
、或いはこれらの組み合わせから成るものでもよい。したがって、連結箇所72
は、凹状、直線または凸状の線でもよく、主要な長さ方向中心線Lに対して或る
角度を形成するものでもよい。
保持部材78を各々、主要な長さ方向中心線Lに沿って、或いは吸収組立体4
6の長さ方向縁部46aに沿って、或いは主要な長さ方向中心線Lと吸収組立体
46の長さ方向縁部46aとの間の任意の箇所のところで、主本体部分22の吸
収組立体46に接合することができる。もちろん、保持部材78は一般に、主要
な長さ方向中心線Lの両側にある。
保持部材78は、吸収組立体46上に略長さ方向に配向されている。保持部材
は、保持部材78の長さ方向縁部78aが長さ方向中心線Lと実質的に平行な方
向に、或いは長さ方向中心線Lと実質的に平行なベクトル成分を有する方向に配
向されるとき、吸収組立体46上に長さ方向に配向される。
保持部材78は一般に、柔軟で柔らかい感触であり、装着者の皮膚を刺激しな
い。保持部材78は、好ましくは、衛生ナプキン20に通常使用される材料で形
成される。保持材料に使用することができる適当な材料の例として、織布、不織
布ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレン、ならびにプラスチ
ックフィルムがある。保持材料78は、吸収組立体46の1つ以上の要素、たと
えばトップシート40、バックシート42などから構成される。好ましくは、保
持材料78は、トップシート40、バックシート42等とは別個の材料片から成
る。
保持部材78の全体寸法および形状は、当業者によって容易に選定することが
でき、凹部領域68にたくし込むのに望ましい凹部領域68の寸法と形状および
フラップ24の寸法と形状で決まる。保持部材78は互いに鏡像関係にあること
は必須ではないが、互いに鏡像関係にある方が好ましい。保持部材78が主要な
横断方向中心線Tに対して対称であるか否かも又、凹部領域68の所望の寸法と
形状、ならびに、フラップ24の位置と対称性で決まる。しかしながら、保持領
域78が、フラップ24の寸法、形状および位置に正確に対応した寸法、形状お
よび位置を有している必要はないことを理解すべきである。保持領域78は、保
持領域78がフラップ24をたくし込まれた形体に収容することができる凹部領
域68を形成するように、寸法決めされ、形状決定され、位置決めされることが
必要であるにすぎない。
両方の保持部材78は、第2図〜第2B図に示されるように、単一の材料片で
形成することは必須のことではない。保持部材78は各々、別個の材料片で形成
してもよい。また、保持部材78を吸収組立体46のバックシート42に接合す
ることも必須のことではない。保持部材78は、吸収組立体46の任意の要素に
接合することができる。保持部材78と衛生ナプキン20の主本体部分22の吸
収組立体46との間の凹部領域68を形成する多くの種々の形体は、当業者には
容易に明白であろう。
第2図〜第2A図を参照すると、衛生ナプキン20は、長さ方向中心線Lの各
側に設けられた2つの凹部領域68を有している。フラップ24が保持部材78
と一体であることが、第2A図および第2B図から分かるであろう。各保持部材
78の連結箇所72は、直線接着部92と2つのスポット接着部91の組み合わ
せから成る。直線接着部92は、保持部材78の中央領域94の一部を吸収組立
体46に接合する。2つのスポット接着部91は、端部領域の一部を吸収組立体
46に接合する。主本体部分22の吸収組立体46から切り離された中央領域9
4の部分は、凹部領域68を形成する。スポット接着部91は第2図では主本体
部分22の長さ方向縁部22aに隣接して位置決めされているものとして示され
ているが、スポット接着部91を、主本体部分22の長さ方向縁部22aと長さ
方向中心線Lとの間のいずれかに位置決めしてもよい。
第2B図は、凹部領域68に折り畳み形体でたくし込まれたフラップ24を示
す、第2A図の衛生ナプキン20の側方横断面図である。衛生ナプキン20の各
フラップ24は、吸収組立体46に向かって上方に形成された第1の長さ方向の
折り目62′と、吸収組立体46に向かって再び上方に形成された第2の長さ方
向の折り目62″とを有している。これは、S状に形作られた、たくし込まれた
フラップ24を形成する。この形体により、フラップ24の遠位縁34が把持可
能なタブ部材90を形成することができる。
好ましくは、たくし込まれたフラップ24には各々、把持可能なタブ部材90
が設けられている。ここで使用される語“タブ部材”は、凹部領域68から突出
しフラップ24を凹部領域68から取り出すのに使用される、衛生ナプキン20
の要素または構成成分を意味している。把持可能なタブ要素90は、吸収組立体
46の長さ方向縁部46aを超えて側方に延びており、或いは保持部材78の長
さ方向縁部78aを超えて側方に延びている。好ましくは、把持可能なタブ部材
90は、吸収組立体46と保持部材78の両方の長さ方向縁部を超えて側方に延
びている。把持可能なタブ部材90は好ましくは、凹部領域68から少なくとも
約2mm〜約5mm延びている。より好ましくは、タブ部材90は、凹部領域68か
ら約5mm〜約10mm延びている。好ましいタブ部材90は、フラップ24の遠位
端34が凹部領域68のマウス76から突出するように、フラップ24を折り畳
み、プリーティングし、段付けすることによって形成される。凹部領域68のマ
ウス76から突出するフラップ24の遠位縁34に帰着する多くの異なる折り畳
み形体がある。タブ部材90を形成するフラップ24の遠位縁に帰着する特に好
ましい折り畳み形体の例が、第2B図、第3B図および第7A図に示されている
。他の適当な折り畳み形体は、当業者には容易に明白であろう。
たくし込まれたフラップ24を有する衛生ナプキン20および凹部領域68を
形成するための種々の方法が、1992年6月30日にトマス・ダブリュー・オ
ズボーン3世によって出願された米国特許出願第07/906,629号(たく
し込まれたフラップを有する吸収物品)に詳細に記載されており、この特許出願
を参考文献としてここに含める。
フラップ24は、フラップ接着剤56と、フラップ接着剤56に接合された一
体剥離部材57とを備えている。フラップ接着剤56は、フラップ24の遠位縁
34に実質的に隣接して位置決めされている。一体剥離部材57は、フラップ2
4の遠位縁34と近位縁32との間でフラップ24の下着側面24bに位置決め
されている。フラップ24を凹部領域68にたくし込むため、フラップ24は、
フラップ接着剤56が一体剥離部材57の上に位置し、一体剥離部材57に取り
外し可能に固定されるように、第1の長さ方向に延びた折り線(第2B図では折
り線62′と呼ばれている)に沿って折り畳まれている。次いで、フラップ24
は、第1の折り線62′が凹部領域68内に位置決めされるように、第2の長さ
方向に延びた折り線(第2B図では、折り線62″と呼ばれている)に沿って折
り畳まれている。好ましくは、フラップ24の遠位縁34は、把持可能なタブ部
材90を形成するため、マウス76から延びている。
第2図〜第2B図の衛生ナプキン20は、中央パッド接着剤54の剥離ライナ
ー58を取り外し、衛生ナプキン20を第6図に示されるようにパンティ11に
置くことによって、使用することができる。主本体部分22の中心は、主本体部
分22の一端がパンティの前部分10に向かって延び、他端が後部分12に向か
って延びるように、パンティの股部分14に配置される。バックシート42は、
パンティの中央股部分18の内面に接触状態に配置される。中央パッド接着剤5
4は、主本体部分22を適所に維持する。フラップ24は、凹部領域68に位置
決めされたままである。パンティを引っ張り上げて、装着者の下半身に位置決め
する。フラップ24は使用されておらず凹部領域68にたくし込まれたままであ
るが、フラップ24は、衛生ナプキン20の機能に悪影響を及ぼさない。
或いは、第2図〜第2B図の衛生ナプキン20は、剥離ライナー58を中央パ
ッド接着剤54から取り外し、主本体部分22の一端がパンティの前部分10に
向かって延び他端が後部分12に向かって延びるように衛生ナプキン20をパン
ティに置くことによって、使用することもできる。次いで、使用者は、タブ部材
90を把持してフラップ24を凹部領域68から引っ張り、これと同時にフラッ
プ接着剤を一体剥離部材57から剥がす。フラップ24の遠位縁34をパンティ
の側縁部16のまわりに折り畳み、第6A図に示されるように、フラップ接着剤
56をパンティの下側に固定する。次いで、パンティを、装着者の下半身の適所
まで引っ張り上げる。
E.異なる伸長性の帯域および一体剥離部材を備えたフラップを有する衛生ナプ
キン
最も好ましい実施例では、衛生ナプキンは、少なくとも1つの異なる伸長性の
帯域50(すなわち、“伸長性帯域”、或いは簡単に“帯域”)を有している。
好ましくは、第3図に示されるように、衛生ナプキン20は、衛生ナプキン20
の各四分の一に1つずつ、4つの異なる伸長性帯域50を有している。異なる伸
長性帯域50は、好ましくは、フラップ24が装着者のパンティの股部分のまわ
りに折り畳まれる折り線の一部に沿って配置されている。折り線は典型的には、
各フラップ24の長さ方向接合部30に沿って、或いは隣接して配置されている
。ここで使用される語“部分”、“帯域”および“領域”が一般的な領域のこと
を意味しているので、異なる伸長性帯域50およひ隅部領域52は、接合部30
の線上に正確に位置する箇所に限定されない。典型的には、異なる伸長性帯域5
0および隅部領域52には、接合部30の線上ならびに(上述の折り線を含む)
衛生ナプキン20の周囲領域に位置する箇所が含まれる。かくして、長さ方向接
合部は典型的には、異なる伸長性帯域50の配置のための良好な近似として役立
つ。
隅部領域52は、典型的には衛生ナプキン20の周囲23に沿って形成された
“隅部”が含まれるので、そのように設計されている。“隅部”は、衛生ナプキ
ン20を平面で示したとき、フラップ24の縁部35が主本体部分22の長さ方
向の側縁部22aと交差する箇所に生ずる。隅部がこれらの縁部の交差部で鋭角
を形成すること、すなわち境界線が鋭角を表すことは、必須のことではない。(
隅部領域52を説明する別の方法について、オズボーン3世などに付与された米
国特許第4,917,697号を参照されたい。)ここで記載した隅部領域52
は典型的には、少なくともオズボーン等の特許においてスリットまたはノッチを
有するものとして示された領域を含んでいる。(簡単のため、これらの領域をこ
こでは“ノッチ領域”と呼ぶ。)しかしながら、本発明における隅部領域52は
好ましくは、オズボーン等の特許に示されたスリット又はノッチよりも大きな領
域を包含している。)
衛生ナプキン20の隅部領域52におけるフラップ24の部分は、“フラップ
の隅部領域”または“フラップ隅部領域”と呼ばれる。これらは、隅部領域52
を含むものとしてみなされるが、別個に52′で表される。
第3図、第3A図および第3B図は、或る好ましい型式の異なる伸長性の帯域
50を有する本発明の実施例を示している。第3図、第3A図および第3B図に
示した実施例では、異なる伸長性の帯域50は、たるみが設けられた衛生ナプキ
ン20の部分を備えている。衛生ナプキン20のこれらの部分は、少なくともフ
ラップの隅部領域52′を備えている。
たるみは、フラップの部分にプリーツを付け、次いでギャザーを付けることに
よって、第3図、第3A図および第3B図に示した実施例における衛生ナプキン
20に形成される。フラップ24は、プリーツが付けられ、すなわち略長さ方向
に配向された折り線22で折り畳まれる。折り線62は、フラップおよび主本体
部分22の接合部30に沿って及び/又は接合部30の外側(或いは内側)に延
びている。フラップのプリーツ付けされた部分(“プリーツ”)64は好ましく
は、互いに頂部の上に折り畳まれる(すなわち、衛生ナプキンの面と直交して積
み重ねられる)。変形実施例では、プリーツは、並んで折り畳まれ配置される。
プリーツ部分は、フラップの横断方向中心線T1に沿って配置されたフラップの
プリーツ拘束部66によって、開口部に集められ或いは開口部から拘束される。
これは、横断方向に伸長可能な領域および(フラップの横断方向中心線T1に沿
った)横断方向に伸長可能でない中央部分27を備えた衛生ナプキン20、特に
フラップ24を提供する。
異なる伸長性の帯域50は、最も好ましくは、衛生ナプキン20を装着したと
きにフラップ24の縁部35がパンティの縁部16と交差する箇所に配置される
。
異なる伸長性の帯域50によって覆われる全体領域は、広範に変動する。この
領域は、伸長性が少ない主要な長さ方向中心線およびフラップの横断方向中心線
の少なくとも一部に隣接して衛生ナプキンの一部がとどまっている場合には、衛
生ナプキンの比較的大きな部分を覆う。異なる伸長性の帯域50には、フラップ
24の接合部30全体に沿って、主本体部分22を設けることができる。変形実
施例では、(たとえば、フラップ全体に長さ方向に配向されたプリーツが付けら
れている場合には)フラップ全体にわたって異なる伸長性の帯域50を設けるこ
とができる。
再び、第3図、第3A図および第3B図では、フラップ24には、略長さ方向
に配向された折り線62が設けられている。折り線62は、フラップ24と主本
体部分22の接合部30に沿って及び/又は接合部30の外側(或いは内側)に
延びている。プリーツは、好ましくは、接合部30の長さに沿って延びている。
フラップのプリーツ部分(“プリーツ”)64は、好ましくは、互いの頂部の上
に(すなわち、衛生ナプキンの面と直交して積み重ねられて)折り畳まれている
。変形実施例では、プリーツ部分は、並んで折り畳まれ配列されている。プリー
ツ部分は、フラップの横断方向中心線T1に沿って配置されたフラッププリーツ
拘
束部66によって、ギャザリングされ或いは開放しないように拘束されている。
これにより、横断方向に伸長可能な隅部領域および伸長しない(フラップの横断
方向中心線T1に沿った)中央領域27を備えた衛生ナプキン20、特にフラッ
プ24が提供される。
このようなプリーツ付き実施例では、フラップ24には、幾つかの折り線が設
けられている。たとえば、プリーツ付き実施例の最も基本的な形態では、フラッ
プは、接合部30に沿った単一の線に沿って主要な長さ方向中心線Lの方へ内側
に折り畳み、(好ましくは、フラップの横断方向中心線T1の領域にある)接合
部30の内側の箇所のところで、主本体部分22、拘束部材78またはフラップ
自体にたくし込みさえすればよい。しかしながら、典型的には、第3A図に示さ
れるように、フラップは、少なくとも2つのプリーツ折り線62を有している。
フラップのプリーツ拘束部66は、プリーツ材料の一部が広がらないように維
持することができる適当な型式の要素であるのがよい。フラップのプリーツ拘束
部66は、フラップの横断方向中心線T1に沿って配置され、或いはフラップの
横断方向中心線T1から僅かに間隔を隔てて配置されている。しかしながら、フ
ラップのプリーツ拘束部66は、好ましくは、フラップの横断方向中心線T1に
沿った幾つかの箇所に配置されている。これは、パンティの股部分の周囲に快適
にフィットするように前半部26と後半部28の両方で等しい量開放することが
できるプリーツ付きフラップを形成する。フラップのプリーツ拘束部66は、好
ましくは、第3図に示されるように、折り目67ではなくマウス65に向かって
配置されている。フラップの異なる伸長性の量は、フラップのプリーツ拘束部6
6がマウス65に密接して位置決めされると、増大する。フラップ24は、フラ
ップの横断方向中心線T1に沿って(或いは、僅かに間隔を隔てて)各々配置さ
れた2つのプリーツ拘束部66を有しており、或いは、一方のフラップから他方
のフラップに跨がる単一のプリーツ拘束部を有している。
第3A図に示されてるフラップのプリーツ拘束部66は、“内側”拘束部であ
り、すなわち、フラップ24の2つのプリーツ部分64の間に配置されている。
変形実施例では、フラップのプリーツ拘束部66は、プリーツ部分の外側(すな
わち外部)からフラップ24のプリーツ部分64を固定する型式のものである。
フラップのプリーツ拘束部66は、任意の適当な構造のものでよい。適当なプ
リーツ拘束部66には、限定するわけではないが、接着剤、超音波接着、熱およ
び/又は圧力接着、テープなどが含まれる。これらの異なる型式のプリーツ拘束
部には、多くの数の形体のものがある。このような形体には、スポット、ライン
、パッチなどが含まれる。
第3図は、主要な長さ方向中心線Lの各側に1つずつ配置された2つの凹部領
域68と、衛生ナプキン20の各四分の一に1つずつ配置された異なる伸長性の
4つの帯域を有する本発明の実施例を示している。異なる伸長性の帯域50は、
フラップ24を折り畳んでプリーツを形成し、プリーツ拘束部66を使用してプ
リーツの各折り目を主要な横断方向中心線Tに沿って固定することによって、形
成される。
第3図の衛生ナプキン20のフラップ24は各々、保持部材78の接合部30
の線に沿って接合されている。保持部材78は、連結部72の線に沿って衛生ナ
プキン20に接合され凹部領域68を形成する。フラップ24の接合部30の線
は、フラップ24と保持部材78との間の境界線によって表されている。保持部
材78とフラップ24との間には正確な境界線はないが、各フラップ24につい
ての接合部30の線は、保持部材78の連結部72の線と、フラップ24を広げ
た形体に展開したとき主本体部分22の長さ方向縁部22aと略対応するフラッ
プ24の部分との間に配置されている。
フラップ24を保持部材78に接合することは必須ではないが、フラップ24
を、トップシート40、バックシート42、或いはその両方に接合し、或いは衛
生ナプキン20の他の要素に接合するのがよいことを理解すべきである。しかし
ながら、本発明の好ましい実施例では、フラップ24は、保持部材78に接合さ
れる。最も好ましい実施例では、フラップ24は、保持部材78の延長部と一体
である。
第3A図および第3B図を参照すると、この実施例のフラップ24は各々、第
1の部分95と、第2の部分96とを有している。第1の部分95は、フラップ
のプリーツ拘束部66によって固定されたプリーツ64を備えている。第2の部
分96は、フラップ接着剤56と、一体剥離部材57とを備えている。
各フラップ24の第1の部分95は、プリーツ64を形成する2つの折り線6
2を有している。プリーツ64を形成する第1の折り線は、衛生ナプキン20の
下着側20bの方へ内側に形成されている。プリーツ64を形成する第2の折り
線も又、衛生ナプキン20の下着側20bの方へ内側に形成されている。第1の
部分95を広げたとき、フラップ24の近位縁32に最も近接している折り線6
2は、第1のプリーツ形成折り線62′を備えている。第1の部分95を広げた
とき、フラップ24の近位縁32から最も離れている折り線62は、第2のプリ
ーツ形成折り線62″を備えている。
フラップ24の第1の部分95のプリーツ64は、衛生ナプキン20を第3図
のように平面で見たとき、主本体部分22の長さ方向縁部22aの内側に位置決
めされている。この結果、第1の部分95のプリーツ64が、フラップ24を第
3A図のように広げたとき、或いはフラップ24を第3B図のようにたくし込ん
だとき、保持部材78と主本体部分22のバックシート42との間の凹部領域6
8に位置決めされることとなる。
再び第3図、第3A図および第3B図を参照すると、各フラップ24の第2の
部分96は、フラップ接着剤56と、一体剥離部材57とを備えている。フラッ
プ接着剤56は、フラップ24の遠位縁34に隣接して位置決めされ、一体剥離
部材57は、フラップ24の第1の部分95に隣接して位置決めされており、第
2の部分96を長さ方向に延びた折り線62に沿って折り畳むとき、フラップ接
着剤56は一体剥離部材57の上に置かれ、一体剥離部材57に取り外し可能に
固定される。
フラップ24が第3B図に示されるように凹部領域68にたくし込まれると、
第2の部分96は、2つの長さ方向に延びた折り線62を有する。第2の部分を
広げたとき、第1の部分95に最も近接して配置された折り線62は、第1のタ
ック形成折り線63を有する。第2の部分を広げたとき、第1の部分95から最
も離れた折り線は、第2のタック形成折り線63′を有する。第1のタック形成
折り線63は、第2の部分96のフラップ材料をバックシート42の下着側42
bの方へ折り畳むことによって形成される。第2のタック形成折り線63′は、
第2の部分96をバックシート42の下着側42bの方へ折り畳むことによって
形成され、フラップ接着剤56が一体剥離部材57に取り外し可能に固定される
ようにフラップ接着剤56を一体剥離部材57と対面関係にする。この結果、フ
ラップ24の第2の部分96がS状に折り畳まれ、フラップ24の遠位縁34を
凹部領域68のマウス76のところに或いはマウス76に近接して位置決めした
状態で、フラップ24の第1の部分95と主本体部分22の凹部領域68との間
で凹部領域68に位置決めされることとなる。好ましくは、フラップ24が第3
B図に示されるように凹部領域68にたくし込まれたとき、フラップ24の遠位
縁34は、把持可能なタブ部材90を形成し、このタブ部材90は、フラップ2
4の第2の部分96を凹部領域68から引っ張り、これと同時にフラップ接着剤
56を一体剥離部材57から剥がすのに使用することができる。
本発明の特に好ましい衛生ナプキンの実施例の横断面図が、第4図および第4
A図に示されている。第4図および第4A図に示された実施例は、第3図〜第3
B図に示された実施例と同様であり、すなわち、フラップ24は、連結部72
の線に沿って主本体部分22のバックシート42に接合された保持部材78の延
長部である。しかしながら、フラップ24が第4A図に示されるようにたくし込
まれたとき、或いは第4図に示されるように広げられたとき、フラップ24は、
異なる形体に配列される。
第4図を参照すると、フラップ24は各々、第1の部分95および第2の部分
96を有するものとして考えられる。フラップ24の第1の部分95は、フラッ
プのプリーツ拘束部66によって固定されたプリーツ64と、第1の部分95の
身体接触側95bに接合された一体剥離部材57とを備えている。第2の部分9
6は、第2の部分96の下着側96aに接合されたフラップ接着剤56を備えて
いる。
フラップ24の第1の部分95のプリーツ64は、2つの長さ方向に延びた折
り線62を有している。第1の部分95を広げたときにフラップ24の近位縁3
2に最も密接する折り線は、第1のプリーツ形成折り線62′を備えている。第
1の部分95を広げたときにフラップ24の近位縁32から最も離れて配置され
ている折り線62は、第2のプリーツ形成折り線62″を備えている。第1のプ
リーツ形成折り線62′は、フラップ材料をバックシート42の下着側42bの
方へ折り畳むことによって形成される。第2のプリーツ形成折り線62″も又、
フラップ材料をバックシート42の下着側42bの方へ折り畳むことによって形
成される。第1の部分95のプリーツ64は、各折り線のマウスに実質的に隣接
して配置されたフラップのプリーツ拘束部66によって固定されている。フラッ
プ24の第1の部分95は又、第1の部分95の下着側95bに接合された一体
剥離部材57を備えている。
フラップ24の第1の部分95は、衛生ナプキン20を平面図から見たとき、
主本体部分22の長さ方向縁部22aの外側に位置決めされている。この結果、
第1の部分95が、フラップ24を第4図に示されるように広げたとき、凹部領
域69の外側に位置決めされることとなる。各フラップ24の第2の部分96は
、フラップ接着剤56を備えている。フラップ接着剤56は、フラップ24の遠
位縁34に実質的に隣接して位置決めされ、第2の部分96の下着側96bに位
置決めされている。
フラップ24が第4A図に示されるようにたくし込まれると、第2の部分96
は第1のタック形成折り線63に沿って折り畳まれ、第2の部分96のフラップ
接着剤56が第1の部分95の一体剥離部材57の上に置かれる。次いで、第1
の部分95および第2の部分96がバックシート42の下着側42bの方へ折り
畳まれ、第2のタック形成折り線63′を形成する。この結果、第4A図に示さ
れるように、第1の部分95の身体接触側95aが、保持部材78の身体接触側
78′と実質的に対面関係になり、第2の部分96の身体接触側96aがバック
シート42の下着側42bと実質的に対面関係になる。したがって、この結果、
フラップ24の第1の部分95および第2の部分96が、衛生ナプキン20の保
持部材78とバックシート42との間の凹部領域68に位置決めされることとな
る。好ましくは、第4A図に示されるように、フラップ24を凹部領域68にた
くし込んだとき、フラップ24の遠位縁34は、把持可能なタブ部材90を形成
する。
異なる伸長性の帯域を提供する他の方法が、1991年10月1日にブルース
・ダブリュー・ラバスなどによって出願された米国特許第07/769,891
号(フラップおよび異なる伸長性の帯域を有する吸収物品)および1992年2
月7日にカオル・ニイハラおよびトマス・ダブリュー・オズボーン3世によって
出願された同第07/832,246号(内側に折り畳まれたプリーツ付きフラ
ップを有する吸収物品)に詳細に記載されており、これらの特許出願を参考文献
としてここに含める。
F.一体剥離部材を備え使用者が接近し易いフラップを有する衛生ナプキン
上述のように、フラップ24には、好ましくは、使用者がフラップ24の遠位
縁34のに接近して凹部領域からフラップ24から容易に引き出すことができる
ように、把持可能なタブ部分が設けられている。しかしながら、フラップ24の
遠位縁34の上に引っ張ることによってフラップ接着剤56および一体剥離材料
57が互いに分離されるので、フラップが凹部領域にたくし込まれない実施例に
おいてさえ、使用者が各フラップ24の遠位縁34に接近できることは重要であ
る。したがって、凹部領域を備えていない本発明の実施例は、好ましくは、少な
くとも約180°(好ましくは180°以上、より好ましくは少なくとも約27
0°)の挟角θを形成するフラップを有する。本発明の特定の好ましい実施例で
は、衛生ナプキンを上方から見たとき、使用者は、フラップ24の遠位縁34を
見ることができる。
凹部領域を備えていない本発明の特定の好ましい衛生ナプキンの実施例では、
フラップ24は、少なくとも約180°(好ましくは180°以上、より好まし
くは少なくとも約270°)の直交軸線に対して挟角θを形成する。このことは
、使用者がフラップ24の遠位縁34に接近して遠位縁の上に引っ張り、フラッ
プ接着剤56を一体剥離材料57から剥がすことができるように、フラップ24
を位置決めするのを確保する。
第8図、第9図および第10図を参照すると、折り畳まれたフラップ24は各
々、直交軸線69に対して或いは直交軸線69と平行な線に対して挟角θを形成
することが分かる。フラップの挟角θを測定するのに使用される、直交軸線と平
行な線は、参照番号69′で表される。ここで使用される語“挟角θ”は、横断
面図のフラップの横断方向中心線T1のところで衛生ナプキンを見たときの、直
交軸線69とフラップの遠位縁突出部71との間の角度的な偏りを意味する。語
“遠位縁突出部”(または、単に“遠位縁”)は、フラップ軸線73がフラップ
24の遠位縁34のところで実質的に同じ角度で続いた場合における、フラップ
24の遠位縁34を通る直線の形態のフラップ軸線73の仮想的な連続部を意味
する。ここで使用される語“遠位縁”は、フラップ24を完全に広げた状態でフ
ラップの横断方向中心線T1のところで横断面で見たとき、長さ方向中心線Lか
ら最も離れたフラップの部分を意味する。遠位縁34を決定するため、フラップ
の縁部での僅かな折り目や不一致は無視する。ここで使用される語“フラップ軸
線”は、フラップ24をフラップの横断方向中心線T1のところで横断面で見た
とき、身体接触側24aと下着側24bとの間に略中心決めされた仮想線を意味
する。
ここで使用される語“直交軸線”は、主本体部分を通って突出し、主要な長さ
方向軸線Tと実質的に直交し且つフラップの横断方向軸線T1と直交する仮想線
を意味する。吸収組立体46とフラップ24は、衛生ナプキン20をフラップの
横断方向軸線T1に沿った横断面で見たとき、直交軸線69と略同心である。
種々の挟角θは、第8図、第9図および第10図に示した例によって示されて
いる。第8図を参照すると、フラップの横断方向軸線T1についての衛生ナプキ
ン20の部分横断面が示されている。フラップ24は、約90°の挟角θを形成
している。フラップ24が約90°の挟角θを形成するとき、フラップ24は、
主本体部分22の下に配置され、パッド接着剤54が装着者のパンティの股部分
に固定されるとき、フラップ24の遠位縁34には一般に接近不能である。
第9図を参照すると、フラップの横断方向軸線T1についての衛生ナプキン2
0の部分横断面が示されている。フラップ24は、約180°の挟角θを形成し
ている。フラップ24が約180°の挟角θを形成するとき、フラップ24の遠
位縁34を使用者に接近させることができる。フラップ24の遠位縁34が主本
体部分22の長さ方向縁部22aおよびフラップ24の折り線62を超えて側方
かつ外方に延びているので、パッド接着剤54が装着者のパンティの股部分に固
定された後でさえも、フラップ24の遠位縁34を使用者に容易に接近させる
ことができる。
第10図に示した特に好ましい実施例では、フラップは、約270°の挟角を
形成している。このような実施例では、パッド接着剤54が装着者のパンティの
股部分に固定された後に、フラップ24を使用者に容易に接近させることができ
る。好ましくは、フラップ24は、フラップ保持接合部82によって、トップシ
ート40に固定されている。フラップ保持接合部82は、接着接合、超音波接合
、或いは当該技術分野において周知の他の固定または結合手段からなる。
本発明の特に好ましい実施例では、衛生ナプキン20を上方から見たとき、フ
ラップの遠位縁34が使用者に見える。本発明の吸収物品は、身体接触側から見
て長さ方向中心線Lと実質的に直交する方向および横断方向中心線Tと実質的に
直交する方向に見たとき(すなわち、平面図)、“上方から見る”といわれる。
フラップ24の遠位縁34は、フラップ24の遠位縁34が主本体部分22の長
さ方向縁部22aおよびフラップ24の折り線62を超えて側方かつ外方に延び
ているとき、“使用者に見える”といわれる。
第11図は、衛生ナプキン20の身体接触側20aから見たときの本発明の衛
生ナプキンの実施例の平面図である。第11A図は、第11図の衛生ナプキンの
実施例の線A−Aに沿った部分横断面図である。衛生ナプキンのフラップ24は
、各フラップ24の一体剥離材料が上に置かれ、フラップ接着剤56に取り外し
可能に固定されるように、折り畳まれている。各フラップ24の遠位縁34は、
主本体部分22の長さ方向縁部22aおよびフラップ24の折り線62を超えて
側方かつ外方に延びている。したがって、衛生ナプキン20を上方から見たとき
、フラップ24の遠位縁34を使用者に見せることができる。
好ましくは、吸収物品を上方から見たとき、遠位縁34に加えて、遠位縁34
に隣接したフラップ材料の少なくとも1/8インチ(3.2mm)〜約1インチ(
25.4mm)も、使用者に見える。より好ましくは、吸収物品を上方から見た
とき、遠位縁34に隣接したフラップ材料の少なくとも1/4インチ(6.4mm
)〜約1/2インチ(12.7mm)も、使用者に見える。好ましい実施例では、
吸収物品を上方から見たとき、遠位縁34および遠位縁34に隣接したフラップ
材料の約3/8インチ(9.5mm)も、使用者に見える。
第11A図は、第11図の衛生ナプキンの実施例の線A−Aに沿った部分横断
面図である。第11A図は、主本体部分22の直交軸線69に対して約270°
の挟角θを形成するフラップ24を有する衛生ナプキン20の実施例の例でもあ
る。
第9図および第10図は、フラップ24の遠位縁34が主本体部分22の長さ
方向縁部22aおよびフラップ24の折り線62を超えて側方かつ外方に延びて
いる本発明の好ましい実施例を示しているが、フラップ24が直交軸線69に対
して少なくとも約180°の挟角θを形成する場合には、主本体部分22の長さ
方向縁部22aおよびフラップ24の折り線62を超えて側方かつ外方に延びて
いない遠位縁34を有するフラップ34も、接近可能であることを理解すべきで
ある。しかしながら、衛生ナプキン20を上方から見たとき、フラップ24の遠
位縁34を使用者に見せることができるように、フラップ24の遠位縁34が主
本体部分22の長さ方向縁部22aおよびフラップ24の折り線62を超えて側
方かつ外方に延びているのが好ましい。
フラップ24が少なくとも約180°の挟角θを形成するが、フラップ24の
遠位縁34が主本体部分22の長さ方向縁部22aおよびフラップ24の折り線
62を超えて側方かつ外方に延びていない本発明の実施例では、各フラップ24
の遠位縁34は、好ましくは、主本体部分22の長さ方向縁部22aおよびフラ
ップ24の折り線62から1/2インチ(12.7mm)以下のところに配置され
る。より好ましくは、各フラップ24の遠位縁34は、好ましくは、主本体部分
22の長さ方向縁部22aおよびフラップ24の折り線62から1/4インチ
(6.3mm)以下のところに配置される。好ましい実施例では、各フラップ24
の遠位縁34は、主本体部分22の長さ方向縁部22aまたはフラップ24の折
り線62のうち、衛生ナプキン20の長さ方向中心線Lから離れて位置決めされ
ている方と実質的に垂直方向に整列している。
ここで記載されている衛生ナプキンの実施例は、フラップ接着剤56と、フラ
ップ24の各々に接合された一体剥離材料57とを備えているが、フラップ接着
剤および一体剥離材料を剥離可能な接着剤パッチの第1部分および第2部分と交
換した実施例も又、意図されている。フラップ接着剤56と一体剥離材料57は
、ここでは包括的に、“フラップ固定部材”と呼ばれている。ここで使用される
語“剥離可能な接着剤パッチ”は、第1および第2の部分を一緒に取り外し可能
に固定することができるように、接着剤が少なくとも一部に各々接合されている
第1および第2の部分を備えた接着剤パッチを意味している。
このような剥離可能な接着剤パッチの一例として、第1および第2の部分が各
々、第1の部分の接着剤帯域が第2の部分の剥離帯域の上に置かれ第2の部分の
剥離帯域に取り外し可能に固定され、かつ、第2の部分の接着剤帯域が第1の部
分の剥離帯域の上に置かれ第1の部分の剥離帯域に取り外し可能に固定されるよ
うに配列された接着剤帯域と剥離帯域とを備えている接着剤パッチがある。この
ような剥離可能な接着剤パッチを備えた吸収物品が、1992年12月17日に
ブルース・ダブリュー・ラバシュとチャールズ・ジェー・ベルグによって出願さ
れた米国特許出願第07/991,786号(剥離可能な接着剤パッチを有する
吸収物品)に詳細に記載されており、この特許出願を参考文献としてここに含め
る。
剥離可能な接着剤パッチの別の例として、第1および第2の部分が各々、それ
自体粘着性であるがそれ自体から剥離可能でもある接着剤の層が接合されている
接着剤パッチがある。適当な剥離可能な接着剤の例として、日本国のニットー・
デンコウ社から入手できるノリ/ノリPA400がある。適当な剥離接着剤の別
の例として、米国ミネソタ州バドネイズ・ハイト、1200ウォルター通りのフ
ラー・アドヒーシィブ社によって製造されリリース・フリー・アドヒーシィブと
して販売されている製品がある。このような剥離可能な接着剤パッチを備えた吸
収物品は、1992年12月17日にカオル・ニイハラ、チャールズ・ジェー・
ベルグおよびブルース・ダブリュー・ラバシュによって出願された米国特許出願
第07/991,912号(剥離可能な接着剤固定手段を有する吸収物品)に詳
細に記載されており、この特許出願を参考文献としてここに含める。
かくして、本発明は、フラップ接着剤と、フラップを折り線に沿って折り畳ん
だときにフラップ接着剤の上に位置する一体剥離材料とを備えたフラップを有す
る衛生ナプキンを提供する。
本発明の特定の実施例について説明してきたが、本発明の精神および範囲から
逸脱することなしに、種々の変形および修正をなし得ることは、当業者には明白
であろう。Detailed Description of the Invention
Absorbent article having an integral release member joined to a side flap
Field of the invention
The present invention is directed to disposable absorbent articles such as feminine sanitary napkins, adult incontinence devices and the like.
Regarding goods. More specifically, the present invention provides a side flap and a side flap.
A disposable suction bag with a flap adhesive for joining to the underside of the wearer's panties.
Receiving goods.
BACKGROUND OF THE INVENTION
Methods and various absorption methods adapted to absorb body fluids such as menses, urine, cages.
Collected items are, of course, well known. Absorption with wings or flaps
Articles, especially sanitary napkins, are disclosed in the literature and are available on the market.
it can.
In general, the flap extends laterally from the central absorbent means and extends over the crotch of the wearer's panties.
It is designed to be folded at the edge of the partial area. Thus, the flap is worn by the wearer
Between the edge of the crotch region of the panty and the thigh of the wearer.
The flap serves at least two purposes. First, the flap is exudate
Keep the edges of the wearer's panties clean. Second, the flaps are especially
The napkin does not slip out of place when the flap is attached to the underside of the panty
Helps to stabilize.
Sanitary napkins with various types of flaps were released on August 18, 1987.
U.S. Pat. No. 4,687,478 to N. Tillberg (with flaps
Sanitary napkin), which was granted to Mattingley on August 26, 1986.
No. 4,608,047 (Means for attaching sanitary napkins) on May 20, 1986
No. 4,589,876 (sanitary napkin) given to Van Tillberg,
No. 4,285,343 issued to McNeill on August 25, 1981
Raw napkins), given to Ricardo on August 20, 1968, No. 3,397,
697 (underwear disposable hygiene belt), and Clark on April 2, 1957.
No. 2,787,271 (sanitary napkin).
The flap is usually an adhesive strip to attach the flap to the underside of the wearer's panties.
An attachment means or flap adhesive is provided. Generally used for flap adhesives.
Before use, protect the glue from dirt, keep it from drying out, and glue
A release liner is provided to prevent the material from sticking to the outer surface. Fl
Peel off the release liner from the adhesive to expose the adhesive surface and attach it to the underside of the panty.
Secure the flaps in place. After peeling from the flap adhesive, the release liner
Be thrown away. However, in such a configuration, the release liner is stripped from each flap.
I need both hands to clear it. That is, the user holds the flap with one hand.
Must be held and the release liner removed with the other hand. Also, with this configuration
, The user must discard the release liner peeled from the sanitary napkin flap
I won't. Therefore, hygiene with a flap that can be operated and attached with one hand
There is a request for a napkin. Also, hygiene with release material that does not have to be discarded
There are also requests for napkins.
Although the flaps have greatly improved the effectiveness of sanitary napkins,
The nap may interfere with the wearing of the sanitary napkin on the wearer's crotch area. Latest guard
Each raw napkin flap is free to move with respect to the end, ie the sanitary napkin
Has a distal end that can be. The center pad adhesive release paper was removed by the wearer.
The flap's distal end will snap between the wearer's panty crotch and the sanitary napkin.
Located on the central pad and will adhere to the adhesive. Therefore, sanitary napkin
Sanitary hood with flaps positioned so that it does not interfere with the mounting of the panty on the panty
There is a request for a pukin.
Accordingly, it is an object of the present invention to provide for folded flaps and flap adhesives.
The release liner has an integrated release material for exposing the flap adhesive with only one hand.
-The flaps prevent the sanitary napkins from fitting into the panties without the need for scrapping.
To keep the flap in a folded configuration until it is used, hygiene
An object is to provide an absorbent article such as a napkin.
The invention also includes a flap that is folded and tucked into the recess and a flap adhesive.
Providing an absorbent article, such as a sanitary napkin, with an integral release material for
It is in.
Another object of the present invention is the folded flap, the integral release material, and the wearer's
Fold along the edge of the crotch part of the underwear and attach it to the underside of the underwear.
Like sanitary napkins, with different extensible zones to relieve shear stress
To provide various absorbent articles.
Another object of the present invention is a folded and tucked side flap, an integral release material.
Providing absorbent articles, such as sanitary napkins, with different materials and zones of different extensibility
To do.
These and other objects of the invention will be described in detail below in connection with the accompanying drawings.
It will become clearer when you read the description.
Summary of the invention
In accordance with the present invention, a sanitary napkin having a folded flap and an integral release material.
Absorbent articles such as The absorbent article should contact the main body and the main body.
When you fold the pair of flaps and the flaps along the fold line,
So that the integral release material rests on top of the flap adhesive on one of the flaps.
And an integral release material joined to a part of the collected article. Each flap is the main book
It forms an included angle of at least about 180 ° with respect to the body part.
Brief description of the drawings
FIG. 1 is a sanitary napkin of the present invention having a portion cut away to show the absorbent core.
FIG.
1A is a cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 1 taken along the line AA.
FIG. 1B shows the flap in a folded configuration with the integral release member placed on the flap adhesive.
1C is a cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 1A showing a wrap.
FIG. 2 is a sanitary napkin of the present invention having a portion cut away to show the absorbent core.
FIG. 9 is a plan view of a modified example of the engine.
2A is a cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 2 taken along the line AA.
FIG. 2B shows a fold-shaped recess with an integral release member placed on the flap adhesive.
FIG. 2C is a cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 2A, showing the flaps tucked into the partial area.
is there.
FIG. 3 is a plan view of a modified embodiment of the sanitary napkin of the present invention.
3A is a cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 3 taken along the line AA.
FIG. 3B shows a fold feature recess with an integral release member placed on the flap adhesive.
FIG. 3C is a cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 3A, showing the flaps tucked into the partial area.
is there.
FIG. 4 is another illustration of a sanitary napkin taken from an angle similar to that of FIG. 2A.
It is a cross-sectional view of an example.
FIG. 4B shows a fold and circle with an integral release member placed on the flap adhesive.
The sanitary napkin of FIG. 4A showing the flap tucked into the recessed area of the feature.
FIG.
FIG. 5 has a cutout to show the underlying structure and
Fold it over the underwear side of the main body so that the adhesive is placed on top of the release material.
An alternative embodiment of the sanitary napkin of the present invention, viewed from the undergarment side, with folded flaps
FIG.
5A is a cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 5 taken along the line AA.
FIG. 6 is a perspective view of a crotch portion of female panties.
FIG. 6A is a perspective view of the female panty shown in FIG.
The sanitary napkin of the example is in use, with the flap spread over the underside of the panty.
It shows the state of becoming.
Figure 6B is a perspective view of the women's panty shown in Figure 6 and tucked in.
The sanitary napkin of the embodiment of the present invention having a flap is
It shows the state.
FIG. 7 is a transverse cross-sectional view of a portion of a modified embodiment of the present invention, wherein
The flap and a part of the main body are shown.
FIG. 7A is a transverse cross-sectional view of a portion of another alternative embodiment of the present invention,
One of the flaps and a part of the main body is shown.
FIG. 8 is a book having a flap forming an included angle of about 90 ° with respect to the main body portion.
1 is a cross-sectional view of an embodiment of the sanitary napkin of the invention.
FIG. 9 has a flap that forms an included angle of about 180 ° with the main body portion.
It is a cross-sectional view of an embodiment of the sanitary napkin of the present invention.
FIG. 10 has a flap forming an included angle of about 270 ° with respect to the main body portion.
FIG. 3 is a cross-sectional view of an embodiment of the sanitary napkin of the present invention.
FIG. 11 is a plan view of an embodiment of the sanitary napkin of the present invention as seen from the body contact side.
is there.
11A is a partial cross-sectional view of the sanitary napkin of FIG. 11 taken along the line AA.
It
Detailed Description of the Preferred Embodiment
1. Overview
A. General absorbent article
The present invention relates to disposable absorbent articles, such as feminine hygiene napkins. More detailed
Specifically, the present invention secures the flap and the flap to the underside of the wearer's panties.
Disposable absorbent article having a flap adhesive.
The term "absorbent article" as used herein means an article that absorbs and contains bodily exudates.
To do. More specifically, the word "absorbent article" is applied to or near the wearer's body.
It means an article that is placed and absorbs and contains various secretions that are discharged from the body. word
"Absorbent articles" include sanitary napkins, panty liners, and incontinence pads (and
Other articles worn in the crotch region of undergarments) are intended to be included. The word “disposal
After use, it is discarded and preferably recycled and environmentally friendly
It means an article that has been processed as described above. (Ie, the word “use
"Discard" is intended to be washed or restored and reused as an absorbent article.
Not in. )
The term “hygiene napkin” as used herein refers to a woman worn by a woman adjacent to the vulva.
Absorbs menstrual blood and other vaginal discharges (eg, urine, menstrual secretions, urine) from the sexual body
Means an absorbent article adapted to be housed. However, in the present invention,
It is not limited to any particular type or form of absorbent article that has been created.
As used herein, the term "release material" or "release member" refers to a flap prior to use.
Protects adhesives such as adhesives from dirt, keeps the adhesive from drying out, and / or
Or, the material used to prevent the adhesive from sticking to the outer surface.
As used herein, the term "integral release material" or "integral release member" refers to a disposable absorbent material.
It refers to a release material that is joined to a portion of a storage article. The word "junction" used here is
, A shape that secures an element to another element by directly attaching the element to another element, and
Elementary
The element is indirectly attached to another element by attaching the element to another element.
A feature that secures to, and a feature that integrates one element with another (ie, one element
Is a substantial part of the other elements) and. Remove the release material from the sanitary napkin
For example, the release liner 58 used in the central pad adhesive 54
Secure the release liner to at least part of the sanitary napkin, silicone
Apply a substance such as to at least a portion of the sanitary napkin (eg, spray,
Coating, impregnation, etc.), at least some of which act as suitable release members
Elements made up of suitable release members such as backsheets,
Sheet, flap, etc.) to a sanitary napkin. Stripping
Part or all of the separating member 57 is joined to the sanitary napkin 20. For example, one
The body peeling member 57 may be a peripheral adhesive, single or multiple line adhesive, single or multiple adhesive.
The entire surface of the spot adhesion or the integral peeling member 57 is covered with a small amount of the sanitary napkin 20.
It is adhered to the sanitary napkin by surface adhesion which adheres at least in part.
A preferred embodiment of the sanitary napkin 20 of the present invention is shown in FIG. First
As shown in the figure, the sanitary napkin 20 basically includes a main body portion 22 and a main body portion 22.
With two flaps 24 (shown in the expanded state) joined to the portion 22
ing. Each flap 24 comprises a flap adhesive 56 and an integral release member 57.
ing. The main body portion 22 comprises absorbent means represented by the absorbent assembly 46.
I am. In the preferred embodiment shown in FIG. 1, the integral release member 57 is a flap.
It consists of 24 parts. However, the integral peeling member 57 is a part of the main body portion 22.
Parts (ie, topsheet 40, backsheet 42, etc.)
May be. (In the following discussion, unless otherwise specified, sanitary napkins have two flaps.
I have it. The napkin does not have to have two flaps
However, two flaps are preferred over one flap. Also, the flaps are mutually
Although it is not necessary for the mirror image relationship, the mirror image relationship is preferable. Hiding
Therefore, the explanation of one flap also becomes the explanation of the other flap.
Therefore, for clarity, the description of the second flap is omitted.
The sanitary napkin 20 has two centerlines, namely a main longitudinal centerline L and
, With a major transverse centerline T. The term "longitudinal" used here
When wearing the sanitary napkin 20, place the standing wearer on the left and right half of the body.
Sanitary napkin 20 that is substantially aligned (ie, substantially parallel) with the perpendicular plane that bisects it
Means a line, axis, or direction in the plane of. Also, the word "
The "lateral" or "sideways" are interchangeable and the sanitary napkins are approximately orthogonal to the length direction.
A line, axis, or direction that lies in the plane of the plane 20.
The sanitary napkin 20 includes a top sheet 40, a back sheet 42, and an absorbent core 4.
4 and a pair of flaps 24. At least the topsheet 40
The part of the backsheet 42 and the absorbent core 44 are the absorbent assembly of the main body portion 22.
Including body 46. The flap 24 shown in FIGS. 1 and 1A includes a main body portion 2
It consists of separate pieces of material that are affixed to 2. (US granted to Osborne
In a modified embodiment such as that shown in US Pat. No. 4,917,697, the flap 2
4 may be integral with the main body portion 22. In such a case, the top sheet 40
Forms one side of both flaps 24 and main body portion 22, and
Toe 42 forms the other surface of both flaps 24 and main body portion 22. It
Additionally, the absorbent material of the sanitary napkin 20 is described in detail in US Pat. No. 4,917,697.
Inside the flap 24 to form the absorbent core of the flap, as described in
May extend to. ) In a particularly preferred embodiment, the main body portion 22 includes an absorbent assembly.
A recessed region 68 is formed between the body 46 and the absorbent assembly 46 of the main body portion 22.
The restraining member 78 is further provided.
2. Individual components of absorbent articles
First, the individual components of the sanitary napkin 20 will be described in detail.
A. Top sheet
The topsheet 40 is liquid permeable, and when the sanitary napkin 20 is used, the
The upsheet 40 fits snugly against the wearer's skin. Top sheet 40
Has a soft and soft feel and does not irritate the wearer's skin. Top sheet
40 is formed of any material customary for this type of use. Top sheet 4
As non-limiting examples of suitable materials used as 0, woven and non-woven poly
Ester, polypropylene, nylon, rayon, and molded thermoplastic films
However, a molded film is preferable.
A suitable molded film was given to Thompson on December 20, 1975
Japanese Patent No. 3,929,135 (absorbing structure having tapered thin tube), 198
No. 4,324,426 granted to Mulan and Smith on April 13, 2013
No. (Disposable absorbent article with strain resistant topsheet), Las.
No. 4,342,314 to Dell and Thompson (fiber-like properties
Quality elastic plastic web), and Earl, Le, July 31, 1984.
No. 4,463,045 assigned to chair, mulan and querette (non
Macroscopically expanded 3D plastic window with a glossy visible surface and a cloth-like feel
Web site). The formed film is liquid permeable and non-absorbent
Therefore, the top sheet 40 is preferred. Thus, the molding fibers in contact with the body
The surface of the rum remains dry and comfortable for the wearer.
The sanitary napkin 20 is also extensible (ie, particularly longitudinally extended) when worn.
It is better to be composed of a component). The sanitary napkin 20 has a non-extended length
Of about 15% to about 40%. This extensibility is good when used
Provides a fit and reduced dirt. In another embodiment, the sanitary napkin 20 structure is
Only certain parts of the component can be extended. This (without the integral release material of the present invention)
Such an embodiment was filed on October 1, 1991 by Bruce Lavas and others.
US patent application Ser. No. 07 / 769,891 (with flaps and zones of different extensibility)
Absorbent article having a).
A particularly preferred topsheet 40 for use in such an embodiment is US Pat.
Formed in accordance with No. 4,463,045 and provides some longitudinal extensibility
It is wound like a ring. Ring winding, or "pre-co
Appropriate Method for "Rugging" Granted to Sison on August 15, 1978
US Pat. No. 4,107,364 granted to Savey on May 30, 1989
No. 4,834,741 issued on February 28, 1991 by Gerald M.
US patent application Ser. No. 07 / 662,536 filed by Weber et al.
For gradually stretching a zero-strain stretch laminate web to provide flexibility
Law and apparatus), published by Kenneth B. Bourg on February 28, 1991.
Requested No. 07 / 662,537 (In order to give variable elasticity, zero strain stress
A method and apparatus for progressively stretching a chilaminate web in a non-uniform manner),
And filed by Gerald M. Weber on February 28, 1991
No. 07 / 662,543 (provided elasticity without breaking the web)
Therefore, a method for continuously stretching a zero strain stretch laminated web and
And equipment). The top sheet has a long fold line on the top sheet.
It should extend transversely so that it can be extended in the longitudinal direction.
Such a topsheet has the following patents filed on June 23, 1991:
US patent application Ser. No. 07/734, filed by Thompson et al.
404 (absorbent article with improved fluid directivity, comfort and fit, special
No. 07 / 734,392 filed by Thompson et al.
Fluid treatment structures used in absorbent articles), and filed by Buenger, etc.
No. 07 / 734,405 (absorption core used for sanitary products)
It is listed. These patent applications are collectively referred to as the "capillary groove fiber" patent application.
Devour.
Further, in the preferred embodiment of the present invention, the outer surface 40a of the topsheet 40 is provided with a small amount.
At least a portion has been treated with a surfactant. The surfactant is used in the main body portion 22.
Substantially over at least a portion of the outer surface 40a of the overlying topsheet 40
It is preferably evenly and completely distributed. This is common knowledge for those skilled in the art.
This can be achieved by the usual method. For example, surfactants are sprays,
It is applied using padding or transfer rolls.
The surface-active agent treatment on the outer surface 40a of the topsheet 40 is performed on the outer surface of the topsheet 40.
To make it more hydrophilic. This allows the outer surface of the topsheet to be
The liquid quickly penetrates the topsheet 40. This means that menstrual blood is absorbed by the absorbent core 44.
Less likely to flow to the topsheet 40 than to be absorbed by. Preferred
Preferably, the portion of the topsheet 40 located above the flap 24 is made of surfactant.
does not process. This causes the fluid to spread laterally across the flap,
The tendency to contact the thighs and other parts is minimized.
In the preferred embodiment, the inner surface 40b of the topsheet 40 contacts the absorbent core 44.
It is fixed in a relationship. As a result of this contact relationship, the topsheet 40 is absorbed
Liquid penetrates the topsheet 40 more quickly than if it was not in contact with the core 44
The Rukoto. The top sheet 40 has an adhesive applied to the inner surface of the top sheet 40.
By doing so, a contact relationship with the absorbent core 44 is maintained. Suitable for this purpose
Such adhesives are described in US Pat. No. 4,917,697. The adhesive is
The surfactant is applied in the same manner as it is applied to the outer surface 40a of the topsheet 40.
It
B. Absorption core
The absorbent core 44 is positioned between the topsheet 40 and the backsheet 42.
ing. The absorbent article 44 provides a means for absorbing menstrual blood. Absorbent article 44
Need not have an absorption capacity greater than the total amount of menstrual blood expected to absorb
. The absorbent core 44 is generally compressible, flexible, and irritates the wearer's skin.
Absent. The absorbent core 44 is made of any material used in the art for such purpose.
Become. An example is crushed timber pal commonly called airfelt.
Cloth, crepe-like cotton, absorbent foam, absorbent sponge, synthetic staple fiber,
Limmer fibers, hydrogel-forming polymer gelling agents, peat moss, or the like
, Etc., or a mixture of these materials.
The polymeric gelling agent comes into contact with fluids (ie, liquids) such as water or body fluids
It is a substance that absorbs such fluid to form a hydrogel. in this way
The fluid flowing into the absorbent core 44 is captured and retained by the polymer gelling agent.
This provides the article with good absorbent capacity and / or fluid retention.
The polymeric gelling agents used in the absorbent core 44 are generally water insoluble and slightly brittle.
It consists of particles of crosslinked, partially neutralized hydrogel-forming polymeric material. here
“Particles” as used in any, such as in the form of pellets, flakes or fibers.
Means particles in the form of (Although not limited to, the poly used here
Preferred types of mer materials, and used to prepare these polymeric materials
The characteristics of the absorbent core 44 are described in US Pat.
No. 009653, which is incorporated by reference in this patent.
All of the issued patents are incorporated herein by reference.
In one preferred embodiment, the absorbent core 44 comprises two airlaid tissues.
That is, the first tissue layer and the second tissue layer (ie, “top” and “bottom”).
Super absorbent polymer material, such as the morphology of particles placed between
It is a laminate composed of layers of materials. The first and second tissue layers are superabsorbent porosity.
Absorbed exudate forming an enclosure for the limmer material and throughout the absorbent core 44.
Improves side wicking and provides constant absorption.
A suitable laminate is Grain Processy, Muscatine, Iowa, USA.
Super Absorbent Laminate Waterlock L-535 available from
Waterlock is a registered trademark of the company). Such a super absorbent laminate
U.S. Pat. No. 4,467, issued to Pederson et al. On Aug. 21, 1984.
No. 012 (composition for absorbing film and method for preparing the same) and April 7, 1981
No. 4,260,443 (Laminate absorption treatment given to Lindsay, etc.
)).
The absorbent core 44 is provided with slits or parts so as to extend in the length direction.
It is preferably a laminate provided with slits. This slit is provided
Alternatively, the partially slit core can be found in more detail in the capillary channel fiber patent application.
Has been described.
C. Back sheet
The backsheet 42 is liquid impermeable, thus allowing menstrual blood to wear the wearer's clothing.
Prevent it from getting dirty. Materials used in the art for such purposes
Fees can be used here as well. Suitable materials include embossed or
Polyethylene film and laminated tissue that is not embossed
Is included. Suitable polyethylene films are available from Monsanto Chemical Company.
Manufactured and sold as film number 8020.
(Typically, the topsheet 40 is located only above the main body portion 22 and
A variant of the sanitary napkin 20 (not extending to form the top surface of the pump)
In the example, the backsheet 42 is composed of two layers. In such cases,
The backsheet 42 is disposed on the side 42a of the backsheet 42 facing the core.
A first layer of softwood material. The purpose of the first layer is to be comfortable and personal to the wearer.
The purpose is to provide a non-irritating surface. The loft layer is like a non-woven material
Can be made of any suitable material. Preferably, the loft layer is a hydrophobic non-woven
Made of cloth material. The second layer is disposed on the underwear side 42b of the backsheet 42 and is
It consists of a body impermeable film. This second layer has a thickness of about 0. 01-0. 0
5 mm (preferably about 0. 02mm) low density polyethylene material works well
I know that. Modeled by Bisqueen Division of Ethyl
Polyethylene film, such as that sold as XP-39385, is
It has been found to be particularly suitable for two layers. The back sheet 42 is also a top sheet
It may be formed of a soft cloth-like material that is hydrophobic with respect to the sheet 40. Pollies
It has been found that the tellurium or polyolefin fiber backsheet 42 works well.
I'm wearing. Particularly preferred soft cloth-like materials are polyester non-woven materials and
In U.S. Pat. No. 4,476,180 issued to Vnuk on October 9, 984
A laminate of films as described.
A particularly preferred stretchable backsheet 42 is Warwa, Wisconsin, USA.
Extended adhesive fill manufactured by Findlay Adhesives of Tosa
Formula Formula # 198-338, which is a patent application for capillary channel fibers.
It is described in detail.
3. Assembly of components into sanitary napkins and formation of flaps
A. Assembly of components
As shown in FIGS. 1 and 1A, the topsheet 40 has a seam 36
It is fixed to the back seat 42 along such a first seam. Seam 36
Technology for this purpose, such as gluing, crimping, heat sealing.
It is formed by any means commonly used in the field. Seam 36 is the main book
It is shown in FIG. 1 as extending entirely around the perimeter 23 of the body portion 22. this is
It is a preferred embodiment because it is easy to manufacture. (Other means of combining various elements
Can be used. )
The main body portion 22 houses a sanitary napkin that houses absorbent means such as an absorbent core 44.
20 parts. The main body portion 22 is a liquid-permeable body contact surface (see FIG. 1A).
Is shown by the topsheet 40) and the opposite liquid permeable surface (first
1A) (shown by backsheet 42 in FIG. 1A). Illustration
While the preferred embodiment, while preferred, is only one embodiment.
You should understand. In another embodiment, the absorbent core 44 is placed on the backsheet.
Includes those that are substantially completely wrapped with a topsheet prior to packaging. Main body part 22
Also has sufficient connectivity to be self-supporting, with one surface liquid-permeable and the other surface
Have an absorbent core that has been treated to be liquid impermeable.
The main body portion 22 may be relatively thick, or relatively narrow and thin. Narrow
The main body portion 22 of is effective. This is because the sanitary napkin 20 has the entire shape.
And as a result of use, the main body portion 22 remains snug and close to the body
Is. Due to the closeness of the main body portion 22 as described above, the main body portion is closely attached to the vagina of the body.
It is worn and placed. The main body portion 22 allows menstrual blood to flow along the sides of the main body portion 22.
Most menstrual blood can be absorbed before it is about to be released. The thin main body part is also
It is preferred because it provides the typical comfort for the user.
1 and 1A also show that the sanitary napkin 20 is secured to the crotch region of the undergarment.
The glued attachment means, the central pad adhesive 54 and the flap adhesive 56
Shows a zip fastener.
The central pad adhesive 54 secures the main body portion 22 to the crotch region of the panty.
To provide an adhesive attachment means. The outer surface of flap 24 adjacent the distal edge of the flap
Are preferably covered with a flap adhesive 56. Flap adhesive 56
Wrap the flap around the edges of the crotch area of the panty as described below, then
Used to help keep the push-pull in place. Flap 24 is a flap
Keep it in place by attaching 24 to underwear or to the opposite flap
Be done. Suitable adhesive fasteners are described in detail in US Pat. No. 4,917,697.
Have been.
The central pad adhesive 54 of the present invention is not limited to adhesive attachment means.
Any type of fastener used in the art may be used for this purpose.
Can be used. For example, the main body portion 22 of the sanitary napkin 20 is 199
U.S. Pat. No. 4,946,527 issued to Batrel on Aug. 7, 2008
Wearers by the fastener described in Adhesive fastener and manufacturing method thereof)
Can be fixed to underwear. The main body portion 22 of the sanitary napkin 20 is also
US patent application filed by Dennis A. Thomas on June 21, 1991
Application No. 07 / 718,727 (for manufacturing a peelable mechanical fastener system)
Screen printing method and fastener system produced thereby. This special
The patent application is hereby incorporated by reference).
Can be fixed to the wearer's underwear. However, for simplicity, fasteners
The adhesive attachment means will be described.
The center pad adhesive 54 is a removable release liner or center pad.
It is covered by a release liner 58. Pressure sensitive adhesives should be cleaned before use.
Protect it from the heat, keep the adhesive dry, and prevent the adhesive from sticking to external surfaces.
It should be coated with a release liner to ensure proper operation. A suitable release liner is
U.S. Pat. No. 4,917,697.
The flap adhesive 56 is removed by an integral release member 57, as shown in FIG.
Protected. The integrated peeling member 57 will be described later in detail.
Having described the preferred embodiment of the sanitary napkin of the present invention, the flap is
Many other sanitary napkins provided are also available and are disclosed in the literature. They are
, The integral release material of the present invention may be provided. In particular, a sanitary bag with a flap
Pukin is a US patent filed on May 21, 1991 by Osborn et al.
Application No. 07 / 707,233 (extendable laterally for attachment to wearer's underwear
What
Sanitary napkins with means), 23 April 1991 and 21 August 1990
US Patent No. 5,009,653 (thin
Flexible sanitary napkin) and No. 4,950,264 (thin and flexible sanitary napkin)
Napkin), No. 4, which was granted to Osborne III on April 17, 1990.
917,697 (sanitary napkin with flap and stress relief means), 19
No. 4,687,478 granted to Van Tillberg on August 18, 1987
No. (hygienic napkin with flap), Fan Till, May 20, 1986
No. 4,589,876 (Sanitary Napkin), granted to Berg, August 1981.
No. 3,397,697 (sanitary napkin) given to McNeil on March 25
, No. 3,397,697 issued to Riccard on August 20, 1968 (
Disposable hygiene garment), and given to Clark on April 2, 1957
No. 2,787,241 (sanitary napkin). These patents
And all patent applications are incorporated herein by reference.
A suitable absorbent article in the form of a panty liner is described in Ozubo on April 19, 1988.
Disclosed in U.S. Pat.
Has been done. At least some suitable absorbent articles in the form of adult incontinence products include:
US patent filed on January 3, 991 by Barry Earl Fist and others
Permit Application No. 07 / 637,571 (with packaged multilayer absorbent body for rapid capture
Absorbent article).
All of the disclosures of these patents and patent applications (and above mentioned patents and patent applications)
Published patents) and publications mentioned throughout this description,
Included as reference. However, the documents covered by the reference are books
Nothing is explicitly admitted to teach or disclose the invention.
B. Flap structure
Next, the features of the flap 24 will be described in detail. (Integral peeling member of the present invention
The general construction of the flap 24 suitable for use in the present invention (without 57) is Oz
U.S. Pat. No. 4,917,697 issued to Bourne, October 1, 1991
US patent application Ser. No. 07 / 769,89 filed by Bruce Lavas
No. 1 (absorbent article with flaps and different extension zones), and 1992 2
Filed by Kaoru Niihara and Thomas W. Osborne III on March 7
No. 07 / 832,246 (Flap with pleats folded inside)
Absorbent article having a).
The overall dimensions of flap 24 can be readily selected by one of ordinary skill in the art. Good
Advantageously, the flap 24 allows the sanitary napkin 20 to be between the distal edges 34 of the flaps.
It is dimensioned to be about 10 cm to about 23 cm wide at the most separated locations.
Preferably, each flap 24 has a major longitudinal centerline L of the sanitary napkin 20.
Has a length in the direction parallel to about 5 cm to at least about 19 cm. However,
The flap 24 extends in the direction parallel to the main longitudinal centerline L to approximately 0. 5 cm length
May be included.
The shape of the flap 24 can be selected by those skilled in the art. Preferably,
The flaps 24 are mirror images of each other and each flap 26, 28 is
It is symmetrical with respect to the center line T1 in the breaking direction. (The shape of the flap described here and
It should be understood that the orientation is that of the preferred embodiment. These are mandatory
Is not a design feature of. )
Preferably, the flap 2 as in the sanitary napkin 20 shown in FIG.
4 is positioned slightly forward of the main transverse centerline T of the sanitary napkin.
It (In such a case, the transverse centerline T1 of the flap is
0 does not coincide with the major transverse centerline T. ) However, the flap 24
Preferably, it is evenly spaced from the main longitudinal centerline L of the sanitary napkin.
There is.
In the preferred embodiment, the flap 24 is attached to the main body portion 22 along the join line 30.
It is joined. The joining line is concave with respect to the main longitudinal centerline L,
Or it is straight and (or less preferably) convex. Joining line 30
, With lines or areas where separate flap elements are joined to the main body portion 24
There is. Alternatively, when the flap 24 is integral with the main body portion 22, the bond line 30
, (Although it is not necessary that the exact line of the boundary be present)
The boundary with the flap 24 is shown.
The flap 24 is coupled to the main body portion 22 in many different ways. (Fl
A component (such as group 24) is often "joined" or "associated" with another component.
There are a number of different ways that US patents such as Osborn and others were granted on April 16, 1991.
Terms contained in No. 5,007,906 (separated sanitary napkin)
It is described in the definition of. When the flap consists of separate elements,
It can be joined to the main body portion by techniques known to those skilled in the art. like this
Techniques include, but are not limited to, gluing, heat and / or pressure, ultrasound, etc.
Is included.
A flap 24 extends from the longitudinal edge 22a of the main body portion 22 (or
Bonded along the longitudinal edges 22a) is not necessary. Flap 24
, Are joined inward from the lengthwise edge 22a toward the lengthwise centerline. Thus,
The flaps 24 may be along the major longitudinal centerline L or the length of the main body portion 22.
Along the edge portion 22a in the longitudinal direction or between the main longitudinal centerline L and the main body portion 22.
Join the flap 24 to the main body portion 22 at a location between the longitudinal edges 22a.
be able to. Of course, the flap 24 will generally be of the major longitudinal centerline L.
On both sides.
C. Integrated peeling member
1, 1A and 1B show a preferred embodiment of the sanitary napkin of the present invention.
Is shown. The sanitary napkin 20 of the present invention includes at least one integral release member.
57 is joined. Preferably, as shown in FIG. 1, a sanitary napkin 2
0 is two integral release members (each for adhesive 56 on each flap 24)
57.
The overall size and shape of the integral peeling member 57 can be easily selected by those skilled in the art.
You can Preferably, the integral release member 57 is at least the flap adhesive 5.
6 is sized and shaped to rest on top of the 6. However, integral peeling
The member 57 may also be larger than the flap adhesive 56. Also, both fla
It is also possible to have one integral release member 57 for the flap 56. (here
In the preferred embodiment, the size, shape and orientation of the integral release member 57 described in
It should be understood that it is a thing. These are not essential design features.
For example, each flap 24 is positioned laterally inside the integral release material 57.
Is positioned proximate to the distal edge 34 of flap 24 and flap adhesive 56.
The integral peeling member 57 may be provided. )
The integral peeling member 57 protects the flap adhesive 56 from dirt, and
Ensure that 56 does not dry and that flap adhesive 56 does not stick to the outer surface.
It is an optional material. The integral release member 57 also places the flap adhesive in place before use.
It should be glued with enough strength to be able to easily remove it when trying to use it
Is. Therefore, the integral release member 57 is preferably flexible to the flap 24.
It is flexible enough not to interfere with
The integral peeling member 57 is joined to at least a part of the sanitary napkin 20, and
Of release materials formed by different methods. For example, the integral peeling member 57 is
Formed by fixing a commercial release liner to a portion of the sanitary napkin 20
Good. As an example of a suitable release liner, the adhesive contact surface is a flap adhesive 56
There are semi-bleached kraft papers that have been siliconized so that they easily peel off. Appropriate stripping
Another example of a release liner is BL30M manufactured by Acrosil.
The G-A Cylox E1 / 0 and BL30MG-A Cylox 4P / 0 are
It These release liners can be used with sanitary napkins 20 by techniques known to those skilled in the art.
Can be joined to. Such techniques include, but are not limited to, adhesives.
Agents, heat and / or pressure, ultrasound and the like are included.
The integral release member 57 is also made of a material that can function as a suitable release member.
Elements that are wholly or partially configured (for example, topsheet 40)
42, flap 24, etc.) joined to the sanitary napkin 20.
To be done. A portion of the sanitary napkin 20 that can function as a suitable release member.
Examples of materials that can be used to form a woven, non-woven polyester
, Polypropylene, nylon, polyethylene, and Wisconsin, USA
Sylox E1 / 0, manufactured by Acrosil of Menasa, Sa
Of Erox 4P / O, Pyrox H1A / 0 and Pyrox H2A / 0
There is such a siliconized plastic film.
Preferably, the integrated peeling member 57 is a peeling part suitable for the treated portion of the sanitary napkin 20.
A part of the sanitary napkin 20 is made of a substance such as silicone so that it functions as a member.
By processing (eg coating, application, spraying, impregnation, etc.)
It is formed. Suitable materials for treating parts of the sanitary napkin 20 include
-Syrox E1 / 0 and Syrox 4P / O manufactured by Shiru Co., Ltd.
, Silicon such as Pyrox H1A / 0 and Pyrox H2A / 0.
Get caught
Preferably, the integral peeling member 57 covers a part of the flap 24 with a silox H2A.
/ 0 spray coated. In the preferred embodiment
The flap 24 has a thickness of about 0. 001 inches (0. Polyethylene (0003 mm)
It consists of ren film.
The integral release member 57 provides flap adhesion when the flap 24 is in the folded configuration.
Positioned on the sanitary napkin 20 so that the agent 56 is positioned on the integral peeling member 57.
Has been done. The integral release member 57 also flaps until the flap 24 is to be used.
Maintain the wrap 24 in the folded configuration.
Referring to FIGS. 1 and 1A, an embodiment of a sanitary napkin 20 of the present invention is shown.
Has been done. The sanitary napkin 20 includes a top sheet 40, a back sheet 42 and
From the absorbent core 44 positioned between the topsheet 40 and the backsheet 42
Main body portion 22 and a pair of main body portion 22 extending from each longitudinal side portion 22a
And a flap 24. Each flap 24 has a distal edge 3 of the flap 24.
Flap adhesive 56 positioned adjacent to 4 and the proximal edge 32 of flap 24.
And an integral peeling member 57 positioned adjacent to. Integrated peeling member 57
Is a fold line 62 extending the flap 24 in the lengthwise direction as shown in FIG.
Position it so that it is located over the flap adhesive 56 when folded along
Has been done.
The flap adhesive 56 is substantially adjacent to the distal edge 34 of the flap 24 in FIG.
Although shown as positioned abuttingly, the flap adhesive 56
It may be positioned adjacent to the proximal edge 32 of the flap 24, or with the distal edge 34.
It may be positioned anywhere between the proximal edges 32. In addition, flap adhesive 5
6 is positioned laterally outside of the integral peeling member 57.
It may be positioned laterally outside the flap adhesive 56. However, the flap
The adhesive 56 is preferably positioned outside the integral release member 57. Also, each
The wrap 24 may include one or more flap adhesives 56 and / or one or more integral peels.
It is also possible to have a member 57. However, for each flap 24
A single patch of wrap adhesive 56 and a single integral release member 57 are preferred.
The user of the sanitary napkin 20 exposes the integral peeling member 57 and uses the flap 24.
When attempting to secure the underside of the user's undergarment, the user may
4 to pull the flap 24 out of the folded configuration and at the same time flap contact
It suffices to peel off the adhesive 56 from the integral peeling member 57. The integral release material 57 is
It remains bonded to the sanitary napkin 20 and adversely affects the function of the sanitary napkin 20.
Does not reach. Preferably, flap 24 is unfolded from the folded configuration and flap bonded.
The peeling of the agent 56 from the integral peeling member 57 can be achieved by using only one hand.
Wear.
Next, the sanitary napkin of the present invention will be described in detail with reference to the wearer's underwear.
It
FIG. 6 shows the crotch portion 14 of underwear 11 which is worn by many women and is known as panties.
Shows. The panty 11 includes a front portion 10, a rear portion 12, a front portion and a rear portion.
And a crotch portion 14 for joining. The crotch portion 14 has two side edge portions 16 and a central portion.
And a crotch portion 18.
The sanitary napkin 20 of the present invention includes the release liner 58 of the central pad adhesive 54.
And place the sanitary napkin 20 on the panty 11 as shown in FIG. 6B.
Used by At the center of the main body portion 22, one end of the main body portion 22 is
Crotch portion 1 so that the other end extends toward the front portion 10 and the other end toward the rear portion 12.
It is placed at 4. The back seat 42 contacts the inner surface of the central crotch portion 18 of the panty.
It is arranged. The central pad adhesive 54 keeps the main body portion 22 in place.
It The user grasps and pulls on the distal edge 34 of the flap 24, which causes the flap 24 to
The adhesive 56 is peeled off from the integral peeling member 57. Then, the distal portion of flap 24
Fold the minutes around the side edges 16 of the panties. The flap adhesive 56 is 6A
As shown, the flap 24 is secured to the underside of the panty. Integrated peeling member
57 is still joined to the flap 24, but the function of the sanitary napkin 20 is bad.
It has no effect.
It is assumed that the integral peeling member 57 is joined to a part of the flap 24 as shown in FIGS.
As shown in FIG. B, fixing the integral peeling member 57 to a part of the flap 24.
Is not mandatory. The integral peeling member 57 is attached to the flap 24, the main body portion 22, or
It may be joined to other parts of the sanitary napkin 20. One joined to the main body portion 22
An example of the embodiment of the sanitary napkin of the present invention having the body peeling member 57 is shown in FIGS.
It is shown in FIG.
Referring to FIGS. 5-5B, a modified embodiment of the sanitary napkin 20 of the present invention is shown.
Has been done. The sanitary napkin 20 includes a top sheet 40, a back sheet 42 and
An absorbent core 44 positioned between the topsheet 40 and the backsheet 42
And a pair of flaps extending from each longitudinal edge 22a of the main body portion.
And a pop 24. Each flap 24 is adjacent to a distal edge 34 of the flap 24.
A flap adhesive 56 is positioned in contact.
The sanitary napkin 20 of FIG. 5 is positioned on the undergarment side 20b of the main body portion 22.
And an integral peeling member 57. The integral peeling member 57 is mainly connected to the center line L in the length direction.
Shown as being positioned between the longitudinal edges 22a of the body portion 22.
Have been. The integral peeling member 57 attaches the flap 24 to the folding line 62 extending in the lengthwise direction.
Positioned above flap adhesive 56 when folded along, is shown in FIG. 5A.
Thus, the flaps 24 are positioned to maintain the folded configuration.
The central pad adhesive 54 is a pressure sensitive adhesive that is located on each end of the main body portion 22.
It consists of two separate patches. The configuration of the center pad adhesive 54 and flap 24
Due to the construction and construction, the flaps 24 may interfere with or interfere with the central pad adhesive 54.
do not do. Therefore, the flap 24 should be used while using a sanitary napkin.
It may or may not be used and may adversely affect the function of the sanitary napkin 20.
That is, that is, it does not hinder the absorption of the body contact surface 20a and does not interfere with the center pad of the underwear side surface 20b.
Does not interfere with the pad adhesive 54.
The central pad adhesive 54 is substantially bonded to the opposing transverse edges 22b of the main body portion 22.
Positioned adjacent to each other, but with central pad adhesive 54, provides the same result
It may be arranged in other shapes. For example, the central pad assembly 54 has a substantially rectangular shape.
Shape, in a folded configuration, along the longitudinal centerline between the distal edges 34 of the flap 24.
May be extended. Alternatively, the central pad adhesive 54 has a substantially hourglass shape
The edge of the central pad adhesive 54 crosses the edge of the flap 24 and the main body portion 22.
Positioned on the undergarment side surface 20b of the main body portion 22 so as to be substantially adjacent to the facing edge portion 22b.
You may place it. Those of ordinary skill in the art will appreciate the specific dimensions and shape of the central pad adhesive 54.
Therefore, it can be easily selected.
A sanitary napkin having a flap and a release surface located on the underwear side is 199
The priority right based on US Patent Application No. 568,937 filed on Aug. 17, 2010
It is disclosed in the alleged European patent application 0471581, A1. these
Both patent applications are incorporated herein by reference.
In a modified embodiment, the sanitary napkin 20 has the flap 24 folded over itself.
Flap adhesive without clinging or folding over main body portion 22
It has an integral peeling member 57 that can be detachably fixed to 56. First
FIG. 7 shows a sanitary napkin showing one flap 24 and part of the main body part 22.
FIG. In this embodiment, a part of the integral peeling member 57
Are joined to the flap 24 at the bond area 97. Flap adhesive 5
6 is peeled off from the integral peeling member, the integral peeling member is flared at the adhesion region 97.
Remains attached to the top 24 and the user can further process or discard the release member.
There is no need to The bond area 97 may be a single discrete spot bond, a group of spot bonds,
Alternatively, it may be an adhesive line. The adhesive area 97 may be laterally inside the flap adhesive 56 or
It can be located on the outside, or forward or backward in the longitudinal direction.
Another alternative embodiment is shown in Figure 7A. Peel from flap adhesive 56
After peeling off the release member 57, the user uses the adhesive material 98 to attach the release member 57 to the integrated release member 57.
Reattach the free end to flap 24. This is because the free end of the integral peeling member 57 is free.
To prevent the flap 24 from being attached. The adhesive material 98 is initially
It may be arranged behind the integral peeling member 57 of the flap 24, or the integral peeling member 57.
It may be an adhesive material placed on both 57 and flap 24.
D. Sanitary napkin with tuck flap and integral release member
In the most preferred case (discussed in detail below), the sanitary napkin is recessed.
Have flaps tucked into the area and have at least one zone of different extensibility
Have. However, the sanitary napkin of the present invention has different stretch zones.
Not available, with flap tucked into recessed area
Is. 2, FIG. 2A and FIG. 2B show an integral peeling member 57 and a flap.
A preferred sanitary napkin 20 of the present invention having a recessed area 68 for receiving 24.
A preferred embodiment is shown.
The term "any flap" or "tucked flap" as used here means
The absorbent article flap, which is or can be tucked into the recessed area 68.
It means rap. At least a part of the flap and the separation part of the holding member
Joined to the sanitary napkin so that it is positioned between the main body part and the absorbent assembly
The flap can be tucked into the recessed area. Referring to FIG.
The sanitary napkin 20 is basically joined to the main body portion 22 and the main body portion 22.
Two flaps 24 (shown in the expanded state). Main body
The minutes 22 are joined to the absorbent assembly 46 by the absorbent means represented by the absorbent assembly 46.
The two holding members 78 are provided.
The holding member 78 is positioned between the pair of end regions 93, and the end regions.
A central region 94 joined to the zone. At least a part of the end region 93
It is joined to the absorbent assembly 46. At least a portion of the central region 94 has an absorbent assembly.
It has been detached or separated from the body 46. Suction with the separated central region 68
The area between the receiving assembly 46 and at least a portion of the flap 24 is tucked in.
The recessed area 68 is formed. The end region 93 has an absorption group at the connecting point 72.
Each is joined to the solid 46. As used herein, the term "connection point" refers to a retaining member.
Reference numeral 78 denotes the region of the main body portion 22 that is joined to the absorbent assembly 46. this
These regions can be of any shape or feature and are limited to spots or points.
Not something. Thus, these areas can be
Including spots and spots.
The absorbent assembly 46 is preferably a liquid permeable topsheet 40 and a topsheet.
A liquid-impermeable backsheet 42 joined to the sheet 40, and a topsheet 40
The absorbent core 44 is positioned between the backsheet 42 and the backsheet 42.
The sanitary napkin 20 comprises two recessed areas into which the flaps 24 are tucked.
There is. The recessed areas 68 are respectively separated from the separated portion of the central area 94 of the holding member 78.
It is formed between the main body portion 22 and the absorbent assembly 46. Each recessed area 68 is
, Has a mouse 76. The mouse 76 is provided on the detached part of the holding member 78.
Formed between the longitudinal edge 78a and the absorbent assembly 46 of the main body portion 22.
.
The retention member 78 is joined to the absorbent assembly 46 of the main body portion 22 in many different ways.
can do. "Joining a component (such as retaining member 78) to another component
There are many different ways in which "or" can be associated with each other, April 1, 1991.
US Pat. No. 5,007,906 granted to Osborne et al.
Sanitary napkin). The holding member
When constructed from separate elements from the absorbent assembly, ie topsheet 4
0, when not integrated with the backsheet 42, etc., by a technique known to those skilled in the art
It can be joined to the absorbent assembly 46. There are limits to such technologies
However, adhesives, heat and / or pressure, ultrasound, etc. are included. Connection point
72 may consist of flanges, strips, intermediate lines, spots, etc.
Alternatively, a combination of these may be used. Therefore, the connection point 72
May be a concave, straight or convex line, which is sized relative to the major longitudinal centerline L
It may form an angle.
Retaining members 78 are each provided along the major longitudinal centerline L or in the absorbent assembly 4
6, along the longitudinal edge 46a, or with the major longitudinal centerline L and the absorbent assembly.
At any point between the longitudinal edge 46a of the main body 46 and the suction end of the main body portion 22.
It can be joined to the receiving assembly 46. Of course, the retention member 78 is generally
On both sides of the longitudinal centerline L.
The retaining member 78 is oriented generally longitudinally on the absorbent assembly 46. Holding member
Is a direction in which the lengthwise edge portion 78a of the holding member 78 is substantially parallel to the lengthwise center line L.
Direction, or in a direction having a vector component substantially parallel to the longitudinal centerline L.
When oriented, it is longitudinally oriented on the absorbent assembly 46.
The retaining member 78 is generally soft and soft feeling and does not irritate the wearer's skin.
Yes. Retaining member 78 is preferably formed of a material commonly used in sanitary napkins 20.
Is made. Examples of suitable materials that can be used for the holding material are woven and non-woven
Cloth polyester, polypropylene, nylon, polyethylene, and plastis
There is a film. Retaining material 78 may include one or more elements of absorbent assembly 46,
For example, it is composed of a top sheet 40, a back sheet 42, and the like. Preferably,
The holding material 78 is made of a material piece separate from the topsheet 40, the backsheet 42, and the like.
It
The overall size and shape of the retaining member 78 can be easily selected by those skilled in the art.
And the size and shape of the recessed area 68 desired to be tucked into the recessed area 68 and
It is determined by the size and shape of the flap 24. The holding members 78 have a mirror image relationship with each other.
Are not essential, but are preferably in a mirror image relationship with each other. The holding member 78 is the main
Whether or not it is symmetrical with respect to the transverse centerline T also depends on the desired dimensions of the recessed area 68.
It depends on the shape and the position and symmetry of the flap 24. However, the holding area
The area 78 has a size and shape exactly corresponding to the size, shape and position of the flap 24.
It should be understood that it does not have to have a position and a position. The holding area 78 is
Retaining region 78 allows holding region 78 to accommodate flap 24 in a collapsed configuration.
Can be sized, shaped and positioned to form zone 68.
It is only necessary.
Both retaining members 78 are a single piece of material, as shown in Figures 2-2B.
Forming is not essential. Each retaining member 78 is formed of a separate piece of material.
May be. Also, the holding member 78 is joined to the backsheet 42 of the absorbent assembly 46.
It is not essential to do anything. The retaining member 78 may be attached to any element of the absorbent assembly 46.
Can be joined. The holding member 78 and the main body portion 22 of the sanitary napkin 20 are sucked together.
One of ordinary skill in the art will appreciate that many different features that form a recessed area 68 with respect to the receiving assembly 46.
It will be readily apparent.
Referring to FIG. 2 to FIG. 2A, the sanitary napkin 20 has each of the longitudinal centerlines L.
It has two recessed regions 68 provided on the side. The flap 24 has a holding member 78.
It can be seen from Figures 2A and 2B that it is integral with. Each holding member
The connecting portion 72 of 78 is a combination of a straight line adhesive portion 92 and two spot adhesive portions 91.
It consists of seeds. The straight adhesive portion 92 absorbs and assembles a part of the central region 94 of the holding member 78.
Join to body 46. The two spot adhesive portions 91 are used to absorb a part of the end area.
Join to 46. Central region 9 of main body portion 22 separated from absorbent assembly 46
The portion 4 forms a recessed area 68. The spot adhesive portion 91 is the main body in FIG.
Shown as being positioned adjacent the longitudinal edge 22a of section 22.
However, the spot adhesion portion 91 is not longer than the lengthwise edge portion 22a of the main body portion 22.
It may be positioned anywhere between the directional center line L.
FIG. 2B shows the flap 24 folded into the recessed area 68 in a folded configuration.
2B is a lateral cross-sectional view of the sanitary napkin 20 of FIG. 2A. Each of the sanitary napkins 20
The flap 24 has a first lengthwise direction formed upwardly toward the absorbent assembly 46.
Fold line 62 'and second length again formed upwards toward the absorbent assembly 46
With fold folds 62 ". It is S-shaped and tucked in
The flap 24 is formed. This configuration allows the distal edge 34 of flap 24 to be gripped.
The active tab member 90 can be formed.
Preferably, each tucked flap 24 has a grippable tab member 90.
Is provided. As used herein, the term "tab member" projects from recessed area 68.
The sanitary napkin 20 used to remove the flap 24 from the recessed area 68.
Element or component. The grippable tab element 90 is an absorbent assembly.
46 extends laterally beyond the edge 46a in the length direction, or the length of the holding member 78.
It extends laterally beyond the ridge 78a. Preferably, a grippable tab member
90 extends laterally beyond the longitudinal edges of both absorbent assembly 46 and retention member 78.
It is growing. The grippable tab member 90 is preferably at least from the recessed area 68.
It extends from about 2 mm to about 5 mm. More preferably, tab member 90 is recessed region 68 or
From about 5 mm to about 10 mm. A preferred tab member 90 is distal of flap 24.
Fold the flap 24 so that the end 34 projects from the mouse 76 in the recessed area 68.
Formed by pleating, pleating and stepping. The concave area 68
Many different folds that result in the distal edge 34 of the flap 24 protruding from the mousse 76.
There is a feature. Particularly preferred due to the distal edge of the flap 24 forming the tab member 90.
Examples of poorly folded features are shown in Figures 2B, 3B and 7A.
. Other suitable folded configurations will be readily apparent to those of ordinary skill in the art.
The sanitary napkin 20 with the flap 24 tucked in and the recessed area 68
Various methods for forming are described in Thomas W. H. on June 30, 1992.
US patent application Ser. No. 07 / 906,629 filed by Zborn III
Absorbent article with entangled flaps) described in detail in this patent application
Is included here as a reference.
The flap 24 includes a flap adhesive 56 and a flap adhesive 56 bonded to the flap adhesive 56.
And a body peeling member 57. The flap adhesive 56 is located at the distal edge of the flap 24.
Positioned substantially adjacent to 34. The integral peeling member 57 is the flap 2
Positioning on the undergarment side 24b of the flap 24 between the distal edge 34 and the proximal edge 32 of the four
Has been done. To flap the flap 24 into the recessed area 68, the flap 24
The flap adhesive 56 is located on the integral peeling member 57 and is attached to the integral peeling member 57.
A fold line extending in the first lengthwise direction (folded in FIG. 2B so as to be detachably fixed).
It is folded along a reed line 62 '). Then the flap 24
Has a second length such that the first fold line 62 ′ is positioned within the recessed area 68.
Fold along a fold line (in FIG. 2B, referred to as fold line 62 ″) that extends in any direction.
It is folded. Preferably, the distal edge 34 of the flap 24 has a grippable tab portion.
It extends from the mouse 76 to form the material 90.
The sanitary napkin 20 of FIGS. 2-2B is a release liner for the central pad adhesive 54.
-58 and remove the sanitary napkin 20 to the panty 11 as shown in FIG.
Can be used by placing. The center of the main body portion 22 is the main body portion.
One end of the minute 22 extends towards the front part 10 of the panty and the other end faces towards the rear part 12.
Is arranged on the crotch portion 14 of the panty so as to extend. The back sheet 42 is
It is placed in contact with the inner surface of the central crotch portion 18 of the panty. Central pad adhesive 5
4 keeps the main body portion 22 in place. The flap 24 is located in the recessed area 68.
It has been decided. Pull the panties up and position them on the wearer's lower body
To do. The flap 24 is unused and remains tucked into the recessed area 68.
However, the flap 24 does not adversely affect the function of the sanitary napkin 20.
Alternatively, the sanitary napkin 20 of FIGS. 2-2B has a release liner 58 at the center pad.
Removed from the pad adhesive 54 so that one end of the main body portion 22 becomes the front portion 10 of the panty.
Pan the sanitary napkin 20 so that the other end extends toward the rear portion 12
It can also be used by placing it on the tee. The user then applies the tab member
Grasp 90 to pull the flap 24 out of the recessed area 68 and simultaneously
The adhesive is peeled off from the integral peeling member 57. Panty the distal edge 34 of the flap 24
Folds around the side edge 16 of the flap and, as shown in FIG. 6A, flap adhesive
Fix 56 to the underside of the panty. Then put the panties in place on the wearer's lower body.
Pull up to.
E. FIG. Sanitary nap having flaps with different extensible zones and integral release member
Kin
In the most preferred embodiment, the sanitary napkin has at least one of different extensibility.
It has a band 50 (ie, a "stretch band", or simply "band").
Preferably, as shown in FIG. 3, the sanitary napkin 20 is a sanitary napkin 20.
Has four different extensible zones 50, one for each quarter. Different stretch
The long zone 50 is preferably such that the flaps 24 wrap around the crotch of the wearer's panties.
It is arranged along a part of the folding line that is folded. The fold line is typically
Located along or adjacent the longitudinal joints 30 of each flap 24.
. The terms "part", "bandwidth" and "area" used here are general areas
The different extensibility zones 50 and the corner regions 52 are therefore
It is not limited to the position exactly located on the line. Typically, different stretch zones 5
0 and the corner area 52 are on the line of the joint portion 30 (including the folding line described above).
Included are locations located in the area surrounding the sanitary napkin 20. Thus, in the longitudinal direction
The junction typically serves as a good approximation for the placement of different stretch zones 50.
One.
The corner areas 52 are typically formed along the perimeter 23 of the sanitary napkin 20.
It is so designed because it includes the "corner". "Corner" is sanitary napki
When the flap 20 is shown in a plane, the edge portion 35 of the flap 24 is longer than the main body portion 22.
It occurs at a location that intersects the facing side edge portion 22a. A sharp corner at the intersection of these edges
It is not essential that the boundary line form an acute angle. (
Another way to describe the corner area 52 is to give the rice to Osborne III and others.
See U.S. Pat. No. 4,917,697. ) Corner area 52 described herein
Typically has a slit or notch in at least the Osborne et al. Patent.
Includes areas designated as having. (For simplicity, these areas are
Here, it is called a "notch region". ) However, the corner area 52 in the present invention is
It is preferably larger than the slits or notches shown in the Osborne et al. Patent.
The area is included. )
The portion of the flap 24 in the corner area 52 of the sanitary napkin 20 is "flaps
"Corner area" or "flap corner area."
, But separately represented by 52 '.
Figures 3, 3A and 3B show one preferred type of different extensible zones.
5 shows an embodiment of the invention with 50. In Figures 3, 3A and 3B
In the embodiment shown, zones 50 of different extensibility are used for sanitary napkins provided with slack.
20 parts. These parts of the sanitary napkin 20 should at least
It includes a corner area 52 'of the wrap.
For slack, pleats the flap and then gather.
Therefore, the sanitary napkin in the embodiment shown in FIGS. 3, 3A and 3B.
20 is formed. The flaps 24 are pleated, i.e. substantially longitudinal
Fold line 22 is oriented at. Fold line 62 is the flap and main body
Extending along the joint 30 of the portion 22 and / or outside (or inside) the joint 30.
It is growing. Pleated portions (“pleats”) 64 of the flap are preferred
Are folded on top of each other (ie, they are stacked orthogonal to the plane of the sanitary napkin).
Overlaid). In a variant, the pleats are folded side by side and arranged.
The pleated portion of the flap is located along the transverse centerline T1 of the flap.
The pleated restraint portion 66 collects in the opening or is restrained from the opening.
This includes the transversely extensible region and (along the transverse centerline T1 of the flap).
Sanitary napkin 20 with a central portion 27 that is not transversely extensible, in particular
A flap 24 is provided.
The different extensible zones 50 are most preferably when the sanitary napkin 20 is worn.
At this time, the edge 35 of the flap 24 is placed at a position where it crosses the edge 16 of the panty.
.
The total area covered by the different extensible zones 50 varies widely. this
Regions are major longitudinal centerlines with low extensibility and transverse centerlines of flaps
If part of the sanitary napkin remains adjacent to at least part of the
Cover a relatively large portion of the raw napkin. Flaps in different extensible zones 50
A main body portion 22 may be provided along the entire joint 30 of 24. Transformation
In some embodiments (for example, the entire flap is fitted with longitudinally oriented pleats.
(If present) provide different extensible zones 50 throughout the flap.
You can
Again, in FIGS. 3, 3A and 3B, the flap 24 has a substantially longitudinal direction.
A fold line 62 oriented in the direction is provided. The fold line 62 is the flap 24 and the main book.
Along the joint 30 of the body portion 22 and / or outside (or inside) the joint 30
It is extended. The pleats preferably extend along the length of the joint 30.
The pleated portions (“pleats”) 64 of the flaps are preferably on top of each other.
Folded (ie stacked perpendicular to the plane of the sanitary napkin)
. In a modified embodiment, the pleated portions are folded and arranged side by side. Puree
The flap portion is a flap pleat arranged along the transverse centerline T1 of the flap.
Detention
The bundle portion 66 is gathered or restrained so as not to open.
This allows a corner area that is stretchable in the transverse direction and no stretch (the flap crossing).
A sanitary napkin 20 with a central region 27 (along the directional centerline T1), in particular a flap
24 is provided.
In such a pleated embodiment, the flap 24 is provided with several fold lines.
Have been killed. For example, in the most basic form of the pleated embodiment, the
Along the single line along the joint 30 towards the major longitudinal centerline L
Folded in and joined (preferably in the region of the transverse centerline T1 of the flap)
At a location inside the portion 30, the main body portion 22, the restraint member 78 or the flap
All you have to do is tuck it in itself. However, it is typically shown in Figure 3A.
As shown, the flap has at least two pleat fold lines 62.
The flap pleating restraint 66 maintains the pleating material so that it does not spread out.
It may be any suitable type of element that can be carried. Flap pleated restraint
The portion 66 is arranged along the transverse centerline T1 of the flap, or
It is arranged at a slight distance from the transverse centerline T1. However,
The pleated restraint 66 of the wrap is preferably located at the transverse centerline T1 of the flap.
It is located at several points along the line. This is comfortable around the crotch of the panty
Can be opened by an equal amount in both the first half 26 and the second half 28 to fit
Form a pleated flap that can be. The flap pleats restraint 66 is
More preferably, as shown in FIG. 3, face the mouse 65 instead of the fold line 67.
It is arranged. The amount of different extensibility of the flap depends on the pleated restraint 6 of the flap.
Increases when 6 is positioned closely to mouse 65. The flap 24 is a hula
Are located along the transverse centerline T1 of the table (or slightly spaced apart).
Have two pleated restraints 66, or one flap to the other.
Has a single pleated restraint that spans the flap of the.
The pleated restraint 66 of the flap shown in FIG. 3A is an "inner" restraint.
I.e. located between the two pleat portions 64 of the flap 24.
In a modified embodiment, the flap pleat restraint 66 is located outside the pleat portion (ie
The pleated portion 64 of the flap 24 is fixed from the outside (that is, outside).
The flap pleat restraint 66 may be of any suitable construction. Suitable
The leet restraint 66 may include, but is not limited to, adhesive, ultrasonic bond, heat, and heat.
And / or pressure bonding, tape and the like. These different types of pleated restraints
Parts have many numbers of configurations. Such features include spots, lines
, Patches, etc. are included.
FIG. 3 shows two recess regions, one on each side of the main longitudinal centerline L.
Areas 68 and of different extensibility, one for each quarter of the sanitary napkin 20.
Figure 4 shows an embodiment of the invention with 4 bands. The different extensible bands 50 are
The flaps 24 are folded to form pleats and the pleats restraint 66 is used to
By fixing each fold of the leet along the major transverse centerline T
Is made.
The flaps 24 of the sanitary napkin 20 of FIG.
Are joined along the line. The holding member 78 is arranged along the line of the connecting portion 72 so that the sanitary
Bonded to the pkin 20 to form a recessed area 68. Line of joint 30 of flap 24
Is represented by the boundary line between the flap 24 and the retaining member 78. Holding part
There is no precise boundary between the material 78 and the flap 24, but for each flap 24
The line of the joint portion 30 spreads the line of the connecting portion 72 of the holding member 78 and the flap 24.
When it is expanded into a flat shape, the flag substantially corresponds to the longitudinal edge portion 22a of the main body portion 22.
It is arranged between the part of the cap 24.
Although joining the flap 24 to the retaining member 78 is not essential, the flap 24
To the topsheet 40, the backsheet 42, or both, or
It should be appreciated that it may be joined to other elements of raw napkin 20. However
However, in the preferred embodiment of the invention, the flap 24 is joined to the retaining member 78.
Be done. In the most preferred embodiment, flap 24 is integral with the extension of retaining member 78.
Is.
Referring to FIGS. 3A and 3B, the flaps 24 of this embodiment are each
It has a first portion 95 and a second portion 96. First portion 95 is a flap
The pleats 64 are fixed by the pleats restraint portion 66. Second part
The portion 96 includes a flap adhesive 56 and an integral peeling member 57.
The first portion 95 of each flap 24 has two fold lines 6 forming the pleats 64.
Have two. The first fold line forming the pleats 64 is the sanitary napkin 20.
It is formed inside toward the underwear side 20b. Second fold forming pleats 64
The wire is also formed inside towards the undergarment side 20b of the sanitary napkin 20. First
The fold line 6 closest to the proximal edge 32 of the flap 24 when the portion 95 is unfolded.
2 has a first pleat forming fold line 62 '. Spread the first part 95
At this time, the fold line 62 farthest from the proximal edge 32 of the flap 24 is
It is provided with a gate forming fold line 62 ″.
The pleats 64 of the first portion 95 of the flap 24 show the sanitary napkin 20 in FIG.
When viewed in a plane like the above, the positioning is performed inside the longitudinal edge portion 22a of the main body portion 22.
It is As a result, the pleat 64 of the first portion 95 causes the flap 24 to
When unfolded as shown in FIG. 3A, or flap 24 is tucked in as shown in FIG. 3B.
At this time, the recessed region 6 between the holding member 78 and the back sheet 42 of the main body portion 22.
8 will be positioned.
Referring again to FIGS. 3, 3A and 3B, the second of each flap 24 is
The portion 96 includes a flap adhesive 56 and an integral release member 57. Fl
The adhesive 56 is positioned adjacent the distal edge 34 of the flap 24 and is a single release.
The member 57 is positioned adjacent the first portion 95 of the flap 24 and
When the second portion 96 is folded along the lengthwise fold line 62, the flap contact
The adhesive 56 is placed on the integral peeling member 57 and is removable from the integral peeling member 57.
Fixed.
When flap 24 is tucked into recessed area 68 as shown in FIG. 3B,
The second portion 96 has two longitudinally extending fold lines 62. The second part
When unfolded, the fold line 62 located closest to the first portion 95 is
And a fold line 63 for forming a hook. When the second part is expanded, the first part 95
The distant fold line has a second tack forming fold line 63 '. First tack formation
The fold line 63 defines the flap material of the second portion 96 on the underwear side 42 of the backsheet 42.
It is formed by folding towards b. The second tack forming fold line 63 'is
By folding the second portion 96 towards the underwear side 42b of the backsheet 42
Formed, the flap adhesive 56 is releasably secured to the integral release member 57.
Thus, the flap adhesive 56 is brought into a facing relationship with the integral peeling member 57. As a result,
The second portion 96 of the wrap 24 folds in an S shape to secure the distal edge 34 of the flap 24.
Positioned at or near mouse 76 in recessed area 68
State between the first portion 95 of the flap 24 and the recessed area 68 of the main body portion 22.
Thus, it is positioned in the recessed area 68. Preferably, the flap 24 is the third
Distal of flap 24 when tucked into recessed area 68 as shown in FIG.
The rim 34 forms a grippable tab member 90, which tab member 90 is provided on the flap 2.
The second portion 96 of the No. 4 is pulled from the recessed area 68 and at the same time the flap adhesive
It can be used to remove 56 from the integral release member 57.
A cross-sectional view of a particularly preferred sanitary napkin embodiment of the present invention is shown in FIGS.
It is shown in FIG. The embodiment shown in FIGS. 4 and 4A is shown in FIGS.
Similar to the embodiment shown in Figure B, i.e. the flap 24 has a connecting portion 72
Of the holding member 78 joined to the back sheet 42 of the main body portion 22 along the line
It is the longest part. However, the flap 24 is tucked in as shown in FIG. 4A.
When folded or unfolded as shown in FIG. 4, the flap 24
Arranged in different shapes.
Referring to FIG. 4, the flap 24 includes a first portion 95 and a second portion, respectively.
Considered as having 96. The first portion 95 of the flap 24 is
Of the pleats 64 fixed by the pleats restraint portion 66 of
An integral peeling member 57 joined to the body contacting side 95b is provided. Second part 9
6 comprises a flap adhesive 56 joined to the undergarment side 96a of the second portion 96
There is.
The pleats 64 of the first portion 95 of the flap 24 have two longitudinal folds.
The wire 62 is provided. Proximal edge 3 of flap 24 when first portion 95 is unfolded
The fold line closest to 2 comprises a first pleated fold line 62 '. First
Is located furthest from the proximal edge 32 of the flap 24 when the portion 95 of one is unfolded.
Folding line 62 is provided with a second pleat-forming fold line 62 ″.
The fold forming fold line 62 'is formed by applying the flap material to the underwear side 42b of the back sheet 42.
It is formed by folding inward. The second pleat forming fold line 62 ″ is also
Shape the flap material by folding it toward the underwear side 42b of the backsheet 42.
Is made. The pleats 64 of the first portion 95 are substantially adjacent to the mouse at each fold line.
The flaps are fixed by the pleated restraint portion 66. Fl
The first portion 95 of the brace 24 is also integrally joined to the undergarment side 95b of the first portion 95.
The peeling member 57 is provided.
When the sanitary napkin 20 is viewed from the top, the first portion 95 of the flap 24 is
It is positioned outside the longitudinal edge 22a of the main body portion 22. As a result,
The first portion 95 causes the recessed area when the flap 24 is unfolded as shown in FIG.
It will be positioned outside the zone 69. The second portion 96 of each flap 24 is
, Flap adhesive 56. The flap adhesive 56 attaches the flap adhesive to the far side of the flap 24.
Positioned substantially adjacent to the rim 34 and positioned on the undergarment side 96b of the second portion 96.
It is arranged.
When flap 24 is tucked in as shown in FIG. 4A, second portion 96
Are folded along the first tack forming fold line 63 and the flap of the second portion 96 is
The adhesive 56 is placed on the integral release member 57 of the first portion 95. Then the first
Portion 95 and second portion 96 are folded toward the underwear side 42b of the backsheet 42.
Folded to form a second tack forming fold line 63 '. The result is shown in Figure 4A.
So that the body-contacting side 95 a of the first portion 95 is the body-contacting side of the holding member 78.
78 'in a substantially face-to-face relationship with the body contacting side 96a of the second portion 96
The underwear side 42b of the seat 42 is substantially face-to-face. Therefore, this result
The first portion 95 and the second portion 96 of the flap 24 serve to retain the sanitary napkin 20.
It is positioned in the recessed area 68 between the holding member 78 and the backsheet 42.
It Preferably, the flap 24 is recessed in the recessed area 68, as shown in FIG. 4A.
When combed, the distal edge 34 of the flap 24 forms a grippable tab member 90.
To do.
Another method of providing different stretch bands is Bruce on October 1, 1991.
U.S. Patent No. 07 / 769,891 filed by W. Rabus
No. (Flap and absorbent article with different extensible zones) and 1992 2
By Kaor Niihara and Thomas W. Osborne III on 7th of March
Filed No. 07 / 832,246 (Hula with pleats folded inside)
Absorbent article) with these patent applications.
As included here.
F. Sanitary napkin with integral peeling member and flap easy for users to access
As mentioned above, the flap 24 is preferably distal to the flap 24 by the user.
Can be easily pulled out of the flap 24 from the recessed area in proximity to the edge 34
Thus, a grippable tab portion is provided. However, the flap 24
Flap adhesive 56 and integral release material by pulling on distal edge 34
Since the 57 are separated from each other, in an embodiment in which the flap is not tucked into the recessed area.
Even so, it is important that the user be able to access the distal edge 34 of each flap 24.
It Therefore, embodiments of the present invention that do not include recessed regions preferably have fewer
At least about 180 ° (preferably 180 ° or greater, more preferably at least about 27 °
0 °) to form an included angle θ. In a particular preferred embodiment of the invention
When the sanitary napkin is viewed from above, the user must remove the distal edge 34 of the flap 24.
You can see.
In certain preferred sanitary napkin embodiments of the present invention that do not include recessed regions,
The flap 24 is at least about 180 ° (preferably 180 ° or more, more preferably
Or at least about 270 °) to form an included angle θ with respect to the orthogonal axis. This is
, The user approaches the distal edge 34 of the flap 24 and pulls over the distal edge,
Flap 24 so that the adhesive 56 can be removed from the integral release material 57.
Ensure to position.
Referring to FIGS. 8, 9 and 10, the folded flaps 24 are each
Forming an included angle θ with respect to the orthogonal axis 69 or a line parallel to the orthogonal axis 69.
I know what to do. The orthogonal axis and the plane used to measure the included angle θ of the flap.
Row lines are represented by reference numeral 69 '. As used herein, the term “angle θ” means
When you look at the sanitary napkin at the centerline T1 of the flaps in the cross direction,
It refers to the angular offset between the axis of intersection 69 and the flap's distal edge protrusion 71. word
The "distal edge protrusion" (or simply the "distal edge") has a flap axis 73
Flaps when followed at substantially the same angle at the distal edge 34 of 24
Means an imaginary continuation of the flap axis 73 in the form of a straight line passing through the distal edge 34 of 24
To do. As used herein, the term "distal edge" refers to flap 24 with flap 24 fully extended.
When viewed in cross section at the transverse centerline T1 of the wrap, is it the longitudinal centerline L?
Means the part of the flap farthest from A flap for determining the distal edge 34
Ignore slight folds and discrepancies at the edges of the. The term “flap axis” as used here
"Line" shows flap 24 in cross section at the transverse centerline T1 of the flap
When, it means a virtual line substantially centered between the body contact side 24a and the undergarment side 24b.
To do.
As used herein, the term "orthogonal axis" refers to the major length that extends through the main body portion.
An imaginary line that is substantially orthogonal to the direction axis T and perpendicular to the transverse axis T1 of the flap.
Means The absorbent assembly 46 and flap 24 secure the sanitary napkin 20 to the flap.
When viewed in a cross-section along the transverse axis T1, it is substantially concentric with the orthogonal axis 69.
The various included angles θ are shown by the examples shown in FIGS. 8, 9 and 10.
There is. Referring to FIG. 8, a sanitary napki about the transverse axis T1 of the flap.
A partial cross section of the box 20 is shown. The flap 24 forms an included angle θ of about 90 °
are doing. When the flap 24 forms an included angle θ of about 90 °, the flap 24
Located below the main body portion 22 and having pad adhesive 54 on the crotch portion of the wearer's panties.
When secured to, the distal edge 34 of flap 24 is generally inaccessible.
Referring to FIG. 9, a sanitary napkin 2 about the transverse axis T1 of the flap
A partial cross section of 0 is shown. The flap 24 forms an included angle θ of about 180 °.
ing. When the flap 24 forms an included angle θ of about 180 °, the distance between the flap 24 and
The edge 34 can be brought closer to the user. Mainly the distal edge 34 of the flap 24
Lateral beyond the longitudinal edge 22a of the body portion 22 and the fold line 62 of the flap 24
Moreover, since it extends outwardly, the pad adhesive 54 is firmly attached to the crotch portion of the wearer's panties.
Easy access of the distal edge 34 of the flap 24 to the user, even after being fixed
be able to.
In the particularly preferred embodiment shown in FIG. 10, the flaps have an included angle of about 270 °.
Is forming. In such an embodiment, the pad adhesive 54 is applied to the wearer's panties.
After being secured to the crotch area, the flap 24 can be easily accessed by the user.
It Preferably, the flap 24 has a top retaining structure with a flap retaining joint 82.
It is fixed to the boat 40. The flap holding joint portion 82 is adhesively joined or ultrasonically joined.
, Or other fastening or coupling means known in the art.
In a particularly preferred embodiment of the present invention, when the sanitary napkin 20 is viewed from above,
The distal edge 34 of the wrap is visible to the user. The absorbent article of the present invention is viewed from the side in contact with the body.
Direction substantially orthogonal to the longitudinal centerline L and the transverse centerline T
When viewed in an orthogonal direction (ie, a plan view), it is said to be "viewed from above."
The distal edge 34 of the flap 24 is such that the distal edge 34 of the flap 24 is the length of the main body portion 22.
Extending laterally and outwardly beyond the fold line 22a and the fold line 62 of the flap 24.
It is said to be “visible to the user” when
FIG. 11 shows the sanitary napkin 20 of the present invention when viewed from the body contact side 20a.
It is a top view of the example of a raw napkin. FIG. 11A shows the sanitary napkin of FIG.
It is a partial transverse cross-sectional view along line AA of the example. The sanitary napkin flap 24
, The flap release material of each flap 24 is laid on and removed to the flap adhesive 56
It is folded so that it can be fixed as much as possible. The distal edge 34 of each flap 24 is
Beyond the longitudinal edge 22a of the main body portion 22 and the fold line 62 of the flap 24
It extends laterally and outwards. Therefore, when the sanitary napkin 20 is viewed from above.
, The distal edge 34 of the flap 24 is visible to the user.
Preferably, when the absorbent article is viewed from above, in addition to distal edge 34, distal edge 34
At least 1/8 inch (3. 2 mm) to about 1 inch (
25. 4mm) is also visible to the user. More preferably, the absorbent article is viewed from above
And at least 1/4 inch (6.) of flap material adjacent distal edge 34. 4 mm
) To about 1/2 inch (12. 7mm) is also visible to the user. In the preferred embodiment,
A distal edge 34 and a flap adjacent the distal edge 34 when the absorbent article is viewed from above.
About 3/8 inch (9. 5mm) is also visible to the user.
11A is a partial cross-section along the line AA of the sanitary napkin embodiment of FIG.
It is a side view. FIG. 11A shows about 270 ° with respect to the orthogonal axis 69 of the main body portion 22.
Also an example of an embodiment of a sanitary napkin 20 having a flap 24 forming an included angle θ of
It
9 and 10 show that the distal edge 34 of the flap 24 is the length of the main body portion 22.
Extending laterally and outwardly beyond the directional edge 22a and the fold line 62 of the flap 24.
2 shows a preferred embodiment of the present invention in which flap 24 is aligned with orthogonal axis 69.
To form an included angle θ of at least about 180 °, the length of the main body portion 22
Extending laterally and outwardly beyond the directional edge 22a and the fold line 62 of the flap 24.
It should be understood that a flap 34 having a distal edge 34 that is not also accessible.
is there. However, when the sanitary napkin 20 is viewed from above,
The distal edge 34 of the flap 24 is predominantly visible so that the edge 34 can be seen by the user.
The side beyond the longitudinal edge 22a of the body portion 22 and the folding line 62 of the flap 24
It preferably extends inward and outward.
Although the flaps 24 form an included angle θ of at least about 180 °,
Distal edge 34 defines longitudinal edge 22a of main body portion 22 and fold line of flap 24
In the embodiment of the invention that does not extend laterally or outwardly beyond 62, each flap 24
The distal edge 34 of the main body portion 22 preferably has a longitudinal edge 22a and a flap.
1/2 inch (12. 7mm) placed below
It More preferably, the distal edge 34 of each flap 24 is preferably a main body portion.
1/4 inch from longitudinal edge 22a of 22 and fold line 62 of flap 24
(6. 3 mm) or less. In the preferred embodiment, each flap 24
The distal edge 34 of the main body portion 22 has a longitudinal edge 22 a or a flap 24.
Of the wire lines 62, they are positioned away from the longitudinal centerline L of the sanitary napkin 20.
Is substantially vertically aligned with that of the user.
The sanitary napkin example described herein includes a flap adhesive 56 and a flap adhesive.
With an integral release material 57 joined to each of the flaps 24, but with flap adhesion.
The adhesive and the release material with the first and second portions of the peelable adhesive patch.
Alternate embodiments are also contemplated. The flap adhesive 56 and the integral release material 57
, Generically referred to herein as "flap fastening members". Used here
The term "peelable adhesive patch" allows the first and second parts to be removed together
Adhesive is bonded to at least a portion of each so that it can be secured to
By adhesive patch with first and second parts is meant.
As an example of such a peelable adhesive patch, the first and second portions are each
And the adhesive zone of the first part is placed over the peel zone of the second part and
Removably secured to the release zone and the adhesive zone of the second part is the first part
Minute release zone and is removably secured to the first section release zone.
There is an adhesive patch with adhesive zones and release zones arranged in such a manner. this
An absorbent article with a peelable adhesive patch such as
Filed by Bruce W. Lavash and Charles J. Berg
U.S. patent application Ser. No. 07 / 991,786 (with peelable adhesive patch)
Absorbent Articles), which is hereby incorporated by reference.
It
As another example of a peelable adhesive patch, the first and second portions are each
Bonded a layer of adhesive that is self-adhesive but also peelable from itself
There is an adhesive patch. An example of a suitable peelable adhesive is Nitto Japan
There is Nori / Nori PA400 available from Denkou. Selection of suitable release adhesive
As an example of the location, 1200 Walter Street, Badneys Heights, Minnesota, USA
Release Free Adhesive manufactured by Ra Adhesive
There are products that are being sold. Soaked with such a peelable adhesive patch
The goods are collected by Charles J. J.
US patent application filed by Berg and Bruce W. Lavash
No. 07 / 991,912 (Absorptive article having peelable adhesive fixing means)
It is described in detail, and this patent application is incorporated herein by reference.
Thus, the present invention provides for flap adhesives and folding flaps along fold lines.
Has a flap with integral release material overlying the flap adhesive
To provide a sanitary napkin.
Although particular embodiments of the present invention have been described above, the spirit and scope of the present invention
It will be apparent to those skilled in the art that various changes and modifications can be made without departing from them.
Will.
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA,
CN,CZ,FI,GE,HU,JP,KG,KP,K
R,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO
,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,SK,TJ,
TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 新原 馨
兵庫県芦屋市親王塚町4―31─────────────────────────────────────────────────── ───
Continued front page
(81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE,
DK, ES, FR, GB, GR, IE, IT, LU, M
C, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG
, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN,
TD, TG), AU, BB, BG, BR, BY, CA,
CN, CZ, FI, GE, HU, JP, KG, KP, K
R, KZ, LK, LV, MD, MG, MN, MW, NO
, NZ, PL, RO, RU, SD, SI, SK, TJ,
TT, UA, UZ, VN
(72) Inventor Kaoru Niihara
4-31 Shinoyatsuka-cho, Ashiya-shi, Hyogo