JPH0833838B2 - コンピユ−タシステム - Google Patents
コンピユ−タシステムInfo
- Publication number
- JPH0833838B2 JPH0833838B2 JP61226738A JP22673886A JPH0833838B2 JP H0833838 B2 JPH0833838 B2 JP H0833838B2 JP 61226738 A JP61226738 A JP 61226738A JP 22673886 A JP22673886 A JP 22673886A JP H0833838 B2 JPH0833838 B2 JP H0833838B2
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- power
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、マイクロCPU,メモリ周辺制御用LSI構成さ
れるコンピュータシステムに関する。
れるコンピュータシステムに関する。
(従来の技術) 記憶内容を電池によってバックアップする電子装置に
おいて、電源をOFFしても、現在実行中のプログラムに
必要な全ての状態を保持し、電源を再びNした時にそ
のプログラムを継続実行させる機能を持つものがある。
ここではこの機能をリジューム機能(Resume)と称し、
以下の説明を行なう。この機能を実現するためには、実
行中のプログラムが使用している全てのレジスタ内容を
保持する必要がある。
おいて、電源をOFFしても、現在実行中のプログラムに
必要な全ての状態を保持し、電源を再びNした時にそ
のプログラムを継続実行させる機能を持つものがある。
ここではこの機能をリジューム機能(Resume)と称し、
以下の説明を行なう。この機能を実現するためには、実
行中のプログラムが使用している全てのレジスタ内容を
保持する必要がある。
ところで従来のこの種装置ではCPUが持つレジスタの
内容のみ保持することで実現しているものが多い。しか
しながらこの場合、CPUに接続されている周辺の入出力
装置を制御する回路の状態は保持されず、従って完全な
リジューム機能は提供されない。周辺の入出力装置の制
御回路まで保持するためには、CPUのレジスタ同様にそ
れらの制御状態を示すデータを保持する必要がある。こ
の種装置のシステム構成を第3図に示す。図中、33,34
は入出力制御装置(IOC)であり、市販の入出力制御用L
SIにて構成される。これらはCPU31から発せられる入出
力命令によって制御可能である。メモリ32は電源N時
には図示せぬ主電源からその電力の供給を受け、電源
FF時には図示せぬ電池等のバックアップ用電源から電力
の供給を受け、電源FF中でもその記憶データを保持で
きる不揮発性メモリである。CPU31,入出力制御装置33,3
4の電力は主電源のみから電力の供給を受け、電源FF
時はバックアップされない。
内容のみ保持することで実現しているものが多い。しか
しながらこの場合、CPUに接続されている周辺の入出力
装置を制御する回路の状態は保持されず、従って完全な
リジューム機能は提供されない。周辺の入出力装置の制
御回路まで保持するためには、CPUのレジスタ同様にそ
れらの制御状態を示すデータを保持する必要がある。こ
の種装置のシステム構成を第3図に示す。図中、33,34
は入出力制御装置(IOC)であり、市販の入出力制御用L
SIにて構成される。これらはCPU31から発せられる入出
力命令によって制御可能である。メモリ32は電源N時
には図示せぬ主電源からその電力の供給を受け、電源
FF時には図示せぬ電池等のバックアップ用電源から電力
の供給を受け、電源FF中でもその記憶データを保持で
きる不揮発性メモリである。CPU31,入出力制御装置33,3
4の電力は主電源のみから電力の供給を受け、電源FF
時はバックアップされない。
(発明が解決しようとする問題点) ところで最近は、半導体技術の進展によりマイクロコ
ンピュータ,メモリ,周辺制御用LSIが安価に供給され
る様になった。これらコンポーネントを適当に組合せる
だけで比較的高性能なコンピュータシステムを構築出来
る。上記周辺制御用LSIのコントロールはCPUからの入出
力(INPUT/OUTPUT)命令によってアクセス可能な入出力
レジスタによって行なわれるようになっている。従がっ
て、これら周辺制御用LSIに内蔵される入出力レジスタ
のデータを保持すればCPUのみならず入出力装置の状態
を保持でき、より完全なリジューム(ReSume)機能(電
源N時電源FF時のプログラムをそのまま継続実行す
る機能)を実現できる。ところが、多くの周辺制御用LS
Iは書込み専用の入出力レジスタを持つ。このような入
出力レジスタがあると電源FF時、CPUはその制御LSIの
入出力レジスタ(書込み専用)の内容を読取り、それを
メモリにセーブすることができず、従ってそのLSIの状
態を完全に保持することが不可能となる。
ンピュータ,メモリ,周辺制御用LSIが安価に供給され
る様になった。これらコンポーネントを適当に組合せる
だけで比較的高性能なコンピュータシステムを構築出来
る。上記周辺制御用LSIのコントロールはCPUからの入出
力(INPUT/OUTPUT)命令によってアクセス可能な入出力
レジスタによって行なわれるようになっている。従がっ
て、これら周辺制御用LSIに内蔵される入出力レジスタ
のデータを保持すればCPUのみならず入出力装置の状態
を保持でき、より完全なリジューム(ReSume)機能(電
源N時電源FF時のプログラムをそのまま継続実行す
る機能)を実現できる。ところが、多くの周辺制御用LS
Iは書込み専用の入出力レジスタを持つ。このような入
出力レジスタがあると電源FF時、CPUはその制御LSIの
入出力レジスタ(書込み専用)の内容を読取り、それを
メモリにセーブすることができず、従ってそのLSIの状
態を完全に保持することが不可能となる。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、よ
り完全なリジューム機能を実現するコンピュータシステ
ムを提供することを目的とする。
り完全なリジューム機能を実現するコンピュータシステ
ムを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は周辺制御用LSIが内蔵する入出力レジスタを
不揮発生メモリ上にバックアップ(退避)する際、その
LSIが持つ読出し専用の入出力レジスタ,読出し/書込
み可能な入出力レジスタ以外に、書込み専用の入出力レ
ジスタもバックアップすることを可能にし、より完全な
リジューム機能を実現するものである。
不揮発生メモリ上にバックアップ(退避)する際、その
LSIが持つ読出し専用の入出力レジスタ,読出し/書込
み可能な入出力レジスタ以外に、書込み専用の入出力レ
ジスタもバックアップすることを可能にし、より完全な
リジューム機能を実現するものである。
このため、周辺制御用LSIが持つ書込み専用の入出力
レジスタ(CPUが読取り不可)にデータを書込み際新た
に付加される複写用レジスタにも同一データを書込み電
源の再投入時、CPUはそのデータを読取り、プログラム
を継続実行する構成としたものである。
レジスタ(CPUが読取り不可)にデータを書込み際新た
に付加される複写用レジスタにも同一データを書込み電
源の再投入時、CPUはそのデータを読取り、プログラム
を継続実行する構成としたものである。
(作用) 上記構成にて、電源断の直前は、CPUが持つ全てのレ
ジスタと共に、周辺制御用LSI内蔵の入出力レジスタの
内容も退避する。この時、CPUは各々のレジスタの内容
を読出しそれらを不揮発性メモリへ書込む。ここで、CP
Uが周辺制御用LSI内蔵の書込み専用入出力レジスタに対
し、読出し命令を実行した場合そのデータは複写用レジ
スタから読取る。電源再投入時には、不揮発性メモリに
退避されてある全てのデータを元の状態に戻す。このこ
とにより電源断要求のために中断されたプログラムはそ
の状態から再実行可となる。このことにより、完全なリ
ジューム機能を実現できる。
ジスタと共に、周辺制御用LSI内蔵の入出力レジスタの
内容も退避する。この時、CPUは各々のレジスタの内容
を読出しそれらを不揮発性メモリへ書込む。ここで、CP
Uが周辺制御用LSI内蔵の書込み専用入出力レジスタに対
し、読出し命令を実行した場合そのデータは複写用レジ
スタから読取る。電源再投入時には、不揮発性メモリに
退避されてある全てのデータを元の状態に戻す。このこ
とにより電源断要求のために中断されたプログラムはそ
の状態から再実行可となる。このことにより、完全なリ
ジューム機能を実現できる。
(実施例) 以下、図面を使用して本発明実施例につき詳細に説明
する。第1図は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。図において、11はマイクロプロセッサ(μCPU)12
はメモリ,13,14は周辺制御用LSIであり、これら各コン
ポーネントが入出力バス15に共通に接続されることによ
りコンピュータシステムが構築されている。本発明では
この入出力バス15に更に入出力レジスタファイル16が接
続されている。周辺制御用LSI13,14が内蔵する入出力レ
ジスタの中には書込み専用の入出力レジスタがある。外
部接続される入出力レジスタファイル16はこれら書込み
専用の入出力レジスタの複写をとってマイクロCPU11が
そのデータを読取ることを可能とするために設けられた
回路ブロックである。具体的にはマイクロプロセッサ11
が周辺制御用LSI13,14内蔵の書込み専用の入出力レジス
タに対し出力命令を実行するとマイクロプロセッサ11か
らの書込みデータは、その書込み専用入出力レジスタと
同時に入出力レジスタファイル16内の該当入出力レジス
タ位置にも書込まれる。この入出力レジスタファイル16
は書込みのみならず読取りも可能である。
する。第1図は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。図において、11はマイクロプロセッサ(μCPU)12
はメモリ,13,14は周辺制御用LSIであり、これら各コン
ポーネントが入出力バス15に共通に接続されることによ
りコンピュータシステムが構築されている。本発明では
この入出力バス15に更に入出力レジスタファイル16が接
続されている。周辺制御用LSI13,14が内蔵する入出力レ
ジスタの中には書込み専用の入出力レジスタがある。外
部接続される入出力レジスタファイル16はこれら書込み
専用の入出力レジスタの複写をとってマイクロCPU11が
そのデータを読取ることを可能とするために設けられた
回路ブロックである。具体的にはマイクロプロセッサ11
が周辺制御用LSI13,14内蔵の書込み専用の入出力レジス
タに対し出力命令を実行するとマイクロプロセッサ11か
らの書込みデータは、その書込み専用入出力レジスタと
同時に入出力レジスタファイル16内の該当入出力レジス
タ位置にも書込まれる。この入出力レジスタファイル16
は書込みのみならず読取りも可能である。
第2図は本発明実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
以下第2図に示すフローチャートを参照しながら第1
図に示した実施例の動作について詳細に説明する。電源
FFの直前には、マイクロプロセッサ11内臓の全てのレ
ジスタと共に、周辺制御用LSI13,14内臓の入出力レジス
タの内容もセーブ(退避)する。この時、マイクロプロ
セッサ11は各々のレジスタ内容を読出し、それらを不揮
発性メモリに書込む。通常はマイクロプロセッサ11のス
タック・ポイントが示すメモリ12上のスタック位置にプ
ッシュする。ここでもしマイクロプロセッサ11が周辺制
御用LSI13,14内臓の書込み専用入出力レジスタに対して
入力命令(読出し命令)を実行するとそのデータは周辺
制御用LSI13,14からではなく、入出力レジスタファイル
16から読取られることになる。
図に示した実施例の動作について詳細に説明する。電源
FFの直前には、マイクロプロセッサ11内臓の全てのレ
ジスタと共に、周辺制御用LSI13,14内臓の入出力レジス
タの内容もセーブ(退避)する。この時、マイクロプロ
セッサ11は各々のレジスタ内容を読出し、それらを不揮
発性メモリに書込む。通常はマイクロプロセッサ11のス
タック・ポイントが示すメモリ12上のスタック位置にプ
ッシュする。ここでもしマイクロプロセッサ11が周辺制
御用LSI13,14内臓の書込み専用入出力レジスタに対して
入力命令(読出し命令)を実行するとそのデータは周辺
制御用LSI13,14からではなく、入出力レジスタファイル
16から読取られることになる。
電源N(再投入)時には不揮発性メモリ12上にセー
ブした全てのデータを元の状態に戻す。これで電源断の
要求のため中断されたプログラムは、その状態から再実
行可能となる。ここではマイクロプロセッサ11のみなら
ず、周辺の入出力制御回路の状態をも含めて再実行可と
なる。
ブした全てのデータを元の状態に戻す。これで電源断の
要求のため中断されたプログラムは、その状態から再実
行可能となる。ここではマイクロプロセッサ11のみなら
ず、周辺の入出力制御回路の状態をも含めて再実行可と
なる。
以上説明の様に本発明に従えば、電源の再投入時CPU
以外の周辺制御用LSIをも電源断直前の状態に復帰させ
ることが可となるため、プログラムを継続実行させるこ
とが出来、完全なリジューム機能を実現させることが出
来、完全なリジューム機能を実現できる。
以外の周辺制御用LSIをも電源断直前の状態に復帰させ
ることが可となるため、プログラムを継続実行させるこ
とが出来、完全なリジューム機能を実現させることが出
来、完全なリジューム機能を実現できる。
第1図は本発明の実施例を示すブロック図,第2図は本
発明実施例の動作を示すフローチャート,第3図は従来
におけるコンピュータシステムの構築例を示すブロック
図である。 11……マイクロプロセッサ(μCPU)、12……メモリ、1
3,14……周辺制御用LSI、15……入出力バス、16……入
出力レジスタファイル。
発明実施例の動作を示すフローチャート,第3図は従来
におけるコンピュータシステムの構築例を示すブロック
図である。 11……マイクロプロセッサ(μCPU)、12……メモリ、1
3,14……周辺制御用LSI、15……入出力バス、16……入
出力レジスタファイル。
Claims (1)
- 【請求項1】CPUを有し、電源断要求があった時、現在
実行中のプログラムを中断し、電源の再投入時にそのプ
ログラムを継続実行するのに必要なハードウェア状態に
関するデータを不揮発性記憶手段に退避するコンピュー
タシステムであって、 上記プログラムの継続実行に必要不可欠であり、上記CP
Uが読取り不能なハードウェア状態に関するデータを保
持するレジスタと、 上記CPUが上記レジスタにデータを書込む際、同一デー
タが書込まれる複写用レジスタと、 電源断要求時、上記レジスタに代わり、複写用レジスタ
からデータを読取り上記不揮発性記憶手段にデータを退
避する退避手段と、 電源再投入時、上記CPUは上記不揮発性記憶手段からデ
ータを読取り上記レジスタにデータを再設定する再設定
手段と を具備してなることを特徴とするコンピュータシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226738A JPH0833838B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | コンピユ−タシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226738A JPH0833838B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | コンピユ−タシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381537A JPS6381537A (ja) | 1988-04-12 |
JPH0833838B2 true JPH0833838B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=16849832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61226738A Expired - Lifetime JPH0833838B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | コンピユ−タシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833838B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2779813B2 (ja) * | 1988-09-06 | 1998-07-23 | セイコーエプソン株式会社 | コンピューター |
JPH0954748A (ja) * | 1995-08-11 | 1997-02-25 | Toshiba Corp | コンピュータシステムおよびこのシステムに設けられるdmaコントローラ |
EP1102174A1 (en) * | 1999-11-19 | 2001-05-23 | Mitsubishi Electric Europe B.V. | Semiconductor device with non-volatile mode register |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519540A (ja) * | 1974-07-13 | 1976-01-26 | Fujitsu Ltd | |
JPS5539987A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | Automatic operation restart system of computer system |
JPS59231623A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-26 | Fujitsu Ltd | 等価的連続運転方式 |
JPS60132220A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-15 | Sanyo Electric Co Ltd | マイクロコンピユ−タ |
JPS60225924A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-11 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置 |
JPS61127021A (ja) * | 1984-11-27 | 1986-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 端末装置 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP61226738A patent/JPH0833838B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6381537A (ja) | 1988-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |