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JPH08285876A - 回転軸受の回転速度検出装置 - Google Patents

回転軸受の回転速度検出装置

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JPH08285876A
JPH08285876A JP7080991A JP8099195A JPH08285876A JP H08285876 A JPH08285876 A JP H08285876A JP 7080991 A JP7080991 A JP 7080991A JP 8099195 A JP8099195 A JP 8099195A JP H08285876 A JPH08285876 A JP H08285876A
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JP
Japan
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sensor unit
detecting device
speed detecting
bearing
rotary bearing
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JP7080991A
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Alf Denise
アルフ デニス
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NTN SNR Roulements SA
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Societe Nouvelle de Roulements SNR SA
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/007Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/18Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
    • F16C19/181Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
    • F16C19/183Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles
    • F16C19/184Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ誤差が小で、電気接続部の早期損傷を防
止でき、センサ支持具の交換は軸受を分解することなく
実施でき、センサユニットの正確な組立てに多くの部品
の製造公差を考慮する必要はなく、組立に特段の精度を
要求する必要のない回転軸受の回転速度検出装置を提供
する。 【構成】軸受10の回転部14に取り付けられたコーデ
ィング素子17と、軸受の固定部13に取り付けられた
支持台12に固定された調節・固定フランジによって装
着されたセンサユニット30とを含んで成り、センサユ
ニット30は、コーディング素子17に対する位置ぎめ
用の弾性支持材33と、支持台12に固定し回転部14
との相対位置を調節する調節・固定手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸受の回転速度検
出装置に関し、特に、回転部分と一体のコーディング素
子と、軸受の非回転部分に取り付けられたセンサユニッ
トとを有する、回転軸受の回転速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フランス特許出願FR-A-2667947には、円
筒上のセンサ支持具が軸受の固定リングと位置ぎめ支持
具のカラーとの間に固定されている回転速度検出装置が
開示されている。
【0003】また、フランス特許出願FR-A-2693272に
は、センサユニットの金属支持具が、軸受の非回転部分
に設けられた座台に固定されたほぼ軸方向に心出しされ
た座台を有する回転速度検出装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
フランス特許出願FR-A-2667947に開示されている回転速
度検出装置においては、ハウジング内で軸受が軸方向に
運動することに起因してセンサキャリアの角度方向運動
が生じるため、データに誤差が生じ、また、電気接続部
が早期に損傷するという問題がある。
【0005】また、フランス特許出願FR-A-2693272に開
示されている回転速度検出装置においては、センサユニ
ットの組立て精度を増すために、センサユニットの金属
支持具を、軸受の非回転部分の円板面と隣接する円板面
との間に固定することが知られているが、このため、セ
ンサの支持具を交換する際には軸受の分解が必要となる
という問題がある。
【0006】またこの結果、センサユニットの正確な組
立てには沢山の部品の製造公差を考慮に入れる必要があ
り、小さくて磁界が弱いコーディング素子以上に正確な
組立が必要になるという問題がある。また、円筒形状で
あるので、分解する場合には、回転組立てを完全に分解
する必要があるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決するために、データ誤差が小で、電気接続部の早期
損傷を防止でき、センサ支持具の交換は軸受を分解する
ことなく実施でき、センサユニットの正確な組立てに多
くの部品の製造公差を考慮する必要はなく、組立に特段
の精度を要求する必要はなく、分解時に回転組立全体を
分解する必要のない、回転軸受の回転速度検出装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明の回転軸受の回転速度検出装置は、軸受の
回転部(例えば図1、6の14または図2、7の114
に相当する)に一体化して取り付けられたコーディング
素子(例えば図1、2、6、7の17に相当する)と、
上記軸受の固定部(例えば図1、6の13または図2、
7の113に相当する)に接して取り付けられた支持台
(例えば図1、6の12または図2、7の112に相当
する)に固定された調節・固定フランジ(例えば図3〜
5の31に相当する)によって装着されたセンサユニッ
ト(例えば図3〜7の30に相当する)とを含んでなる
回転軸受の回転速度検出装置であって、上記センサユニ
ットには上記コーディング素子に対する位置ぎめ用の弾
性支持材(例えば図3〜7の33に相当する)が取り付
けられており、上記センサユニットは上記支持台と接し
て上記センサユニットを固定するための、上記回転部と
の相対位置の調節・固定手段(例えば図3〜5の31、
35に相当する)を有していることを特徴とする。
【0009】この場合、上記センサユニットに作用する
上記弾性支持材の弾性支持力(例えば図6、7のFに相
当する)は、上記センサユニットの、上記コーディング
素子に関して位置ぎめするためのスラスト軸受(例えば
図1、2、6、7の18に相当する)に接するセンシン
グ面(例えば図3〜5の36に相当する)に垂直に指向
することを特徴とする。
【0010】またこの場合、上記スラスト軸受は、上記
軸受の上記固定部の側面によって形成されることを特徴
とする。
【0011】またこの場合、上記スラスト軸受は、シー
リングガスケット(例えば図7の16に相当する)に接
し、上記固定部に結合されたデフレクタ(例えば図7の
50に相当する)を半径方向に延伸して形成することを
特徴とする。
【0012】またこの場合、上記センサユニットはほぼ
円筒状であり、上記弾性支持材(例えば図3の33に相
当する)は、上記センサユニットの上記センシング面と
直径上の反対位置に、上記センサユニットと一体に取り
付けられていることを特徴とする。
【0013】またこの場合、上記弾性支持材(例えば図
4の33に相当する)は、上記センサユニットのボディ
(例えば図4の32に相当する)に取り付けたカラー
(例えば図4の331に相当する)と一体であり、上記
カラーは上記ボディに組み込まれ上記ボディと機械的に
一体であることを特徴とする。
【0014】またこの場合、上記センサユニットの固定
部材(例えば図6、7の34に相当する)が、上記調節
・固定フランジ(例えば図3〜5の31に相当する)に
あることを特徴とする。
【0015】またこの場合、上記調節・固定フランジは
上記センサユニットに組み合わされ、上記センサユニッ
トと一体であることを特徴とする。
【0016】またこの場合、上記調節・固定フランジ
は、頭部(例えば図3〜5の311に相当する)と、固
定部材(例えば図6、7の34に相当する)のための穴
(例えば図3〜5の35に相当する)が設けられている
固定・支持脚(例えば図3〜5の312に相当する)と
に、上記頭部と上記固定・支持脚との間の相対運動を可
能とする溝(例えば図3〜5の40に相当する)によっ
て、分割されていることを特徴とする。
【0017】またこの場合、上記センサユニットは、支
持台である固定サポート(例えば図7の112に相当す
る)に設けられた開口部(例えば図2の23に相当す
る)内における上記センサユニットの運動を制限するた
めの付加スラスト軸受(例えば図3〜5の37に相当す
る)を有することを特徴とする。
【0018】またこの場合、上記センサユニットの上記
センシング面は、上記軸受の回転外環(例えば図2、7
の114に相当する)の、固定フランジ(例えば図2の
114′に相当する)と反対側の端部の外側表面に装着
された環状支持材(例えば図7の171に相当する)の
上に設けられた上記コーディング素子(例えば図7の1
7に相当する)に面して取り付けられていることを特徴
とする。
【0019】
【作用】上記本願発明においては、センサユニットは、
回転部に取り付けられたコーディング素子に対する相対
位置が調節可能なように、調節・固定手段と弾性支持材
とスラスト軸受とを用いて、調節・固定フランジを介し
て、軸受の固定部に取り付けられた支持台に固定されて
いるので、軸受の運動がデータの精度に及ぼす影響は小
さく、また、電気接続部が早期に損傷することはない。
【0020】また、センサユニットは、外部から直接接
近可能なように軸受の固定部に取り付けられた支持台に
固定されているので、交換の際に、軸受を分解する必要
はない。
【0021】さらに、センサユニットの部品点数は比較
的少ないので、部品の製造公差と組立てに特段の注意を
払う必要もない。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を、以下に添付図面を用いて
説明する。
【0023】説明を簡単にするために、図1と図2に示
す回転軸受の各部品で、同一の機能を果たすものにはそ
れぞれ同一の符号を付与してある。
【0024】図1は、自動車の駆動輪に本願発明の回転
速度検出装置を応用する場合の回転軸受の断面図であ
る。
【0025】図1に示す回転軸受は、支持台である固定
スピンドルキャリア12のボア11の中に取り付けた軸
受10によって構成されている。固定スピンドルキャリ
ア12は、後に示すセンサユニット30(図3〜7参
照)の支持具の役割を果たす。
【0026】軸受10は、通常の方法で、固定部である
固定外環13と、回転部である2部分からなる回転内環
14と、固定外環13と回転内環14との間に配置され
た回転体15と、シーリングガスケット16とを含んで
構成されている。シーリングガスケット16には、本出
願人の出願になるフランス特許出願FR-A-9300458に記載
されているように、コーディング素子17が組み込まれ
ている。コーディング素子17は、回転内環14に装着
されており、固定外環13の側面に関して精密に位置ぎ
め可能である。
【0027】回転内環14は、回転ハブ20に固定され
ている。回転ハブ20にはブレーキディスク(図示しな
い)が装着されている。更に、回転ハブ20には、ユニ
バーサルジョイント(図示しない)の被駆動エレメント
22のシャフト21に取り付けられた内部駆動溝(図示
しない)が設けられている。
【0028】固定スピンドルキャリア12には、センサ
ユニット30(図3〜7参照)を装着するための半径方
向に設けられた開口部23とセンサユニット30を固定
するためのねじ34(図6参照)を受けるテーパ穴24
とからなる、センサユニット30用のハウジングが設け
られている。
【0029】図2は、自動車の非駆動輪に本願発明の回
転速度検出装置を応用する場合の回転軸受の断面図であ
る。
【0030】図2に示す回転軸受は、固定軸122に固
定された軸受10によって構成されている。
【0031】軸受10には、センサユニット30(図3
〜7参照)の支持具の役割を果たす支持台である固定サ
ポート112の側面に通常の方法でロックナット(図示
しない)で固定された、固定部である2部分からなる固
定内環113が設けられている。
【0032】このため、固定サポート112には、セン
サユニット30(図3〜7参照)を装着するための軸方
向に設けられた開口部23とセンサユニット30(図3
〜7参照)を固定するためのねじ34(図7参照)を受
けるテーパ穴24とからなる、センサユニット30用の
ハウジングが設けられている。
【0033】回転部である回転外環114は、固定フラ
ンジ114′によって、非駆動輪のブレーキディスク
(図示しない)と一体になっており、また、固定内環1
13と接するシーリングガスケット16を有している。
コーディング素子17は、回転外環114の円筒の軸方
向の先端に固定されたアーマチュア(図示しない)と組
み合わされている。
【0034】図3は、本願発明のセンサユニット30の
第1の実施例を示す斜視図である。
【0035】図に示すように、センサユニット30は回
転部との相対位置の調節・固定手段の1部である調節・
固定フランジ31とボディ32とを有している。調節・
固定フランジ31内の長手方向の位置には、固定部材で
あるねじ34(図6、7参照)を受ける、同じく回転部
との相対位置の調節・固定手段の1部である穴35が設
けられている。ボディ32の断面は、コーディング素子
17との相対位置調整のため、調節・固定フランジ31
を軸方向(図6参照)または半径方向(図7参照)に微
調整するめのクリアランスが得られるように、装着用の
開口部23の断面よりも小さくしてある。
【0036】このため、ボディ32をコーディング素子
17の方へ押しつけるために、ボディ32には、開口部
23の壁面との間で圧縮によって弾性変形する舌片状の
弾性支持材33が設けられている。センシング面36と
弾性支持材33とは、ボディ32の互いに反対側にある
ので、センサユニット30の正確な位置ぎめが容易にで
きる。
【0037】図6は、図1に示す回転軸受に、図3に示
す本願発明の第1の実施例のセンサユニットを装着した
場合の部分断面図である。
【0038】ボディ32が装着用開口部23(図1参
照)内に図に示すように装着されたときには、弾性支持
材33は開口部23の壁面とボディ32との間で圧縮さ
れ、センシング面36(図3参照)に関して鉛直向き
の、ボディ32に向かう反力を発生する。そこで、ボデ
ィ32は、センシング面36の位置で固定外環13の端
部側面と接して位置するようになる。また、固定外環1
3の該側面と接するスラスト軸受18によって、コーデ
ィング素子17とセンシング面36との間に操作上のク
リアランス“j”が保たれる。
【0039】本装置の他の得徴よれば、操作上のクリア
ランス“j”は、軸受10がそのハウジング内で偶発的
に軸方向に移動した場合にも保たれる。すなわち、弾性
支持材33は、ボディ32のセンシング面36に関して
鉛直向きの力Fを発生しているので、センシング面36
とスラスト軸受18とは常に接触しているようになる。
【0040】ボディ32がスラスト軸受18の方に移動
すると、調節・固定フランジ31(図3参照)には部分
的な曲げ変形が発生する。このため、調節・固定フラン
ジ31は、センサユニット30の頭部311と固定・支
持脚312とに分かれている。固定・支持脚312は、
関連する固定スピンドルキャリア12(図6参照)また
は固定サポート112(図7参照)と接合するための部
分であり、ねじ34を通すための穴35(図3参照)が
設けられている。頭部311と固定・支持脚312と
は、例えば図3または図4に示すような、調節・固定フ
ランジ31の剛性を低下させて、頭部311と固定・支
持脚312との相対運動を許容する、曲げゾーン、すな
わち溝40によって分割されている。
【0041】図3に示す、第1の実施例のセンサユニッ
ト30は、弾性支持材33と調節・固定フランジ31と
を含んでなる調節と固定の機能を併せ持った鋳物部品で
ある。
【0042】図4は、本願発明のセンサユニット30の
第2の実施例を示す斜視図である。
【0043】本図に示す例においては、センサユニット
30は、センサユニット30のボディ32に緊密にはめ
こまれたカラー331に固定された弾性支持材33を有
している。
【0044】図5は、本願発明のセンサユニット30の
第3の実施例を示す斜視図である。
【0045】本図に示す例においては、センサユニット
30は、検出素子を形成するプラスチック部材と部分的
に一体化された柔軟な鋼板で作られた調節・固定フラン
ジ31を有している。
【0046】図7は、図2に示す回転軸受に、図3に示
す本願発明の第1の実施例のセンサユニットを装着した
場合の部分断面図である。
【0047】図に示す組立て例においては、センサユニ
ット30の動きは、ボディ32に設けられた付加スラス
ト軸受37と弾性支持材33の作用とを用いて、固定サ
ポート112の開口部23(図2参照)内に限定され
る。本例においては、シーリングガスケット16に接す
るデフレクタ50が固定内環113に取り付けられてい
る。デフレクタ50はボディ32に向けて半径方向に伸
展しており、操作上のクリアランス“j”を保持するの
に必要な、上記ボディ32のスラスト軸受18を形成す
る。
【0048】さらに、センサユニット30のセンシング
面36(図3参照)は、回転外環114の固定フランジ
114′(図2参照)と反対側の端部の外側表面に取り
付けられた環状支持材171の上に設けられたコーディ
ング素子17に面して取り付けられていることが分かる
であろう。
【0049】
【発明の効果】上記説明した本願発明によれば、センサ
ユニットは、回転部に取り付けられたコーディング素子
に対する相対位置が調節可能なように、調節・固定手段
と弾性支持材とスラスト軸受とを用いて、調節・固定フ
ランジを介して、軸受の固定部に取り付けられた支持台
に固定されているので、軸受の運動がデータの精度に及
ぼす影響は小さく、また、電気接続部が早期に損傷する
ことはないという効果がある。
【0050】また、センサユニットは、外部から直接接
近可能なように軸受の固定部に取り付けられた支持台に
固定されているので、交換の際に、軸受を分解する必要
はないという効果がある。
【0051】さらに、センサユニットの部品点数は比較
的少ないので、部品の製造公差と組立てに特段の注意を
払う必要もないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の駆動輪に本願発明の回転速度検出装置
を応用する場合の、回転軸受の断面図である。
【図2】自動車の非駆動輪に本願発明の回転速度検出装
置を応用する場合の、回転軸受の断面図である。
【図3】本願発明のセンサユニットの第1の実施例を示
す斜視図である。
【図4】本願発明のセンサユニットの第2の実施例を示
す斜視図である。
【図5】本願発明のセンサユニットの第3の実施例を示
す斜視図である。
【図6】図1に示す回転軸受に図3に示す本願発明の第
1の実施例のセンサユニットを装着した場合の部分断面
図である。
【図7】図2に示す回転軸受に図3に示す本願発明の第
1の実施例のセンサユニットを装着した場合の部分断面
図である。
【符号の説明】
10…軸受、 11…ボア、 12…固定スピンドルキャリア、 13…固定外環、 14…回転内環、 15…回転体、 16…シーリングガスケット、 17…コーディング素子、 18…スラスト軸受、 20…回転ハブ、 21…シャフト、 22…被駆動エレメント、 23…開口部、 24…テーパ穴、 30…センサユニット、 31…調節・固定フランジ、 32…ボディ、 33…弾性支持材、 34…ねじ、 35…穴、 36…センシング面、 37…付加スラスト軸受、 40…溝、 50…デフレクタ、 112…固定サポート、 113…固定内環、 114…回転外環、 114′…固定フランジ、 122…固定軸、 171…環状支持材、 311…頭部、 312…固定・支持脚、 331…カラー、 “j”…クリアランス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受の回転部に一体化して取り付けられた
    コーディング素子と、上記軸受の固定部に接して取り付
    けられた支持台に固定された調節・固定フランジによっ
    て装着されたセンサユニットとを含んでなる回転軸受の
    回転速度検出装置であって、上記センサユニットには上
    記コーディング素子に対する位置ぎめ用の弾性支持材が
    取り付けられており、上記センサユニットは上記支持台
    と接して上記センサユニットを固定するための、上記回
    転部との相対位置の調節・固定手段を有していることを
    特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記センサユニットに作用する上記弾
    性支持材の弾性支持力は、上記センサユニットの、上記
    コーディング素子に関して位置ぎめするためのスラスト
    軸受に接するセンシング面に垂直に指向することを特徴
    とする回転軸受の回転速度検出装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記スラスト軸受は、上記軸受の上記
    固定部の側面によって形成されることを特徴とする回転
    軸受の回転速度検出装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記スラスト軸受は、シーリングガス
    ケットに接し、上記固定部に結合されたデフレクタを半
    径方向に延伸して形成することを特徴とする回転軸受の
    回転速度検出装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記センサユニットはほぼ円筒状であ
    り、上記弾性支持材は、上記センサユニットの上記セン
    シング面と直径上の反対位置に、上記センサユニットと
    一体に取り付けられていることを特徴とする回転軸受の
    回転速度検出装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記弾性支持材は、上記センサユニッ
    トのボディに取り付けたカラーと一体であり、上記カラ
    ーは上記ボディに組み込まれ上記ボディと機械的に一体
    であることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記センサユニットの固定部材が、上
    記調節・固定フランジにあることを特徴とする回転軸受
    の回転速度検出装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記調節・固定フランジは上記センサ
    ユニットに組み合わされ、上記センサユニットと一体で
    あることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  9. 【請求項9】請求項5に記載する回転軸受の回転速度検
    出装置において、上記調節・固定フランジは、頭部と、
    固定部材のための穴が設けられている固定・支持脚と
    に、上記頭部と上記固定・支持脚との間の相対運動を可
    能とする溝によって、分割されていることを特徴とする
    回転軸受の回転速度検出装置。
  10. 【請求項10】請求項1、5、6、7、8、9のいずれ
    か1つに記載する回転軸受の回転速度検出装置におい
    て、上記センサユニットは、支持台である固定サポート
    に設けられた開口部内における上記センサユニットの運
    動を制限するための付加スラスト軸受を有することを特
    徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  11. 【請求項11】請求項1、5、6、7、8、9、10の
    いずれか1つに記載する回転軸受の回転速度検出装置に
    おいて、上記センサユニットの上記センシング面は、上
    記軸受の回転外環の、固定フランジと反対側の端部の外
    側表面に装着された環状支持材の上に設けられた上記コ
    ーディング素子に面して取り付けられていることを特徴
    とする回転軸受の回転速度検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009250299A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Jtekt Corp 十字軸継手
JP2011203203A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Nsk Ltd 転がり軸受ユニットの物理量測定装置
CN116718913A (zh) * 2023-06-01 2023-09-08 驰美电机(浙江)有限公司 一种多电机并联运行的转速测量装置

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