JPH0827892A - バルコニー床材 - Google Patents
バルコニー床材Info
- Publication number
- JPH0827892A JPH0827892A JP16013194A JP16013194A JPH0827892A JP H0827892 A JPH0827892 A JP H0827892A JP 16013194 A JP16013194 A JP 16013194A JP 16013194 A JP16013194 A JP 16013194A JP H0827892 A JPH0827892 A JP H0827892A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- base member
- shaped
- drainage
- balcony
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 床パネルと下地部材とからなるバルコニ−床
材であって、前記下地部材は周囲にＵ字型排水溝が設け
られた矩形状の枠体であり、床パネルは裏面周辺に縁片
が設けられ、この縁片を下地部材のＵ字型排水溝に挿入
して床パネルが下地部材に重合されていることを特徴と
するバルコニ−床材。 【効果】 床パネル上の雨水を縁片からＵ字型排水溝に
集め、Ｕ字型排水溝に設けられている排水口から排水す
ることができるので、集水樋を別個に設ける必要がなく
なり、施工が容易になって施工時間の短縮を図ることが
出来る。
材であって、前記下地部材は周囲にＵ字型排水溝が設け
られた矩形状の枠体であり、床パネルは裏面周辺に縁片
が設けられ、この縁片を下地部材のＵ字型排水溝に挿入
して床パネルが下地部材に重合されていることを特徴と
するバルコニ−床材。 【効果】 床パネル上の雨水を縁片からＵ字型排水溝に
集め、Ｕ字型排水溝に設けられている排水口から排水す
ることができるので、集水樋を別個に設ける必要がなく
なり、施工が容易になって施工時間の短縮を図ることが
出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバルコニ−床材の排水構
造に関する。
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、合成樹脂製で前端部に下向きの折
曲片が、後端部に上向きの折曲片が連設された板状の床
材と、この床材の前端部に沿って配置され、床材上から
雨水などの水を集める合成樹脂製の集水樋と、前記床材
の外側端部上に固着される合成樹脂製の側板部材を備
え、前記集水樋に集まる水を集水樋に連通するように設
けた排水ダクトを介して排出するように構成したバルコ
ニーの排水構造が、例えば実開平５−４７１５８号公報
に知られている。
曲片が、後端部に上向きの折曲片が連設された板状の床
材と、この床材の前端部に沿って配置され、床材上から
雨水などの水を集める合成樹脂製の集水樋と、前記床材
の外側端部上に固着される合成樹脂製の側板部材を備
え、前記集水樋に集まる水を集水樋に連通するように設
けた排水ダクトを介して排出するように構成したバルコ
ニーの排水構造が、例えば実開平５−４７１５８号公報
に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記バルコニ
ーの排水構造では、床材とは別に集水樋を床板の前端部
に設けなければならないため、施工に手間がかかると共
にバルコニーの外観デザインに制約を受けて好ましくな
く問題であった。本発明の目的は、施工が容易であっ
て、外観デザインに自由度の高いバルコニー床材を提供
することである。
ーの排水構造では、床材とは別に集水樋を床板の前端部
に設けなければならないため、施工に手間がかかると共
にバルコニーの外観デザインに制約を受けて好ましくな
く問題であった。本発明の目的は、施工が容易であっ
て、外観デザインに自由度の高いバルコニー床材を提供
することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、床パネルと下地部
材とからなるバルコニー床材であって、前記下地部材は
周囲にＵ字型排水溝が設けられた矩形状の枠体であり、
前記床パネルは下地部材よりわずかに小さい長辺と短辺
を有する矩形状で、裏面周辺にＵ字型排水溝の深さより
小さく下方に垂下した縁片が設けられた板体であり、こ
の縁片を下地部材のＵ字型排水溝に挿入して床パネルが
下地部材に重合され、前記Ｕ字型排水溝には排水口が設
けられていることを特徴とするバルコニー床材である。
成するためになされたものであって、床パネルと下地部
材とからなるバルコニー床材であって、前記下地部材は
周囲にＵ字型排水溝が設けられた矩形状の枠体であり、
前記床パネルは下地部材よりわずかに小さい長辺と短辺
を有する矩形状で、裏面周辺にＵ字型排水溝の深さより
小さく下方に垂下した縁片が設けられた板体であり、こ
の縁片を下地部材のＵ字型排水溝に挿入して床パネルが
下地部材に重合され、前記Ｕ字型排水溝には排水口が設
けられていることを特徴とするバルコニー床材である。
【０００５】
【作用】本発明は、床パネルと下地部材とからなるバル
コニー床材であって、前記下地部材は周囲にＵ字型排水
溝が設けられた矩形状の枠体であり、前記床パネルは下
地部材よりわずかに小さい長辺と短辺を有する矩形状
で、裏面周辺にＵ字型排水溝の深さより小さく下方に垂
下した縁片が設けられている。この床パネルの縁片を下
地部材のＵ字型排水溝に挿入して、床パネルを下地部材
に重合し、前記Ｕ字型溝に設けられている排水口に排水
ダクトを接続すれば、床パネル上の雨水は縁片からＵ字
型排水溝に流れ落ち、排水口に導かれて排水ダクトから
排出される。このように、下地部材の上に床パネルを重
合するだけであるので、従来の排水構造のように集水樋
を床板の前端部に設ける必要はなく、施工が容易になる
と共にデザイン上の制約も少ない。
コニー床材であって、前記下地部材は周囲にＵ字型排水
溝が設けられた矩形状の枠体であり、前記床パネルは下
地部材よりわずかに小さい長辺と短辺を有する矩形状
で、裏面周辺にＵ字型排水溝の深さより小さく下方に垂
下した縁片が設けられている。この床パネルの縁片を下
地部材のＵ字型排水溝に挿入して、床パネルを下地部材
に重合し、前記Ｕ字型溝に設けられている排水口に排水
ダクトを接続すれば、床パネル上の雨水は縁片からＵ字
型排水溝に流れ落ち、排水口に導かれて排水ダクトから
排出される。このように、下地部材の上に床パネルを重
合するだけであるので、従来の排水構造のように集水樋
を床板の前端部に設ける必要はなく、施工が容易になる
と共にデザイン上の制約も少ない。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図１と図２は、本発明の一実施例であって、
図１は床パネルと下地部材とからなるバルコニー床材の
分解斜視図である。図２はバルコニー床材の斜視図であ
る。３はバルコニー床材であり、このバルコニー床材３
は床パネル１と下地部材２とからなっている。下地部材
２は、短辺側の周囲にＵ字型排水溝４ａが、長辺側の周
囲にＵ字型排水溝４ｂが設けられた矩形状の枠体２１で
あって、更に複数のＵ字型排水溝４ｃがＵ字型排水溝４
ｂと４ｂに接続されて設けられている。
説明する。図１と図２は、本発明の一実施例であって、
図１は床パネルと下地部材とからなるバルコニー床材の
分解斜視図である。図２はバルコニー床材の斜視図であ
る。３はバルコニー床材であり、このバルコニー床材３
は床パネル１と下地部材２とからなっている。下地部材
２は、短辺側の周囲にＵ字型排水溝４ａが、長辺側の周
囲にＵ字型排水溝４ｂが設けられた矩形状の枠体２１で
あって、更に複数のＵ字型排水溝４ｃがＵ字型排水溝４
ｂと４ｂに接続されて設けられている。
【０００７】床パネル１は、下地部材２よりわずかに小
さい長辺１１と短辺１２を有する矩形状の板体１３であ
って、この板体１３の裏面周辺にはＵ字型排水溝４ａ、
４ｂの深さより小さく下方に垂下した縁片５が設けられ
ている。この縁片５を下地部材２のＵ字型排水溝４ａ、
４ｂに挿入して床パネル１が下地部材２に重合され、図
２に示すようにバルコニー床材３となる。前記Ｕ字型溝
４ａ、４ｂの適切な位置には、図示されていないが排水
口が設けられていて、この排水口には排水ダクトが接続
される。床パネル１上の雨水は縁片５から下地部材２の
Ｕ字型排水溝４ｂと４ｂに流れ落ち、排水口を経て排水
ダクトから流出される。Ｕ字型排水溝４ｃは、排水がス
ム−スに行われるように補助的に設けられているもので
あるが、床パネル１を下地部材２に重合されたとき、床
パネル１の裏面がこのＵ字型排水溝４ｃに当接して床パ
ネル１を支える役割も果たしている。
さい長辺１１と短辺１２を有する矩形状の板体１３であ
って、この板体１３の裏面周辺にはＵ字型排水溝４ａ、
４ｂの深さより小さく下方に垂下した縁片５が設けられ
ている。この縁片５を下地部材２のＵ字型排水溝４ａ、
４ｂに挿入して床パネル１が下地部材２に重合され、図
２に示すようにバルコニー床材３となる。前記Ｕ字型溝
４ａ、４ｂの適切な位置には、図示されていないが排水
口が設けられていて、この排水口には排水ダクトが接続
される。床パネル１上の雨水は縁片５から下地部材２の
Ｕ字型排水溝４ｂと４ｂに流れ落ち、排水口を経て排水
ダクトから流出される。Ｕ字型排水溝４ｃは、排水がス
ム−スに行われるように補助的に設けられているもので
あるが、床パネル１を下地部材２に重合されたとき、床
パネル１の裏面がこのＵ字型排水溝４ｃに当接して床パ
ネル１を支える役割も果たしている。
【０００８】本実施例のバルコニ−床材３の施工は、先
ず予めＵ字型溝４ａ、４ｂの適切な位置に排水口が設け
られた下地部材２をＣ型鋼もしくは木材で組み込まれた
根太にビスや釘等で固定する。次いで、床パネル１は下
地部材２よりわずかに小さい長辺と短辺を有する矩形状
であって、裏面周辺にはＵ字型排水溝４ａ、４ｂの深さ
より小さく下方に垂下した縁片５が設けられているの
で、床パネル１の縁片５を下地部材２のＵ字型排水溝４
ａ、４ｂに挿入すると、床パネル１の裏面はＵ字型排水
溝４ａ、４ｂの内側の側壁上部と、Ｕ字型排水溝４ｃに
ぴったりと当接する。このようにして、床パネル１を下
地部材２に重合してバルコニ−床材３が形成される。
尚、本実施例の下地部材２には、前記Ｕ字型溝４ａ、４
ｂの適切な位置に図示されていないが排水口が設けられ
ていて、最後にこの排水口に排水ダクトを接続して施工
を完了する。
ず予めＵ字型溝４ａ、４ｂの適切な位置に排水口が設け
られた下地部材２をＣ型鋼もしくは木材で組み込まれた
根太にビスや釘等で固定する。次いで、床パネル１は下
地部材２よりわずかに小さい長辺と短辺を有する矩形状
であって、裏面周辺にはＵ字型排水溝４ａ、４ｂの深さ
より小さく下方に垂下した縁片５が設けられているの
で、床パネル１の縁片５を下地部材２のＵ字型排水溝４
ａ、４ｂに挿入すると、床パネル１の裏面はＵ字型排水
溝４ａ、４ｂの内側の側壁上部と、Ｕ字型排水溝４ｃに
ぴったりと当接する。このようにして、床パネル１を下
地部材２に重合してバルコニ−床材３が形成される。
尚、本実施例の下地部材２には、前記Ｕ字型溝４ａ、４
ｂの適切な位置に図示されていないが排水口が設けられ
ていて、最後にこの排水口に排水ダクトを接続して施工
を完了する。
【０００９】この際、床パネル１上の雨水は、縁片５か
ら下地部材２のＵ字型排水溝４ａと４ｂに流れ落ち、排
水口を経て排水ダクトから排出されるので、従来の排水
構造のように集水樋を床板の前端部に設ける必要はな
い。このため、施工が容易になるので施工時間を短縮す
ることが出来る。また、集水樋がバルコニ−の前面に見
えて見苦しくなる従来の排水構造のように外観デザイン
が損なわれることもない。また、Ｕ字型排水溝４ｃは、
排水がスム−スに行われるように補助的に設けられてい
るものであるが、床パネル１が下地部材２に重合された
とき、Ｕ字型排水溝４ｃは床パネル１を支える役割も果
たしているので、床パネル１上に人体が乗っても撓みを
少なくすることが出来る。
ら下地部材２のＵ字型排水溝４ａと４ｂに流れ落ち、排
水口を経て排水ダクトから排出されるので、従来の排水
構造のように集水樋を床板の前端部に設ける必要はな
い。このため、施工が容易になるので施工時間を短縮す
ることが出来る。また、集水樋がバルコニ−の前面に見
えて見苦しくなる従来の排水構造のように外観デザイン
が損なわれることもない。また、Ｕ字型排水溝４ｃは、
排水がスム−スに行われるように補助的に設けられてい
るものであるが、床パネル１が下地部材２に重合された
とき、Ｕ字型排水溝４ｃは床パネル１を支える役割も果
たしているので、床パネル１上に人体が乗っても撓みを
少なくすることが出来る。
【００１０】
【発明の効果】本発明のバルコニー床材は、床パネルと
下地部材とからなり、この下地部材は周囲にＵ字型排水
溝が設けられた矩形状の枠体であり、床パネルの裏面周
辺には下方に垂下した縁片が設けられ、この縁片を下地
部材のＵ字型排水溝に挿入して床パネルが下地部材に重
合され、前記Ｕ字型溝には排水口が設けられているか
ら、この排水口に排水ダクトを接続すれば床パネル上の
雨水等の水を縁片からＵ字型排水溝に集め、排水口から
排水することができる。従って、従来の技術のように集
水樋を床板の前端部に設ける必要はないので、施工が容
易になって施工時間が短縮できると共に、デザイン上の
制約も少ない。
下地部材とからなり、この下地部材は周囲にＵ字型排水
溝が設けられた矩形状の枠体であり、床パネルの裏面周
辺には下方に垂下した縁片が設けられ、この縁片を下地
部材のＵ字型排水溝に挿入して床パネルが下地部材に重
合され、前記Ｕ字型溝には排水口が設けられているか
ら、この排水口に排水ダクトを接続すれば床パネル上の
雨水等の水を縁片からＵ字型排水溝に集め、排水口から
排水することができる。従って、従来の技術のように集
水樋を床板の前端部に設ける必要はないので、施工が容
易になって施工時間が短縮できると共に、デザイン上の
制約も少ない。
【００１１】
【図１】本発明の実施例を示すもので，床パネルと下地
部材とからなるバルコニー床材の分解斜視図である。
部材とからなるバルコニー床材の分解斜視図である。
【図２】バルコニー床材の斜視図である。
１ 床パネル １１ 長辺 １２ 短辺 １３ 板体 ２ 下地部材 ２１ 枠体 ３ バルコニ−床材 ４ａ、４ｂ、４ｃ Ｕ字型排水溝 ５ 縁辺
Claims (1)
- 【請求項１】 床パネルと下地部材とからなるバルコニ
ー床材であって、前記下地部材は周囲にＵ字型排水溝が
設けられた矩形状の枠体であり、前記床パネルは下地部
材よりわずかに小さい長辺と短辺を有する矩形状で、裏
面周辺にＵ字型排水溝の深さより小さく下方に垂下した
縁片が設けられた板体であり、この縁片を下地部材のＵ
字型排水溝に挿入して床パネルが下地部材に重合され、
前記Ｕ字型排水溝には排水口が設けられていることを特
徴とするバルコニー床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16013194A JPH0827892A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | バルコニー床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16013194A JPH0827892A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | バルコニー床材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827892A true JPH0827892A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15708547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16013194A Pending JPH0827892A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | バルコニー床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827892A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100581015B1 (ko) * | 2006-02-15 | 2006-05-22 | 주식회사 우리건축사사무소 | 발코니 배수시설 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP16013194A patent/JPH0827892A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100581015B1 (ko) * | 2006-02-15 | 2006-05-22 | 주식회사 우리건축사사무소 | 발코니 배수시설 |
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