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JPH08103049A - 電動機及びその組立て方法 - Google Patents

電動機及びその組立て方法

Info

Publication number
JPH08103049A
JPH08103049A JP6237009A JP23700994A JPH08103049A JP H08103049 A JPH08103049 A JP H08103049A JP 6237009 A JP6237009 A JP 6237009A JP 23700994 A JP23700994 A JP 23700994A JP H08103049 A JPH08103049 A JP H08103049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
end cover
preload spring
holding recess
stator yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6237009A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichinosuke Ono
吉之助 大野
Yasuyuki Sumita
泰之 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP6237009A priority Critical patent/JPH08103049A/ja
Publication of JPH08103049A publication Critical patent/JPH08103049A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストアップを回避して組立てを行える電動
機の組立て方法を提供する。 【構成】 予圧バネ14としてその外径が第2のエンド
カバー9のベアリング保持凹部9bの内径より大きいも
のを用いる。第2のエンドカバー9のベアリング保持凹
部9b内に予圧バネ14を圧入して係止させた状態で第
2のベアリング11を第2のエンドカバー9のベアリン
グ保持凹部9b内に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状の固定子ヨークの
両端を閉じるエンドカバーにベアリングを介して回転軸
を支持した構造を有する電動機及びその組立て方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動機においては、筒状の固定
子ヨークと、該固定子ヨークの内周に取り付けられた固
定界磁とにより固定子が構成され、該固定子の内側に回
転子が配置される。固定子ヨークの軸線方向の一端側及
び他端側はそれぞれ第1のエンドカバー及び第2のエン
ドカバーにより閉じられ、固定子ヨークと第1及び第2
のエンドカバーとにより電動機のハウジングが構成され
る。
【0003】回転子を支持した回転軸の一端及び他端
は、第1のエンドカバー及び第2のエンドカバーにそれ
ぞれ取り付けられた第1のベアリング及び第2のベアリ
ングにより支持され、該回転軸の一端が出力端として第
1のエンドカバーを貫通して外部に導出されている。
【0004】この種の電動機では、回転軸の出力端側を
支持する第1のベアリングの外輪のクリープを防止する
ため、該第1のベアリングの外輪は第1のエンドカバー
に固定されている。また電動機の組立てを容易にするた
め、第2のベアリングは第2のエンドカバーに設けられ
たベアリング保持凹部内に摺動可能な状態で挿入され、
該ベアリング保持凹部内に波ワッシャよりなる予圧バネ
が配置されて、該予圧バネにより第2のベアリングの外
輪が第1のベアリング側に付勢されている。
【0005】この種の電動機は、次のようにして組立て
を行っていた。
【0006】即ち、回転子を保持した回転軸の両端に第
1のベアリング及び第2のベアリングを取付けた後、該
第1のベアリングを第1のエンドカバーの凹部内に挿入
して回転子を保持した回転軸と第1のエンドカバーとを
一体化した組立体を構成する。
【0007】次に、該組立体を、第1のエンドカバーを
下にしかつ回転軸を垂直方向に向けた状態で組立作業台
上に配置する。
【0008】次に、第1のエンドカバーの外周に固定子
ヨークの一端を嵌合させる。
【0009】次に、図4に示すように回転軸5に取付け
られている第2のベアリング11の上に波ワッシャより
なる予圧バネ14を乗せた状態で、該第2のベアリング
11を第2のエンドカバー9のベアリング保持凹部9b
内に挿入すると共に該第2のエンドカバー9を図示しな
い固定子ヨークの他端に取り付ける。
【0010】このようにして組立てを行うに際しては、
第2のベアリング11の外径をD1,予圧バネ14の外
径をD2 ,ベアリング保持凹部9bの内径をD3 とした
とき、これらの寸法関係を、D2 <D1 ≦D3 に設定し
ていた。
【0011】しかしながら、このような電動機の組立て
方法では、第2のベアリング11の上に乗せた予圧バネ
14が組立て時に少しでも動いて該予圧バネ14が第2
のベアリング11の外周からはみ出すと、第2のエンド
カバー9の取付けが行えず、再度予圧バネ14の位置を
修正することになり、電動機の大量生産には不向きであ
った。
【0012】そこで、本出願人は図5に示すような大量
生産に適した構造の電動機を提案した(実願平4−79
099号)。
【0013】この電動機は、円筒状の固定子ヨーク1を
備え、該固定子ヨーク1の内周には永久磁石からなる固
定界磁2が固定され、これら固定子ヨーク1及び固定界
磁2により固定子3が構成されている。
【0014】該固定子1の内側には、該固定子と同心配
置で回転子4が設けられている。該回転子4は、回転軸
5に支持された回転子鉄心6のスロットに電機子巻線7
を巻回したものからなっている。
【0015】固定子ヨーク1の軸線方向の両端には、該
固定子ヨーク1の一端側及び他端側をそれぞれ閉じる第
1のエンドカバー8及び第2のエンドカバー9が設けら
れている。これら第1のエンドカバー8及び第2のエン
ドカバー9にそれぞれ保持された第1のベアリング10
及び第2のベアリング11により回転軸5が支持されて
いる。第1のベアリング10及び第2のベアリング11
は、いずれも内輪及び外輪の間にボールを保持させた周
知のボールベアリングから成っていて、それぞれの内輪
10a,11aに回転軸5が圧入されている。
【0016】第1のエンドカバー8は円板状に形成され
ていて、その内側端面の外周寄りの位置に環状のインロ
ー部8aが突設され、該インロー部8aが固定子ヨーク
1の一端の内周に嵌合されている。第1のエンドカバー
8には、その内側の端面に開口する凹部8bが設けられ
ていて、該凹部8b内に第1のベアリング10の外輪1
0bが嵌合され、回転軸5の一端が出力端5aとして、
第1のエンドカバー8を貫通して外部に導出されてい
る。第1のエンドカバー8の内側端面にはベアリング押
え板12がネジ13により固定され、このベアリング押
え板12により、第1のベアリング10の外輪10bが
回転しないように固定されている。
【0017】第2のエンドカバー9はカップ状に形成さ
れていて、該エンドカバー9の周壁部の開口端面の内周
寄りの部分から軸線方向に突出した状態で設けられた環
状のインロー部9aが固定子ヨーク1の他端の内周に嵌
合されている。第2のエンドカバー9の底壁部の中央に
はベアリング保持凹部9bが形成され、該ベアリング保
持凹部9b内に第2のベアリング11の外輪11bが摺
動可能な状態で嵌合されている。ベアリング保持凹部9
b内の底部寄りの位置に予圧バネ14が配置され、予圧
バネ14と第2のベアリング11との間にワッシャ保持
板15が配置されている。
【0018】この場合、予圧バネ14は、厚さが0.3 mm
程度のバネ鋼からなり、ワッシャ保持板15は、厚さが
0.05mm程度の黄銅板からなっている。図6(A),
(B)に示したように、ワッシャ保持板15は、リング
状の板の外周部に3個の突起15aを120度間隔で形
成したもので、そのリング状部の外径rがベアリング保
持凹部9bの内径にほぼ等しく設定され、その中心から
突起15aの先端までの距離r´はベアリング保持凹部
9bの内径よりも大きく設定されている。ワッシャ保持
板15は、ベアリング保持凹部9b内に予圧バネ14が
挿入された後に、該凹部9b内に挿入される。ワッシャ
保持板15がベアリング保持凹部9b内に挿入される
と、突起15aが予圧バネ14と反対側に折れ曲って凹
部9bの内周に摩擦接触し、該突起15aと凹部9bの
内周面との接触によりワッシャ保持板15が凹部9b内
に保持される。
【0019】回転軸5の他端側にはまた電機子巻線7に
接続された整流子16が取付けられ、第2のエンドカバ
ー9に取付けられたブラシホルダ17に保持されたブラ
シ18が整流子16に接触させられている。
【0020】第2のエンドカバー9の底壁部に設けられ
た孔に挿入された通しボルト19が固定子ヨーク1の内
側を通して第1のエンドカバー8に設けられたネジ孔に
螺合され、該通しボルトにより第2のエンドカバー9と
固定子ヨーク1と第1のエンドカバー8とが締結されて
電動機が組立てられている。
【0021】上記の電動機を組立てるに当っては、回転
子4を保持した回転軸5に整流子16とベアリング10
及び11とを取付けた後、第1のベアリング10の外輪
を第1のエンドカバー8の凹部8b内に挿入し、更にベ
アリング押え板12を取付けて、回転子4を保持した回
転軸5と第1のエンドカバー8とを一体化した組立体を
構成しておく。また第2のエンドカバー9のベアリング
保持凹部9b内に予め予圧バネ14とワッシャ保持板1
5とを挿入しておく。
【0022】かかる状態で、上記組立体を第1のエンド
カバー8を下にして、かつ回転軸5を垂直方向に向けた
状態で組立作業台上に配置し、第1のエンドカバー8の
インロー部8aに固定子ヨーク1の一端を嵌合させる。
【0023】次いで、第2のエンドカバー9のインロー
部9aを固定子ヨーク1の他端に嵌合させ、第2のエン
ドカバーのベアリング保持凹部9b内に第2のベアリン
グ11の外輪11bを挿入するとともに、整流子16に
ブラシ18を接触させる。
【0024】その後、通しボルト19により第2のエン
ドカバー9と固定子ヨーク1と第1のエンドカバー8と
を締結し、電動機の組立を完了する。
【0025】第2のエンドカバー9を固定子ヨーク1の
他端に嵌合させる際には、ベアリング保持凹部9bの開
口部が下を向くが、該ベアリング保持凹部9b内にワッ
シャ保持板15が挿入されて、該ワッシャ保持板15に
より予圧バネ14の脱落が阻止されているので、第2の
エンドカバー9を取付ける際に予圧バネ14が落下する
おそれがない。
【0026】電動機を組立てた状態では、予圧バネ14
と第2のベアリング11の外輪11bとの間にワッシャ
保持板15が介在するが、ワッシャ保持板15は予圧バ
ネ14に比べて十分に薄い材料により柔軟に形成されて
いて、予圧バネ14及び第2のベアリング11の軸方向
の変位に容易に追従して変形するので、予圧バネ14か
ら第2のベアリング11へのバネ力の伝達に支障を来す
ことはない。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電動機の組立て方法では、組立て時に第2のエンド
カバー9のベアリング保持凹部9b内に予圧バネ14を
係止させるためにワッシャ保持板15が必要になり、部
品点数が増え、組立て工数も増え、コストアップする問
題点があった。
【0028】本発明の目的は、コストの低減を図ること
ができる構造の電動機を提供することにある。
【0029】本発明の目的は、コストアップを回避して
組立てを行える電動機の組立て方法を提供することにあ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状の固定子
ヨークの内周に固定界磁を取り付けてなる固定子と、前
記固定子ヨークの軸線方向の一端側を閉じる第1のエン
ドカバーと、前記固定子ヨークの他端を閉じる第2のエ
ンドカバーと、前記第1のエンドカバーに固定された第
1のベアリングにより一端側が支持され前記第2のエン
ドカバーに設けられたベアリング保持凹部内に挿入され
た第2のベアリングにより他端側が支持された回転軸
と、前記固定子の内側に配置されて前記回転軸に取り付
けられた回転子と、前記ベアリング保持凹部内に配置さ
れて前記第2のベアリングを前記第1のベアリング側に
付勢する予圧バネとを備えた構造の電動機を改良の対象
としている。
【0031】本発明に係る電動機においては、前記予圧
バネとしてその外径が前記第2のエンドカバーのベアリ
ング保持凹部の内径より大きいものが用いられ、該予圧
バネは前記第2のエンドカバーのベアリング保持凹部内
にその外径を圧縮した状態で配置されていることを特徴
とする。
【0032】また本発明は、回転子を保持した回転軸の
両端に第1のベアリング及び第2のベアリングを取付け
た後、前記第1のベアリングを第1のエンドカバーの凹
部内に挿入して前記回転子を保持した前記回転軸と前記
第1のエンドカバーとを一体化した組立体を構成し、前
記組立体を前記第1のエンドカバーを下にしかつ前記回
転軸を垂直方向に向けた状態で組立作業台上に配置し、
前記第1のエンドカバーの外周に固定子ヨークの一端を
嵌合させ、次いで第2のエンドカバーの外周を前記固定
子ヨークの他端に嵌合させると共に前記第2のベアリン
グを前記第1のベアリング側に付勢する予圧バネを介し
て前記第2のベアリングを前記第2のエンドカバーのベ
アリング保持凹部内に挿入して組立てを行う電動機の組
立て方法を改良の対象としている。
【0033】本発明に係る電動機の組立て方法において
は、前記予圧バネとしてその外径が前記第2のエンドカ
バーのベアリング保持凹部の内径より大きいものを用
い、前記第2のエンドカバーのベアリング保持凹部内に
前記予圧バネを圧入して係止させた状態で前記第2のベ
アリングを前記第2のエンドカバーのベアリング保持凹
部内に挿入することを特徴とする。
【0034】
【作用】このように予圧バネとしてその外径が第2のエ
ンドカバーのベアリング保持凹部の内径より大きいもの
を用い、該予圧バネを該第2のエンドカバーのベアリン
グ保持凹部内にその外径を圧縮した状態で配置すると、
該予圧バネ自身でベアリング保持凹部に対する係止がで
きるので、従来必要としたワッシャ保持板が不要にな
る。
【0035】このため部品点数が減り、組立て工数も減
り、コストダウンを図ることができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3(A)〜
(C)を参照して詳細に説明する。
【0037】図1(A)(B)及び図2は、本発明に係
る電動機及びその組立て方法の一実施例を示したもので
ある。
【0038】本実施例では、予圧バネ14として図1
(A)(B)に示すような一部が開口された鋼線リン
グ,ステンレス線リング,黄銅線リング等のバネリング
が用いられ、このバネリングよりなる予圧バネ14はそ
の開口部に臨む両端が図示のように互いに反対方向に変
位させられた構造になっている。また、該予圧バネ14
はその外径D4 が、ベアリング保持凹部9bの内径D3
より大きく定められている。即ち、D3 <D4 に定めら
れている。また、本実施例ではD1 ≦D3 に定められて
いる。
【0039】かかる予圧バネ14を、予め図2に示すよ
うに第2のエンドカバー9のベアリング保持凹部9b内
にその外径を圧縮した状態で圧入して係止させた状態で
第2のベアリング11を該第2のエンドカバー9のベア
リング保持凹部9b内に挿入する。
【0040】その他の構造及び組立て方法は、前述した
図5の場合と同様である。
【0041】図3(A)(B)(C)は、予圧バネ14
の他の3種の例を示したものである。この3種の例と
も、予圧バネ14はその外径が、第2のエンドカバー9
のベアリング保持凹部9bの内径より大きく定められて
いる。
【0042】図3(A)に示す予圧バネ14は、一部が
開口された鋼線リング,ステンレス線リング,黄銅線リ
ング等のバネリングよりなる点は図1の場合と同様であ
るが、この例ではこのバネリングに波ワッシャとして波
付けが施された構造になっている。
【0043】図3(B)に示す予圧バネ14は、鋼線リ
ング,ステンレス線リング,黄銅線リング等のバネリン
グの両端が所定長さで重ねられた構造になっている。こ
の例でも予圧バネ14は、該バネリングに波ワッシャと
して波付けが施された構造になっている。
【0044】図3(C)に示す予圧バネ14は、波付け
されて波ワッシャ状になった黄銅板リング等のバネリン
グ14aを主体とし、このバネリング14aの外周に複
数の突起14bが突設され、これら突起14bの先端を
通る外径がベアリング保持凹部9bの内径より大きく定
められている。バネリング14aの外径は、ベアリング
保持凹部9bの内径に等しいか若しくは小さく定められ
ている。
【0045】なお、上記実施例では、第1のエンドカバ
ー8と固定子ヨーク1とが別体の場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、固定子ヨ
ーク1の端部に第1のエンドカバー8が一体化されてい
るタイプのものにも同様に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電動
機及びその組立方法では、予圧バネとしてその外径が第
2のエンドカバーのベアリング保持凹部の内径より大き
いものを用い、該予圧バネを該第2のエンドカバーのベ
アリング保持凹部内にその外径を圧縮した状態で配置す
るので、該予圧バネ自身でベアリング保持凹部に対する
係止ができ、このため従来必要としたワッシャ保持板が
不要になる。
【0047】それ故、本発明に係る電動機及びその組立
方法によれば、部品点数が減り、組立て工数も減り、コ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は、本発明に係る電動機の組立て
方法で用いる予圧バネの一例の平面図及び側面図であ
る。
【図2】本発明に係る電動機の組立て方法の要部工程を
示す断面図である。
【図3】(A)(B)(C)は、本発明に係る電動機の
組立て方法で用いる予圧バネの他の3種の例を示す斜視
図である。
【図4】従来の電動機の組立て方法の要部工程を示す断
面図である。
【図5】従来の電動機の縦断面図である。
【図6】(A)(B)は、図5で用いているワッシャ保
持板の平面図及び側面図である。
【符号の説明】
1 固定子ヨーク 2 固定界磁 3 固定子 4 回転子 5 回転軸 8 第1のエンドカバー 9 第2のエンドカバー 10 第1のベアリング 11 第2のベアリング 14 予圧バネ 15 ワッシャ保持板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の固定子ヨークの内周に固定界磁を
    取り付けてなる固定子と、前記固定子ヨークの軸線方向
    の一端側を閉じる第1のエンドカバーと、前記固定子ヨ
    ークの他端を閉じる第2のエンドカバーと、前記第1の
    エンドカバーに固定された第1のベアリングにより一端
    側が支持され前記第2のエンドカバーに設けられたベア
    リング保持凹部内に挿入された第2のベアリングにより
    他端側が支持された回転軸と、前記固定子の内側に配置
    されて前記回転軸に取り付けられた回転子と、前記ベア
    リング保持凹部内に配置されて前記第2のベアリングを
    前記第1のベアリング側に付勢する予圧バネとを備えた
    電動機において、 前記予圧バネとしてその外径が前記第2のエンドカバー
    のベアリング保持凹部の内径より大きいものが用いら
    れ、 該予圧バネは前記第2のエンドカバーのベアリング保持
    凹部内にその外径を圧縮した状態で配置されていること
    を特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 回転子を保持した回転軸の両端に第1の
    ベアリング及び第2のベアリングを取付けた後、 前記第1のベアリングを第1のエンドカバーの凹部内に
    挿入して前記回転子を保持した前記回転軸と前記第1の
    エンドカバーとを一体化した組立体を構成し、 前記組立体を前記第1のエンドカバーを下にしかつ前記
    回転軸を垂直方向に向けた状態で組立作業台上に配置
    し、 次いで第2のエンドカバーの外周を前記第1のエンドカ
    バーの外周に存在する固定子ヨークの他端に嵌合させる
    と共に前記第2のベアリングを前記第1のベアリング側
    に付勢する予圧バネを介して前記第2のベアリングを前
    記第2のエンドカバーのベアリング保持凹部内に挿入し
    て組立てを行う電動機の組立て方法において、 前記予圧バネとしてその外径が前記第2のエンドカバー
    のベアリング保持凹部の内径より大きいものを用い、 前記第2のエンドカバーのベアリング保持凹部内に前記
    予圧バネを圧入して係止させた状態で前記第2のベアリ
    ングを前記第2のエンドカバーのベアリング保持凹部内
    に挿入することを特徴とする電動機の組立て方法。
JP6237009A 1994-09-30 1994-09-30 電動機及びその組立て方法 Pending JPH08103049A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038340B2 (en) 2004-01-29 2006-05-02 Denso Corporation Bearing device and AC generator for vehicles using the same
JPWO2017026550A1 (ja) * 2015-11-06 2018-09-06 日本電産株式会社 モータ
US11088588B2 (en) 2015-08-10 2021-08-10 Nidec Corporation Motor with an upper bearing including a washer, a lower bearing, and bearing holding portions

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010814