JPH0773971B2 - 自動車用空調機の吹出温度制御装置 - Google Patents
自動車用空調機の吹出温度制御装置Info
- Publication number
- JPH0773971B2 JPH0773971B2 JP62097363A JP9736387A JPH0773971B2 JP H0773971 B2 JPH0773971 B2 JP H0773971B2 JP 62097363 A JP62097363 A JP 62097363A JP 9736387 A JP9736387 A JP 9736387A JP H0773971 B2 JPH0773971 B2 JP H0773971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- temperature
- outlet
- blowout
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00828—Ventilators, e.g. speed control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
- B60H1/00842—Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00735—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
- B60H1/00807—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being a specific way of measuring or calculating an air or coolant temperature
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1927—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors
- G05D23/193—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces
- G05D23/1931—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces to control the temperature of one space
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/20—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
- G05D23/24—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature the sensing element having a resistance varying with temperature, e.g. a thermistor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00007—Combined heating, ventilating, or cooling devices
- B60H1/00021—Air flow details of HVAC devices
- B60H2001/0015—Temperature regulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用空調機に係り、特に吸出空気温度を自
動的に制御する吹出温度制御装置に関する。
動的に制御する吹出温度制御装置に関する。
従来、自動車用空調機の吹出温度制御方式としては、特
願昭61-76101に説明されている通り、熱交換能力手段で
あるエアミクスドアの開度変化に対し、そのエアミクス
ドアの動作に対応して吹出温度が変化する吹出口に、吹
出温度検知用の温度センサを設け、その温度センサから
の信号と、あらかじめ計算された吹出目標温度信号との
差が0に近づく様エアミクスドアの開度を制御する方
式、すなわち、1つのエアミクスドアと1つの吹出温度
検知センサ(以後ダクトセンサと呼ぶ)が1対1に対応
する方式があつた。これらの方式では、エアコンの吹出
モード(バイレベル吹出し、デフロスタ吹出等)の変化
に応じて、各エアミクスドアに対応するダクトセンサも
切換る(たとえば、ベントダクトセンサからデフダクト
センサへの切換え)が、ある時刻では必ず、1つのエア
ミクスドアは1つのダクトセンサが対応して動作してい
た。
願昭61-76101に説明されている通り、熱交換能力手段で
あるエアミクスドアの開度変化に対し、そのエアミクス
ドアの動作に対応して吹出温度が変化する吹出口に、吹
出温度検知用の温度センサを設け、その温度センサから
の信号と、あらかじめ計算された吹出目標温度信号との
差が0に近づく様エアミクスドアの開度を制御する方
式、すなわち、1つのエアミクスドアと1つの吹出温度
検知センサ(以後ダクトセンサと呼ぶ)が1対1に対応
する方式があつた。これらの方式では、エアコンの吹出
モード(バイレベル吹出し、デフロスタ吹出等)の変化
に応じて、各エアミクスドアに対応するダクトセンサも
切換る(たとえば、ベントダクトセンサからデフダクト
センサへの切換え)が、ある時刻では必ず、1つのエア
ミクスドアは1つのダクトセンサが対応して動作してい
た。
一方、エアコンユニツト側の機能としては、実開昭62-3
304に示されるごとく、吹出モード切換時の違和感を除
く目的で、吹出モードすなわち、各吹出口からの風量比
を連続的に変化させる方式が提案されている。
304に示されるごとく、吹出モード切換時の違和感を除
く目的で、吹出モードすなわち、各吹出口からの風量比
を連続的に変化させる方式が提案されている。
上記従来技術では、吹出モードの変化に応じて対応する
ダクトセンサを切換えて使用するが、一般にある一定の
エアミクスドア開度に対して、各吹出口の空気温度はそ
れぞれ異なる(頭寒足熱温調を得るためベント側を低
く、又フロア側を高く設定するなど)ため、ダクトセン
サの切換時に信号が不連続になり吹出温度が急変すると
いう問題が生ずる。(従来はダクトセンサの切換えと同
時に吹出口も100%変化するため、吹出温度の急変は発
生せず、又、吹出口そのものが変化することにより、そ
の吹出温度の変化を乗員が敏感に感じ取ることもなかつ
た。) 上記問題解消のため、ダクトセンサの切換をやめて、使
用するダクトセンサをいずれかに固定すると、吹出モー
ド変化により該当する吹出口からの吹出風量割合が低下
した場合にはダクトセンサの応答性が悪くなり、吹出温
のハンチング等、制御系の不安定現象が生ずる。
ダクトセンサを切換えて使用するが、一般にある一定の
エアミクスドア開度に対して、各吹出口の空気温度はそ
れぞれ異なる(頭寒足熱温調を得るためベント側を低
く、又フロア側を高く設定するなど)ため、ダクトセン
サの切換時に信号が不連続になり吹出温度が急変すると
いう問題が生ずる。(従来はダクトセンサの切換えと同
時に吹出口も100%変化するため、吹出温度の急変は発
生せず、又、吹出口そのものが変化することにより、そ
の吹出温度の変化を乗員が敏感に感じ取ることもなかつ
た。) 上記問題解消のため、ダクトセンサの切換をやめて、使
用するダクトセンサをいずれかに固定すると、吹出モー
ド変化により該当する吹出口からの吹出風量割合が低下
した場合にはダクトセンサの応答性が悪くなり、吹出温
のハンチング等、制御系の不安定現象が生ずる。
一方、他の解決案として、ダクトセンサ切換時に発生す
るダクトセンサからの信号の不連続量をあらかじめ予測
し、制御上この不連続信号を補正する方式も考えられる
が、各吹出口からの空気温度の偏差は種々の条件(エア
ミクスドア開度、吹出風量、コンプレツサ動作状態等)
により大巾に変化し、不連続量を完全に補正することは
因難である。
るダクトセンサからの信号の不連続量をあらかじめ予測
し、制御上この不連続信号を補正する方式も考えられる
が、各吹出口からの空気温度の偏差は種々の条件(エア
ミクスドア開度、吹出風量、コンプレツサ動作状態等)
により大巾に変化し、不連続量を完全に補正することは
因難である。
本発明では以上、吹出モードを連続的に変化させても吹
出温度の急変が発生せず快適で、かつ制御安定度の高い
自動車用空調機の制御装置を提供することを目的とす
る。
出温度の急変が発生せず快適で、かつ制御安定度の高い
自動車用空調機の制御装置を提供することを目的とす
る。
上記目的は、吹出モードすなわち各吹出口からの風量比
が連続的に変化した場合、各々の吹出口に設置したダク
トセンサからの信号を各々の風量比に応じて重み付けを
行ない、その加算信号に基づいて対応するエアミクスド
アの開度制御を行なうことにより達成される。
が連続的に変化した場合、各々の吹出口に設置したダク
トセンサからの信号を各々の風量比に応じて重み付けを
行ない、その加算信号に基づいて対応するエアミクスド
アの開度制御を行なうことにより達成される。
各吹出口からの風量比に応じて、各々の吹出口に設置し
たダクトセンサからの信号を各々の風量比に応じて重み
付けを行ない、その加算信号を発生させると、該加算信
号は吹出口モードが変化しても不連続に急変することは
ない。又、重み付けにより、風量割合が大きいダクトセ
ンサの信号がエアミクスドア開度制御の主導権をもつ結
果となるため、風量割合が小さい吹出口のダクトセンサ
の応答性低下による制御系の不安定現象も生じない。さ
らに、仮想の信号である上記加算信号は必然的に該当す
る複数吹出口の実質的平均温度を示し、エアミクスドア
は該実質平均温度が必要温度に一致する様制御されるた
め、結果的に各吹出口からの吹出空気温度は実質的に乗
員が最も快適と感ずる吹出温度となる様動作する。
たダクトセンサからの信号を各々の風量比に応じて重み
付けを行ない、その加算信号を発生させると、該加算信
号は吹出口モードが変化しても不連続に急変することは
ない。又、重み付けにより、風量割合が大きいダクトセ
ンサの信号がエアミクスドア開度制御の主導権をもつ結
果となるため、風量割合が小さい吹出口のダクトセンサ
の応答性低下による制御系の不安定現象も生じない。さ
らに、仮想の信号である上記加算信号は必然的に該当す
る複数吹出口の実質的平均温度を示し、エアミクスドア
は該実質平均温度が必要温度に一致する様制御されるた
め、結果的に各吹出口からの吹出空気温度は実質的に乗
員が最も快適と感ずる吹出温度となる様動作する。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図において、1はフロワモータ、2はエバポレータ、3
はヒータコア、4は外気吸込口、5は内気吸込口、6は
デフ吹出口、7はベント吹出口、8はフロア吹出口、10
は内外気切換を行なうインテークドア、11はエアミクス
ドアU(UはUpperを示す)、12はエアミクスドアL
(LはLowerを示す)、13はフロワ吹出口を開閉するた
めのフロアドア、14はデフ/ベント吹出口を切換えるた
めのベントドア、15〜19は各ドアの開度を連続的に変化
させるための電動アクチユエータ、21はデフダクトセン
サ、22は、ベントダクトセンサ、23はフロアダクトセン
サ、24は外気温センサ、25は車室内温度センサ、26は温
度設定ボリウム、27は日射量センサであり、20は制御装
置である。第1図における一般的な構成部品の機能、動
作の説明はここでは省略するが、本発明に関連する吹出
モードの連続切換、及びダクトセンサの動作について以
下第1図,第2図を用いて簡単に説明する。エアコンか
ら車室内に空気を吹出す吹出口は第1図に示すごとくデ
フ吹出口6、ベント吹出口7、フロア吹出口8がある
が、吹出モードの状態は乗員の快適性や前方視界確保の
観点より決定され、これらは、主に外気温度Taによつて
決まる。以前からこの吹出モードとして一般にベントモ
ード、バイレベルモード、、ヒータ(デミスト)モード
のいずれかが選ばれていたが、乗員の快適性をよりきめ
細かく満たすためには第2図に示すごとく、吹出モード
を連続的に変えることが必要となる。第2図に示す吹出
モードの連続制御を行なうため、第1図ではフロアドア
13を動かすためのフロアドア用電動アクチユエータ18、
及びベントドア14を動かすためのベントドア用電動アク
チユエータ19を設け各ドア開度を連続的に制御できる様
にしている。第1図は吹出モードがバイレベル状態のエ
アコン動作を示しており、第2図では横軸のX3の位置に
相当する。第1図に示す状態からフロアドア13を徐々に
閉めることにより、フロア吹出口の風量が徐々に減少
し、フロアドア13が全閉では吹出モードがベントモード
となる。これは第2図において、横軸上をX3の位置から
X4を経由してX5の位置に移動したことに対応する。一
方、第1図に示す状態からベントドア14を徐々に閉めて
ゆくと、ベント吹出口の風量が徐々に減少するとともに
デア吹出口から風が次第に吹出す。これは第2図におけ
る横軸上をX3の位置からX2の位置に移動することに対応
する。ベントドア14が全閉状態で、さらにフロアドア13
を徐々に閉じれば、フロア吹出口の風量が減少しこれに
対応してデフ吹出口の風量が増加し、第2図の横軸上X2
の位置に対応した状態となる。
図において、1はフロワモータ、2はエバポレータ、3
はヒータコア、4は外気吸込口、5は内気吸込口、6は
デフ吹出口、7はベント吹出口、8はフロア吹出口、10
は内外気切換を行なうインテークドア、11はエアミクス
ドアU(UはUpperを示す)、12はエアミクスドアL
(LはLowerを示す)、13はフロワ吹出口を開閉するた
めのフロアドア、14はデフ/ベント吹出口を切換えるた
めのベントドア、15〜19は各ドアの開度を連続的に変化
させるための電動アクチユエータ、21はデフダクトセン
サ、22は、ベントダクトセンサ、23はフロアダクトセン
サ、24は外気温センサ、25は車室内温度センサ、26は温
度設定ボリウム、27は日射量センサであり、20は制御装
置である。第1図における一般的な構成部品の機能、動
作の説明はここでは省略するが、本発明に関連する吹出
モードの連続切換、及びダクトセンサの動作について以
下第1図,第2図を用いて簡単に説明する。エアコンか
ら車室内に空気を吹出す吹出口は第1図に示すごとくデ
フ吹出口6、ベント吹出口7、フロア吹出口8がある
が、吹出モードの状態は乗員の快適性や前方視界確保の
観点より決定され、これらは、主に外気温度Taによつて
決まる。以前からこの吹出モードとして一般にベントモ
ード、バイレベルモード、、ヒータ(デミスト)モード
のいずれかが選ばれていたが、乗員の快適性をよりきめ
細かく満たすためには第2図に示すごとく、吹出モード
を連続的に変えることが必要となる。第2図に示す吹出
モードの連続制御を行なうため、第1図ではフロアドア
13を動かすためのフロアドア用電動アクチユエータ18、
及びベントドア14を動かすためのベントドア用電動アク
チユエータ19を設け各ドア開度を連続的に制御できる様
にしている。第1図は吹出モードがバイレベル状態のエ
アコン動作を示しており、第2図では横軸のX3の位置に
相当する。第1図に示す状態からフロアドア13を徐々に
閉めることにより、フロア吹出口の風量が徐々に減少
し、フロアドア13が全閉では吹出モードがベントモード
となる。これは第2図において、横軸上をX3の位置から
X4を経由してX5の位置に移動したことに対応する。一
方、第1図に示す状態からベントドア14を徐々に閉めて
ゆくと、ベント吹出口の風量が徐々に減少するとともに
デア吹出口から風が次第に吹出す。これは第2図におけ
る横軸上をX3の位置からX2の位置に移動することに対応
する。ベントドア14が全閉状態で、さらにフロアドア13
を徐々に閉じれば、フロア吹出口の風量が減少しこれに
対応してデフ吹出口の風量が増加し、第2図の横軸上X2
の位置に対応した状態となる。
以上説明したごとく、吹出モード信号に応じてベントド
ア14、フロアドア13の開度を連続的に変化させることに
より、第2図に示した連続的な吹出口モード変化を実現
することができる。以上の技術は、従来技術の例として
示した実開昭62-3304も参照されたい。
ア14、フロアドア13の開度を連続的に変化させることに
より、第2図に示した連続的な吹出口モード変化を実現
することができる。以上の技術は、従来技術の例として
示した実開昭62-3304も参照されたい。
本発明では上述のエアコンユニツトの各吹出口からの吹
出温度を各々独立に検知するため第1図に示すごとくデ
フダクトセンサ21、ベントダクトセンサ22、フロアダク
トセンサ23を各吹出口に設置する。これらからの温度信
号はそれぞれ制御装置20に伝えられ、エアコンの吹出し
モードに応じてその時点で有効なダクトセンサからの信
号を用いて、対応するエアミクスドアの開度制御が行な
われる。
出温度を各々独立に検知するため第1図に示すごとくデ
フダクトセンサ21、ベントダクトセンサ22、フロアダク
トセンサ23を各吹出口に設置する。これらからの温度信
号はそれぞれ制御装置20に伝えられ、エアコンの吹出し
モードに応じてその時点で有効なダクトセンサからの信
号を用いて、対応するエアミクスドアの開度制御が行な
われる。
次にこれらの信号を用いた制御方式について、第3図に
より説明する。第3図において、21はデフダクトセン
サ、22はベントダクトセンサ、23はフロアダクトセン
サ、24は外気温センサ、25は車室内温度センサ、26は温
度設定ボリウム、27は日射センサで各々第1図の部品と
対応する。又107u,107lはそれぞれ上部用、下部用の吹
出温度制御装置で、第1図のエアミクスドアU11と電動
アクチユエータ16、及びエアミクスドアL12と電動アク
チユエータ17に相当する。又、108は図1に示したエア
コンユニツト全体に相当し、109は車室内の等価熱容量
である。上記以外の部分は本実施例では制御装置20内の
マイクロコンピユータにより、プログラム上で処理され
る部分である。第3図において、温度設定ボリウム26か
らの信号Ts、車室内温度センサ25からの信号Tr、外気温
度センサ24からの信号Ta、日射センサ27からの信号Zmに
基づいて、上部及び下部の吹出目標温度であるTdou,Tdo
lを演算する過程及び、各吹出口からの吹出温度TDD,T
Du,TDLが車室内の等価熱容量109に作用し、車室内温度
が変化する過程は前述の特願昭61-76101と同一であるた
め説明を省略し、本発明で改たに用いた吹出温度制御の
方式について以下詳しく説明する。第3図において110
u,110lは主ダクトセンサ重み付け手段、111u,111は補
助ダクトセンサ重み付け手段であり、まず上部側の吹出
温度制御動作について説明する。エアコンの吹出モード
に応じて、エアコンユニツト108からはデフ吹出口へは
温度TDDの配風が、又ベント吹出口へは温度TDuの配風が
行なわれる。この配風は第2図に示した風量配分比に応
じて行なわれ、それぞれデフダクトセンサ21、ベントダ
クトセンサ22により各々の吹出温度はTdd,Tduの温度信
号に置換される。実際には、吹出モード制御信号が第2
図におけるX3の状態では、デフ吹出口からは風が出ない
ため、デフダクトセンサ21の検知温度は、現実の吹出温
度ではなく、周囲の雰囲気温度を検知することになる。
逆に吹出モード信号がX2の状態ではベント吹出口からの
風がないため、ベントダクトセンサは周囲の雰囲気温度
を検知する。これら雰囲気温度は107uに含まれるエアミ
クスドアUの開度と必ずしも対応しないために、エアミ
クスドアUを安定に制御するためには、エアミクスドア
Uの開度変化に応じて変化する実質的な吹出温度を認識
する必要がある。本実施例では、エアミクスドアUの開
度変化は、エアコンユニツトの構造上、デフ吹出口温度
TDD及びベント吹出口温度TDuに直接影響を与える。この
ためベント吹出温度及びデフ吹出温度の検知信号の下流
側に主ダクトセンサ重み付け手段110u、補助ダクトセン
サ重み付け手段111uを設け、各ダクトセンサからの信号
Tdd,Tduを第4図上側に示した加重率で加重平均した信
号Tdu′を演算する。Tdu′マイクロコンピユータのプロ
グラムの中では下式の様に計算される。
より説明する。第3図において、21はデフダクトセン
サ、22はベントダクトセンサ、23はフロアダクトセン
サ、24は外気温センサ、25は車室内温度センサ、26は温
度設定ボリウム、27は日射センサで各々第1図の部品と
対応する。又107u,107lはそれぞれ上部用、下部用の吹
出温度制御装置で、第1図のエアミクスドアU11と電動
アクチユエータ16、及びエアミクスドアL12と電動アク
チユエータ17に相当する。又、108は図1に示したエア
コンユニツト全体に相当し、109は車室内の等価熱容量
である。上記以外の部分は本実施例では制御装置20内の
マイクロコンピユータにより、プログラム上で処理され
る部分である。第3図において、温度設定ボリウム26か
らの信号Ts、車室内温度センサ25からの信号Tr、外気温
度センサ24からの信号Ta、日射センサ27からの信号Zmに
基づいて、上部及び下部の吹出目標温度であるTdou,Tdo
lを演算する過程及び、各吹出口からの吹出温度TDD,T
Du,TDLが車室内の等価熱容量109に作用し、車室内温度
が変化する過程は前述の特願昭61-76101と同一であるた
め説明を省略し、本発明で改たに用いた吹出温度制御の
方式について以下詳しく説明する。第3図において110
u,110lは主ダクトセンサ重み付け手段、111u,111は補
助ダクトセンサ重み付け手段であり、まず上部側の吹出
温度制御動作について説明する。エアコンの吹出モード
に応じて、エアコンユニツト108からはデフ吹出口へは
温度TDDの配風が、又ベント吹出口へは温度TDuの配風が
行なわれる。この配風は第2図に示した風量配分比に応
じて行なわれ、それぞれデフダクトセンサ21、ベントダ
クトセンサ22により各々の吹出温度はTdd,Tduの温度信
号に置換される。実際には、吹出モード制御信号が第2
図におけるX3の状態では、デフ吹出口からは風が出ない
ため、デフダクトセンサ21の検知温度は、現実の吹出温
度ではなく、周囲の雰囲気温度を検知することになる。
逆に吹出モード信号がX2の状態ではベント吹出口からの
風がないため、ベントダクトセンサは周囲の雰囲気温度
を検知する。これら雰囲気温度は107uに含まれるエアミ
クスドアUの開度と必ずしも対応しないために、エアミ
クスドアUを安定に制御するためには、エアミクスドア
Uの開度変化に応じて変化する実質的な吹出温度を認識
する必要がある。本実施例では、エアミクスドアUの開
度変化は、エアコンユニツトの構造上、デフ吹出口温度
TDD及びベント吹出口温度TDuに直接影響を与える。この
ためベント吹出温度及びデフ吹出温度の検知信号の下流
側に主ダクトセンサ重み付け手段110u、補助ダクトセン
サ重み付け手段111uを設け、各ダクトセンサからの信号
Tdd,Tduを第4図上側に示した加重率で加重平均した信
号Tdu′を演算する。Tdu′マイクロコンピユータのプロ
グラムの中では下式の様に計算される。
第2図,第4図を比較するとわかる通り、Kuはベント吹
出口及びデフ吹出口からの総風量に対するベント吹出口
からの風量割合を表わしており、(1)式により演算さ
れたTdu′はエアミクスドアUの開度変化に応じた実質
的な吹出温度と考えることができる。以上検知された実
質吹出温度Tdu′が、あらかじめ計算された目標吹出温
度Tdouに一致する様吹出温度制御装置107uを動作させる
技術は、特願昭61-76101等にも示されている従来の技術
をそのまま利用できる。
出口及びデフ吹出口からの総風量に対するベント吹出口
からの風量割合を表わしており、(1)式により演算さ
れたTdu′はエアミクスドアUの開度変化に応じた実質
的な吹出温度と考えることができる。以上検知された実
質吹出温度Tdu′が、あらかじめ計算された目標吹出温
度Tdouに一致する様吹出温度制御装置107uを動作させる
技術は、特願昭61-76101等にも示されている従来の技術
をそのまま利用できる。
次に第3図における下部側の吹出温度動作について説明
する。エアミクスドアLの開度変化は、主にフロア吹出
口温度であるTDLに影響を与えるが、フロアドア13が全
開でない状態では一部の風がベント吹出口7あるいはデ
フ吹出口6に流出する。従つて下部側の吹出温度動作に
ついては、フロア吹出温度Tdlの下流側に主ダクトセン
サ重み付け手段110lを設け、補助ダクトセンサ重み付け
手段111は上部側の実質吹出温度Tdu′の下流側に設け
る。以上により図4下側に示した加重率で加重平均され
た信号Tdl′が下部側の実質吹出温度となる。これは数
式上次の様に計算される。
する。エアミクスドアLの開度変化は、主にフロア吹出
口温度であるTDLに影響を与えるが、フロアドア13が全
開でない状態では一部の風がベント吹出口7あるいはデ
フ吹出口6に流出する。従つて下部側の吹出温度動作に
ついては、フロア吹出温度Tdlの下流側に主ダクトセン
サ重み付け手段110lを設け、補助ダクトセンサ重み付け
手段111は上部側の実質吹出温度Tdu′の下流側に設け
る。以上により図4下側に示した加重率で加重平均され
た信号Tdl′が下部側の実質吹出温度となる。これは数
式上次の様に計算される。
ここで第2図と第3図の比較からわかる通り下部側の加
重率Klは、ベント吹出口(あるいはデフ吹出口)とフロ
ア吹出口との風量割合と必ずしも一致しない特性をもた
せている。この加重率の変化は、吹出モードの変化に対
して不連続点がなければ本発明の目的を達成することが
できる。ここでは、実質的な風量割合に対して、足元側
の吹出温度をより重要視し、足元から風が十分吹出して
いる状態ではTdlセンサの加重率を大きく設定した。
重率Klは、ベント吹出口(あるいはデフ吹出口)とフロ
ア吹出口との風量割合と必ずしも一致しない特性をもた
せている。この加重率の変化は、吹出モードの変化に対
して不連続点がなければ本発明の目的を達成することが
できる。ここでは、実質的な風量割合に対して、足元側
の吹出温度をより重要視し、足元から風が十分吹出して
いる状態ではTdlセンサの加重率を大きく設定した。
以上の計算によつて求められた下部側実質吹出温度
Tdl′と、あらかじめ計算された目標吹出温度Tdolが一
致する様吹出温度制御装置107lを動作させねばよい。
Tdl′と、あらかじめ計算された目標吹出温度Tdolが一
致する様吹出温度制御装置107lを動作させねばよい。
以上説明した様に、連続的に変化する吹出モード(吹出
風量の分配率)に応じて、各ダクトセンサからの温度信
号を加重平均して各々の実質吹出温度を演算し、この実
質吹出温度がそれぞれの目標吹出温度に一致する様制御
を行なうことにより、吹出モードが連続的に変化した場
合でも吹出温度の急変は発生しない。又、実質吹出温度
が目標吹出温度に一致する様温度制御される、すなわち
風量分配率を考慮した温度があらかじめ計算された快適
な温度に維持され、非常に快適な温度制御状態が得られ
るという効果がある。
風量の分配率)に応じて、各ダクトセンサからの温度信
号を加重平均して各々の実質吹出温度を演算し、この実
質吹出温度がそれぞれの目標吹出温度に一致する様制御
を行なうことにより、吹出モードが連続的に変化した場
合でも吹出温度の急変は発生しない。又、実質吹出温度
が目標吹出温度に一致する様温度制御される、すなわち
風量分配率を考慮した温度があらかじめ計算された快適
な温度に維持され、非常に快適な温度制御状態が得られ
るという効果がある。
次に第5図により本発明の他の実施例について説明す
る。第5図が第4図と比較して、各センサの加重率の変
化位置が異なつている。上部側の加重率であるTduセン
サ加重率Kuは、X2位置より右側では第4図と同様0%で
ある。この領域では第2図からわかる通りベント吹出口
からの吹出風かないためベントダクトセンサからの信号
Tduの値は考慮せず、デフダクトセンサからの信号Tddの
値をそのままエアミクスドアUの開度制御に用いている
ことを示している。本実施例では横軸方向をさらに右に
移動してX2′になるまでKuを0%とし、X2′の点よりさ
らに右側に移動してはじめてKuを連続的に大きな値に変
化させている。第2図からわかる通り、X2′の吹出モー
ド条件では、ベント吹出口からすでに十分な風が吹出し
ており、ベントダクトセンサは周囲温度の影響を受け
ず、正確な吹出温度を検知することができる。さらに吹
出モードが右方向に変化し、X3′の位置の条件まではベ
ントダクトセンサ、デフダクトセンサとも十分な通風が
得られるため、各々風量配分を考慮した加重率を用い
る。X3′からX3の範囲ではデフダクトからの吹出風がわ
ずかにあるが、風速が小さくなるためデフダクトセンサ
の応答性が悪くなるとともに、周囲温度の影響を受けや
すくなる。従つて、この領域から右側では、Ku=100%
とし、ベントダクトセンサからの信号Tduをそのままエ
アミクスドアUの開度制御に用いる。
る。第5図が第4図と比較して、各センサの加重率の変
化位置が異なつている。上部側の加重率であるTduセン
サ加重率Kuは、X2位置より右側では第4図と同様0%で
ある。この領域では第2図からわかる通りベント吹出口
からの吹出風かないためベントダクトセンサからの信号
Tduの値は考慮せず、デフダクトセンサからの信号Tddの
値をそのままエアミクスドアUの開度制御に用いている
ことを示している。本実施例では横軸方向をさらに右に
移動してX2′になるまでKuを0%とし、X2′の点よりさ
らに右側に移動してはじめてKuを連続的に大きな値に変
化させている。第2図からわかる通り、X2′の吹出モー
ド条件では、ベント吹出口からすでに十分な風が吹出し
ており、ベントダクトセンサは周囲温度の影響を受け
ず、正確な吹出温度を検知することができる。さらに吹
出モードが右方向に変化し、X3′の位置の条件まではベ
ントダクトセンサ、デフダクトセンサとも十分な通風が
得られるため、各々風量配分を考慮した加重率を用い
る。X3′からX3の範囲ではデフダクトからの吹出風がわ
ずかにあるが、風速が小さくなるためデフダクトセンサ
の応答性が悪くなるとともに、周囲温度の影響を受けや
すくなる。従つて、この領域から右側では、Ku=100%
とし、ベントダクトセンサからの信号Tduをそのままエ
アミクスドアUの開度制御に用いる。
一方、下部側の加重率であるKlについても同様にフロア
ダクトから十分な風が吹出している領域のみ、フロアダ
クトセンサからの温度信号Tdlを用いてエアミクスドア
Lを開度制御する。
ダクトから十分な風が吹出している領域のみ、フロアダ
クトセンサからの温度信号Tdlを用いてエアミクスドア
Lを開度制御する。
以上、本実施例によれば、吹出温度の急変が生ずること
はなく、吹出風量が十分に得られる吹出口のダクトセン
サ信号を用いてエアミクスドア制御が行なえるために応
答性が改善され、より制御安定度の高い温度制御装置を
提供できるという効果がある。
はなく、吹出風量が十分に得られる吹出口のダクトセン
サ信号を用いてエアミクスドア制御が行なえるために応
答性が改善され、より制御安定度の高い温度制御装置を
提供できるという効果がある。
次に第1図及び第3図により本発明の変形例について説
明する。第1図におけるフロアドア13の上壁が破線で示
すごとく完全に仕切られている場合、上下の吹出温の干
渉がなくなるため、完全に上下独立の吹出温度制御が実
現できる。しかしながら本実施例においてはフロアドア
13が全閉の吹出モード状態では、エアミクスドアLによ
り温調された風はどこにも吹出さず、フロアダクトセン
サ23は周囲温度のみを検知する状態となる。また、フロ
アドア13がわずかに開いた状態でも十分なフロア吹出口
の風速が得られないため、エアミクスドアL12の制御が
不安定となる可能性がある。フロアドア13が全開の領域
ではエアミクスドア12は動作させる必要はなく、フロア
ドア13がわずかに開いた領域では見かけ上のフロアダク
トセンサの感度を低く押え、フロアドアが開くに従つ
て、連続的にフロアダクトセンサの感度すなわち加重率
を100%に近づけていくことにより、吹出温度の急変を
発生せずに安定な吹出温度制御を行なうことができる。
本特性を満たすために、本変形例では第3図に破線で示
すごとく、補助ダクトセンサ重み付け手段111の入力
としてTdOlを用い、Tdlセンサの加重率としては第4図
に示した特性を用いる。以上の方式により、フロアドア
13が全閉の領域、すなわち吹出モードがX4よりも右側の
状件では実質吹出温度が目標吹出温度に置換されるた
め、エアミクスドアLの制御が行なわれずフロアドア13
が開くに従つてフロアダクトセンサの見かけ上の感度す
なわち加重率が増加し、フロアドア全開では前実施例と
同様、フロアダクトセンサからの吹出温度信号Tdlをそ
のまま用いてエアミクスドアLを制御することができ
る。
明する。第1図におけるフロアドア13の上壁が破線で示
すごとく完全に仕切られている場合、上下の吹出温の干
渉がなくなるため、完全に上下独立の吹出温度制御が実
現できる。しかしながら本実施例においてはフロアドア
13が全閉の吹出モード状態では、エアミクスドアLによ
り温調された風はどこにも吹出さず、フロアダクトセン
サ23は周囲温度のみを検知する状態となる。また、フロ
アドア13がわずかに開いた状態でも十分なフロア吹出口
の風速が得られないため、エアミクスドアL12の制御が
不安定となる可能性がある。フロアドア13が全開の領域
ではエアミクスドア12は動作させる必要はなく、フロア
ドア13がわずかに開いた領域では見かけ上のフロアダク
トセンサの感度を低く押え、フロアドアが開くに従つ
て、連続的にフロアダクトセンサの感度すなわち加重率
を100%に近づけていくことにより、吹出温度の急変を
発生せずに安定な吹出温度制御を行なうことができる。
本特性を満たすために、本変形例では第3図に破線で示
すごとく、補助ダクトセンサ重み付け手段111の入力
としてTdOlを用い、Tdlセンサの加重率としては第4図
に示した特性を用いる。以上の方式により、フロアドア
13が全閉の領域、すなわち吹出モードがX4よりも右側の
状件では実質吹出温度が目標吹出温度に置換されるた
め、エアミクスドアLの制御が行なわれずフロアドア13
が開くに従つてフロアダクトセンサの見かけ上の感度す
なわち加重率が増加し、フロアドア全開では前実施例と
同様、フロアダクトセンサからの吹出温度信号Tdlをそ
のまま用いてエアミクスドアLを制御することができ
る。
以上、本変形例によれば、完全に上下独立な吹出温度制
御が行なえるエアコンユニツトを用いて吹出温度の急変
がなく、制御安定度の高い温度制御装置を提供できると
いう効果がある。
御が行なえるエアコンユニツトを用いて吹出温度の急変
がなく、制御安定度の高い温度制御装置を提供できると
いう効果がある。
本発明によれば、各吹出口からの風量比に応じて、連続
的に重み付けを行なつた実質平均温度に基づいて吹出温
度の制御が行なえるため、吹出モードを変化させても吹
出温度の急変が発生せず、快適でかつ制御安定度の高い
自動車用空調機の制御装置を提供できるという効果があ
る。
的に重み付けを行なつた実質平均温度に基づいて吹出温
度の制御が行なえるため、吹出モードを変化させても吹
出温度の急変が発生せず、快適でかつ制御安定度の高い
自動車用空調機の制御装置を提供できるという効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例を示すエアコンシステム構成
図、第2図は第1図に示したエアコンシステムの吹出量
配分比を示す特性図、第3図は第1図に示したエアコン
システムの制御信号状態を表わす制御ブロツク図、第4
図及び第5図はそれぞれ本発明の一実施例を示すセンサ
加重率の特性図である。 11,12……エアミクスドア、13……フロアドア、14……
ベントドア、20……制御装置、21……デフダクトセン
サ、22……ベントダクトセンサ、23……フロアダクトセ
ンサ。
図、第2図は第1図に示したエアコンシステムの吹出量
配分比を示す特性図、第3図は第1図に示したエアコン
システムの制御信号状態を表わす制御ブロツク図、第4
図及び第5図はそれぞれ本発明の一実施例を示すセンサ
加重率の特性図である。 11,12……エアミクスドア、13……フロアドア、14……
ベントドア、20……制御装置、21……デフダクトセン
サ、22……ベントダクトセンサ、23……フロアダクトセ
ンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】設定温度に車室温度との温度差,外気温度
及び日射量に基づいて車室上部吹出口及びデフロスタ吹
出口からの吹出風の目標吹出温度を求める上部目標吹出
温度決定手段(106u)、 設定温度と車室温度との温度差及び外気温度に基づいて
車室下部吹出口からの吹出風の目標吹出温度を求める下
部目標吹出温度決定手段(106l)、 取入れた空気を冷却する蒸発器(2)、 蒸発器で冷却された冷風を再加熱する加熱器(B)、 加熱器の入口側に配置され、前記上部目標吹出温度に応
じて加熱器へ流入する冷風量とこれをバイパスする冷風
量とを調整する第1エアミックスドア(11)、 加熱器の出口側に配置され、前記下部目標吹出温度に応
じて加熱器から流出する温風量とこの温風に混合される
冷風量の割合とを調整する第2エアミックスドア(1
2)、 前記各吹出口から吹出す調和風の温度を検出する吹出温
度センサ(21,22,23)、 吹出モード制御信号に応じて各吹出口からの吹出風量の
分配率を連続的に制御するモードドアを含む吹出風量制
御手段(13,14)、 前記車室上部吹出口とデフロスタ吹出口とからの吹出風
の温度及び吹出風量分配率に応じて前記第1のエアミッ
クスドアの開度を補正する第1の補正手段(110u,111
u)、 前記車室上部吹出口とデフロスタ吹出口の両吹出風と前
記車室下部吹出口の吹出風の温度と風量分配率に応じて
前記第2のエアミックスドアの開度を補正する第2の補
正手段(110l,111)、 とから成ることを特徴とする自動車用空気調和機の吹出
温度制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62097363A JPH0773971B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 自動車用空調機の吹出温度制御装置 |
KR1019880004421A KR880012385A (ko) | 1987-04-22 | 1988-04-19 | 자동차용 에어콘의 분출온도 제어장치 |
US07/184,067 US4829884A (en) | 1987-04-22 | 1988-04-20 | Blowout temperature control system |
CA000564729A CA1284196C (en) | 1987-04-22 | 1988-04-21 | Blowout temperature control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62097363A JPH0773971B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 自動車用空調機の吹出温度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63263125A JPS63263125A (ja) | 1988-10-31 |
JPH0773971B2 true JPH0773971B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=14190419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62097363A Expired - Lifetime JPH0773971B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 自動車用空調機の吹出温度制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4829884A (ja) |
JP (1) | JPH0773971B2 (ja) |
KR (1) | KR880012385A (ja) |
CA (1) | CA1284196C (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4942348A (en) * | 1985-04-04 | 1990-07-17 | Nilssen Ole K | Electronic air register controller |
US4922171A (en) * | 1988-08-17 | 1990-05-01 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Motor actuator with air-mix door opening-limiter and built-in switching unit |
JP2596813B2 (ja) * | 1988-09-27 | 1997-04-02 | 株式会社ゼクセル | 車両用空調制御装置 |
JPH0775938B2 (ja) * | 1988-12-07 | 1995-08-16 | 株式会社日立製作所 | 自動車用空調機の吹出温度制御装置 |
DE3928944C3 (de) * | 1989-08-31 | 1995-02-09 | Daimler Benz Ag | Klimaanlage für Fahrzeuge |
EP0419884A1 (de) * | 1989-09-28 | 1991-04-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Heiz- bzw. Klimaanlage, insbesondere für ein Kraftfahrzeug, mit luftseitiger Innenraumtemperatur-Regelung |
DE10320340A1 (de) * | 2003-05-07 | 2004-12-09 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Heizsystem für ein Fahrzeug |
JP3316982B2 (ja) * | 1993-01-13 | 2002-08-19 | 株式会社デンソー | 空気調和装置 |
JP3146817B2 (ja) * | 1993-12-22 | 2001-03-19 | 日産自動車株式会社 | 車両用空調装置 |
DE19631829C1 (de) * | 1996-08-07 | 1997-07-24 | Daimler Benz Ag | Fahrzeuginnenraum-Klimatisierungseinrichtung |
JP4022975B2 (ja) * | 1997-04-07 | 2007-12-19 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
DE19731908B4 (de) * | 1997-07-24 | 2006-06-08 | Behr Gmbh & Co. Kg | Heizungs- und Klimaanlage für ein Kraftfahrzeug |
JP4013315B2 (ja) * | 1998-03-11 | 2007-11-28 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
DE19822173B4 (de) * | 1998-05-16 | 2007-02-08 | Behr Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur Heizung und/oder Klimatisierung eines Fahrzeuginnenraumes |
KR100363002B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2002-11-29 | 씨멘스브이디오한라 주식회사 | 자동차 공조 시스템의 온도 제어방법 |
WO2003091163A2 (en) * | 2002-04-24 | 2003-11-06 | Liprie Randal C | Cogeneration wasteheat evaporation system and method for wastewater treatment utilizing wasteheat recovery |
JP4103560B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2008-06-18 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
FR2855460B1 (fr) * | 2003-06-02 | 2006-06-23 | Valeo Climatisation | Dispositif de chauffage-ventilation et/ou climatisation a encombrement reduit pour vehicule automobile |
JP2005007929A (ja) * | 2003-06-16 | 2005-01-13 | Denso Corp | 乗物用空調装置の制御適合情報の取得方法および取得装置 |
JP4816212B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2011-11-16 | 日産自動車株式会社 | ガラス温度検出装置、窓曇り検出装置、車両用空調装置および窓曇り検出方法 |
US10375901B2 (en) | 2014-12-09 | 2019-08-13 | Mtd Products Inc | Blower/vacuum |
NZ731322A (en) * | 2014-12-11 | 2019-04-26 | Mitsubishi Electric Corp | Duct type air conditioning system |
JP6381806B2 (ja) * | 2015-07-17 | 2018-08-29 | 三菱電機株式会社 | 空調システム、空調機及び空調方法 |
US10377208B2 (en) * | 2017-08-03 | 2019-08-13 | Ford Global Technologies, Llc | Use of discharge air sensors to control recirculation door during heat request |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57130809A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-13 | Hitachi Ltd | Air conditioner for automobiles |
JPS5876318A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空調機の風量制御方法および装置 |
JPS5938120A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-03-01 | Diesel Kiki Co Ltd | 導入風速による内外気切換ドアの補正方法 |
US4538760A (en) * | 1982-08-27 | 1985-09-03 | Nissan Shatai Company, Limited | Air conditioner control arrangement for automotive vehicle or the like |
JPS5948218A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-19 | Nissan Shatai Co Ltd | 自動車の空調制御装置 |
JPH0638208B2 (ja) * | 1985-06-28 | 1994-05-18 | 株式会社日立製作所 | シ−ケンスプログラム作成装置 |
JPS628810A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Hitachi Ltd | 自動車用空気調和装置の制御装置 |
JPH0613247B2 (ja) * | 1986-04-02 | 1994-02-23 | 株式会社日立製作所 | 自動車用空調機の制御装置 |
JP2500805B2 (ja) * | 1986-09-09 | 1996-05-29 | 株式会社日立製作所 | 自動車用空調機の温度制御装置 |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP62097363A patent/JPH0773971B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-04-19 KR KR1019880004421A patent/KR880012385A/ko not_active Application Discontinuation
- 1988-04-20 US US07/184,067 patent/US4829884A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-21 CA CA000564729A patent/CA1284196C/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1284196C (en) | 1991-05-14 |
KR880012385A (ko) | 1988-11-26 |
US4829884A (en) | 1989-05-16 |
JPS63263125A (ja) | 1988-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0773971B2 (ja) | 自動車用空調機の吹出温度制御装置 | |
JP2780060B2 (ja) | 車輛用空調制御装置 | |
JPH0141522B2 (ja) | ||
JPS6061322A (ja) | 車両の自動空調装置 | |
JP3309542B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH07172137A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3322012B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3417025B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH0446819A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
JP3438277B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3480016B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3399284B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3301200B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2594602B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2817273B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH0645362Y2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
JP3454189B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH0336407Y2 (ja) | ||
JPH07186690A (ja) | 車両用空調装置の風量制御装置 | |
JP3677879B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH07223421A (ja) | 車両用空調装置 | |
JPS60979Y2 (ja) | 車輌用空調装置 | |
JP2675101B2 (ja) | 自動車用空調機の吹出口切換制御装置 | |
JPH0751924Y2 (ja) | 自動車用空気調和機の制御装置 | |
JP2952533B2 (ja) | 車両用空調装置の上下配風制御装置 |