JPH07208215A - 内燃機関のスロットル制御装置 - Google Patents
内燃機関のスロットル制御装置Info
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- JPH07208215A JPH07208215A JP21798394A JP21798394A JPH07208215A JP H07208215 A JPH07208215 A JP H07208215A JP 21798394 A JP21798394 A JP 21798394A JP 21798394 A JP21798394 A JP 21798394A JP H07208215 A JPH07208215 A JP H07208215A
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スロットルバルブを減速方向,増速方向の両
方向にアクチュエータで駆動できるとともに、増速方向
への駆動状態から、アクセル操作によってさらに増速方
向へ駆動できる装置とする。 【構成】 スロットル14と連動する第2のレバー4に
対し、アクチュエータ1で駆動される第3のレバー5は
増速側と減速側との2つの当接部を有している。定速走
行制御時には、第3のレバー5の増速側の当接部が第2
のレバー4を増速方向へ移動させている。このとき第3
のレバー5の減速側の当接部はさらに増速側に位置して
いるため、第2のレバー4が第3のレバー5の減速側の
当接部に当たることはない。このため、アクセルペダル
9の操作によってスロットル14をさらに増速方向へ移
動させることができる。なお、スロットル14と連動す
る第2のレバー4に所定距離離れた2つの当接部を設け
てもよい。
方向にアクチュエータで駆動できるとともに、増速方向
への駆動状態から、アクセル操作によってさらに増速方
向へ駆動できる装置とする。 【構成】 スロットル14と連動する第2のレバー4に
対し、アクチュエータ1で駆動される第3のレバー5は
増速側と減速側との2つの当接部を有している。定速走
行制御時には、第3のレバー5の増速側の当接部が第2
のレバー4を増速方向へ移動させている。このとき第3
のレバー5の減速側の当接部はさらに増速側に位置して
いるため、第2のレバー4が第3のレバー5の減速側の
当接部に当たることはない。このため、アクセルペダル
9の操作によってスロットル14をさらに増速方向へ移
動させることができる。なお、スロットル14と連動す
る第2のレバー4に所定距離離れた2つの当接部を設け
てもよい。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の回転速度を調
節するスロットルを制御する内燃機関のスロットル制御
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種の装置では特開昭58−14
3142号があり、走行中の走行速度制御のためにアク
チュエータがスロットル開度を増加させ、アクセルから
足を離していてもスロットル開度を一定に保つことがで
きる。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】しかしながらこの従
来装置では、走行速度制御専用のものであり、駆動輪の
スリップ防止ができるものでなく、これを行おうとする
とさらにスリップ防止装置が必要となり体格が大型化し
てしまうという問題点がある。そこで本出願人は、特願
昭60−113932号にて走行速度制御も駆動輪のス
リップ防止も一つの構成にてできるスロットル制御装置
を出願している。ところがこの装置においてもアクチュ
エータが走行速度制御中にドライバーがさらに加速する
べくアクセルを踏みこんでもスロットルバルブを開くこ
とができないという問題点がある。 【0004】本発明は上記問題を解消するもので走行速
度制御も、駆動輪のスリップ防止もでき、さらにアクチ
ュエータの走行速度制御中においてもアクセル操作によ
り追加速を行うことができる、内燃機関のスロットル制
御装置を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、所定の移動範囲内を増速方向と減速方向
とに移動して、内燃機関の回転速度を増減させるスロッ
トル部材と、前記スロット部材を当接して前記スロット
ル部材を移動させる当接部材と、前記当接部材を移動さ
せるアクチュエータと、前記スロットル部材の増速方向
側に設けられ、乗員の操作に応じて増速方向と減速方向
とに移動するアクセル部材と、前記スロットル部材を前
記アクチュエータによる減速方向への駆動力より弱い力
で増速方向に付勢し、前記アクチュエータの減速方向へ
の駆動が行われていない時に前記スロットル部材を前記
アクセル部材に連動させ、前記アクチュエータの作動時
に前記スロットル部材を前記アクセル部材から離れて減
速方向へ移動可能にする増速方向付勢手段とを備え、前
記当接部材は、増速方向に移動するとき前記スロットル
部材に当接し、前記スロットル部材を増速方向へ駆動す
る増速側当接部と、減速方向に移動するとき前記スロッ
トル部材に当接し、前記スロットル部材を減速方向へ駆
動する減速側当接部とを備えるとともに、前記当接部材
の前記増速側当接部と前記減速側当接部とは所定距離離
して設けられ、前記増速側当接部と前記減速側当接部と
の間に前記スロットル部材が位置することを特徴とする
内燃機関のスロットル制御装置という技術的手段を採用
するものである。また、前記アクチュエータは、前記当
接部材への駆動力伝達を断続するクラッチ手段を備えて
いてもよい。また、前記スロットル部材は、所定距離離
して設けられる2つの当接を備え、これら当接部の間に
前記当接部材の前記増速側当接部と前記減速側当接部と
が位置するようにしてもよい。 【0006】また、前記アクチュエータは、前記当接部
材を移動させる駆動手段と、前記当接部材の位置を検出
する検出手段と、前記検出手段が検出する検出位置に応
じて前記駆動機構を制御する制御手段とを備えていても
よい。 【0007】 【作用】上記構成によれば、駆動輪のスリップ防止も、
走行速度制御も、さらにアクチュエータの走行速度制御
中のアクセル操作による追加速もできる。まず、駆動輪
のスリップ防止は、アクチュエータが移動させる当接部
材の減速側当接部がスロットル部材と当接し、増速方向
付勢手段の付勢力よりも強い力でスロットル部材をアク
セル部材から離して移動させることで行うことができ
る。また、走行速度制御は、アクチュエータが移動させ
る当接部材の増速側当接部がスロットル部材と当接し、
スロットル部材を移動させることで行うことができる。
さらに、走行速度制御中の追加速は、増速側当接部がス
ロットル部材と当接中にアクセル部材を増速方向に操作
することにより行うことができる。このとき、増速方向
付勢手段がスロットル部材とアクセル部材と連動させス
ロットル部材を増速方向に動かし、追加速をする。 【0008】 【実施例】図1は本発明の基本的な構成を示す全体構成
図、図2はその要部詳細構成を示す要部構成図である。
この図1,図2において、1はアクチュエータであり、
駆動力を出力する出力軸101と電磁クラッチ102と
減速装置103と駆動源の電気モータ104と出力軸の
位置を検出するポテンショメータ105から構成してい
る。9はアクセル操作部をなすアクセルペダル、10,
11はコントロールケーブル、12はケーブル11に連
結したスロットルレバーで、スプリング13によりスロ
ットル14を閉じる方向に引っ張っている。 【0009】前記コントロールケーブル10,11,の
間にレバー部を配置している。アクセルペダル9に連結
したコントロールケーブル10の他端に第1のレバー2
を連結しており、引張スプリング7により第1のレバー
2を引っ張っている。この第1のレバー2に対して補助
レバー3がスプリング6を介して当接している。この補
助レバー3にはコントロールケーブル11に連結した第
2のレバー4が当接している。この第2のレバー4に対
して所定の間隔を介して第3のレバー5を配設してい
る。この第3レバー5はスプリング8により初期の位置
に保持されており、アクチュエータ1の出力軸101に
連結している。 【0010】40は複数の車輪速度を検出するセンサ部
で、従動輪速度を検出する従動輪センサ41と駆動輪速
度を検出する駆動輪センサ42を有している。このセン
サ部40からの検出信号とアクチュエータ1の出力軸の
回転角度を検出するポテンションメータ105からの角
度信号が電子制御ユニット(以下ECUと呼ぶ)50に
入力され、このECU50はアクチュエータ1に制御信
号を加えている。 【0011】図2において、アクチュエータ1の出力軸
101のまわりに第1,第2のレバー2,4、および補
助レバー3が空転可能な状態で組付てあり、第3のレバ
ー5はナット15により出力軸101に固定されてい
る。第1のレバー2はアクセルペダル9に接続したケー
ブル10と連結しており、スプリング7によって(A方
向から見て)アクチュエータ1に対して反時計方向に力
を受けている。第1のレバー2と補助レバー3はスプリ
ング6により互いの面2aと3aが当接するように力を
受けている。この力はスプリング13が第2のレバー4
を引っ張る力より大きい。 【0012】また、第2のレバー4はケーブル11によ
りスロットルレバー12と連結されており、スロットル
レバー12はスプリング13によってスロットル14が
閉じる方向に力を受けているため、第2のレバー4は反
時計方向の力を受けており、面4cと3aは接触状態に
なっている。また、出力軸101に固定された第3のレ
バー5はその面5a,5bで第2のレバー4の面4a,
4bをはさむ位置に取り付けられ、通常のアクセル操作
で第2のレバー4が回転しても、面4a,5aおよび4
b,5bが接触しない位置にスプリング8によって引っ
張られている。 【0013】また、1a,2cはスプリング7の両端を
それぞれアクチュエータ1、第1のレバー2に組付ける
ストッパ、2b,3bはスプリング6の両端をそれぞれ
第1のレバー2および補助レバー3に組付けるストッ
パ、5c,1bはスプリング8の両端をそれぞれ第3の
レバー5、アクチュエータ1に組付けるストッパであ
る。 次にアクチュエータ1の内部構成を図3を用いて
説明する。出力軸101のまわりに電磁クラッチ102
が空転可能に組付てあり、プレート108は出力軸10
1に固定されている。電磁クラッチ102に吸引される
クラッチプレート106は板バネ107を介してプレー
ト108に組付けてある。109は電磁クラッチ102
のコイル102aに通電するためのターミナルで、コイ
ル102aを励磁するとクラッチプレート106が電磁
クラッチ102と結合する。 【0014】モータ104の回転はウォームギヤ103
を介して電磁クラッチ102に伝えられ、さらにその回
転コイル102aを励磁した時に、クラッチプレート1
06、板バネ107、プレート108を介して出力軸1
01に伝えられる。また、ポテンショメータ105の軸
105aは出力軸101に組付けられており、出力軸1
01の回転角ポテンショメータ105によって検出され
るようになっている。 【0015】次に、上記構成においてその作動を説明す
る。 (i)通常のアクセル操作時 運転者がアクセルペダル9を踏み込むと、コントロール
ケーブル10を介して第1のレバー2が時計方向回転す
る。またレバー2と3の間のスプリング6の設定荷重は
スプリング13によってレバー4が引っ張られる力より
大きいため、レバー2の回転に伴い、補助レバー3も面
2aと3aがくっついたままの状態で同方向に回転し、
さらにレバー4の面4cもレバー3の面3aに押される
ためレバー4も同方向に回転し、ケーブル11を介して
スロットルレバー12が引っ張られ、スロットル14が
開く。 【0016】運転者がアクセルペダル9の踏込量を減少
させれば、スプリング7,13によってレバー2,3,
4、スロットルレバー12は反時計方向に回転し、スロ
ットル14が閉じる。このように、通常のアクセル操作
ではスロットル14はアクセルペダル9によって機械的
に動かされ、常にスロットル開度とアクセルペダル踏込
量は対応している。また、アクセルペダル9を踏まない
状態(スロットル全閉状態)でもレバー4の面4bとレ
バー5の面5bは接触せず、アクセルペダル9が目いっ
ぱい踏み込まれた状態(スロットル全開状態)でもレバ
ー4の面4aとレバー5の面5aが接触しない位置にス
プリング8によってレバー5が引っ張られているため、
通常のアクセル操作時にはアクチュエータ1の出力軸1
01は動かされない。 (ii)スリップ制御時 発進・加速時等に駆動輪に過大なスリップが発生して車
両が安定性を失い、また加速性が悪化するのを防止する
よう制御する。そこでECU50ではセンサ部40から
の信号に基づき駆動輪のスリップを判定しており、スリ
ップ発生時にはアクチュエータ1に対し、スロットル開
度を減少させてエンジントルクを抑制し、スリップを抑
えるよう指令する。ECU50により駆動輪のスリップ
を検出すると、コイル102aを励磁し電磁クラッチ1
02とクラッチプレート106を結合させ、モータ10
4によって出力軸101を反時計方向に回転させる。す
ると出力軸101に固定されたレバー5が同方向に回転
し、面5aが4aに接触し、それ以後レバー4もレバー
5に押されて同方向に回転しスプリング13によりスロ
ットル14が閉じる。この時、レバー3はレバー4の面
4cに押されて反時計方向に回転するが、アクセルペダ
ル9が踏み込まれているためレバー2は反時計方向に回
転せず、レバー2,3の面2a,3aが離れる。 【0017】スリップが抑まるとモータ104を逆転さ
せ出力軸101を時計方向に回転させる。するとレバー
5が同方向に回転するが、スプリング6の力によりレバ
ー3,4もこの回転に伴い面3a,4cおよび面4a,
5aを密着させたまま同方向に追従して回転するため、
コントロールケーブル11を介してスロットル14が開
けられる。スロットル開度がアクセルペダル踏込量と対
応する位置まで戻ると面2aと3aがくっつきレバー3
a,4aはそれ以上時計方向に回転できなくなり、レバ
ー4の面4aとレバー5の面5aが離れる、ここで、さ
らに出力軸101を時計方向に回転し続けるとやがて面
5bが面4bに接触してレバー4を時計方向に回転さ
せ、スロットル開度がアクセルペダル踏込量より大きく
なってしまうことを防ぐため、出力軸101の回転角が
もとの位置(通常位置)に戻ったことをポテンショメー
タ105によって検出して、それ以上出力軸101を時
計方向に駆動することを禁止するようにしてある。 【0018】この状態が所定時間(例えば1〜5se
c)続いた時には、スリップが完全に抑まったとして制
御を終了(モータ、電磁クラッチ共にOFF)する。ま
た、スリップ制御中に運転者が急にアクセルペダル9か
ら足を離した場合にはレバー2の面2aとレバー3の面
3aがくっつき、反時計方向に回転するためレバー4も
スプリング13の力でレバー3と共に同方向に回転し、
スロットル14が閉じられる。この時、面4aと5aが
離れることになるが、レバー4がスロットル全閉位置ま
で戻れる時に面4bと5bが接触することはないので、
スロットル14をすぐに閉じることができる。 (iii)オートドライブ時 オートドライブ中はコイル102aを励磁し、電磁クラ
ッチ102とクラッチプレート106を結合させ、モー
タによって出力軸101を時計方向に回転させる。する
と出力軸101に固定されたレバー5の面5bがレバー
4の面4bと接触し、それ以後レバー4がレバー5に押
されて時計方向に回転しコントロールケーブル11を介
してスロットルレバー12が引っ張られてスロットル1
4が開かれる。この時、アクセルペダル9が踏み込まれ
ていなければレバー3の面3aとレバー4の面4cが離
れ、レバー2,3は動かされない。従って、アクセルペ
ダルを動かさずにスロットル開度を調節して設定車速を
保つことができる。 【0019】オートドライブ中、運転者がさらに加速し
ようとして、アクセルペダル9をさらに踏み込むと、通
常のアクセル操作と同様にコントロールケーブル10を
介してレバー2,3が時計方向に回転し、さらにレバー
4がレバー3に押されて同方向に回転し、スロットル1
4をさらに開くことができる。この時レバー4の面4b
とレバー5の面bが離れる。この加速により車速が設定
車速を越えるとモータ104により出力軸101は反時
計方向(スロットルを閉じる方向)に回転させられる
が、出力軸101を反時計方向に回転し続けるとやがて
面5aが面4aに接触してレバー4を反時計方向に回転
させ、スロットル開度がアクセルペダル踏込量より小さ
くなってしまうことを防ぐため、出力軸101の回転角
がもとの位置(通常位置)に戻ったことをポテンショメ
ータ105によって検出して、それ以上出力軸101を
反時計方向に駆動することを禁止するようにしてある。 【0020】次にECU50の動作の一例を第4図のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、ステップ20
0,201,202にてアクチュエータ1のポテンショ
メータ105、および従動輪、駆動輪センサ41,42
の信号から出力軸回転角αO 、駆動輪速度Vw 、従動輪
速度VV を演算する。ここで出力軸回転角αO は出力軸
101を時計方向(スロットルを閉じる方向)に回転さ
せると小さくなり、反時計方向(スロットルを開ける方
向)に回転させると大きくなり、また制御を行っていな
い時はスプリング8により出力軸作動角はαs になって
いる。 【0021】ステップ203ではオートドライブ実行モ
ードになっているか否かを判別する。もしオートドライ
ブ実行モードになっいる場合はステップ216に移り、
オートドライブ用のプログラムを実行してステップ20
0へ戻る。一方、ステップ203にてオートドライブ実
行モードになっていないと判別された場合はステップ2
04に移り、スリップ判別レベルVT を作成する。すな
わち従動輪速度VV をK倍(K=1.1〜2.0)して
目標スリップ率に対応速度を求め、それにオフセット速
度VO (VO =1〜5km/s)を加えた速度VT (VT
=K・VV +VO )とする。 【0022】次にステップ205でスリップ制御が実行
中であるかどうかを判別する。もしすでにスリップ制御
が開始されていると判別された場合はステップ208に
移る。一方ステップ205でまだスリップ制御が開始さ
れていないと判別された場合はステップ206に移りス
リップ判定を行う。もしステップ206でVW <VTな
らばスリップは発生していないと制御は行わずステップ
200へ戻る。 【0023】一方ステップ206にてVW ≧VT が成立
した場合は駆動輪にスリップが発生したとしてステップ
207に移りスリップ制御を開始し、アクチュエータ1
のコイル102aに通電してステップ208に移る。ス
テップ207ではアクチュエータ1の出力軸101を駆
動速度 【0024】 【外1】 【0025】を演算する。例えば 【0026】 【数1】 【0027】として計算する。次にステップ209で 【0028】 【外2】 【0029】が正か負かを判別し、もし 【0030】 【数2】 【0031】ならばステップ212に移り、アクチュエ
ータ1に対し出力軸101を速度 【0032】 【外3】 【0033】で反時計方向(スロットルを閉じる方向)
に駆動するよう指令しステップ200に戻る。一方ステ
ップ209で 【0034】 【数3】 【0035】ならばステップ210に移り、出力軸回転
角αo と非制御時の回転角αs を比較する。もしαo <
αs ならばステップ211に移り、出力軸101が制御
開始前の位置まで戻っていないとして、アクチュエータ
1に対し出力軸101を速度 【0036】 【外4】 【0037】で時計方向(スロットルを開く方向)に駆
動するよう指令しステップ200へ戻る。一方ステップ
210でαo ≧αs ならばステップ213でこの状態が
所定時間(例えは1〜5sec)以上続いているかどう
かを判別する。所定時間続いていない場合ステップ12
4に移りアクチュエータ1に対し出力軸101を駆動す
ることを禁止する。つまり、ステップ210を通る場合
は速度 【0038】 【外5】 【0039】で出力軸101を時計方向(スロットルを
開ける方向)に駆動するわけであるが、ここではαo ≧
αs となり、この時出力軸101は制御開始前の位置に
戻っているので、それ以上に出力軸101を時計方向に
駆動することを禁止する。一方、ステップ213にてα
o ≧αs の状態が所定時間以上継続していると判別され
た場合は、ステップ215に移りスリップが完全に抑ま
り、スリップ制御の必要がなくなったとしてスリップ制
御を終了し、アクチュエータ1のコイル102aへの通
電を終了してスッテプ200に戻る。 【0040】ここで、スリップ制御中はステップ208
にてアクチュエータ1の出力軸101の駆動速度θをV
w とVV の差に応じて計算しているため、スロットル1
4はスリップの状態に応じた速度で開閉される。このよ
うにアクチュエータ1の駆動速度を変化させるためにE
CU50はアクチュエータ1のモータ104に印加する
電圧を図5に示すようにデューティ制御する。すなわち
デューティ比をt/T(T:周期一定)を制御し、デュ
ーティ比を大きくすれば駆動速度 【0041】 【外6】 【0042】は大きくなる。また、上述の実施例ではス
リップ制御時に出力軸回転角αO はαo ≧αs の範囲で
制御されることになるが、同様にオートドライブ制御は
αo ≧αs の範囲で制御することにしてある。従って、
上述の実施例ではスリップ防止用のアクチュエータをオ
ートドライブ用アクチュエータと一体化し、互いの機能
を損なうことなく経済的なスロットル制御を行うことが
できる。 【0043】さらに、アクチュエータがアクセルペダル
とスロットルレバーを連結するコントロールケーブルの
途中に配置されるため、他の部分の改造を不要であり、
アクセルペダル9とスロットルレバー12は機械的に連
結されているため、リンクレス方式のようにアクセルペ
ダルとスロットルレバーを機械的に連結せずアクセルペ
ダル踏込量とスロットル開度をセンサによって電気的に
検出してスロットル14をステップモータで駆動する方
式に比べて信頼性が高い。 【0044】また、通常のアクセル操作時には、スロッ
トルレバー12に連結されているレバー4によって、出
力軸101に固定されているレバー5が動かされること
はないので、アクチュエータ1自身の信頼性が高く、逆
に万一アクチュエータ1が故障して出力軸101を駆動
することができなくなっても、通常のアクセル操作には
影響ないという利点がある。 【0045】次に図6は第2の実施例を示す。すなわ
ち、図1における補助レバー3を2つの補助レバー3A
と3Bに分けて、これらをコントロールケーブル3cで
連結し、レバー3Aがスプリング6によってレバー2と
一体になるようにし、レバー3Bがレバー4をスロット
ルを開ける方向に押せるように組付けてもよい。また図
1において、スプリング7をレバー2に組付けずに、レ
バー3に組付けてもよい。図6では図に示すようにスプ
リング7をレバー3Bに取付けるようにする。また図1
においてレバー4はレバー5によって挟まれた構成にな
っているが、図6のようにレバー4でレバー5を挟んだ
構成にしてもよい。ここで図6のように補助レバー3を
2つの補助レバー3A,3Bに分けると、アクチュエー
タ1に組付けるレバーやスプリングの数が減りアクチュ
エータ1自体を小型化でき、車載性を良くすることがで
きる。 【0046】また前記実施例では、ポテンショメータ1
05を用いて出力軸回転角αo を検出して出力軸の戻し
すぎを禁止するようにしたが、ポテンショメータ105
のかわりに複数のスイッチを用いて出力軸の戻しすぎや
行きすぎを禁止するようにしてもよい。例えば、出力軸
101の回転に伴いそれぞれ所定の回転角で第3の実施
例を説明する図7のようにON/OFFする3個のスイ
ッチを用い、非制御時には各スイッチa,b,cは状態
IVの信号(スイッチa,b,c共にOFF)を出力して
いる。スリップ制御時には出力軸が反時計方向(スロッ
トル閉方向、図7では左方向)に回転されるため各スイ
ッチの信号は状態I,II,III ,IVのいずれかになる ここで各スイッチの信号が状態IIまたはIII の場合に
は、出力軸をどちらの方向にも駆動でき、状態Iの場合
は反時計方向の駆動のみ禁止し、状態IVの場合は時計方
向の駆動のみ禁止する。つまり、スリップ制御時には出
力軸はスロットルが全閉になるまで反時計方向に駆動さ
れれば十分であるので、余分に反時計方向に駆動すると
状態Iの信号が出力され、それ以上反時計方向に駆動す
ることを禁止する。これにより、行きすぎによるモータ
104のロックを防止することができる。また、スリッ
プが抑まり出力軸が時計方向に回され制御開始時の位置
まで戻ると状態IVの信号が出力され、それ以上時計方向
に駆動することを禁止する。これにより戻りすぎによっ
て出力軸101がオートドライブ時に動く範囲まで動い
てしまうことを防止することができる。 【0047】また、スリップ制御中にはスイッチa,
b,cは状態I,II,III ,IVのいずれかの信号を出力
するはずであるので、これ以外の状態がECUに入力さ
れた時は、スイッチa,b,cの故障、または駆動回路
の故障と判定してすぐに制御を終了(モータ、クラッチ
共にOFF)する 一方、オートドライブ中には出力軸101が時計方向
(スロットル開方向)に回転されるため各スイッチa,
b,cの信号は状態IV,V,VI,VII ,のいずれかにな
る。ここで各スイッチa,b,cの信号が状態V,VIの
場合は、出力軸101をどちらの方向にも駆動でき、状
態IVの場合は反時計方向の駆動のみ禁止し、状態VII の
場合は時計方向の駆動のみ禁止するようになっている。
この実施例ではスイッチa,b,cを3個使用し、どれ
か1個が故障した場合でも上記の動作を保障するように
なっている。 【0048】また、上記の処理は、第1の実施例のよう
にプログラム内で行うようにしてもよいし、IC素子等
で論理回路を構成して行うようにしてもよい。また前記
実施例では、スリップ制御時に出力軸101の駆動速度 【0049】 【外7】【0050】を駆動理速度VW とスリップ判定レべルV
T を用いて求めるようにしたが、ECU50にスロット
ル開度を入力するようにして、スリップ率に応じてスロ
ットル開度の変化量Δθを求め、その変化量Δθだけス
ロットル開度が変化するようにアクチュエータ1を駆動
してもよく、特に制御方法には限定されない。また、前
記実施例のアクチュエータ1はスリップ制御とオートド
ライブ制御両機能を有することで経済的効果を上げてい
るが、これをスリップ制御専用のアクチュエータとして
図8の第4実施例のように構成してもよい。 【0051】すなわち、図1における補助レバー3、ス
プリング7をなくし、レバー2とレバー4をスプリング
6を介して直接連結するようにする。また、レバー5は
レバー4がスロットル14を閉じる方向にのみ駆動でき
るようにし、スプリング8はレバー5を通常のアクセル
操作でレバー4と接触しない位置に戻すように取付け
る。 【0052】また、図1,図6,図8において、スプリ
ング6は1本であるため、万一切れるとアクセルペダル
9とスロットルレバー12の間の機械的連結がなくな
り、アクセルペダル9を踏み込んでもスロットル14を
開くことができなくなってしまうことを防ぐため、スプ
リング6を2本に分けて並列に組みつけ、万一1本が切
れても、もう一本のスプリング力により、スロットル1
4をある程度開けられるようにしてもよい。 【0053】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、駆
動輪のスリップ防止及び走行速度制御されには走行速度
制御中の追加速も行うことのできる構成の簡単な内燃機
関スロットル制御装置を提供することができる。
節するスロットルを制御する内燃機関のスロットル制御
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種の装置では特開昭58−14
3142号があり、走行中の走行速度制御のためにアク
チュエータがスロットル開度を増加させ、アクセルから
足を離していてもスロットル開度を一定に保つことがで
きる。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】しかしながらこの従
来装置では、走行速度制御専用のものであり、駆動輪の
スリップ防止ができるものでなく、これを行おうとする
とさらにスリップ防止装置が必要となり体格が大型化し
てしまうという問題点がある。そこで本出願人は、特願
昭60−113932号にて走行速度制御も駆動輪のス
リップ防止も一つの構成にてできるスロットル制御装置
を出願している。ところがこの装置においてもアクチュ
エータが走行速度制御中にドライバーがさらに加速する
べくアクセルを踏みこんでもスロットルバルブを開くこ
とができないという問題点がある。 【0004】本発明は上記問題を解消するもので走行速
度制御も、駆動輪のスリップ防止もでき、さらにアクチ
ュエータの走行速度制御中においてもアクセル操作によ
り追加速を行うことができる、内燃機関のスロットル制
御装置を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、所定の移動範囲内を増速方向と減速方向
とに移動して、内燃機関の回転速度を増減させるスロッ
トル部材と、前記スロット部材を当接して前記スロット
ル部材を移動させる当接部材と、前記当接部材を移動さ
せるアクチュエータと、前記スロットル部材の増速方向
側に設けられ、乗員の操作に応じて増速方向と減速方向
とに移動するアクセル部材と、前記スロットル部材を前
記アクチュエータによる減速方向への駆動力より弱い力
で増速方向に付勢し、前記アクチュエータの減速方向へ
の駆動が行われていない時に前記スロットル部材を前記
アクセル部材に連動させ、前記アクチュエータの作動時
に前記スロットル部材を前記アクセル部材から離れて減
速方向へ移動可能にする増速方向付勢手段とを備え、前
記当接部材は、増速方向に移動するとき前記スロットル
部材に当接し、前記スロットル部材を増速方向へ駆動す
る増速側当接部と、減速方向に移動するとき前記スロッ
トル部材に当接し、前記スロットル部材を減速方向へ駆
動する減速側当接部とを備えるとともに、前記当接部材
の前記増速側当接部と前記減速側当接部とは所定距離離
して設けられ、前記増速側当接部と前記減速側当接部と
の間に前記スロットル部材が位置することを特徴とする
内燃機関のスロットル制御装置という技術的手段を採用
するものである。また、前記アクチュエータは、前記当
接部材への駆動力伝達を断続するクラッチ手段を備えて
いてもよい。また、前記スロットル部材は、所定距離離
して設けられる2つの当接を備え、これら当接部の間に
前記当接部材の前記増速側当接部と前記減速側当接部と
が位置するようにしてもよい。 【0006】また、前記アクチュエータは、前記当接部
材を移動させる駆動手段と、前記当接部材の位置を検出
する検出手段と、前記検出手段が検出する検出位置に応
じて前記駆動機構を制御する制御手段とを備えていても
よい。 【0007】 【作用】上記構成によれば、駆動輪のスリップ防止も、
走行速度制御も、さらにアクチュエータの走行速度制御
中のアクセル操作による追加速もできる。まず、駆動輪
のスリップ防止は、アクチュエータが移動させる当接部
材の減速側当接部がスロットル部材と当接し、増速方向
付勢手段の付勢力よりも強い力でスロットル部材をアク
セル部材から離して移動させることで行うことができ
る。また、走行速度制御は、アクチュエータが移動させ
る当接部材の増速側当接部がスロットル部材と当接し、
スロットル部材を移動させることで行うことができる。
さらに、走行速度制御中の追加速は、増速側当接部がス
ロットル部材と当接中にアクセル部材を増速方向に操作
することにより行うことができる。このとき、増速方向
付勢手段がスロットル部材とアクセル部材と連動させス
ロットル部材を増速方向に動かし、追加速をする。 【0008】 【実施例】図1は本発明の基本的な構成を示す全体構成
図、図2はその要部詳細構成を示す要部構成図である。
この図1,図2において、1はアクチュエータであり、
駆動力を出力する出力軸101と電磁クラッチ102と
減速装置103と駆動源の電気モータ104と出力軸の
位置を検出するポテンショメータ105から構成してい
る。9はアクセル操作部をなすアクセルペダル、10,
11はコントロールケーブル、12はケーブル11に連
結したスロットルレバーで、スプリング13によりスロ
ットル14を閉じる方向に引っ張っている。 【0009】前記コントロールケーブル10,11,の
間にレバー部を配置している。アクセルペダル9に連結
したコントロールケーブル10の他端に第1のレバー2
を連結しており、引張スプリング7により第1のレバー
2を引っ張っている。この第1のレバー2に対して補助
レバー3がスプリング6を介して当接している。この補
助レバー3にはコントロールケーブル11に連結した第
2のレバー4が当接している。この第2のレバー4に対
して所定の間隔を介して第3のレバー5を配設してい
る。この第3レバー5はスプリング8により初期の位置
に保持されており、アクチュエータ1の出力軸101に
連結している。 【0010】40は複数の車輪速度を検出するセンサ部
で、従動輪速度を検出する従動輪センサ41と駆動輪速
度を検出する駆動輪センサ42を有している。このセン
サ部40からの検出信号とアクチュエータ1の出力軸の
回転角度を検出するポテンションメータ105からの角
度信号が電子制御ユニット(以下ECUと呼ぶ)50に
入力され、このECU50はアクチュエータ1に制御信
号を加えている。 【0011】図2において、アクチュエータ1の出力軸
101のまわりに第1,第2のレバー2,4、および補
助レバー3が空転可能な状態で組付てあり、第3のレバ
ー5はナット15により出力軸101に固定されてい
る。第1のレバー2はアクセルペダル9に接続したケー
ブル10と連結しており、スプリング7によって(A方
向から見て)アクチュエータ1に対して反時計方向に力
を受けている。第1のレバー2と補助レバー3はスプリ
ング6により互いの面2aと3aが当接するように力を
受けている。この力はスプリング13が第2のレバー4
を引っ張る力より大きい。 【0012】また、第2のレバー4はケーブル11によ
りスロットルレバー12と連結されており、スロットル
レバー12はスプリング13によってスロットル14が
閉じる方向に力を受けているため、第2のレバー4は反
時計方向の力を受けており、面4cと3aは接触状態に
なっている。また、出力軸101に固定された第3のレ
バー5はその面5a,5bで第2のレバー4の面4a,
4bをはさむ位置に取り付けられ、通常のアクセル操作
で第2のレバー4が回転しても、面4a,5aおよび4
b,5bが接触しない位置にスプリング8によって引っ
張られている。 【0013】また、1a,2cはスプリング7の両端を
それぞれアクチュエータ1、第1のレバー2に組付ける
ストッパ、2b,3bはスプリング6の両端をそれぞれ
第1のレバー2および補助レバー3に組付けるストッ
パ、5c,1bはスプリング8の両端をそれぞれ第3の
レバー5、アクチュエータ1に組付けるストッパであ
る。 次にアクチュエータ1の内部構成を図3を用いて
説明する。出力軸101のまわりに電磁クラッチ102
が空転可能に組付てあり、プレート108は出力軸10
1に固定されている。電磁クラッチ102に吸引される
クラッチプレート106は板バネ107を介してプレー
ト108に組付けてある。109は電磁クラッチ102
のコイル102aに通電するためのターミナルで、コイ
ル102aを励磁するとクラッチプレート106が電磁
クラッチ102と結合する。 【0014】モータ104の回転はウォームギヤ103
を介して電磁クラッチ102に伝えられ、さらにその回
転コイル102aを励磁した時に、クラッチプレート1
06、板バネ107、プレート108を介して出力軸1
01に伝えられる。また、ポテンショメータ105の軸
105aは出力軸101に組付けられており、出力軸1
01の回転角ポテンショメータ105によって検出され
るようになっている。 【0015】次に、上記構成においてその作動を説明す
る。 (i)通常のアクセル操作時 運転者がアクセルペダル9を踏み込むと、コントロール
ケーブル10を介して第1のレバー2が時計方向回転す
る。またレバー2と3の間のスプリング6の設定荷重は
スプリング13によってレバー4が引っ張られる力より
大きいため、レバー2の回転に伴い、補助レバー3も面
2aと3aがくっついたままの状態で同方向に回転し、
さらにレバー4の面4cもレバー3の面3aに押される
ためレバー4も同方向に回転し、ケーブル11を介して
スロットルレバー12が引っ張られ、スロットル14が
開く。 【0016】運転者がアクセルペダル9の踏込量を減少
させれば、スプリング7,13によってレバー2,3,
4、スロットルレバー12は反時計方向に回転し、スロ
ットル14が閉じる。このように、通常のアクセル操作
ではスロットル14はアクセルペダル9によって機械的
に動かされ、常にスロットル開度とアクセルペダル踏込
量は対応している。また、アクセルペダル9を踏まない
状態(スロットル全閉状態)でもレバー4の面4bとレ
バー5の面5bは接触せず、アクセルペダル9が目いっ
ぱい踏み込まれた状態(スロットル全開状態)でもレバ
ー4の面4aとレバー5の面5aが接触しない位置にス
プリング8によってレバー5が引っ張られているため、
通常のアクセル操作時にはアクチュエータ1の出力軸1
01は動かされない。 (ii)スリップ制御時 発進・加速時等に駆動輪に過大なスリップが発生して車
両が安定性を失い、また加速性が悪化するのを防止する
よう制御する。そこでECU50ではセンサ部40から
の信号に基づき駆動輪のスリップを判定しており、スリ
ップ発生時にはアクチュエータ1に対し、スロットル開
度を減少させてエンジントルクを抑制し、スリップを抑
えるよう指令する。ECU50により駆動輪のスリップ
を検出すると、コイル102aを励磁し電磁クラッチ1
02とクラッチプレート106を結合させ、モータ10
4によって出力軸101を反時計方向に回転させる。す
ると出力軸101に固定されたレバー5が同方向に回転
し、面5aが4aに接触し、それ以後レバー4もレバー
5に押されて同方向に回転しスプリング13によりスロ
ットル14が閉じる。この時、レバー3はレバー4の面
4cに押されて反時計方向に回転するが、アクセルペダ
ル9が踏み込まれているためレバー2は反時計方向に回
転せず、レバー2,3の面2a,3aが離れる。 【0017】スリップが抑まるとモータ104を逆転さ
せ出力軸101を時計方向に回転させる。するとレバー
5が同方向に回転するが、スプリング6の力によりレバ
ー3,4もこの回転に伴い面3a,4cおよび面4a,
5aを密着させたまま同方向に追従して回転するため、
コントロールケーブル11を介してスロットル14が開
けられる。スロットル開度がアクセルペダル踏込量と対
応する位置まで戻ると面2aと3aがくっつきレバー3
a,4aはそれ以上時計方向に回転できなくなり、レバ
ー4の面4aとレバー5の面5aが離れる、ここで、さ
らに出力軸101を時計方向に回転し続けるとやがて面
5bが面4bに接触してレバー4を時計方向に回転さ
せ、スロットル開度がアクセルペダル踏込量より大きく
なってしまうことを防ぐため、出力軸101の回転角が
もとの位置(通常位置)に戻ったことをポテンショメー
タ105によって検出して、それ以上出力軸101を時
計方向に駆動することを禁止するようにしてある。 【0018】この状態が所定時間(例えば1〜5se
c)続いた時には、スリップが完全に抑まったとして制
御を終了(モータ、電磁クラッチ共にOFF)する。ま
た、スリップ制御中に運転者が急にアクセルペダル9か
ら足を離した場合にはレバー2の面2aとレバー3の面
3aがくっつき、反時計方向に回転するためレバー4も
スプリング13の力でレバー3と共に同方向に回転し、
スロットル14が閉じられる。この時、面4aと5aが
離れることになるが、レバー4がスロットル全閉位置ま
で戻れる時に面4bと5bが接触することはないので、
スロットル14をすぐに閉じることができる。 (iii)オートドライブ時 オートドライブ中はコイル102aを励磁し、電磁クラ
ッチ102とクラッチプレート106を結合させ、モー
タによって出力軸101を時計方向に回転させる。する
と出力軸101に固定されたレバー5の面5bがレバー
4の面4bと接触し、それ以後レバー4がレバー5に押
されて時計方向に回転しコントロールケーブル11を介
してスロットルレバー12が引っ張られてスロットル1
4が開かれる。この時、アクセルペダル9が踏み込まれ
ていなければレバー3の面3aとレバー4の面4cが離
れ、レバー2,3は動かされない。従って、アクセルペ
ダルを動かさずにスロットル開度を調節して設定車速を
保つことができる。 【0019】オートドライブ中、運転者がさらに加速し
ようとして、アクセルペダル9をさらに踏み込むと、通
常のアクセル操作と同様にコントロールケーブル10を
介してレバー2,3が時計方向に回転し、さらにレバー
4がレバー3に押されて同方向に回転し、スロットル1
4をさらに開くことができる。この時レバー4の面4b
とレバー5の面bが離れる。この加速により車速が設定
車速を越えるとモータ104により出力軸101は反時
計方向(スロットルを閉じる方向)に回転させられる
が、出力軸101を反時計方向に回転し続けるとやがて
面5aが面4aに接触してレバー4を反時計方向に回転
させ、スロットル開度がアクセルペダル踏込量より小さ
くなってしまうことを防ぐため、出力軸101の回転角
がもとの位置(通常位置)に戻ったことをポテンショメ
ータ105によって検出して、それ以上出力軸101を
反時計方向に駆動することを禁止するようにしてある。 【0020】次にECU50の動作の一例を第4図のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、ステップ20
0,201,202にてアクチュエータ1のポテンショ
メータ105、および従動輪、駆動輪センサ41,42
の信号から出力軸回転角αO 、駆動輪速度Vw 、従動輪
速度VV を演算する。ここで出力軸回転角αO は出力軸
101を時計方向(スロットルを閉じる方向)に回転さ
せると小さくなり、反時計方向(スロットルを開ける方
向)に回転させると大きくなり、また制御を行っていな
い時はスプリング8により出力軸作動角はαs になって
いる。 【0021】ステップ203ではオートドライブ実行モ
ードになっているか否かを判別する。もしオートドライ
ブ実行モードになっいる場合はステップ216に移り、
オートドライブ用のプログラムを実行してステップ20
0へ戻る。一方、ステップ203にてオートドライブ実
行モードになっていないと判別された場合はステップ2
04に移り、スリップ判別レベルVT を作成する。すな
わち従動輪速度VV をK倍(K=1.1〜2.0)して
目標スリップ率に対応速度を求め、それにオフセット速
度VO (VO =1〜5km/s)を加えた速度VT (VT
=K・VV +VO )とする。 【0022】次にステップ205でスリップ制御が実行
中であるかどうかを判別する。もしすでにスリップ制御
が開始されていると判別された場合はステップ208に
移る。一方ステップ205でまだスリップ制御が開始さ
れていないと判別された場合はステップ206に移りス
リップ判定を行う。もしステップ206でVW <VTな
らばスリップは発生していないと制御は行わずステップ
200へ戻る。 【0023】一方ステップ206にてVW ≧VT が成立
した場合は駆動輪にスリップが発生したとしてステップ
207に移りスリップ制御を開始し、アクチュエータ1
のコイル102aに通電してステップ208に移る。ス
テップ207ではアクチュエータ1の出力軸101を駆
動速度 【0024】 【外1】 【0025】を演算する。例えば 【0026】 【数1】 【0027】として計算する。次にステップ209で 【0028】 【外2】 【0029】が正か負かを判別し、もし 【0030】 【数2】 【0031】ならばステップ212に移り、アクチュエ
ータ1に対し出力軸101を速度 【0032】 【外3】 【0033】で反時計方向(スロットルを閉じる方向)
に駆動するよう指令しステップ200に戻る。一方ステ
ップ209で 【0034】 【数3】 【0035】ならばステップ210に移り、出力軸回転
角αo と非制御時の回転角αs を比較する。もしαo <
αs ならばステップ211に移り、出力軸101が制御
開始前の位置まで戻っていないとして、アクチュエータ
1に対し出力軸101を速度 【0036】 【外4】 【0037】で時計方向(スロットルを開く方向)に駆
動するよう指令しステップ200へ戻る。一方ステップ
210でαo ≧αs ならばステップ213でこの状態が
所定時間(例えは1〜5sec)以上続いているかどう
かを判別する。所定時間続いていない場合ステップ12
4に移りアクチュエータ1に対し出力軸101を駆動す
ることを禁止する。つまり、ステップ210を通る場合
は速度 【0038】 【外5】 【0039】で出力軸101を時計方向(スロットルを
開ける方向)に駆動するわけであるが、ここではαo ≧
αs となり、この時出力軸101は制御開始前の位置に
戻っているので、それ以上に出力軸101を時計方向に
駆動することを禁止する。一方、ステップ213にてα
o ≧αs の状態が所定時間以上継続していると判別され
た場合は、ステップ215に移りスリップが完全に抑ま
り、スリップ制御の必要がなくなったとしてスリップ制
御を終了し、アクチュエータ1のコイル102aへの通
電を終了してスッテプ200に戻る。 【0040】ここで、スリップ制御中はステップ208
にてアクチュエータ1の出力軸101の駆動速度θをV
w とVV の差に応じて計算しているため、スロットル1
4はスリップの状態に応じた速度で開閉される。このよ
うにアクチュエータ1の駆動速度を変化させるためにE
CU50はアクチュエータ1のモータ104に印加する
電圧を図5に示すようにデューティ制御する。すなわち
デューティ比をt/T(T:周期一定)を制御し、デュ
ーティ比を大きくすれば駆動速度 【0041】 【外6】 【0042】は大きくなる。また、上述の実施例ではス
リップ制御時に出力軸回転角αO はαo ≧αs の範囲で
制御されることになるが、同様にオートドライブ制御は
αo ≧αs の範囲で制御することにしてある。従って、
上述の実施例ではスリップ防止用のアクチュエータをオ
ートドライブ用アクチュエータと一体化し、互いの機能
を損なうことなく経済的なスロットル制御を行うことが
できる。 【0043】さらに、アクチュエータがアクセルペダル
とスロットルレバーを連結するコントロールケーブルの
途中に配置されるため、他の部分の改造を不要であり、
アクセルペダル9とスロットルレバー12は機械的に連
結されているため、リンクレス方式のようにアクセルペ
ダルとスロットルレバーを機械的に連結せずアクセルペ
ダル踏込量とスロットル開度をセンサによって電気的に
検出してスロットル14をステップモータで駆動する方
式に比べて信頼性が高い。 【0044】また、通常のアクセル操作時には、スロッ
トルレバー12に連結されているレバー4によって、出
力軸101に固定されているレバー5が動かされること
はないので、アクチュエータ1自身の信頼性が高く、逆
に万一アクチュエータ1が故障して出力軸101を駆動
することができなくなっても、通常のアクセル操作には
影響ないという利点がある。 【0045】次に図6は第2の実施例を示す。すなわ
ち、図1における補助レバー3を2つの補助レバー3A
と3Bに分けて、これらをコントロールケーブル3cで
連結し、レバー3Aがスプリング6によってレバー2と
一体になるようにし、レバー3Bがレバー4をスロット
ルを開ける方向に押せるように組付けてもよい。また図
1において、スプリング7をレバー2に組付けずに、レ
バー3に組付けてもよい。図6では図に示すようにスプ
リング7をレバー3Bに取付けるようにする。また図1
においてレバー4はレバー5によって挟まれた構成にな
っているが、図6のようにレバー4でレバー5を挟んだ
構成にしてもよい。ここで図6のように補助レバー3を
2つの補助レバー3A,3Bに分けると、アクチュエー
タ1に組付けるレバーやスプリングの数が減りアクチュ
エータ1自体を小型化でき、車載性を良くすることがで
きる。 【0046】また前記実施例では、ポテンショメータ1
05を用いて出力軸回転角αo を検出して出力軸の戻し
すぎを禁止するようにしたが、ポテンショメータ105
のかわりに複数のスイッチを用いて出力軸の戻しすぎや
行きすぎを禁止するようにしてもよい。例えば、出力軸
101の回転に伴いそれぞれ所定の回転角で第3の実施
例を説明する図7のようにON/OFFする3個のスイ
ッチを用い、非制御時には各スイッチa,b,cは状態
IVの信号(スイッチa,b,c共にOFF)を出力して
いる。スリップ制御時には出力軸が反時計方向(スロッ
トル閉方向、図7では左方向)に回転されるため各スイ
ッチの信号は状態I,II,III ,IVのいずれかになる ここで各スイッチの信号が状態IIまたはIII の場合に
は、出力軸をどちらの方向にも駆動でき、状態Iの場合
は反時計方向の駆動のみ禁止し、状態IVの場合は時計方
向の駆動のみ禁止する。つまり、スリップ制御時には出
力軸はスロットルが全閉になるまで反時計方向に駆動さ
れれば十分であるので、余分に反時計方向に駆動すると
状態Iの信号が出力され、それ以上反時計方向に駆動す
ることを禁止する。これにより、行きすぎによるモータ
104のロックを防止することができる。また、スリッ
プが抑まり出力軸が時計方向に回され制御開始時の位置
まで戻ると状態IVの信号が出力され、それ以上時計方向
に駆動することを禁止する。これにより戻りすぎによっ
て出力軸101がオートドライブ時に動く範囲まで動い
てしまうことを防止することができる。 【0047】また、スリップ制御中にはスイッチa,
b,cは状態I,II,III ,IVのいずれかの信号を出力
するはずであるので、これ以外の状態がECUに入力さ
れた時は、スイッチa,b,cの故障、または駆動回路
の故障と判定してすぐに制御を終了(モータ、クラッチ
共にOFF)する 一方、オートドライブ中には出力軸101が時計方向
(スロットル開方向)に回転されるため各スイッチa,
b,cの信号は状態IV,V,VI,VII ,のいずれかにな
る。ここで各スイッチa,b,cの信号が状態V,VIの
場合は、出力軸101をどちらの方向にも駆動でき、状
態IVの場合は反時計方向の駆動のみ禁止し、状態VII の
場合は時計方向の駆動のみ禁止するようになっている。
この実施例ではスイッチa,b,cを3個使用し、どれ
か1個が故障した場合でも上記の動作を保障するように
なっている。 【0048】また、上記の処理は、第1の実施例のよう
にプログラム内で行うようにしてもよいし、IC素子等
で論理回路を構成して行うようにしてもよい。また前記
実施例では、スリップ制御時に出力軸101の駆動速度 【0049】 【外7】【0050】を駆動理速度VW とスリップ判定レべルV
T を用いて求めるようにしたが、ECU50にスロット
ル開度を入力するようにして、スリップ率に応じてスロ
ットル開度の変化量Δθを求め、その変化量Δθだけス
ロットル開度が変化するようにアクチュエータ1を駆動
してもよく、特に制御方法には限定されない。また、前
記実施例のアクチュエータ1はスリップ制御とオートド
ライブ制御両機能を有することで経済的効果を上げてい
るが、これをスリップ制御専用のアクチュエータとして
図8の第4実施例のように構成してもよい。 【0051】すなわち、図1における補助レバー3、ス
プリング7をなくし、レバー2とレバー4をスプリング
6を介して直接連結するようにする。また、レバー5は
レバー4がスロットル14を閉じる方向にのみ駆動でき
るようにし、スプリング8はレバー5を通常のアクセル
操作でレバー4と接触しない位置に戻すように取付け
る。 【0052】また、図1,図6,図8において、スプリ
ング6は1本であるため、万一切れるとアクセルペダル
9とスロットルレバー12の間の機械的連結がなくな
り、アクセルペダル9を踏み込んでもスロットル14を
開くことができなくなってしまうことを防ぐため、スプ
リング6を2本に分けて並列に組みつけ、万一1本が切
れても、もう一本のスプリング力により、スロットル1
4をある程度開けられるようにしてもよい。 【0053】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、駆
動輪のスリップ防止及び走行速度制御されには走行速度
制御中の追加速も行うことのできる構成の簡単な内燃機
関スロットル制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す全体構成図であ
る。 【図2】その要部詳細な構成を示す要部構成図である。 【図3】アクチュエータの内部構成を示す断面構成図で
ある。 【図4】ECUの演算処理を示すフローチャートであ
る。 【図5】ECUによる駆動デューティを示す波形図であ
る。 【図6】本発明の第2の実施例を示す構成図である。 【図7】本発明の第3実施例の要部作動説明を示す説明
図である 【図8】本発明の第4実施例を示す構成図である。 【符号の説明】 1 アクチュエータ 2 第1のレバー 3 補助レバー 4 第2のレバー 5 第3のレバー 6 スプリング 9 アクセル操作部をなすアクセルペダル 14 スロットル 40 センサ部 50 ECU
る。 【図2】その要部詳細な構成を示す要部構成図である。 【図3】アクチュエータの内部構成を示す断面構成図で
ある。 【図4】ECUの演算処理を示すフローチャートであ
る。 【図5】ECUによる駆動デューティを示す波形図であ
る。 【図6】本発明の第2の実施例を示す構成図である。 【図7】本発明の第3実施例の要部作動説明を示す説明
図である 【図8】本発明の第4実施例を示す構成図である。 【符号の説明】 1 アクチュエータ 2 第1のレバー 3 補助レバー 4 第2のレバー 5 第3のレバー 6 スプリング 9 アクセル操作部をなすアクセルペダル 14 スロットル 40 センサ部 50 ECU
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
F02D 11/10 N
29/02 301 B
311 A
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)所定の移動範囲内を増速方向と減速方向とに移動
して、内燃機関の回転速度を増減させるスロットル部材
と、 前記スロットル部材を当接して前記スロットル部材を移
動させる当接部材と、 前記当接部材を移動させるアクチュエータと、 前記スロットル部材の増速方向側に設けられ、乗員の操
作に応じて増速方向と減速方向とに移動するアクセル部
材と、 前記スロットル部材を前記アクチュエータによる減速方
向への駆動力より弱い力で増速方向に付勢し、前記アク
チュエータの減速方向への駆動が行われていない時に前
記スロットル部材を前記アクセル部材に連動させ、前記
アクチュエータの作動時に前記スロットル部材を前記ア
クセル部材から離れて減速方向へ移動可能にする増速方
向付勢手段と、 を備え、前記当接部材は増速方向に移動するとき前記ス
ロットル部材に当接し、前記スロットル部材を増速方向
へ駆動する増速側当接部と、 減速方向に移動するとき前記スロットル部材に当接し、
前記スロットル部材を減速方向へ駆動する減速側当接部
材とを備えるとともに、 前記当接部材の前記増速側当接部と前記減速側当接部と
は所定距離離して設けられ、前記増速側当接部と前記減
速側当接部との間に前記スロットル部材が位置すること
を特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。 (2) 前記アクチュエータは、 前記当接部材への駆動力伝達を断続するクラッチ手段を
備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内
燃機関のスロットル制御装置。 (3) 前記スロットル部材は、所定距離離して設けら
れる2つの当接部を備え、これら当接部の間に前記当接
部材の前記増速側当接部と前記減速側当接部とが位置す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機
関のスロットル制御装置。 (4) 前記アクチュエータは、 前記当接部材を移動させる駆動手段と、 前記当接部材の位置を検出する検出手段と、 前記検出手段が検出する検出位置に応じて前記駆動機構
を制御する制御手段とを備えることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の内燃機関のスロットル制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6217983A JP2576075B2 (ja) | 1994-08-20 | 1994-08-20 | 内燃機関のスロットル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6217983A JP2576075B2 (ja) | 1994-08-20 | 1994-08-20 | 内燃機関のスロットル制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61028324A Division JP2503409B2 (ja) | 1985-05-27 | 1986-02-11 | 内燃機関のスロットル制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208215A true JPH07208215A (ja) | 1995-08-08 |
JP2576075B2 JP2576075B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=16712790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6217983A Expired - Lifetime JP2576075B2 (ja) | 1994-08-20 | 1994-08-20 | 内燃機関のスロットル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576075B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2749612A1 (fr) * | 1996-06-10 | 1997-12-12 | Valeo | Dispositif de commande d'un papillon d'admission comportant des moyens de detection d'une diminution rapide de l'effort exerce sur la pedale |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS497648A (ja) * | 1972-03-29 | 1974-01-23 | ||
JPS4961823A (ja) * | 1972-10-16 | 1974-06-15 | ||
JPS5383225A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-22 | Vdo Schindling | Speed adjuster for automobile |
JPS542449A (en) * | 1977-06-06 | 1979-01-10 | Teijin Ltd | Temperatre controll method of heated fluid in crimping process |
JPS60243343A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-12-03 | Aisin Seiki Co Ltd | スロットル制御装置及びその制御方法 |
-
1994
- 1994-08-20 JP JP6217983A patent/JP2576075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS497648A (ja) * | 1972-03-29 | 1974-01-23 | ||
JPS4961823A (ja) * | 1972-10-16 | 1974-06-15 | ||
JPS5383225A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-22 | Vdo Schindling | Speed adjuster for automobile |
JPS542449A (en) * | 1977-06-06 | 1979-01-10 | Teijin Ltd | Temperatre controll method of heated fluid in crimping process |
JPS60243343A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-12-03 | Aisin Seiki Co Ltd | スロットル制御装置及びその制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2749612A1 (fr) * | 1996-06-10 | 1997-12-12 | Valeo | Dispositif de commande d'un papillon d'admission comportant des moyens de detection d'une diminution rapide de l'effort exerce sur la pedale |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576075B2 (ja) | 1997-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960904 |