JPH0686311A - 色信号クランプ装置 - Google Patents
色信号クランプ装置Info
- Publication number
- JPH0686311A JPH0686311A JP4255674A JP25567492A JPH0686311A JP H0686311 A JPH0686311 A JP H0686311A JP 4255674 A JP4255674 A JP 4255674A JP 25567492 A JP25567492 A JP 25567492A JP H0686311 A JPH0686311 A JP H0686311A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- color
- circuit
- color difference
- output signal
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オフセット調整を容易に行える色信号クラン
プ装置を得る。 【構成】 Ｒ、Ｇ、Ｂ点順次色信号に対してオフセット
値を付加した信号からＯＢ検出回路７で検出したＯＢレ
ベルの平均値を減算し、この減算出力をスイッチ１０を
介してホワイトバランス調整回路１１、ガンマ補正回路
１２、色差信号生成回路１３に加える。このとき色差信
号ベクトルをモニタリングしながらオフセット値を調整
する。 【効果】 オフセット調整が簡単になり、正確なＯＢレ
ベルにクランプすることができる。
プ装置を得る。 【構成】 Ｒ、Ｇ、Ｂ点順次色信号に対してオフセット
値を付加した信号からＯＢ検出回路７で検出したＯＢレ
ベルの平均値を減算し、この減算出力をスイッチ１０を
介してホワイトバランス調整回路１１、ガンマ補正回路
１２、色差信号生成回路１３に加える。このとき色差信
号ベクトルをモニタリングしながらオフセット値を調整
する。 【効果】 オフセット調整が簡単になり、正確なＯＢレ
ベルにクランプすることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラの撮像素
子の出力信号から得られるＲ、Ｇ、Ｂ点順次色信号をＯ
Ｂレベル等の基準レベルにクランプする場合等に用いて
好適な色信号クランプ装置に関するものである。
子の出力信号から得られるＲ、Ｇ、Ｂ点順次色信号をＯ
Ｂレベル等の基準レベルにクランプする場合等に用いて
好適な色信号クランプ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＣＣＤ等の撮像素子を用いたビデオカメ
ラにおいては、撮像素子から得られる信号からＲ、Ｇ、
Ｂの点順次色信号を作り、この色信号を色クランプ回路
でＯＢレベルにクランプするようにしている。
ラにおいては、撮像素子から得られる信号からＲ、Ｇ、
Ｂの点順次色信号を作り、この色信号を色クランプ回路
でＯＢレベルにクランプするようにしている。
【０００３】従来の色クランプ回路は、色信号にオフセ
ット値を付加すると共に、色信号のＯＢレベルを検出
し、その検出レベルを上記オフセット値が付加された色
信号から減算し、その減算出力のＯＢレベルがゼロとな
るように、上記オフセット値を調整するようにしてい
る。
ット値を付加すると共に、色信号のＯＢレベルを検出
し、その検出レベルを上記オフセット値が付加された色
信号から減算し、その減算出力のＯＢレベルがゼロとな
るように、上記オフセット値を調整するようにしてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の色
クランプ回路は、クランプ後の信号をモニタリングする
手段がないため、クランプレベルの調整をモニタリング
することなく行っており、このための正確なＯＢレベル
を得ることが困難となっていた。
クランプ回路は、クランプ後の信号をモニタリングする
手段がないため、クランプレベルの調整をモニタリング
することなく行っており、このための正確なＯＢレベル
を得ることが困難となっていた。
【０００５】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、正確なＯＢレベルにクランプするこ
とのできる色信号クランプ装置を得ることを目的として
いる。
になされたもので、正確なＯＢレベルにクランプするこ
とのできる色信号クランプ装置を得ることを目的として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明においては、オフ
セット値を与えて一旦クランプした色信号に対してホワ
イトバランス調整及びガンマ補正を行った後、色差信号
を作り、この色差信号のベクトルを調整するようにして
いる。
セット値を与えて一旦クランプした色信号に対してホワ
イトバランス調整及びガンマ補正を行った後、色差信号
を作り、この色差信号のベクトルを調整するようにして
いる。
【０００７】
【作用】本発明によれば、色差信号をモニタリングする
ことによりオフセット値を調整し、正しいクランプ動作
が行われる。
ことによりオフセット値を調整し、正しいクランプ動作
が行われる。
【０００８】
【実施例】図２は本発明を適用し得るビデオカメラの概
略的な構成を示すもので、１はＣＣＤ等の撮像素子、２
は撮像素子１の出力信号をＡ／Ｄ変換した後、所定の処
理を行い、輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ等を出
力端子３、４に出力する画像処理回路である。
略的な構成を示すもので、１はＣＣＤ等の撮像素子、２
は撮像素子１の出力信号をＡ／Ｄ変換した後、所定の処
理を行い、輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ等を出
力端子３、４に出力する画像処理回路である。
【０００９】図１は上記画像処理回路２内の本発明によ
る色クランプ装置に関する部分を示す。
る色クランプ装置に関する部分を示す。
【００１０】図１において、５はＲ、Ｇ、Ｂの点順次色
信号（以下、色信号と言う）の入力端子、６は上記色信
号に対してオフセット値を付加する加減算器、７は上記
色信号の所定期間におけるＯＢレベルの平均値を検出す
るＯＢ検出回路、８は加減算器６の出力信号からＯＢ検
出回路７の検出レベルを減算する減算器、９は減算器８
の出力信号をゼロレベルにクリップするリミッタ、１０
は減算器８の出力信号とリミッタ９の出力信号とを切換
えるスイッチである。
信号（以下、色信号と言う）の入力端子、６は上記色信
号に対してオフセット値を付加する加減算器、７は上記
色信号の所定期間におけるＯＢレベルの平均値を検出す
るＯＢ検出回路、８は加減算器６の出力信号からＯＢ検
出回路７の検出レベルを減算する減算器、９は減算器８
の出力信号をゼロレベルにクリップするリミッタ、１０
は減算器８の出力信号とリミッタ９の出力信号とを切換
えるスイッチである。
【００１１】１１はスイッチ１０で選択された信号のホ
ワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整回路、
１２はホワイトバランス調整された信号のガンマ補正を
行うガンマ補正回路、１３はホワイトバランス調整及び
ガンマ補正が成された色信号からＲ−Ｙ、Ｂ−Ｙの色差
信号を作る色差信号生成回路、４Ｒ、４ＢはＲ−Ｙ、Ｂ
−Ｙ色差信号の出力端子である。
ワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整回路、
１２はホワイトバランス調整された信号のガンマ補正を
行うガンマ補正回路、１３はホワイトバランス調整及び
ガンマ補正が成された色信号からＲ−Ｙ、Ｂ−Ｙの色差
信号を作る色差信号生成回路、４Ｒ、４ＢはＲ−Ｙ、Ｂ
−Ｙ色差信号の出力端子である。
【００１２】次に上記構成による動作について説明す
る。
る。
【００１３】入力端子５に入力された色信号は加減算器
６でオフセット値が加減算された後、減算器８に加えら
れる。上記色信号はまたＯＢ検出回路７に加えられてＯ
Ｂレベルの平均値が検出される。この平均値は減算器８
に加えられて上記オフセット値が与えられた色信号から
減算され、その減算出力のＯＢレベル値がゼロになるよ
うに成される。
６でオフセット値が加減算された後、減算器８に加えら
れる。上記色信号はまたＯＢ検出回路７に加えられてＯ
Ｂレベルの平均値が検出される。この平均値は減算器８
に加えられて上記オフセット値が与えられた色信号から
減算され、その減算出力のＯＢレベル値がゼロになるよ
うに成される。
【００１４】しかし入力色信号にノイズ、キャリア等が
重畳されている場合は、上記減算出力は図３の信号３２
で示すようにＯＢ値がゼロにならないことがある。そこ
で、オフセット値を調整して、図３の信号３１で示すよ
うに上記ＯＢ値がゼロとなるようにする。
重畳されている場合は、上記減算出力は図３の信号３２
で示すようにＯＢ値がゼロにならないことがある。そこ
で、オフセット値を調整して、図３の信号３１で示すよ
うに上記ＯＢ値がゼロとなるようにする。
【００１５】上記ＯＢ値がゼロになることを確認するた
めに、スイッチ１０を接点ａに閉じて上記減算出力を選
択し、ホワイトバランス調整回路１１に加え、さらにガ
ンマ補正回路１２に加える。ホワイトバランス調整及び
ガンマ補正が成された信号は色差信号生成回路１３に加
えられることにより、出力端子４Ｒ、４ＢにＲ−Ｙ、Ｂ
−Ｙの色差信号が得られる。
めに、スイッチ１０を接点ａに閉じて上記減算出力を選
択し、ホワイトバランス調整回路１１に加え、さらにガ
ンマ補正回路１２に加える。ホワイトバランス調整及び
ガンマ補正が成された信号は色差信号生成回路１３に加
えられることにより、出力端子４Ｒ、４ＢにＲ−Ｙ、Ｂ
−Ｙの色差信号が得られる。
【００１６】このとき、図４の色差ベクトル座標におい
て、色差ベクトルがＰ1 の位置から原点に来るようにモ
ニタリングしながらオフセット値を調整すれば、ＯＢレ
ベルがゼロとなるような正確なクランプ動作を行うこと
ができる。
て、色差ベクトルがＰ1 の位置から原点に来るようにモ
ニタリングしながらオフセット値を調整すれば、ＯＢレ
ベルがゼロとなるような正確なクランプ動作を行うこと
ができる。
【００１７】調整終了後の通常動作時には、スイッチ１
０を接点ｂに閉じてリミッタ９の出力信号を選択する。
入力色信号に負のレベルがあると正確なガンマ補正が行
われなくなるので、通常時はリミッタ９により上記負の
レベルをゼロレベルにクリップするようにしている。
０を接点ｂに閉じてリミッタ９の出力信号を選択する。
入力色信号に負のレベルがあると正確なガンマ補正が行
われなくなるので、通常時はリミッタ９により上記負の
レベルをゼロレベルにクリップするようにしている。
【００１８】若し、オフセット調整時にスイッチ１０に
よりリミッタ９の出力信号を選択すると、調整中のＯＢ
レベルがリミッタ９によりゼロとなってしまい、色差信
号のベクトルを用いて調整しても、オフセット調整はで
きなくなる。従って、調整時にはスイッチ１０によりリ
ミッタ９を使用しないようにしている。
よりリミッタ９の出力信号を選択すると、調整中のＯＢ
レベルがリミッタ９によりゼロとなってしまい、色差信
号のベクトルを用いて調整しても、オフセット調整はで
きなくなる。従って、調整時にはスイッチ１０によりリ
ミッタ９を使用しないようにしている。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ミッタをＯＮ、ＯＦＦとすると共に、色差信号をモニタ
リングするようにしたので、オフセット調整を容易に行
うことができると共に、正確なクランプ動作を行うこと
ができる効果がある。
ミッタをＯＮ、ＯＦＦとすると共に、色差信号をモニタ
リングするようにしたので、オフセット調整を容易に行
うことができると共に、正確なクランプ動作を行うこと
ができる効果がある。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明を適用し得るビデオカメラの概略的な構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図３】色信号を示す波形図である。
【図４】色差ベクトル座標図である。
５ 色信号の入力端子 ６ 加減算器 ７ ＯＢ検出回路 ８ 減算器 ９ リミッタ １０ スイッチ １１ ホワイトバランス調整回路 １２ ガンマ補正回路 １３ 色差信号生成回路
Claims (1)
- 【請求項１】 色信号にオフセット値を付加するオフセ
ット付加回路と、 上記色信号の基準レベルを検出する検出回路と、 上記オフセット付加回路の出力信号から上記検出回路の
出力信号を減算する減算器と、 上記減算器の出力信号を上記基準レベルにクリップする
リミッタと、 上記減算器の出力信号と上記リミッタの出力信号とを切
換えるスイッチと、 上記スイッチの出力信号に対してホワイトバランス調
整、ガンマ補正を行う補正回路と、 上記補正回路の出力信号から色差信号を生成すると共に
この色差信号のベクトルを調整できるように成された色
差信号生成回路とをそれぞれ具備する色信号クランプ装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255674A JPH0686311A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 色信号クランプ装置 |
| US08/110,428 US5548331A (en) | 1992-08-28 | 1993-08-23 | Clamping circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255674A JPH0686311A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 色信号クランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0686311A true JPH0686311A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17282047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4255674A Pending JPH0686311A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-31 | 色信号クランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686311A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202018102514U1 (de) | 2017-12-22 | 2018-05-22 | Schott Ag | Glaskeramik mit reduziertem Lithium-Gehalt |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4255674A patent/JPH0686311A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202018102514U1 (de) | 2017-12-22 | 2018-05-22 | Schott Ag | Glaskeramik mit reduziertem Lithium-Gehalt |
| DE102018110855A1 (de) | 2017-12-22 | 2018-06-28 | Schott Ag | Glaskeramik mit reduziertem Lithium-Gehalt |
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