JPH0630575B2 - γ―CGターゼ - Google Patents
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Description
シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼに関
し、該トランスフェラーゼは基質デンプンにより第一に
γ−シクロデキストリン及び逐次生成物としてほとんど
全面的に環式オリゴサッカリドを形成する。
(省略形:CGターゼ)E.C.2.4.1.19はシ
クロデキストリンのデンプンからの形成を触媒する。シ
クロデキストリン(CD)を構成するグルコース単位の
数に応じてα−CD(グルコース単位6)、β−CD
(グルコース単位7)及びγ−CD(グルコース単位
8)に分けられる。
macerans;英国特許第2169902号)、ク
レブシエラ・プノイモニエ(Klebsiella p
neumoniae;ヨーロッパ特許公開第22071
4号)及びバチルス・ステアロテルモフィルス(Bac
illus stesrothermophilus;
英国特許第2169902号)のCGターゼのような第
1にα−シクロデキストリンを形成するCGターゼ、α
−CGターゼとも表される。
circulans;米国特許第4477568)、
バチルス・マガテリウム(Bacillus maga
terium;米国特許第3812011号)、バチル
ス・オウベンシス(Bacillus ohbensi
s;日本国特許第74124285号)、ミクロコック
ス sp.(Micrococcus sp.;ヨーロ
ッパ特許公開第017242号)及び好アルカリ性バチ
ルス・sp.(Bacillus sp.;J.Ge
n.Microbiol.1988、134、97〜1
05;Appl.Microbiol.Biotech
nol.1987、26、149〜153)のCGター
ゼのような第一にβ−シクロデキストリンを形成するC
Gターゼ又はβ−CGターゼ。
れている。
トランスフェラーゼはEtOHの添加の際に主にβ−及
びγ−シクロデキストリン(10.4対18.7%)か
らの混合物を製造する(日本国特許第63133998
号)。この酵素はその動力学的特性に関して明らかにさ
れていないので、特別ば型に分類することができない。
1986、50(8)、2161〜2162及びデンプ
ンカガク、1986、33、137]にバチルス・スブ
チリスNo.313のγ−CGターゼが記載されている。
このγ−CGターゼはγ−シクロデキストリン及び直鎖
状オリゴサッカリドの形成を特徴とする。CGターゼは
デンプンから環式産生物を生成するだけなので、この
“CGターゼ”ではα−アミラーゼ(デンプンから直鎖
状オリゴサッカリドを生成)及びCGターゼの転移形が
該当する。この“γ−CGターゼ”は低い収率を達成で
きるだけなのでγ−シクロデキストリンの製造には好適
ではない(ヨーロッパ特許公開第327099号、第2
頁、40〜43行参照)。
製造することである。
リーニングし、これらの細菌の特性を明らかにし、かつ
該細菌のγ−CGターゼを精製し、かつ生化学的に特性
を明らかにすることにより解決された。
スフェラーゼは第一にγ−シクロデキストリンを産生す
るγ−シクロデキストリングリコシルトランスフェラー
ゼであり、該トランスフェラーゼは基質デンプンにより
第一にγ−シクロデキストリン及び逐次生成物としてほ
とんど全面的に環式オリゴサッカリドを形成する。
るに当たり有利にはデンプンを分解する、特に有利には
好アルカリ性デンプン分解細菌を使用する。
当たっては細菌の形状、幅、長さ及び運動性を測定す
る。更に、グラム反応における着色性、カタラーゼを形
成するその能力並びにGC−含量を測定する。付加的
に、異なる温度、異なるpH及び異なるNaCl濃度での
その生長挙動を測定する。
にする。例えば酵素の分子量、至適pH、pH安定性、至適
温度及び温度安定性を測定する。
る遺伝子を遺伝子工学的に修飾し、かつ分泌型突然変異
体中で発現させる。そのために遺伝子を初めにクローン
化し、かつ配列決定する。その遺伝子をE.コリ中でク
ローン化すると優れている。その後、同定した遺伝子を
プロモータ、有利に調節可能なプロモータ(例えばλP
L−、trp−、lac−,trc−プロモータ)、特
に優れているのはラクトースを誘導することのできるt
ac−プロモータの制御下に配置する。これによってγ
−CGターゼの調節可能な過剰発現が可能である。最適
な分泌のためにはシグナルペプチドの使用が有意であ
る。固有のシグナルペプチドの使用はγ−CGターゼ分
泌にとっては好適である。
に調節性要素、例えばtac−プロモータも含有するベ
クターをγ−CGターゼの製造のために微生物、有利に
E.コリ、特に有利にE.コリの分泌型突然変異体中に
導入する。好適な分泌型突然変異体はヨーロッパ特許公
開第338410号に開示された方法により製造するこ
とができる。プロモータの誘導により、ラクトース又は
IPTGに関連するtac−プロモータの場合、培地中
でγ−CGターゼの過剰生産及び分泌を達成することが
できる。分泌型突然変異体の上澄から本発明による蛋白
質を公知方法で精製することができる。
キストリンを産生するγ−CGターゼを製造することが
できる。
由来する微生物から可能である場合に多量に取得するこ
とができる。本酵素により、米国特許第4822874
号に記載の方法によりγ−シクロデキストリンの製造時
間を著しく短縮することができ、このCGターゼは基質
デンプンにより第一にγ−シクロデキストリン及び逐次
生成物としてほとんど全面的に環式オリゴサッカリドを
形成する。
中での溶解度を高め、不安定物質を安定化し(例えばU
V−保護、酸化保護)、かつ揮発性物質を結合する。γ
−シクロデキストリンは処方化剤としても使用すること
ができる。
れる: 製剤工業 食品工業 化粧品 植物保護 化学工業。
の遺伝子工学的修飾並びにこのγ−CGターゼを好アル
カリ性細菌バチルス290−3(DSM5850,19
90年3月19日にドイツ微生物及び細胞培養物保存機
関DSMに寄託)から過剰発現することについて記載す
る。
Gターゼのβ−及びγ−シクロデキストリン産生の動力
学 第2図:バチルス290−3からのγ−CGターゼの転
写解読枠 第3図:γ−CGターゼの過剰発現に使用したtac−
プロモータプラスミドpJF118u 第4図:合成オリゴヌクレオチドM8及びM9 第5図:発現プラスミドpCM750 第6図:合成オリゴヌクレオチドM10、M11、M1
2及びM13 第7図:プラスミドpCM720 例1:γ−CGターゼ産生好アルカリ性細菌のスクリー
ニング 様々な地域からの土壌試料を採集した。土壌0.1〜
0.2gを秤量し、かつ滅菌生理食塩溶液1mlを包含
する滅菌容器中に懸濁させた。粗大成分の沈積後にその
都度0.1mlをデンプン寒天プレート(培地1:10
g/1可溶性デンプン;5g/1ペプトン;5g/1酵
母エキス;1g/1KH2PO4;0.2g/1MgS
O4x7H2O;10g/1Na2CO3;15g/1
寒天;pH10.4)上に塗布した。寒天プレートの恒温
保持を30℃で2〜3日間行った。デンプン分解細菌の
コロニーは低分子のデンプン分子の劣化により生成した
混濁した暈輪を示した。コロニーを単離し、かつ2回デ
ンプン寒天プレート上で精製した。更に培養を前記の組
成の液体培地2ml中で実施した。30℃で48時間恒
温保持した後で細胞を遠心分離し、かつ上澄をγ−CG
ターゼ活性に関して試験した。上澄200μlを20m
Mトリス/HClpH9.0;5mMCaCl2中の10
%デンプン溶液200μlと共に1〜5時間40℃で恒
温保持した。酵素反応をメタノール600μlの添加に
より停止し、かつ上澄を遠心後にHPLCにより分析し
た。多数の単離体から、動力学的に優先的にγ−シクロ
デキストリンを形成するCGターゼを培地中に析出する
菌株のバチルス290−3を単離した(第1図)。
のできなかったバチルス・フィルムス/レンツス(Ba
cillus firmus/lentus)−複合体
に分類することのできるグラム陽性の、胞子形成性細菌
に該当することを明らかにした(表1参照)。
した。48時間の生長時間後に細胞を遠心により分離
し、かつ培養上澄に(NH4)2SO4を飽和度66%
が達成されるまで添加した。混合物を1時間4℃で貯蔵
し、かつ更に沈殿物を遠心(10000xg;20分
間)により分離した。沈殿物を開始容量の1/100で緩衝
液A(20mMトリス/HClpH8.5、5mMCaC
l2、0.05%γ−CD)中に再懸濁し、かつ同じ緩
衝液に対して透析した。遠心(10分間;10000x
g)後に酵素溶液を親和性カラム(γ−シクロデキスト
リンがセファロース6Bにブチルジグルシジルエーテル
を介して結合)上に施した。1%のγ−シクロデキスト
リンを有する緩衝液Aで溶離した。
し、かつ再度透析した。蛋白質の純度はSDS−ポリア
クリルアミドゲル電気泳動により調節した。
がもたらされた: 分子量 75000Da 至適pH 6.0〜8.0 pH安定性 5.0〜10.0 至適温度 60℃ 温度安定性 50℃まで 例5:γ−CGターゼの遺伝子のクローン化及び配列決
定 クローン化: 菌株バチルス290−3の染色体DNAを部分的に制限
酵素Sau 3Aで切断し、かつフラグメントの大きさ
をアガロースゲル電気泳動を介して分画した後でこのD
NA砕片をpUC18(BamHI切断)中にクローン
化した。
イブリダイゼイション実験(Maniatiset a
l. 1982,Cold Spring Harbo
r Laboratory)においてバチルス1−1の
β−CGターゼのコード領域の放射性標識した1.6k
bの大きさのDNAフラグメント(BG1II−Pst
I)[Proc.4th Int.Symposium
on Cyclodextrin(Huber
O.,Szejtli j.,eds)1988,71
−76頁,Kluwer Academic]を用いて
分析した。その際に、クローンp19及びp43が固定
され、それらのプラスミドはγ−CGターゼの遺伝子を
包含していた。
るに当たりDNA−フラグメントをプラスミドpUC1
8又はpUC19中にサブクローン化した。エキソヌク
レアーゼIIIを用いてこれらのプラスミドの挿入断片中
で、サンガー−ジデオキシ連鎖開裂法(“Sanger
−Dideoxy−Kettenabbruchmet
hode”)によるDNA−配列決定がオーバーラップ
する配列に案内するように欠失を発生させた(DNA,
1985,4,165−170)。γ−CGターゼをコ
ードする転写解読枠は2097個のヌクレオチドを包含
する(第2図)。それから誘導される蛋白質は分子量7
8000Daを有する699アミノ酸から成る。シグナ
ルペプチドの切断後に分子量75000Daになる。
ータプラスミドpJF118u(第3図)を使用した。
このプラスミドを制限酵素EcoRI及びHindIII
で切断し、かつアガロースゲル電気泳動を介して小さな
DNAフラグメントを“ポリリンカー”から分離した。
IIIで切断し、かつアガロースゲル電気泳動を介して
2.4kbの大きさのDNA−フラグメントを単離し、
これはγ−CGターゼの構造遺伝子をほぼ完全に持って
いる。遺伝子の5′末端で(第2図の“AccIサイ
ド”参照)シグナルペプチドをコードする短い領域で欠
損している。この領域は2つの合成オリゴヌクレオチド
M8及びM9(第4図)により換えられている。
ントとp19のオリゴヌクレオチドペアM8、M9及び
AccI−HindIIIフラグメントとの連結により発
現プラスミドpCM750(第5図)が生成した。
CM750により形質転換し、かつこの形質転換した菌
株を完全培地(10g/1ペプトン;5g/1酵母エキ
ス;5g/1NaCl;10g/1ラクトース;0.1
g/1CaCl2;100mg/1アンピシリン)中で
30℃で培養することにより菌株バチルス290−3に
よる酵素収率に比べて500倍高いγ−CGターゼ収率
が可能であった。
10、M11及びM12、M13を合成した(第6
図)。このオリゴヌクレオチドのDNA配列はバチルス
1−1のβ−CGターゼのN末端アミノ酸配列をコード
化し[Proc.4th Int.Symposium
on Cyclodextrin(Huber
O.,Szejtly J.,eds)1988,71
−76頁,Kluwer Academic]、かつS
spI切断部位までのDNA領域を包含するγ−CGタ
ーゼのN末端範囲に同じである(第2図参照)。
切断した。SspIで後切断し、かつアガロースゲル電
気泳動を介して大きさ7.3kbのDNAフラグメント
を単離した。このDNAフラグメントと二本鎖オリゴヌ
クレオチドM10、M11及びM12、M13との連結
によりキメラγ−CGターゼをコードするプラスミドp
CM720(第7図)が生成した。
の形質転換及び培養によりγ−CGターゼの収率は例6
の結果に比べて2倍高まった。
の製造 可溶性デンプン10gを緩衝液(10mmol/1トリ
ス/HCl pH8.0及び5mMCaCl2)100m
l中に取り、かつデンプンを5分間95℃に加熱するこ
とにより溶解した。50℃に冷却後γ−シクロデキスト
リンの選択的錯体ビルダーとしてシクロヘキサデセノン
1gを添加した。更に、γ−CGターゼ100Uをピペ
ツト添加した。バッチを激しく攪拌し、かつ反応温度を
50℃に保持した。8時間の反応時間後に使用したデン
プンに対してγ−シクロデキストリン48%の至適収率
が達成された。
代わりにバチルス・マケランスのα−CGターゼ100
Uを使用した。32時間後にγ−シクロデキストリンの
最大収率43%が達成された。
Claims (8)
- 【請求項1】バチルス290−3(DSM5850)か
らのγ−シクロデキストリングリコシルトランスフェラ
ーゼ。 - 【請求項2】天然由来の微生物から可能であるよりも多
量に取得することのできることを特徴とする請求項1記
載のγ−シクロデキストリングリコシルトランスフェラ
ーゼのアミノ酸1〜74領域で修飾された誘導体。 - 【請求項3】アミノ酸1〜74領域で、バチルス1−1
からのβ−CGターゼの同じアミノ酸をコードするDN
A領域により置換されている請求項1記載のγ−シクロ
デキストリングリコシルトランスフェラーゼの遺伝子に
よりコードされていることを特徴とするγ−シクロデキ
ストリングリコシルトランスフェラーゼ。 - 【請求項4】請求項1から3までのいずれか1項により
得られるシクロデキストリングリコシルトランスフェラ
ーゼをコードする発現プラスミド。 - 【請求項5】第2図によるアミノ酸配列をコードするD
NA。 - 【請求項6】第2図のアミノ酸75からアミノ酸配列を
含有するγ−シクロデキストリングリコシルトランスフ
ェラーゼをコードするDNA。 - 【請求項7】請求項1から3までのいずれか1項による
γ−CGターゼを使用することを特徴とするγ−シクロ
デキストリンの製法。 - 【請求項8】菌株バチルス290−3(DSM585
0)。
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