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JPH0585614A - 接続コンベヤの速度制御システム - Google Patents

接続コンベヤの速度制御システム

Info

Publication number
JPH0585614A
JPH0585614A JP24761291A JP24761291A JPH0585614A JP H0585614 A JPH0585614 A JP H0585614A JP 24761291 A JP24761291 A JP 24761291A JP 24761291 A JP24761291 A JP 24761291A JP H0585614 A JPH0585614 A JP H0585614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
conveyor
work
connection
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24761291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Hasegawa
修治 長谷川
Setsu Kamimura
節 上村
Shunichi Yamashita
俊一 山下
Takehiko Masunaga
丈彦 益永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP24761291A priority Critical patent/JPH0585614A/ja
Publication of JPH0585614A publication Critical patent/JPH0585614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークが新聞束のような荷崩れし易いもので
あっても、各機器と接続コンベヤとの間でこのようなワ
ークの受け渡しをスムーズに行えるようにした接続コン
ベヤの速度制御システムを提供する。 【構成】 上流側コンベヤ、包装機及び結束機の各ワー
ク搬送速度を記憶する記憶部13と、各接続コンベヤの
搬送速度を検出する各速度検出器36,37と、上流側
コンベヤ、包装機、結束機及び各接続コンベヤでのワー
クの位置を検出する各位置検出器31〜35と、各位置
検出器31〜35と各速度検出器36,37と記憶部1
3の記憶データとに基づいて第1接続コンベヤ23と上
流側コンベヤ及び包装機との搬送速度、第2接続コンベ
ヤ25と包装機及び結束機との搬送速度を一致させる制
御を行う主制御部11とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器と機器との間に接
続コンベヤが設置された工場ラインにおける接続コンベ
ヤの速度制御システムに係り、より詳細には、機器と接
続コンベヤとの間及び接続コンベヤと機器との間でのワ
ークの受け渡し時に、各機器と接続コンベヤとの搬送速
度を一致させるようにした接続コンベヤの速度制御シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】機器と機器との間に接続コンベヤが設置
された従来の工場ラインでは、接続コンベヤの上流側に
位置する機器のワーク搬送速度と、下流側に位置する機
器のワーク搬送速度とが異なる場合、接続コンベヤのワ
ーク搬送速度は、その中間の速度に設定されていた。
【0003】例えば、上流側に位置する機器のワーク搬
送速度が60m/分、下流側に位置する機器のワーク搬
送速度が40m/分であるとき、接続コンベヤの搬送速
度はその中間である50m/分に設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、上流側の機
器から接続コンベヤにワークが乗り移るとき及び接続コ
ンベヤから下流側の機器にワークが乗り移るとき、その
速度差によってワークに不要な負荷がかかるといった不
具合があった。
【0005】特に、ワークが新聞束のようなもの等であ
る場合には、乗り移るときの負荷によって荷崩れを起こ
したり、また搬送ベルトに接触している新聞束の一番下
の新聞紙にしわや破れが発生するといった問題があっ
た。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ワークが新聞束のような荷崩れし易い
ものであっても、各機器と接続コンベヤとの間でこのよ
うなワークの受け渡しをスムーズに行えるようにした接
続コンベヤの速度制御システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わる接続コンベヤの速度制御システム
は、各機器毎に設定されたワークの搬送速度を記憶する
記憶部と、前記接続コンベヤの搬送速度を検出する速度
検出部と、前記各機器内でのワークの位置及び前記接続
コンベヤ上でのワークの位置を検出する位置検出部と、
前記工場ラインの稼働時、前記接続コンベヤの上流側に
位置する機器内にワークがあることを前記位置検出部に
よって検出したとき、前記記憶部から読み出した上流側
機器の搬送速度と、前記速度検出部によって検出された
接続コンベヤの搬送速度とが一致するように前記接続コ
ンベヤの速度制御を行うとともに、前記接続コンベヤ上
にワークがあることを前記位置検出部によって検出した
とき、前記記憶部から読み出した下流側機器の搬送速度
と、前記速度検出部によって検出された接続コンベヤの
搬送速度とが一致するように前記接続コンベヤの速度制
御を行う制御部とを備えた構成とする。
【0008】
【作用】記憶部には、工場ラインに設置された各機器の
ワーク搬送速度が記憶されている。この搬送速度のデー
タは、予め入力しておいてもよいが、工場ラインの稼働
時に各機器のワーク搬送速度を検出し、その検出速度を
記憶するようにしてもよい。
【0009】また、各機器及び接続コンベヤには、搬入
されたワークの位置を検出する位置検出部が設けられて
いる。ここでいうワークの位置検出とは、具体的にはワ
ークが各機器及び接続コンベヤに搬入されたことを確認
することを意味する。
【0010】制御部では、この位置検出部からの検出信
号によって接続コンベヤの速度制御を行っている。
【0011】すなわち、接続コンベヤの上流側に位置す
る機器にワークが搬入されると、これを位置検出部が検
出して、位置検出信号を制御部に送出する。制御部で
は、この位置検出信号によってワークが上流側の機器内
にあることを確認する。そして、制御部は、次に記憶部
から読み出した上流側の機器の搬送速度と、速度検出部
から与えられる接続コンベヤの搬送速度との比較を行
い、接続コンベヤの搬送速度が上流側の機器の搬送速度
と一致するように、接続コンベヤの速度制御を行う。具
体的には、上流側の機器の搬送速度が60m/分、接続
コンベヤの搬送速度が50m/分である場合には、接続
コンベヤの搬送速度を50m/分から60m/分に増速
させる制御を行う。
【0012】これにより、ワークが上流側の機器から接
続コンベヤに乗り移るときには、両方の搬送速度が一致
することから、ワークは不要な負荷を受けることなく上
流側の機器から接続コンベヤにスムーズに乗り移ること
になる。
【0013】一方、接続コンベヤにワークが搬入される
と、これを位置検出部が検出して、位置検出信号を制御
部に送出する。制御部では、この位置検出信号によって
ワークが接続コンベヤに搬入されたことを確認する。そ
して、制御部は、次に記憶部から読み出した下流側の機
器の搬送速度と、速度検出部から与えられる接続コンベ
ヤの搬送速度との比較を行い、接続コンベヤの搬送速度
が下流側の機器の搬送速度と一致するように、接続コン
ベヤの速度制御を行う。具体的には、下流側の機器の搬
送速度が40m/分である場合、接続コンベヤの搬送速
度は60m/分となっていることから、接続コンベヤの
搬送速度を60m/分から40m/分に減速させる制御
を行う。
【0014】これにより、ワークが接続コンベヤから下
流側の機器に乗り移るときには、両方の搬送速度が一致
することから、ワークは不要な負荷を受けることなく接
続コンベヤから下流側の機器にスムーズに乗り移ること
になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図2は、本発明の速度制御システムが適用
される工場ラインの一例を示している。
【0017】この工場ラインは、新聞紙を所定枚数毎に
包装、結束して出荷場に搬出するラインを示している。
すなわち、図示しない上流側機器からのワーク(新聞
束)21を搬送する上流側コンベヤ22、ワーク21を
包装する包装機24、包装したワーク21を結束する結
束機26、上流側コンベヤ22と包装機24との間に設
置された第1接続コンベヤ23及び包装機24と結束機
26との間に設置された第2接続コンベヤ25によって
構成されている。
【0018】そして、上流側コンベヤ22の搬出側の近
傍、第1接続コンベヤ23の適所(本実施例では、中央
部)、包装機24の搬出側の近傍、第2接続コンベヤ2
5の適所(本実施例では、中央部)及び結束機26の搬
出側の近傍には、それぞれコンベヤ上を流れてきたワー
ク21を検出する第1乃至第5位置検出器31〜35が
設けられている。また、第1接続コンベヤ23及び第2
接続コンベヤ25の近傍には、それぞれコンベヤの搬送
速度を検出する第1及び第2速度検出器36,37が設
けられている。
【0019】図1は、本発明の速度制御システムの電気
的構成を示すブロック図である。
【0020】同図において、本システム全体の動作制御
を行う主制御部11には、上記した第1乃至第5位置検
出器31〜35の各出力と、第1及び第2速度検出器3
6,37の各出力とが導かれている。また、主制御部1
1には、キーボード等を備えた操作入力部12の出力が
導かれているとともに、主制御部11と記憶部13とは
双方向性の接続となっている。
【0021】操作入力部12は、上流コンベヤ22の稼
働時の搬送速度データ、包装機24の稼働時の搬送速度
データ及び結束機26の稼働時の搬送速度データ等の各
種データの入力を行うブロックである。また、記憶部1
3は、操作入力部12から入力された各搬送速度データ
を記憶するブロックである。ここで、上流コンベヤ2
2、包装機24及び結束機26の稼働時の搬送速度が、
ワーク21の種類によって複数種類ある場合には、その
複数種類の搬送速度データがそれぞれ記憶されることに
なる。
【0022】また、主制御部11の出力は、第1駆動制
御部14と第2駆動制御部15とに導かれており、第1
駆動制御部14の出力は第1接続コンベヤ23の図示し
ない駆動部に、第2駆動制御部15の出力は第2接続コ
ンベヤ25の図示しない駆動部にそれぞれ導かれた構成
となっている。
【0023】主制御部11は、各位置検出器31〜35
からのワーク21の位置検出信号と、各速度検出器3
6,37からの各接続コンベヤ23,25の搬送速度デ
ータと、記憶部13に記憶された搬送速度データとに基
づいて、各接続コンベヤ23,25に応じた速度制御信
号を各駆動制御部14,15に出力するようになってい
る。また、各駆動制御部14,15は、この速度制御信
号に従って各接続コンベヤ23,25の駆動部を駆動制
御するようになっている。
【0024】次に、上記構成の速度制御システムの動作
を、図3及び図4に示すフローチャートを参照して説明
する。ただし、図3は第1接続コンベヤ23の動作を説
明するフローチャート、図4は第2接続コンベヤ25の
動作を説明するフローチャートである。
【0025】まず、操作入力部12を操作して、上流側
コンベヤ22、包装機24及び結束機26の各搬送速度
データを入力する。この入力データは、主制御部11を
介して記憶部13の所定の記憶領域に記憶される(ステ
ップS1)。本実施例では、上流側コンベヤ22の搬送
速度として20m/分、包装機24の搬送速度として6
0m/分、結束機26の搬送速度として40m/分の各
1種類の搬送速度データを記憶部13に記憶させるもの
とする。ただし、上流側コンベヤ22、包装機24及び
結束機26を、搬送されるワーク21の種類や状態によ
ってそれぞれ複数の搬送速度で制御する場合には、記憶
部13には上流側コンベヤ22、包装機24及び結束機
26のそれぞれに複数種類の搬送速度データが保持され
ることになる。
【0026】このようにして必要データの入力を行った
後、工場ラインを稼働させる(ステップS2)。このと
きの上流側コンベヤ22、包装機24及び結束機26の
各搬送速度は、記憶部13に記憶された各搬送速度とな
っている。また、工場ラインの稼働開始時、第1接続コ
ンベヤ23の搬送速度は、上流側コンベヤ22の搬送速
度20m/分と包装機24の搬送速度60m/分との中
間である40m/分に設定されており、第2接続コンベ
ヤ25の搬送速度は、包装機24の搬送速度60m/分
と結束機26の搬送速度40m/分との中間である50
m/分に設定されているものとする。
【0027】この状態において、上流側コンベヤ22に
よって搬送されてきたワークが搬出側の近傍まで送られ
てくると、第1位置検出器31がこれを検出し、位置検
出信号を主制御部11に送出する(ステップS3,S
4)。主制御部11は、この位置検出信号によってワー
ク21が上流側コンベヤ22の搬出側近傍まで搬送され
てきたことを確認すると、記憶部13から上流側コンベ
ヤ22の搬送速度データ(20m/分)を読み出すとと
もに、第1速度検出器36によって検出された第1接続
コンベヤ23のその時点での搬送速度データ(40m/
分)を受け取る(ステップS5)。そして、両搬送速度
データの比較から、第1接続コンベヤ23の搬送速度を
上流側コンベヤ22の搬送速度に一致させるための速度
制御信号を第1駆動制御部14に出力する(ステップS
6)。本実施例の場合、この速度制御信号は、第1接続
コンベヤ23の搬送速度を20m/分まで減速させる指
示信号となっている。
【0028】第1駆動制御部14では、この指示信号に
従って第1接続コンベヤ23の駆動部を駆動制御し、第
1接続コンベヤ23の搬送速度をそれまでの40m/分
から20m/分に減速させて、上流側コンベヤ22の搬
送速度(20m/分)に一致させる(ステップS7)。
なお、第1位置検出器31の設置位置によって、ワーク
21の検出位置からワーク21が上流側コンベヤ22の
搬出位置まで移動する時間が分かるので、第1駆動制御
部14による第1接続コンベヤ23の減速制御は、この
時間内に20m/分まで減速するように行えばよい。
【0029】これにより、ワーク21が上流側コンベヤ
22から第1接続コンベヤ23に乗り移るときには、両
方の搬送速度が一致(この場合には20m/分)するこ
とから、ワーク21は上流側コンベヤ22から第1接続
コンベヤ23にスムーズに乗り移ることになる。
【0030】一方、第1接続コンベヤ23にワーク21
が搬入されると、第2位置検出器32がこれを検出し、
位置検出信号を主制御部11に送出する(ステップS
8,S9)。主制御部11は、この位置検出信号によっ
てワーク21が第1接続コンベヤ23に搬入されたこと
を確認すると、記憶部13から包装機24の搬送速度デ
ータ(60m/分)を読み出すとともに、第1速度検出
器36によって検出された第1接続コンベヤ23のその
時点での搬送速度データ(20m/分)を受け取る(ス
テップS10)。そして、両搬送速度データの比較か
ら、第1接続コンベヤ23の搬送速度を包装機24の搬
送速度に一致させるための速度制御信号を第1駆動制御
部14に出力する(ステップS11)。本実施例の場
合、この速度制御信号は、第1接続コンベヤ23の搬送
速度を60m/分まで増速させる指示信号となってい
る。
【0031】第1駆動制御部14では、この指示信号に
従って第1接続コンベヤ23の駆動部を駆動制御し、第
1接続コンベヤ23の搬送速度をそれまでの20m/分
から60m/分に増速させて、包装機24の搬送速度
(60m/分)に一致させる(ステップS12)。な
お、第2位置検出器32の設置位置(本実施例では、中
央部)によって、ワーク21の検出位置からワーク21
が第1接続コンベヤ23の搬出位置まで移動する時間が
分かるので、第1駆動制御部14による第1接続コンベ
ヤ23の増速制御は、この時間内に60m/分まで増速
するように行えばよい。
【0032】これにより、ワーク21が第1接続コンベ
ヤ23から包装機24に乗り移るときには、両方の搬送
速度が一致(この場合には60m/分)することから、
ワーク21は第1接続コンベヤ23から包装機24にス
ムーズに乗り移ることになる。
【0033】次に、包装機24によってワーク21が包
装された後、この包装されたワーク21が包装機24の
搬出側の近傍まで送られてくると、第3位置検出器33
がこれを検出し、位置検出信号を主制御部11に送出す
る(ステップS31,S32)。主制御部11は、この
位置検出信号によって包装されたワーク21が包装機2
4の搬出側近傍まで搬送されてきたことを確認すると、
記憶部13から包装機24の搬送速度データ(60m/
分)を読み出すとともに、第2速度検出器37によって
検出された第2接続コンベヤ25のその時点での搬送速
度データ(50m/分)を受け取る(ステップS3
3)。そして、両搬送速度データの比較から、第2接続
コンベヤ25の搬送速度を包装機24の搬送速度に一致
させるための速度制御信号を第2駆動制御部15に出力
する(ステップS34)。本実施例の場合、この速度制
御信号は、第2接続コンベヤ25の搬送速度を60m/
分まで増速させる指示信号となっている。
【0034】第2駆動制御部15では、この指示信号に
従って第2接続コンベヤ25の駆動部を駆動制御し、第
2接続コンベヤ25の搬送速度をそれまでの50m/分
から60m/分に増速させて、包装機24の搬送速度
(60m/分)に一致させる(ステップS35)。な
お、第3位置検出器33の設置位置によって、ワーク2
1の検出位置からワーク21が包装機24の搬出位置ま
で移動する時間が分かるので、第2駆動制御部15によ
る第2接続コンベヤ25の増速制御は、この時間内に6
0m/分まで増速するように行えばよい。
【0035】これにより、ワーク21が包装機24から
第2接続コンベヤ25に乗り移るときには、両方の搬送
速度が一致(この場合には60m/分)することから、
ワーク21は包装機24から第2接続コンベヤ25にス
ムーズに乗り移ることになる。
【0036】次に、第2接続コンベヤ25にワーク21
が搬入されると、第4位置検出器34がこれを検出し、
位置検出信号を主制御部11に送出する(ステップS3
6,S37)。主制御部11は、この位置検出信号によ
ってワーク21が第2接続コンベヤ25に搬入されたこ
とを確認すると、記憶部13から結束機26の搬送速度
データ(40m/分)を読み出すとともに、第2速度検
出器37によって検出された第2接続コンベヤ25のそ
の時点での搬送速度データ(60m/分)を受け取る
(ステップS38)。そして、両搬送速度データの比較
から、第2接続コンベヤ25の搬送速度を結束機26の
搬送速度に一致させるための速度制御信号を第2駆動制
御部15に出力する(ステップS39)。本実施例の場
合、この速度制御信号は、第2接続コンベヤ25の搬送
速度を40m/分まで減速させる指示信号となってい
る。
【0037】第2駆動制御部15では、この指示信号に
従って第2接続コンベヤ25の駆動部を駆動制御し、第
2接続コンベヤ25の搬送速度をそれまでの60m/分
から40m/分に減速させて、結束機26の搬送速度
(40m/分)に一致させる(ステップS40)。な
お、第4位置検出器34の設置位置(本実施例では、中
央部)によって、ワーク21の検出位置からワーク21
が第2接続コンベヤ25の搬出位置まで移動する時間が
分かるので、第2駆動制御部15による第2接続コンベ
ヤ25の減速制御は、この時間内に40m/分まで減速
するように行えばよい。
【0038】これにより、ワーク21が第2接続コンベ
ヤ25から結束機26に乗り移るときには、両方の搬送
速度が一致(この場合には40m/分)することから、
ワーク21は第2接続コンベヤ25から結束機26にス
ムーズに乗り移ることになる。
【0039】なお、図示は省略しているが、結束機26
から次の第3接続コンベヤにワークが乗り移るときも、
上記と同様の制御によってワーク21をスムーズに乗り
移らせることができる。この場合、第3接続コンベヤに
も、位置検出器と速度検出器とが設けられていることは
当然である。
【0040】また、上記実施例では、工場ラインの稼働
開始時、第1接続コンベヤ23の搬送速度を、上流側コ
ンベヤ22の搬送速度20m/分と包装機24の搬送速
度60m/分との中間である40m/分に設定し、第2
接続コンベヤ25の搬送速度を、包装機24の搬送速度
60m/分と結束機26の搬送速度40m/分との中間
である50m/分に設定しているが、第1接続コンベヤ
23は上流側である上流側コンベヤ22の搬送速度20
m/分と同じ搬送速度に設定し、第2接続コンベヤ25
は上流側である包装機24の搬送速度60m/分と同じ
搬送速度に設定しておいてもよい。このようにすると、
第1接続コンベヤ23は、20m/分と60m/分の2
段階の速度制御でよく、第2接続コンベヤ25は、60
m/分と40m/分の2段階の速度制御でよいので、そ
の分制御が簡単なものとなる。
【0041】さらに、上記実施例では、上流側コンベヤ
22、包装機24及び結束機26の各搬送速度データを
1種類として説明しているが、搬送されるワーク21の
種類や状態によってそれぞれ複数の搬送速度で制御する
場合には、記憶部13には上流側コンベヤ22、包装機
24及び結束機26のそれぞれに複数種類の搬送速度デ
ータが保持されることになる。そして、このときには、
工場ラインの稼働時に、操作者がそのときの上流側コン
ベヤ22、包装機24及び結束機26のそれぞれの搬送
速度を操作入力部12から入力して指示することによ
り、制御部11は、それぞれに指示された上流側コンベ
ヤ22、包装機24及び結束機26の搬送速度を認識
し、以後その搬送速度データに従って速度制御を行うこ
とになる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係わる接続コンベヤの速度制御
システムは、機器と接続コンベヤとの間及び接続コンベ
ヤと機器との間でのワークの受け渡し時に、各機器と接
続コンベヤとの搬送速度を一致させるように制御する構
成としたので、ワークは機器と接続コンベヤとの間及び
接続コンベヤと機器との間をスムーズに乗り移ることが
できる。そのため、ワークが新聞束のようなものである
場合には、乗り移るときの荷崩れの発生や、しわ、破れ
等の発生が防止されるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる接続コンベヤの速度制御システ
ムの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の速度制御システムが適用される工場ラ
インの一例を示す図である。
【図3】本発明の速度制御システムによる第1接続コン
ベヤ部分の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本発明の速度制御システムによる第2接続コン
ベヤ部分の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 主制御部 12 操作入力部 13 記憶部 14 第1駆動制御部 15 第2駆動制御部 23 第1接続コンベヤ 24 包装機 25 第2接続コンベヤ 26 結束機 31〜35 第1乃至第5位置検出器 36 第1速度検出器 37 第2速度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益永 丈彦 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産業機械事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器と機器との間に接続コンベヤが設置
    された工場ラインにおける前記接続コンベヤの速度を制
    御するシステムであって、 前記各機器毎に設定されたワークの搬送速度を記憶する
    記憶部と、 前記接続コンベヤの搬送速度を検出する速度検出部と、 前記各機器内でのワークの位置及び前記接続コンベヤ上
    でのワークの位置を検出する位置検出部と、 前記工場ラインの稼働時、前記接続コンベヤの上流側に
    位置する機器内にワークがあることを前記位置検出部に
    よって検出したとき、前記記憶部から読み出した上流側
    機器の搬送速度と、前記速度検出部によって検出された
    接続コンベヤの搬送速度とが一致するように前記接続コ
    ンベヤの速度制御を行うとともに、前記接続コンベヤ上
    にワークがあることを前記位置検出部によって検出した
    とき、前記記憶部から読み出した下流側機器の搬送速度
    と、前記速度検出部によって検出された接続コンベヤの
    搬送速度とが一致するように前記接続コンベヤの速度制
    御を行う制御部とを備えたことを特徴とする接続コンベ
    ヤの速度制御システム。
JP24761291A 1991-09-26 1991-09-26 接続コンベヤの速度制御システム Pending JPH0585614A (ja)

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