JPH0542682B2 - - Google Patents
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- JPH0542682B2 JPH0542682B2 JP6364684A JP6364684A JPH0542682B2 JP H0542682 B2 JPH0542682 B2 JP H0542682B2 JP 6364684 A JP6364684 A JP 6364684A JP 6364684 A JP6364684 A JP 6364684A JP H0542682 B2 JPH0542682 B2 JP H0542682B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B9/00—Safety arrangements
- G05B9/02—Safety arrangements electric
- G05B9/03—Safety arrangements electric with multiple-channel loop, i.e. redundant control systems
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、例えばプロセス制御装置の待機冗長
システム等に使用する制御装置のバツクアツプ・
システムに関する。
システム等に使用する制御装置のバツクアツプ・
システムに関する。
この種のバツクアツプ・システムは、一方の制
御装置の異常時にその異常を検知して直ちに他方
の制御装置に切換えてバツクアツプさせ、プラン
トの円滑な運用を確保するものであり、従来、第
1図のような構成のものが使用されている。即
ち、このバツクアツプ・システムは、常用系制御
装置(以下、常用系と略称する)1と待機系制御
装置(以下、待機系と略称する)2とを備え、さ
らに、これら両系1,2の何れか一方の系が切替
回路3を介して検出端4および操作端5のインタ
フエースとして機能する少なくとも一個以上の入
出力機器6が接続されている。7は上位機器であ
つて、これはCRTを有し、各系1,2との情報
交換によつてプラントの監視および操作を行なう
ものである。8はプロセスの上下限レベルに対す
るアラーム出力や入出力機器6等の故障を報知す
るアナンシエータである。なお、切替回路3は、
遅延回路31、切替制御部32、オンラインバス
切替接点33、デイジタル出力切替接点34およ
びオンライン指定切替接点35などで構成されて
いる。
御装置の異常時にその異常を検知して直ちに他方
の制御装置に切換えてバツクアツプさせ、プラン
トの円滑な運用を確保するものであり、従来、第
1図のような構成のものが使用されている。即
ち、このバツクアツプ・システムは、常用系制御
装置(以下、常用系と略称する)1と待機系制御
装置(以下、待機系と略称する)2とを備え、さ
らに、これら両系1,2の何れか一方の系が切替
回路3を介して検出端4および操作端5のインタ
フエースとして機能する少なくとも一個以上の入
出力機器6が接続されている。7は上位機器であ
つて、これはCRTを有し、各系1,2との情報
交換によつてプラントの監視および操作を行なう
ものである。8はプロセスの上下限レベルに対す
るアラーム出力や入出力機器6等の故障を報知す
るアナンシエータである。なお、切替回路3は、
遅延回路31、切替制御部32、オンラインバス
切替接点33、デイジタル出力切替接点34およ
びオンライン指定切替接点35などで構成されて
いる。
次に、以上のような制御装置のバツクアツプ・
システムの作用について説明する。
システムの作用について説明する。
() 常用系1が正常な状態にある場合。
常用系1からは自己が正常である旨の信号即
ち零ボルトのウオツチドツグタイマ信号
WDTM(M:MASTER)が出力されており、
この信号WDTMを受けてリレー等の切替制御
部32が励磁され、各接点33〜35は図示す
る接続状態に切替制御されている。従つて、こ
の状態においては、常用系1にはオンライン指
定切替接点35を介して零ボルトのオンライン
指定信号DIMが入力され、接点35のオフライ
ン側はハイインピーダンスの信号DISを出力す
ることにより、待機系2をオフラインに設定し
ている。また、常用系1にはオンラインバス切
替接点33およびデイジタル出力切替接点34
を介してそれぞれ入出力機器6およびアナンシ
エータ8が接続されている。
ち零ボルトのウオツチドツグタイマ信号
WDTM(M:MASTER)が出力されており、
この信号WDTMを受けてリレー等の切替制御
部32が励磁され、各接点33〜35は図示す
る接続状態に切替制御されている。従つて、こ
の状態においては、常用系1にはオンライン指
定切替接点35を介して零ボルトのオンライン
指定信号DIMが入力され、接点35のオフライ
ン側はハイインピーダンスの信号DISを出力す
ることにより、待機系2をオフラインに設定し
ている。また、常用系1にはオンラインバス切
替接点33およびデイジタル出力切替接点34
を介してそれぞれ入出力機器6およびアナンシ
エータ8が接続されている。
一方、待機系2は直接にアナンシエータ8と
接続され、待機中に異常が発生したときにウオ
ツチドツグタイマ信号WDTS(S:SLAVE)
を出力してアナンシエータ8より異常を発生で
きるようになつている。常用系1も同様にアナ
ンシエータ8と接続され、常用系の異常時にウ
オツチドツグタイマ信号WDTMによつて異常
を報知できるようになつている。
接続され、待機中に異常が発生したときにウオ
ツチドツグタイマ信号WDTS(S:SLAVE)
を出力してアナンシエータ8より異常を発生で
きるようになつている。常用系1も同様にアナ
ンシエータ8と接続され、常用系の異常時にウ
オツチドツグタイマ信号WDTMによつて異常
を報知できるようになつている。
() 常用系1が異常となつた場合。
常用系1から出力されているウオツチドツグ
タイマ信号WDTMはオフしてハイインピーダ
ンスとなり、これにより切替制御部32は非励
磁となつて各接点33〜35が図示とは反対側
の接点側に切替制御される。ここで、待機系2
は、オンライン指定切替接点35を介して入力
される零ボルトのオンライン指定信号DISを受
けて常用系1が異常であると検出すると、上位
機器7に対して該機器7が常用系1から定期的
に集収している最新のパラメータを要求し、か
つデータのダウンローデイングの後、制御を引
き継ぐ。従つて、この状態において待機系2
は、検出端4、入出力機器6およびオンライン
バス切替接点33を経て入力されるプロセス検
出信号および前記パラメータ等を用いて演算を
行なつて操作出力信号を得、これを同様にプロ
セス検出ラインを介して入出力機器6より操作
端5に与えてプロセスラインを制御している。
タイマ信号WDTMはオフしてハイインピーダ
ンスとなり、これにより切替制御部32は非励
磁となつて各接点33〜35が図示とは反対側
の接点側に切替制御される。ここで、待機系2
は、オンライン指定切替接点35を介して入力
される零ボルトのオンライン指定信号DISを受
けて常用系1が異常であると検出すると、上位
機器7に対して該機器7が常用系1から定期的
に集収している最新のパラメータを要求し、か
つデータのダウンローデイングの後、制御を引
き継ぐ。従つて、この状態において待機系2
は、検出端4、入出力機器6およびオンライン
バス切替接点33を経て入力されるプロセス検
出信号および前記パラメータ等を用いて演算を
行なつて操作出力信号を得、これを同様にプロ
セス検出ラインを介して入出力機器6より操作
端5に与えてプロセスラインを制御している。
() 常用系1の修理交換。
通常、ウオツチドツグタイマ信号は、図示さ
れていないが制御装置内の中央演算処理部例え
ばマイクロプロセツサが正しく動作しているか
否かをハードウエアで監視して得た出力と制御
装置内の各機能要素をソフトウエアを介して監
視して得られる出力との論理和によつて発生さ
れる。従つて、修理交換された常用系1の電源
を投入してマイクロプロセツサが正しく動作し
始めると、ソフトウエアによる自己の正常、異
常を判断する以前にウオツチドツグタイマ信号
WDTMとしては正常信号を出力するので、切
替回路3は直ちに動作して各切替接点33〜3
5を動作させてしまう。
れていないが制御装置内の中央演算処理部例え
ばマイクロプロセツサが正しく動作しているか
否かをハードウエアで監視して得た出力と制御
装置内の各機能要素をソフトウエアを介して監
視して得られる出力との論理和によつて発生さ
れる。従つて、修理交換された常用系1の電源
を投入してマイクロプロセツサが正しく動作し
始めると、ソフトウエアによる自己の正常、異
常を判断する以前にウオツチドツグタイマ信号
WDTMとしては正常信号を出力するので、切
替回路3は直ちに動作して各切替接点33〜3
5を動作させてしまう。
ソフトウエアの診断によつて正常と判断され
ればさして問題はないが、修理が完全でなく再
び異常となれば、ソフトウエアの指令でウオツ
チドツグタイマ信号WDTMをオフするので、
完全でない装置を交換したがために切替制御部
32のリレー等が一時的に動作してしまう問題
がある。従つて、診断プログラムの走行開始時
に予めソフトウエアによる自己異常信号を出し
ておき、診断後オペレータの指示により常用系
1に切替えている。但し、この場合、電源がオ
ンしてソフトウエアによる自己異常信号を出す
までに切替制御部32のリレー等が動作するに
無視し得ない時間を要するので、切替制御部3
2の入力側に遅延回路31を設け、ウオツチド
ツグタイマ信号WDTMが若干の時間オンして
もリレー等が動作しないようにしている。
ればさして問題はないが、修理が完全でなく再
び異常となれば、ソフトウエアの指令でウオツ
チドツグタイマ信号WDTMをオフするので、
完全でない装置を交換したがために切替制御部
32のリレー等が一時的に動作してしまう問題
がある。従つて、診断プログラムの走行開始時
に予めソフトウエアによる自己異常信号を出し
ておき、診断後オペレータの指示により常用系
1に切替えている。但し、この場合、電源がオ
ンしてソフトウエアによる自己異常信号を出す
までに切替制御部32のリレー等が動作するに
無視し得ない時間を要するので、切替制御部3
2の入力側に遅延回路31を設け、ウオツチド
ツグタイマ信号WDTMが若干の時間オンして
もリレー等が動作しないようにしている。
以上のようにして常用系1が正常な状態に復旧
すると、オペレータがキーボード又は同等の機能
を持つスイツチ等(図示せず)によつて制御パラ
メータ等をチエツクしたり変更したりする。そし
て、切替制御部32の励磁によつて各接点33〜
35が図示する接続状態となり、常用系1と入出
力機器6とが接続されると、常用系1から待機系
2に制御が引き継がれたと同様の手順によつて、
今年は待機系2から常用系1に制御が引き継がれ
てプロセスラインの制御を行なうものである。
すると、オペレータがキーボード又は同等の機能
を持つスイツチ等(図示せず)によつて制御パラ
メータ等をチエツクしたり変更したりする。そし
て、切替制御部32の励磁によつて各接点33〜
35が図示する接続状態となり、常用系1と入出
力機器6とが接続されると、常用系1から待機系
2に制御が引き継がれたと同様の手順によつて、
今年は待機系2から常用系1に制御が引き継がれ
てプロセスラインの制御を行なうものである。
従つて、以上のようなバツクアツプ・システム
においては、常用系1の正常時、待機系2は入出
力機器6との信号線が切断されているので、入出
力機器6との接続インタフエース部分の自己診断
ができない。従つて、常用系1の異常時に待機系
2に接続替えを行なつても接続インタフエースが
不良のため正常に動作しないといつた問題が生じ
てくる。また、常用系1は電源のオン時に自己異
常をウオツチドツグタイマ信号によつて出力し、
一方、待機系2は待期中に入出力機器接続インタ
フエース部分の診断を中止するか或いは異常と診
断してもウオツチドツグタイマ信号の出力として
反映させていない。このように常用系1と待機系
2とのソフトウエアが異なつているため、各系
1,2を誤まつて修理交換してしまう恐れがあ
る。
においては、常用系1の正常時、待機系2は入出
力機器6との信号線が切断されているので、入出
力機器6との接続インタフエース部分の自己診断
ができない。従つて、常用系1の異常時に待機系
2に接続替えを行なつても接続インタフエースが
不良のため正常に動作しないといつた問題が生じ
てくる。また、常用系1は電源のオン時に自己異
常をウオツチドツグタイマ信号によつて出力し、
一方、待機系2は待期中に入出力機器接続インタ
フエース部分の診断を中止するか或いは異常と診
断してもウオツチドツグタイマ信号の出力として
反映させていない。このように常用系1と待機系
2とのソフトウエアが異なつているため、各系
1,2を誤まつて修理交換してしまう恐れがあ
る。
本発明は以上のような点に着目してなされたも
ので、常用系と待機系のソフトウエアを同じにし
て修理交換の場合の誤りをなくし、また各系の待
機冗長系の信頼性向上および待機系における診断
用入出力機器のエーシングを可能にすることによ
つて各系と入出力機器とを含んだ全システムの稼
動率を一段と向上せしめる制御装置のバツクアツ
プ・システムを提供することにある。
ので、常用系と待機系のソフトウエアを同じにし
て修理交換の場合の誤りをなくし、また各系の待
機冗長系の信頼性向上および待機系における診断
用入出力機器のエーシングを可能にすることによ
つて各系と入出力機器とを含んだ全システムの稼
動率を一段と向上せしめる制御装置のバツクアツ
プ・システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記発明と同様の
目的のほか、システムの利便および拡張性にすぐ
れたものとする制御装置のバツクアツプ・システ
ムを提供することにある。
目的のほか、システムの利便および拡張性にすぐ
れたものとする制御装置のバツクアツプ・システ
ムを提供することにある。
この発明は、常用系と待機系との間にオンライ
ンバス切替部およびオフラインバス切替部とを有
する切替回路が設けられ、一方のオンラインバス
切替部側にはオンライン側入出力機器、他方のオ
フラインバス切替部側には診断用入出力機器が接
続され、各系はオフライン時に診断用入出力機器
を使用して正常な交信の可否および診断用入出力
機器の診断を実行する制御装置のバツクアツプ・
システムである。
ンバス切替部およびオフラインバス切替部とを有
する切替回路が設けられ、一方のオンラインバス
切替部側にはオンライン側入出力機器、他方のオ
フラインバス切替部側には診断用入出力機器が接
続され、各系はオフライン時に診断用入出力機器
を使用して正常な交信の可否および診断用入出力
機器の診断を実行する制御装置のバツクアツプ・
システムである。
また、本発明は、上記発明の概要に加えて、切
替回路にオンラインバス切替部およびデイジタル
出力切替部を設け、さらに2つの系が少なくとも
一台の上位機器(ステーシヨンを含む)と少ない
ラインで情報交換を行なう制御装置のバツクアツ
プ・システムである。
替回路にオンラインバス切替部およびデイジタル
出力切替部を設け、さらに2つの系が少なくとも
一台の上位機器(ステーシヨンを含む)と少ない
ラインで情報交換を行なう制御装置のバツクアツ
プ・システムである。
第2図は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。同図において11は常用系制御装置つまり常
用系、12は待機系制御装置つまり待機系であつ
て、これらの各系11,12間には切替回路13
が設けられている。常用系11は正常時において
常にプロセスラインの制御を司り、待機系12は
常用系11の異常時に常用系11より発生される
ウオツチドツグタイマ信号を受けて動作する切替
回路13の切替制御によつてプロセスラインの制
御を司るものである。
る。同図において11は常用系制御装置つまり常
用系、12は待機系制御装置つまり待機系であつ
て、これらの各系11,12間には切替回路13
が設けられている。常用系11は正常時において
常にプロセスラインの制御を司り、待機系12は
常用系11の異常時に常用系11より発生される
ウオツチドツグタイマ信号を受けて動作する切替
回路13の切替制御によつてプロセスラインの制
御を司るものである。
前記切替回路13は、常用系11からのウオツ
チドツグタイマ信号に基づいて切替制御信号を発
生する切替制御部131と、この切替制御部13
1から発生される切替制御信号を受けて切替選択
動作を行なうオンラインバス切替部132および
オフラインバス切替部133とによつて構成され
ている。なお、切替制御部131は通常リレーな
どによつて構成されるが、各切替部132,13
3が半導体スイツチング素子を用いている場合に
は論理回路などによつて構成されるものである。
チドツグタイマ信号に基づいて切替制御信号を発
生する切替制御部131と、この切替制御部13
1から発生される切替制御信号を受けて切替選択
動作を行なうオンラインバス切替部132および
オフラインバス切替部133とによつて構成され
ている。なお、切替制御部131は通常リレーな
どによつて構成されるが、各切替部132,13
3が半導体スイツチング素子を用いている場合に
は論理回路などによつて構成されるものである。
さらに、オンラインバス切替部132の選択端
子側には少なくとも一台以上のオンライン側入出
力機器15が接続されている。このオンライン側
入出力機器15は、プロセスラインの所要個所に
設置される検出端16および操作端17と接続さ
れ、これらの検出端16、操作端17のインタフ
エースとして機能するものである。一方、オフラ
インバス切替部133の選択端子側にあつても、
少なくとも1台以上の診断用入出力機器18が接
続されている。この入出力機器18は常時エージ
ングされており、必要に応じてプロセスを模擬し
た負荷19が接続されている。前記オンライン側
入出力機器15,…と診断用入出力機器18とは
それぞれ異なつたアドレスを持つており、各系1
1,12はアドレスを指定して各入出力機器1
5,…,18と交信することによつてオンライン
側かオフライン側を判断できるようになつてい
る。
子側には少なくとも一台以上のオンライン側入出
力機器15が接続されている。このオンライン側
入出力機器15は、プロセスラインの所要個所に
設置される検出端16および操作端17と接続さ
れ、これらの検出端16、操作端17のインタフ
エースとして機能するものである。一方、オフラ
インバス切替部133の選択端子側にあつても、
少なくとも1台以上の診断用入出力機器18が接
続されている。この入出力機器18は常時エージ
ングされており、必要に応じてプロセスを模擬し
た負荷19が接続されている。前記オンライン側
入出力機器15,…と診断用入出力機器18とは
それぞれ異なつたアドレスを持つており、各系1
1,12はアドレスを指定して各入出力機器1
5,…,18と交信することによつてオンライン
側かオフライン側を判断できるようになつてい
る。
次に、以上のように構成されたバツクアツプ・
システムの作用について説明する。先ず、常用系
11の正常時、常用系11からのウオツチドツグ
タイマ信号WDTMによつて切替制御部131が
動作し、各切替部132,133は図示する接続
状態となつている。従つて、この状態において
は、常用系11にはオンラインバス切替部132
を介してオンライン側入出力機器15が接続さ
れ、一方、待機系12にはオフラインバス切替部
133を介して診断用入出力機器18が接続され
ている。ここで、常用系11は、各オンライン側
入出力機器15,…にアドレスを指定して交信す
ることによりオンライン側であることを知り、こ
れによつて入出力機器15から所要のプロセスラ
インのプロセス検出信号を取り込んで演算を行な
つて操作出力信号を得、これをオンライン側入出
力機器15を介して操作端17へ与えるようにな
つている。
システムの作用について説明する。先ず、常用系
11の正常時、常用系11からのウオツチドツグ
タイマ信号WDTMによつて切替制御部131が
動作し、各切替部132,133は図示する接続
状態となつている。従つて、この状態において
は、常用系11にはオンラインバス切替部132
を介してオンライン側入出力機器15が接続さ
れ、一方、待機系12にはオフラインバス切替部
133を介して診断用入出力機器18が接続され
ている。ここで、常用系11は、各オンライン側
入出力機器15,…にアドレスを指定して交信す
ることによりオンライン側であることを知り、こ
れによつて入出力機器15から所要のプロセスラ
インのプロセス検出信号を取り込んで演算を行な
つて操作出力信号を得、これをオンライン側入出
力機器15を介して操作端17へ与えるようにな
つている。
待機系12にあつては、オフラインバス切替部
133を介して診断用入出力機器18と接続され
る。そして、待機系12は各オンライン側入出力
機器15とは異なるアドレスを持つた診断用入出
力機器18を指定してデータの交信を行なうが、
この交信によつて自己がオフライン側であるこ
と、正常に交信できるか否かを判断するととも
に、該入出力機器18の診断をも行なつている。
133を介して診断用入出力機器18と接続され
る。そして、待機系12は各オンライン側入出力
機器15とは異なるアドレスを持つた診断用入出
力機器18を指定してデータの交信を行なうが、
この交信によつて自己がオフライン側であるこ
と、正常に交信できるか否かを判断するととも
に、該入出力機器18の診断をも行なつている。
次に、常用系11が異常となつた場合、常用系
11から発生されるウオツチドツグタイマ信号
WDTMによつて切替制御部131が例えば不動
作となり、これによつて各切替部132,133
は図示とは逆の端子側に接続される。この結果、
待機系12は、オンラインバス切替部132を介
して各オンライン側入出力機器15と接続され、
該入出力機器15との交信によつてオンライン側
であり、自己が正常に交信できることが判る。一
方、常用系11は、オフラインバス切替部133
を介して診断用入出力機器18と接続され、前述
した待機系12と同様の動作を行なう。
11から発生されるウオツチドツグタイマ信号
WDTMによつて切替制御部131が例えば不動
作となり、これによつて各切替部132,133
は図示とは逆の端子側に接続される。この結果、
待機系12は、オンラインバス切替部132を介
して各オンライン側入出力機器15と接続され、
該入出力機器15との交信によつてオンライン側
であり、自己が正常に交信できることが判る。一
方、常用系11は、オフラインバス切替部133
を介して診断用入出力機器18と接続され、前述
した待機系12と同様の動作を行なう。
次に、常用系11を修理交換する合、電源投入
と同時にウオツチドツグタイマ信号WDTMがオ
ンして切替部132,133を切替えてしまうの
で、予めウオツチドツグタイマ信号WDTMの信
号線を取り外し修理交換した常用系11が正常で
ある旨を確認した後、ウオツチドツグタイマ信号
線を接続する。
と同時にウオツチドツグタイマ信号WDTMがオ
ンして切替部132,133を切替えてしまうの
で、予めウオツチドツグタイマ信号WDTMの信
号線を取り外し修理交換した常用系11が正常で
ある旨を確認した後、ウオツチドツグタイマ信号
線を接続する。
なお、上位機器がないので、待機系12に切替
えた際或いは待機系12から常用系11に切替え
た際、最新のパラメータはオペレータによつて与
えるか、予め入出力機器15,18に貯えておけ
ば、それを読取ることによつてパラメータの更新
が可能となる。
えた際或いは待機系12から常用系11に切替え
た際、最新のパラメータはオペレータによつて与
えるか、予め入出力機器15,18に貯えておけ
ば、それを読取ることによつてパラメータの更新
が可能となる。
次に、第3図は本発明の他の実施例を示す構成
図である。特に、第2図と比較して異なる点につ
いて述べると、常用系11および待機系12との
情報交換を行なう上位機器21と、各系11,1
2のウオツチドツグタイマ信号WDTMから各系
11,12の異常を報知するアナンシエータ22
とが新たに設けられたこと。この上位機器21は
各系11,12と接続されるも、この接続手段と
しては切替制御部131′によつて切替制御され
る上位バス切替部134を介して少ないバラライ
ン23によつて接続されるようになつている。切
替回路13′としては、オンラインバス切替部1
32、オフラインバス切替部133のほかに、デ
イジタル出力切替部135およびオンライン指定
切替部136等が設けられ、オンラインかオフラ
インかの指定をオンライン指定切替部136の零
レベル信号によつて与え、また各系11,12と
アナンシエータ22とはデイジタル出力切替部1
35を介して行なう構成である。さらに、常用系
11から切替制御部131′への信号ルートは、
常閉接点スイツチ24と、常開接点スイツチ25
および自己保持用接点137の並列回路とを直列
接続した回路によつて形成されている。
図である。特に、第2図と比較して異なる点につ
いて述べると、常用系11および待機系12との
情報交換を行なう上位機器21と、各系11,1
2のウオツチドツグタイマ信号WDTMから各系
11,12の異常を報知するアナンシエータ22
とが新たに設けられたこと。この上位機器21は
各系11,12と接続されるも、この接続手段と
しては切替制御部131′によつて切替制御され
る上位バス切替部134を介して少ないバラライ
ン23によつて接続されるようになつている。切
替回路13′としては、オンラインバス切替部1
32、オフラインバス切替部133のほかに、デ
イジタル出力切替部135およびオンライン指定
切替部136等が設けられ、オンラインかオフラ
インかの指定をオンライン指定切替部136の零
レベル信号によつて与え、また各系11,12と
アナンシエータ22とはデイジタル出力切替部1
35を介して行なう構成である。さらに、常用系
11から切替制御部131′への信号ルートは、
常閉接点スイツチ24と、常開接点スイツチ25
および自己保持用接点137の並列回路とを直列
接続した回路によつて形成されている。
従つて、以上のような構成によれば、常用系1
1の正常時、常開接点スイツチ25を押圧操作す
ると、常用系11から正常である旨のウオツチド
ツグタイマ信号がスイツチ24,25を経て切替
制御部131′へ入力され、これによつて切替制
御部131′に付随する各切替部132〜136
は図示する接続状態となり、また、自己保持用接
点137も閉成され、常開接点スイツチ25が復
旧しても閉成状態を保持する。この状態において
常用系11は、オンライン指定切替部136の零
レベル信号を受けてオンライン側であると判断す
ると、オンラインバス切替部132を介してオン
ライン側入出力機器15と交信を開始し、プロセ
スラインの制御を行なう。また、常用系11は上
位バス切替部134を介して上位機器21と情報
交換が可能となる。この上位機器21は、CRT
を有し、かつ、オペレータの指示或いは予め定め
たプログラムに基づいてプロセスデータを収集管
理し、監視する機能をもつており、例えばパラメ
ータのみの転送機能に限つたとき、上位バス切替
部134を持つことなく上位機器21から各系制
御装置11,12に対して独立した専用の通信ラ
インを接続し、各系制御装置11,12より上位
機器21に対しパラメータ要求信号を送信し、上
位機器21では当該要求信号に基づいて最新のパ
ラメータを該当制御装置11または12に送信す
る構成でもよい。また、上位機器21の一種とし
てN台のステーシヨンを用意し、これらN個のス
テーシヨンから各系制御装置11,12に個別に
専用の通信ラインを接続し、各系制御装置11,
12およびN個のステーシヨンがそれぞれ固有の
アドレスおよびデータ種類選択コード、データ伝
送部を有し、各系制御装置11,12およびN個
のステーシヨンがプログラムに基づいて所要のデ
ータを必要とするとき、データ伝送部から固有の
アドレスおよびデータ種類選択コードを送出し、
相互にデータの授受を行うようなN:2の通信方
式でもよい。
1の正常時、常開接点スイツチ25を押圧操作す
ると、常用系11から正常である旨のウオツチド
ツグタイマ信号がスイツチ24,25を経て切替
制御部131′へ入力され、これによつて切替制
御部131′に付随する各切替部132〜136
は図示する接続状態となり、また、自己保持用接
点137も閉成され、常開接点スイツチ25が復
旧しても閉成状態を保持する。この状態において
常用系11は、オンライン指定切替部136の零
レベル信号を受けてオンライン側であると判断す
ると、オンラインバス切替部132を介してオン
ライン側入出力機器15と交信を開始し、プロセ
スラインの制御を行なう。また、常用系11は上
位バス切替部134を介して上位機器21と情報
交換が可能となる。この上位機器21は、CRT
を有し、かつ、オペレータの指示或いは予め定め
たプログラムに基づいてプロセスデータを収集管
理し、監視する機能をもつており、例えばパラメ
ータのみの転送機能に限つたとき、上位バス切替
部134を持つことなく上位機器21から各系制
御装置11,12に対して独立した専用の通信ラ
インを接続し、各系制御装置11,12より上位
機器21に対しパラメータ要求信号を送信し、上
位機器21では当該要求信号に基づいて最新のパ
ラメータを該当制御装置11または12に送信す
る構成でもよい。また、上位機器21の一種とし
てN台のステーシヨンを用意し、これらN個のス
テーシヨンから各系制御装置11,12に個別に
専用の通信ラインを接続し、各系制御装置11,
12およびN個のステーシヨンがそれぞれ固有の
アドレスおよびデータ種類選択コード、データ伝
送部を有し、各系制御装置11,12およびN個
のステーシヨンがプログラムに基づいて所要のデ
ータを必要とするとき、データ伝送部から固有の
アドレスおよびデータ種類選択コードを送出し、
相互にデータの授受を行うようなN:2の通信方
式でもよい。
一方、待機系12は、オンライン指定切替部1
36からのハイインピーダンス信号によつてオフ
ライン側であることが判り、またオフラインバス
切替部133を介して診断用入出力機器18と交
信することによつて自己が正常に交信できるか否
か、および該診断用入出力機器18の診断をも行
なうものである。このとき、常用系11では、プ
ロセスの上下限警報等のプロセスアラームや入出
力機器15の故障状態をデイジタル出力切替部1
35を介してアナンシエータ22に送り、一方、
待機系12では、オフラインバス切替部133を
介して入出力機器18と接続され、入出力機器1
8との通信によつて自身の動作が異常と判断した
ときにウオツチドツグタイマ信号をアナンシエー
タ22に送り、このアナンシエータ22から故障
等の報知がなされる。
36からのハイインピーダンス信号によつてオフ
ライン側であることが判り、またオフラインバス
切替部133を介して診断用入出力機器18と交
信することによつて自己が正常に交信できるか否
か、および該診断用入出力機器18の診断をも行
なうものである。このとき、常用系11では、プ
ロセスの上下限警報等のプロセスアラームや入出
力機器15の故障状態をデイジタル出力切替部1
35を介してアナンシエータ22に送り、一方、
待機系12では、オフラインバス切替部133を
介して入出力機器18と接続され、入出力機器1
8との通信によつて自身の動作が異常と判断した
ときにウオツチドツグタイマ信号をアナンシエー
タ22に送り、このアナンシエータ22から故障
等の報知がなされる。
次に、常用系11が異常になると、異常である
旨のウオツチドツグタイマ信号WDTMがスイツ
チ24、自己保持用接点137を経て切替制御部
131′に入力され、これによつて各切替部13
2〜136は図示とは逆の接続となり、自己保持
用接点137は解除されて、待機系12側に制御
が受け継がれる。このときの待機系12および常
用系11の動作は、常用系11の正常時における
常用系11および待機系12と同じである。
旨のウオツチドツグタイマ信号WDTMがスイツ
チ24、自己保持用接点137を経て切替制御部
131′に入力され、これによつて各切替部13
2〜136は図示とは逆の接続となり、自己保持
用接点137は解除されて、待機系12側に制御
が受け継がれる。このときの待機系12および常
用系11の動作は、常用系11の正常時における
常用系11および待機系12と同じである。
さらに、常用系11を修理交換する場合、自己
保持用接点137が開となつているので、常用系
11から切替制御部131′を動作または不動作
とするウオツチドツグタイマ信号WDTMが出力
されても、接点137は何ら動かない。この場合
には常開接点スイツチ25のオン操作によつて通
常状態に復帰されることになり、これによつて常
用系1と待機系2とを同じソフトウエアで実現す
ることが可能になる。また、常閉接点スイツチ2
4は例えばオペレータの操作によつて意識的にオ
フさせて常用系11から待機系12に強制的に移
す場合に用いるものである。即ち、常用系11の
運転時に常閉接点スイツチ24を押せば、切替制
御部131′は不動作となつて自己保持用接点1
37が開となり、待機系12に制御が移行するこ
とになる。これにより例えば常用系11の保守、
点検等のメンテナンスに有効である。
保持用接点137が開となつているので、常用系
11から切替制御部131′を動作または不動作
とするウオツチドツグタイマ信号WDTMが出力
されても、接点137は何ら動かない。この場合
には常開接点スイツチ25のオン操作によつて通
常状態に復帰されることになり、これによつて常
用系1と待機系2とを同じソフトウエアで実現す
ることが可能になる。また、常閉接点スイツチ2
4は例えばオペレータの操作によつて意識的にオ
フさせて常用系11から待機系12に強制的に移
す場合に用いるものである。即ち、常用系11の
運転時に常閉接点スイツチ24を押せば、切替制
御部131′は不動作となつて自己保持用接点1
37が開となり、待機系12に制御が移行するこ
とになる。これにより例えば常用系11の保守、
点検等のメンテナンスに有効である。
従つて、本発明にあつてはウオツチドツグタイ
マ信号によつて切替制御されるオンラインバス切
替部の選択端子側に個別にオンライン側入出力機
器と診断用入出力機器を接続し、この2種類の入
出力機器が異なるアドレスを所有し、各系と交信
できるようにしたので、次のような種々の効果を
有する。
マ信号によつて切替制御されるオンラインバス切
替部の選択端子側に個別にオンライン側入出力機
器と診断用入出力機器を接続し、この2種類の入
出力機器が異なるアドレスを所有し、各系と交信
できるようにしたので、次のような種々の効果を
有する。
(1) 各系はアドレスを指定してオンライン側入出
力機器又は診断用入出力機器と交信することに
よつて、自己がオンラインかオフラインかを簡
単に判断できる。
力機器又は診断用入出力機器と交信することに
よつて、自己がオンラインかオフラインかを簡
単に判断できる。
(2) また、待機中の系と診断用入出力機器との交
信によつて、待機中の系が診断用入出力機器の
診断および自己の入出力機器接続インターフエ
ースの自己診断を行なうことができ、待機冗長
系の信頼度を向上させることができる。
信によつて、待機中の系が診断用入出力機器の
診断および自己の入出力機器接続インターフエ
ースの自己診断を行なうことができ、待機冗長
系の信頼度を向上させることができる。
(3) 診断用入出力機器はオンラインで稼動してい
る入出力機器と同じものであり、常にエージン
グされているので、オンラインの入出力機器の
故障時にただちに交換できる。
る入出力機器と同じものであり、常にエージン
グされているので、オンラインの入出力機器の
故障時にただちに交換できる。
(4) 常用系の修理交換時に、常閉系から出力され
るウオツチドツグタイマ信号により切換制御部
が動作しないような交換手順をとれば両系のソ
フトウエアを同じにすることができる。
るウオツチドツグタイマ信号により切換制御部
が動作しないような交換手順をとれば両系のソ
フトウエアを同じにすることができる。
(5) 従つて、以上のような種々の効果により、両
系および入出力機器を含めた全システムの稼動
率を一段と向上させ得るものである。
系および入出力機器を含めた全システムの稼動
率を一段と向上させ得るものである。
次に、他の発明にあつては切替回路内にオンラ
イン指定切替部を設け、この切替部が発生する信
号によりオンラインかオフラインかを判断でき、
ひいてはオンライン側入出力機器と診断用入出力
機器とのアドレスが一致していたとしても問題が
なく、システムを一層使いやすくすることができ
る。またオンライン側の制御装置を接続している
入出力機器の異常またはプロセスアラームを選択
してアナンシエータに送るためのデイジタル出力
切替部を有しているため、システムの異常を適か
くに報知することができる。また、切替制御部の
出力に基づいて上位バス切替部を介して上位機器
に接続される系を選択すれば、上位機器との接続
ライン本数を少なくできる。また、常用系と切替
制御部との間に自己保持手段を設け、人為的操作
によるオン操作のときのみ自己保持して接続され
るようにしているので、常用系と待機系とのソフ
トを同じにすることが可能になり、勿論、修理交
換時に誤まつて切替制御部が各切替部を切替制御
するといつた誤動作も解消できる。
イン指定切替部を設け、この切替部が発生する信
号によりオンラインかオフラインかを判断でき、
ひいてはオンライン側入出力機器と診断用入出力
機器とのアドレスが一致していたとしても問題が
なく、システムを一層使いやすくすることができ
る。またオンライン側の制御装置を接続している
入出力機器の異常またはプロセスアラームを選択
してアナンシエータに送るためのデイジタル出力
切替部を有しているため、システムの異常を適か
くに報知することができる。また、切替制御部の
出力に基づいて上位バス切替部を介して上位機器
に接続される系を選択すれば、上位機器との接続
ライン本数を少なくできる。また、常用系と切替
制御部との間に自己保持手段を設け、人為的操作
によるオン操作のときのみ自己保持して接続され
るようにしているので、常用系と待機系とのソフ
トを同じにすることが可能になり、勿論、修理交
換時に誤まつて切替制御部が各切替部を切替制御
するといつた誤動作も解消できる。
第1図は従来システムの構成図、第2図は本発
明に係る制御装置のバツクアツプ・システムの一
実施例を示す構成図、第3図は本発明に係る制御
装置のバツクアツプ・システムの他の実施例を示
す構成図である。 11…常用系(常用系制御装置)、12…待機
系(待機系制御装置)、13,13′…切替回路、
15…オンライン側入出力機器、16…検出端、
17…操作端、18…診断用入出力機器、21…
上位機器、22…アナンシエータ、25…押ボタ
ンスイツチ、131,131′…切替制御部、1
32…オンラインバス切替部、133…オフライ
ンバス切替部、134…上位バス切替部、135
…デイジタル出力切替部、136…オンライン指
定切替部、137…自己保持用接点。
明に係る制御装置のバツクアツプ・システムの一
実施例を示す構成図、第3図は本発明に係る制御
装置のバツクアツプ・システムの他の実施例を示
す構成図である。 11…常用系(常用系制御装置)、12…待機
系(待機系制御装置)、13,13′…切替回路、
15…オンライン側入出力機器、16…検出端、
17…操作端、18…診断用入出力機器、21…
上位機器、22…アナンシエータ、25…押ボタ
ンスイツチ、131,131′…切替制御部、1
32…オンラインバス切替部、133…オフライ
ンバス切替部、134…上位バス切替部、135
…デイジタル出力切替部、136…オンライン指
定切替部、137…自己保持用接点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 常用系制御装置の異常時に待機系制御装置で
バツクアツプするバツクアツプ・システムにおい
て、 前記常用系制御装置から異常に伴なつて出力さ
れるウオツチドツグタイマ信号を受けて常用系制
御装置から待機系制御装置に切替制御されるオン
ラインバス切替部および待機系制御装置から常用
系制御装置に切替制御されるオフラインバス切替
部を有する切替回路と、 前記オンラインバス切替部の選択端子側に接続
され、プロセスラインの検出端および操作端のイ
ンターフエイスとして機能し、かつ、前記各制御
装置と相互に通信可能な通信手段を有する少くと
も一台のオンライン側入出力機器と、 前記オフラインバス切替部の選択端子側に少く
とも一台接続され、前記待機系制御装置の診断機
能および前記オンライン側入出力機器の予備機と
して機能し、かつ、前記各制御装置と相互に通信
可能な通信手段を有する診断用入出力機器と を備えたことを特徴とする制御装置のバツクアツ
プ・システム。 2 各制御装置と各入出力機器との通信手段は、
オンライン側入出力機器と診断用入出力機器とに
予めそれぞれ異なつたアドレスを設定し、各制御
装置はアドレスを指定して通信可能な状態をとら
えて前記各制御装置自身がオンライン側かオフラ
イン側かを判断するようにした特許請求の範囲第
1項記載の制御装置のバツクアツプ・システム。 3 常用系制御装置の異常時に待機系制御装置で
バツクアツプする制御装置のバツクアツプ・シス
テムにおいて、 常用系制御装置から待機系制御装置に切替える
オンラインバス切替部、各制御装置がオンライン
側かオフライン側かのどちらに接続されているか
を指定するオンライン指定切替部および待機系制
御装置から常用系制御装置に切替えるオフライン
バス切替部を持つた切替回路と、 前記常用系制御装置から正常時のウオツチドツ
グタイマ信号を前記切替回路に与えることにより
前記各切替部を所定の制御装置側に切替設定する
スイツチと、 前記常用系制御装置から正常時のウオツチドツ
グタイマ信号を受けるとともに前記スイツチの操
作によつて自己保持状態を作り出し、かつ、常用
系制御装置から異常時のウオツチドツグタイマ信
号が出力されたとき、前記切替回路によつて自己
保持状態が解除される自己保持用スイツチと、 前記切替回路によつて前記常用系制御装置およ
び待機系制御装置の何れかに接続され、これら各
制御装置との間で情報交換を行う上位機器と、 前記オンラインバス切替部の選択端子側に接続
され、プロセスラインの検出端および操作端のイ
ンターフエイスとして機能する少くとも一台のオ
ンライン側入出力機器と、 前記オフラインバス切替部の選択端子側に少く
とも一台接続され、前記オンライン側入出力機器
と同じ機能を有し、かつ、前記待機系制御装置の
診断機能および前記オンライン側入出力機器の予
備機として機能する診断用入出力機器と を備えたことを特徴とする制御装置のバツクアツ
プ・システム。 4 上位機器と各制御装置とは、それぞれ独立し
た専用の通信ラインによつて接続されている特許
請求の範囲第3項項、記載の制御装置のバツクア
ツプ・システム。 5 常用系制御装置の異常時に待機系制御装置で
バツクアツプする制御装置のバツクアツプ・シス
テムにおいて、 常用系制御装置から待機系制御装置に切替える
オンラインバス切替部、各制御装置がオンライン
側かオフライン側かのどちらに接続されているか
を指定するオンライン指定切替部、待機系制御装
置から常用系制御装置に切替えるオフラインバス
切替部および常用系制御装置から待機系制御装置
に切替えるデイジタル出力切替部を持つた切替回
路と、 前記常用系制御装置から正常時のウオツチドツ
グタイマ信号を前記切替回路に与えることにより
前記各切替部を所定の制御装置側に切替設定する
スイツチと、 前記常用系制御装置から正常時のウオツチドツ
グタイマ信号を受けるとともに前記スイツチの操
作によつて自己保持状態を作り出し、かつ、常用
系制御装置から異常時のウオツチドツグタイマ信
号が出力されたとき、前記切替回路によつて自己
保持状態が解除される自己保持用スイツチと、 前記切替回路によつて前記常用系制御装置およ
び待機系制御装置の何れかに接続され、これら各
制御装置との間で情報交換を行う上位機器と、 前記オンラインバス切替部の選択端子側に接続
され、プロセスラインの検出端および操作端のイ
ンターフエイスとして機能する少くとも一台のオ
ンライン側入出力機器と、 前記オフラインバス切替部の選択端子側に少く
とも一台接続され、前記オンライン側入出力機器
と同じ機能を有し、かつ、前記待機系制御装置の
診断機能および前記オンライン側入出力機器の予
備機として機能する診断用入出力機器と、 前記デイジタル出力切替部の選択端子側に接続
され、前記各制御装置からデイジタル出力切替部
を介して送られてくるプロセスアラーム、オンラ
イン側入出力機器の故障を外部に報知するアナン
シエータと を備えたことを特徴とする制御装置のバツクアツ
プ・システム。 6 上位機器と各制御装置とは、それぞれ独立し
た専用の通信ラインによつて接続されている特許
請求の範囲第5項記載の制御装置のバツクアツ
プ・システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6364684A JPS60207907A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 制御装置のバツクアツプ・システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6364684A JPS60207907A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 制御装置のバツクアツプ・システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60207907A JPS60207907A (ja) | 1985-10-19 |
JPH0542682B2 true JPH0542682B2 (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=13235320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6364684A Granted JPS60207907A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 制御装置のバツクアツプ・システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60207907A (ja) |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP6364684A patent/JPS60207907A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60207907A (ja) | 1985-10-19 |
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