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JPH0526567U - 自動車用幌布のシール構造 - Google Patents

自動車用幌布のシール構造

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Publication number
JPH0526567U
JPH0526567U JP085887U JP8588791U JPH0526567U JP H0526567 U JPH0526567 U JP H0526567U JP 085887 U JP085887 U JP 085887U JP 8588791 U JP8588791 U JP 8588791U JP H0526567 U JPH0526567 U JP H0526567U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
cloth
hood cloth
hood
fixed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP085887U
Other languages
English (en)
Inventor
八生 前田
俊人 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP085887U priority Critical patent/JPH0526567U/ja
Publication of JPH0526567U publication Critical patent/JPH0526567U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造によりシール性を大幅に改善でき
る自動車用開閉式ルーフのシール構造を提供する。 【構成】 車室上部を覆う幌布17を車体に対して回動
可能に構成されたルーフフレームで支持した自動車用開
閉式ルーフにおいて、上記幌布17の上記ルーフフレー
ムのピラー部30への取付部をシールできるよう構成す
る。この場合に、上記幌布17の周縁内面に内側シート
62を固着し、該内側シート62の前縁を上記ピラー部
30の外面に固着する。そして上記ピラー部30に固着
されたウェザーストリップ61に上記内側シート62の
外面に密接するシール片61aを一体形成する。また上
記シール片61aの外側に上記幌布17の周縁部19a
を位置させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用幌布のシール構造に関し、詳細にはドア開口後縁部等にお ける幌布とルーフフレームとの間のシール性を向上できるようにしたシール構造 の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の開閉式ルーフは、車室上部を覆う幌布を車体に回動可能に軸支された ルーフフレームで支持した構造のものが一般的である。このような開閉式ルーフ における、幌布の例えばドア開口後縁部とルーフフレームとの間のシール構造と して、従来、ルーフフレームの周縁にウェザーストリップを取り付け、該ウェザ ーストリップの前縁にドアガラスを圧接させるとともに、後縁に幌布の周縁を被 せるように固定するのが一般的である(例えば実開昭64-39137号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記開閉式ルーフでは、幌布のドア開口周縁部分が走行風により外方 に開き易い傾向にある。従って該開口部分のシール構造の如何によっては、走行 中に雨水等が上記幌布の外方に開いた部分から内方に進入し易い問題があり、よ りシール性を向上できるシール構造が要請されている。 本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造によりシール 性を大幅に改善できる自動車用開閉式ルーフのシール構造を提供することを目的 としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車室上部を覆う幌布のこれを支持するルーフフレームへの取付部の シール構造において、上記幌布の周縁内面に内側シートを固着し、該内側シート の前縁を上記ルーフフレームの外面に固着するとともに、上記ルーフフレームに 固着されたウェザーストリップに上記内側シートの外面に密接するシール片を一 体形成し、該シール片の外側に上記幌布の周縁部分を位置させたことを特徴とし ている。
【0005】
【作用】
本考案に係るシール構造によれば、幌布の内側に貼着した内側シートの前縁を ルーフフレームの外面に固着し、さらにこれをウェザーストリップに延設したシ ール片で覆っているので、該部分は二重のシール構造となっている。従ってこの 二重シール構造部分の外側に位置する幌布の周縁部分が走行風等によって仮に外 方に開き、その隙間から雨水等が進入しても、この雨水等は上記シール片と内側 シートとの二重シール構造によって室内への進入が阻止され、それだけシール性 が向上する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図について説明する。 図1ないし図7は本考案の一実施例による自動車用開閉式ルーフのシール構造 を説明するための図であり、図1,図2は図3のI-I 線,II-II線断面図、図3, 図4はルーフ部分の側面図,斜視図、図5はルーフフレームの側面図、図6,図 7は該実施例自動車の側面図である。
【0007】 図において、1は本実施例構造が採用された開閉式ルーフ2を備えた自動車で あり、3はルーフ部分を除去してなる車体、4,5は前,後輪である。上記車体 3の前部両側にはAピラー6が上方に立設されており、該Aピラー6同士はウン ドシールドヘッダ7で接続され、これらの部材で形成されたウインドシールド内 にフロントガラス8が配置固定されている。また上記車体3のサイドパネル部分 にはドア開口3aが形成されており、該ドア開口3aにはドア9が開閉自在に配 設されている。なお上記ドア9はドア本体10と、これの上縁前部のみに形成さ れたドアサッシュ11と、該サッシュ11のディビジョンバー11aを前後に貫 通するように、かつ昇降自在に配設されたドアガラス12とで構成されている。
【0008】 上記開閉式ルーフ2は、上記車体3の上方を覆う幌布17と、該幌布17を緊 張状態に支持するルーフフレーム18とから構成されている。このルーフフレー ム18は、正面視で略門型形状をなすリヤフレーム24と、平面視で略コ字形状 をなすフロントフレーム25と、正面視で略門型形状の後クロスパイプ26とで 構成されている。
【0009】 上記リヤフレーム24は、左,右一対のピラー部30同士を前,後一対の前, 中クロスパイプ28,29で剛結した構造のものであり、下端の支持ブラケット 32部分が車幅方向の軸線を有する支持パイプ33によって車体3に回動可能に 軸支されている。上記支持ブラケット32の後側直近部分に上記後クロスパイプ 26の左,右下端部が軸支されている。また上記支持ブラケット32の後クロス パイプ26の軸支部より少し上部には、該リヤフレーム24の回動動作を補助す るためのダンパステー34のシリンダ35が軸支されている。またこのダンパス テー34のピストンロッド36の先端部は連結アーム37の先端に軸支されてお り、該連結アーム37は上記車体3に回動自在に軸支されている。
【0010】 上記フロントフレーム25は、左,右一対のルーフ部38の前端部同士を車幅 方向に延びるクロスメンバ39で剛結してなるものであり、上記リヤフレーム2 4の前端部にブラケット34,40を介して回動自在に軸支されている。なお、 44はフロントフレーム25を折り畳んだとき該フロントフレーム25と上記リ ヤフレーム24との挟角部分にて起立するように構成されたストッパアームであ り、49は該アーム44を回動させる駆動ピン、50はフロントフレーム25を 元の位置に戻す際の自重によるモーメントを軽減するための補助ばねである。
【0011】 上記ピラー部30はインナ,アウタパネル30a,30bを、また上記ルーフ 部38はインナ,アウタパネル38a,38bをそれぞれフランジ接続した筒体 状のものである。そして上記ルーフ部38のドア開口側にはフランジ部38cを 内側に折り曲げることによりストリップ取付座が形成されており、該取付座にウ ェザーストリップ65の基部が固着されている。
【0012】 また上記ピラー部30のドア開口側には保持片30cを固着することによりス トリップ取付溝が形成されており、該取付溝内にはウェザーストリップ61の基 部61dが嵌合固着されている。このウェザーストリップ61は上記基部61d にドアシール片61cを一体形成するとともに、幌シール片61aを車両後方に 延長形成してなるものである。なお、61bは上記幌シール片61aの外方への 折り曲げを容易化するための切欠溝である。
【0013】 上記幌布17は、車室の上部、左,右側部、及び後端部にそれぞれ位置するル ーフ部17a,サイド部17b,及びバック部17cから構成されている。上記 バック部17cは、上記ルーフ部17a,及びサイド部17bに連続する本体部 17gと、これの内側に位置し、ジッパ21aで着脱可能となっている窓部17 fとで構成されている。この窓部17f及び上記サイド部17bには窓開口17 e,17dがそれぞれ形成されており、この窓開口17d,17eの外面には、 透明樹脂からなる透明プレート20が貼着されている。
【0014】 上記サイド部17bの前縁(ドア開口後縁)内面及びルーフ部17aの側縁( ドア開口上縁)内面には、該幌布17の要所部分を補強するための補強布19a ,19bが貼着されており、また該幌布17の周縁には端末処理を行うための縁 布19dが縫着されている。この縁布19d,及び上記補強布19a,19bは 上記幌布17と同一材質の帯状のものである。そして上記ルーフ部17aの左, 右側部に位置する補強布19bは、該ルーフ部17aと上記サイド部17bとの 稜線部分を後方に延長されており、その延長端部19cは上記後クロスパイプ2 6に巻回固着されている。
【0015】 そして上記幌布17のドア開口後縁部分に貼設された補強布19aの内面には 内側シート62が配設されており、該シート62の後縁部分は上記補強布19a の後縁に接着され、さらに上記幌布17に縫着されている。この内側シート62 の前縁は上記ピラー部30の保持片30c部分の外面にタッピングスクリュー6 3で固定されている。また上記ウェザーストリップ61の上記幌シール片61a はその弾性力によって上記内側シート62の外面に密接している。そして上記幌 布17のドア開口後縁に貼着された補強布19a部分は上記幌シール片61aの 外面を覆っている。
【0016】 次に本実施例の作用効果について説明する。 本実施例の自動車1では、幌布17を張設した状態(図6参照)と、幌布17 をルーフフレーム18と共に車体後部の格納室内に格納した状態(図7参照)と の間でルーフを開閉できる。上記幌布17を張設するには、ルーフフレーム18 を図3に二点鎖線で示す格納状態から上方に回動させ、フロントフレーム25の 前端部を上記ウインドシールドヘッダ7にロック機構(図示せず)でロックする 。これによりルーフ全体が前方に引き寄せられ、幌布17の前縁の縁布19d部 分が上記ウインドシールドヘッダ7のウェザーストリップに圧接する。
【0017】 上述のような開閉動作を行うようにした開閉式ルーフでは、幌布17の特にド ア開口後縁付近が走行風によって外方に開く傾向があり、従ってこの部分のシー ルが問題となる。本実施例では、図1に示すように、補強布19aの内面に内側 シート62を固着し、これの前縁をピラー部30に固定し、さらにこの内側シー ト62の外面にウェザーストリップ61に一体形成された幌シール片61aを密 接させる二重シール構造を採用している。そのため、上記幌布17の上記補強布 19a部分が走行風等で外方に開き、ここから雨水等が進入した場合でも、この 雨水等の室内への進入は、幌シール片61a及び内側シート62の二重シールに よって確実に阻止される。
【0018】 このように本実施例では、ルーフフレーム18のピラー部30と幌布17との シール構造として、幌布17に接着された内側シート62と、ウェザーストリッ プ61に一体形成された幌シール片61aとによる二重シール構造を採用したの で、該部分のシール性を大幅に改善できる。 また上記二重シール部分の組立に当たっては、幌シール片61a,及び補強布 19a部分をそれぞれ外方に折り曲げた状態で内側シート62をアウタパネル3 0bにタッピングスクリュー63で固定し、幌シール片61aをその弾性力で上 記内側シート62の外面に密接させ、最後に上記補強布19a部分を正規位置に 戻して固定するだけでよい。従って上記二重シール構造を採用しながら組立が複 雑になる等の問題が生じることはない。 なお、上記実施例では内側シート62を幌布17と別体としたが、これは幌布 17を折り曲げることにより形成しても良い。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案に係る自動車用幌布のシール構造によれば、幌布のドア開 口後縁部の内面に内側シートの後縁を固着するとともにこれの前縁をルーフフレ ーム外面に固着し、ウェザーストリップに一体形成されたシール片で上記内側シ ートを覆うようにしたので、該部分のシールが二重となり、それだけシール性を 改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自動車用幌布のシール
構造を示す図であり、図3のI-I 線断面図である。
【図2】図3のII-II 線断面図である。
【図3】上記実施例構造の側面図である。
【図4】上記実施例構造の斜視図である。
【図5】上記実施例構造のルーフフレーム部分の側面図
である。
【図6】上記実施例構造を備えた自動車の側面図であ
る。
【図7】上記実施例構造を備えた自動車の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車 2 開閉式ルーフ 3 車体 17 幌布 18 ルーフフレーム 19a 補強布(幌布の周縁部分) 61 ウェザーストリップ 61a 幌シール片 62 内側シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室上部を覆う幌布のこれを支持するル
    ーフフレームへの取付部のシール構造において、上記幌
    布の周縁内面に内側シートを固着し、該内側シートの前
    縁を上記ルーフフレームの外面に固着するとともに、上
    記ルーフフレームに固着されたウェザーストリップに上
    記内側シートの外面に密接するシール片を一体形成し、
    該シール片の外側に上記幌布の周縁部分を位置させたこ
    とを特徴とする自動車用幌布のシール構造。
JP085887U 1991-09-24 1991-09-24 自動車用幌布のシール構造 Withdrawn JPH0526567U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006232125A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toyo Seat Co Ltd 車両用幌装置
JP2006231995A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toyo Seat Co Ltd 車両用幌のシール構造

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19951130