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JPH05236123A - 呼び返し交換方式 - Google Patents

呼び返し交換方式

Info

Publication number
JPH05236123A
JPH05236123A JP3240692A JP3240692A JPH05236123A JP H05236123 A JPH05236123 A JP H05236123A JP 3240692 A JP3240692 A JP 3240692A JP 3240692 A JP3240692 A JP 3240692A JP H05236123 A JPH05236123 A JP H05236123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subscriber
call
exchange
calling
called
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3240692A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Uruma
康志 漆間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Communication Systems Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3240692A priority Critical patent/JPH05236123A/ja
Publication of JPH05236123A publication Critical patent/JPH05236123A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着信加入者が通話中であっても、通話終了に
より、発信者を自動的に呼び返して発信加入者と着信加
入者間の通話路接続動作を行う。 【構成】 着信加入者Bが通話中の場合、着信加入者交
換機51は発信加入者交換機11より共通線を介して送
出された発信ID、着信IDを内蔵のメモリに登録する
と共に、ID登録中であることを共通線信号に乗せて発
信加入者交換機11に通知し、発信加入者交換機11は
トーキ装置13より、「後で自動的に呼び返しを行う趣
旨のトーキ」を発信加入者Aに流す。着信加入者Bの通
話終了により、着信加入者交換機51は登録された発信
IDに基づいて加入者Aを呼び返し、発信加入者Aと着
信加入者B間の通話路接続動作を行う。この場合、呼び
返しによる接続動作である旨のトーキをトーキ装置1
3,53より、発信加入者A及び着信加入者Bに通知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着信加入者が通話中の場
合における呼び返し交換方式に係わり、特に発信加入者
を特定する発信IDを共通線にて送出する機能を有する
加入者交換機と、共通線信号中継局を介して該発信ID
を中継する機能を備えた中継交換機と、発信IDを受信
する機能を備えた加入者交換機を有する通信システムに
おける着信加入者通話時の呼び返し交換方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルの宿泊予約、チケット予約、プレ
イ予約等の各種予約等を目的にして掛けられる電話は、
着信側が話中の場合、何度もリダイヤルを行う。このよ
うなリダイヤル動作を非常に多くの加入者が行うと、着
信側加入者交換機の負荷が増大し、最悪の場合、輻輳状
態に陥る。かかる輻輳状態を防ぐ方法としては、トラヒ
ック制御システムがある。このトラヒック制御システム
は、所定時間内における各交換機の発信呼数をセンタに
通知し、センタで交換機毎に輻輳状態を判断して、輻輳
状態になる可能性がある交換機に対する発信呼を規制す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにトラヒック
制御システムでは、発信呼を規制して着信側加入者交換
機の負荷を軽減するものであるため、接続可能性のある
発信呼に対しても規制を行う場合がある。かかる場合に
は、発信加入者は所定時間後にリダイヤルしなければな
らず、なお輻輳状態であれば以後何回もリダイヤルしな
ければならず加入者に対するサービス上好ましくない。
又、発信呼が規制されると、発信加入者は別のホテルや
プレイ場等に予約したり、あるいは諦めたりする場合が
あり、着信加入者にとっては売上低下となる問題があ
る。
【0004】以上から本発明の目的は、着信加入者が通
話中の場合に生じる輻輳状態からの着信加入者交換機の
負荷軽減を、トラヒック制御によらなくてもできる呼び
返し交換方式を提供することである。本発明の別の目的
は、着信加入者が通話中であっても、通話終了により、
発信者を自動的に呼び返して発信加入者と着信加入者間
の通話路接続動作を行え、換言すれば、発信加入者が一
々リダイヤルしなくても発信加入者と着信加入者間の通
話路接続動作を行え、加入者に対するサービスを向上で
きる呼び返し交換方式を提供することである。
【0005】本発明の更に別の目的は、交換網における
無効呼を減少して通話完了率を向上でき、しかも、着信
加入者の無通話状態時間を短縮できる呼び返し交換方式
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11は発信加入者を特定する発信IDを共通
線にて送出する機能を有する加入者交換機、12は加入
者交換機11に収容された加入者(電話端末)、13は
加入者交換機11に接続され、所定の呼び返しメッセー
ジを音声で流すトーキ装置、21,31は共通線信号中
継局、41は共通線信号中継局を介して発信IDを中継
する機能を備えた中継交換機、51は発信IDを受信す
る機能を備えた加入者交換機、52は加入者交換機51
に収容された加入者(電話端末)、53は加入者交換機
51に接続され、所定の呼び返しメッセージを音声で流
すトーキ装置である。
【0007】
【作用】加入者Aより加入者Bに発呼した時、着信加入
者Bが通話中の場合には、着信側の加入者交換機51は
発信側の加入者交換機11より共通線を介して送出され
た発信IDを内蔵のメモリに登録し、着信加入者の通話
終了により、該登録された発信IDに基づいて加入者A
を呼び返し、発信加入者Aと着信加入者B間の通話路接
続動作を行う。このようにすれば、トラヒック制御によ
らなくても輻輳状態からの着信側の加入者交換機の負荷
を軽減でき、しかも、発信加入者が一々リダイヤルしな
くても自動的に呼び返し接続ができ、加入者に対するサ
ービスを向上でき、更には、交換網における無効呼を減
少して通話完了率を向上できるとともに、着信加入者の
無通話状態時間を短縮できる。
【0008】また、発信側の加入者交換機11は発信I
Dと共に着信加入者を特定する着信IDを共通線にて送
出し、着信側の加入者交換機51は着信加入者が通話
時、該着信加入者が呼び返しサービスの実行を要求して
いるかチェックし、呼び返しサービスの実行を要求して
いる場合には、発信IDと共に着信IDを登録し、通話
終了により該発信IDと着信IDを用いて発信加入者A
と着信加入者B間の通話路接続動作を行う。このように
すれば、呼び返しサービスの実行が必要な加入者のみ、
呼び返しを行うことができる。
【0009】更に、着信側の加入者交換機51は、呼び
返しのためにID登録中であることを共通線信号に乗せ
て発信側の加入者交換機11に通知し、発信側の加入者
交換機11はトーキ装置13より、「後で自動的に呼び
返しを行う趣旨のメッセージ」を発信加入者Aに通知す
る。このようにすれば、自動的に呼び返しが行われるこ
とを発信加入者が認識でき、加入者に対するサービスを
向上できる。又、登録IDを用いた呼び返し接続動作に
際して、呼び返しによる接続動作である旨のメッセージ
をトーキ装置13,53より、発信加入者A及び着信加
入者Bに通知する。このようにすれば、加入者に対する
サービスを向上できる。
【0010】
【実施例】通信システム 図2は本発明に係わる通信システムの構成図であり、1
1は発信加入者を特定する発信IDと着信加入者を特定
する着信IDを共通線にて送出する機能を有する加入者
交換機、12は加入者交換機11に収容された加入者
(電話端末)、13は加入者交換機11に接続され、所
定の呼び返しメッセージを音声で流すトーキ装置、2
1,31は共通線信号中継局、41は共通線信号中継局
を介して発信ID、着信IDを中継する機能を備えた中
継交換機、51は発信ID、着信IDを受信する機能を
備えた加入者交換機、52は加入者交換機51に収容さ
れた加入者(電話端末)、53は加入者交換機51に接
続され、所定の呼び返しメッセージを音声で流すトーキ
装置である。
【0011】呼び返し交換制御 発信加入者Aより発信呼(着信加入者Bに対する呼とす
る)が発生すると、発信加入者交換機11はダイヤルの
数字分析を行い、着信加入者Bへの放路を決定する。つ
いで、発信加入者交換機11は、図3に示すように、発
信ID(電話番号)、着信ID(電話番号)、中継交換
機番号、その他のデータを含む接続情報を生成して共通
線信号に乗せて送出する。共通線信号中継機21は受信
した接続情報を中継交換機番号が特定する中継交換機4
1に送り、発信加入者交換機11と中継交換機41間を
接続させる。又、中継交換機41は着信加入者Bへの放
路を決定し、発信ID(電話番号)、着信ID(電話番
号)、中継交換機番号、その他のデータを含む接続情報
を生成して共通線信号に乗せて送出する。以後、各共通
線信号中継局、交換機は同様の動作を行って、最終的に
接続情報は着信加入者が収容されている着信加入者交換
機51に伝送される。
【0012】着信加入者交換機51は接続情報に基づい
て接続動作を行う。すなわち、加入者データを参照して
着信加入者が通話可能であれば、図示しないトランク回
路を介して着信加入者Bを中継交換機41に接続し、
又、通話可能な旨を共通線を介して発信加入者交換機1
1に送る。これにより、発信加入者Aと着信加入者B間
の通話路が確立され、A,B間で通話可能となる。
【0013】一方、着信加入者Bが通話中の場合には、
着信加入者交換機51は該着信加入者Bの加入者データ
に含まれる「呼び返しサービスフラグ」のオン・オフを
参照して着信加入者Bが呼び返しサービスの実行を要求
しているかチェックし、呼び返しサービスの実行を要求
している場合には、発信IDと共に着信IDを内蔵のメ
モリにセーブ(登録)する。又、着信加入者交換機51
は、「着信加入者が通話中であり、呼び返しのためにI
D登録中である旨」を共通線信号に乗せて発信加入者交
換機11に通知する。これにより、発信加入者交換機1
1はトーキ装置13を発信加入者Aに接続し、例えば以
下のメッセージ「着信者は通話中ですので通話が終了し
た時に自動的に呼び返しをします。」を発信加入者Aに
流し、発信加入者Aが電話機の受話器を置くように通知
する。このメッセージにより、発信加入者Aが電話を切
断することが予測でき、切断すれば、交換機の接続処理
を終了する。
【0014】着信加入者交換機51は、以後、着信加入
者Bの通話切断を監視し、通話切断時に呼び返しすべき
呼の登録がなされているかを着信IDを参照してチェッ
クし、登録されていれば、着信加入者Bを呼び出し、着
信加入者Bが応答すれば、トーキ装置53を該着信加入
者に接続し、例えば以下のメッセージ「話中時に掛った
電話をおつなげします。」を流す。又、着信加入者交換
機51は、以上と並行して、登録されている発信IDを
用いて、発信加入者Aの呼び返しをする。尚、呼び返し
接続中である旨を共通線信号に乗せて発信加入者交換機
11に送る。これにより、発信加入者交換機11は発信
加入者Aを呼び出し、発信加入者が応答すれば、トーキ
装置13を発信加入者に接続し、例えば以下のメッセー
ジ「話中時に掛けた電話をおつなげします。」を流す。
しかる後、発信加入者Aと着信加入者B間の通話路を確
立し、A,B間で通話可能にする。
【0015】加入者交換機 図4は本発明に係わる加入者交換機の構成図である。図
中、11は加入者交換機、12は加入者(電話端末)、
13はトーキ装置である。加入者交換機11において、
11aは通話路回路、11bは中央処理装置(CP
U)、11cは主記憶装置、11dはトーキトランク、
11eは中継トランク回路、11f,11gは加入者回
路、11hは電話端末のオフフック/オンフックあるい
はダイアル数字を識別して中央制御装置11bに示すス
キャン回路、11iはスキャン回路からのデータを中央
制御装置11bに伝えると共に、中央制御装置からのパ
ス接続要求を通話路回路11aに伝える信号分配回路、
11jは共通線信号の授受を行う共通線信号装置であ
り、その他図示しないがダイアルト−ン送出回路、リン
グバックト−ン送出回路等が設けられている。
【0016】主記憶装置11cには、加入者データ記憶
域13c-1と発信・着信ID記憶域13c-2が設けられ、加入
者データ記憶域13c-1には加入者データが加入者毎に記
憶され、又、発信・着信ID記憶域13c-2には着信加入
者が通話中の場合に発信加入者交換機から送られてくる
発信IDと着信IDが登録される。加入者データには、
加入者毎に加入者ID(電話番号)、電話料金が不
払いであるか、通話中であるか等のデータと共に、
呼び返しサービスフラグが記憶されている。呼び返しサ
ービスフラグがオンの加入者に着信した時、該着信加入
者が通話中であれば、通話切断時に自動的に発信加入者
を呼び返す接続動作が行われる。尚、呼び返しサービス
フラグがオフの場合には呼び返しサービスは行われな
い。
【0017】呼び返し交換における加入者交換機の処理 図5は発呼時における発信加入者交換機の処理の流れ
図、図6は着信時おける着信加入者交換機の処理の流れ
図、図7は通話切断時における着信加入者交換機の処理
の流れ図、図8は呼び返し時における発信加入者交換機
の処理の流れ図である。以下、それぞれの場合について
個別に説明する。
【0018】(a) 発呼時における発信加入者交換機の処
理 加入者Aは、加入者B(図2参照)に発呼すべく受話器
を持ち上げてオフフックする。発信加入者交換機11の
中央処理装置11b(図4)はオフフックしたことをス
キャン回路11h経由で検出すると、発信加入者Aの加
入者データを参照して発信分析(例えば電話料金を払っ
ているか等)を行う。発信分析の結果、通話可能であれ
ば、通話路回路11aに対して発信加入者Aの加入者回
路11fとダイアルト−ン送出器(図示せず)間を接続
し、発信加入者Aに対してダイアルト−ンを聞かせる。
ついで、発信加入者Aが第1数字を送出すると、中央制
御装置11bは、スキャン回路11h経由で該数字を受
け取り、通話路回路11aに対して加入者回路11fと
ダイアルト−ン送出回路間のパスを切断する。以後、全
てのダイアル数字を受信すれば、受信数字を分析して着
信加入者Bへの放路を決定する。
・・・以上ステップ101
【0019】ついで、発信加入者交換機11は、発信I
D(電話番号)、着信ID(電話番号)、中継交換機番
号、その他のデータを含む接続情報(図3参照)を生成
して共通線信号に乗せて着信加入者交換機51に送出す
る(ステップ102)。以後、発信加入者交換機11
は、着信加入者交換機51から「呼び返しID登録中通
知」が送られて来ているか監視する(ステップ10
3)。「呼び返しID登録中通知」が送られて来ず、別
の情報(通話可能、通話中で接続不可能)が送られてく
れば、通常の呼制御処理を実行する(ステップ10
4)。
【0020】しかし、「呼び返しID登録中通知」が送
られて来れば、発信加入者交換機11はトーキ装置13
を発信加入者Aに接続し、以下のメッセージ「着信者は
通話中ですので通話終了した時に自動的に呼び返しをし
ます。」を発信加入者Aに流し、発信加入者が電話機の
受話器を置くように通知する(ステップ105)。この
メッセージを聞いて発信加入者は受話器を置くことにな
る。ついで、発信加入者交換機11は発信加入者Aが電
話を切断(オンフック)したか監視し(ステップ10
6)、オンフックすれば交換機の接続処理を終了する。
【0021】(b) 着信時おける着信加入者交換機の処理 着信交換機51は共通線を介して接続情報を受信すれば
(ステップ201)、着信加入者Bの加入者データを参
照して通話中か判断し(ステップ202)、話中でなけ
れば通常の呼制御処理を実行し、発信加入者Aと着信加
入者B間の通話路を確立する(ステップ203)。
【0022】しかし、ステップ202において、着信加
入者Bが通話中の場合には、加入者データに含まれる
「呼び返しサービスフラグ」のオン・オフを判別し(ス
テップ204)、呼び返しサービスフラグがオフの場合
には共通線を介して話中通知を発信加入者交換機11に
通知し(ステップ205)、発信加入者Aのオフフック
により処理を終了する。
【0023】一方、ステップ204において、呼び返し
サービスフラグがオンの場合には、共通線を介して発信
加入者交換機11より送られてきている発信IDと着信
IDを主記憶装置11cの発信・着信記憶域13c-2に記
憶する(ステップ206)。ついで、着信加入者交換機
51は、「着信加入者が通話中であり、呼び返しのため
にID登録中である旨」を共通線信号に乗せて発信加入
者交換機11に通知する(ステップ207)。これによ
り、発信加入者交換機11はステップ103で「YE
S」となり、トーキ装置13より呼び返し接続中のメッ
セージを流すことになる。
【0024】(c) 通話切断時における着信加入者交換機
の処理 着信加入者が通話中のため、呼び返し登録を行った場合
の呼び返し制御は以下のように行われる。すなわち、着
信加入者交換機51は着信加入者Bに状態変化が生じた
か、換言すれば通話切断事象が生じたか監視し(ステッ
プ301)、通話切断が生じれば発信・着信ID記憶域
13c-2に着信加入者BのIDが登録されているか、すな
わち、呼び返しすべき呼の登録がなされているかをチェ
ックし(ステップ302)、登録されていなければ処理
を終了する。
【0025】呼び返しすべき呼が登録されていれば、着
信加入者Bを呼び出し(ステップ303)、着信加入者
がオフフックするまで所定回数リンギングを行い(ステ
ップ304、305)、所定回数リンギングしても着信
加入者Bが応答しない場合には処理を終了する。
【0026】一方、呼び出しに対して着信加入者Bが応
答すれば、着信加入者交換機51はトーキ装置53を該
着信加入者に接続し、例えば以下のメッセージ「話中時
に掛った電話をおつなげします。」を流す(ステップ3
06)。しかる後、着信加入者交換機51は登録されて
いる発信IDを用いて、発信加入者Aの呼び返し接続を
実行する。すなわち、発信ID、着信ID、中継機番
号、呼び返し接続中である旨を共通線信号に乗せて発信
加入者交換機11に送る(ステップ307)。
【0027】発信加入者交換機11は共通線信号の受信
により、後述するように発信加入者Aのリンガを鳴らし
(呼び出し)、発信加入者が応答すれば、応答有りを着
信加入者交換機51に通知し、所定回数以上リンギング
をしても無応答の場合には応答無しを着信加入者交換機
51に通知する。従って、ステップ307の処理後、着
信加入者交換機51は発信者が応答(オフフック)した
か監視し(ステップ308)、応答が有れば、発信加入
者Aと着信加入者B間の通話路を確立し、A,B間で通
話可能にし、又、発信・着信記憶域13c-2から該当発信
IDと着信IDを除去して処理を終了する(ステップ3
09)。
【0028】しかし、所定回数以上リンギングをしても
無応答の場合には(ステップ310)、トーキ装置53
を着信加入者に接続し、接続不可能のメッセージを流し
(ステップ311)、着信加入者Bのオフフックにより
発信・着信記憶域13c-2から該当発信IDと着信IDを
除去して処理を終了する。
【0029】(d) 呼び返し時における発信加入者交換機
の処理 呼び返しに際して、着信加入者交換機51より共通線を
介して呼び返し接続情報を受信すれば(ステップ40
1)、発信加入者Aのリンガを鳴らして呼び出しを行い
(ステップ402)、所定回数リンギングしても応答が
ない場合には、着信加入者交換機51に通知して終了す
る(ステップ403,404)。
【0030】しかし、応答があれば、トーキ装置13を
発信加入者Aに接続して、以下のメッセージ「話中時に
掛けた電話をおつなげします。」を流し(ステップ40
5)、しかる後、発信加入者Aと着信加入者B間の通話
路を確立し、A,B間で通話可能にする(ステップ40
6)。
【0031】以上の説明では、呼び返し接続中のメッセ
ージを発信加入者、着信加入者の両方に流す場合である
が、一方の加入者のみに流すようにしてもよい。以上、
本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲
に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であ
り、本発明はこれらを排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上本発明によれば、着信加入者が通話
中の場合には、着信側の加入者交換機は発信側の加入者
交換機より共通線を介して送出された発信IDを内蔵の
メモリに登録し、着信加入者の通話終了により、該登録
された発信IDに基づいて発信加入者を呼び返し、発信
加入者と着信加入者間の通話路接続動作を行うように構
成したから、トラヒック制御によらなくても輻輳状態か
らの着信加入者交換機の負荷を軽減でき、しかも、発信
加入者が一々リダイヤルしなくても自動的に呼び返し接
続ができ、加入者に対するサービスを向上できる。又、
交換網における無効呼を減少して通話完了率を向上でき
ると共に、着信加入者の無通話状態時間を短縮できる。
【0033】又、本発明によれば、発信側の加入者交換
機は発信IDと共に着信加入者を特定する着信IDを共
通線にて送出し、着信側の加入者交換機は着信加入者が
通話時、該着信加入者が呼び返しサービスの実行を要求
しているかチェックし、呼び返しサービスの実行を要求
している場合には、発信IDと共に着信IDを登録し、
通話終了により該発信IDと着信IDを用いて発信加入
者と着信加入者間の通話路接続動作を行うように構成し
たから、呼び返しサービスの実行が要求されている場合
に限り、呼び返しを行うことができる。
【0034】更に、本発明によれば、着信側の加入者交
換機は、呼び返しのためにID登録中であることを共通
線信号に乗せて発信側の加入者交換機に通知し、発信側
の加入者交換機はトーキ装置より、「後で自動的に呼び
返しを行う趣旨のメッセージ」を発信加入者に通知する
ように構成したから、自動的に呼び返しが行われること
を発信加入者が認識でき、加入者に対するサービスを向
上できる。
【0035】又、登録IDを用いた呼び返し接続動作に
際して、呼び返しによる接続動作である旨のメッセージ
をトーキ装置より、発信加入者及び着信加入者に通知す
るように構成したから、加入者に対するサービスを向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明に係わる通信システムの構成図である。
【図3】接続情報の説明図である。
【図4】本発明に係わる加入者交換機の実施例構成図で
ある。
【図5】発呼時における発信加入者交換機の処理の流れ
図である。
【図6】着信時おける着信加入者交換機の処理の流れ図
である。
【図7】通話切断時における着信加入者交換機の処理の
流れ図である。
【図8】呼び返し時における発信加入者交換機の処理の
流れ図である。
【符号の説明】
11・・加入者交換機 12・・加入者(電話端末) 13・・トーキ装置 21,31・・共通線信号中継局 41・・中継交換機 51・・加入者交換機 52・・加入者(電話端末) 53・・トーキ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信加入者を特定する発信IDを共通線
    にて送出する機能を有する加入者交換機(11)と、共通線
    信号中継局(21,31)を介して該発信IDを中継する機能
    を備えた中継交換機(41)と、発信IDを受信する機能を
    備えた加入者交換機(51)を有する通信システムにおける
    呼び返し交換方式において、 着信加入者が通話時、着信加入者交換機(51)は発信加入
    者交換機(11)より送出された発信IDを登録し、 着信加入者の通話終了により、該登録された発信IDに
    基づいて発信加入者を呼び返し、発信加入者と着信加入
    者間の通話路接続動作を行うことを特徴とする呼び返し
    交換方式。
  2. 【請求項2】 発信加入者交換機(11)は発信IDと共に
    着信加入者を特定する着信IDを共通線にて送出し、 着信加入者交換機(51)は着信加入者が通話時、該着信加
    入者が呼び返しサービスの実行を要求しているかチェッ
    クし、 呼び返しサービスの実行を要求している場合には、発信
    IDと共に着信IDを登録し、 通話終了により該発信IDと着信IDを用いて発信加入
    者と着信加入者間の通話路接続動作を行うことを特徴と
    する請求項1記載の呼び返し交換方式。
  3. 【請求項3】 着信加入者交換機(51)は、呼び返しのた
    めにID登録中であることを共通線信号に乗せて発信加
    入者交換機(11)に通知し、発信加入者交換機(11)はトー
    キ装置(13)より、後で自動的に呼び返しを行う趣旨のメ
    ッセージを発信加入者に通知することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の呼び返し交換方式。
  4. 【請求項4】 呼び返し接続動作に際して、呼び返しで
    ある旨のメッセージをトーキ装置(13,53)より、発信加
    入者及び着信加入者の少なくとも一方に通知することを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の呼び返し交換方
    式。
JP3240692A 1992-02-20 1992-02-20 呼び返し交換方式 Withdrawn JPH05236123A (ja)

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JP3240692A JPH05236123A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 呼び返し交換方式

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