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JPH0513292A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

Info

Publication number
JPH0513292A
JPH0513292A JP3161323A JP16132391A JPH0513292A JP H0513292 A JPH0513292 A JP H0513292A JP 3161323 A JP3161323 A JP 3161323A JP 16132391 A JP16132391 A JP 16132391A JP H0513292 A JPH0513292 A JP H0513292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
amount
wafer
reflectance
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3161323A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Taniguchi
哲夫 谷口
Toshio Tsukagoshi
敏雄 塚越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP3161323A priority Critical patent/JPH0513292A/ja
Publication of JPH0513292A publication Critical patent/JPH0513292A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光基板上の感光材の厚さに応じた最適な露
光量となるように制御する。 【構成】 感光基板に対して露光すると同時に基板上の
各露光領域からの反射光を受光し、この反射光から基板
上の感光材の膜厚に応じた最適な露光量を求め、各露光
領域毎に露光量を制御する。 【効果】 感光基板上の各露光領域毎に最適な露光量で
露光することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子製造
用の露光装置等に関するものであり、特に微細なパター
ンの形成を要求される投影露光装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の露光装置の露光対象とされる被
露光物(シリコンウェハやガラス板等が考えられるが、
以後はウェハとする)上には高分子材料でできた半透明
の感光剤(以後レジストと称す)が所定の膜厚で塗布さ
れており、上記露光装置によりこのレジスト上にマスク
のパターン像が形成される。レジスト上に微細なパター
ンの形成が要求される場合、レジストに対する露光量等
の露光条件を厳密にコントロールしなければ所望のパタ
ーンが得られない。この露光条件を決定する要因の1つ
には、レジストの膜厚が挙げられる。しかしこれは膜厚
が厚くなればその分大きな露光エネルギー(露光量)が
必要になるということだけではなく、露光光のレジスト
表面からの反射光とウェハ表面からの反射光との間に起
こる干渉の状態が変化することによってウェハからの反
射光量が変わるということ、即ちレジストに吸収される
露光光の量が変化するということでもある。このため、
レジストの膜厚は厳密に均一に塗布される必要がある。
【0003】しかしながら、実際にはウェハ毎に、或い
はウェハ上の位置によりレジストの膜厚は微妙に異なっ
てくる。さらに、単にレジストの膜厚だけでなく、レジ
ストとウェハの表面との間にこれらとは別の透明膜等が
形成されている場合、この透明膜の膜厚と屈折率も上記
の反射光の干渉の状態に影響を及ぼし、結果として露光
に必要なエネルギーを変動させる要因となる。また、ウ
ェハ自体が金属等の高反射層を有する場合もその種類
(反射率)により干渉の状態は変化する。つまり露光に
必要な適正エネルギー量が変化する。これらレジストの
膜厚とレジストを露光するのに必要な露光量との関係を
以下に説明する。
【0004】通常、図2(a)に示すようにシリコン
(Si)等のウェハ21上にはレジスト22が所定の膜
厚dで塗布されており、このレジスト22に対して露光
を行う。露光時に光束を照射すると、ウェハからの反射
光は、ウェハ21表面からの反射光とレジスト22の表
面からの反射光とが干渉したものとなり、レジスト22
の屈折率や膜厚d、基板21表面の反射率等により反射
光量が異なる。つまり、これらの要件によってウェハの
反射率が異なることになる。レジストの膜厚とウェハの
反射率との関係を図3(a)に示す。図中の実線31
は、図2(a)に示すような構造のウェハのレジスト膜
厚dと反射率rとの関係を表している。この場合露光光
の波長をλ、レジスト22の屈折率をnとすれば実線3
1の1波長Rt1(膜厚と反射率とが1対1に対応する
膜厚の範囲)はλ/2n(nは整数)で表せる。例えば
i線(λ=365nm)の場合、Rt1≒0.1μmとな
る。またこのときのレジストの膜厚dと露光に必要なエ
ネルギーEthとの関係を図3(b)に示す。図中の実
線34は、図3(a)に示す実線31で表された膜厚と
反射率との関係を有するウェハのレジスト膜厚と露光に
必要なエネルギーとの関係を表している。ウェハの反射
率が高い場合、つまり実線31の山の部分に相当する膜
厚では、露光光の多くは反射されてレジストへの吸収量
が減る。よって、その分大きな露光エネルギーが必要で
ある。反対に実線31の谷の部分(反射率が低い場合)
に相当する膜厚では小さな露光エネルギーで済む。さら
にウェハの反射率が同じであれば、膜厚が厚い分、当然
余計な露光エネルギーが必要であり、このことは図3
(b)中に破線33で示すような実線34、及び破線3
5の傾きとして現れている。
【0005】また図2(b)に示すように、ウェハ21
とレジスト22との間に、例えばSiO2等の露光光線
に対して透明な膜23が存在する場合は、反射光の干渉
の状態は図2(a)に示したウェハの場合とは異なる。
即ち、透明膜23の膜厚や屈折率の影響で露光光の位相
が変化し、反射率rとレジスト膜厚dの関係は図3
(a)の破線32のようにシフトする。また1波長Rt
1もRt2に変化する。このシフト量、及び1波長(R
t1)の変化量は透明膜23の膜厚、及び屈折率によっ
て異なってくる。このときレジストの膜厚dと露光エネ
ルギーEthとの関係も同様に図3(b)に示す破線3
5のようにシフトする。
【0006】以上の理由から、予めウェハ上のレジスト
膜厚の測定を行ったうえで露光条件(露光量)の制御を
行う方法が考えられていた。これは、例えば露光に先立
ってレジストが塗布されたウェハに非露光光を照射し、
その非露光光に対するウェハの反射率、またはレジスト
の膜厚を測定しておく。そして、それら測定結果に応じ
て予め決定されているウェハの反射率やレジスト膜厚と
必要な露光量との関係等に基づいて露光量を決定すると
いうものである。また、その表面に透明膜を有するウェ
ハにレジストを塗布する際、予め透明膜の影響も含んだ
ウェハの反射率を測定しておき、そのウェハの反射率と
所定露光量とに応じたレジストの膜厚を求め、その膜厚
でレジストをウェハに塗布するという方法も考えられて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き従来の技術においては以下のような問題点がある。即
ち、例えばウェハ表面とレジストとの間に透明膜等が形
成されているウェハの反射率やレジスト膜厚を測定する
場合、測定用の光に露光光とは波長の異なる非露光光を
用いると、露光光を用いた場合とは異なる値が測定され
ることになる。これは、測定用の光束の波長が露光光と
は異なるために光束の透明膜による位相ずれの量が露光
光の場合と異なり、それによって干渉の状態も異なるか
らである。その結果としてウェハからの反射光量が変わ
ることになり、測定された反射率や膜厚が異なってく
る。このため、非露光光を測定に使用する場合は何らか
の補正が必要となり、装置が複雑になるほか、誤差の要
因ともなる。また、露光とは別に反射率を測定し、記憶
しておくという余分な工程が必要であり、生産性の低下
につながる。一方、露光光と同一波長の光で測定を行え
ば正確な反射率の測定が可能であるが、当然レジストは
感光してしまい、実際の露光に悪影響を及ぼすことは言
うまでもない。
【0008】さらに、レジストを塗布する前にウェハ表
面の透明膜の影響を含んだ反射率を測定し、塗布すべき
レジストの膜厚を決定する方法を用いた場合でも、塗布
された後のレジストの膜厚が設定値どおりになっている
かが上記と同じ理由(露光波長の光を使った測定が不用
意に行えない)で確認できない。しかも、ウェハ上の透
明膜の厚さにむらがあるとき、ウェハ全面で反射率を一
定にするためにレジストの膜厚を部分的に変えて塗布す
るということは不可能である。よって完全な方法とは言
いがたい。さらに前述の方法と同様に工程が増えるとい
う問題点もある。
【0009】その他、一般に反射率は光束の入射角度に
よって変化するものである。そのため、対象物に対する
光束の入射角が反射率測定時と実際の露光時とで一致し
ない場合、即ち照明条件や反射光受光条件が異なる場
合、前もって測定された反射率と実際の反射率とが異な
るという問題点もある。本発明は、これらの問題点に鑑
みて成されたものであり、被露光基板の表面に透明膜等
が存在する場合やレジスト膜厚が基板内の位置によって
変化しているような場合でも常に最適な露光条件で露光
することが可能で、しかも生産性が従来のものと殆ど変
わらない露光装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点解決のために
本発明では、光源(1)からの露光用照明光をマスク
(R)に照射し、マスク(R)のパターンを感光基板
(W)上の感光層(22)に露光する露光装置におい
て、露光用照明光に対する感光基板(W)の反射強度を
測定する測定手段(18)と;感光基板(W)の感光層
(22)の厚み(d)と感光基板(W)の反射強度との
関係を表す第1の特性(31,32)と、感光層(2
2)を露光するのに必要な露光量と感光層(22)の厚
み(d)との関係を表す第2の特性(34,35)とを
予め記憶する記憶手段(19a)と;測定手段(18)
によって測定された反射強度と、記憶手段(19a)に
記憶された第1の特性(31,32)と第2の特性(3
4,35)とに基づいて、露光すべき感光基板(W)に
対する目標露光量を算出する演算手段(19b)と;目
標露光量に応じて感光基板に対する露光量を制御する露
光制御手段(19c)とを備えることとした。
【0011】また、光源(1)からの露光用照明光をマ
スク(R)に照射し、マスク(R)のパターンを基板
(21)上の感光層(22)に露光する際、感光層(2
2)に対して目標の露光量が得られるように、露光用照
明光の強度と露光時間とのうち少なくとも一方の量を制
御する制御手段(19c)を備えた露光装置において、
露光用照明光の感光基板(W)からの反射強度、若しく
は透過強度を測定する測定手段(18)と;測定された
反射強度、若しくは透過強度に基づいて、感光基板
(W)に照射された露光用照明光のうち感光層(22)
に有効に吸収され得る割合に関する値を算出する演算手
段(19b)と;演算手段(19b)によって算出され
た値に応じた量だけ制御手段(19c)による制御量を
補正する補正手段(19d,19e)とを含むこととし
た。
【0012】
【作用】本発明によれば、露光光を用いて直接ウェハか
らの反射光を測定するため、レジストとウェハの基板表
面、さらにそれらの間の透明膜等による影響を受けた干
渉も全て加味した実質的な反射率を測定することができ
る。このため、干渉の状態に影響されずに正確に露光量
を制御することが可能である。特に、実際の露光と全く
同じ照明条件で反射率の測定を行うので、測定用の光束
の入射角が露光時のそれと異なることによる反射率の相
違等を考慮しなくてもよいという利点がある。
【0013】また、露光開始直後のごく短時間の内にウ
ェハの反射率を測定し、必要な露光量を決定するので、
露光に先立って反射率を測定しておく必要がなく生産性
の低下も生じない。さらに、予め露光光による測定を行
った場合に生じるレジストの不必要な感光も避けること
ができる。その他、ステップ・アンド・リピート方式で
露光する場合、レジストの塗りむら、或いは処理工程
(プロセス)によるウェハ表面の膜厚等のむらが生じた
ウェハに対して露光するときにも各ステップ露光毎に反
射率(又は吸収の割合)の測定ができるため、より正確
な露光条件の制御が可能である。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例による投影型
露光装置の概略的な構成を示す図である。光源1から発
生した光束Lは、楕円鏡2、半透過鏡4、レンズ系5を
介してフライアイレンズ6に入射する。フライアイレン
ズ6から射出された光束Lは、半透過鏡7、レンズ系
8,10、反射鏡11、及びレンズ系12を介してレチ
クルRを均一に照明する。回路パターン等を有するレチ
クルRを透過した光束は、投影光学系PLを介してウェ
ハW上のレジストに回路パターンの像を投影結像する。
さらに、レチクルRとほぼ共役な位置に配置されたブラ
インド機構9によってレチクルR上での照明領域が可変
となっている。また楕円鏡2の第2焦点近傍には光束L
の遮蔽、及び開放を行うシャッター3が設けられてお
り、モータ等の駆動部3′によって駆動される。
【0015】上記の構成において、光源1、フライアイ
レンズ6の射出面、投影光学系PLの瞳面13は互いに
共役であり、また、フライアイレンズ6の入射面、ブラ
インド機構9、レチクルRのパターン面、及びウェハW
の転写面は互いに共役となっている。尚、半透過鏡4は
光束Lの一部を反射し、残りは透過する。この反射され
た一部の光束はPINフォトダイオード等の光電検出器
(光強度センサー)17に入射する。光強度センサー1
7は光束Lの一部を光電検出してその強度に関する情報
PSを露光制御部19に出力する。この情報PSは露光
制御部19において露光条件を求めるための基礎データ
となっている。また、半透過鏡7はウェハW上で反射さ
れた光束Lの反射光の少なくとも一部を透過して光電検
出器(反射光センサー)18に入射するように構成され
ている。反射光センサー18は反射光を光電検出してそ
の強度に関する情報RSを露光制御部19に出力する。
この情報RSは情報PSと同様、露光条件を求めるため
の基礎データとなる。露光制御部19は光電検出器1
7,18からの情報PS,RSを入力するとともに、主
制御部20からの露光制御信号ESを入力して所定の露
光量がウェハWに照射されるように駆動部3′及びシャ
ッター3を制御している。また露光制御部19は、図3
に示すようなレジスト膜厚とウェハの反射率との関係、
及びレジスト膜厚と露光に必要なエネルギーとの関係に
ついて記憶しており、反射光センサー18で測定された
反射光に関する情報RSと光強度センサー17で測定さ
れた露光光の強度に関する情報PSとに基づいて、露光
に必要なエネルギー(露光量)等を演算する。さらに露
光制御部19は、後述のキャリブレーションを行った際
に得られた情報を入力、記憶し、それらに基づいてウェ
ハの反射率を求める。尚、主制御部20は露光の開始、
及び終了に関する制御信号ESを出力するためのもので
あり、露光制御部19内に含まれていても構わない。
【0016】ここで、露光制御部19について図7を参
照してさらに説明する。露光制御部19は記憶部19
a、演算部19b、及び制御部19cから構成されてお
り、記憶部19aは図3(a),(b)に示すようなレ
ジスト膜厚と反射率との関係、及びレジスト膜厚と露光
エネルギー量との関係を予め実験等によって求めて記憶
している。或いは、それらの関係を総合してウェハの反
射率に対する露光エネルギーの関係を求めておいてもよ
い。レジストの膜厚dが図3(a)に示す1波長Rt1
(若しくはRt2)に相当する量以上変化した場合は反
射率と露光エネルギー量とは1対1に対応しない(1つ
の反射率の値に対応した露光エネルギーの値が複数存在
する)が、通常の場合レジスト膜厚のばらつきは十分1
波長内に収まる。仮に1波長分以上にわたってばらつき
があったとしても、図3(a),(b)から分かるよう
に、反射率が異なることによって生じる露光エネルギー
の差と比べるとさほど大きな誤差にはならない。また図
3(a),(b)に示す関係は夫々レジストの種類によ
り異なるため、他の種類のレジストを使用するときは改
めて反射率と露光エネルギーとの関係を求める必要があ
る。さらに、レジストの下地(ウェハ)の反射率がウェ
ハ毎に大きく異なるとき、レジストは下地からの反射光
によっても感光するため、露光に必要なエネルギーが変
わってくる。このため下地の反射率という条件も考慮に
入れる必要がある。これら諸条件が変わるたびに改めて
反射率と露光エネルギーとの関係を求め、記憶するよう
にしてもよいが、予め種々の条件下での関係を記憶部1
9aに記憶しておき、露光時にこれらの条件をオペレー
タがコンソールを介して入力し、任意の条件における反
射率と露光エネルギーとの関係を記憶部19aから呼び
出して使用するのが望ましい。
【0017】シャッター3が開放状態になると反射量モ
ニター18で反射光が検出され、その強度に関する信号
RSが制御部19c、及び演算部19bに出力される。
演算部19bは、その信号RS等を基にウェハWの反射
率rを求める。さらに記憶部19aに記憶された関係に
基づいて反射率rに対応する露光エネルギー量を求め、
制御部19cに出力する。制御部19cは求められた露
光エネルギー量を補正された適正露光量(目標値)とし
て保持し、積算露光量が目標値に達したと判断すると、
シャッター3を閉じる。因みに光強度センサー17から
の出力PSは、光束LのウェハW上での光強度と予め対
応をとっておき、出力PSの積算値がウェハW上の積算
露光量と対応するようになっている。通常、制御部19
cは、その積算量がオペレータによって指定された適正
露光量に達するとシャッタードライバー19dを制御し
てシャッター3を閉じるが、本実施例では、適正露光量
として指定された値を演算部19bで算出された値(目
標露光量)に補正するようにしてある。
【0018】さて、ウェハWは駆動モータ(不図示)に
より光軸方向(Z方向)に微動可能なZステージ14上
に載置されている。Zステージ14は、駆動モータ(不
図示)によりステップ・アンド・リピート方式で2次元
移動可能なXYステージ15上に載置され、XYステー
ジ15はウェハW上の1つの露光領域に対する露光が終
了すると、次の露光位置まで移動する。XYステージ1
5の2次元的な位置は干渉計(不図示)によって、例え
ば0.01μm程度の分解能で常時検出される。さらにX
Yステージ15には基準反射面16がウェハWの表面と
ほぼ同じ平面内に設置されている。基準反射面16はウ
ェハWの反射率を測定するに先立って、ウェハの本来の
反射率と反射光センサー18で測定される反射光の強度
から求める反射率とのキャリブレーションをとるために
行うもので、投影光学系PLの露光エリアと夫々ほぼ同
一面積、或いはそれ以上の面積で反射率が既知の高反射
面(例えばAl蒸着面)、及び低反射面(例えば色ガラ
ス板)を有している。
【0019】本実施例の場合、反射光センサー18は、
ウェハWからの反射光の他に、レチクルRのパターン、
ブラインド機構9、及び各光学素子からの反射光も重畳
して受光する。このため同一ウェハについて測定した場
合でも、レチクルRを交換する毎、或いはブラインド機
構9の開口形状を変更する毎に反射光量が変化し、反射
光センサー18の出力と実際のウェハの反射率とは1対
1に対応しなくなる。このためそれらの変更に応じてセ
ンサー18の出力のキャリブレーションを行うのであ
る。
【0020】次に本発明の実施例による露光装置を用い
た露光方法について図1、図5、及び図7を参照して説
明する。本発明による反射率測定はウェハ上の各露光領
域毎に、且つ露光動作中に行われる。露光に先立って、
先ず反射光センサー18のキャリブレーションが終了し
ているかどうかを判断し(ステップ101)、終了して
いない場合はキャリブレーションを行う。これは、先ず
基準反射面16の例えば高反射面(反射率r1 )を投影
光学系PLの露光領域内に配置し(ステップ111)、
シャッター3を開放して露光光を基準反射面16に照射
する(ステップ112)。その時の反射光量を反射光セ
ンサー18で受光し(ステップ113)、得られた出力
Vr1 を反射率(r1 )と対応付けて露光制御部19内
に記憶する(ステップ114)。以上のステップ111
〜114の動作を基準反射面16の低反射面(反射率r
2 )についても行い、同様に出力Vr2 を得て、反射率
(r2 )と対応付けて記憶する。これらの値から、図4
に直線41で示すような反射率rと反射光センサー18
の出力との関係のグラフができる。以上でキャリブレー
ションは終了する。
【0021】反射光センサー18のキャリブレーション
が終了している場合、制御部19cは、ウェハWを露光
するにあたって主制御部20より露光開始の指令を入力
し、ウェハWを投影光学系PLの露光領域内に配置する
(ステップ102)。そしてシャッタードライバー19
dを制御して駆動部3′によってシャッター3を開放
し、露光光を照射して露光を開始する(ステップ10
3)。その際、ウェハWからの反射光を測定するととも
に露光量の積算を開始し(ステップ104)、演算部1
9bによってウェハの(露光領域の)反射率を求める
(ステップ105)。これは、例えば得られた出力がV
3 であったとすると、図4に直線41で示すような関
係からウェハWの反射率はr3 であると推定できる。こ
のとき、光源1が水銀ランプであればランプの強度は短
時間の内には変化しないため上記の方法で反射率rが求
まる。しかしながら、光源1がエキシマレーザ光源の場
合1パルス毎に光強度が異なるため、光源1のパワーを
光強度センサー17でモニターし、光強度センサー17
の出力値に対する反射光センサー18の出力値を除算器
等を用いて規格化する必要がある。また、光源1が水銀
ランプであっても、瞬間的に高電流を流し光強度を大き
くする(フラッシュアップ)機能がある場合、上記の出
力Vr1 ,Vr2 は通常のものとフラッシュアップ時の
ものとの2種類について得ておく必要がある。或いは上
記のように光強度センサー17の出力に対して規格化し
てもよい。本実施例では、1つの露光領域内全域の平均
的な反射率を求めるためには、反射光センサー18を投
影光学系PLの瞳面と共役な面に設けるのが望ましい。
また、基準反射面16を用いたキャリブレーション時に
おいても実際の露光と同様、基準反射面16が投影光学
系PLの焦点面に一致するように合わせる必要がある。
これはレチクルRのパターンを通過した光線が基準反射
面16で反射して再びレチクルRを通過する場合、レチ
クルRと基準反射面16が共役になっていないと反射光
の一部がレチクルRのパターンに遮られ光量が落ちてし
まうからである。
【0022】さて、ウェハWの反射率が求まると、演算
部19bではその反射率r3 に応じた膜厚のレジストを
露光するのに必要な露光エネルギー量を求める(ステッ
プ106)。これは、図3に示すような関係に基づいて
反射率r3 に対応するレジストの膜厚を求め、その膜厚
に対応する露光エネルギー量を求める。この間、露光は
継続しており、露光制御部19は光強度センサー17の
出力PSを積算している。この積算値と先に求めた露光
エネルギー量とが一致したと判断したとき(ステップ1
07)シャッター閉成の指令を駆動部3′に出力し、シ
ャッター3を閉成して露光を終了する(ステップ10
8)。1つの領域の露光が終了したら全ての領域の露光
が終了したかどうか判断し(ステップ109)、終了し
ていない場合は次の領域の露光のため露光領域を移動す
る(ステップ110)。以上のステップ102〜110
を全露光が終了するまで繰り返して行う。以上で本発明
の実施例による露光方法は終了する。尚、露光制御部1
9からのシャッター閉成指令によってシャッター3が閉
じ終わるまでに時間的な遅れがある場合、予めその分早
めに閉成指令を出す方法も考えられる。
【0023】上述の露光方法では、通常の露光時間(例
えば0.1〜0.5sec.)の間に反射率rを測定し、それを
基に露光に必要な露光量を求めなければならない。万が
一データの処理等が一露光領域の露光時間中に終了しな
いような場合について図6を参照して説明する。この図
6は本発明の実施例による露光方法の変形例を示すフロ
ーチャートであり、ステップ101〜104,107〜
114については図5に示す実施例と同様である。以下
に前述の実施例と異なる部分について説明する。
【0024】露光光を照射し(ステップ103)、ウェ
ハからの反射光を測定したら(ステップ104)、一旦
シャッター3を閉成して露光を中止する(ステップ12
1)。その間、露光制御部19によってウェハの反射率
を求め(ステップ122)、求まった反射率からレジス
トを露光するのに必要な露光エネルギー量を求める(ス
テップ123)。その後露光を再開し(ステップ12
4)、露光量の積算値が求めた露光エネルギー量と一致
したと判断したとき(ステップ107)露光を終了する
(ステップ108)。以下は図5に示す実施例と同様で
ある。尚、この変形例で露光を中止するタイミングは、
例えばレジスト膜厚のばらつきの範囲(図3に示す1波
長Rt1の範囲に相当)内での最低露光量に達しない露
光量が得られるような短時間だけシャッター3を開放し
て反射光センサー18で反射光を測定した後とすればよ
い。
【0025】一般にレジストは感光するにしたがって反
射率が変化することが知られている。このため厳密には
図3(a)に示す反射率は露光時間中の平均反射率を表
している。よってシャッターが開放状態になった直後に
反射光を測定したのでは若干の誤差が出る可能性があ
る。このような場合は誤差を考慮して補正する方式にし
てもよいし、シャッターが開いてから一定時間後に反射
光を測定するという方法も考えられる。また、シャッタ
ー開放直後から一定時間の間の反射光強度を順次測定
し、これを平均してもよい。
【0026】また、露光光を用いて反射率を測定する方
法として照明光学系の瞳とほぼ共役な面に光電検出器を
設ける構成としたが、その他に投影光学系PLの瞳付近
に45°の折り返しミラーを設置して反射光を取り出
し、光電検出する方法も考えられ、効果は上記のものと
全く同じである。さらに、投影光学系PLの光軸に平行
な光軸を有するように配置された反射率センサー等を用
いて測定することも考えられる。この場合、レジストが
感光しないよう十分弱い照度でしかも短時間の照射で測
定を行う必要がある。エキシマレーザを光源として1露
光当たり100パルス程度必要な場合には1パルスで測
定する。また入射光線の角度等の照明条件はできるだけ
投影光学系PLと一致させることが望ましい。この方法
では上記の実施例のように基準反射面16でキャリブレ
ーションを行う必要がなく反射光量から直接反射率が算
出できるという利点がある。但し、この方法では露光動
作とは別に反射率測定を行わなければならないため生産
性が悪くなる欠点があるが、ウェハWの面内数点で反射
率を計測し、ウェハ面内の反射率を統計的に処理するこ
とにより全体の反射率を推定することによって露光を行
う方式とすれば時間の節約は可能である。また、予め別
装置で反射率を上記の方法で測定し、露光装置に例えば
磁気テープのようなものでデータを渡すこともできる。
【0027】以上の実施例では一露光領域内の平均的な
反射率が得られるように、光電検出器を投影光学系の瞳
共役面に設置してきたが、ウェハWとほぼ共役な面内に
複数個設置し、一露光領域内での反射率の分布を測定し
てもよい。この場合、一露光領域内の位置によって反射
率が異なり過ぎていると、ウェハ上に形成されたパター
ンの線幅が均一でなくなるため、一定値以上の反射率の
ばらつきが検出された場合に警告を出す構成としてもよ
い。また、ウェハWの反射率は各工程毎に異なっている
ため、本発明の方法によりウェハWの反射率を常にモニ
ターしていれば、万が一、誤って別工程のウェハが混入
していても、そのウェハを判別することが可能である。
このためには任意の工程での反射率の許容範囲を予め設
定しておき、その範囲外のものに関しては警告を出す構
成にしておけばよい。これにより、別工程のウェハを識
別できるだけでなく、蒸着等の工程でミスを起こした不
良ウェハについても露光を行う前に未然にチェックでき
る。
【0028】第1の実施例においては、感光基板からの
反射光の強度を検出し、それに基づいて感光層の膜厚を
求め、膜厚に応じて必要な露光量を求めることとした
が、反射光センサーで検出された反射光の強度から感光
層に吸収される光量の割合を求め、その割合に応じて露
光量を制御するようにしても構わない。これを第2の実
施例として、第1の実施例と異なる部分を図8を参照し
て説明する。シャッター3が開放され反射量モニター1
8で反射光が検出されると、その強度に関する信号RS
が制御部19c、及び演算部19bに出力される。演算
部19bは、その信号RS等に基づいて、ウェハWに有
効に吸収される光量の割合を求める(ステップ20
1)。この割合の求め方は、光強度センサー17の出力
値から反射光センサー18の出力値を減算し、その減算
値を光強度センサー17の出力値で割ることによって求
められる。求められた割合に基づいて、ウェハWに対す
る露光量を制御する(ステップ202)。この場合、露
光量を決定するためのテーブル(図3に示すような関
係)は、吸収される割合の値とレジストを感光させるの
に必要な露光量との関係についてのものである。尚、露
光量の制御としては、第1の実施例と同様に、適正露光
量として指定された値を演算部19bで算出された値
(目標露光量)に補正するようにすればよい。さらに、
上記の実施例では、反射量モニター18を用いてウェハ
Wからの反射光を検出する構成としたが、露光対象がガ
ラス基板等の光透過性の高いものであれば、その基板の
裏面に光検出器を配置して透過光を検出する構成として
も構わない。その場合も演算部19bによって基板に吸
収された光束の割合を求めてもよいし、或いは露光量を
決定するためのテーブルとして、基板を透過した光の割
合とレジストを露光するのに必要な露光量との関係を有
しているのであれば、透過光の割合を求めてもよい。以
上の各ステップによって必要な露光量(目標露光量)を
露光した後、シャッター3を閉じる(ステップ20
3)。尚、前述のとおり、レジストは感光するにしたが
って反射率が変化するので、レジストに吸収される光量
の割合も変化する。第2の実施例の場合、光強度センサ
ー17の出力値から反射光センサー18の出力値を減算
した値(レジストに吸収された光量に相当)を積分する
ことにより、吸収される光量の割合の変化を考慮した露
光量の制御が可能となる。
【0029】上記の各実施例では、露光量の制御を行う
方法として積算露光量を求め、この積算露光量が補正さ
れた目標露光量に達した時点でシャッター3を閉成する
ようにしたが、特に積算露光量を求める必要はなく、オ
ペレーターが予め設定しておいた露光時間を目標露光量
が得られるべくシャッターの開閉によって補正するよう
にしても構わない。また、露光量の制御はシャッターの
制御に限定されず、図7に示すようにパワーコントロー
ラー19eを設けることによって光源の強度を制御して
も構わない。特に光源1がエキシマレーザ等のパルス光
源の場合はパルスの発振回数、或いはパルス強度で露光
量を制御してもよい。また光源1が水銀ランプの場合で
も、フラッシュアップ等を行って露光量を調整するなど
照明強度で制御する方法としても上記の実施例と全く同
じ効果が得られる。
【0030】尚、反射光センサー18は本発明の目的を
達成するためだけに特別に設置する必要はない。これは
例えば特開昭62−183522号公報に開示してある
ように、投影光学系PLの照明光(反射光も含む)吸収
による結像特性の変動を補正することを目的とした反射
光センサーを露光装置が備えていれば、この反射光セン
サーと共用することが可能である。このセンサーは、投
影光学系PLに入射する光量のうちウェハWからの反射
光量を検出するもので、投影光学系PLの照明光吸収、
特に反射光吸収による結像特性の変動を補正するときに
使うものである。この装置における反射率の計算の方法
等は本発明と同一のため何れの目的に対しても共通に用
いることができる。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によれば露光中に露光光を
用いてウェハ等の被露光物の反射率を測定し、その反射
率を基に露光量等の露光条件を決定するようにしたた
め、レジストの膜厚や被露光物の表面の状態等の諸条件
を考慮した最適な露光量で露光することができ、ウェハ
上のレジストに対して均一な(ウェハ上の露光領域毎に
一定の)露光を行えるという効果がある。さらに、本実
施例のような構成にすれば、反射率の測定を露光中に行
うため、従来と変わらない生産性で最適な露光を行うこ
とができるという利点もある。また、本発明によれば、
レジストを塗布する際にその膜厚を厳密に制御する必要
が無くなるという利点もある。
【0032】また、ガラス基板等、ウェハ以外の透明基
板の場合は、その透過光の割合を求めることによって露
光条件を決定するようにすれば、反射率を測定するのと
同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による露光方法に使用される投
影型露光装置の概略的な構成を示す図
【図2】被露光物(ウェハ)の構成を示す断面図
【図3】(a)は、感光剤(レジスト)の膜厚と被露光
物の反射率との関係を示す図 (b)は、感光剤(レジスト)の膜厚と露光に必要なエ
ネルギーとの関係を示す図
【図4】被露光物の反射率と光電検出器の出力との関係
を示す図
【図5】本発明の実施例による露光方法を示すフローチ
ャート
【図6】本発明の実施例による露光方法の変形例を示す
フローチャート
【図7】本発明の実施例による露光装置の露光制御部の
構成を示すブロック図
【図8】本発明の第2の実施例による露光装置の動作を
示すフローチャート
【符号の説明】
1 光源 3 シャッター 16 基準反射面 17 光強度センサー 18 反射光センサー 19 露光制御部 19a 記憶部 19b 演算部 19c 制御部 19d シャッタードライバー 19e パワーコントローラー R レチクル(マスク) PL 投影光学系 W ウェハ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの露光用照明光をマスクに照射
    し、該マスクのパターンを感光基板の感光層上に露光す
    る露光装置において、 前記露光用照明光に対する前記感光基板の反射強度を測
    定する測定手段と; 前記感光基板の感光層の厚みと前記感光基板の反射強度
    との関係を表す第1の特性と、前記感光層を露光するの
    に必要な露光量と前記感光層の厚みとの関係を表す第2
    の特性とを予め記憶する記憶手段と; 前記測定手段によって測定された反射強度と、前記記憶
    手段に記憶された前記第1の特性と第2の特性とに基づ
    いて、露光すべき感光基板に対する目標露光量を算出す
    る演算手段と; 前記目標露光量に応じて前記感光基板に対する露光量を
    制御する露光制御手段とを備えたことを特徴とする露光
    装置。
  2. 【請求項2】 光源からの露光用照明光をマスクに照射
    し、該マスクのパターンを基板上の感光層に露光する
    際、前記感光層に対して目標の露光量が得られるよう
    に、前記露光用照明光の強度と露光時間とのうち少なく
    とも一方の量を制御する制御手段を備えた露光装置にお
    いて、 前記露光用照明光の前記感光基板からの反射強度、若し
    くは透過強度を測定する測定手段と; 前記測定された反射強度、若しくは透過強度に基づい
    て、前記感光基板に照射された露光用照明光のうち前記
    感光層に有効に吸収され得る割合に関する値を算出する
    演算手段と; 前記演算手段によって算出された値に応じた量だけ前記
    制御手段による制御量を補正する補正手段とを含むこと
    を特徴とする露光装置。
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