JPH05114427A - 圧入固定型コンタクト - Google Patents
圧入固定型コンタクトInfo
- Publication number
- JPH05114427A JPH05114427A JP3275872A JP27587291A JPH05114427A JP H05114427 A JPH05114427 A JP H05114427A JP 3275872 A JP3275872 A JP 3275872A JP 27587291 A JP27587291 A JP 27587291A JP H05114427 A JPH05114427 A JP H05114427A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- contact
- fixing
- fitting
- fixed
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路基板やコネクタ絶縁体等に圧入して固定
するコンタクトに関し、圧入時における固定箇所近傍で
の座屈や変形を防止して生産性の向上を図ることを目的
とする。 【構成】少なくとも一端が無半田接続される端子に形成
されている直板状でその長手方向所定域に固定部材に対
する固定部としての拡幅領域と圧入固定作業用の幅広部
とが形成されている圧入固定型コンタクトの固定部5eと
幅広部5cとを含む領域に、少なくとも該固定部5eと幅広
部5cとの中間領域をカバーする長さの厚さ方向曲げに対
する補強手段を具えて構成する。
するコンタクトに関し、圧入時における固定箇所近傍で
の座屈や変形を防止して生産性の向上を図ることを目的
とする。 【構成】少なくとも一端が無半田接続される端子に形成
されている直板状でその長手方向所定域に固定部材に対
する固定部としての拡幅領域と圧入固定作業用の幅広部
とが形成されている圧入固定型コンタクトの固定部5eと
幅広部5cとを含む領域に、少なくとも該固定部5eと幅広
部5cとの中間領域をカバーする長さの厚さ方向曲げに対
する補強手段を具えて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路基板やコネクタ絶縁
体等に圧入して固定するコンタクトの構成に係り、特に
圧入時における固定箇所近傍での座屈や変形を防止する
ことで生産性の向上を図った圧入固定型コンタクトに関
する。
体等に圧入して固定するコンタクトの構成に係り、特に
圧入時における固定箇所近傍での座屈や変形を防止する
ことで生産性の向上を図った圧入固定型コンタクトに関
する。
【0002】近年の電子機器分野では遣り取りする情報
量の増大に対処するため回路基板に配置植設する信号線
接続用コンタクトの配置ピッチの狭小化や各装置間を接
続するコネクタの小型化・端子密度向上等が進展しつつ
あるが、そのために回路基板に植設するコンタクトやコ
ネクタを構成する端子の小型化が強く望まれるようにな
ってきている。
量の増大に対処するため回路基板に配置植設する信号線
接続用コンタクトの配置ピッチの狭小化や各装置間を接
続するコネクタの小型化・端子密度向上等が進展しつつ
あるが、そのために回路基板に植設するコンタクトやコ
ネクタを構成する端子の小型化が強く望まれるようにな
ってきている。
【0003】
【従来の技術】図5は従来のコンタクトとその圧入固定
方法を説明する図であり、(5-1) は圧入前の状態をまた
(5-2) は圧入後の状態をそれぞれ表わしている。
方法を説明する図であり、(5-1) は圧入前の状態をまた
(5-2) は圧入後の状態をそれぞれ表わしている。
【0004】また図6は問題点を説明する図である。な
お図ではいずれもコンタクトを回路基板に植設する場合
を例としている。図の(5-1) で金属板からなる圧入固定
型コンタクト1は、両端が信号線接続用の端子1a,1b に
形成され該両端子1a,1b の中間領域には該コンタクト1
を圧入するときの押圧力を付加する肩を持つ幅広部1cと
その近傍に位置する固定部(コンプライアント部)1dと
が形成されて構成されているものである。
お図ではいずれもコンタクトを回路基板に植設する場合
を例としている。図の(5-1) で金属板からなる圧入固定
型コンタクト1は、両端が信号線接続用の端子1a,1b に
形成され該両端子1a,1b の中間領域には該コンタクト1
を圧入するときの押圧力を付加する肩を持つ幅広部1cと
その近傍に位置する固定部(コンプライアント部)1dと
が形成されて構成されているものである。
【0005】そして、特にこの場合の該固定部1dはa〜
a′における断面図(イ)に示す如く、幅方向中央部の
みを板厚方向両面からの押圧(矢印A)で薄くして幅方
向をほぼ楕円状に拡げて形成したものである。
a′における断面図(イ)に示す如く、幅方向中央部の
みを板厚方向両面からの押圧(矢印A)で薄くして幅方
向をほぼ楕円状に拡げて形成したものである。
【0006】なお、該固定部1dにおける最大幅wは上記
幅広部1cの幅Wよりも狭くなるように形成されている。
また、一部を拡大して表わした回路基板2の所要位置に
は上記コンタクト1と端子1b側から挿入し得る貫通した
角孔2aが形成されており、コンタクト1の幅方向と対応
する該角孔2aの長さw′は該コンタクト1の固定部1dの
幅wより僅かに小さくなるように形成されている。
幅広部1cの幅Wよりも狭くなるように形成されている。
また、一部を拡大して表わした回路基板2の所要位置に
は上記コンタクト1と端子1b側から挿入し得る貫通した
角孔2aが形成されており、コンタクト1の幅方向と対応
する該角孔2aの長さw′は該コンタクト1の固定部1dの
幅wより僅かに小さくなるように形成されている。
【0007】なお該角孔2aの幅は該コンタクト1の厚さ
に対して余裕を持って形成されている。そこで上記コン
タクト1をその端子1b側から図のように該角孔2aに挿入
し、固定部1dが角孔2aと接触した時点から上記幅広部1c
の肩部すなわち上辺1c′を矢印Bのように図示されない
押圧治具で押圧すると、上記幅広部1cの下端辺1c″が該
基板2の上面2bと接触した位置で(5-2) に示す如く該コ
ンタクト1を回路基板2に押圧固定することができる。
に対して余裕を持って形成されている。そこで上記コン
タクト1をその端子1b側から図のように該角孔2aに挿入
し、固定部1dが角孔2aと接触した時点から上記幅広部1c
の肩部すなわち上辺1c′を矢印Bのように図示されない
押圧治具で押圧すると、上記幅広部1cの下端辺1c″が該
基板2の上面2bと接触した位置で(5-2) に示す如く該コ
ンタクト1を回路基板2に押圧固定することができる。
【0008】なお該回路基板2を、所要位置に上記角孔
2aと同じ角孔が形成されているコネクタ絶縁体に代えて
も全く同様に該コンタクト1をコネクタ絶縁体に固定す
ることができる。
2aと同じ角孔が形成されているコネクタ絶縁体に代えて
も全く同様に該コンタクト1をコネクタ絶縁体に固定す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、押圧治具によ
る押圧力がコンタクト1にかかり始める時点は図6にお
ける(6-1) の如く該コンタクト1の固定部1dが回路基板
2の角孔2aと接触し始めた時点であり、幅広部1cの上辺
1c′に位置する押圧力の作用点Pが回路基板2の表面2b
から離れて位置していることから該作用点Pにおける押
圧力のかかる方向が僅かでも傾くと、コンタクト1は厚
さ方向に座屈したり変形し易くなる。
る押圧力がコンタクト1にかかり始める時点は図6にお
ける(6-1) の如く該コンタクト1の固定部1dが回路基板
2の角孔2aと接触し始めた時点であり、幅広部1cの上辺
1c′に位置する押圧力の作用点Pが回路基板2の表面2b
から離れて位置していることから該作用点Pにおける押
圧力のかかる方向が僅かでも傾くと、コンタクト1は厚
さ方向に座屈したり変形し易くなる。
【0010】一方該コンタクト1の固定部1dは図5で説
明したように幅方向中央部が両端辺より薄く形成されて
おり、結果的に該固定部1d領域では厚さ方向の曲がりや
変形が平坦領域よりも発生し難いことから上述した座屈
や変形は該コンタクト1の幅広部1cと固定部1dとの境界
領域すなわち図のC領域に集中し易い。
明したように幅方向中央部が両端辺より薄く形成されて
おり、結果的に該固定部1d領域では厚さ方向の曲がりや
変形が平坦領域よりも発生し難いことから上述した座屈
や変形は該コンタクト1の幅広部1cと固定部1dとの境界
領域すなわち図のC領域に集中し易い。
【0011】従って従来の構成になるコンタクトでは、
回路基板やコネクタ絶縁体に圧入固定する際に(6-2) の
破線bと一点鎖線cで示すような座屈や変形が発生し易
く生産性の向上を期待することができないと言う問題が
あった。
回路基板やコネクタ絶縁体に圧入固定する際に(6-2) の
破線bと一点鎖線cで示すような座屈や変形が発生し易
く生産性の向上を期待することができないと言う問題が
あった。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、少なくとも
一端が無半田接続される端子に形成されている直板状で
その長手方向所定域に固定部材に対する固定部としての
拡幅領域と圧入固定作業用の幅広部とが形成されている
圧入固定型コンタクトであって、上記圧入固定型コンタ
クトが、その固定部と幅広部とを含む領域に少なくとも
該固定部と幅広部との中間領域をカバーする長さの厚さ
方向曲げに対する補強手段を具えて構成されている圧入
固定型コンタクトによって達成される。
一端が無半田接続される端子に形成されている直板状で
その長手方向所定域に固定部材に対する固定部としての
拡幅領域と圧入固定作業用の幅広部とが形成されている
圧入固定型コンタクトであって、上記圧入固定型コンタ
クトが、その固定部と幅広部とを含む領域に少なくとも
該固定部と幅広部との中間領域をカバーする長さの厚さ
方向曲げに対する補強手段を具えて構成されている圧入
固定型コンタクトによって達成される。
【0013】
【作用】コンタクトの座屈や変形が発生し易い領域を補
強すると回路基板やコネクタ絶縁体に圧入固定するとき
の座屈や変形の発生を抑制することができる。
強すると回路基板やコネクタ絶縁体に圧入固定するとき
の座屈や変形の発生を抑制することができる。
【0014】そこで本発明ではコンタクトの幅広部と固
定部との境界領域すなわち図6で説明したC領域を
“コ”の字形に形成することで厚さ方向の曲がりや変形
を抑制し、または該領域をカバーする大きさの樹脂ブロ
ックで該領域を補強して厚さ方向の曲がりや変形を抑制
するようにしている。
定部との境界領域すなわち図6で説明したC領域を
“コ”の字形に形成することで厚さ方向の曲がりや変形
を抑制し、または該領域をカバーする大きさの樹脂ブロ
ックで該領域を補強して厚さ方向の曲がりや変形を抑制
するようにしている。
【0015】従ってコンタクトを回路基板やコネクタ絶
縁体に圧入固定する際に該コンタクトに発生する座屈や
変形を抑制することができて生産性の向上を期待するこ
とができる。
縁体に圧入固定する際に該コンタクトに発生する座屈や
変形を抑制することができて生産性の向上を期待するこ
とができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明になるコンタクトの形状例を形
成方法と共に説明する図であり、図2は図1のコンタク
トの圧入固定方法を説明する図、図3は第2の実施例を
示す図、図4は第3の実施例を示す図である。
成方法と共に説明する図であり、図2は図1のコンタク
トの圧入固定方法を説明する図、図3は第2の実施例を
示す図、図4は第3の実施例を示す図である。
【0017】なお図ではいずれも図5と同様のコンタク
トの場合を例としているので図5と同じ対象部および対
象部材には同一の記号を付して表わしている。図1で
(1) はコンタクト主要部のブランク形状を示し(2) はプ
レス成形後の形状を表わしている。
トの場合を例としているので図5と同じ対象部および対
象部材には同一の記号を付して表わしている。図1で
(1) はコンタクト主要部のブランク形状を示し(2) はプ
レス成形後の形状を表わしている。
【0018】図でブランク5′は図5で説明したコンタ
クト1と同様に両端が信号線接続用の端子5a,5b に形成
され該両端子5a,5b の中間領域には、上記コンタクト1
の幅広部1cと同様の幅広部5cおよびそれに続いて該幅広
部5cより僅かに幅の広い折り曲げ部5dが図6で説明した
C領域を少なくとも含む長さで形成されている。
クト1と同様に両端が信号線接続用の端子5a,5b に形成
され該両端子5a,5b の中間領域には、上記コンタクト1
の幅広部1cと同様の幅広部5cおよびそれに続いて該幅広
部5cより僅かに幅の広い折り曲げ部5dが図6で説明した
C領域を少なくとも含む長さで形成されている。
【0019】なお図の場合では、図5のC領域から固定
部1dに到る長さにわたって該折り曲げ部5dが形成されて
いる場合を示している。そこで破線Dで示すように図5
の固定部1dと同様の固定部5eを形成した後、一点鎖線E
の如く上記C領域の部分のみが括れるように固定部5eに
沿って該折り曲げ部5dを矢印Fの方向に折り曲げると、
(2) に示す如き所要の圧入固定型コンタクト5を得るこ
とができる。
部1dに到る長さにわたって該折り曲げ部5dが形成されて
いる場合を示している。そこで破線Dで示すように図5
の固定部1dと同様の固定部5eを形成した後、一点鎖線E
の如く上記C領域の部分のみが括れるように固定部5eに
沿って該折り曲げ部5dを矢印Fの方向に折り曲げると、
(2) に示す如き所要の圧入固定型コンタクト5を得るこ
とができる。
【0020】なお該折り曲げ部5d部分における全幅Sは
図5における固定部1dの幅wと等しくなるように形成さ
れている。従ってかかるコンタクト5では、少なくとも
図5と同様のC領域を厚さ方向の曲げ応力に強い“コ”
の字形に形成することができて図6で説明した該領域に
おける曲がりや変形を抑制することができる。
図5における固定部1dの幅wと等しくなるように形成さ
れている。従ってかかるコンタクト5では、少なくとも
図5と同様のC領域を厚さ方向の曲げ応力に強い“コ”
の字形に形成することができて図6で説明した該領域に
おける曲がりや変形を抑制することができる。
【0021】該コンタクト5の回路基板2への圧入固定
は、図2に示すように該コンタクト5をその端子5b側か
ら該基板2の角孔2aに挿入した後幅広部5cの上辺5c′に
所要の押圧力を付加することで図5の場合と同様に行な
うことができる。
は、図2に示すように該コンタクト5をその端子5b側か
ら該基板2の角孔2aに挿入した後幅広部5cの上辺5c′に
所要の押圧力を付加することで図5の場合と同様に行な
うことができる。
【0022】しかし該コンタクト5には図5におけるコ
ンタクト1の下端辺1c″のような回路基板2に圧入固定
する場合の位置決めを形成することが困難である。従っ
てかかるコンタクト5のときには、幅広部5cの上辺5c′
ひいては押圧力の作用点Pの基板2表面からの隔たり
(高さ)Hによって圧入固定位置を設定することができ
る。
ンタクト1の下端辺1c″のような回路基板2に圧入固定
する場合の位置決めを形成することが困難である。従っ
てかかるコンタクト5のときには、幅広部5cの上辺5c′
ひいては押圧力の作用点Pの基板2表面からの隔たり
(高さ)Hによって圧入固定位置を設定することができ
る。
【0023】他の構成例を示す図3は、図5で説明した
コンタクト1に上述したC領域を補強するための樹脂ブ
ロック6を接着材7で固定して構成したものである。図
でこの場合の該樹脂ブロック6は、そのほぼ中央部に上
記コンタクト1の幅広部1cがガタなくスムースに貫通し
得る角孔6aが形成されているものであり、その高さhは
該樹脂ブロック6の片側開口面を幅広部1cの上辺1c′が
僅かに露出する位置に位置せしめたときにその他面が該
コンタクト1の固定部1dの最大幅領域が露出するように
設定されている。
コンタクト1に上述したC領域を補強するための樹脂ブ
ロック6を接着材7で固定して構成したものである。図
でこの場合の該樹脂ブロック6は、そのほぼ中央部に上
記コンタクト1の幅広部1cがガタなくスムースに貫通し
得る角孔6aが形成されているものであり、その高さhは
該樹脂ブロック6の片側開口面を幅広部1cの上辺1c′が
僅かに露出する位置に位置せしめたときにその他面が該
コンタクト1の固定部1dの最大幅領域が露出するように
設定されている。
【0024】構成方法は、(1) に示すようにコンタクト
1にその端子1b側から上記樹脂ブロック6を挿入して
(2) に示す状態とした後、該コンタクト1の上述したC
領域の括れ部分に接着材7を注入して両者を固定するこ
とで断面で示す(3) の状態にすることができるが、該樹
脂ブロック6の他面(図では下面)外部にコンタクト1
の固定部1dの最大幅領域が露出している。
1にその端子1b側から上記樹脂ブロック6を挿入して
(2) に示す状態とした後、該コンタクト1の上述したC
領域の括れ部分に接着材7を注入して両者を固定するこ
とで断面で示す(3) の状態にすることができるが、該樹
脂ブロック6の他面(図では下面)外部にコンタクト1
の固定部1dの最大幅領域が露出している。
【0025】従って該コンタクト1を破線で示す回路基
板2に圧入固定するときには、樹脂ブロック6の他面す
なわち下面が回路基板2の上面と接する位置まで該コン
タクト1を圧入することで該コンタクト1の基板2に対
する位置決め固定を実現することができる。
板2に圧入固定するときには、樹脂ブロック6の他面す
なわち下面が回路基板2の上面と接する位置まで該コン
タクト1を圧入することで該コンタクト1の基板2に対
する位置決め固定を実現することができる。
【0026】この場合には上述したC領域が該樹脂ブロ
ック6と接着材7で補強されるので、該領域における曲
がりや変形を抑制することができる。更に他の構成例を
示す図4で(1) は、上記コンタクト1と図3の樹脂ブロ
ック6に対応する樹脂ブロック8とを通常のインサート
モールド技術で一体化成形して構成したものであり、該
樹脂ブロック8の下面外部にコンタクト1の固定部1dの
最大幅領域が露出していることは図3と同様である。
ック6と接着材7で補強されるので、該領域における曲
がりや変形を抑制することができる。更に他の構成例を
示す図4で(1) は、上記コンタクト1と図3の樹脂ブロ
ック6に対応する樹脂ブロック8とを通常のインサート
モールド技術で一体化成形して構成したものであり、該
樹脂ブロック8の下面外部にコンタクト1の固定部1dの
最大幅領域が露出していることは図3と同様である。
【0027】なおかかる樹脂ブロック8と一体化したコ
ンタクト1を破線で示す回路基板2に圧入固定するとき
には、樹脂ブロック8の下面を回路基板2の上面と接触
させることで該コンタクト1の回路基板2に対する位置
決め固定を図3の場合と同様に実現することができる
が、上述したC領域が該樹脂ブロック8で補強されるの
で図3で説明した接着工程を踏むことなく該領域におけ
る上述した曲がりや変形が抑制できるメリットがある。
ンタクト1を破線で示す回路基板2に圧入固定するとき
には、樹脂ブロック8の下面を回路基板2の上面と接触
させることで該コンタクト1の回路基板2に対する位置
決め固定を図3の場合と同様に実現することができる
が、上述したC領域が該樹脂ブロック8で補強されるの
で図3で説明した接着工程を踏むことなく該領域におけ
る上述した曲がりや変形が抑制できるメリットがある。
【0028】
【発明の効果】上述の如く本発明により、圧入時におけ
る固定箇所近傍での座屈や変形を防止して生産性の向上
を図った圧入固定型コンタクトを提供することができ
る。
る固定箇所近傍での座屈や変形を防止して生産性の向上
を図った圧入固定型コンタクトを提供することができ
る。
【0029】なお本発明の説明では回路基板にコンタク
トを固定する場合について説明しているが、該回路基板
に形成した角孔と同様の角孔が形成されているものであ
ればコネクタ絶縁体等他の如何なる樹脂部材に対しても
同等の効果を得ることができる。
トを固定する場合について説明しているが、該回路基板
に形成した角孔と同様の角孔が形成されているものであ
ればコネクタ絶縁体等他の如何なる樹脂部材に対しても
同等の効果を得ることができる。
【0030】また樹脂ブロックを利用した場合の例では
個々のコンタクトそれぞれに樹脂ブロックを固定してい
るが、複数のコンタクトを1個の樹脂ブロックに固定し
ても同等の効果を得ることができる。
個々のコンタクトそれぞれに樹脂ブロックを固定してい
るが、複数のコンタクトを1個の樹脂ブロックに固定し
ても同等の効果を得ることができる。
【図1】 本発明になるコンタクトの形状例を形成方法
と共に説明する図。
と共に説明する図。
【図2】 図1のコンタクトの圧入固定方法を説明する
図。
図。
【図3】 第2の実施例を示す図。
【図4】 第3の実施例を示す図。
【図5】 従来のコンタクトとその圧入固定方法を説明
する図。
する図。
【図6】 問題点を説明する図。
1 圧入固定型コンタクト 1b 端子 1c 幅広部 1c′ 上辺 1d 固定部 2 回路基板(固定部材) 2a 角孔 5 圧入固定型コンタクト 5′ ブランク 5a,5b 端子 5c 幅広部 5c′ 上辺 5d 折り曲げ
部 5e 固定部 5d 折り曲げ部 5e固定部 6 樹脂ブロック 6a 角孔 7 接着剤 8 樹脂ブロック
部 5e 固定部 5d 折り曲げ部 5e固定部 6 樹脂ブロック 6a 角孔 7 接着剤 8 樹脂ブロック
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一端が無半田接続される端子
に形成されている直板状でその長手方向所定域に固定部
材に対する固定部としての拡幅領域と圧入固定作業用の
幅広部とが形成されている圧入固定型コンタクトであっ
て、 上記圧入固定型コンタクトが、その固定部(5e)と幅広部
(5c)とを含む領域に少なくとも該固定部(5e)と幅広部(5
c)との中間領域をカバーする長さの厚さ方向曲げに対す
る補強手段を具えて構成されていることを特徴とした圧
入固定型コンタクト。 - 【請求項2】 請求項1記載の厚さ方向曲げに対する補
強手段が、前記圧入固定型コンタクトの幅方向を中間辺
とする“コ”の字形の曲げで構成されていることを特徴
とした圧入固定型コンタクト。 - 【請求項3】 請求項1記載の厚さ方向曲げに対する補
強手段が、前記幅広部の圧入力作用位置と前記固定部の
最大幅領域とを露出させる長さで該圧入固定型コンタク
トに対して接着または一体成形化手段で固定されている
樹脂ブロックで構成されていることを特徴とした圧入固
定型コンタクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3275872A JPH05114427A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 圧入固定型コンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3275872A JPH05114427A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 圧入固定型コンタクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05114427A true JPH05114427A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17561614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3275872A Pending JPH05114427A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 圧入固定型コンタクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05114427A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997032362A1 (en) * | 1996-02-29 | 1997-09-04 | The Whitaker Corporation | Compliant section for electrical terminal mounted to a circuit board |
WO2004095651A1 (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-04 | Honda Tsushin Kogyo Co., Ltd. | 電気コネクタとペアコンタクト |
US7044807B2 (en) | 2004-04-23 | 2006-05-16 | Yazaki Corporation | Circuit board connector terminal |
JP2008300071A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 多段コネクタ及び多段コネクタの接続方法 |
JP2011035984A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | 電動モ−タ装置 |
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