JPH0418470Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0418470Y2 JPH0418470Y2 JP1985035054U JP3505485U JPH0418470Y2 JP H0418470 Y2 JPH0418470 Y2 JP H0418470Y2 JP 1985035054 U JP1985035054 U JP 1985035054U JP 3505485 U JP3505485 U JP 3505485U JP H0418470 Y2 JPH0418470 Y2 JP H0418470Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trim cover
- longitudinal direction
- concave
- recess
- recesses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 27
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、表面に凹凸パターンの起伏を呈出さ
せて表皮材，ワデイング材，裏打材を三者一体に
接合することにより形成するトリムカバーに関す
るものである。
せて表皮材，ワデイング材，裏打材を三者一体に
接合することにより形成するトリムカバーに関す
るものである。
従来の技術
一般に、第４，５図で示す如き車輌用シートを
構成する場合、シートバツクＢ，シートクツシヨ
ンＳを被包するシート表皮としては表面に凹凸パ
ターンを付形して表皮材１，ワデイング材２及び
裏打材３を三者一体に接合したトリムカバーが用
いられている。
構成する場合、シートバツクＢ，シートクツシヨ
ンＳを被包するシート表皮としては表面に凹凸パ
ターンを付形して表皮材１，ワデイング材２及び
裏打材３を三者一体に接合したトリムカバーが用
いられている。
従来、このトリムカバーを製造するにあたつて
はミシン縫い等で三者を一体に縫着することによ
り縫着個所を凹凸パターンの凹所Ｐとして形成す
ることが行われている。この場合にはステツチと
共に凹所にギヤザー模様を形成できるから高級感
を醸し出せて好ましいものの、その作業には極め
て手間が掛りしかも熟練した技術が必要でコスト
高となることを免れ得ない。
はミシン縫い等で三者を一体に縫着することによ
り縫着個所を凹凸パターンの凹所Ｐとして形成す
ることが行われている。この場合にはステツチと
共に凹所にギヤザー模様を形成できるから高級感
を醸し出せて好ましいものの、その作業には極め
て手間が掛りしかも熟練した技術が必要でコスト
高となることを免れ得ない。
これに代えて、ホツトプレス，高周波または超
音波ウエルダー域いは接着剤による押圧接合等で
表皮材１，ワデイング材２，裏打材３を三者一体
に圧着接合することも行われているが、この押圧
接合では特に熟練した技術を要せずに画一的な凹
凸パターンを正確に形成できるものである。
音波ウエルダー域いは接着剤による押圧接合等で
表皮材１，ワデイング材２，裏打材３を三者一体
に圧着接合することも行われているが、この押圧
接合では特に熟練した技術を要せずに画一的な凹
凸パターンを正確に形成できるものである。
考案が解決しようとする問題点
然し、この押圧接合では凹凸パターンの凹所Ｐ
が表皮材１，ワデイング材２，裏打材３を圧縮す
ることで硬化して伸縮度を失うため、座者にツツ
パリ感や異物感を感じさせることにより着座時の
フイーリングがよくないばかりでなく、その硬化
で引裂強度が低下してしまうため破れを生ずる原
因となり、また凹所のアール縁が折れた感じにな
るところから外観的にも柔軟性に欠けてしまう欠
点がある。
が表皮材１，ワデイング材２，裏打材３を圧縮す
ることで硬化して伸縮度を失うため、座者にツツ
パリ感や異物感を感じさせることにより着座時の
フイーリングがよくないばかりでなく、その硬化
で引裂強度が低下してしまうため破れを生ずる原
因となり、また凹所のアール縁が折れた感じにな
るところから外観的にも柔軟性に欠けてしまう欠
点がある。
問題点を解決するための手段
本考案に係るトリムカバーにおいては、凹凸パ
ターンの凹所から凸所平面にまで伸延し且つ凹所
の長手方向に対して交差する波打ち皺を長手方向
に亘つて押圧付形することにより形成されてい
る。
ターンの凹所から凸所平面にまで伸延し且つ凹所
の長手方向に対して交差する波打ち皺を長手方向
に亘つて押圧付形することにより形成されてい
る。
作 用
このトリムカバーでは、凹凸パターンをホツト
プレスやウエルダー等で押圧成形しても、その凹
所から凸所平面にまで伸延し且つ凹所の長手方向
に対して交差する波打ち皺が凹所の長手方向に亘
つて形成されているため、この波打ち皺の伸縮で
座者にシツパリ感や異物感を与えずしかも引張力
を分散できることにより破れ等の発生を防止し、
またその波打ち皺で外観的にも柔軟感を醸し出せ
るようになる。
プレスやウエルダー等で押圧成形しても、その凹
所から凸所平面にまで伸延し且つ凹所の長手方向
に対して交差する波打ち皺が凹所の長手方向に亘
つて形成されているため、この波打ち皺の伸縮で
座者にシツパリ感や異物感を与えずしかも引張力
を分散できることにより破れ等の発生を防止し、
またその波打ち皺で外観的にも柔軟感を醸し出せ
るようになる。
実施例
以下、第１〜３図を参照して説明すれば、次の
通りである。
通りである。
このトリムカバーは表皮材１，ワデイング材
２，裏打材３を互いに重ね合せ、表面には凹凸パ
ターンを形成すると共に凹所Ｐには凸所の平面に
まで伸延し且つ凹所の長手方向に対して交差する
波打ち皺４，４ａ，４ｂを凹所の長手方向に亘つ
て付形することにより三者を一体に押圧接合した
ものである。その押圧接合にあたつてはホツトプ
レス，高周波ウエルダー，超音波ウエルダー，接
着剤による押圧接着等を適用することができ、ま
た、この押圧接合では凹凸パターンの凹所Ｐの肉
厚を長手方向に亘つて小さな起伏で連続的に湾曲
させることにより波打ち皺４，４ａ，４ｂを呈す
るよう形成することができる。その波打ち形状は
上下型C1，C2の突出部で各対向面に互いに整合
する波形W1，W2を刻設すると共に、波形W1の
両側面に上り傾斜の突出部Ａ，Ａ…を設けこの対
向面間で表皮材１，ワデイング材２，裏打材３を
圧着すれば凹所Ｐの陥入と同時に付形するように
できる。
２，裏打材３を互いに重ね合せ、表面には凹凸パ
ターンを形成すると共に凹所Ｐには凸所の平面に
まで伸延し且つ凹所の長手方向に対して交差する
波打ち皺４，４ａ，４ｂを凹所の長手方向に亘つ
て付形することにより三者を一体に押圧接合した
ものである。その押圧接合にあたつてはホツトプ
レス，高周波ウエルダー，超音波ウエルダー，接
着剤による押圧接着等を適用することができ、ま
た、この押圧接合では凹凸パターンの凹所Ｐの肉
厚を長手方向に亘つて小さな起伏で連続的に湾曲
させることにより波打ち皺４，４ａ，４ｂを呈す
るよう形成することができる。その波打ち形状は
上下型C1，C2の突出部で各対向面に互いに整合
する波形W1，W2を刻設すると共に、波形W1の
両側面に上り傾斜の突出部Ａ，Ａ…を設けこの対
向面間で表皮材１，ワデイング材２，裏打材３を
圧着すれば凹所Ｐの陥入と同時に付形するように
できる。
このトリムカバーは通常のものと同様に、車輌
用シート等のクツシヨンパツドを被包するよう用
いることができる。そのトリムカバーでは着座時
に座者の負荷で引張力が加わると、Ｘ方向の引張
りに対しては凹凸パターンの凸所と素材の伸びで
伸縮性を発揮する。また、Ｙ方向の引張りに対応
してはＸ方向と同様な伸縮性に加えて凹所Ｐに付
形した波打ち皺４，４ａ，４ｂが伸縮性を発揮す
るため、引張力をＸ，Ｙ方向に分散できるように
なる。従つて、凹凸パターンの凹所Ｐが表皮材
１，ワデイング材２，裏打材３を圧着接合するこ
とにより硬化していても、座者にツツパリ感や異
物感を感じさせることがなく、また引張力が部分
的に集中しないところから素材を裂断する如く作
用しないようになる。更に、この波打ち皺４，４
ａ，４ｂで外観的にも柔軟感を醸し出せるように
なる。
用シート等のクツシヨンパツドを被包するよう用
いることができる。そのトリムカバーでは着座時
に座者の負荷で引張力が加わると、Ｘ方向の引張
りに対しては凹凸パターンの凸所と素材の伸びで
伸縮性を発揮する。また、Ｙ方向の引張りに対応
してはＸ方向と同様な伸縮性に加えて凹所Ｐに付
形した波打ち皺４，４ａ，４ｂが伸縮性を発揮す
るため、引張力をＸ，Ｙ方向に分散できるように
なる。従つて、凹凸パターンの凹所Ｐが表皮材
１，ワデイング材２，裏打材３を圧着接合するこ
とにより硬化していても、座者にツツパリ感や異
物感を感じさせることがなく、また引張力が部分
的に集中しないところから素材を裂断する如く作
用しないようになる。更に、この波打ち皺４，４
ａ，４ｂで外観的にも柔軟感を醸し出せるように
なる。
考案の効果
以上の如く、本考案に係るトリムカバーに依れ
ば、ホツトプレスやウエルダー等で凹凸パターン
を形成しても凹所に伸縮性を持たせることにより
着座時の撓み感を向上させて感触がよくしかも破
れ等の生じないシートカバー等として形成できる
ようになる。
ば、ホツトプレスやウエルダー等で凹凸パターン
を形成しても凹所に伸縮性を持たせることにより
着座時の撓み感を向上させて感触がよくしかも破
れ等の生じないシートカバー等として形成できる
ようになる。
第１図は本考案に係るトリムカバーの説明図、
第２図は同カバーの製造工程を示す説明図、第３
図は同カバーの作用説明図、第４図はトリムカバ
ーの使用例を示す説明図、第５図は従来例に係る
トリムカバーの説明図である。 Ｐ……凹凸パターンの凹所、４，４ａ，４ｂ…
…波打ち皺。
第２図は同カバーの製造工程を示す説明図、第３
図は同カバーの作用説明図、第４図はトリムカバ
ーの使用例を示す説明図、第５図は従来例に係る
トリムカバーの説明図である。 Ｐ……凹凸パターンの凹所、４，４ａ，４ｂ…
…波打ち皺。
Claims (1)
- 凹凸パターンの起伏を表面に呈出させて表皮
材，ワデイング材，裏打材を三者一体に接合した
トリムカバーにおいて、凹凸パターンの凹所から
凸所平面にまで伸延し且つ凹所の長手方向に対し
て交差する波打ち皺を凹所の長手方向に亘つて押
圧付形したことを特徴とするトリムカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985035054U JPH0418470Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985035054U JPH0418470Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61151600U JPS61151600U (ja) | 1986-09-19 |
| JPH0418470Y2 true JPH0418470Y2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=30538993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985035054U Expired JPH0418470Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0418470Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6587473B2 (ja) * | 2015-09-15 | 2019-10-09 | 株式会社タチエス | 車両用シートおよび車両用シートの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55107462A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-18 | Mtp Kasei Kk | Cushion sheet laminated* which has wrinkle pattern |
| JPS6027800B2 (ja) * | 1980-10-31 | 1985-07-01 | 丞 今村 | 地中推進配管機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6027800U (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-25 | 高島屋日発工業株式会社 | シ−トカバ− |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP1985035054U patent/JPH0418470Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55107462A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-18 | Mtp Kasei Kk | Cushion sheet laminated* which has wrinkle pattern |
| JPS6027800B2 (ja) * | 1980-10-31 | 1985-07-01 | 丞 今村 | 地中推進配管機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61151600U (ja) | 1986-09-19 |
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