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JPH04124126A - 持続性カプセル剤 - Google Patents

持続性カプセル剤

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Publication number
JPH04124126A
JPH04124126A JP24148290A JP24148290A JPH04124126A JP H04124126 A JPH04124126 A JP H04124126A JP 24148290 A JP24148290 A JP 24148290A JP 24148290 A JP24148290 A JP 24148290A JP H04124126 A JPH04124126 A JP H04124126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrochloride
capsule
weight
parts
capsules
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24148290A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Yanagibashi
柳橋 憲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP24148290A priority Critical patent/JPH04124126A/ja
Publication of JPH04124126A publication Critical patent/JPH04124126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、持続性のカプセル剤に関し、さらに詳しくは
、内層した際に一部の薬剤が速やかに放出され、残った
薬剤が持続的に放出される速効性かつ持続性のカプセル
剤に関する。
従沫1114 従来から、薬効を持続的に発揮する製剤方法としては、
以下のものが知られている。
(1)トローチ、火剤などのように製剤の崩壊性を悪く
する方法。
(2)外層は普通の錠剤で糖衣を施し、内層はフィルム
コーティングにより腸溶性にして複効錠とする方法。
(3)崩壊時間の異なる顆粒をカプセル等に充填し、ス
パンスルカプセルとする方法。
(4)崩壊時間の異なる顆粒を錠剤に成形してスパンタ
ブ型とする方法。
(5)速放出性の顆粒と徐放8性の顆粒とに分けて、二
層または三層に打錠してスパンタブ型多層錠とする方法
(6)高分子マトリックスにより薬剤の放出をコントロ
ールした錠剤とする方法。
しかしながら従来の持続型内服剤は、持続性の点では改
善されているが。
■ 速効性が十分でない 1+  薬剤の崩壊をコントロールする方法であるため
、食事の種類に影響される ・、■ 製造工程が複雑である などの欠点があった。
発明が解決しようとする課 本発明は、薬効の持続性はもちろんのこと、速効性に優
れたカプセル剤を提供するものである。
月1411戊 本発明の持続性カプセル剤は、消化液に不溶ないし難溶
性の物質をエタノールに溶解または膨潤せしめ、内服に
より有効性を発揮する薬物とともに、カプセルに充填し
たことを特徴とする。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明では放出性調整剤として、消化液に不溶ないし難
溶性の物質が用いられ、この物質はエタノールに溶解ま
たは膨潤し、一般に水に不溶ないし難溶性である。
放出性調整剤としては、高分子化合物、脂肪酸類、高級
アルコール類、脂肪酸エステル類などが好適に使用され
る。
高分子化合物としては、エチルセルロース、酢酸フタル
酸セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフ
タレート、カルボキシメチルエチルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、メチルビニルエーテル/無水マレイン
酸共重合体、メタアクリル酸・アクリル酸エチルコポリ
マー、メタクリル酸・メタアクリル酸メチルコポリマー
、酢酸酸ビニル樹脂、ポリアミド樹脂などがある。
脂肪酸類としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、
イソステアリン酸、ロジンなどがある。
高級アルコール類としては、セタノール、ステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、
ヘキサデシルアルコール、インステアリルアルコールな
どがある。
脂肪酸エステル類としては、ミリスチン酸イソプロピル
、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ミ
リスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン
酸デシル、乳酸ミリスチルなどがある。
これら放出性調整剤は、単独で用いても2種以上用いて
もよく、また、配合量は使用する調整剤、配合する薬物
、目的とする持続性の程度等により異なるが、通常エタ
ノール中に1〜70重量%、好ましくは5〜30重量%
の量で配合することが望ましい。
さらに本発明では放出をコントロールする目的で、各種
の油脂類、界面活性剤などをエタノールに配合すること
ができる。
本発明のカプセル剤中には、内服により各種の疾病を予
防ないしは治療する薬物が配合される。これら薬物を例
示すれば以下の通りである。
使途等に応して必要量配合される。
(1)解熱鎮痛消炎剤 アセトアミノフェン、ブセチン、サリチルアミド、アミ
ノピリン、フェニルブタシン、メフェナム酸、フルフェ
ナム酸5ジクロフエナツクナトリウム、イブフェナック
、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、
プロベネシッドなど (2)自律神経用剤 塩酸ノルフェネフリン、塩酸メタンフェタミン、フェニ
ルプロパツールアミン、塩酸フェキシベンザミン、酒石
酸エルゴタミン、塩酸トラゾリン、硫酸アトロピン、ア
ンプロトロピン、塩酸ジサイクロミン、臭化ブトロピウ
ム、塩酸ピペリドレート、塩酸ベナクチジン、臭化オキ
シピロニウム、塩酸ピメタネート、臭化メペンゾレート
臭化メチルスコポラミン、臭化メチルベナクチジウムな
ど (3)感覚器管用剤 ジクロツェナミド、アセタゾラミド、メタシラミドなど (4)抗ヒスタミン剤 塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸クロルフ二ツキサミン、
マレイン酸カルビノキサミン、マレイン酸クロルフェニ
ラミン、マレイン酸プロムフェニラミン、塩酸トリペレ
ナミン、塩酸トンジルアミン、塩酸プロメタシン、塩酸
インチベンジル、塩酸トリプロリジン、塩酸クレミゾー
ル、マレイン酸ジメチンデン、タレマスチン、塩酸イソ
プロピルアミノメチルへブタンなど (5)降圧利尿剤 ヘキサメソニウムプロミド、ベントリニウム、塩化クロ
ルプロパミド、塩酸メカミルアミン、硫酸グアネチジン
、フェントールアミンメタンスルフォネート、塩酸ヒト
ララジン、レセルピン、レシナミン、硫酸ベタニシン、
メブタノート、ペンドロフルチチアジド、トリクロルメ
チアジド、アセタゾラミド、グロフェナミドなど (6)呼吸促進・鎮咳去痰剤 ジメフリン塩酸塩、リン酸コデイン、リン酸ビヒドロコ
デイン、塩酸エフェドリン、dQ−塩酸メチルエフェド
リン、塩酸ノスカピン、ノスカピン、クエン酸カルへタ
ペンタン、塩酸アクロラマイド、臭化水S酸デキストロ
メトルファン、ヒベンズ酸チペピジン、オキシメテハノ
ール、クエン酸イソアミル、グアヤコールグリセリンエ
ーテル、クロペラスチン、塩酸エチルシスティン、塩酸
メトキシフェナミン、硫酸イソプロテレノール、塩酸ク
ロルブレナリン、塩酸トリメトキノールなど (7)消化器管用剤 アズレン、ゲファルナート、カルベノキサロン、塩酸ク
ロルベンゾキサミン、銅クロロフイリンナトリウム、ウ
ルソデオキシコール酸、デヒドロコール酸、デヒドロコ
ール酸ナトリウム、ヒドロキシシクロヘキシル酪酸、フ
ェニルプロパツール、サイナリン、ジオクチルソジウム
スルホサクシネートなど (8)副腎ホルモン剤 ヒドロコルチゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、プレドニゾ
ロン、トリアニシンロン、デキサメタシン、ベタメタシ
ン、フルオコートロンなど (9)性ホルモン剤 テストステロン、メチルテストステロン。
フルオキシメステロン、フォスフニストロール、エスト
ロン、エチニルエストラジオール、ヘキセストロール、
エチステロンなと (10)糖尿病治療剤 スルフオブタミド、トルブタミド、クロルプロパミド、
アセトヘキサミド、メラザミド、グリクロピラミド、イ
ソブゾール、グリベンクラミド、グリミジンナトリウム
、グリブゾール、塩酸フェンフォルミン、メトフォルミ
ン、塩酸ブフオルミンなど (11)抗悪性腫瘍剤 ティトロジエンマスタード−N−オキシド、シクロフォ
スフアミド、カルボコン、インブロクオン、チオテバ、
フトラフール。
6−メルカプトプリン、硫酸ビングラスチン、硫酸ビン
クリスチン、アクチノマイシンC,マイトマイシンCな
ど (12)抗生物質 ペニシリン、タロキサシリンナトリウム。
ジクロキサシリンナトリウム、セファレキシン、エリス
ロマイシン、キタサマイシン。
ジョサマイシン、クロラムフェニコール、テトラサイク
リン、塩酸テトラサイクリン、塩酸ミノサイクリンなど 本発明では、放出性調整剤をエタノールに溶解または膨
潤せしめ、薬物とともにカプセルに充填して使用される
。カプセルとしては、エタノールに対して不溶性であれ
ば硬カプセル、軟カプセルのいずれでもよい。ただし、
硬カプセルを使用する際は、カプセル本体とキャップを
シールするなどして、液もれを防止する処置を施して製
造される。
本発明のカプセル剤では、内服後にカプセルの崩壊によ
り内容物が放出され、薬物の一部は速やかに吸収されて
必要な速効性を示す。また、一部の薬物は消化器系にお
ける消化液や水に不溶化ないし電溶化した放出性調整剤
に被覆され、その後論々に放出、吸収されて持続性を示
すと考えられる。
発明の効果 本発明のカプセル剤によれば、カプセルが崩壊するとと
もに、一部の薬物が一部に放出され、残りが持続的に放
出されるため、速効性と持続性の2つの目的が1つのカ
プセル剤で一挙に達成される。
また、本発明によれば、従来製剤の如き崩壊遅延による
持続性とは異なるため、持続性に対する食事の影響が少
なく、常に安定した持続効果が得られる。
さらに本発明によれば、液剤またはペーストをカプセル
に充填するだけで製造できるため、製造工程が簡単で品
質管理が容易である。
実験例1 下記に示す処方の本発明品と、スパンスル型持続性カプ
セル剤である比較品を製造し、モデル薬物である塩酸フ
ェニルプロパツールアミンの溶出率を測定した。
(1)本発明品の調製 塩酸フェニルプロパツールアミン 5.0重量部エチル
セルロース(100cp)     10.0重量部エ
チルセルロース(10cp)      3.0重量部
ヒマシ油            8.0重量部エタノ
ール           7060重量部精製水  
           4.0重量部上記成分を溶解混
合したものを、ゼラチンハードカプセル(1号)に充填
し、シール加工を施して本発明品を得た。
(2)比較品の調製 塩酸フェニルプロパツールアミン グラニユー糖 コーンスターチ ヒドロキシプロピルセルロース ポリ酢酸ビニル 5.0重量部 40.0重量部 40.0重量部 10.0重量部 5.0重量部 遠心流動造粒機により球形造粒した顆粒に、ヒドロキシ
エチルセルロースおよびポリ酢酸ビニルをコーティング
した顆粒を。
ゼラチンハートカプセル(1号)に充填し、比較品を得
た。
(3)測定結果 日本薬局方記載の「一般試験法、溶出試験法、第一法」
に従って溶出試験をした結果、第1図に示したように、
比較品では実験開始60分で約20%の放出を示し、そ
の後一定の速度で放出されたのに対し、本発明品では開
始20分後に約40%の放出を示し、その後、一定の速
度で放出された。
この結果から、本発明品は持続性に加えて、速効性も期
待できることが示された。
(以下余白) 実施例1 塩酸フェニルプロパツールアミン   5.0重を部マ
レイン酸クロルフェニラミン     0.5重量部塩
酸フェニレフリン         0.5重量部無水
カフェイン           5.0重量部エチル
セルロース          10.0重量部ヒマシ
油              5.0重量部エタノー
ル              60.0重量部上記成
分を溶解混合し、常法によりゼラチンソフトカプセルに
充填し、本発明品を得る。本市は持続性の鼻炎薬として
用いられる。
実施例2 臭化水素酸デキストロメトロファン  1.0重量部メ
タアクリル酸・アクリル酸コポリマー15.0重量部オ
リーブ油              5.0重量部ス
テアリン酸モノグリセリン      5.0重量部エ
タノール              64.0重量部
精製水               10.0重量部
上記成分を溶解混合し、ゼラチンハードヵプセルに充填
後、シール加工を施し、本発明品を得る。本塁は持続性
の鎮咳薬として使用される実施例3 テオフィリン            10.0重量部
モノステアリン酸プロピレングリコール40,0重量部
グリセリン             5.0重量部エ
タノール             45.0重量部上
記成分を溶解混合し、常法によりゼラチンハードカプセ
ルに充填後、シール加工を施し、本発明品を得る。本発
明品は持続性の気管支抗張剤として使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明品および比較品について服用後の時開
と、塩酸フェニルプロパツールアミンの溶出率との関係
を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、消化液に不溶ないし難溶性の物質をエタノールに溶
    解または膨潤せしめ、内服により有効性を発揮する薬物
    とともに、カプセルに充填したことを特徴とする持続性
    カプセル剤。 2、上記消化液に不溶ないし難溶性の物質が、高分子化
    合物、脂肪酸類、高級アルコール類および脂肪酸エステ
    ル類から選ばれる1種または2種以上の物質である請求
    項1記載の持続性カプセル剤。
JP24148290A 1990-09-12 1990-09-12 持続性カプセル剤 Pending JPH04124126A (ja)

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JP24148290A JPH04124126A (ja) 1990-09-12 1990-09-12 持続性カプセル剤

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JP (1) JPH04124126A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534591A (ja) * 2005-03-29 2008-08-28 マクニール−ピーピーシー・インコーポレーテツド 疎水性溶媒内に親水性薬剤を有する組成物
US8931508B2 (en) 2008-08-26 2015-01-13 Eaton Corporation Piloted fuel tank vapor isolation valve

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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