JP7315172B2 - 照明システムおよび照明方法 - Google Patents
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Description
上記照明システムにおいて、前記制御装置は、前記利用者が前記起床時刻を入力する入力部を備えることが好ましい。これにより、利用者自身が起床時刻を自由に設定することができる。
図1に示すように、照明システム10は、例えばホテル等の就寝施設の客室11を照明する照明システムである。客室11は、床12、複数の壁13、天井14によって形成される居住空間15を有している。客室11には、客室11の利用者が就寝する就寝領域を構成するベッド16が設置されている。ベッド16は、一人用のいわゆるシングルベッドである。ベッド16の就寝領域は、上方からの客室11の平面図において、ベッド16の長さ方向に並ぶ3つの領域である頭部領域16H、胴体部領域16B、足部領域16Lに仮想的に分割される。
メイン照明制御部37は、入力部31からの操作信号に基づいて、メイン照明装置20の点灯および消灯を行う。
図4に示すように、起床スケジュール42は、頭部領域16Hの照度が起床時刻「0」において第1最大照度E1(例えば380ルクス)に到達するように、起床時刻に対する開始時間前(15分前)から一定の上昇速度で頭部領域16Hの照度を単調増加させる照明スケジュールである。なお、起床スケジュールは、曝露量の合計が所定値となるように構成されるとよい。
上述した照明システム10の動作について説明する。
客室11の利用者は、就寝前に制御装置30の入力部31を操作して、入眠制御の実行を設定するとともに、起床制御の実行および起床時刻を設定する。利用者は、就寝時に入力部31を操作して入眠制御を開始する。
入眠制御の実行によって足部領域16Lの照度が第2最大照度E2から徐々に低下することから、利用者は、覚醒状態から睡眠状態へとスムーズに移行することができる。また、起床制御の実行によって頭部領域16Hの照度が第1最大照度E1に向かって徐々に高くなることから、利用者は、睡眠状態から覚醒状態へとスムーズに移行する。これにより、起床時における利用者の覚醒作用が高められる。
(1)照明システム10においては、第1部分照明装置21によって起床制御が実行される。これにより、起床時刻に向けて利用者の周囲が徐々に明るくなるので起床時における利用者の覚醒作用を高めることができる。そして、的確な覚醒作用による起床により、快適な居住空間を実現できる。
(3)第1部分照明装置21が天井14を形成する建築材に対して一体的に取り付けられていることにより天井14に埋め込まれている。これにより、コンパクトな客室11にあっても利用者に与える開放感、客室11のデザイン性や統一性を向上させることができるとともに、スタンドライトや置き式照明のように客室11の清掃時などに邪魔にならないため、客室11のメンタビリティを向上させることができる。
・第2部分照明装置22は、頭部領域16Hを間接的に照明する照明装置であればよい。そのため、第2部分照明装置22の設置位置は、天井14に設置される場合、ベッド16の上方に限られるものではない。また、第2部分照明装置22は、床12や壁13に設置されていてもよい。
・制御装置30は、起床時刻の時間帯に基づいて、頭部領域16Hの第1最大照度E1を調整可能に構成されていてもよい。例えば、制御装置30は、設定された起床時刻が深夜帯である場合には、第1最大照度E1を高くしてもよい。
Claims (8)
- 就寝領域を含む居住空間を形成する建築材に設置されて前記就寝領域の頭部領域を間接的に照明する部分照明装置と、
前記部分照明装置の調光率を制御する制御装置と、を備え、
前記部分照明装置は、
前記就寝領域の上方において前記居住空間の天井を形成する建築材に対して、前記就寝領域の長さ方向における前記頭部領域寄りの位置であって前記就寝領域の長さ方向において前記就寝領域の頭部側端部から790mm±100mm離れているとともに前記就寝領域の幅方向における前記就寝領域の中央位置から前記就寝領域の幅方向において400mm±100mmずれた位置に設置され、2800K±200Kの色温度を有する光で前記頭部領域を間接的に照明するものであり、
前記制御装置は、
利用者によって指定された起床時刻の所定時間前に前記部分照明装置による前記頭部領域の照度上昇を開始し、前記照度上昇の開始からの経過時間に応じて前記頭部領域の照度を高くする起床制御を実行する
照明システム。 - 就寝領域を含む居住空間を形成する建築材に設置されて前記就寝領域の頭部領域を間接的に照明する第1部分照明装置と、
前記第1部分照明装置とは異なる位置に設けられ、前記就寝領域の足部領域を照明する第2部分照明装置と、
前記第1部分照明装置の調光率と前記第2部分照明装置の調光率とを制御する制御装置と、を備え、
前記第1部分照明装置は、
前記就寝領域の上方において前記居住空間の天井を形成する建築材に対して、前記就寝領域の長さ方向における前記頭部領域寄りの位置であって前記就寝領域の幅方向における中央からずれた位置に設置され、2800K±200Kの色温度を有する光で前記頭部領域を間接的に照明するものであり、
前記制御装置は、
利用者によって指定された起床時刻の所定時間前に前記第1部分照明装置による前記頭部領域の照度上昇を開始し、前記照度上昇の開始からの経過時間に応じて前記頭部領域の照度を高くする起床制御と、前記第2部分照明装置に基づく前記足部領域の照度を徐々に小さくする入眠制御と、を実行する
照明システム。 - 前記第1部分照明装置は、
前記就寝領域の長さ方向において、前記就寝領域の頭部側端部から設置位置までの距離が790mm±100mmに設定され、
前記就寝領域の幅方向において、前記就寝領域の中央位置から設置位置までの距離が400mm±100mmに設定される
請求項2に記載の照明システム。 - 前記制御装置は、
前記入眠制御において、前記第2部分照明装置の照度を半減させてから前記足部領域の照度を徐々に小さくする
請求項2または3に記載の照明システム。 - 前記起床制御において、前記制御装置は、一定の上昇速度で前記頭部領域の照度を高める
請求項1~4のいずれか一項に記載の照明システム。 - 前記制御装置は、前記利用者が前記起床時刻を入力する入力部を備える
請求項1~5のいずれか一項に記載の照明システム。 - 就寝領域を含む居住空間を形成する建築材に設置されて前記就寝領域の頭部領域を間接的に照明する部分照明装置を用いた照明方法であって、
2800K±200Kの色温度を有する光で前記頭部領域を間接的に照明する前記部分照明装置を、前記就寝領域の上方において前記居住空間の天井を形成する建築材に対して、前記就寝領域の長さ方向における前記頭部領域寄りの位置であって前記就寝領域の長さ方向において前記就寝領域の頭部側端部から790mm±100mm離れているとともに前記就寝領域の幅方向における前記就寝領域の中央位置から前記就寝領域の幅方向において400mm±100mmずれた位置に設置し、
前記部分照明装置の調光率を制御装置に制御させ、利用者によって指定された起床時刻の所定時間前に前記部分照明装置による前記頭部領域の照度上昇を開始し、前記照度上昇の開始からの経過時間に応じて前記頭部領域の照度を高くする
照明方法。 - 就寝領域を含む居住空間を形成する建築材に設置されて前記就寝領域の頭部領域を間接的に照明する第1部分照明装置と、前記第1部分照明装置とは異なる位置に設置されて前記就寝領域の足部領域を照明する第2部分照明装置とを用いた照明方法であって、
2800K±200Kの色温度を有する光で前記頭部領域を間接的に照明する前記第1部分照明装置を、前記就寝領域の上方において前記居住空間の天井を形成する建築材に対して、前記就寝領域の長さ方向における前記頭部領域寄りの位置であって前記就寝領域の幅方向における中央からずれた位置に設置し、
前記第1部分照明装置の調光率と前記第2部分照明装置の調光率とを制御装置に制御させ、前記制御装置に、利用者によって指定された起床時刻の所定時間前に前記第1部分照明装置による前記頭部領域の照度上昇を開始し、前記照度上昇の開始からの経過時間に応じて前記頭部領域の照度を高くする起床制御と、前記第2部分照明装置に基づく前記足部領域の照度を徐々に小さくする入眠制御と、を実行させる
照明方法。
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