JP7364705B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
本発明は、空調風の吹出口を構成し、リンク機構を用いて複数のドアを連動させる車両用空調装置に関する。
従来から車両用空調装置では、リンク機構を用いて複数の吹出口を個々に開閉するドアを連動させることが行われている。
たとえば、特許文献1に示される車両用空調装置では、複数のドアを1つのアクチュエータ(モータ)で動かしている。
アクチュエータを構成する円板状のメインリンクは、その両板面にカム溝が形成されており、一方の板面には、複数のカム溝が形成されている。
そして、各カム溝にリンク機構が構成され、メインリンクが回転することで、カム溝毎に連係するドアを開閉している。
たとえば、特許文献1に示される車両用空調装置では、複数のドアを1つのアクチュエータ(モータ)で動かしている。
アクチュエータを構成する円板状のメインリンクは、その両板面にカム溝が形成されており、一方の板面には、複数のカム溝が形成されている。
そして、各カム溝にリンク機構が構成され、メインリンクが回転することで、カム溝毎に連係するドアを開閉している。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、1つの板面に複数のカム溝が形成されているため、リンク機構が複雑化し、部品点数が増大してしまうという問題がある。
本発明は、前述の点に鑑みてなされたものであり、リンク機構の構成を簡素化しつつ、複数の吹出口を開閉することができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る車両用空調装置は、ユニットケースに開口する第1吹出口の開閉を行う第1バルブと、該ユニットケースに開口する第2吹出口の開閉を行う第2バルブと、略円柱形状を有し、中心軸を回転軸にして回動可能に軸支されたカム本体と、該カム本体の側面と連係しつつ、該第1バルブと連係し、該カム本体の回転と連動して該第1吹出口の開閉を行う第1カム機構と、該カム本体の端面と連係しつつ、該第2バルブと連係し、該カム本体の回転と連動して該第2吹出口の開閉を行う第2カム機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、リンク機構の構成を簡素化しつつ、複数の吹出口を開閉することができる車両用空調装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の車両用空調装置Sについて、図1~図16を参照して詳細に説明する。
なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
また、以下の説明においては、「前」「後」、「上」「下」、「内」「外」については、特別に断らない限り、車両前後方向における「前」「後」、車両上下方向における「上」「下」、車内側と車外側における「内」「外」を指すものとする。
なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
また、以下の説明においては、「前」「後」、「上」「下」、「内」「外」については、特別に断らない限り、車両前後方向における「前」「後」、車両上下方向における「上」「下」、車内側と車外側における「内」「外」を指すものとする。
本実施形態の車両用空調装置Sには、車室前部を構成するダッシュボード(図示せず)に、複数の吹出口(図示せず)が設けられている。
そして、各吹出口に通じる配風ダクトDが、車室前部を構成するダッシュボード(図示せず)の内部に配管されており、その中にサイドダクトSDが含まれている(図1参照)。
サイドダクトSDは、車室側面近傍における前方から後方に向かって送風するための配風ダクトDである。
そして、各吹出口に通じる配風ダクトDが、車室前部を構成するダッシュボード(図示せず)の内部に配管されており、その中にサイドダクトSDが含まれている(図1参照)。
サイドダクトSDは、車室側面近傍における前方から後方に向かって送風するための配風ダクトDである。
本実施形態では、サイドダクトSDの吹出口を構成する配風ユニット(以下、サイドユニット1と称する)について説明する(図2参照)。
なお、説明の都合上、図示していないが、右側のサイドダクトSDの吹出口にも図2の左右を入れ替えた構成のサイドユニットが配置されている。
そして、右側のサイドユニットは、左側のサイドユニット1と同様の構成につき、説明を省略する。
なお、説明の都合上、図示していないが、右側のサイドダクトSDの吹出口にも図2の左右を入れ替えた構成のサイドユニットが配置されている。
そして、右側のサイドユニットは、左側のサイドユニット1と同様の構成につき、説明を省略する。
サイドユニット1は、サイドベント吹出口12(第1吹出口)と、サイドデフ吹出口13(第2吹出口)と、の開閉を行うための構成である。
なお、サイドベント吹出口12(第1吹出口)は、車室側面近傍から車両後方に向かって送風するための吹出口である。
また、サイドデフ吹出口13(第2吹出口)は、車室側面近傍から前席側面窓に向かって送風するための吹出口である。
サイドユニット1は、ユニットケース10、電動モーター(図示せず)、サイドベントバルブ20(第1バルブ)、サイドデフバルブ30(第2バルブ)、複合カム構造CC、デフリンク機構C3を備えている。
なお、サイドベント吹出口12(第1吹出口)は、車室側面近傍から車両後方に向かって送風するための吹出口である。
また、サイドデフ吹出口13(第2吹出口)は、車室側面近傍から前席側面窓に向かって送風するための吹出口である。
サイドユニット1は、ユニットケース10、電動モーター(図示せず)、サイドベントバルブ20(第1バルブ)、サイドデフバルブ30(第2バルブ)、複合カム構造CC、デフリンク機構C3を備えている。
<ユニットケース>
ユニットケース10は、断面略四角筒形状を有しており、サイドユニット1の外形形状を形成するとともに、筒内部に送風路が形成されている(図2、図3参照)。
ユニットケース10には、ダクト接続口11、サイドベント吹出口12、サイドデフ吹出口13が開口している。
つまり、ユニットケース10は、内部が二股に分岐されており、一方の吹出口は、サイドベント吹出口12(第1吹出口)に設定され、他方の吹出口は、サイドデフ吹出口13(第2吹出口)に設定されている。
ユニットケース10は、断面略四角筒形状を有しており、サイドユニット1の外形形状を形成するとともに、筒内部に送風路が形成されている(図2、図3参照)。
ユニットケース10には、ダクト接続口11、サイドベント吹出口12、サイドデフ吹出口13が開口している。
つまり、ユニットケース10は、内部が二股に分岐されており、一方の吹出口は、サイドベント吹出口12(第1吹出口)に設定され、他方の吹出口は、サイドデフ吹出口13(第2吹出口)に設定されている。
ダクト接続口11は、サイドダクトSDの出口部に接続しつつ、連通している。
これによって、ユニットケース10の筒内部に、サイドダクトSDの下流側送風路が形成されている。
サイドベント吹出口12は、ダクト接続口11を後方へ直進した先に開口している。そして、サイドベント吹出口12とダクト接続口11とを繋ぐ送風路が、サイドベント送風路14に設定されている。
これによって、ユニットケース10の筒内部に、サイドダクトSDの下流側送風路が形成されている。
サイドベント吹出口12は、ダクト接続口11を後方へ直進した先に開口している。そして、サイドベント吹出口12とダクト接続口11とを繋ぐ送風路が、サイドベント送風路14に設定されている。
サイドデフ吹出口13は、サイドベント吹出口12の車幅方向外側に、サイドベント吹出口12に隣接して開口している。
サイドベント送風路14の車幅方向外側側壁を形成する外側壁14aには、サイドデフ接続口15が開口している。そして、サイドデフ吹出口13とサイドデフ接続口15とを繋ぐ空間が、サイドデフ送風路16に設定されている。
サイドベント送風路14の車幅方向外側側壁を形成する外側壁14aには、サイドデフ接続口15が開口している。そして、サイドデフ吹出口13とサイドデフ接続口15とを繋ぐ空間が、サイドデフ送風路16に設定されている。
<電動モーター>
電動モーター(図示せず)は、サイドベントバルブ20、およびサイドデフバルブ30の開閉を行う際の動力を発生する動力源である。
電動モーターは、ユニットケース10の車幅方向内側に隣接して配置されている。
電動モーターは、サイドベントカム機構C1(第1カム機構)を介して、サイドベントバルブ20に連係している。
また、電動モーターは、サイドデフカム機構C2(第2カム機構)、およびデフリンク機構C3を介してサイドデフバルブ30に連係している。
電動モーター(図示せず)は、サイドベントバルブ20、およびサイドデフバルブ30の開閉を行う際の動力を発生する動力源である。
電動モーターは、ユニットケース10の車幅方向内側に隣接して配置されている。
電動モーターは、サイドベントカム機構C1(第1カム機構)を介して、サイドベントバルブ20に連係している。
また、電動モーターは、サイドデフカム機構C2(第2カム機構)、およびデフリンク機構C3を介してサイドデフバルブ30に連係している。
電動モーターは、正転、逆転の切り替えが可能に制御されている。
電動モーターは、その出力軸(図示せず)に、出力軸とともに回転する駆動歯車(図示せず)が配置されている。
なお、本実施形態では、図6において、後述するカム本体40が反時計回りに回転する方向を正転方向、カム本体40が時計回りに回転する方向を逆転方向とする。
電動モーターは、その出力軸(図示せず)に、出力軸とともに回転する駆動歯車(図示せず)が配置されている。
なお、本実施形態では、図6において、後述するカム本体40が反時計回りに回転する方向を正転方向、カム本体40が時計回りに回転する方向を逆転方向とする。
<サイドベントバルブ>
サイドベントバルブ20は、いわゆるバタフライバルブで構成されている(図3参照)。
サイドベントバルブ20の支持軸(以下、ベント支持軸A20と称する)は、車幅方向に沿って延在し、サイドベント送風路14の外側壁14a、および内側壁14bに支持されている。
サイドベントバルブ20は、いわゆるバタフライバルブで構成されている(図3参照)。
サイドベントバルブ20の支持軸(以下、ベント支持軸A20と称する)は、車幅方向に沿って延在し、サイドベント送風路14の外側壁14a、および内側壁14bに支持されている。
<サイドデフバルブ>
サイドデフバルブ30は、片持ち梁のように、平板状の板材の一辺が支持されつつ、回転可能に支持されている(図3、図7参照)。
サイドデフバルブ30の支持軸(以下、デフ支持軸A30と称する)は、車両上下方向に沿って延在し、サイドデフ送風路16の天井面10aおよび底面10bに支持されている。
デフ支持軸A30の上端部には、デフリンク腕31、デフリンクピン32が設けられている。
デフリンク腕31は、デフ支持軸A30に直交しつつ、サイドデフバルブ30に沿って延在する小片で、サイドデフバルブ30とともに回転する。
デフリンクピン32は、デフ支持軸A30と平行に、且つ所定の間隔を空けて、デフリンク腕31から下方に向かって突出する軸状の突起である。
そして、これらデフリンク腕31、デフリンクピン32と、後述するデフリンク溝62によってデフリンク機構C3が構成されている。
なお、デフリンク機構C3は、車幅方向に平行移動する端面リンク60によって、サイドデフバルブ30を回転させるための構成である。
サイドデフバルブ30は、片持ち梁のように、平板状の板材の一辺が支持されつつ、回転可能に支持されている(図3、図7参照)。
サイドデフバルブ30の支持軸(以下、デフ支持軸A30と称する)は、車両上下方向に沿って延在し、サイドデフ送風路16の天井面10aおよび底面10bに支持されている。
デフ支持軸A30の上端部には、デフリンク腕31、デフリンクピン32が設けられている。
デフリンク腕31は、デフ支持軸A30に直交しつつ、サイドデフバルブ30に沿って延在する小片で、サイドデフバルブ30とともに回転する。
デフリンクピン32は、デフ支持軸A30と平行に、且つ所定の間隔を空けて、デフリンク腕31から下方に向かって突出する軸状の突起である。
そして、これらデフリンク腕31、デフリンクピン32と、後述するデフリンク溝62によってデフリンク機構C3が構成されている。
なお、デフリンク機構C3は、車幅方向に平行移動する端面リンク60によって、サイドデフバルブ30を回転させるための構成である。
<複合カム構造>
複合カム構造CCは、電動モーターを駆動源にして、サイドベントバルブ20、およびサイドデフバルブ30を回転させるための構成である(図3参照)。
複合カム構造CCは、カム本体40、側面リンク50、端面リンク60を備えている。
そして、複合カム構造CCは、これらカム本体40、側面リンク50、端面リンク60を用いてサイドベントカム機構C1(第1カム機構)とサイドデフカム機構(第2カム機構)とを構成している。
複合カム構造CCは、電動モーターを駆動源にして、サイドベントバルブ20、およびサイドデフバルブ30を回転させるための構成である(図3参照)。
複合カム構造CCは、カム本体40、側面リンク50、端面リンク60を備えている。
そして、複合カム構造CCは、これらカム本体40、側面リンク50、端面リンク60を用いてサイドベントカム機構C1(第1カム機構)とサイドデフカム機構(第2カム機構)とを構成している。
<カム本体>
カム本体40は、略円柱形状を有しており、車両上下方向に沿った中心軸A40を回転軸として、回転可能に軸支されている(図4参照)。
カム本体40は、従動歯車41、側面カム42、端面カムピン43を備えている。
カム本体40は、略円柱形状を有しており、車両上下方向に沿った中心軸A40を回転軸として、回転可能に軸支されている(図4参照)。
カム本体40は、従動歯車41、側面カム42、端面カムピン43を備えている。
従動歯車41は、カム本体40の下端部に、カム本体40と一体に配置されている。
従動歯車41は、駆動歯車(図示せず)と噛合し、中心軸A40を回転軸として、カム本体40とともに回転する。
つまり、従動歯車41は、電動モーターに連動して、カム本体40とともに回転する。
そして、カム本体40とともに、側面カム42、および端面カムピン43が回転する。
従動歯車41は、駆動歯車(図示せず)と噛合し、中心軸A40を回転軸として、カム本体40とともに回転する。
つまり、従動歯車41は、電動モーターに連動して、カム本体40とともに回転する。
そして、カム本体40とともに、側面カム42、および端面カムピン43が回転する。
側面カム42は、カム本体40の側面に形成された溝で構成されている。
端面カムピン43は、カム本体40の上側端面に形成されている。
端面カムピン43は、カム本体40の中心軸A40と平行に、且つ所定の間隔を空けて、上方に突出する軸状の突起である。
端面カムピン43は、カム本体40の上側端面に形成されている。
端面カムピン43は、カム本体40の中心軸A40と平行に、且つ所定の間隔を空けて、上方に突出する軸状の突起である。
<側面リンク>
側面リンク50は、サイドベントバルブ20の車幅方向内側端部に配置されている(図3~図5参照)。
側面リンク50は、平板51、側面カムピン52を備えている。
平板51は、その板面がベント支持軸A20に直交するように配置されている。
側面カムピン52は、平板51の板面からベント支持軸A20と平行に、且つ所定の間隔を空けて、車幅方向内側に向かって突出する軸形状を有している。
また、側面カムピン52は、側面カム42を構成する溝の溝壁をなぞりつつ、溝内をガタつくことなく、移動可能に形成されている。
そして、側面カムピン52が、側面カム42内を移動することで、サイドベントバルブ20が回動する。
側面リンク50は、サイドベントバルブ20の車幅方向内側端部に配置されている(図3~図5参照)。
側面リンク50は、平板51、側面カムピン52を備えている。
平板51は、その板面がベント支持軸A20に直交するように配置されている。
側面カムピン52は、平板51の板面からベント支持軸A20と平行に、且つ所定の間隔を空けて、車幅方向内側に向かって突出する軸形状を有している。
また、側面カムピン52は、側面カム42を構成する溝の溝壁をなぞりつつ、溝内をガタつくことなく、移動可能に形成されている。
そして、側面カムピン52が、側面カム42内を移動することで、サイドベントバルブ20が回動する。
<端面リンク>
端面リンク60は、車両上下方向に面しつつ、車幅方向に沿って延在する長尺な板状部材で構成されている(図3、図6、図7参照)。
そして、端面リンク60は、車幅方向に沿って往復移動可能に配置されている。
また、端面リンク60は、端面カム61、デフリンク溝62を備えている。
端面リンク60は、車両上下方向に面しつつ、車幅方向に沿って延在する長尺な板状部材で構成されている(図3、図6、図7参照)。
そして、端面リンク60は、車幅方向に沿って往復移動可能に配置されている。
また、端面リンク60は、端面カム61、デフリンク溝62を備えている。
端面カム61は、端面リンク60の車幅方向内側端部に形成されている。
端面カム61は、端面カムピン43の移動軌跡と同様に湾曲する1/4円の円弧と、円弧の両端を結ぶ直線とで形成される二等辺三角形に似た形状の孔で構成されている。
そして、端面カム61を構成する孔壁が、カム面に設定されている。
デフリンク溝62は、端面リンク60の車幅方向外側端部に形成されている。
デフリンク溝62は、車両前後方向に沿って延在しつつ、上方に向かって開口する溝形状を有している。
デフリンク溝62の溝幅は、デフリンクピン32が溝内を長手方向に沿って移動可能な寸法に設定されている。
端面カム61は、端面カムピン43の移動軌跡と同様に湾曲する1/4円の円弧と、円弧の両端を結ぶ直線とで形成される二等辺三角形に似た形状の孔で構成されている。
そして、端面カム61を構成する孔壁が、カム面に設定されている。
デフリンク溝62は、端面リンク60の車幅方向外側端部に形成されている。
デフリンク溝62は、車両前後方向に沿って延在しつつ、上方に向かって開口する溝形状を有している。
デフリンク溝62の溝幅は、デフリンクピン32が溝内を長手方向に沿って移動可能な寸法に設定されている。
サイドベントカム機構C1(第1カム機構)は、電動モーターに連動して、サイドベントバルブ20の回動を行う(図3~図5参照)。
サイドベントカム機構C1は、前述の側面カム42、側面リンク50で構成されている。
サイドベントカム機構C1は、カム本体40が回転することで、側面カムピン52が側面カム42の溝壁に押されて、上下方向に移動する。
そして、側面カムピン52が、上下方向に移動する際に、平板51がベント支持軸A20を回転軸にして回転し、サイドベントバルブ20が回動する。
サイドベントバルブ20が回動することで、サイドベント吹出口12が開閉する。
サイドベントカム機構C1は、前述の側面カム42、側面リンク50で構成されている。
サイドベントカム機構C1は、カム本体40が回転することで、側面カムピン52が側面カム42の溝壁に押されて、上下方向に移動する。
そして、側面カムピン52が、上下方向に移動する際に、平板51がベント支持軸A20を回転軸にして回転し、サイドベントバルブ20が回動する。
サイドベントバルブ20が回動することで、サイドベント吹出口12が開閉する。
サイドデフカム機構C2(第2カム機構)は、電動モーターに連動しつつ、デフリンク機構C3を介して、サイドデフバルブ30の回動を行う(図3、図6、図7参照)。
サイドデフカム機構C2は、前述の端面カムピン43、端面リンク60で構成されている。
サイドデフカム機構C2は、カム本体40が回転することで、端面カムピン43が端面カム61内を移動しつつ、端面リンク60を車幅方向に押し退ける。
そして、端面リンク60が押されることで、デフリンク溝62の溝壁がデフリンクピン32を車幅方向に押し退ける。
さらに、デフリンクピン32は、押されながらデフリンク溝62内を移動し、サイドデフバルブ30が回動する。
そして、端面リンク60が車幅方向に移動することで、デフリンク溝62の溝壁がデフリンクピン32を車幅方向に押し、デフリンクピン32は、押されながらデフリンク溝62内を移動し、サイドデフバルブ30が回動する。
そして、サイドデフバルブ30が回動することで、サイドデフ吹出口13が開閉する。
サイドデフカム機構C2は、前述の端面カムピン43、端面リンク60で構成されている。
サイドデフカム機構C2は、カム本体40が回転することで、端面カムピン43が端面カム61内を移動しつつ、端面リンク60を車幅方向に押し退ける。
そして、端面リンク60が押されることで、デフリンク溝62の溝壁がデフリンクピン32を車幅方向に押し退ける。
さらに、デフリンクピン32は、押されながらデフリンク溝62内を移動し、サイドデフバルブ30が回動する。
そして、端面リンク60が車幅方向に移動することで、デフリンク溝62の溝壁がデフリンクピン32を車幅方向に押し、デフリンクピン32は、押されながらデフリンク溝62内を移動し、サイドデフバルブ30が回動する。
そして、サイドデフバルブ30が回動することで、サイドデフ吹出口13が開閉する。
<サイドベント吹出口:開、サイドデフ吹出口:閉>
次に、サイドユニット1の開閉モードについて説明する。
まず、サイドベント吹出口12が開放されつつ、サイドデフ吹出口13が閉止された第1モード(以下、ベント開デフ閉モードと称する)について説明する(図3~図7参照)。
本モードでは、側面カムピン52が、側面カム42の溝におけるカム本体40の上方に設定された全開位置に位置している。
これによって、サイドベントバルブ20は、サイドベント吹出口12を開放している。
次に、サイドユニット1の開閉モードについて説明する。
まず、サイドベント吹出口12が開放されつつ、サイドデフ吹出口13が閉止された第1モード(以下、ベント開デフ閉モードと称する)について説明する(図3~図7参照)。
本モードでは、側面カムピン52が、側面カム42の溝におけるカム本体40の上方に設定された全開位置に位置している。
これによって、サイドベントバルブ20は、サイドベント吹出口12を開放している。
また、本モードでは、端面カムピン43は、移動軌跡の中の車幅方向における最も内側、且つ車両前後方向における最も後方に位置している。
つまり、端面カムピン43は、全閉位置に位置しつつ、端面リンク60を車幅方向内側へ移動させ、保持している。
これによって、サイドデフバルブ30は、サイドデフ吹出口13を閉止している。
つまり、端面カムピン43は、全閉位置に位置しつつ、端面リンク60を車幅方向内側へ移動させ、保持している。
これによって、サイドデフバルブ30は、サイドデフ吹出口13を閉止している。
<サイドベント吹出口:閉、サイドデフ吹出口:閉>
次に、サイドベント吹出口12が閉止されつつ、サイドデフ吹出口13が閉止された第2モード(以下、ベント閉デフ閉モードと称する)について説明する(図8~図11参照)。
本モードは、カム本体40が、ベント開デフ閉モードの状態から、正転方向(平面視にて反時計回り)に90度回転した状態である。
カム本体40の回転に伴い、側面カムピン52は、側面カム42の溝壁によって押し下げられ、カム本体40の下方に設定された全開位置に位置している。
これによって、サイドベントバルブ20は、サイドベント吹出口12を閉止している。
次に、サイドベント吹出口12が閉止されつつ、サイドデフ吹出口13が閉止された第2モード(以下、ベント閉デフ閉モードと称する)について説明する(図8~図11参照)。
本モードは、カム本体40が、ベント開デフ閉モードの状態から、正転方向(平面視にて反時計回り)に90度回転した状態である。
カム本体40の回転に伴い、側面カムピン52は、側面カム42の溝壁によって押し下げられ、カム本体40の下方に設定された全開位置に位置している。
これによって、サイドベントバルブ20は、サイドベント吹出口12を閉止している。
また、カム本体40の回転に伴い、端面カムピン43は、端面カム61の孔壁に作用することなく、端面カム61内を素通りする。
そして、移動後の端面カムピン43は、移動軌跡の中の車幅方向における中央部、且つ車両前後方向における最も前側に位置している。
これによって、端面リンク60は、車幅方向に移動せず、サイドデフ吹出口13がサイドデフ吹出口13を閉止した状態が維持されている。
そして、移動後の端面カムピン43は、移動軌跡の中の車幅方向における中央部、且つ車両前後方向における最も前側に位置している。
これによって、端面リンク60は、車幅方向に移動せず、サイドデフ吹出口13がサイドデフ吹出口13を閉止した状態が維持されている。
<サイドベント吹出口:閉、サイドデフ吹出口:開>
次に、サイドベント吹出口12が閉止されつつ、サイドデフ吹出口13が開放された第3モード(以下、ベント閉デフ開モードと称する)について説明する(図12~図16参照)。
本モードは、カム本体40が、ベント閉デフ閉モードの状態から、正転方向に90度回転した状態である。
カム本体40の回転に伴い、側面カムピン52は、側面カム42における全閉位置の溝内を溝壁に押されることなく素通りする。
これによって、サイドベントバルブ20は、サイドベント吹出口12を閉止した状態が維持されている。
次に、サイドベント吹出口12が閉止されつつ、サイドデフ吹出口13が開放された第3モード(以下、ベント閉デフ開モードと称する)について説明する(図12~図16参照)。
本モードは、カム本体40が、ベント閉デフ閉モードの状態から、正転方向に90度回転した状態である。
カム本体40の回転に伴い、側面カムピン52は、側面カム42における全閉位置の溝内を溝壁に押されることなく素通りする。
これによって、サイドベントバルブ20は、サイドベント吹出口12を閉止した状態が維持されている。
また、カム本体40の回転に伴い、端面カムピン43は、端面カム61の孔壁を車幅方向外側へ押して、端面カム61を全閉位置から全開位置へ移動させる。
そして、移動後の端面カムピン43は、移動軌跡の中の車幅方向における最も外側、且つ車両前後方向における最も後方に位置している。
これによって、全開位置に移動した端面リンク60は、サイドデフバルブ30は、サイドデフ吹出口13を開放する。
そして、移動後の端面カムピン43は、移動軌跡の中の車幅方向における最も外側、且つ車両前後方向における最も後方に位置している。
これによって、全開位置に移動した端面リンク60は、サイドデフバルブ30は、サイドデフ吹出口13を開放する。
なお、ベント閉デフ開モードからカム本体40を逆転方向(平面視にて時計回り)に90度回転させることで、ベント閉デフ閉モードに移行する。
さらに、ベント閉デフ閉モードからカム本体40を逆転方向に90度回転させることで、ベント開デフ閉モードに移行する。
さらに、ベント閉デフ閉モードからカム本体40を逆転方向に90度回転させることで、ベント開デフ閉モードに移行する。
また、ベント開デフ閉モードからベント閉デフ閉モードに移行する途中で、カム本体40の回転を止めた場合には、サイドベント吹出口12が半開となりつつ、サイドデフ吹出口13が閉止された状態となる。
そして、ベント閉デフ閉モードからベント開デフ閉モードに移行する途中で、カム本体40の回転を止めた場合でも、サイドベント吹出口12が半開となりつつ、サイドデフ吹出口13が閉止された状態となる。
そして、ベント閉デフ閉モードからベント開デフ閉モードに移行する途中で、カム本体40の回転を止めた場合でも、サイドベント吹出口12が半開となりつつ、サイドデフ吹出口13が閉止された状態となる。
また、ベント閉デフ開モードからベント閉デフ閉モードに移行する途中で、カム本体40の回転を止めた場合には、サイドベント吹出口12が閉止されつつ、サイドデフ吹出口13が半開の状態となる。
そして、ベント閉デフ閉モードからベント閉デフ開モードに移行する途中で、カム本体40の回転を止めた場合でも、サイドベント吹出口12が閉止されつつ、サイドデフ吹出口13が半開の状態となる。
そして、ベント閉デフ閉モードからベント閉デフ開モードに移行する途中で、カム本体40の回転を止めた場合でも、サイドベント吹出口12が閉止されつつ、サイドデフ吹出口13が半開の状態となる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態のサイドベントカム機構C1は、カム本体40の側面とサイドベントバルブ20とを連係し、カム本体40の回転と連動してサイドベント吹出口12の開閉を行っている。
また、本実施形態のサイドデフカム機構C2は、カム本体40の端面とサイドデフバルブ30と連係し、カム本体40の回転と連動してサイドデフ吹出口13の開閉を行っている。
つまり、カム本体40が回転することで、2つの吹出口の開度を調整することができる。
これによって、サイドユニット1の構成を簡素化しつつ、2つの吹出口を開閉することができる。
本実施形態のサイドベントカム機構C1は、カム本体40の側面とサイドベントバルブ20とを連係し、カム本体40の回転と連動してサイドベント吹出口12の開閉を行っている。
また、本実施形態のサイドデフカム機構C2は、カム本体40の端面とサイドデフバルブ30と連係し、カム本体40の回転と連動してサイドデフ吹出口13の開閉を行っている。
つまり、カム本体40が回転することで、2つの吹出口の開度を調整することができる。
これによって、サイドユニット1の構成を簡素化しつつ、2つの吹出口を開閉することができる。
また、本実施形態のサイドベントカム機構C1は、側面カム42と側面カムピン52とで構成されている。
これによって、カム機構の構成を簡素化し、サイドユニット1の小型化、省スペース化を図ることができる。
これによって、カム機構の構成を簡素化し、サイドユニット1の小型化、省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態のサイドデフカム機構C2は、端面カム61と端面カムピン43とで構成されている。
これによって、カム機構の構成をさらに簡素化し、サイドユニット1の小型化、省スペース化をより一層図ることができる。
これによって、カム機構の構成をさらに簡素化し、サイドユニット1の小型化、省スペース化をより一層図ることができる。
また、本実施形態では、サイドベント吹出口12とサイドデフ吹出口13とが、共通のサイドダクトSDから分岐した先に配置されている。
これによって、サイドベント吹出口12とサイドデフ吹出口13とを1つのユニットケース10に配置することができる。
これによって、サイドベント吹出口12とサイドデフ吹出口13とを1つのユニットケース10に配置することができる。
また、本実施形態では、3つの開閉モード(ベント開デフ閉モード、ベント閉デフ閉モード、ベント閉デフ開モード)が設定されている。
つまり、複合カム機構CCは、電動モーターの回転駆動により、サイドベントバルブ20(第1バルブ)の開閉開度と、サイドデフバルブ30(第2バルブ)の開閉開度とが異なりつつ、駆動するように構成されている。
これによって、乗員が所望する様々な送風パターンを提供することができる。
つまり、複合カム機構CCは、電動モーターの回転駆動により、サイドベントバルブ20(第1バルブ)の開閉開度と、サイドデフバルブ30(第2バルブ)の開閉開度とが異なりつつ、駆動するように構成されている。
これによって、乗員が所望する様々な送風パターンを提供することができる。
なお、本実施形態の車両用空調装置Sでは、駆動手段として電動モーター(図示せず)を採用しているが、これに限定するものではない。
たとえば、乗員がカム本体40の回転操作を手動で行う構成とすることが可能である。
このような構成とした場合には、サイドユニット1の小型化、省スペース化をより一層図ることができる。
たとえば、乗員がカム本体40の回転操作を手動で行う構成とすることが可能である。
このような構成とした場合には、サイドユニット1の小型化、省スペース化をより一層図ることができる。
また、本実施形態の車両用空調装置Sでは、端面カムとしての端面カム61が貫通孔で構成されているが、これに限定するものではない。
たとえば、貫通孔の代わりに、溝形状とすることが可能であり、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
たとえば、貫通孔の代わりに、溝形状とすることが可能であり、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
S 車両用空調装置
10 ユニットケース
12 サイドベント吹出口(第1吹出口)
13 サイドデフ吹出口(第2吹出口)
20 サイドベントバルブ(第1バルブ)
A20 ベント支持軸(第1バルブの回転軸)
30 サイドデフバルブ(第2バルブ)
40 カム本体
A40 中心軸(カム本体の回転軸)
42 側面カム
43 端面カムピン
52 側面カムピン
60 端面リンク
61 端面カム
C1 サイドベントカム機構(第1カム機構)
C2 サイドデフカム機構(第2カム機構)
10 ユニットケース
12 サイドベント吹出口(第1吹出口)
13 サイドデフ吹出口(第2吹出口)
20 サイドベントバルブ(第1バルブ)
A20 ベント支持軸(第1バルブの回転軸)
30 サイドデフバルブ(第2バルブ)
40 カム本体
A40 中心軸(カム本体の回転軸)
42 側面カム
43 端面カムピン
52 側面カムピン
60 端面リンク
61 端面カム
C1 サイドベントカム機構(第1カム機構)
C2 サイドデフカム機構(第2カム機構)
Claims (5)
- ユニットケースに開口する第1吹出口の開閉を行う第1バルブと、
該ユニットケースに開口する第2吹出口の開閉を行う第2バルブと、
略円柱形状を有し、中心軸を回転軸にして回動可能に軸支されたカム本体と、
該カム本体の側面と連係しつつ、該第1バルブと連係し、該カム本体の回転と連動して該第1吹出口の開閉を行う第1カム機構と、
該カム本体の端面と連係しつつ、該第2バルブと連係し、該カム本体の回転と連動して該第2吹出口の開閉を行う第2カム機構と、
を備える
ことを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1に記載の車両用空調装置において、
前記第1カム機構は、
前記カム本体の側面に、円周方向に沿って溝状に延在する側面カムと、
前記第1バルブとともに回転可能に、且つ該第1バルブの回転軸と平行に突出しつつ、該側面カムの溝内を移動可能に形成された側面カムピンと、
を備える
ことを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1、または請求項2に記載の車両用空調装置において、
前記第2カム機構は、
前記端面から前記カム本体の回転軸と平行に突出する端面カムピンと、
該端面に沿って該端面上を移動する端面リンクの一端に対向配置された一対のカム面を有し、回転する該端面カムピンが該カム面に連係しつつ、該一対のカム面間を移動する端面カムと、
を備える
ことを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の車両用空調装置において、
前記第1吹出口は、
車室前部の側面近傍から車両後方に向かって開口するサイドベント吹出口であり、
前記第2吹出口は、
車室前部の側面近傍から前席側面窓に向かって開口するサイドデフ吹出口であり、
該サイドベント吹出口と該サイドデフ吹出口とは、共通の配風ダクトから分岐した先に配置された
ことを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1、または請求項2に記載の車両用空調装置において、
第1吹出口が開放されつつ、第2吹出口が閉止された第1モードと、
第1吹出口が閉止されつつ、第2吹出口が閉止された第2モードと、
第1吹出口が閉止されつつ、第2吹出口が開放された第3モードと、が設定された
ことを特徴とする車両用空調装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002244A JP7364705B2 (ja) | 2022-01-11 | 2022-01-11 | 車両用空調装置 |
US18/080,964 US20230219396A1 (en) | 2022-01-11 | 2022-12-14 | Air conditioning device for vehicle |
CN202310029215.5A CN116424055A (zh) | 2022-01-11 | 2023-01-09 | 车辆用空调装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002244A JP7364705B2 (ja) | 2022-01-11 | 2022-01-11 | 車両用空調装置 |
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JP2023101978A JP2023101978A (ja) | 2023-07-24 |
JP7364705B2 true JP7364705B2 (ja) | 2023-10-18 |
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ID=87070086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002244A Active JP7364705B2 (ja) | 2022-01-11 | 2022-01-11 | 車両用空調装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2001150946A (ja) | 1999-11-25 | 2001-06-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両用空調装置 |
JP2003341339A (ja) | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Nissan Motor Co Ltd | ベントグリル構造 |
JP2006044488A (ja) | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空調装置の配風構造 |
JP2007253689A (ja) | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 車両用空調装置 |
-
2022
- 2022-01-11 JP JP2022002244A patent/JP7364705B2/ja active Active
- 2022-12-14 US US18/080,964 patent/US20230219396A1/en active Pending
-
2023
- 2023-01-09 CN CN202310029215.5A patent/CN116424055A/zh active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001150946A (ja) | 1999-11-25 | 2001-06-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両用空調装置 |
JP2003341339A (ja) | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Nissan Motor Co Ltd | ベントグリル構造 |
JP2006044488A (ja) | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空調装置の配風構造 |
JP2007253689A (ja) | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 車両用空調装置 |
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US20230219396A1 (en) | 2023-07-13 |
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