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JP7210314B2 - ワイヤハーネス用の止水具、コネクタホルダ、及びワイヤハーネスの止水構造 - Google Patents

ワイヤハーネス用の止水具、コネクタホルダ、及びワイヤハーネスの止水構造 Download PDF

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本発明は、ワイヤハーネス用の止水具、同止水具を備えるコネクタホルダ、及び同コネクタホルダを備えたワイヤハーネスの止水構造に関する。
従来、自動車等においてはワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、電線の端末に設けられたコネクタを介して各種の機器に接続されている。こうしたコネクタ内への浸水を抑制するための種々の構成が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、ワイヤハーネスの端末のコネクタ接続位置の手前で電線群に取り付けられてコネクタ内への浸水を阻止する止水具が開示されている。この止水具は、上端連結部の左右両端から上下縦方向に延在する両側枠部を備えたフレームと、フレームの両側枠部の内面に対向して突設する繊維毛状のブラシとを備えている。この止水具においては、フレームの上端連結部を電線群に取り付けて、両側のブラシの間に電線群を挿通させ、電線群の外面に付着してコネクタへと伝わる水滴をフレーム及びブラシとの接触で塞き止めて自重落下させる構成としている。
特開2016-67116号公報
ところで、特許文献1に記載の止水具の場合、繊維毛状のブラシが必要となることから、止水具の構成が複雑になるといった問題がある。
本発明の目的は、簡単な構成によってコネクタ内への電線を伝った浸水を抑制できるワイヤハーネス用の止水具、コネクタホルダ、及びワイヤハーネスの止水構造を提供することにある。
上記目的を達成するためのワイヤハーネス用の止水具は、端末に設けられたコネクタから上方に延在する電線を有するワイヤハーネスに適用され、前記コネクタ内への前記電線を伝った浸水を抑制するものにおいて、前記電線の一部を下方から覆うとともに前記電線を伝って落下する水を受ける受け部を有するベース部材と、前記電線を前記ベース部材に対して固定する固定部と、前記受け部を挟んで前記固定部とは反対側にて前記電線を持ち上げる持ち上げ部と、を備え、前記ベース部材には、前記受け部内に開口するとともに前記受け部内の水を外部に排出する排水孔が設けられている。
同構成によれば、受け部の上方にて固定部によって電線が固定されるとともに、受け部を挟んで固定部とは反対側にて持ち上げ部によって電線が持ち上げられる。このため、電線を伝って自重により移動する水は、電線の持ち上げられた部分を越えることができず、電線から受け部内に落下する。そして、受け部内に開口する排水孔を通じてベース部材の外部に排出されるようになる。これにより、コネクタ内への電線を伝った浸水が抑制される。
また、上記構成によれば、ブラシなどが不要であるため、止水具の構成を簡単にすることができる。
したがって、簡単な構成によってコネクタ内への電線を伝った浸水を抑制できる。
上記ワイヤハーネス用の止水具において、前記排水孔は、前記受け部内における最下位置に開口していることが好ましい。
同構成によれば、排水孔が受け部内における最下位置に開口していることから、受け部内の水を早期に排出することができ、受け部内に水が滞留することを抑制できる。したがって、受け部内の水が溢れることを抑制できる。
上記ワイヤハーネス用の止水具において、前記固定部は、前記電線と前記ベース部材とを締結する結束バンドであることが好ましい。
同構成によれば、電線とベース部材との固定は、結束バンドによって互いに締結すれば済むため、固定部の構成を簡単にすることができる。
上記ワイヤハーネス用の止水具において、前記持ち上げ部は、前記ベース部材と一体に形成されていることが好ましい。
同構成によれば、ベース部材の一部である持ち上げ部に電線を沿わせるだけで電線を容易に持ち上げることができる。また、止水具の部品点数の増加を抑制できる。
上記ワイヤハーネス用の止水具において、前記受け部は、底面と、前記底面を囲む側面とを有しており、前記側面には、前記底面に近接するほど下方に位置するように傾斜する傾斜部が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、電線を伝って受け部の側面上に落下した水が傾斜部に沿って排水孔に向けて円滑に移動するようになる。したがって、電線から受け部内に落下した水を早期に排水することができる。
上記目的を達成するためのコネクタホルダは、前記止水具を備え、前記ベース部材の前記受け部の下方には、前記コネクタを保持する保持部が一体に形成されており、前記ベース部材に取り付けられ、前記コネクタを覆うカバー部材を備える。
同構成によれば、コネクタを保持する保持部と止水具とが1つのベース部材によって構成されている。このため、止水具を別途設ける場合に比べて、部品点数を減らすことができる。
また上記構成によれば、ベース部材にカバー部材を取り付けることによってコネクタが覆われる。このため、電線を伝っての浸水以外の経路によるコネクタ内への浸水についても抑制することができる。
上記コネクタホルダにおいて、前記排水孔の出口は、前記保持部における前記コネクタが挿入される挿入口とは反対側を指向していることが好ましい。
同構成によれば、排水孔からの水がコネクタの挿入口とは反対側に向けて排出されるようになる。このため、排水孔を通じて排出される水がコネクタ内に入り込むことを効果的に抑制できる。
上記目的を達成するためのワイヤハーネスの止水構造において、前記コネクタホルダと、前記コネクタに接続される前記端末から上方に延在する前記電線を有する前記ワイヤハーネスと、を備える。
同構成によれば、上記いずれか1つのワイヤハーネス用の止水具と同様な作用、または上記いずれか1つのコネクタホルダと同様な作用を奏することから、簡単な構成によってコネクタ内への電線を伝った浸水を抑制できる。
本発明によれば、簡単な構成によってコネクタ内への電線を伝った浸水を抑制できる。
ワイヤハーネスの止水構造を備えるコネクタホルダの一実施形態を示す断面図。 ワイヤハーネス、ベース部材、カバー部材、及び結束バンドを互いに離間して示す分解側面図。
以下、図1及び図2を参照して、ワイヤハーネス用の止水具、コネクタホルダ、及びワイヤハーネスの止水構造の一実施形態について説明する。
まず、ワイヤハーネス40について説明する。
<ワイヤハーネス40>
図1及び図2に示すように、ワイヤハーネス40は、車両に配索されるものであり、複数の電線からなる電線群41を有している。なお、図1においては、車両に配索された状態のワイヤハーネス40の一部を示している。また、図1の上下方向は、鉛直方向である。以降において、鉛直方向を上下方向とし、鉛直方向の上方及び下方を単に上方及び下方として説明する。
電線群41は、幹線44と支線45a,45bとが被覆部材42によって一括して被覆されている。また、電線群41の下部においては、被覆部材42が設けられておらず、幹線44と支線45a,45bとが露出している。
各支線45a,45bの端末には、コネクタ46a,46bが設けられている。
本実施形態のワイヤハーネス40は、各コネクタ46a,46bから2つの支線45a,45bが上方に延在するように配索される。
次に、各コネクタ46a,46bを保持するコネクタホルダ10について説明する。
<コネクタホルダ10>
図1及び図2に示すように、コネクタホルダ10は、ベース部材20、電線群41のうち被覆部材42によって被覆された部分(以下、被覆部43)をベース部材20に対して固定する固定部としての結束バンド35、及びベース部材20に取り付けられ、各コネクタ46a,46bを覆うカバー部材50を備えている。なお、ベース部材20及びカバー部材50は、共に例えば硬質の合成樹脂材料によって形成されている。
<ベース部材20及び結束バンド35>
図1に示すように、ベース部材20の下部には、各コネクタ46a,46bを保持する保持部21が設けられている。
保持部21の側面には、各コネクタ46a,46bが挿入される挿入口22a,22bが上下に並んで開口している。
また、保持部21の挿入口22a,22bが開口する面とは反対側の側面には、各コネクタ46a,46bに電気的に接続されるコネクタ61a,61bが挿入される挿入口23a,23bが上下に並んで開口している。
なお、以降において、各コネクタ46a,46bの挿入方向(図1及び図2における左右方向)の前側及び後側を単に前側及び後側として説明する。
ベース部材20における保持部21の上方には、電線群41の被覆部43の経路を規制する経路規制部24が一体に設けられている。
経路規制部24は、底壁25、底壁25の前側に連なるとともに、前側ほど上側に位置するように傾斜する前側傾斜壁26、底壁25の後側に連なるとともに、後側ほど上側に位置するように傾斜する後側傾斜壁27、後側傾斜壁27の後側から前後方向に延在する持ち上げ部28を有している。なお、持ち上げ部28の後端は、挿入口22a,22bが開口するベース部材20の側面と同一平面上に位置している。
経路規制部24は、前側傾斜壁26の上側に連なるとともに上下方向に沿って上方に延在する前壁29、及び底壁25の上方に位置し、底壁25に対向する天井壁30を有している。天井壁30は、前側傾斜壁26よりも上方であり、且つ前壁29の上端よりも下方に位置している。
経路規制部24の幅方向(紙面に直交する方向)の両側には、一対の側壁31が設けられている。なお、図1においては、一方の側壁31のみを示している。
天井壁30の前端と前壁29との間には、電線群41をベース部材20内に導入する導入口32が開口している。天井壁30の後端と持ち上げ部28との間には、電線群41をベース部材20から導出する導出口33が開口している。
図2に示すように、前側傾斜壁26は、一対の貫通孔34が幅方向に間隔をおいて設けられている。本実施形態では、一対の貫通孔34が持ち上げ部28の上面よりも下方に設けられている。
こうしたベース部材20においては、コネクタ46a,46b側から電線群41を導入口32からベース部材20の内部に導入し、導出口33から引き出すとともに、挿入口22a,22bにコネクタ46a,46bを挿入する。これにより、コネクタ46a,46bが保持部21に保持される。
また、一対の貫通孔34に結束バンド35を挿通することによって、電線群41とベース部材20の前側傾斜壁26とが締結される。持ち上げ部28には、電線群41の一部が載置される。このことによって、電線群41は、受け部36を挟んで結束バンド35からなる固定部とは反対側にて持ち上げ部28によって持ち上げられている。
本実施形態においては、底壁25の上面である底面と、前側傾斜壁26の内面、後側傾斜壁27の内面、及び側壁31の内面からなり、底面を囲む側面によって、電線群41の一部を下方から覆うとともに電線群41を伝って落下する水を受ける受け部36が構成される。なお、前側傾斜壁26の内面及び後側傾斜壁27の内面が本発明に係る傾斜部に相当する。
底壁25の上面である底面には、受け部36内の水をベース部材20の外部に排出する排水孔37が開口している。排水孔37は、受け部36内における最下位置に開口している。排水孔37は、上下方向に沿って延在する縦孔部37aと、縦孔部37aの下端から前側に向けて延在するとともに排水孔37の出口を構成する横孔部37bとからなり、断面L字状をなしている。したがって、排水孔37の出口は、保持部21における挿入口22a,22bとは反対側を指向している。
<カバー部材50>
図1及び図2に示すように、カバー部材50は、ベース部材20に対して後側から取り付けられることで、電線群41のうちカバー部材50の後側に位置する部分全体を覆っている。なお、カバー部材50は、図示しないねじによってベース部材20に対して固定される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1に示すように、受け部36の上方にて結束バンド35からなる固定部によって電線群41が固定されるとともに、受け部36を挟んで固定部とは反対側にて持ち上げ部28によって電線群41が持ち上げられる。このため、電線群41を伝って自重により移動する水は、電線群41の持ち上げられた部分を越えることができず、電線群41から受け部36内に落下する。そして、同図の一点鎖線にて示すように、受け部36内に開口する排水孔37を通じて外部に排出されるようになる。
次に本実施形態の効果について説明する。
(1)止水具は、端末に設けられたコネクタ46a,46bから上方に延在する電線群41を有するワイヤハーネス40に適用され、コネクタ46a,46b内への電線群41を伝った浸水を抑制する。止水具は、電線群41の一部を下方から覆うとともに電線群41を伝って落下する水を受ける受け部36を有するベース部材20と、電線群41をベース部材20に対して固定する結束バンド35からなる固定部と、受け部36を挟んで固定部とは反対側にて電線群41を持ち上げる持ち上げ部28とを備えている。ベース部材20には、受け部36内に開口するとともに受け部36内の水を外部に排出する排水孔37が設けられている。
こうした構成によれば、上述した作用を奏することにより、コネクタ46a,46b内への電線群41を伝った浸水が抑制される。また、上記構成によれば、ブラシなどが不要であるため、止水具の構成を簡単にすることができる。したがって、簡単な構成によってコネクタ46a,46b内への電線群41を伝った浸水を抑制できる。
(2)排水孔37は、受け部36内における最下位置に開口している。
こうした構成によれば、排水孔37が受け部36内における最下位置に開口していることから、受け部36内の水を早期に排出することができ、受け部36内に水が滞留することを抑制できる。したがって、受け部36内の水が溢れることを抑制できる。
(3)固定部は、電線群41とベース部材20とを締結する結束バンド35である。
こうした構成によれば、電線群41とベース部材20との固定は、結束バンド35によって互いに締結すれば済むため、固定部の構成を簡単にすることができる。
(4)持ち上げ部28は、ベース部材20と一体に形成されている。
こうした構成によれば、ベース部材20の一部である持ち上げ部28に電線群41を沿わせるだけで電線群41を容易に持ち上げることができる。また、止水具の部品点数の増加を抑制できる。
(5)受け部36は、底壁25の上面である底面と、前側傾斜壁26の内面、後側傾斜壁27の内面、及び側壁31の内面からなり、底面を囲む側面とを有している。側面には、底面に近接するほど下方に位置するように傾斜する内面を有する傾斜壁26,27が設けられている。
こうした構成によれば、電線群41を伝って受け部36の側面上に落下した水が傾斜壁26,27の内面に沿って排水孔37に向けて円滑に移動するようになる。したがって、電線群41から受け部36内に落下した水を早期に排水することができる。
(6)コネクタホルダ10は、上記止水具を備え、ベース部材20の受け部36の下方には、コネクタ46a,46bを保持する保持部21が一体に形成されており、ベース部材20に取り付けられ、コネクタ46a,46bを覆うカバー部材50を備えている。
こうした構成によれば、コネクタ46a,46bを保持する保持部21と止水具とが1つのベース部材20によって構成されている。このため、止水具を別途設ける場合に比べて、部品点数を減らすことができる。
また上記構成によれば、ベース部材20にカバー部材50を取り付けることによって電線群41の端末が覆われる。このため、電線群41を伝っての浸水以外の経路によるコネクタ46a,46b内への浸水についても抑制することができる。
(7)排水孔37の出口は、保持部21における電線群41の端末側とは反対側を指向している。
こうした構成によれば、排水孔37からの水が電線群41の端末側とは反対側に向けて排出されるようになる。このため、排水孔37を通じて排出される水がコネクタ46a,46b内に入り込むことを阻止できる。
(8)ワイヤハーネス40の止水構造は、コネクタホルダ10と、コネクタ46a,46bに接続される端末から上方に延在する電線群41を有するワイヤハーネス40とを備えている。
こうした構成によれば、上記(1)~(7)と同様な作用効果を奏することができる。
<変更例>
上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・側壁31の内面を、前側傾斜壁26の内面や後側傾斜壁27の内面と同様、受け部36の底面に近接するほど下方に位置するように傾斜させることもできる。
・前側傾斜壁26及び後側傾斜壁27の少なくとも一方を、前壁29と同様、上下方向に沿って延在する壁に変更することもできる。
・持ち上げ部28をベース部材20と別体として構成してもよい。
・結束バンド35に代えて、テープを用いて電線群41をベース部材20に対して固定することもできる。
・排水孔37は、受け部36内における最下位置に開口するものに限定されない。例えば排水孔37を前側傾斜壁26などに設けることもできる。
・排水孔37は断面L字状をなすものに限定されない。他に例えば、縦孔部37aのみからなる排水孔であってもよい。この場合、排水孔の出口は下方を指向する。
・本発明に係る止水具のベース部材は、コネクタホルダ10を構成する保持部21と一体に形成されるものに限定されない。ベース部材がコネクタホルダと別体であってもよい。また、コネクタホルダに代えて、例えばECU(Electric Control Unit:電子制御装置)ボックスの上方に、本発明に係る止水具を適用することもできる。
10…コネクタホルダ、20…ベース部材、21…保持部、22a,22b…挿入口、23a,23b…挿入口、24…経路規制部、25…底壁、26…前側傾斜壁、27…後側傾斜壁、28…持ち上げ部、29…前壁、30…天井壁、31…側壁、32…導入口、33…導出口、34…貫通孔、35…結束バンド(固定部)、36…受け部、37…排水孔、37a…縦孔部、37b…横孔部、40…ワイヤハーネス、41…電線群、42…被覆部材、43…被覆部、44…幹線、45a,45b…支線、46a,46b…コネクタ、50…カバー部材、61a,61b…コネクタ。

Claims (8)

  1. 端末に設けられたコネクタから上方に延在する電線を有するワイヤハーネスに適用され、前記コネクタ内への前記電線を伝った浸水を抑制する止水具において、
    前記コネクタよりも上方において前記電線の一部を下方から覆うとともに前記電線を伝って落下する水を受ける受け部を有するベース部材と、
    前記電線を前記ベース部材に対して固定する固定部と、
    前記受け部を挟んで前記固定部とは反対側にて前記電線を持ち上げる持ち上げ部と、を備え、
    前記ベース部材には、前記受け部内に開口するとともに前記受け部内の水を外部に排出する排水孔が設けられている、
    ワイヤハーネス用の止水具。
  2. 前記排水孔は、前記受け部内における最下位置に開口している、
    請求項1に記載のワイヤハーネス用の止水具。
  3. 前記固定部は、前記電線と前記ベース部材とを締結する結束バンドである、
    請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用の止水具。
  4. 前記持ち上げ部は、前記ベース部材と一体に形成されている、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス用の止水具。
  5. 前記受け部は、底面と、前記底面を囲む側面とを有しており、
    前記側面には、前記底面に近接するほど下方に位置するように傾斜する傾斜部が設けられている、
    請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のワイヤハーネス用の止水具。
  6. 請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の止水具を備え、
    前記ベース部材の前記受け部の下方には、前記コネクタを保持する保持部が一体に形成されており、
    前記ベース部材に取り付けられ、前記コネクタを覆うカバー部材を備える、
    コネクタホルダ。
  7. 前記排水孔の出口は、前記保持部における前記コネクタが挿入される挿入口とは反対側を指向している、
    請求項6に記載のコネクタホルダ。
  8. 請求項6または請求項7に記載のコネクタホルダと、
    前記コネクタに接続される前記端末から上方に延在する前記電線を有する前記ワイヤハーネスと、を備える、
    ワイヤハーネスの止水構造。
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