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JP7148308B2 - バルーンカテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、バルーンカテーテルに関する。
血管等の生体管腔に形成された狭窄部等の病変部を拡張する医療装置としてバルーンカテーテルが存在する。
バルーンカテーテルは、下記特許文献1に示すように、ガイドワイヤを挿通可能な内腔を有するシャフトと、シャフトの先端部に固定されるとともに、流体を流通させることによって拡張可能なバルーンと、を有する。
特表2014-524329号公報
しかしながら、バルーンは、その両端部がシャフトと重なった状態で固定される。そのため、シャフトの先端部においてバルーンが固定されている位置は、肉厚が増加し、シャフトの先端部の他の位置と比較して剛性が高くなる。これにより、シャフトの先端部は、バルーンとシャフトとの固定箇所により、柔軟性が低下し、ガイドワイヤへの追従性が低下する。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、シャフトの先端部の柔軟性を確保し、シャフトの先端部のガイドワイヤへの追従性を向上させたバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
本発明に係るバルーンカテーテルは、内腔を有するシャフトと、先端ウエスト部と、基端ウエスト部と、前記先端ウエスト部と前記基端ウエスト部の間に位置決めされた本体部と、を有するバルーンと、を備え、前記先端ウエスト部及び前記基端ウエスト部は、前記シャフトに固定されており、前記シャフトは、前記先端ウエスト部が前記シャフトに固定された位置において、前記シャフトの内周面に、前記シャフトの肉厚を貫通せず、前記シャフトの内腔の周方向に延びる凹部を有し、前記シャフトは、内腔を有する外管シャフトと、前記外管シャフトの内腔に配置された内管シャフトと、を有し、前記内管シャフトは、第1部材と、前記第1部材の先端側に配置され、かつ、前記第1部材よりも柔軟性がある第2部材と、を備え、前記第1部材は、前記先端ウエスト部の位置において、前記第2部材と固定されており、前記凹部は、前記第1部材と前記第2部材との境界部には存在しない。
本発明に係るバルーンカテーテルは、シャフトの先端部において先端ウエスト部がシャフトに固定されて剛性が高くなった位置においても、凹部によってシャフトの先端部の柔軟性を確保することができる。そのため、本発明に係るバルーンカテーテルは、シャフトの先端部のガイドワイヤへの追従性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るバルーンカテーテルを示す図である。 図1に示す破線部2Aの軸方向の断面を示す図である。 図1に示す破線部2Bの軸方向の断面を示す図である。 図2Aの破線部3を拡大して示す図である。 図3の破線部4を拡大して示す図である。
以下、各図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1に示すように、本実施形態に係るバルーンカテーテル10は、シャフト100の先端側に配置されたバルーン180を生体管腔に形成された狭窄部等の病変部において拡張させることにより、病変部を押し広げて治療する医療装置である。
バルーンカテーテル10は、例えば、冠動脈の狭窄部を広げるために使用されるPTCA治療用バルーンカテーテルとして構成できる。ただし、バルーンカテーテル10は、例えば、他の血管、胆管、気管、食道、その他消化管、尿道、耳鼻内腔、その他の臓器等の生体器官内に形成された狭窄部等の病変部の治療を目的としたバルーンカテーテルとして構成することもできる。
以下、バルーンカテーテル10について説明する。
図1に示すように、バルーンカテーテル10は、長尺状のシャフト100と、シャフト100の先端側に配置されたバルーン180と、シャフト100の基端側に配置されたハブ190と、を有している。以下、バルーンカテーテル10の各部について詳述する。
なお、実施形態の説明において、シャフト100が延伸する方向を軸方向X(図2A~4参照)とし、軸方向Xにおいてバルーン180を配置した側をバルーンカテーテル10の先端側とし、軸方向Xにおいてハブ190を配置した側をバルーンカテーテル10の基端側とする。また、実施形態の説明において、先端部とは、先端(最先端)及びその周辺を含む一定の範囲を意味し、基端部とは、基端(最基端)及びその周辺を含む一定の範囲を意味する。
(シャフト)
図2A及び図2Bに示すように、シャフト100は、内腔111を有する外管シャフト110と、外管シャフト110の内腔111に配置された内管シャフト120と、を有している。
図2Aに示すように、外管シャフト110は、バルーン180を拡張させるための流体が流通可能な内腔(拡張ルーメン)111を有している。内管シャフト120は、ガイドワイヤGが挿通される内腔(ガイドワイヤルーメン)121を有している。
図1及び図2Bに示すように、シャフト100は、内管シャフト120の内腔121に連通する基端開口部101(ガイドワイヤポート)を有している。図2Bに示すように、基端開口部101は、内管シャフト120の基端部122付近に形成している。図1に示すように、基端開口部101は、本実施形態では、シャフト100の先端側寄りに形成されている。すなわち、バルーンカテーテル10は、いわゆるラピッドエクスチェンジ型のカテーテルとして構成している。ただし、バルーンカテーテル10は、ガイドワイヤーポートがシャフトの基端部に形成されたオーバーザワイヤ型のバルーンカテーテルとして構成してもよい。
図2Bに示すように、外管シャフト110は、先端外管130と、先端外管130の基端側に接続された基端外管140と、を有している。
先端外管130及び基端外管140は、シャフト100の基端開口部101付近において内管シャフト120と一体的に接続(融着)している。
先端外管130の内腔131及び基端外管140の内腔141は、先端外管130と基端外管140とが接続された状態において、バルーン180の拡張空間181(図2A参照)と連通する内腔111を形成する。
外管シャフト110は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、軟質ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、ポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー等の各種エラストマー、ポリアミド、結晶性ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン等の結晶性プラスチック等で形成できる。
図2A及び図2Bに示すように、内管シャフト120の一部は、外管シャフト110の内腔111に配置している。また、図2Bに示すように、内管シャフト120の先端部は、外管シャフト110の先端側へ突出するように配置している。
図2Aに示すように、内管シャフト120は、基部内管150(第1部材に相当)と、基部内管150の先端側に配置され、かつ、基部内管150よりも柔軟性がある先端部材160(第2部材に相当)と、を有している。内管シャフト120は、先端部材160を備えることにより、バルーンカテーテル10の先端部が生体管腔の内壁(血管壁等)に接触した際に、生体器官に損傷が生じるのを防止できる。
基部内管150の内腔151及び先端部材160の内腔161は、基部内管150と先端部材160とが接続された状態において、ガイドワイヤGを挿通可能な内腔121を形成する。
基部内管150は、本実施形態では、内層152と、内層152と異なる材料で形成された外層153と、を有している。
内層152は、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、或いはこれら二種以上の混合物等)、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリイミド、フッ素系樹脂等の高分子材料又はこれらの混合物等で形成できる。なお、内層152は、ガイドワイヤGの挿通性の観点から、ガイドワイヤに対する摺動性を有する材料で形成することが好ましい。
外層153は、特に限定されないが、例えば、内管シャフト120の可撓性やバルーン180との融着性の観点から、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、或いはこれら二種以上の混合物等)、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリイミド、フッ素系樹脂等の高分子材料又はこれらの混合物等で形成できる。
図2Aに示すように、内管シャフト120は、造影マーカー170a、170bを有している。
造影マーカー170aは、内管シャフト120において先端側テーパー部185と中央部186との間の境界部を示す位置に配置している。造影マーカー170bは、内管シャフト120において基端側テーパー部187と中央部186との間の境界部を示す位置に配置している。
各造影マーカー170a、170bは、例えば、白金、金、銀、イリジウム、チタン、タングステン等の金属、またはこれらの合金等により形成できる。
(バルーン)
図2Aに示すように、バルーン180は、先端ウエスト部182と、基端ウエスト部183と、先端ウエスト部182と基端ウエスト部183との間に位置決めされた本体部184と、を有する。
先端ウエスト部182は、内管シャフト120に固定されている。基端ウエスト部183は、外管シャフト110に固定されている。バルーン180と内管シャフト120及び外管シャフト110との固定方法には、特に限定されないが、例えば、融着を採用することができる。
先端ウエスト部182は、シャフト100の基端側から先端側に傾斜する傾斜部188を有している。傾斜部188は、シャフト100の基端側から先端側に向かって肉厚が小さくなるように形成されている。
本体部184は、内管シャフト120との間に、外管シャフト110の内腔111と連通する拡張空間181を形成している。本体部184は、拡張空間181に流体が流入した場合、放射方向へ拡張して、狭窄部等の病変部に対して拡張力を作用させる。本体部184は、収縮した状態では、内管シャフト120の周方向に巻き付けられる。
本体部184は、拡張状態で、先端側テーパー部185と、基端側テーパー部187と、先端側テーパー部185と基端側テーパー部187との間に位置する中央部186と、を有している。先端側テーパー部185は、先端ウエスト部182に連なるとともに、先端側から基端側に向かって放射方向の寸法が大きくなるように形成されている。中央部186は、先端側テーパー部185に連なるとともに、先端側から基端側に向かって放射方向の寸法が略一定となるように形成されている。基端側テーパー部187は、中央部186に連なるとともに、先端側から基端側に向かって放射方向の寸法が小さくなるように形成されている。
バルーン180は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、エチレン-酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリスチレンエラストマー、シリコーンゴム、ラテックスゴム等で形成できる。
(ハブ)
図1に示すように、ハブ190は、流体(例えば、造影剤や生理食塩水)を供給するためのインデフレーター等の供給装置(図示省略)と液密・気密に接続可能なポート191を有している。ポート191は、例えば、チューブ等が接続・分離可能に構成された公知のルアーテーパー等によって構成することができる。ポート191は、外管シャフト110の内腔111に連通している。
(内管シャフトの凹部)
図3に示すように、内管シャフト120は、先端ウエスト部182が内管シャフト120に固定された位置において、内管シャフト120の内周面に、内管シャフト120の肉厚を貫通せず、内管シャフト120の内腔121の周方向に延びる凹部200を有する。なお、実施形態の説明において、周方向とは、シャフト100の軸方向X周りの方向を意味する。
このように内管シャフト120は、凹部200を有するため、バルーン180の先端ウエスト部182が固定されて剛性が高くなった位置においても、内管シャフト120の先端部の柔軟性を確保することができる。そのため、バルーンカテーテル10は、内管シャフト120の先端部のガイドワイヤGへの追従性を向上させることができる。これにより、バルーンカテーテル10は、術者が内管シャフト120に挿通されたガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10を進行させる際、内管シャフト120の先端部において、内管シャフト120の内表面とガイドワイヤGの外表面との間に隙間が生じることを抑制しつつ、ガイドワイヤGに追従する。また、凹部200は、内管シャフト120の肉厚を貫通しない。そのため、バルーンカテーテル10は、内管シャフト120に肉厚を貫通する貫通孔等が形成されている場合と比較して、内管シャフト120の破断を抑制しつつ、内管シャフト120の柔軟性を確保することができる。
図3に示すように、凹部200は、シャフト100の軸方向Xの断面において、第1凹部210と、第1凹部210よりもシャフト100の基端側に位置する第2凹部220と、第2凹部220よりもシャフト100の基端側に位置する第3凹部230と、第3凹部230よりもシャフト100の基端側に位置する第4凹部240と、を有する。なお、ここで、第2凹部220は、第3凹部230または第4凹部240との関係で、先端側凹部に相当する。また、第3凹部230は、第2凹部220との関係においては基端側凹部に相当し、第4凹部240との関係においては先端側凹部に相当する。また、第4凹部230は、第2凹部220または第3凹部230との関係においては基端側凹部に相当する。
このように、凹部200は、先端ウエスト部182が内管シャフト120に固定された位置において、複数の凹部210、220、230、240を有するため、内管シャフト120の先端部の柔軟性をより一層向上させることができる。
第1凹部210は、内管シャフト120の先端部材160の内表面に形成されている。第2~第4凹部220、230、240は、内管シャフト120の基部内管150の内表面に形成されている。そのため、バルーンカテーテル10は、先端ウエスト部182が内管シャフト120に固定された位置において、先端部材160及び基部内管150の両方の柔軟性を確保できる。
なお、基部内管150は、先端ウエスト部182の位置において(軸方向Xにおいて先端ウエスト部182が配置されている位置において)、先端部材160と固定されており、凹部200は、基部内管150と先端部材160との境界部Sには存在しない。
ここで、「境界部S」とは、内管シャフト120において、基部内管150と先端部材160とを融着、接着、圧着等の方法で固定した部分を意味する。例えば、融着により基部内管150と先端部材160とを固定した場合、境界部Sとは、基部内管150と先端部材160とが融合した部分を意味する。例えば、接着により基部内管150と先端部材160とを固定した場合、境界部Sとは、基部内管150の先端面から先端部材160の基端面までの部分(基部内管150と先端部材160との間の接着剤の固まった部分を含む)を意味する。例えば、圧着により基部内管150と先端部材160とを固定した場合、境界部Sとは、基部内管の先端面と先端部材160の基端面との重なる部分を意味する。なお、図3及び図4は、バルーンカテーテル10の先端部の軸方向Xにおける断面を示す模式的な図であり、境界部Sの幅(シャフト100の軸方向Xに沿う長さ)は、図3及び図4に示された例に限定されない。
このように境界部Sに凹部200が存在しないため、バルーンカテーテル10は、先端部材160の配置により内管シャフト120の先端部の柔軟性を向上させつつ、基部内管150と先端部材160との境界部S(固定部)の強度を確保できる。これにより、先端部材160が基部内管150から脱落することを抑制できる。
各凹部210、220、230、240は、内管シャフト120の内周面を一周するリング状の溝部によって構成している。そのため、内管シャフト120は、ガイドワイヤGの屈曲に追従して、各凹部210、220、230、240において屈曲できる。ただし、各凹部210、220、230、240は、内管シャフト120の内周面を完全に一周しなくてもよい。
図4に示すように、各凹部210、220、230、240の内管シャフト120の内表面側の周縁部250は、曲面で形成されている。すなわち、各凹部210、220、230、240の内表面側の周縁部250は、丸みを帯びている。そのため、術者が内管シャフト120の内腔に挿通されたガイドワイヤGを操作する際、バルーンカテーテル10は、各凹部210、220、230、240へのガイドワイヤGの引っ掛かりを抑制できる。ただし、周縁部250は、術者が内管シャフト120の内腔に挿通されたガイドワイヤGを操作可能であれば、角張っていてもよい。
図4に示すように、各凹部210、220、230、240の幅(軸方向Xに沿う寸法)は、内管シャフト120の内表面側から内管シャフト120の外表面側に向かって(図中矢印Yで示す方向に向かって)小さくなる。そのため、内管シャフト120は、各々の凹部210、220、230、240の外表面側の幅の狭い部分(外表面側の頂点260)を起点として容易に屈曲できる。これにより、術者が湾曲したガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10を進行させる際、内管シャフト120の先端部は、ガイドワイヤGの湾曲部に容易に追従できる。
第3凹部230の最大深さh3(放射方向の最大寸法)は、第2凹部220の最大深さh2よりも大きい(h3>h2)。第4凹部240の最大深さh4は、第3凹部230の最大深さh3よりも大きい(h4>h3)。すなわち、第2~第4凹部220、230、240は、先端から基端に向かって最大深さが大きくなるように形成されている。凹部200は、内管シャフト120が湾曲する際、凹部200の最大深さが大きいほど凹部200の幅方向に広がりやすい。すなわち、内管シャフト120は、凹部200の最大深さが大きいほど、内管シャフト120の軸方向に対して大きく屈曲することができる。そのため、第2~第4凹部220、230、240が先端から基端に向かって最大深さが大きくなるように形成されている場合、内管シャフト120は、先端から基端に向って、内管シャフト120の軸方向に対して徐々に湾曲しやすくなる。したがって、術者が湾曲したガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10を進行させる際、内管シャフト120の先端部は、ガイドワイヤGの湾曲部に沿って滑らかに湾曲し、ガイドワイヤGの湾曲部に追従できる。
なお、図4では、第1凹部210の最大深さh1と第2凹部220の最大深さh2は、略同一である例を示している。ただし、第1凹部210の最大深さh1は、先端部材160と基部内管150の柔軟性を考慮しつつ、第2凹部220の最大深さh2よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
第3凹部230の最大幅w3は、第2凹部220の最大幅w2よりも大きい(w3>w2)。第4凹部240の最大幅w4は、第3凹部230の最大幅w3よりも大きい(w4>w3)。すなわち、第2~第4凹部220、230、240は、先端から基端に向かって最大幅が大きくなるように形成されている。凹部200は、凹部200の最大幅が大きいほど、内管シャフト120の軸方向に沿って柔軟な領域を形成する。すなわち、内管シャフト120は、凹部200の最大幅が大きいほど、内管シャフト120の軸方向に対して大きく屈曲することができる。そのため、第2~第4凹部220、230、240が先端から基端に向かって最大幅が大きくなるように形成されている場合、内管シャフト120は、先端から基端に向って、内管シャフト120の軸方向に対して徐々に湾曲しやすくなる。したがって、術者が湾曲したガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10を進行させる際、内管シャフト120の先端部は、ガイドワイヤGの湾曲部に沿って滑らかに湾曲し、ガイドワイヤGの湾曲部に追従できる。
なお、図4では、第1凹部210の最大幅w1と第2凹部220の最大幅w2とが、略同一である例を示している。ただし、第1凹部210の最大幅w1は、先端部材と基部内管の柔軟性を考慮しつつ、第2凹部220の最大幅w2よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
図3に示すように、内管シャフト120の基部内管150は、シャフト100の軸方向Xの断面において、傾斜部188が配置された位置において(軸方向Xにおいて傾斜部188が配置されている位置において)、第2~第4凹部220、230、240を有している。第2~第4凹部220、230、240の最大深さ及び最大幅は、傾斜部188の位置において、シャフト100の先端側からシャフト100の基端側に向って大きくなる。
そのため、バルーン180の傾斜部188の肉厚が先端側から基端側に向って厚くなり、傾斜部188の剛性が先端側から基端側に向って高くなるのに対し、第2~第4凹部220、230、240の最大深さ及び最大幅を先端側から基端側に向って大きくすることによって、基部内管150の剛性を先端側から基端側に向って低くできる。そのため、バルーンカテーテル10は、バルーンカテーテル10の傾斜部188の付近の剛性変化をなだらかにしつつ、柔軟性を確保できる。
なお、本実施形態では、第2~第4凹部220、230、240の最大深さ及び最大幅の両方が先端側から基端側に向って大きくなる例を説明した。しかし、第2~第4凹部220、230、240の最大深さまたは最大幅の少なくとも一方を先端側から基端側に向って大きくすれば、バルーンカテーテル10は、傾斜部188の付近の剛性変化をなだらかにできる。
図4に示すように、第2~第4凹部220、230、240は、基部内管150において軸方向Xに離間する内層152の間に形成されている。基部内管150の外層153を形成する樹脂は、第2~第4凹部220、230、240において、隣り合う内層152の間に入り込んでいる。
基部内管150の内層152についてより詳述すると、図3及び図4に示すように、本実施形態では、内層152は、先端側から基端側に向って順に、第1内層152a、第2内層152b、第3内層152c、第4内層152dを有している。第1内層152a、第2内層152b、第3内層152c、及び第4内層152dの先端部は、軸方向Xにおいて傾斜部188が配置されている位置に設けられている。第1内層152aと第2内層152bとは離間しており、第1内層152aと第2内層152bとの間に第2凹部220が形成されている。第2内層152bと第3内層152cとは離間しており、第2内層152bと第3内層152cとの間に第3凹部230が形成されている。第3内層152cと第4内層152dとは離間しており、第3内層152cと第4内層152dとの間に第4凹部240が形成されている。第4内層152dは、シャフト100の基端開口部101(図2B参照)まで延在している。
このように、基部内管150の外層153を形成する樹脂は、第2~第4凹部220、230、240において、隣り合う内層152の間に入り込んでいるため、基部内管150が2層以上を有し、かつ、凹部200を形成する場合であっても、内層152の樹脂と外層153の樹脂とが強固に接合し、基部内管150の強度を確保できる。
なお、図4では、第2凹部~第4凹部220、230、240は、シャフト100の軸方向Xにおいて略等間隔で形成されている。また、図4では、第1凹部210から基部内管150と先端部材160との境界部Sまでの距離と、2凹部220から基部内管150と先端部材160との境界部Sまでの距離と、は略同一である。ただし、第1~第4凹部210、220、230、240の配置は、図示の例に限定されない。また、各凹部210、220、230、240の他の部材に対する相対的な寸法(幅、高さ等)は、図示の例に限定されない。
(製造方法)
次に、バルーンカテーテル10の製造方法の一例を説明する。
まず、作業者は、外管シャフト110と内管シャフト120を含むシャフト100と、バルーン180と、ハブ190と、を準備する。また、ここで準備される内管シャフト120は、基部内管150と先端部材160とが融着され、かつ、凹部200が形成されたものである。
次に、作業者は、シャフト100(外管シャフト110及び内管シャフト120)にバルーン180を融着する。具体的には、作業者は、外管シャフト110とバルーン180の基端ウエスト部183を融着し、基部内管150と先端部材160とバルーン180の先端ウエスト部182を融着する。また、作業者は、シャフト100の外管シャフト110の基端部にハブ190を取り付ける。これによって、図1に示すバルーンカテーテル10が製造される。
なお上記の製造方法はあくまで一例である。例えば、作業者は、シャフトにバルーンを融着する際、外管シャフト110とバルーン180の基端ウエスト部183を融着し、その後、基部内管150と先端部材160とバルーン180の先端ウエスト部182とを、一度に融着してもよい。
(作用)
本実施形態に係るバルーンカテーテル10は、内腔121を有するシャフト100と、先端ウエスト部182と、基端ウエスト部183と、先端ウエスト部182と基端ウエスト部183の間に位置決めされた本体部184と、を有するバルーン180と、を備えている。先端ウエスト部182及び基端ウエスト部183は、シャフト100に固定されている。シャフト100は、先端ウエスト部182がシャフト100に固定された位置において、シャフト100の内周面に、シャフト100の肉厚を貫通せず、シャフト100の内腔121の周方向に延びる凹部200を有している。
上記バルーンカテーテル10によれば、シャフト100の先端部において先端ウエスト部182がシャフト100に固定されて剛性が高くなった位置においても、凹部200により、シャフト100の先端部の柔軟性を確保することができる。そのため、バルーンカテーテル10は、シャフト100の先端部のガイドワイヤGへの追従性を向上させることができる。
また、凹部200の幅は、シャフト100の内表面側からシャフト100の外表面側に向って小さくなる。そのため、シャフト100は、凹部200において外表面側の幅の狭い部分を起点として容易に屈曲できる。そのため、術者が湾曲したガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10を進行させる際、内管シャフト120の先端部は、ガイドワイヤGの湾曲部に沿って滑らかに湾曲する。これにより、バルーンカテーテル10は、ガイドワイヤGへの追従性を向上させることができる。
また、凹部200は、シャフト100の軸方向Xの断面において、第2凹部220と、第2凹部220よりもシャフト100の基端側に位置する第3凹部230と、を備えている。第3凹部230の最大深さh3は、第2凹部220の最大深さh2よりも大きい。また、凹部200は、シャフト100の軸方向の断面において、第3凹部230と、第3凹部230よりもシャフト100の基端側に位置する第4凹部240と、を備えている。第4凹部240の最大深さh4は、第3凹部230の最大深さh3よりも大きい。凹部200は、内管シャフト120が湾曲する際、凹部200の最大深さが大きいほど凹部200の幅方向に広がりやすい。すなわち、内管シャフト120は、凹部200の最大深さが大きいほど、内管シャフト120の軸方向に対して大きく屈曲することができる。そのため、内管シャフト120は、先端から基端に向って、内管シャフト120の軸方向に対して徐々に湾曲しやすくなる。したがって、術者が湾曲したガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10を進行させる際、内管シャフト120の先端部は、ガイドワイヤGの湾曲部に沿って滑らかに湾曲し、ガイドワイヤGの湾曲部に追従できる。
また、凹部200は、シャフト100の軸方向の断面において、第2凹部220と、第2凹部220よりもシャフト100の基端側に位置する第3凹部230と、を備えている。第3凹部230の最大幅w3は、第2凹部220の最大幅w2よりも大きい。また、凹部200は、シャフト100の軸方向の断面において、第3凹部230と、第3凹部230よりもシャフト100の基端側に位置する第4凹部240と、を備えている。第4凹部240の最大幅w4は、第3凹部230の最大幅w2よりも大きい。凹部200は、凹部200の最大幅が大きいほど、内管シャフト120の軸方向に沿って柔軟な領域を形成する。すなわち、内管シャフト120は、凹部200の最大幅が大きいほど、内管シャフト120の軸方向に対して大きく屈曲することができる。そのため、内管シャフト120は、先端から基端に向って、内管シャフト120の軸方向に対して徐々に湾曲しやすくなる。したがって、術者が湾曲したガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10を進行させる際、内管シャフト120の先端部は、ガイドワイヤGの湾曲部に沿って滑らかに湾曲し、ガイドワイヤGの湾曲部に追従できる。
また、凹部200のシャフト100の内表面側の周縁部250は、曲面で形成されている。そのため、バルーンカテーテル10は、術者が内管シャフト120の内腔に挿通されたガイドワイヤGを操作する際、凹部200へのガイドワイヤGの引っ掛かりを抑制できる。
また、先端ウエスト部182は、シャフト100の基端側からシャフト100の先端側に向って傾斜する傾斜部188を有している。シャフト100は、シャフト100の軸方向Xの断面において、傾斜部188が配置された位置に複数の凹部220、230、240を有している。凹部210、220、230の最大深さ及び/または最大幅は、傾斜部188の位置において、シャフト100の先端側からシャフト100の基端側に向って大きくなる。そのため、複数の凹部220、230、240の最大深さ及び/または最大幅を調整し、バルーン180の傾斜部188の肉厚変化による剛性変化を調整することで、
バルーンカテーテル10は、バルーンカテーテル10の先端部の剛性変化をなだらかにし、バルーンカテーテル10の先端部の柔軟性を確保できる。
また、シャフト100は、内腔111を有する外管シャフト110と、外管シャフト110の内腔111に配置された内管シャフト120と、を有している。内管シャフト120は、基部内管150と、基部内管150の先端側に配置され、かつ、基部内管150よりも柔軟性がある先端部材160と、を備えている。基部内管150は、先端ウエスト部182の位置において、先端部材160と固定されており、凹部200は、基部内管150と先端部材160との境界部Sには存在しない。そのため、バルーンカテーテル10は、先端部材160の配置により内管シャフト120の先端部の柔軟性を向上させつつ、基部内管150と先端部材160との境界部S(固定部)の強度を確保できる。これにより、先端部材160が基部内管150から脱落することを抑制できる。
また、凹部200は、シャフト100の内周面を一周する複数のリング状の溝部を含む。そのため、内管シャフト120は、ガイドワイヤGの屈曲に追従して、凹部200を起点として容易に屈曲できる。
また、内管シャフト120は、内層152と、内層152と異なる材料で形成された外層153と、を有している。外層153を形成する樹脂は、凹部200において、隣り合う内層152の間に入り込んでいる。そのため、2層以上の内管シャフト120が凹部200を形成する場合であっても、内層152の樹脂と外層153の樹脂とが強固に接合し、内管シャフト120の強度を確保できる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るバルーンカテーテルを説明したが、本発明は実施形態で説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施形態では、内管シャフト120の基部内管150が、外層153及び内層152を有する(2層構造である)例を説明した。しかし、内管シャフトの基部内管は、単層構造であってもよいし、3層以上の複層構造であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、内管シャフト120の先端部材160が、単層構造を有する例を説明した。しかし、内管シャフトの先端部材は、2層以上の複層構造であってもよい(すなわち内層と外層を有していてもよい)。
また、例えば、上記実施形態では、内管シャフト120が、基部内管150及び先端部材160を有する例を説明した。しかし、内管シャフトは、基端から先端にかけて単一の管状部材によって構成してもよいし、3以上の管状部材によって構成してもよい。
また、例えば、上記実施形態では、凹部200が周方向に一周するリング状の溝部によって構成されている例を説明した。しかし、上述したように周方向とは軸方向X周りの方向を意味する。そのため、例えば、凹部は、シャフトの内周面に形成された螺旋状の溝部によって構成されていてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、内管シャフト120が、第1~第4凹部210、220、230、240を有する例を説明した。しかし、凹部の数は1以上である限り特に限定されない。
また、例えば、上記実施形態では、凹部200の幅は、内管シャフト120の内表面側から内管シャフト120の外表面側に向って小さくなる例を説明した。しかし、凹部の幅は、内管シャフト120の内表面側から内管シャフト120の外表面側に向って一定であってもよい。また、例えば、上記実施形態では、凹部200の外表面側の頂点260が鋭角状である例を説明した。しかし、凹部200の外表面側の頂点は、曲面で形成されていてもよい(すなわち、丸みを帯びていてもよい)。
また、例えば、上記実施形態では、バルーンカテーテル10の各構成要素同士を融着によって固定する例を説明した。しかし、バルーンカテーテルの各構成要素同士は、接着剤による接着等の方法によって固定されていてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、先端ウエスト部182が傾斜部188を有する例を説明した。しかし、先端ウエスト部は、傾斜部を有さなくてもよい。すなわち、先端ウエスト部は、先端から基端に向かって厚みが均一に形成されていてもよい。
10 バルーンカテーテル、
100 シャフト、
110 外管シャフト、
120 内管シャフト、
121 内腔、
150 基部内管(第1部材)、
152 内層、
153 外層、
160 先端部材(第2部材)、
180 バルーン、
182 先端ウエスト部、
183 基端ウエスト部、
184 本体部、
188 傾斜部、
190 ハブ、
200 凹部、
210 第1凹部、
220 第2凹部(第3、4凹部との関係における先端側凹部)、
230 第3凹部(第2凹部との関係における基端側凹部、第4凹部との関係における先端側凹部)、
240 第4凹部(第2、3凹部との関係における基端側凹部)、
250 周縁部、
G ガイドワイヤ、
S 境界部、
X 軸方向、
h (凹部の)最大深さ、
w (凹部の)最大幅。

Claims (8)

  1. 内腔を有するシャフトと、
    先端ウエスト部と、基端ウエスト部と、前記先端ウエスト部と前記基端ウエスト部の間に位置決めされた本体部と、を有するバルーンと、を備え、
    前記先端ウエスト部及び前記基端ウエスト部は、前記シャフトに固定されており、
    前記シャフトは、前記先端ウエスト部が前記シャフトに固定された位置において、前記シャフトの内周面に、前記シャフトの肉厚を貫通せず、前記シャフトの内腔の周方向に延びる凹部を有し、
    前記シャフトは、内腔を有する外管シャフトと、前記外管シャフトの内腔に配置された内管シャフトと、を有し、
    前記内管シャフトは、第1部材と、前記第1部材の先端側に配置され、かつ、前記第1部材よりも柔軟性がある第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記先端ウエスト部の位置において、前記第2部材と固定されており、前記凹部は、前記第1部材と前記第2部材との境界部には存在しない、バルーンカテーテル。
  2. 前記凹部の幅は、前記シャフトの内表面側から前記シャフトの外表面側に向って小さくなる、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記凹部は、前記シャフトの軸方向の断面において、先端側凹部と、前記先端側凹部よりも前記シャフトの基端側に位置する基端側凹部と、を備え、
    前記基端側凹部の最大深さは、前記先端側凹部の最大深さよりも大きい、請求項1または請求項2に記載のバルーンカテーテル。
  4. 前記凹部は、前記シャフトの軸方向の断面において、先端側凹部と、前記先端側凹部よりも前記シャフトの基端側に位置する基端側凹部と、を備え、
    前記基端側凹部の最大幅は、前記先端側凹部の最大幅よりも大きい、請求項1~3のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。
  5. 前記凹部の前記シャフトの内表面側の周縁部は、曲面で形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。
  6. 前記先端ウエスト部は、前記シャフトの基端側から前記シャフトの先端側に向って傾斜する傾斜部を有し、
    前記シャフトは、前記シャフトの軸方向の断面において、前記傾斜部が配置された位置に複数の前記凹部を有し、
    前記凹部の最大深さ及び/または最大幅は、前記傾斜部の位置において、前記シャフトの先端側から前記シャフトの基端側に向って大きくなる、請求項1~5のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。
  7. 前記凹部は、前記シャフトの内周面を一周する複数のリング状の溝部を含む、請求項1~のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。
  8. 前記内管シャフトは、内層と、前記内層と異なる材料で形成された外層と、を有し、
    前記外層を形成する樹脂は、前記凹部において、隣り合う前記内層の間に入り込んでいる、請求項に記載のバルーンカテーテル。
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