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JP7147676B2 - 車両用動力伝達装置の潤滑機構 - Google Patents

車両用動力伝達装置の潤滑機構 Download PDF

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Description

本発明は、車両用動力伝達装置に備えられる潤滑機構に係り、特に、互いに噛み合うギヤに供給されるオイルの油量を確保する技術に関するものである。
車両用動力伝達装置において、近年、伝達トルクの高トルク化や動力伝達部材の高回転化などに伴い、動力伝達部材の1つであるギヤの歯面の面圧およびすべり速度が高くなる傾向になる。ギヤの歯面の面圧およびすべり速度が高くなると、歯面の温度上昇によるピッチング等の損傷が生じやすくなる。このため、特に、車両前進走行時において、ギヤの歯面をオイルによって冷却することが望まれる。この点に関して、特許文献1には、掻上ギヤによって掻き上げられたオイルを、ギヤのシャフト部の表面から歯部の歯面へと向かわせ、ギヤの歯面にオイルを供給することが提案されている。
特開2015-209916号公報
ところで、特許文献1の構成にあっては、車両前進走行中はギヤが回転しているため、遠心力によってオイルが歯部の側面を伝って径方向外側に飛散する。このため、ギヤの歯面へのオイルの供給量を確保するのが困難になるという問題があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、車両前進走行中において、ギヤの歯面に供給されるオイルの供給量を確保できる車両用動力伝達装置の潤滑機構を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)第1軸線を中心にして回転する第1ギヤと、前記第1ギヤに噛み合い、前記第1軸線に対して平行な第2軸線を中心にして回転する第2ギヤとを、ケース内に収容した車両用動力伝達装置の、潤滑機構であって、(b)前記ケースの内部には、そのケースの内壁から前記第1軸線の方向に伸び、車両前進走行中において掻き上げられたオイルを受け入れる樋が形成され、(c)前記樋は、車両前進走行中において掻き上げられたオイルが衝突することでオイルの流れの方向を変更し、オイルを前記樋に導くリブを有し、(d)前記樋は、受け入れたオイルを滴下する一端が、前記第1軸線を含む鉛直面と前記第2軸線を含む鉛直面との間における前記第1ギヤと前記第2ギヤとの噛合部よりも上方の空間であり、且つ、前記第1軸線および前記第2軸線の軸線方向において、前記噛合部が内在する範囲内に位置するように配置されており、(e)前記樋は、前記リブと、掻き上げられたオイルを前記リブに案内する案内リブとから構成され、(f)前記リブの鉛直方向の下端と前記案内リブの鉛直方向の下端とが互いに連結され、(g)前記リブの前記第1軸線および前記第2軸線の軸線方向の長さは、前記案内リブの前記軸線方向の長さよりも長いことを特徴とする。
また、第2発明の要旨とするところは、第1発明車両用動力伝達装置の潤滑機構において、前記樋の鉛直方向で下方に位置する下面には、鉛直方向で上方に凹む凹部が形成されていることを特徴とする。
また、第3発明の要旨とするところは、第1発明または第2発明の車両用動力伝達装置の潤滑機構において、(a)前記樋の鉛直上方には、前記樋に向かい合うように形成された壁が形成され、(b)前記樋と前記壁との間に、車両前進走行中において掻き上げられたオイルが流入する隙間が形成され、(c)前記リブの鉛直方向の上端が、前記壁と繋がっていることを特徴とする。
第1発明の車両用動力伝達装置の潤滑機構によれば、車両前進走行中においてケース内で掻き上げられたオイルが、リブに衝突することで樋に導かれ、オイルが樋を経由して第1ギヤまたは第2ギヤの噛合直前の歯面に滴下されることになるため、歯面へのオイル供給量を確保することができる。結果として、歯面の温度上昇を抑制することができ、歯面の温度上昇による損傷を抑制することができる。また、樋が、掻き上げられたオイルが衝突するリブと、掻き上げられたオイルをリブに案内する案内リブとから構成されているため、掻き上げられたオイルが案内リブによって案内されてリブに衝突する。また、リブの鉛直方向の下端と案内リブの鉛直方向の下端とが互いに連結されることで、リブに衝突したオイルを受け入れる樋形状が形成され、オイルを樋に沿って流すことができる。また、リブの第1軸線および第2軸線の軸線方向の長さが、案内リブの軸線方向の長さよりも長いことから、掻き上げられたオイルをリブに効率良く衝突させて樋に導くことができる。
また、第2発明の車両用動力伝達装置の潤滑機構によれば、樋の鉛直方向で下方に位置する下面には、上方に凹む凹部が形成されているため、オイルが凹部によって樋の下面から遊離され、樋の先端に移動したオイルを、樋の先端から滴下させることができる。
また、第3発明の車両用動力伝達装置の潤滑機構によれば、樋と壁との間に、車両前進走行中において掻き上げられたオイルが流入する隙間が形成され、リブの鉛直方向の上端と壁とが繋がっているため、樋と壁との間の隙間に流入したオイルは、リブの上端と壁との間から流出することなくリブに衝突し、樋の先端に移動することとなる。従って、掻き上げられたオイルを、効率良く樋に導くことができる。一方、車両後進走行中は、オイルの流れが車両前進走行中と逆になるが、リブの上端と壁とが繋がっているため、オイルがリブの上端と壁との間から隙間に流入することが阻止される。従って、車両後進走行中は、オイルが樋を経由して噛合部に過剰に供給されることによる攪拌抵抗の増加を低減することできる。
本発明が適用されたハイブリッド車両に備えられる動力伝達装置の断面図である。 図1のハウジングを軸線の方向に見た図である。 図2において四角で囲まれた部位、すなわち樋が形成された部位周辺を拡大した図である。 図3において樋を矢印Xの方向から見た図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用されたハイブリッド車両8に備えられる車両用動力伝達装置10(以下、動力伝達装置10)の断面図である。動力伝達装置10は、不図示のエンジンおよび後述する第2電動機MG2の一方または両方によって駆動されるFF(フロントエンジン・フロントドライブ)形式の動力伝達装置である。
動力伝達装置10は、第1軸線CL1上に配置されている、入力軸14、動力分配機構16、および第1電動機MG1と、第2軸線CL2上に配置されているカウンタ軸18と、第3軸線CL3上に配置されている、リダクション軸20および第2電動機MG2と、第4軸線CL4上に配置されているデファレンシャル装置24とを、含んでいる。これらの部品は、何れもケース12内に収容されている。
入力軸14は、第1軸線CL1を中心にして回転可能に配置され、第1軸線CL1方向の一端が、不図示のエンジンにダンパ装置26を介して動力伝達可能に連結されている。入力軸14には、径方向外側に突き出す鍔部14aが形成されており、鍔部14aの先端部が動力分配機構16を構成するキャリヤCAに連結されている。
動力分配機構16は、エンジンの動力を、第1電動機MG1および図示しない駆動輪に分配するために設けられている。動力分配機構16は、第1軸線CL1を中心にして回転可能に配置されているサンギヤSと、サンギヤSにピニオンPを介して動力伝達可能なリングギヤRと、ピニオンPを自転可能かつ第1軸線CL1のまわりを公転可能に支持するキャリヤCAとを、備えたシングルピニオン型の遊星歯車装置から構成されている。
動力分配機構16のサンギヤSは、第1電動機MG1に動力伝達可能に連結され、キャリヤCAは、入力軸14の鍔部14aに連結され、リングギヤRは、駆動輪に動力伝達可能に連結されたカウンタドライブギヤ38に連結されている。
リングギヤRは、複合ギヤ40の内周側に一体的に形成されている。複合ギヤ40は、環状形状を有し、内周側にリングギヤRが形成されるとともに、外周側にはカウンタドライブギヤ38が形成されている。複合ギヤ40は、第1軸線CL1方向の両端に配置されている軸受42および軸受44によって、第1軸線CL1を中心にして回転可能に支持されている。
第1電動機MG1は、非回転部材であるステータ46と、ステータ46の内周側に配置されているロータ48と、外周面がロータ48の内周面に接続されているロータ軸50とを、含んでいる。
ステータ46は、複数枚の鋼板が積層されることにより環状に形成され、複数本のボルトによってケース12に回転不能に固定されている。ロータ48は、複数枚の鋼板が積層されることにより環状に形成され、内周面がロータ軸50の外周面に相対回転不能に固定されている。ロータ軸50は、軸受52および軸受54によって第1軸線CL1を中心にして回転可能に支持されている。また、ロータ軸50の第1軸線CL1方向で軸受54側には、第1電動機MG1の回転速度を検出するレゾルバ56が設けられている。
カウンタ軸18は、第2軸線CL2方向の両側に配置されている軸受58および軸受60を介して第2軸線CL2を中心にして回転可能に支持されている。カウンタ軸18は、カウンタドライブギヤ38と噛み合うカウンタドリブンギヤ62と、デファレンシャル装置24のデフリングギヤ64と噛み合うドライブピニオンギヤ66とを、備えている。カウンタドリブンギヤ62は、リダクション軸20の後述するリダクションギヤ68とも噛み合っている。
リダクション軸20は、第3軸線CL3方向の両側に配置されている軸受70および軸受72を介して第3軸線CL3を中心にして回転可能に支持されている。リダクション軸20には、カウンタドリブンギヤ62と噛み合うリダクションギヤ68が設けられている。また、リダクション軸20の第3軸線CL3方向の一端が、第2電動機MG2のロータ軸78にスプライン嵌合されている。
第2電動機MG2は、非回転部材であるステータ74と、ステータ74の内周側に配置されているロータ76と、外周面がロータ76の内周面に接続されているロータ軸78とを、含んでいる。
ステータ74は、複数枚の鋼板が積層されることにより環状に形成され、複数本のボルトによってケース12に回転不能に固定されている。ロータ76は、複数枚の鋼板が積層されることにより環状に形成され、内周面がロータ軸78の外周面に相対回転不能に固定されている。ロータ軸78は、軸受80および軸受82によって第3軸線CL3を中心にして回転可能に支持されている。また、ロータ軸78の第3軸線CL3方向で軸受82側には、第2電動機MG2の回転速度を検出するレゾルバ84が設けられている。
デファレンシャル装置24は、左右の車軸の差動を許容しつつ左右の車軸に動力を伝達する差動機構である。デファレンシャル装置24は、第4軸線CL4方向の両側に配置されている軸受86および軸受88によって第4軸線CL4を中心にして回転可能に支持されているデフケース90と、デフケース90に接続され、ドライブピニオンギヤ66と噛み合うデフリングギヤ64とを、含んでいる。デファレンシャル装置24は、公知の技術であるため、詳細な構造および作動については省略する。
非回転部材であるケース12は、第1ケース部材12a、第2ケース部材12b、および第3ケース部材12cの3つのケース部材から構成されている。第1ケース部材12aの合わせ面と第2ケース部材12bの一方の合わせ面とが、互いに密着した状態でボルトによって互いに締結され、第2ケース部材12bの他方の合わせ面と第3ケース部材12cの合わせ面とが、互いに密着した状態でボルトによって互いに締結されている。
ケース12の内部には、動力分配機構16、カウンタ軸18、リダクション軸20、およびデファレンシャル装置24を収容するギヤ室94と、第1電動機MG1および第2電動機MG2を収容するモータ室96とが、形成されている。ギヤ室94とモータ室96とは、第2ケース部材12bに形成されている隔壁92を隔てて区画されている。隔壁92は、各軸線CL1~CL4(以下、各軸線CL1~CL4を特に区別しない場合には、軸線CLと記載する)に対して垂直に形成されている。
ギヤ室94の鉛直下部には、動力伝達装置10を構成する回転部材および回転部材を支持する軸受等を潤滑するためのオイルが貯留されており、デフリングギヤ64の一部がオイルに浸漬されている。従って、車両走行中にデフリングギヤ64が回転することで、ギヤ室94の下部に貯留されているオイルが上方に掻き上げられる。また、デフリングギヤ64によって掻き上げれられたオイルは、カウンタドライブギヤ38、カウンタドリブンギヤ62、リダクションギヤ68等によって攪拌されてさらに上方に掻き上げられる。
図2は、図1の第1ケース部材12aの内部を軸線CLの方向に見た図である。なお、図2の第1ケース部材12aは、車両搭載状態であって、且つ、車両8が平坦な路面にある状態を示している。図2において、紙面上下方向が鉛直方向に対応し、紙面左側が車両前方に対応し、紙面右側が車両後方に対応している。
図2に示す各矢印は、車両前進走行中における、ギヤ室94内に収容されたオイルの流れを示している。図2にあっては、省略されているが、第1軸線CL1を中心にしてカウンタドライブギヤ38が回転可能に配置され、第2軸線CL2を中心にしてカウンタドリブンギヤ62およびドライブピニオンギヤ66が回転可能に配置され、第3軸線CL3を中心にしてリダクションギヤ68が回転可能に配置され、第4軸線CL4を中心にしてデフリングギヤ64が回転可能に配置されている。これらの各ギヤ(カウンタドライブギヤ38、カウンタドリブンギヤ62、デフリングギヤ64、ドライブピニオンギヤ66、リダクションギヤ68等)が回転することによって、ギヤ室94内に貯留されたオイルが掻き上げられ、図2の矢印で示すように、オイルがギヤ室94内を飛散する。また、飛散したオイルが、ギヤ室94内の各ギヤおよび軸受等に供給される。これらオイルを掻き上げる各ギヤを含んで、ケース12に貯留されているオイルを掻き上げることによって、ギヤ室94に収容される回転部材および回転部材を支持する軸受等を潤滑する潤滑機構102が構成される。
ところで、第2軸線CL2を中心にして回転するカウンタドリブンギヤ62と、第3軸線CL3を中心にして回転するリダクションギヤ68との噛合部98は、歯面の面圧およびすべり速度が高く、この噛合部98において歯面の温度上昇によるピッチング等の歯面損傷が発生する虞がある。従って、噛合部98で発生する歯面損傷を抑制するには、噛合部98を構成するカウンタドリブンギヤ62およびリダクションギヤ68の歯面に供給されるオイルの油量を十分に確保する必要がある。ここで、噛合部98には、デフリングギヤ64によって掻き上げられたオイルが供給されたり、第1ケース部材12aの壁面から軸受70およびリダクション軸20を伝ってオイルが供給されていた。しかしながら、リダクション軸20を伝って噛合部98に供給されるオイルは、車両前進走行中にリダクション軸20が回転しているため、遠心力によって径方向外側に飛散する。その結果、噛合部98に供給されるオイルの確保が困難となっていた。なお、リダクションギヤ68が本発明の第1ギヤに対応し、カウンタドリブンギヤ62が本発明の第2ギヤに対応している。これに関連して、第3軸線CL3が、本発明の第1軸線に対応する。
この問題を解消するため、車両搭載状態において噛合部98よりも鉛直方向で上方の空間には、各ギヤによって掻き上げられたオイルを、噛合部98を構成するカウンタドリブンギヤ62およびリダクションギヤ68の歯面に導くための樋100が形成されている。図2に示すように、樋100は、カウンタドリブンギヤ62とリダクションギヤ68との噛合部98よりも鉛直方向で上方の空間に設けられている。また、樋100は、第3軸線CL3を含んで形成される鉛直線に平行な鉛直面S1と、第2軸線CL2を含んで形成される鉛直線に平行な鉛直面S2との間の空間に設けられている。なお、樋100は潤滑機構102を構成する要素の1つである。
図3は、図2において四角で囲まれた部位、すなわち樋100が形成された部位周辺を拡大した図である。
図3に示すように、樋100は、軸線CL方向に見てL字状に形成されている。樋100は、後述するように第1ケース部材12aの内壁から軸線CLの方向に伸び、軸線CL方向で所定の長さを有している。樋100は、車両後方側(紙面右側)に向かうに従って上方に伸びる第1リブ104と、車両前方側(紙面左側)に向かうに従って上方に伸びる第2リブ106とから構成されている。第1リブ104は、車両前方側の端部が車両後方側の端部よりも鉛直方向で下方に位置し、第2リブ106は、車両後方側の端部が車両前方側の端部よりも鉛直方向で下方に位置している。すなわち、第1リブ104および第2リブ106は、それぞれ鉛直方向に対して傾斜するように形成されている。なお、これに関連して、第1リブ104の車両前方側の端部が第1リブ104の(鉛直方向の)下端に対応し、第1リブ104の車両後方側の端部が第1リブ104の(鉛直方向の)上端に対応する。また、第2リブ106の車両後方側の端部が第2リブ106の(鉛直方向の)下端に対応し、第2リブ106の車両前方側の端部が第2リブ106の(鉛直方向の)上端に対応する。また、第1リブ104が、本発明の案内リブに対応し、第2リブ106が、本発明のリブに対応している。
第1リブ104は、オイルの掻き上げによるオイルの流れに沿うようにして形成され、第2リブ106は、オイルの流れに対して垂直となるように形成されている。言い換えれば、第1リブ104は、掻き上げられたオイルを案内するように形成され、第2リブ106は、掻き上げられたオイルが衝突するように形成されている。
また、図3に示すように、第1リブ104の鉛直方向の下端と第2リブ106の鉛直方向の下端とが互いに連結されることで、樋100が、車両前進走行中において各ギヤによって掻き上げられたオイルを受け入れることができる樋形状に形成される。すなわち、第1リブ104の下端と第2リブ106の下端とが連結されることで、第1リブ104と第2リブ106とによって、鉛直下方に凸となるV字状の樋形状を有する樋100が形成される。
樋100の鉛直上方には、樋100に向かい合うように形成されたU字状のリブ108が形成されており、このリブ108と樋100との間に、オイルが流入可能な隙間114が形成されている。隙間114は、第1リブ104の上端、すなわち第1リブ104の車両後方側の端部とリブ108との間が開口されており、掻き上げられたオイルをこの開口から受け入れ可能に構成されている。開口は、車両前進走行時において各ギヤによって掻き上げられたオイルが、隙間114内に流入される位置に形成されている。なお、リブ108が、本発明の樋に向かい合うように形成された壁に対応している。
また、第2リブ106の上端、すなわち第2リブ106の車両前方側の端部は、リブ108と繋がっている。従って、隙間114が、第2リブ106の上端とリブ108との間で閉じられている。従って、第1リブ104の上端とリブ108との間の開口から隙間114に流入したオイルは、第2リブ106に衝突し、流れの方向が変更させられる。具体的には、オイルが第2リブ106に衝突することで、オイルの流れの方向が変更され、オイルが樋100に導かれる。
図4は、樋100を図3に示す矢印Xの方向、すなわち樋100を車両後方側から見た図に対応している。図4において、斜線が施された部位が樋100に対応している。図4に示すように、樋100を構成する第1リブ104および第2リブ106は、それぞれ第1ケース部材12aに形成された壁面110から垂直方向すなわち軸線CL方向に伸びている。
また、樋100は、第1リブ104の軸線CL方向における先端の位置と第2リブ106の軸線CL方向における先端の位置とが異なっている。具体的には、第2リブ106は、壁面110からの軸線CL方向の先端の高さが、第1リブ104よりも高くなっている。すなわち、第2リブ106の軸線CL方向の長さL2が、第1リブ104の軸線CL方向の長さL1よりも長くなっている。
また、樋100の軸線CL方向の先端(実質的には第2リブ106の先端)は、図1に示す範囲Lに内在される位置まで伸びている。この範囲Lは、カウンタドリブンギヤ62とリダクションギヤ68との噛合部98において、軸線CLに対して垂直な方向で互いの歯部が重なる範囲に対応する。従って、樋100の軸線CL方向の先端からオイルが滴下されると、オイルが、噛合部98においてカウンタドリブンギヤ62およびリダクションギヤ68の互いに噛み合う歯部の歯面に到達することとなる。
また、樋100において、第1リブ104の下端と第2リブ106の下端とが連結される部位の鉛直方向で下方に位置する下面には、鉛直方向で上方に凹む凹部112が形成されている。凹部112は、軸線CL方向で樋100の先端近傍に形成されている。樋100を構成する第1リブ104および第2リブ106は、鋳造によって形成されるが、鋳造の性質上、第1リブ104および第2リブ106が壁面110に対して垂直に形成されることはなく、リブの先端に向かうほど厚みが薄くなる方向の勾配が形成されている。従って、樋100を流れるオイルが樋100の先端まで移動しても、オイルが樋100の先端から滴下されず、オイルが樋100の下面を伝ってケース12の下方に移動する虞がある。これに対して、樋100の鉛直方向で下方に位置する下面に凹部112が形成されることで、樋100の先端に移動したオイルが樋100の下面から遊離され、オイルが樋100の先端から滴下されることとなる。なお、凹部112は、例えばエンドミルで樋100の下面を切削することで形成される。
上記のように構成される樋100の作動について説明する。図2に示すように、車両前進走行中は、各ギヤによってオイルが矢印で示す方向に掻き上げられることで、樋100を構成する第1リブ104の上端とリブ108との間に形成される開口から、樋100とリブ108との間に形成される隙間114内にオイルが流入する。隙間114に流入したオイルは、第1リブ104によって案内され、第2リブ106側に向かって移動する。ここで、第2リブ106の上端とリブ108との間が閉じられているため、オイルが隙間114を通り抜けることはなく、オイルが第2リブ106に衝突する。このとき、オイルの流速が低下させられ、オイルの流れの方向が軸線CL方向に変更される。従って、オイルが樋100に導かれて樋100の先端側に移動する。
ここで、樋100の先端、言い換えれば樋100の受け入れたオイルを滴下する一端が、噛合部98よりも鉛直方向で上方の空間であって、第3軸線CL3を含んで形成される鉛直面S1と第2軸線CL2を含んで構成される鉛直面S2との間に配置されている。さらに、樋100の先端が、図1に示すように、軸線CL方向で噛合部98が内在する範囲L内に位置するように配置されている。従って、樋100の先端からオイルが滴下されると、そのオイルが、噛合部98において、カウンタドリブンギヤ62またはリダクションギヤ68の噛み合う直前の歯面に滴下される。その結果、歯面の温度がオイルによって下げられることで、歯面の温度上昇によるピッチング等の歯面損傷が抑制される。このように、掻き上げられたオイルが樋100に案内されて噛合部98に滴下されることで、噛合部98へのオイルの供給量が確保される。
また、樋100の先端近傍の下面に凹部112が形成されることで、樋100の先端が鉛直下方側に突き出す凸状に形成されるため、樋100の先端に移動したオイルが凸に形成された部位から滴下されることとなる。すなわち、樋100の下面に凹部112が形成されることで、オイルの樋100の下面を伝う流れが遮断され、オイルが樋100の先端から滴下される。また、樋100の先端から滴下したオイルは、図2の白抜きの矢印で示す方向に移動し、カウンタドリブンギヤ62またはリダクションギヤ68の噛み合う直前の歯面の位置に到達することで、歯面の温度上昇が低減される。
一方、車両後進走行時は、各ギヤが車両前進走行時とは逆方向に回転するため、オイルの流れが、図2の矢印で示す方向とは略反対の流れとなる。具体的には、樋100の周囲では、第3軸線CL3を中心にして時計回りにオイルが飛散する。この場合には、第1リブ104の上端とリブ108との間の開口は、オイルの流れと向かい合う位置とはならないため、開口からオイルが流入しにくくなる。また、第2リブ106の上端とリブ108との間は閉じられているため、この間からもオイルは流入しない。従って、車両後進走行時は、樋100にオイルが流入しにくくなる。よって、車両後進走行時は、樋100を経由して噛合部98に滴下されるオイルの量が減少する。車両後進走行時は、車両前進走行時に比べて潤滑に必要なオイルの量が少なくて済み、オイルの供給量が多くなると、却ってオイルによる攪拌抵抗が増加してしまう。これに対して、車両後進走行時は、樋100を経由して噛合部98に滴下されるオイルの量が減少するため、噛合部98における攪拌抵抗の増加が抑制される。
上述のように、本実施例によれば、車両前進走行中においてケース12内で掻き上げられたオイルが第2リブ106に衝突することで樋100に導かれ、オイルが、樋100を経由してカウンタドリブンギヤ62またはリダクションギヤ68の噛合直前の歯面に滴下されることになるため、歯面へのオイル供給量を確保することができる。結果として、歯面の温度上昇を抑制することができ、歯面の温度上昇による損傷を抑制することができる。
また、本実施例によれば、樋100が、掻き上げられたオイルが衝突することでオイルを樋100に導く第2リブ106と、掻き上げられたオイルを第2リブ106に案内する第1リブ104とから構成されているため、掻き上げられたオイルが第1リブ104によって案内されて第2リブ106に衝突する。
また、第1リブ104の鉛直方向の下端と第2リブ106の鉛直方向の下端とが互いに連結されることで、第2リブ106に衝突したオイルを受け入れる樋形状が形成され、オイルを樋100に沿って流すことができる。
また、第2リブ106の軸線CL方向の長さL2が、第1リブ104の軸線CL方向の長さL1よりも長いことから、掻き上げられたオイルを第2リブ106に効率良く衝突させて樋100に導くことができる。
また、樋100の鉛直方向で下方に位置する下面には、上方に凹む凹部112が形成されているため、オイルが、凹部112によって樋100の下面から遊離され、樋100の先端に移動したオイルを、樋100の先端から滴下させることができる。
また、樋100とリブ108との間に、車両前進走行中において掻き上げられたオイルが流入する隙間114が形成され、第2リブ106の鉛直方向の上端とリブ108とが繋がっているため、樋100とリブ108との間の隙間114に流入したオイルは、第2リブ106の上端とリブ108との間から流出することなく第2リブ106に衝突し、樋100の先端に移動することとなる。従って、掻き上げられたオイルを、効率良く樋100に導くことができる。一方、車両後進走行中は、オイルの流れが車両前進走行中と逆になるが、第2リブ106の上端とリブ108とが繋がっているため、オイルが第2リブの上端とリブ108との間から隙間114に流入することが阻止される。従って、車両後進走行中は、オイルが樋100を経由して噛合部98に過剰に供給されることによる攪拌抵抗の増加を低減することできる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、動力伝達装置10は、第1軸線CL1~第4軸線CL4の4軸からなるFF形式の動力伝達装置であったが、本発明は、必ずしもこれに限定されない。本発明は、ケース内において、互いに噛み合う第1ギヤと第2ギヤとを備える動力伝達装置であれば適宜適用され得る。
また、前述の実施例では、カウンタドリブンギヤ62とリダクションギヤ68との噛合部98にオイルが樋100を介して供給されるように構成されていたが、本発明は必ずしもこれに限定されない。本発明は、歯面の損傷が問題となる噛合部であれば適宜適用され得る。
また、前述の実施例では、樋100の鉛直上方にリブ108が形成され、この樋100とリブ108との間に隙間114が形成されるものであったが、必ずしもリブ108に限定されない。例えば、第1ケース部材12aの壁面と樋100との間に隙間114が形成されるなど、本発明は、樋100に向かい合うように壁が形成される限りにおいて適宜変更され得る。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:車両用動力伝達装置
12:ケース
62:カウンタドリブンギヤ(第2ギヤ)
68:リダクションギヤ(第1ギヤ)
98:噛合部
100:樋
102:潤滑機構
104:第1リブ(案内リブ)
106:第2リブ(リブ)
108:リブ(樋に向かい合うように形成された壁)
112:凹部
114:隙間
CL2:第2軸線(第2軸線)
CL3:第3軸線(第1軸線)

Claims (3)

  1. 第1軸線を中心にして回転する第1ギヤと、前記第1ギヤに噛み合い、前記第1軸線に対して平行な第2軸線を中心にして回転する第2ギヤとを、ケース内に収容した車両用動力伝達装置の、潤滑機構であって、
    前記ケースの内部には、該ケースの内壁から前記第1軸線の方向に伸び、車両前進走行中において掻き上げられたオイルを受け入れる樋が形成され、
    前記樋は、車両前進走行中において掻き上げられたオイルが衝突することでオイルの流れの方向を変更し、オイルを前記樋に導くリブを有し、
    前記樋は、受け入れたオイルを滴下する一端が、前記第1軸線を含む鉛直面と前記第2軸線を含む鉛直面との間における前記第1ギヤと前記第2ギヤとの噛合部よりも上方の空間であり、且つ、前記第1軸線および前記第2軸線の軸線方向において、前記噛合部が内在する範囲内に位置するように配置されており、
    前記樋は、前記リブと、掻き上げられたオイルを前記リブに案内する案内リブとから構成され、
    前記リブの鉛直方向の下端と前記案内リブの鉛直方向の下端とが互いに連結され、
    前記リブの前記第1軸線および前記第2軸線の軸線方向の長さは、前記案内リブの前記軸線方向の長さよりも長い
    ことを特徴とする車両用動力伝達装置の潤滑機構。
  2. 前記樋の鉛直方向で下方に位置する下面には、鉛直方向で上方に凹む凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項の車両用動力伝達装置の潤滑機構。
  3. 前記樋の鉛直上方には、前記樋に向かい合うように形成された壁が形成され、
    前記樋と前記壁との間に、車両前進走行中において掻き上げられたオイルが流入する隙間が形成され、
    前記リブの鉛直方向の上端が、前記壁と繋がっている
    ことを特徴とする請求項1または2の車両用動力伝達装置の潤滑機構。
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