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JP6923791B2 - 位置特定プログラム、位置特定装置、及び位置特定方法 - Google Patents

位置特定プログラム、位置特定装置、及び位置特定方法 Download PDF

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JP6923791B2 JP2017140036A JP2017140036A JP6923791B2 JP 6923791 B2 JP6923791 B2 JP 6923791B2 JP 2017140036 A JP2017140036 A JP 2017140036A JP 2017140036 A JP2017140036 A JP 2017140036A JP 6923791 B2 JP6923791 B2 JP 6923791B2
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Description

本発明は、位置特定プログラム、位置特定装置、及び位置特定方法に関する。
会社の事業所や工場、ショッピングセンター等の商業施設、物流センター等の物流拠点、などを設置あるいは建設する場所の選定については、施設の役割、生産性、需要条件、輸送条件などを考慮に入れながら細心の配慮が必要となる。
近年では、施設を設置する場所を選定するための処理をコンピュータに実行させる方法について様々な提案がされている。例えば、複数の従業員が勤務する会社において、事業所を移転又は新設する場合に、会社にとって適切な最寄り駅候補を提示する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−95706号公報
特に近年では、電子商取引の発展などにより物流量が増加しており、物流センターのような物流関連施設の重要性が高まっている。例えば、マルチテナント型の物流センターを建設する立地を検討する場合やテナントを誘致する場合には、トラックなどの移動体が、所定の時間長で物流センターまで到達できる位置あるいは物流センターから到達できる位置を把握しておくことは重要である。
しかしながら、施設まで移動体が所定の時間長で到達できる位置、あるいは施設から移動体が所定の時間長で到達できる位置を道路の法定速度や距離から算出しても、時間帯などで交通量が変化することを考慮に入れていない。このため、算出した結果の精度が低い場合がある。
一つの側面では、移動体が所定の時間長で、指定位置から到達できる位置あるいは指定位置まで到達できる位置を精度よく特定できる位置特定プログラム、位置特定装置、及び位置特定方法を提供することを目的とする。
一つの実施態様では、位置特定プログラムは、指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、移動体の移動履歴データ群に基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面では、移動体が所定の時間長で、指定位置から到達できる位置あるいは指定位置まで到達できる位置を精度よく特定できる位置特定プログラム、位置特定装置、及び位置特定方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る位置特定装置を含むシステムの構成を示す図である。 図2は、位置特定装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、位置特定装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、走行履歴データのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、道路地図データのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、道路地図データのデータ構成の一例を示す図である。 図7は、位置特定装置における画面の一例を示す説明図である。 図8は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図9は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図10は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図11は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図12は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図13は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図14は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図15は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図16は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図17は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図18は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図19は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図20は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図21は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図22は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図23は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図24は、位置特定装置における画面の他の一例を示す説明図である。 図25は、端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図26は、端末装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図27は、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長全前後の到達可能位置を表示した一例を示す説明図である。 図28は、位置特定装置が指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、受け付けたそれぞれの指定時間長後の到達可能位置を表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図29は、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長全前後の到達可能位置を表示した一例を示す説明図である。 図30は、位置特定装置が指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長後までに移動できる最も遠い位置を特定する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図31は、位置特定装置が最遠位置DBに保存した各角度別領域における最も遠い位置を画面上に表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図32は、位置特定装置が指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、受け付けたそれぞれの指定時間長後の到達可能位置を表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の位置特定装置は、移動データ群に基づき、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、移動体の位置を特定することにより、指定位置に対する移動可能な位置を精度よく特定できる。
具体的には、まず、位置特定装置は、指定位置及び指定時間長の情報を受け付ける。
ここで、指定位置とは、ユーザが指定する調査したい位置であり、例えば、物流センターを建設する立地を検討したい場合には、その候補地などが挙げられる。
指定位置は、例えば、ユーザからポインティングデバイスやタッチパネルなどにより地図上で受け付けることもでき、住所をキーボードなどにより受け付けることもできる。また、指定位置として住所をユーザから受け付けた場合は、例えば、住所の範囲の中心点を求めて指定位置とするようにしてもよい。位置特定装置は、ユーザから受け付けた指定位置を、例えば、受け付けた指定位置から最寄りの移動区間、移動区間の区切り位置などに変換する。
移動区間としては、例えば、道路であればデジタル道路地図等で用いられているような、交差点や分岐点等を示すノード間のリンクなどが挙げられる。このほかには、移動区間としては、例えば、キロポストや所定の長さ毎に区分けした道路区間などが挙げられる。
移動区間の区切り位置としては、例えば、ノード、キロポストなどが挙げられる。
指定時間長とは、ユーザが指定する移動時間の長さであり、例えば、物流センターを建設する立地を検討したい場合には、ユーザが調査したい指定位置まで到達できる時間、あるいは指定位置から到達できる時間などが挙げられる。
指定時間長としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、30分間、45分間、60分間などが挙げられる。
移動体としては、移動可能なものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。移動体としては、例えば、自動車や自転車等の車両、商船や漁船等の船舶、有人航空機や無人航空機等の航空機、人や動物等の生物、水や土砂等の流体などが挙げられる。また、自動車としては、例えば、乗用車、商用車などが挙げられる。
情報を受け付ける方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネルなどを用いてユーザから入力を受け付ける方法などが挙げられる。
次に、位置特定装置は、移動体の移動履歴データ群に基づき、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、移動体の位置を特定する。
ここで、移動履歴データ群は、複数の移動履歴データを意味する。
移動履歴データとしては、移動体に関する情報であれば特に制限はなく、例えば、移動体の位置、速度、加速度、量等を計測した時刻等の情報を含む。また、移動履歴データは、例えば、移動体が車両であれば、乗用車等に搭載されるカーナビゲーションシステム、商用車等に搭載されるデジタルタコグラフなどを用いて取得する。取得した移動履歴データは、例えば、データベースなどに格納される。移動履歴データは、例えば、所定の時間間隔で取得される。所定の時間間隔としては、例えば、1秒間隔、5秒間隔、10秒間隔などが挙げられる。
移動体が指定位置に存在した時刻とは、移動履歴データに基づいていれば特に制限はなく、例えば、移動履歴データを1秒間隔で取得した場合には、移動履歴データを取得した位置が指定位置と距離が近いほうの移動履歴データの時刻としてもよい。
移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過後とは、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長まで経過する間の時間を意味する。
移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過前とは、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長まで遡った間の時間を意味する。
移動体の位置とは、移動履歴データに含まれるデータにより特定できればよく、例えば、以下で説明するように、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長後及び指定時間長前の少なくともいずれかにおける位置、指定位置から最も遠い位置などが挙げられる。なお、最も遠い位置は、以下において「最遠位置」と称することがある。
特定する処理としては、取得した結果やその結果から算出した結果を昇順や降順などで並び替えて順位や範囲などで割り出す処理であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
これにより、位置特定装置は、所定の時間長において、指定位置まで到達できる位置あるいは指定位置から到達できる位置を精度よく特定できる。
また、位置特定装置は、移動履歴データ群から、移動体が指定位置を通過した移動履歴データを抽出する。次に、位置特定装置は、抽出した移動履歴データに基づき、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長後及び指定時間長前の少なくともいずれかにおける、移動体の位置を特定することができる。
ここで、移動体が指定位置を通過した移動履歴データとは、所定の時間間隔で順次取得した移動履歴データの一点一点を順に結んだ線の線上あるいは近傍に指定位置が存在する移動履歴データを意味する。移動体が指定位置を通過したか否かを判定する方法としては、例えば、所定の時間間隔で順次取得した移動履歴データの一点一点を順に結んだ線から指定位置までの距離により判定する方法などが挙げられる。
抽出する処理としては、データの母集団から所定の条件に合致したデータを抜き出す処理、又は抜き出して加工する処理であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長後とは、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の時間が経過した後の時刻を意味する。
移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長前とは、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の時間を遡った前の時刻を意味する。
これにより、位置特定装置は、指定時間長で指定位置まで移動した位置、あるいは指定時間長で指定位置から移動した位置をユーザに提示することが可能になる。
また、位置特定装置は、移動履歴データ群から、移動体が指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、抽出した移動履歴データに基づき、指定位置から最も遠い位置を特定する。
ここで、指定位置から最も遠い位置とは、指定位置から直線距離で最も遠い位置を意味する。
これにより、位置特定装置は、指定時間長で指定位置まで移動できる到達可能位置、あるいは指定時間長で指定位置から移動できる到達可能位置をユーザに提示することが可能になる。
また、位置特定装置は、特定した最も遠い位置のうち、指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲のそれぞれで指定位置から最も遠い位置を更に特定する。
ここで、指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲とは、例えば、所定角度を1°とする場合には、指定位置を中心に1°ごとに区切られた範囲となる。この場合には360個の範囲が存在することになる。
これにより、位置特定装置は、指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲で最も遠い位置を線でつなぐことができるため、指定時間長で指定位置から到達可能な範囲あるいは指定時間長で指定位置まで到達可能な範囲をユーザに提示することが可能になる。
また、位置特定装置は、移動履歴データ群に基づき、移動体が移動する移動経路を区切った移動区間ごとの平均旅行時間を算出することによっても、指定位置から最も遠い位置を特定することができる。
ここで、移動経路としては、例えば、走行経路(以下、「ルート」と称することもある)、航路、航空路などが挙げられる。移動経路は、例えば、移動区間などにより形成されている。
平均旅行時間とは、移動区間の一端から他端までを移動体が移動するのにかかった平均の時間を意味する。平均旅行時間は、例えば、位置及び時間の情報を含む移動履歴データに基づいて算出することができる。
具体的には、位置特定装置は、指定位置から隣接する移動区間に移動する度に、移動した移動区間の平均旅行時間を順次加算して移動時間とし、移動時間が指定時間長内になるすべての移動経路において指定位置から最も遠い位置を特定する。
ここで、指定位置から隣接する移動区間とは、例えば、指定位置が移動区間や移動区間の区切り位置に変換された場合には、その移動区間などと隣接する移動区間を意味する。
移動時間が指定時間長内になるすべての移動経路とは、平均旅行時間を足し合わせた移動時間が指定時間長になるまでの網羅的な移動経路を意味する。
これにより、位置特定装置は、移動区間の平均旅行時間によっても、指定時間長で指定位置まで移動できる到達可能位置、あるいは指定時間長で指定位置から移動できる到達可能位置を特定し、ユーザに提示することが可能になる。
また、位置特定装置は、特定した位置を地図上に表示する。
ここで、地図としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
特定した位置を地図上に表示するとは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ディスプレイの画面に表示した地図上に特定した位置を表示してもよく、プロジェクターにより壁などに表示した地図上に特定した位置を表示してもよい。
これにより、位置特定装置は、特定した位置を視覚的にユーザに提示することができる。
また、位置特定装置は、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過前後に応じて、特定した位置を地図上で表示する。
これにより、位置特定装置は、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過前後に分け、特定した位置を視覚的にユーザに提示することができるため、経過前後で比較することが可能となる。
また、位置特定装置は、ポインティングデバイスにより地図上で指定位置を受け付ける。
これにより、位置特定装置は、ユーザが視覚的及び感覚的に指定位置を入力しやすくなり、操作性を向上させることができる。
また、位置特定装置は、抽出した移動履歴データの数が所定の数以下の場合には、受け付けた指定位置を含む所定の大きさの範囲に拡大する。
これにより、位置特定装置は、移動履歴データの数を所定の数より大きくすることができ、十分な走行履歴データの数を確保し、確度の高い移動体の位置を提示することができる。
位置特定装置が行う各種処理は、位置特定装置を構成する制御部を有するコンピュータにより実行される。
コンピュータとしては、記憶、演算、制御などの装置を備えた機器であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、パーソナルコンピュータなどが挙げられる。
以下、本発明の一実施例を説明するが、本発明は、この実施例に何ら限定されるものではない。
以下では、移動体としての車両を用いて説明する。このため、移動体を車両と、移動履歴データを走行履歴データと、適宜読み替えて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る位置特定装置100を含むシステム10の構成を示すブロック図である。
システム10は、ユーザが指定した指定時間長において、指定位置から到達できる位置あるいは指定位置まで到達できる位置を精度よく特定できるものである。
ここで、ユーザとしては、例えば、不動産業者、物流センター提供者、配送業者などが挙げられる。
図1に示すように、システム10は、本発明の位置特定装置100と、車両A、B、C、・・・にそれぞれ搭載されている端末装置200a、200b、200c、・・・を有し、ネットワーク300を介してそれぞれ通信可能に接続されている。
位置特定装置100は、車両A、B、C、・・・にそれぞれ搭載されている端末装置200a、200b、200c、・・・から、走行履歴データをそれぞれ取得して格納する。
なお、端末装置200a、200b、200c、・・・は、装置の構成についてそれぞれ同様であることから、以下では「端末装置200」と称してまとめて説明する。
また、端末装置200は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、デジタルタコグラフや、カーナビゲーションシステムの車載装置などが挙げられる。
(位置特定装置)
<位置特定装置のハードウェア構成>
図2は、位置特定装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、位置特定装置100は以下の各部を有する。各部は、バス107を介してそれぞれ接続されている。
CPU(Central Processing Unit)101は、種々の制御や演算を行なう処理装置である。CPU101は、主記憶装置102などが記憶するOS(Operating System)やプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。すなわち、CPU101は、本実施例では、位置特定プログラムを実行することにより、後述する制御部140として機能する。
位置特定プログラムは、必ずしも最初から主記憶装置102、補助記憶装置103などに記憶されていなくともよい。また、インターネットなどを介して位置特定装置100に接続される他の情報処理装置などに位置特定プログラムを記憶させ、位置特定装置100がこれらから位置特定プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
また、CPU101は、位置特定装置100全体の動作を制御する。なお、本実施例では、位置特定装置100全体の動作を制御する装置をCPU101としたが、これに限ることなく、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)などとしてもよい。
主記憶装置102は、各種プログラムを記憶し、各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。
主記憶装置102は、図示しない、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を有する。
ROMは、BIOS(Basic Input/Output System)等の各種プログラムなどを記憶している。
RAMは、ROMに記憶された各種プログラムがCPU101により実行される際に展開される作業範囲として機能する。RAMとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。RAMとしては、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)などが挙げられる。
補助記憶装置103としては、各種情報を記憶できれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブなどが挙げられる。また、補助記憶装置103は、CD(Compact Disc)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)ドライブなどの可搬記憶装置としてもよい。
通信インターフェイス104は、特に制限はなく、適宜公知のものを用いることができ、例えば、無線又は有線を用いた通信デバイスなどが挙げられる。
入力装置105は、位置特定装置100に対する各種要求を受け付けることができれば特に制限はなく、適宜公知のものを用いることができ、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
出力装置106は、特に制限はなく、適宜公知のものを用いることができ、例えば、ディスプレイ、スピーカーなどが挙げられる。ディスプレイとしては、特に制限はなく、適宜公知のものを用いることができ、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどが挙げられる。
なお、位置特定装置100は、ネットワーク上のコンピュータ群であるクラウドの一部であってもよい。
<位置特定装置の機能構成>
図3は、位置特定装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、位置特定装置100は、通信部110と、記憶部120と、入力部130と、制御部140と、を有する。
通信部110は、制御部140の指示に基づき、通信インターフェイス104を用いて走行履歴データを各端末装置200から受信する。
記憶部120は、補助記憶装置103に、走行履歴データベース121と、道路地図データベース122と、車両位置データベース123と、最遠位置データベース124と、を有する。以下、「データベース」を「DB」と称することもある。
走行履歴DB121は、通信部110が受信した走行履歴データを走行履歴データ群として記憶する。
図4は、走行履歴データのデータ構成の一例を示す図である。
図4に示すように、走行履歴データは、本実施例では「車両ID」、「トリップID」、「取得日時」、「位置情報(経度、緯度)」、「速度」、「出発日時」、「出発地(経度、緯度)」、「到着日時」、「目的地(経度、緯度)」のデータ項目を含む。
「車両ID」は、本実施例では、端末装置200が搭載されている当該車両を識別するための識別子であり、予め設定される。
「トリップID」は、本実施例では、目的をもってある出発地からある到着地へ移動する単位であるトリップを識別するための識別子である。
「取得日時」及び「位置情報(経度、緯度)」は、本実施例では、端末装置200に搭載されているGPS(Global Positioning System)ユニットにより取得される。
「速度」は、本実施例では、GPSユニットと同期させ、端末装置200が有する速度センサを用いて車両の車軸から計測した結果である。
「出発日時」及び「出発地(経度、緯度)」は、本実施例では、当該トリップの出発日時及び出発地の経度緯度である。
「到着日時」及び「目的地(経度、緯度)」は、本実施例では、当該トリップの到着日時及び目的地の経度緯度である。
図5及び図6は、道路地図データのデータ構成の一例を示す図である。道路地図データは、本実施例では、ノード及びリンクにより形成されている。
図5に示すように、道路地図データにおける交差点や分岐点等を示すノードのデータは、本実施例では、「ノード番号」、「ノード位置(緯度、経度)」のデータ項目を含む。
「ノード番号」は、本実施例では、ノードを識別するための番号である。
「ノード位置(緯度、経度)」は、本実施例では、ノードの位置を示す緯度経度である。
図6に示すように、道路地図データにおける道路区間としてのリンクのデータは、本実施例では、「リンク番号」、「リンク位置」、「リンク距離」のデータ項目を含む。
「リンク番号」は、本実施例では、リンクを識別するための番号である。
「リンク位置」は、本実施例では、リンクの両端の位置を示す。本実施例では、リンクの両端の位置は、リンクの両端のノードの位置(緯度、経度)として示す。また、リンクの形状が直線ではない場合には、リンクの両端のノードの位置のほかに、変曲点としての補完点の位置(緯度、経度)を示す。なお、本実施例では、図6に示すように、1つの補完点を記載するようにしたが、複数の補完点を記載するようにしてもよい。
「リンク距離」は、本実施例では、リンクの一端から他端までの距離を示す。
車両位置データベース123及び最遠位置データベース124に格納するデータは、走行履歴データから抽出したものであるため、そのデータ構成についての説明を省略する。
図3に戻り、入力部130は、ユーザから、指定位置及び指定時間長の情報を受け付けるほか、位置特定装置100に対する各種指示を受け付ける。
入力する各種指示としては、走行履歴データを抽出する際の抽出条件を含めることができる。抽出条件としては、車両の種類や時間的要素を挙げることができる。車両の種類としては、例えば、商用車、一般車、或いは、大型車、中型車、普通車などが挙げられる。時間的要素としては、例えば、年月日、曜日、及び時間帯の少なくともいずれかに対応した情報、或いは、直近の所定の時間範囲などが挙げられる。
<<制御部>>
制御部140は、抽出部141と、特定部142と、算出部143と、を有する。
抽出部141は、走行履歴データ群から、車両が指定位置を通過した走行履歴データを抽出する。
特定部142は、車両の走行履歴データ群に基づき、車両が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、車両の位置を特定する。
具体的には、特定部142は、抽出部141が抽出した、車両が指定位置を通過した走行履歴データに基づき、車両が指定位置に存在した時刻から指定時間長後及び指定時間長前の少なくともいずれかにおける、車両の位置を特定する。
あるいは、特定部142は、車両が指定位置を通過した走行履歴データに基づき、指定位置から最も遠い位置を特定する。更に、特定部142は、特定した最も遠い位置のうち、指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲のそれぞれで指定位置から最も遠い位置を更に特定する。
また、特定部142は、算出部143が算出する移動区間ごとの平均旅行時間によっても、指定位置から最も遠い位置を特定することができる。
次に、算出部143が行う処理について、具体的に説明する。
算出部143は、走行履歴データ群に基づき、車両が移動する移動経路を区切った移動区間ごとの平均旅行時間を算出する。そして、算出部143は、指定位置から隣接する移動区間に移動する度に、移動した移動区間の平均旅行時間を順次加算して移動時間とする。
指定位置から最も遠い位置を特定するために、特定部142は、算出部143が算出した移動時間が指定時間長内になるすべての移動経路において指定位置から最も遠い位置を特定する。
次に、本実施例で用いる画面ユーザインターフェイスについて説明する。
図7〜図24は、位置特定装置100における画面500の一例を示す説明図である。
図7に示すように、画面500には、地図表示領域501と、登録名入力欄502と、指定位置表示欄503と、指定時間長選択欄504と、抽出対象指定欄505と、データ種別指定欄506と、枠線表示指定欄507と、が設けられている。また、画面500には、曜日指定欄508aと、時間帯指定欄508bと、実行ボタン509と、履歴表示ボタン512と、が更に設けられている。
地図表示領域501は、道路地図及び検索条件により抽出された到達可能位置を表示する領域である。地図表示領域501には、表示された道路地図を拡大縮小させる拡大縮小表示ボタンが設けられている。
位置特定装置100は、ユーザが地図表示領域501をドラッグ操作すると、地図表示領域501に表示する道路地図の範囲を適宜変更する。また、位置特定装置100は、ユーザが地図表示領域501をクリックすると、指定位置を受け付ける。
なお、図7では、道路地図を簡略化して示しているが、位置特定装置100は、例えば、道路周辺施設、信号などの情報を目的に応じて適宜表示してもよい。
登録名入力欄502は、ユーザが登録名を「調査1」に入力する欄である。ユーザが登録名を入力することにより、位置特定装置100が履歴の登録名を表示できるようになるため、ユーザが過去の検索条件を呼び出すことが容易になる。
なお、図7では、ユーザが登録名を「調査1」と入力した例を示す。
指定位置表示欄503は、ユーザが地図表示領域501をクリックした指定位置の住所、緯度経度、名称などを表示する欄である。なお、指定位置表示欄503には、ユーザが指定位置の住所、緯度経度、名称などをキーボードなどで入力するようにしてもよい。
指定時間長選択欄504は、地図表示領域501に表示させる指定時間長種別の走行履歴データを指定する欄である。指定時間長選択欄504には、指定時間長を選択するチェックボックスが設けられている。選択できる指定時間長としては、本実施例では、30分間、45分間、60分間とする。
抽出対象指定欄505は、指定時間長前後における車両位置、及び指定時間長内における最も遠い位置のいずれかを表示するか、ユーザが指定する欄である。指定時間長前後における車両位置は、指定時間長選択欄504で指定した指定時間長前後に存在した車両の位置、又は指定時間長前後に存在し得る車両の到達可能位置である(図11〜図16参照)。また、指定時間長内における最も遠い位置は、指定時間長選択欄504で指定した指定時間長内で指定位置からの直線距離が最も長くなる車両の到達可能位置である(図17〜図20参照)。
データ種別指定欄506は、車両の走行実績、及び各リンクの平均旅行時間のいずれかに基づいて得た結果を表示するか、ユーザが指定する欄である。
枠線表示指定欄507は、指定時間長選択欄504で指定した各表示時間における到達可能位置の点を結ぶ線により到達可能領域を表示するか否かについてユーザが指定する欄である。
曜日指定欄508aは、いずれの曜日の走行履歴データに基づいて抽出する、あるいは曜日に基づいては結果を表示しないことをユーザが指定する欄である。
時間帯指定欄508bは、いずれの時間帯の走行履歴データに基づいて抽出する、あるいは時間帯に基づいては結果を表示しないことをユーザが指定する欄である。
位置特定装置100は、曜日や時間帯に限定した走行実績である走行履歴データを用いて車両の位置を特定することにより、指定位置に対する移動可能な位置を精度よく特定できる。
実行ボタン509がユーザにより押下されると、位置特定装置100が上記の欄等で設定した条件で、車両の位置を特定する処理を実行する。
履歴表示ボタン512がユーザにより押下されると、ユーザが過去に指定した指定位置の位置情報(住所や緯度経度)の履歴を位置特定装置100が表示する。
図8は、図7において、マウスポインタPで地図表示領域501をクリックすることにより指定位置pを指定した画面の一例を示す図である。
図8に示すように、マウスポインタPで指定位置pが指定されると、位置特定装置100は、指定位置pの住所及び座標を、道路地図DB122が保存する道路地図データに基づいて指定位置表示欄503に表示する。また、位置特定装置100は、図9又は図10に示すように指定した指定位置pの住所及び経度緯度のデータの履歴を記憶部120に蓄積し、ユーザが履歴表示ボタン512をクリックした際に住所及び座標のデータの履歴を表示する。
図11は、図8において指定時間長を「30分間」、抽出対象を「指定時間長前後の車両位置」、データ種別を「車両の走行実績」に指定して抽出処理を行った結果の画面の一例を示す図である。図11に示すように、地図表示領域501には、指定位置pから「30分間」の指定時間長で到達可能である位置を白丸印で、指定位置pに「30分間」の指定時間長で到達可能である位置を白三角印で表示している。
図12は、図11において指定時間長を「30分間」及び「45分間」に指定して抽出処理を行った結果の画面の一例を示す図である。図12に示すように、指定位置pから「45分間」の指定時間長で到達可能である位置を斜線丸印で、指定位置pに「45分間」の指定時間長で到達可能である位置を斜線三角印で表示している。
図13は、図12において指定時間長を「30分間」、「45分間」、及び「60分間」に指定して抽出処理を行った結果の画面の一例を示す図である。図13に示すように、指定位置pから「60分間」の指定時間長で到達可能である位置を黒丸印で、指定位置pに「60分間」の指定時間長で到達可能である位置を黒三角印で表示している。
図13に示すように、「抽出対象」を「指定時間長前後の車両の位置」に、「データ種別」を「車両の走行実績」に指定して走行履歴データを抽出することにより、位置特定装置100は、指定時間長における走行履歴を取得した車両の出発地及び目的地の傾向を抽出することができる。
図14〜図16は、図11〜図13においてデータ種別をそれぞれ「車両の走行実績」から「各リンクの平均旅行時間」に変更して抽出処理を行った結果の画面の一例を示す図である。
図14〜図16に示すように、データ種別を「各リンクの平均旅行時間」に指定することにより、位置特定装置100は、走行時間が指定時間長になるまで平均旅行時間を足し合わせた網羅的な走行経路を算出し、到達可能位置を特定することができる。
図17〜図19は、図11〜図13において抽出対象をそれぞれ「指定時間長前後の車両位置」から「指定時間長内の最も遠い位置」に変更して抽出処理を行った結果の画面の一例を示す図である。
図17〜図19に示すように、抽出対象を「指定時間長内の最も遠い位置」に指定することにより、位置特定装置100は、指定時間長において、指定位置pまで到達できる位置あるいは指定位置pまで到達できる位置を精度良く特定することができる。
なお、図24は、図19においてデータ種別を「各リンクの平均旅行時間」に変更して抽出処理を行った結果の画面の一例を示す図である。図24に示すように、抽出対象を「指定時間長内の最も遠い位置」とし、データ種別に「各リンクの平均旅行時間」を指定して到達可能位置を抽出する処理を行ってもよい。
図20は、図19において、更に枠線表示を指定して処理を行った結果の画面の一例を示す図である。図20に示すように、ユーザが枠線表示を指定することにより、位置特定装置100は、指定時間長ごとに指定位置pから最も遠い位置を視覚的に認識し易くすることができる。
図21〜図22は、曜日指定欄508a及び時間帯指定欄508bを指定して処理を行った結果の画面の一例を示す図である。図21では曜日を、図22では時間帯を、ユーザがそれぞれ指定している一例を示す図である。その結果、図23に示すように、ユーザがデータ範囲を指定することにより、位置特定装置100が、車両が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過前後に分け、特定した位置を視覚的にユーザに提示するため、経過前後で比較することができる。
次に、図1に戻り、位置特定装置100にネットワーク300を介して接続されている端末装置200について説明する。端末装置200のハードウェア構成及び機能構成について、以下説明する。
(端末装置)
端末装置200は、走行時の車両の位置及び取得時間等の走行データを取得し、ネットワーク300を介して、位置特定装置100に送信する。また、端末装置200は、位置特定装置100で抽出した走行経路の情報を受信し提示してもよい。
<端末装置のハードウェア構成>
図25は、端末装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図25に示すように、端末装置200は、以下の各部を有する。各部は、バス207を介してそれぞれ接続されている。
CPU201は、種々の制御や演算を行う処理装置である。CPU201は、主記憶装置202などが記憶するOSやプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。即ち、CPU201は、端末装置の各種プログラムを実行することにより端末装置の制御部240として機能する。
端末装置の各種プログラムは、必ずしも最初から主記憶装置202、補助記憶装置203などに記憶されていなくともよい。また、インターネットなどを介して、端末装置200に接続される他の情報処理装置などに端末装置の各種プログラムを記憶させ、端末装置200がこれらから端末装置の各種プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
また、CPU201は、端末装置200全体の動作を制御する。なお、本実施例では、端末装置200全体の動作を制御する装置をCPU201としたが、これに限ることなく、例えば、FPGAなどとしてもよい。
主記憶装置202は、各種プログラムを記憶し、各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。
主記憶装置202は、図示しない、ROMと、RAMと、を有する。
ROMは、BIOS等の各種プログラムなどを記憶している。
RAMは、ROMに記憶された各種プログラムがCPU201により実行される際に展開される作業範囲として機能する。RAMとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。RAMとしては、例えば、DRAM、SRAMなどが挙げられる。
補助記憶装置203としては、各種情報を記憶できれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブなどが挙げられる。また、補助記憶装置203は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブなどの可搬記憶装置としてもよい。
通信インターフェイス204は、特に制限はなく、適宜公知のものを用いることができ、例えば、無線又は有線を用いた通信デバイスなどが挙げられる。
入力装置205は、端末装置200に対する各種要求を受け付けることができれば、特に制限はなく、適宜公知のものを用いることができ、例えば、タッチパネルなどが挙げられる。
出力装置206は、ディスプレイやスピーカーなどを用いることができる。ディスプレイとしては、特に制限はなく、適宜公知のものを用いることができ、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイが挙げられる。
<端末装置の機能構成>
図26は、端末装置200の機能構成の一例を示すブロック図である。
図26に示すように、端末装置200は、通信部220と、記憶部230と、制御部240と、取得部250と、出力部260と、を有する。
通信部220は、制御部240の指示に基づき、通信インターフェイス204を用いて、走行履歴データを位置特定装置100へ送信する。
記憶部230は、走行履歴データを補助記憶装置203に記憶するようにしてもよい。
制御部240は、本実施例では、端末装置200全体の動作を制御する機能を有する。
取得部250は、GPSユニット、速度センサなどを有する。取得部250は、GPSユニット及び速度センサを同期させて取得した位置の情報及び速度の情報を、同期させた時刻の情報と対応づけて走行履歴データとする。
(第1の実施例)
第1の実施例では、図27に示すように、車両が指定位置に存在した時刻から指定時間長前後の車両位置を表示する。
図28は、位置特定装置100が指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、受け付けたそれぞれの指定時間長後の到達可能位置を表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ここでは、走行履歴データによる走行実績から指定時間長後の到達可能位置を表示する流れを、図28に示すフローチャートにしたがって説明する。
ステップS101では、制御部140は、本実施例では、ユーザから入力部130により指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、処理をS102に移行する。
また、制御部140は、ユーザにより設定された指定時間長が複数であれば、それぞれの指定時間長においてS102からS110までのループ1処理を行う。
ステップS102では、制御部140は、指定位置の最寄りのリンクにおけるリンク番号を道路地図DB122に保存されている道路地図データから特定し、処理をS103に移行する。
ステップS103では、制御部140は、抽出したリンク番号のリンクを通過した走行履歴データを走行履歴DB121が保存する走行履歴データから抽出し、処理をS104に移行する。
ステップS104では、制御部140は、抽出した走行履歴データの数が所定の数以上か否かを判定する。制御部140は、抽出した走行履歴データの数が所定の数以上であると判定すると、処理をS109に移行する。制御部140は、抽出した走行履歴データの数が所定の数以上ではないと判定すると、処理をS105に移行する。
ステップS105では、制御部140は、初期に設定した指定位置から指定位置を含む指定範囲に既に設定しているか否かを判定する。制御部140は、初期に設定した指定位置から指定位置を含む指定範囲にまだ設定していないと判定すると、処理をS106に移行する。制御部140は、初期に設定した指定位置から指定位置を含む指定範囲に既に設定していると判定すると、処理をS107に移行する。
ステップS106では、制御部140は、指定位置を中心とする所定の半径の指定範囲を設定すると、処理をS108に移行する。
ステップS107では、制御部140は、既に設定している指定範囲の半径を拡大すると、処理をS108に移行する。
ステップS108では、制御部140は、指定位置の最寄りのリンク又は指定範囲内のリンクにおけるリンク番号を道路地図DB122から特定すると、処理をS103に戻す。
ステップS109では、抽出した走行履歴データの数が所定の数以上であると判定した制御部140は、抽出した走行履歴データのいずれかで、特定したリンクのいずれかを最後に通過したときから指定時間長後の車両の位置を特定すると、処理をS110に戻す。
ステップS110では、制御部140は、特定した指定時間長後の車両の位置を道路地図上に表示する。
また、制御部140は、抽出したそれぞれの走行履歴データにおいてS109に戻り、ループ2処理を行う。
更に、制御部140は、抽出した走行履歴データの数の回数のループ2処理が終了し、設定された指定時間長におけるループ1処理が終了していなければ処理をS102に戻し、設定された指定時間長におけるループ1処理がすべて終了すると、本処理を終了する。
(第2の実施例)
第1の実施例では、指定時間長前後の車両位置を表示するようにしたが、第2の実施例では、図29に示すように、位置特定装置100は、走行履歴データに基づき、ユーザにより設定された指定時間長における指定位置からの最も遠い位置を特定する。更に、位置特定装置100は、角度別範囲における最も遠い位置を特定し、特定した最も遠い位置を線で結んで到達可能範囲として表示する。
なお、第2の実施例における位置特定装置100のハードウェア構成及び制御部140以外の機能構成は、第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
図30は、位置特定装置100が指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、車両が指定位置に存在した時刻から指定時間長後までに移動できる最も遠い位置を特定する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ここでは、走行履歴データによる走行実績から指定時間長後の到達可能位置を特定する流れを、図30に示すフローチャートにしたがって説明する。
なお、ステップS201からS208までは、図28のステップS101からS108までと同様であるため、説明を省略する。
また、制御部140は、ユーザにより設定された指定時間長が複数であれば、それぞれの指定時間長においてS202からS213までのループ1処理を行う。
ステップS209では、抽出した走行履歴データの数が所定の数以上であると判定した制御部140は、抽出した走行履歴データのいずれかのデータ取得位置における指定位置からの距離及び角度を算出する。制御部140は、対象データ取得位置における指定位置からの距離及び角度を車両位置DB123に保存すると、処理をS210に移行する。
ステップS210では、制御部140は、S209で算出対象のデータ取得位置が属する、指定位置を中心として1°ごとに区分けした角度別範囲内において、指定位置からの距離が最遠か否かを判定する。制御部140は、指定位置からの距離が最遠であると判定すると、処理をS211に移行する。
ステップS211では、制御部140は、算出対象のデータ取得位置を当該角度別範囲における最遠位置として最遠位置DB124に出力して保存する。
制御部140は、S210で算出対象のデータ取得位置において指定位置からの距離が最遠ではないと判定すると、又はS211で算出対象のデータ取得位置を最遠位置として最遠位置DB124に出力して保存すると、以下の処理を行う。
制御部140は、ループ3処理、ループ2処理の順で処理が終了しているか否かを判定する。制御部140は、終了していないループ処理があると判定すると、各ループ処理で指定したステップに処理を戻し、終了していないループ処理がないと判定すると、処理を図31に示すステップS212に移行する。
図31は、位置特定装置100が最遠位置DB124に保存した各角度別領域における最遠位置を画面上に表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ここでは、各角度別領域における最も遠い位置同士又は最も遠い位置と指定位置とを線で結び、到達可能範囲を出力画面に表示するループ4処理で行う流れを、図31に示すフローチャートにしたがって説明する。
ステップS212では、制御部140は、処理中の角度別領域における最大角度の+5°以内に最遠位置が存在するか否かを判定する。制御部140は、+5°以内に最遠位置が存在すると判定すると、処理をS213に移行する。制御部140は、+5°以内に最遠位置が存在しないと判定すると、処理をS214に移行する。
ステップS213では、制御部140は、処理中の角度別範囲における最遠位置と、処理方向(時計回り又は反時計回り)における最も近い角度の最遠位置とを線で結ぶ。
ステップS214では、制御部140は、処理中の角度別範囲における最遠位置と、指定位置とを線で結ぶ。
このように、制御部140は、ループ4処理を行うことにより、指定位置を中心とする360°の角度別領域における最遠位置同士又は最遠位置と指定位置とを線で結び、到達可能範囲を出力画面に表示することができる。
(第3の実施例)
第3の実施例では、位置特定装置100は、走行履歴データに基づき算出した各リンクの平均旅行時間を用いて、ユーザにより設定された指定時間長における指定位置からの最遠位置を表示する。
なお、第3の実施例における位置特定装置100のハードウェア構成及び制御部140以外の機能構成は、第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
図32は、位置特定装置100が指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、受け付けたそれぞれの指定時間長後の到達可能位置を表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ここでは、走行履歴データに基づき、予め算出した各リンクの平均旅行時間を用いて、指定時間長後の到達可能位置を表示する流れを、図32に示すフローチャートにしたがって説明する。
ステップS301は、第1の実施例のS101と同様であるため、説明を省略する。
また、制御部140は、ユーザにより設定された指定時間長が複数であれば、それぞれの指定時間長においてS302からS309までのループ1処理を行う。
ステップS302では、制御部140は、指定位置から最も近いノード番号を道路地図DB122が保存する道路地図データから特定し、処理をS303に移行する。
ステップS303では、制御部140は、特定したノードを起点として隣接するリンクの平均旅行時間を加算し、処理をS304に移行する。
ステップS304では、制御部140は、S303で加算した平均旅行時間の合計が指定時間長より短いか否かを判定する。制御部140は、平均旅行時間の合計が指定時間長より短いと判定すると、処理をS305に移行する。制御部140は、平均旅行時間の合計が指定時間長より短くないと判定すると、処理をS306に移行する。
ステップS305では、制御部140は、次に隣接するリンクの平均旅行時間を加算すると、処理をS304に戻す。
ステップS306では、制御部140は、最後に平均旅行時間を加算したリンクの起点側のノードを、当該ルートの指定時間長後の車両位置として特定し、車両位置DB123に出力して保存する。
ステップS307では、制御部140は、特定したノードの位置における指定位置からの距離及び角度を算出する。制御部140は、特定したノードの位置における指定位置からの距離及び角度を車両位置DB123に保存すると、処理をS308に移行する。
ステップS308では、制御部140は、S306で特定したノードが属する、指定位置を中心として1°ごとに区分けした角度別範囲内において、指定位置からの距離が最遠か否かを判定する。制御部140は、指定位置からの距離が最遠であると判定すると、処理をS309に移行する。
ステップS309では、制御部140は、特定したノードの位置を当該角度別範囲における最遠位置として最遠位置DB124に出力して保存する。
制御部140は、S308において、特定したノードの位置において指定位置からの距離が最遠ではないと判定すると、又は、S309において、特定したノードの位置を最遠位置として最遠位置DB124に出力して保存すると、以下の処理を行う。
制御部140は、ループ2処理、ループ1処理の順で処理が終了しているか否かを判定する。制御部140は、終了していないループ処理があると判定すると、各ループ処理で指定したステップに処理を戻し、終了していないループ処理がないと判定すると、処理を図31に示すステップS212に移行する。
ステップS212〜S214は、上述の説明と同様であるため省略する。
以上説明したように、位置特定装置は、移動データ群に基づき、移動体が指定位置に存在した時刻から指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、移動体の位置を特定することにより、指定位置に対する移動可能な位置を精度よく特定できる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、
移動体の移動履歴データ群に基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする、位置特定プログラム。
(付記2)
前記移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
抽出した前記移動履歴データに基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長後及び前記指定時間長前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
ことを特徴とする、付記1に記載の位置特定プログラム。
(付記3)
前記移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
抽出した前記移動履歴データに基づき、前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
ことを特徴とする、付記1又は2に記載の位置特定プログラム。
(付記4)
特定した前記最も遠い位置のうち、前記指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲のそれぞれで前記指定位置から最も遠い位置を更に特定する、
ことを特徴とする、付記3に記載の位置特定プログラム。
(付記5)
前記移動履歴データ群に基づき、前記移動体が移動する移動経路を区切った移動区間ごとの平均旅行時間を算出し、
前記指定位置から隣接する前記移動区間に移動する度に、移動した前記移動区間の前記平均旅行時間を順次加算して移動時間とし、
前記移動時間が前記指定時間長内になるすべての移動経路において前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
ことを特徴とする、付記1に記載の位置特定プログラム。
(付記6)
特定した前記位置を地図上に表示する、
ことを特徴とする、付記1から5のいずれか一項に記載の位置特定プログラム。
(付記7)
前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過前後に応じて、特定した前記位置を前記地図上に表示する、
ことを特徴とする、付記6に記載の位置特定プログラム。
(付記8)
ポインティングデバイスにより前記地図上で前記指定位置を受け付ける、
ことを特徴とする、付記6又は7に記載の位置特定プログラム。
(付記9)
抽出した前記移動履歴データの数が所定の数以下の場合には、受け付けた前記指定位置を含む所定の大きさの範囲に拡大する、
ことを特徴とする、付記2から8のいずれか一項に記載の位置特定プログラム。
(付記10)
指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、
移動体の移動履歴データ群に基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
処理を実行する制御部を有することを特徴とする、位置特定装置。
(付記11)
前記移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
抽出した前記移動履歴データに基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長後及び前記指定時間長前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
ことを特徴とする、付記10に記載の位置特定装置。
(付記12)
前記移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
抽出した前記移動履歴データに基づき、前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
ことを特徴とする、付記10又は11に記載の位置特定装置。
(付記13)
特定した前記最も遠い位置のうち、前記指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲のそれぞれで前記指定位置から最も遠い位置を更に特定する、
ことを特徴とする、付記12に記載の位置特定装置。
(付記14)
前記移動履歴データ群に基づき、前記移動体が移動する移動経路を区切った移動区間ごとの平均旅行時間を算出し、
前記指定位置から隣接する前記移動区間に移動する度に、移動した前記移動区間の前記平均旅行時間を順次加算して移動時間とし、
前記移動時間が前記指定時間長内になるすべての移動経路において前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
ことを特徴とする、付記10に記載の位置特定装置。
(付記15)
指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、
移動体の移動履歴データ群に基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする、位置特定方法。
(付記16)
前記移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
抽出した前記移動履歴データに基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長後及び前記指定時間長前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
ことを特徴とする、付記15に記載の位置特定方法。
(付記17)
前記移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
抽出した前記移動履歴データに基づき、前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
ことを特徴とする、付記15又は16に記載の位置特定方法。
(付記18)
特定した前記最も遠い位置のうち、前記指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲のそれぞれで前記指定位置から最も遠い位置を更に特定する、
ことを特徴とする、付記17に記載の位置特定方法。
(付記19)
前記移動履歴データ群に基づき、前記移動体が移動する移動経路を区切った移動区間ごとの平均旅行時間を算出し、
前記指定位置から隣接する前記移動区間に移動する度に、移動した前記移動区間の前記平均旅行時間を順次加算して移動時間とし、
前記移動時間が前記指定時間長内になるすべての移動経路において前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
ことを特徴とする、付記15に記載の位置特定方法。
100 位置特定装置
110 通信部
120 記憶部
130 入力部
140 制御部
200 端末装置

Claims (9)

  1. 指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、
    移動体の移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
    抽出した前記移動履歴データの数が所定の数以下の場合には、受け付けた前記指定位置を、前記指定位置を含む所定の大きさの範囲に拡大して、前記移動履歴データの数が所定の数以上となるようにし、
    抽出した前記移動履歴データに基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする、位置特定プログラム。
  2. 前記移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
    抽出した前記移動履歴データに基づき、前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の位置特定プログラム。
  3. 特定した前記最も遠い位置のうち、前記指定位置を中心に所定角度ごとで区切られた範囲のそれぞれで前記指定位置から最も遠い位置を更に特定する、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の位置特定プログラム。
  4. 前記移動履歴データ群に基づき、前記移動体が移動する移動経路を区切った移動区間ごとの平均旅行時間を算出し、
    前記指定位置から隣接する前記移動区間に移動する度に、移動した前記移動区間の前記平均旅行時間を順次加算して移動時間とし、
    前記移動時間が前記指定時間長内になるすべての移動経路において前記指定位置から最も遠い位置を特定する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の位置特定プログラム。
  5. 特定した前記位置を地図上に表示する、
    ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の位置特定プログラム。
  6. 前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過前後に応じて、特定した前記位置を前記地図上に表示する、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の位置特定プログラム。
  7. ポインティングデバイスにより前記地図上で前記指定位置を受け付ける、
    ことを特徴とする、請求項5又は6に記載の位置特定プログラム。
  8. 指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、
    移動体の移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
    抽出した前記移動履歴データの数が所定の数以下の場合には、受け付けた前記指定位置を、前記指定位置を含む所定の大きさの範囲に拡大して、前記移動履歴データの数が所定の数以上となるようにし、
    抽出した前記移動履歴データに基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
    処理を実行する制御部を有することを特徴とする、位置特定装置。
  9. 指定位置及び指定時間長の情報を受け付け、
    移動体の移動履歴データ群から、前記移動体が前記指定位置を通過した移動履歴データを抽出し、
    抽出した前記移動履歴データの数が所定の数以下の場合には、受け付けた前記指定位置を、前記指定位置を含む所定の大きさの範囲に拡大して、前記移動履歴データの数が所定の数以上となるようにし、
    抽出した前記移動履歴データに基づき、前記移動体が前記指定位置に存在した時刻から前記指定時間長の経過後及び経過前の少なくともいずれかにおける、前記移動体の位置を特定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする、位置特定方法。
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