JP6994986B2 - 容器 - Google Patents
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Description
また、ノズル状部材と中栓とが一体で形成されている容器の場合には、ノズル部の向きが注出に適する方向になるように容器本体に対してノズル部付き中栓を打栓により固定しているものが多い。そのため、内容物の補充時に容器本体からノズル部付き中栓を取り外し、さらに内容物の補充後に中栓を容器本体に装着するには、内容物によって濡れている中栓に触れる必要がある。また、中栓の取り外しは、打栓による嵌合力以上の引抜力を要する作業となるため容易に取り外すことが可能ではなかった。
なお、以下の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
図2及び図3に示すように、フランジ部32は、径方向外側に延出する複数(本実施形態では二つ)の指掛け部11、12を有している。指掛け部11、12は、軸線Cを挟んだ径方向両側に配置されている。本実施形態では、指掛け部11は、Y軸上でX軸から90°の位置に配置されている。指掛け部12は、X軸から-90°の位置に配置されている。
図5に示すように、雄ねじ部3aは、第1雄ねじ51と第2雄ねじ52とを有する2条ねじである。第1雄ねじ51と第2雄ねじ52とは、位相が180°ずれて配置されている。
図6に示すように、第1係合凸部21は、筒状部31における嵌合部37の下端から-Z側に延びている。第1係合凸部21の外径は、嵌合部37の外径と同径である。第1係合凸部21の周方向の両側の側面21aは、曲率中心が上側に配置され、それぞれ下方に向かうに従って第1係合凸部21の周方向中央に向かう円弧形状に形成されている。両側の側面21aの下端同士は、水平面と平行な平面21bで接続されている。
図4及び図8に示されるように、第2係合部60は、口部3の内周面3bから径方向外側に窪んで形成された係合凹部である。第2係合部60は、第1係合凹部61と第2係合凹部62とから構成されている。
図4に示されるように、指掛け部11、12は、雄ねじ部3aを延長した領域内に配置された状態でフランジ部32から径方向外側に突出している。
手指で指掛け部11、12を摘んだ中栓6を、底壁部33から口部3の開口部に挿入するとともに、第1係合凸部21、第2係合凸部22を第1係合凹部61、第2係合凹部62にそれぞれ挿入する。このとき、指掛け部11の周方向の位置は第1係合凸部21と同一であり、指掛け部12の周方向の位置は第2係合凸部22と同一であるため、手指及び指掛け部11、12の位置を指標として、第1係合凹部61、第2係合凹部62への第1係合凸部21、第2係合凸部22の挿入を容易に行うことができる。
この構成を採る場合、筒状部31の厚さが係合凹部において薄くなるため、係合凹部を配置した領域において筒状部31の径方向内側の内部空間に突出する凸部を設けることが好ましい。この場合、中栓6における内容物の受け空間が凸部によって減少するため、上述したように、中栓6に第1係合凸部21及び第2係合凸部22を設け、口部3に第1係合凹部61及び第2係合凹部62を設ける構成を採ることが好ましい。
Claims (8)
- 軸方向に延び前記軸周りに雄ねじ部が形成された口部を有し、内容物が充填された容器本体と、
前記口部に同軸で嵌合して装着される中栓と、
前記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を有し、前記容器本体に螺着したときに前記口部を密閉するキャップと、を備え、
前記中栓は、前記口部の上端に係合するフランジ部を有し、
前記フランジ部の径方向外側に延出し、前記軸を中心とする周方向に複数設けられた指掛け部と、
前記中栓に設けられ、前記口部と前記周方向に係合可能な第1係合部と、
前記口部に設けられ、前記第1係合部と前記周方向に係合して前記中栓の前記周方向の位置を規制する第2係合部とを有し、
前記第1係合部と前記第2係合部との少なくとも一方は、前記中栓の前記周方向の移動に伴って、前記中栓を前記軸方向への移動に向けて案内する案内部を有し、
前記指掛け部は、前記中栓が前記口部に同軸で嵌合して装着されたときに前記雄ねじ部よりも前記上端側に形成されているとともに、前記雄ねじ部を前記軸周りに延長した延長領域の内部に配置されていることを特徴とする容器。 - 前記中栓は、前記口部の内側に挿入される筒状部を有し、
前記第1係合部は、前記筒状部の外周面から前記径方向外側に突出する係合凸部の前記周方向両側の側面を含み、
前記第2係合部は、前記口部の内周面から前記径方向外側に窪む係合凹部の前記周方向両側の側面を含み、
前記案内部は、前記係合凹部の前記側面を含むことを特徴とする請求項1記載の容器。 - 前記係合凸部は、前記軸を挟んだ前記径方向両側に配置された第1係合凸部と第2係合凸部とを含み、
前記係合凹部は、前記軸を挟んだ前記径方向両側に配置され前記第1係合凸部と係合する第1係合凹部と、前記第2係合凸部と係合する第2係合凹部とを含むことを特徴とする請求項2記載の容器。 - 前記周方向に関して、前記第1係合凸部の最大長さは、前記第2係合凹部の最大長さよりも長いことを特徴とする請求項3記載の容器。
- 前記第1係合凸部は、前記周方向両側の側面が、それぞれ下方に向かうに従って、第1変化率で前記周方向の中央に向かい、
前記第1係合凹部は、前記周方向両側の側面が、それぞれ下方に向かうに従って、第1変化率よりも小さな第2変化率で前記周方向の中央に向かい、
前記第2係合凸部は、前記周方向両側の側面が、それぞれ下方に向かうに従って、前記第1変化率で前記周方向の中央に向かい、
前記第2係合凹部は、前記周方向両側の側面が、それぞれ下方に向かうに従って、前記第2変化率で前記周方向の中央に向かうことを特徴とする請求項4記載の容器。 - 前記第1係合凸部、前記第1係合凹部、前記第2係合凸部及び前記第2係合凹部の前記側面は、前記径方向視で曲率中心が上側に配置された円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項5記載の容器。
- 前記雄ねじ部及び前記雌ねじ部は、少なくとも前記複数の指掛け部の数の条数で形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の容器。
- 前記雄ねじ部及び前記雌ねじ部は、二条ねじであり、
前記指掛け部は、前記軸を挟んだ前記径方向両側に配置されていることを特徴とする請求項7記載の容器。
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