JP6823514B2 - 楽譜表示・演奏プログラム及び楽譜表示・演奏装置 - Google Patents
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Description
この装置によれば、音符・休符等とともに、演奏の順番や繰り返し等を指示する反復記号や小節線を表示できるようにし、演奏順序や繰り返しの指示に応じた順序で演奏するようになっている。
また、演奏範囲の終点となる演奏終了シーケンス小節についても同様であり、例えば小節Fを演奏終了シーケンス小節とする場合、それが1回目の演奏なのか、2回目の演奏なのか、それとも3回目の演奏なのかを指定することができないという問題があった。
また、同一小節が繰り返し演奏される場合に、2回目以降の繰り返し演奏される小節区間の始点と終点それぞれの演奏シーケンス小節を、演奏開始シーケンス小節ならびに演奏終了シーケンス小節として容易に設定可能とした楽譜表示・演奏プログラム及び楽譜表示・演奏装置を提供することを目的としている。
楽譜データを前記タッチパネルに表示する機能と、
前記楽譜データの任意の小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作を検出した時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節に決定する一方、小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節の決定を行わない機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴としている。
前記楽譜データの任意の小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作を検出した時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節に決定する一方、小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節の決定を行わない機能と、
を実行させることを特徴としている。
前記演奏開始シーケンス小節に対応する小節領域近傍に、演奏開始記号及び前記小節領域に対応する演奏シーケンス小節の何回目の演奏であるかを示す演奏回番号を、前記タッチパネルに表示する処理を実行させる
ことを特徴としている。
前記演奏終了シーケンス小節に対応する小節領域近傍に、演奏終了記号及び前記小節領域に対応する演奏シーケンス小節の何回目の演奏であるかを示す演奏回番号を、前記タッチパネルに表示する処理を実行させる
ことを特徴としている。
前記演奏回番号をタッチした場合に、前記演奏シーケンス小節における当該小節に対応する全ての演奏回番号を演奏回選択メニューとして並列して表示し、前記演奏回番号から一つの演奏回番号を選択可能とする処理を実行させる
ことを特徴としている。
同一の小節を複数回演奏する楽譜データについて、前記タッチ操作の検出により既に決定されている演奏開始シーケンス小節に対応する小節の左半分の領域上で、更なるタッチ操作の検出時に、該小節に対応する2回目以降の演奏シーケンス小節を、演奏開始シーケンス小節に決定する機能を実行させる
ことを特徴としている。
同一の小節を複数回演奏する楽譜データについて、前記タッチ操作の検出により既に決定されている演奏終了シーケンス小節に対応する小節の右半分の領域上で、更なるタッチ操作の検出時に、該小節に対応する2回目以降の演奏シーケンス小節を、演奏終了シーケンス小節に決定する機能を実行させる
ことを特徴としている。
前記楽譜データの小節領域外でタッチ操作を検出した時に、演奏シーケンス先頭小節を演奏開始シーケンス小節に、演奏シーケンス終了小節を演奏終了シーケンス小節に決定する機能を実行させる
ことを特徴としている。
楽譜データを記憶する楽譜データ記憶部と、
前記楽譜データに対する全ての演奏シーケンス小節の演奏順を記録する演奏シーケンスデータ記録部と、
前記楽譜データを表示するとともに、前記楽譜データにおける小節を選択可能とするタッチパネルと、
前記楽譜データの任意の小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作の検出時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節に決定する一方、小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節の決定を行わない機能と、前記楽譜データの任意の小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作の検出時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節に決定する一方、小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節の決定を行わない機能とを有する開始終了小節設定部と、
を備えたことを特徴としている。
楽譜表示・演奏装置は、楽譜データの表示及びそれに対応する演奏シーケンスデータの演奏を実行させるため、CPU、ROM、RAMやハードディスクなどを有する周知のタブレット型端末に対して、楽譜表示・演奏プログラムをインストールすることで構築される。タブレット型端末は、楽譜を表示可能とする表示部とタッチ操作を入力する入力部を有するタッチパネルと、音を再生するスピーカなどのサウンド出力装置を備えている。
楽譜表示・演奏装置のCPUは、インストールされた所定の制御プログラム(楽譜表示・演奏プログラム)に従って各種処理を実行し、楽譜表示・演奏装置全体の制御を行う。
楽譜表示・演奏装置(タブレット型端末)1が備えるタッチパネル2は、楽譜を表示可能とする表示部3と、表示部3内のタッチ操作を検出する入力部4を有している。
また、楽譜表示・演奏装置1は、タッチパネル2に楽譜を表示させるため、表示部3に表示する楽譜データ(画像データ)を記録する楽譜データ記憶部5と、楽譜データに対応する楽譜画像を生成する楽譜画像生成部6を備えている。
また、楽譜表示・演奏装置1の表示部3に表示された楽譜の演奏を行う場合は、演奏進行に従って、上段と下段を交互に切り替えて楽譜の段落を表示する。すなわち、上段の小節が演奏されている時には、次に演奏される段落が下段に表示され、下段の小節が演奏されている時には、次に演奏される段落が上段に表示される。
演奏シーケンスデータ記憶部7に記録される演奏シーケンスデータは、タブレット型端末が有するMIDIインタフェース(図示せず)を介して外部MIDI機器から格納するようにしても良い。
タッチパネル2の入力部4は、タッチ操作検出部8に接続され、タッチパネル2の表示部3上でのユーザによるタッチ位置及びタッチ操作を検出する。タッチ操作検出部8は、入力部4から入力される接触状態の情報から、ユーザの指が表示部3の画面に触れる接触態様及び接触位置を検出する。
接触態様(タッチ操作)には、表示部3の画面に指を接触させて離すタップの他に、表示部3の画面に触れた状態で指を右方向又は左方向に滑らせるタッチ位置の移動(スワイプ、ドラッグ、フリックなどのなぞり操作)が含まれる。
すなわち、楽譜データの任意の小節領域上での左半分の領域(小節左領域16s)でタッチ位置を検出した時は、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節に決定し、楽譜データの任意の小節領域上での右半分の領域(小節左領域16e)でタッチ位置を検出した時は、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節に決定する。
また、演奏開始シーケンス小節の指定を左半分の領域(小節左領域16s)での検出時とし、演奏終了シーケンス小節の指定を右半分の領域(小節左領域16e)での検出時とすることで、ユーザが直感的に演奏開始位置や演奏終了位置の指定と認識してタッチ操作を行うことができる。
したがって、演奏シーケンス先頭小節及び演奏シーケンス最終小節を演奏開始シーケンス小節及び演奏終了シーケンス小節にそれぞれ設定するに際して、その部分の楽譜を表示させることなく1回のタッチ操作で容易に設定することができる。
タッチ操作検出部8では、表示部3の小節領域上でタッチ操作が行われた場合、入力部4から受け取る位置情報(例えば座標情報)に基づいて、楽譜内のどの小節領域16における左半分の領域(小節左領域16s)なのか右半分の領域(小節左領域16e)なのかが特定される。また、タッチ操作の開始位置と終了位置が異なる場合は、タッチ操作開始位置情報に基づいてタッチ位置を特定するのが直感的でよいが、これに限らずタッチ操作終了位置情報に基づいてタッチ位置を特定するようにしてもよい。
また、演奏開始シーケンス小節及び演奏終了シーケンス小節が決定された場合、図2に示すタッチパネル2において、演奏開始シーケンス小節及び演奏終了シーケンス小節に対応する小節左領域16sの左上および小節右領域16eの右上に、演奏区間の開始位置であることを示す演奏開始記号18、演奏回番号19および演奏区間の終了位置であることを示す演奏終了記号21、演奏回番号22を表示する。
演奏開始記号18は、縦直線とその中央付近に表示された右側に頂点を有する三角形から構成されている。演奏回番号19は、四角部分に数字が表示され、その数字は演奏開始に指定された小節が何回目の演奏に該当しているかを示している。また、演奏終了記号21は、縦直線とその中央付近に表示された左側に頂点を有する三角形から構成されている。演奏回番号22は、四角部分に数字が表示され、その数字は演奏終了に指定された小節が何回目の演奏に該当しているかを示している。
図2の場合、演奏開始が小節Aの1回目の演奏(図11の演奏順1)で、演奏終了が小節Hの3回目の演奏(図11の演奏順32)であるので、図11に示した演奏シーケンスの全てを演奏する場合(楽譜全体の演奏)を示している。
タッチパネル2の表示部3では、図2に示すような、演奏シーケンス小節画像生成部11で生成された演奏開始シーケンス小節及び演奏終了シーケンス小節をそれぞれ示す演奏開始記号18,演奏回番号19,演奏終了記号21,演奏回番号22の画像が表示される。
すなわち、タッチ操作により既に演奏開始シーケンス小節及び演奏終了シーケンスが決定されている状況において、演奏開始シーケンス小節に対応する小節の小節左領域16s上で、2回目のタッチ操作を検出した時、該小節に対応する2回目の演奏シーケンス小節を、演奏開始シーケンス小節に決定する。また、2回目の演奏シーケンス小節が演奏開始シーケンス小節として設定されている状況において、演奏開始シーケンス小節に対応する小節の小節左領域16s上で、3回目のタッチ操作を検出した時、該小節に対応する3回目の演奏シーケンス小節を、演奏開始シーケンス小節に決定する。また、該小節の演奏回数が3回の場合、さらに4回目のタッチ操作を検出した時には、これ以上回数をカウントアップできないため、該小節に対応する1回目の演奏シーケンス小節を演奏開始シーケンス小節に決定する。
図2に示したタッチパネル2の場合、小節Aの左領域16sの左上に演奏開始記号18、演奏回番号19が表示されて、演奏開始シーケンス小節に設定されている。また、小節Iの右領域16eの右上に演奏終了記号21、演奏回番号22が表示されて、演奏終了シーケンス小節に設定されている。
したがって、この状態で演奏コントロール表示部24の演奏開始24aをタッチして図10の楽譜の演奏実行を行うと、「A,B,C,D,E,F,G,H,A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P,A,B,C,D,E,F,G,H」の順で図11の演奏シーケンスにおける全ての小節の演奏が行われる。
この状態で演奏コントロール表示部24の演奏開始24aをタッチして図10の楽譜の演奏実行を行った場合、図11の演奏シーケンスにおける小節Aの2回目(演奏順9)から小節Hの3回目(演奏順32)までの演奏が指定され、「A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P,A,B,C,D,E,F,G,H」の順で演奏が行われる。
この状態で演奏コントロール表示部24の演奏開始24aをタッチして図10の楽譜の演奏実行を行った場合、図11の演奏シーケンスにおける小節Hの1回目(演奏順8)から小節Hの3回目(演奏順32)までの演奏が指定され、「H,A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P,A,B,C,D,E,F,G,H」の順で演奏が行われる。
この状態で演奏コントロール表示部24の演奏開始24aをタッチして図10の楽譜の演奏実行を行った場合、図11の演奏シーケンスにおける小節Hの1回目(演奏順8)から小節Eの3回目(演奏順29)までの演奏が指定され、「H,A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P,A,B,C,D,E」の順で演奏が行われる。
この場合、図5の状態で演奏回番号19や演奏回番号22をタッチ操作すると、演奏シーケンス小節における対応する小節の全ての演奏回番号が「演奏回選択メニューZ」として並列表示される。例えば、演奏終了側の演奏回番号22をタッチ操作すると、演奏シーケンス小節における対応する小節(図5)の場合小節Eの全ての演奏回番号22について、図6に示すように、縦に並列して表示される。並列に表示された演奏回番号22はタッチ操作で選択可能になっており、例えば「2」を選択した場合、小節Eの2回目の演奏が演奏終了小節に設定され、図7に示すように「2」の演奏回番号22のみが表示される。
この状態で演奏コントロール表示部24の演奏開始24aをタッチして図10の楽譜の演奏実行を行った場合、図11の演奏シーケンスにおける小節Hの1回目(演奏順8)から小節Eの2回目(演奏順13)までの演奏が指定され、「H,A,B,C,D,E」の順で演奏が行われる。
次に、タッチ操作によるタッチ位置が小節左領域であるかを判断する(ステップ32)。
タッチ操作が小節左領域である場合、検出されたタッチ位置が未選択の小節であるかどうかを判断する(ステップ33)。
未選択の小節である場合、演奏開始シーケンス小節の更新処理が行われる(ステップ34)。
演奏回が複数でない場合、後述する演奏順不整合補正(ステップ51)へ進む。
演奏回が複数である場合、演奏回が演奏回数に等しいかを判断する(ステップ36)。ステップ36で演奏回が演奏回数に等しくない場合、演奏回をカウントアップする(ステップ37)。
例えば、ステップ37でカウントアップされた演奏回が「2」である場合、演奏開始シーケンス小節は、楽譜60において繰り返して演奏される小節に対して、2回目に演奏される演奏シーケンス小節となる。
ステップ36で演奏回が演奏回数に等しい場合、演奏回を「1」にセットする(ステップ38)。この場合、演奏開始シーケンス小節は、楽譜60において繰り返して演奏される小節に対して、1回目に演奏される演奏シーケンス小節となる。
タッチ操作が小節右領域である場合、検出されたタッチ位置が未選択の小節であるかどうかを判断する(ステップ42)。
未選択の小節である場合、演奏終了シーケンス小節の更新処理が行われる(ステップ43)。
演奏回が複数でない場合、後述する演奏順不整合補正(ステップ51)へ進む。
演奏回が複数である場合、演奏回が演奏回数に等しいかを判断する(ステップ45)。ステップ45で演奏回が演奏回数に等しくない場合、演奏回をカウントアップする(ステップ46)。
例えば、ステップ46でカウントアップされた演奏回が「2」である場合、演奏終了シーケンス小節は、楽譜60において繰り返して演奏される小節に対して、2回目に演奏される演奏シーケンス小節となる。
ステップ45で演奏回が演奏回数に等しい場合、演奏回を「1」にセットする(ステップ47)。この場合、演奏終了シーケンス小節は、楽譜60において繰り返して演奏される小節に対して、1回目に演奏される演奏シーケンス小節となる。
ステップ48において、タッチ操作のタッチ位置が小節領域外(余白領域)である場合、演奏開始シーケンス小節を楽譜における先頭演奏シーケンス小節に設定するとともに、演奏回を「1」にセットする(ステップ49)。
更に、演奏終了シーケンス小節を楽譜における最終演奏シーケンス小節に設定するとともに、演奏回を設定可能な最大の演奏回にセットする(ステップ50)。
図9のフローチャートでは、「演奏回選択メニューZ」(図6)が表示できる処理となっている点が図8と異なる。図8と同じ処理のステップについては同一の符号を付し、異なる処理を中心に説明する。
次に、タッチ操作によるタッチ位置が小節左領域であるかを判断する(ステップ32)。
タッチ位置が小節左領域である場合、タッチされた小節を演奏開始小節とする演奏開始シーケンス小節の更新処理が行われる(ステップ34)。
タッチ位置が小節右領域である場合、タッチされた小節を演奏終了小節とする演奏終了シーケンス小節の更新処理が行われる(ステップ43)。
ステップ47において、タッチ操作のタッチ位置が小節領域外(余白領域)である場合、演奏開始シーケンス小節を楽譜における先頭演奏シーケンス小節に設定するとともに、演奏回を「1」にセットする(ステップ49)。
更に、演奏終了シーケンス小節を楽譜における最終演奏シーケンス小節に設定するとともに、演奏回を設定可能な最大の演奏回にセットする(ステップ50)。
ステップ70でタッチ位置が演奏開始記号である場合、画面に表示されている「演奏回選択メニュー」の演奏回番号のいずれかをタッチ操作したかを判断する(ステップ71)。
ステップ71において、「演奏回選択メニュー」の演奏回番号のいずれかをタッチ操作していない場合(「演奏回選択メニュー」が表示されていない場合を含む)、タッチ操作された演奏開始記号に対応した小節は複数回演奏される小節かどうかを判断し(ステップ72)、複数回演奏される小節であれば「演奏回選択メニュー」を表示し(ステップ73)、楽譜描画処理が実行される(ステップ52)。
ステップ72で複数回演奏される小節でない場合、タッチ操作検出(ステップ31)に戻って処理が続行される。
ステップ80でタッチ位置が演奏終了記号である場合、画面に表示されている「演奏回選択メニュー」の演奏回番号のいずれかをタッチ操作したかを判断する(ステップ81)。
ステップ81において、「演奏回選択メニュー」の演奏回番号のいずれかをタッチ操作していない場合(「演奏回選択メニュー」が表示されていない場合を含む)、タッチ操作された演奏終了記号に対応した小節は複数回演奏される小節かどうかを判断し(ステップ82)、複数回演奏される小節であれば「演奏回選択メニュー」を表示し(ステップ83)、楽譜描画処理が実行される(ステップ52)。
ステップ82で複数回演奏される小節でない場合、タッチ操作検出(ステップ31)に戻って処理が続行される。
また、ステップ80でタッチ位置が演奏終了記号でない場合も、タッチ操作検出(ステップ31)に戻って処理が続行される。
その結果、楽譜表示・演奏装置において、同一小節を複数回演奏する楽譜が表示されている場合に、簡単なタッチ操作のみで所望の演奏回に対応する演奏開始シーケンス小節又は演奏終了シーケンス小節を設定できる。
また、演奏範囲における開始小節及び終了小節において、各小節が演奏開始シーケンスまたは演奏終了シーケンスにおける何回目の演奏であるかについて、タッチパネル2に表示された楽譜上の演奏回19,22で確認することができる。
さらには、マルチタッチで同時にタッチパネル上の2つの位置を同時に指示した場合にも、上述の処理を組み合わせて行うことで演奏開始シーケンス小節および演奏終了シーケンス小節を同時に設定することもできる。
Claims (9)
- タッチパネルを備えた情報端末に対して、楽譜データの表示及びそれに対応する演奏シーケンスデータの演奏を実行させるプログラムであって、
楽譜データを前記タッチパネルに表示する機能と、
前記楽譜データの任意の小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作を検出した時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節に決定する一方、小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節の決定を行わない機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする楽譜表示・演奏プログラム。 - 前記楽譜データの任意の小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作を検出した時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節に決定する一方、小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節の決定を行わない機能と、
を実行させる請求項1に記載の楽譜表示・演奏プログラム。 - 前記演奏開始シーケンス小節に対応する小節領域近傍に、演奏開始記号及び前記小節領域に対応する演奏シーケンス小節の何回目の演奏であるかを示す演奏回番号を、前記タッチパネルに表示する処理を実行させる請求項1に記載の楽譜表示・演奏プログラム。
- 前記演奏終了シーケンス小節に対応する小節領域近傍に、演奏終了記号及び前記小節領域に対応する演奏シーケンス小節の何回目の演奏であるかを示す演奏回番号を、前記タッチパネルに表示する処理を実行させる請求項2に記載の楽譜表示・演奏プログラム。
- 前記演奏回番号をタッチした場合に、前記演奏シーケンス小節における当該小節に対応する全ての演奏回番号を演奏回選択メニューとして並列して表示し、前記演奏回番号から一つの演奏回番号を選択可能とする処理を実行させる請求項3または請求項4に記載の楽譜表示・演奏プログラム。
- 同一の小節を複数回演奏する楽譜データについて、前記タッチ操作の検出により既に決定されている演奏開始シーケンス小節に対応する小節の左半分の領域上で、更なるタッチ操作の検出時に、該小節に対応する2回目以降の演奏シーケンス小節を、演奏開始シーケンス小節に決定する機能を実行させる請求項1に記載の楽譜表示・演奏プログラム。
- 同一の小節を複数回演奏する楽譜データについて、前記タッチ操作の検出により既に決定されている演奏終了シーケンス小節に対応する小節の右半分の領域上で、更なるタッチ操作の検出時に、該小節に対応する2回目以降の演奏シーケンス小節を、演奏終了シーケンス小節に決定する機能を実行させる請求項2に記載の楽譜表示・演奏プログラム。
- 前記楽譜データの小節領域外でタッチ操作を検出した時に、演奏シーケンス先頭小節を演奏開始シーケンス小節に、演奏シーケンス終了小節を演奏終了シーケンス小節に決定する機能を実行させる請求項1に記載の楽譜表示・演奏プログラム。
- 楽譜データを記憶する楽譜データ記憶部と、
前記楽譜データに対する全ての演奏シーケンス小節の演奏順を記録する演奏シーケンスデータ記録部と、
前記楽譜データを表示するとともに、前記楽譜データにおける小節を選択可能とするタッチパネルと、
前記楽譜データの任意の小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作の検出時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節に決定する一方、小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の始点となる演奏開始シーケンス小節の決定を行わない機能と、前記楽譜データの任意の小節領域の右半分の領域上でのタッチ操作の検出時に、該小節領域に対応する演奏シーケンス小節を、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節に決定する一方、小節領域の左半分の領域上でのタッチ操作を検出した時は、演奏実行の際の終点となる演奏終了シーケンス小節の決定を行わない機能とを有する開始終了小節設定部と、
を備えたことを特徴とする楽譜表示・演奏装置。
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