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JP6753377B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を制御する制御装置に関する。
従来、停車時にエンジンを自動停止するアイドリングストップを行う車両の制御装置がある(特許文献1参照)。特許文献1に記載の車両の制御装置では、車両が停止していた時間が停車判定時間よりも長くなった場合に、信号が赤信号から青信号に切り替わるまでの時間を考慮してアイドリングストップを行っている。
特許第5051283号公報
ところで、停車時に限らず、車両の走行中においても、エンジンを自動停止させることが考えられる。この場合、車両の走行中にエンジンを停止させた後に、車両を再加速させる必要が生じると、エンジンが無駄に再始動されるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、車両の走行中にエンジンを自動停止可能な車両の制御装置において、エンジンが無駄に再始動されることを抑制することにある。
上記課題を解決するための第1の手段は、
車両(10)の走行中にエンジン(11)を自動停止可能な車両の制御装置(40)であって、
前記車両の前方の状況を取得する状況取得部(42)と、
前記車両の状態を取得する状態取得部(41)と、
前記状況取得部により取得された前記状況及び前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する再加速推定部(43)と、
前記状況取得部により取得された前記状況及び前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが可能な第1時間を予測する第1時間予測部(44)と、
前記状況取得部により取得された前記状況に基づいて、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させることが可能な第2時間を予測する第2時間予測部(45)と、
前記再加速推定部により前記再加速要求が生じると推定された場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることを禁止する停止禁止部(46)と、
前記再加速推定部により前記再加速要求が生じないと推定された場合に、前記第1時間予測部により予測された前記第1時間及び前記第2時間予測部により予測された前記第2時間に基づいて、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させるか否か判断する停止判断部(47)と、
を備える。
上記構成によれば、車両の制御装置は、車両の走行中にエンジンを自動停止可能である。状況取得部により、車両の前方の状況が取得される。状態取得部により、車両の状態が取得される。
ここで、車両の走行中に車両を減速させる減速要求に応じてエンジンを停止させても、車両を再加速させる必要が生じると、エンジンが無駄に再始動されるおそれがある。この点、再加速推定部は、状況取得部により取得された状況及び状態取得部により取得された状態に基づいて、車両の走行中に車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。
また、第1時間予測部によって、状況取得部により取得された状況及び状態取得部により取得された前記状態に基づいて、車両の走行中にエンジンを停止させることが可能な第1時間が予測される。第2時間予測部によって、状況取得部により取得された状況に基づいて、車両の停止後にエンジンを停止させることが可能な第2時間が予測される。
そして、停止禁止部によって、再加速推定部により再加速要求が生じると推定された場合に、車両の走行中にエンジンを停止させることが禁止される。このため、車両の走行中にエンジンを自動停止可能な車両の制御装置において、エンジンが無駄に停止及び再始動されることを抑制することができる。ひいては、燃費が悪化することや、ドライバが煩わしさを感じることを抑制することができる。
一方、停止判断部によって、再加速推定部により再加速要求が生じないと推定された場合に、上記第1時間及び上記第2時間に基づいて、車両の走行中にエンジンを停止させるか否か判断される。このため、第1時間及び第2時間に応じて、車両の走行中にエンジンを適切に停止させることができ、ひいては燃費の改善やドライバビリティの向上を図ることができる。
自車両が先行車両の後を走行している場合、先行車両が停止すれば、自車両はその後側に停止することになる。このとき、先行車両と自車両との距離が長い場合、ドライバは自車両を加速させて先行車両との距離を縮める可能性が高い。その場合、エンジンが停止されていれば、エンジンが再始動されることとなる。したがって、このような場合にエンジンが停止されると、エンジンが無駄に再始動されるおそれがある。
この点、第2の手段では、再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記車両よりも先行する先行車両と前記車両との位置関係に基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。したがって、自車両が先行車両の後を走行している場合に、再加速要求が生じるか否か適切に推定することができ、エンジンが無駄に再始動されることを抑制することができる。
先行車両の後側に自車両を停止させる場合、先行車両と自車両との間に確保する距離はドライバによって異なる。このため、ドライバによっては、先行車両と自車両との距離が判定距離よりも長くても、先行車両と自車両との距離を縮めない可能性がある。
この点、第3の手段では、前記再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記位置関係と前記位置関係の履歴とに基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。このため、停車時における先行車両と自車両との位置関係がドライバによって異なったとしても、再加速要求が生じるか否かを正確に推定することができる。
車両が交差点や踏切を通る場合、信号機が赤信号である状況や遮断機が下りている状況では、車両は交差点や踏切の手前で停止する必要がある。このため、ドライバは、交差点や踏切の手前で車両を停止させることとなる。このとき、交差点や踏切と車両との距離が長い場合、ドライバは自車両を加速させて交差点や踏切との距離を縮める可能性が高い。その場合、エンジンが停止されていれば、エンジンが再始動されることとなる。したがって、このような場合にエンジンが停止されると、エンジンが無駄に再始動されるおそれがある。
この点、第4の手段では、前記再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記車両が停止する必要がある位置と推定した第1位置と、前記車両が停止する位置と推定した第2位置とに基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。したがって、車両が交差点や踏切を通る場合に、再加速要求が生じるか否か適切に推定することができ、エンジンが無駄に再始動されることを抑制することができる。
交差点や踏切の手前で車両を停止させる場合、交差点や踏切と自車両との間に確保する距離はドライバによって異なる。このため、ドライバによっては、交差点や踏切と自車両との距離が判定距離よりも長くても、交差点や踏切と自車両との距離を縮めない可能性がある。
この点、第5の手段では、前記再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記第1位置、前記第2位置、及び前記第1位置と前記第2位置との距離の履歴に基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。このため、停車時における交差点や踏切と自車両との位置がドライバによって異なったとしても、再加速要求が生じるか否かを正確に推定することができる。
第6の手段では、前記停止禁止部は、前記再加速推定部により前記再加速要求が生じるか否か推定することができない場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることを禁止する。
上記構成によれば、再加速推定部により再加速要求が生じるか否か推定することができない場合に、車両の走行中にエンジンを停止させることが禁止される。このため、再加速要求が生じるか否か不明な場合に、エンジンが無駄に停止及び再始動されることを抑制することができる。
第7の手段では、前記停止判断部は、前記停止禁止部により前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが禁止され、且つ前記第2時間予測部により予測された前記第2時間が第1判定時間よりも長い場合に、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させ、前記停止禁止部により前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが禁止され、且つ前記第2時間予測部により予測された前記第2時間が前記第1判定時間よりも短い場合に、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させない。
上記構成によれば、停止禁止部により車両の走行中にエンジンを停止させることが禁止され、且つ第2時間予測部により予測された車両の停止後にエンジンを停止させることが可能な第2時間が第1判定時間よりも長い場合に、車両の停止後にエンジンが停止させられる。このため、車両の走行中にエンジンを停止させることが禁止されている場合であっても、第2時間が第1判定時間よりも長い場合は、車両の停止後にエンジンを停止させることができる。したがって、燃費の改善を図ることができる。
一方、停止禁止部により車両の走行中にエンジンを停止させることが禁止され、且つ第2時間予測部により予測された第2時間が第1判定時間よりも短い場合に、車両の停止後にエンジンが停止されない。このため、第2時間が第1判定時間よりも短い場合は、車両の停止後にエンジンが停止されず、エンジンが無駄に再始動されることを抑制することができる。したがって、燃費が悪化することや、ドライバが煩わしさを感じることを抑制することができる。
車両の周囲の状況や車両の状態によっては、状況取得部により車両の前方の状況を取得できない場合がある。この場合、車両の走行中にエンジンを停止させることが可能な第1時間や、車両の停止後にエンジンを停止させることが可能な第2時間を予測することができなくなる。
この点、第8の手段では、前記停止判断部は、前記停止禁止部により前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが禁止され、且つ前記状況取得部により前記状況を取得できない場合に、前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させる。このため、状況取得部により車両の前方の状況を取得できない場合であっても、状態取得部により取得された車両の状態に基づいて、車両の停止後にエンジンを停止させることができる。したがって、エンジンを停止させる機会が制限されることを抑制することができる。
再加速推定部により再加速要求が生じないと推定された場合に、状況取得部により車両の前方の状況を取得できないことがある。この場合、エンジンを停止させることを禁止すると、車両の走行中に減速要求があると判定され、車両の再加速要求が生じないにもかかわらず、エンジンを停止させる機会が制限されることとなる。
この点、第9の手段では、前記停止判断部は、前記再加速推定部により前記再加速要求が生じないと推定され、且つ前記状況取得部により前記状況を取得できない場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させる。このため、状況取得部により車両の前方の状況を取得できない場合であっても、エンジンを停止させることが望ましい状況では、エンジンを早期に停止させることができる。
第10の手段では、前記停止判断部は、前記状況取得部により前記状況を取得できない場合に、前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて、前記車両の走行中及び停止後に前記エンジンを停止させる。
上記構成によれば、状況取得部により状況を取得できない場合に、状態取得部により取得された車両の状態に基づいて、車両の走行中及び停止後にエンジンが停止される。このため、状況取得部により車両の前方の状況を取得できない場合であっても、エンジンを停止させることを一律に禁止するのではなく、状態取得部により取得された車両の状態に基づいて、車両の走行中及び停止後に前記エンジンを停止させることができる。したがって、エンジンを停止させる機会が制限されることを抑制することができる。
車両の停止後にエンジンを停止させることが可能な第2時間が第2判定時間よりも短い場合は、車両の停止後にエンジンを停止させると、燃費が悪化したり、ドライバが煩わしさを感じたりするおそれがある。ただし、車両の走行中にエンジンを停止させることが可能な第1時間が第3判定時間よりも長い場合は、車両の走行中にエンジンを停止させることで、燃費を改善することができる可能性がある。
この点、第11の手段では、前記停止判断部は、前記再加速推定部により前記再加速要求が生じないと推定され、且つ前記第2時間予測部により予測された前記第2時間が第2判定時間よりも短く、且つ前記第1時間予測部により予測された前記第1時間が第3判定時間よりも長い場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させ、前記車両の速度が判定車速よりも低くなった時に前記エンジンを再始動させる。したがって、燃費を改善することができる可能性がある場合に、車両の走行中にエンジンを停止させることができる。さらに、車両の停止後にエンジンが停止しているとドライバが煩わしさを感じるおそれがある場合に、エンジンを再始動させることができる。その結果、ドライバが煩わしさを感じることを抑制しつつ、燃費を改善することができる。
車両を示すブロック図。 エンジン停止制御の手順を示すフローチャート。 停車後エンジン停止制御2の手順を示すフローチャート。 再加速要求推定1の手順を示すフローチャート。 停車後エンジン停止制御1の手順を示すフローチャート。 走行中及び停車後エンジン停止制御1の手順を示すフローチャート。 再加速要求推定2の手順を示すフローチャート。 車両の停止位置までの距離と制動距離と再加速要求との関係を示す模式図。 車両の停止位置までの距離と制動距離と再加速要求との関係を示す模式図。 走行中及び停車後エンジン停止制御2の手順を示すフローチャート。 再加速要求推定3の手順を示すフローチャート。 先行車両及び自車両の制動距離と再加速要求との関係を示す模式図。
以下、動力源としてエンジンを備える車両として具現化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、車両10は、エンジン11、始動機12、ブレーキセンサ21、アクセルセンサ22、NEセンサ23、車速センサ24、ステレオカメラ31、レーダ32、ドライバモニタ35、制御装置40等を備えている。
エンジン11は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等であり、燃料の燃焼により動力を発生する。エンジン11には、始動機12が設けられている。始動機12は、スタータや、ISG(Integrated Starter Generator)、駆動機能付オルタネータ等により構成されている。始動機12は、バッテリ(図示略)から供給される電力により駆動され、エンジン11のクランク軸に初期回転を与える。エンジン11及び始動機12の駆動状態は、制御装置40により制御される。
ブレーキセンサ21は、ブレーキペダル(ブレーキ操作部材)の踏み込み量(操作量)を検出する。アクセルセンサ22は、アクセルペダル(アクセル操作部材)の踏み込み量(操作量)を検出する。NEセンサ23は、エンジン11の回転速度を検出する。車速センサ24は、車両10の速度を検出する。これらのセンサ21〜24による検出信号は制御装置40に送信される。
ステレオカメラ31は、2つのカメラにより車両10の前方を撮影し、各撮影画像を制御装置40に送信する。レーダ32は、ミリ波レーダやレーザレーダ等であり、車両10の前方の所定範囲に向けて電磁波を放射し、その反射波を検出する。レーダ32は、車両10の前方の所定範囲に存在する物体までの距離、及びその物体と車両10との相対速度を検出する。ドライバモニタ35は、車両10のドライバ(運転手)を撮影し、ドライバの識別や、ドライバ表情の検出を行う。
制御装置40(車両の制御装置に相当)は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース、車両10の各装置を駆動する駆動回路等を含むマイクロコンピュータである。制御装置40は、各種センサ21〜24により検出された車両10の状態、ステレオカメラ31及びレーダ32により検出された車両10の前方の状況に基づいて、各装置の状態を制御する。本実施形態では、制御装置40は、車両10の走行中にエンジン11を停止させるエンジン停止制御を実行する。制御装置40は、車両状態取得部41、外界情報取得部42、再加速推定部43、第1時間予測部44、第2時間予測部45、自動停止禁止部46、自動停止再始動判断部47を備えている。
車両状態取得部41(状態取得部に相当)は、ブレーキセンサ21、アクセルセンサ22、NEセンサ23、及び車速センサ24の検出信号に基づいて、車両10の状態を取得する。
外界情報取得部42(状況取得部に相当)は、ステレオカメラ31の撮影画像、及びレーダ32の検出結果に基づいて、車両10の前方の状況を取得する。詳しくは、外界情報取得部42は、ステレオカメラ31の撮影画像を解析して、車両10の前方の物体を検出し、検出した物体の種類を識別する。そして、外界情報取得部42は、車両10から物体までの距離(例えば先行車両までの距離、停止線までの距離)、物体と車両10との相対速度、物体の状態(例えば信号機が青信号か赤信号か、踏切の遮断機が下降しているか否か)等を判別する。
再加速推定部43は、外界情報取得部42により取得された車両10の前方の状況及び車両状態取得部41により取得された車両10の状態に基づいて、車両10の走行中にドライバが車両10を減速させる減速意志(減速要求)があるか否か判定する。そして、再加速推定部43は、減速意志があると判定した場合に、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。再加速要求推定の詳細については後述する。
第1時間予測部44は、外界情報取得部42により取得された車両10の前方の及び車両状態取得部41により取得された車両10の状態に基づいて、車両10の走行中にエンジン11を停止させることが可能な第1時間を予測する。詳しくは、第1時間予測部44は、車両10の車速と減速度(加速度)とに基づいて、車速が0又は再始動車速になるまでの時間として第1時間を予測する。再始動車速は、エンジン11を停止させた後にエンジン11を再始動する場合に、エンジン11の再始動が行われる車速であり、0よりも高く所定車速(例えば20km/h)よりも低い車速である。
第2時間予測部45は、外界情報取得部42により取得された車両10の前方の状況に基づいて、車両10の停止後にエンジン11を停止させることが可能な第2時間を予測する。詳しくは、第2時間予測部45は、例えば車両10が赤信号の状態の信号機で停止すると予測した場合に、停車してから信号機が青信号になるまでの時間として第2時間を例えば10秒と予測する。第2時間予測部45は、例えば車両10が遮断機の下降した踏切で停止すると予測した場合に、停車してから遮断機が上昇するまでの時間として第2時間を例えば10秒と予測する。
ここで、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求に応じてエンジン11を停止させても、車両10を再加速させる必要が生じると、エンジン11が無駄に再始動されるおそれがある。この点、自動停止禁止部46(停止禁止部に相当)は、再加速推定部43により再加速要求が生じると推定された場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させることを禁止する。また、自動停止禁止部46は、再加速推定部43により再加速要求が生じるか否か推定することができない場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させることを禁止する。
自動停止再始動判断部47(停止判断部に相当)は、再加速推定部43により再加速要求が生じないと推定された場合に、第1時間予測部44により予測された第1時間及び第2時間予測部45により予測された第2時間に基づいて、車両10の走行中にエンジン11を停止させるか否か判断する。車両10の走行中及び停車後におけるエンジン停止制御の詳細については後述する。
図2は、エンジン停止制御の手順を示すフローチャートである。この一連の処理は、制御装置40により所定の周期で繰り返し実行される。
まず、ドライバの減速意志があるか否か判定する(S11)。具体的には、ブレーキセンサ21によりブレーキペダルの踏み込み(ブレーキオン)が検出されていること、及びアクセルセンサ22によりアクセルペダルの開放(アクセルオフ)が検出されていることの少なくとも一方が成立する場合に、ドライバの減速意志(減速要求)があると判定する。この判定において、ドライバの減速意志がないと判定した場合(S11:NO)、この一連の処理を一旦終了する(END)。
一方、S11の判定において、ドライバの減速意志があると判定した場合(S11:YES)、外界情報を取得可能であるか否か判定する(S12)。具体的には、ステレオカメラ31の故障により撮影画像が得られない場合や、レーダ32の故障により物体を検出できない場合に、外界情報を取得可能でないと判定する。また、ステレオカメラ31やレーダ32と通信できない場合に、外界情報を取得可能でないと判定する。
S12の判定において、外界情報を取得可能でないと判定した場合(S12:NO)、停車後エンジン停止制御2を実行する(S23)。
詳しくは、S23の処理は、図3に示す手順で実行される。同図に示すように、車速が0であるか否か判定する(S231)。この判定において、車速が0であると判定した場合(S231:YES)、車速が0の状態で所定時間経過したか否か判定する(S232)。この判定において、車速が0の状態で所定時間経過したと判定した場合(S232:YES)、ブレーキペダルが踏み込まれているか否か判定する(S233)。この判定において、ブレーキペダルが踏み込まれていると判定した場合(S233:YES)、アクセルペダルが開放されているか否か判定する(S234)。この判定において、アクセルペダルが開放されていると判定した場合(S234:YES)、エンジン11を停止させ(S235)、図2のS23の処理を終了する(END)。なお、その後にエンジン11の再始動条件を満たすことで、エンジン11が再始動される。エンジン11の再始動条件は、例えばアクセルペダルが踏み込まれることである。
一方、図3のS231〜S234の処理で否定判定された場合(S231:NO、S232:NO、S233:NO、S234:NO)、図2のS23の処理を終了し、図2のS11の処理から再度実行する。なお、図3は、自動変速機を搭載したAT車両に適用する場合の処理であるが、手動変速機を搭載したMT車両に適用することもできる。その場合、S233の処理に代えて、手動変速機のギヤがニュートラルであり且つクラッチが係合されているか否かを判定するとよい。
また、S12の判定において、外界情報を取得可能であると判定した場合(S12:YES)、自車両10に先行する先行車両があるか否か判定する(S13)。先行車の有無は、ステレオカメラ31の撮影画像やレーダ32の検出結果に基づいて判定することができる。
S13の判定において、自車両10に先行する先行車両があると判定した場合(S13:YES)、再加速要求の有無を推定可能であるか否か判定する(S14)。具体的には、例えば逆光でありステレオカメラ31により明確な撮影画像を得られない場合や、障害物がありステレオカメラ31により十分な範囲を撮影することができない場合、道路がカーブを描いておりレーダ32により自車線の前方の物体を検出することができない場合に、再加速要求の有無を推定可能でないと判定する。
S14の判定において、再加速要求の有無を推定可能であると判定した場合(S14:YES)、再加速要求が生じるか否か判定する(S15)。ここで、自車両10が先行車両の後を走行している場合、先行車両が停止すれば、自車両10はその後側に停止することになる。このとき、先行車両と自車両10との距離が長い場合、ドライバは自車両10を加速させて先行車両との距離を縮める可能性が高い。その場合、エンジン11が停止されていれば、エンジン11が再始動されることとなる。したがって、このような場合にエンジン11が停止されると、エンジン11が無駄に再始動されるおそれがある。そこで、S15の処理において再加速要求が生じるか否か判定する。
詳しくは、S15の処理(再加速要求推定1)は、図4に示す手順で実行される。同図に示すように、先行車両と自車両10との相対速度が正であり且つ減小中であるか否か判定する(S151)。ここでは、先行車両の速度よりも自車両10の速度が高い場合に、相対速度を正とする。この判定において、先行車両と自車両10との相対速度が正であり且つ減小中であると判定した場合(S151:YES)、先行車両と自車両10との距離が判定距離よりも短いか否か判定する(S152)。この判定距離は、先行車両と自車両10とが接近しており、先行車両の後側に付けて自車両10を停止させると判断することのできる距離に設定されている。この判定において、先行車両と自車両10との距離が判定距離よりも短いと判定した場合(S152:YES)、再加速要求が生じないと判定し(S153)、図2のS15の処理を終了する。
すなわち、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、車両10よりも先行する先行車両と車両10との位置関係に基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。ここで、先行車両の後側に自車両10を停止させる場合、先行車両と自車両10との間に確保する距離はドライバによって異なる。このため、ドライバによっては、先行車両と自車両10との距離が判定距離よりも長くても、先行車両と自車両10との距離を縮めない可能性がある。
この点、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、上記位置関係と上記位置関係の履歴とに基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定してもよい。詳しくは、ドライバモニタ35によるドライバの識別結果に応じて、現在のドライバが先行車両の後側に自車両10を停止させた際の車間距離の学習値を取得する。そして、先行車両と自車両10との距離から車間距離の学習値を引いた距離が判定距離よりも短いか否か判定する。車間距離の学習値は、以前に先行車両の後側に自車両10を停止させた時の車間距離(位置関係の履歴)に基づいて、車間距離の加重平均等をドライバ毎に記憶した値である。
一方、S151の判定において、先行車両と自車両10との相対速度が正でない又は相対速度が減小中でないと判定した場合(S151:NO)、及びS152の判定において、先行車両と自車両10との距離が判定距離よりも短くないと判定した場合(S152:NO)、再加速要求が生じると判定し(S154)、図2のS15の処理を終了する。
図2に戻り、S15の判定において、再加速要求が生じると判定した場合(S15:YES)、車両10の走行中にエンジン11を停止させることを禁止する(S16)。そして、停車後エンジン停止制御1を実行する(S17)。
詳しくは、S17の処理は、図5に示す手順で実行される。同図に示すように、外界情報を取得可能であるか否か判定する(S171)。S171の処理は、S12の処理と同一である。続いて、車速が0であるか否か判定する(S172)。この判定において、車速が0でないと判定した場合(S172:NO)、図2のS17の処理を終了し、S11の処理から再度実行する。
一方、S172の判定において、車速が0であると判定した場合(S172:YES)、停車後エンジン停止可能時間(上述した第2時間)が、第1判定時間よりも長いか否か判定する(S173)。この第1判定時間は、エンジン11を停止させて再始動した場合に、エンジン11を継続して運転した場合と比較して燃料を節約する効果が得られる最短のエンジン停止時間であり、例えばガソリンエンジンで5秒、ディーゼルエンジンで4秒に設定されている。この判定において、停車後エンジン停止可能時間が第1判定時間よりも長いと判定した場合(S173:YES)、エンジン11を停止させ(S174)、図2のS17の処理を終了する(END)。なお、その後にエンジン11の再始動条件を満たすことで、エンジン11が再始動される。
一方、S173の判定において、停車後エンジン停止可能時間が第1判定時間よりも長くないと判定した場合(S173:NO)、車両10の停止後にエンジン11を停止させることを禁止し(S175)、図2のS17の処理を終了し、S11の処理から再度実行する。
また、S171の判定において、外界情報を取得可能でないと判定した場合(S171:NO)、停車後エンジン停止制御2を実行する(S176)。S176の処理は、図2のS23の処理と同一である。
図2に戻り、S15の判定において、再加速要求が生じないと判定した場合(S15:NO)、走行中及び停車後エンジン停止制御1を実行する(S18)。
詳しくは、S18の処理は、図6に示す手順で実行される。同図に示すように、道路情報を取得可能であるか否か判定する(S181)。具体的には、先行車両によりステレオカメラ31の撮影範囲が遮られることなく、信号機や踏切の状態を識別可能であるか否か判定する。例えば、先行車両がトラックであり車高が高い場合に、ステレオカメラ31の撮影範囲が遮られることがある。この判定において、道路情報を取得可能でないと判定した場合(S181:NO)、エンジン11を停止させ(S184)、図2のS18の処理を終了する(END)。なお、その後にエンジン11の再始動条件を満たすことで、エンジン11が再始動される。
一方、S181の判定において、道路情報を取得可能であると判定した場合(S181:YES)、停車後エンジン停止可能時間(上述した第2時間)が、第2判定時間よりも長いか否か判定する(S182)。この第2判定時間は、エンジン11を停止させてから再始動するまでの時間が、ドライバが煩わしさを感じるほど短いことを判定する時間であり、上述した第1判定時間よりも短く設定されている。この判定において、停車後エンジン停止可能時間が第2判定時間よりも長いと判定した場合(S182:YES)、走行中エンジン停止可能時間(上述した第1時間)と停車後エンジン停止可能時間との合計が、上述した第1判定時間よりも長いか否か判定する(S183)。この判定において、走行中エンジン停止可能時間と停車後エンジン停止可能時間との合計が、第1判定時間よりも長いと判定した場合(S183:YES)、エンジン11を停止させ(S184)、図2のS18の処理を終了する(END)。なお、その後にエンジン11の再始動条件を満たすことで、エンジン11が再始動される。すなわち、走行中エンジン停止可能時間と停車後エンジン停止可能時間との合計が、第1判定時間よりも長いと判定した場合は、車速にかかわらずエンジン11が停止される。このため、車両10が走行中の場合は、いわゆるコースティング状態となる。
また、S183の判定において、走行中エンジン停止可能時間と停車後エンジン停止可能時間との合計が、第1判定時間よりも長くないと判定した場合(S183:NO)、車両10の走行中及び停止後にエンジン11を停止させることを禁止し(S185)、図2のS18の処理を終了し、S11の処理から再度実行する。
また、S182の判定において、停車後エンジン停止可能時間が第2判定時間よりも長くないと判定した場合(S182:NO)、走行中エンジン停止可能時間(上述した第1時間)が、第3判定時間よりも長いか否か判定する(S186)。この第3判定時間は、上述した第1判定時間と同一に設定されている。なお、第3判定時間と第1判定時間とが異なっていてもよい。この判定において、走行中エンジン停止可能時間が、第3判定時間よりも長いと判定した場合(S186:YES)、エンジン11を停止させる(S187)。続いて、車速が上述した再始動車速よりも低いか否か判定する(S188)。この判定において、車速が再始動車速よりも低くないと判定した場合(S188:NO)、S188の処理を再度実行する。一方、この判定において、車速が再始動車速よりも低いと判定した場合(S188:YES)、エンジン11を再始動させ(S189)、図2のS18の処理を終了し、S11の処理から再度実行する。すなわち、走行中エンジン停止可能時間が、第3判定時間よりも長いと判定した場合は、車速にかかわらずエンジン11が停止される。このため、車両10が走行中の場合は、いわゆるコースティング状態となる。
図2に戻り、S13の判定において、自車両10に先行する先行車両がないと判定した場合(S13:NO)、再加速要求の有無を推定可能であるか否か判定する(S19)。具体的には、例えば逆光でありステレオカメラ31により明確な撮影画像を得られない場合や、障害物がありステレオカメラ31により十分な範囲を撮影することができない場合に、再加速要求の有無を推定可能でないと判定する。この判定において、再加速要求の有無を推定可能でないと判定した場合(S19:NO)、車両10の走行中にエンジン11を停止することを禁止する(S16)。
一方、S19の判定において、再加速要求の有無を推定可能であると判定した場合(S19:YES)、再加速要求が生じるか否か判定する(S20)。
詳しくは、S20の処理(再加速要求推定2)は、図7に示す手順で実行される。同図に示すように、車両10が停止する必要がある位置と推定した第1位置までの距離を予測する(S201)。
図8に示すように、ステレオカメラ31の撮影画像に基づいて、例えば信号機のある交差点手前の停止線Lまでの距離dsを予測する。続いて、車両Cの制動距離dbを予測する(S202)。制動距離dbは、車両10の車速と減速度(加速度)とに基づき車速が0になるまでの制動時間を予測し、車速と制動時間と減速度に基づいて予測することができる。なお、車両10が制動距離dbだけ進んで停止する位置と推定した位置は、第2位置に相当する。すなわち、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、車両10が停止する必要がある位置と推定した第1位置と、車両10が停止する位置と推定した第2位置とに基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。
続いて、停車時に第1位置よりも手前に確保される手前距離の学習値dpを取得する(S203)。手前距離の学習値dpは、以前に第1位置に車両Cを停止させた時の第1位置と車両10の先端との距離(位置関係の履歴)に基づいて、手前距離の加重平均等をドライバ毎に記憶した値である。そして、第1位置までの距離dsから、制動距離dbと手前距離の学習値dpとを引いた距離が、判定距離drよりも短いか否か判定する(S204)。この判定において、第1位置までの距離dsから、制動距離dbと手前距離の学習値dpとを引いた距離が、判定距離drよりも短いと判定した場合(S204:YES)、再加速要求が生じないと推定し(S205)、図2のS20の処理を終了する。すなわち、車両10の走行中に車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、第1位置、第2位置、及び第1位置と第2位置との距離の履歴に基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。
図8は再始動要求が生じないと推定する場合であり、図9は再始動要求が生じると推定する場合である。図9では、破線で示す予測した車両Cの停止位置において、交差点手前の停止線Lと車両Cとの距離が長いため、ドライバは車両Cを加速させて停止線Lとの距離を縮める可能性が高い。その場合、エンジン11が停止されていれば、エンジン11が再始動されることとなる。したがって、このような場合にエンジン11が停止されると、エンジン11が無駄に再始動されるおそれがある。
そこで、S204の判定において、第1位置までの距離dsから、制動距離dbと手前距離の学習値dpとを引いた距離が、判定距離drよりも短くないと判定した場合(S204:NO)、再加速要求が生じると推定し(S206)、図2のS20の処理を終了する。
図2に戻り、S20の判定において、再加速要求が生じると推定した場合(S20:YES)、車速が閾値よりも低いか否か判定する(S21)。この閾値は、車両10の走行中にエンジン11を停止させることで、燃料を節約することが可能な最低車速に設定されている。この判定において、車速が閾値よりも低くないと判定した場合(S21:NO)、S20の処理を再度実行する。
一方、S21の判定において、車速が閾値よりも低いと判定した場合(S21:YES)、車両10の走行中にエンジン11を停止することを禁止する(S16)。
また、S20の判定において、再加速要求が生じないと推定した場合(S20:NO)、走行中及び停車後エンジン停止制御2を実行する(S22)。
詳しくは、S22の処理は、図10に示す手順で実行される。同図に示すように、走行中及び停車後エンジン停止制御2は、図6の走行中及び停車後エンジン停止制御1における道路情報を取得可能であるか否か判定するS181の処理がない点を除いて、走行中及び停車後エンジン停止制御1と同一である。すなわち、図10のS222〜S229の処理は、図6のS182〜S189の処理とそれぞれ同一である。そして、図10の処理を終了すると、図2のS22の処理を終了する(END)。なお、その後にエンジン11の再始動条件を満たすことで、エンジン11が再始動される。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・自動停止禁止部46によって、再加速推定部43により再加速要求が生じると推定された場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させることが禁止される。このため、車両10の走行中にエンジン11を自動停止可能な車両10の制御装置40において、エンジン11が無駄に停止及び再始動されることを抑制することができる。ひいては、燃費が悪化することや、ドライバが煩わしさを感じることを抑制することができる。
・自動停止再始動判断部47によって、再加速推定部43により再加速要求が生じないと推定された場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させることが可能な第1時間及び車両10の停止後にエンジン11を停止させることが可能な第2時間に基づいて、車両10の走行中にエンジン11を停止させるか否か判断される(S15、S18、S182〜S187)。このため、第1時間及び第2時間に応じて、車両10の走行中にエンジン11を適切に停止させることができ、ひいては燃費の改善やドライバビリティの向上を図ることができる。
・再加速推定部43は、自車両10の走行中に自車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、自車両10よりも先行する先行車両と自車両10との位置関係に基づいて、自車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する(S11、S15、S151〜S154)。したがって、自車両10が先行車両の後を走行している場合に、再加速要求が生じるか否か適切に推定することができ、エンジン11が無駄に再始動されることを抑制することができる。
・再加速推定部43は、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、上記位置関係と上記位置関係の履歴とに基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。このため、停車時における先行車両と自車両10との位置関係がドライバによって異なったとしても、再加速要求が生じるか否かを正確に推定することができる。さらに、車両10を運転するドライバが複数いたとしても、ドライバモニタ35によりドライバが識別され、ドライバ毎に上記位置関係と上記位置関係の履歴とに基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定することができる。
・再加速推定部43は、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、車両10が停止する必要がある位置と推定した第1位置と、車両10が停止する位置と推定した第2位置とに基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する(S11、S20、S201〜S206)。したがって、車両10が交差点や踏切を通る場合に、再加速要求が生じるか否か適切に推定することができ、エンジン11が無駄に再始動されることを抑制することができる。
・再加速推定部43は、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、上記第1位置、上記第2位置、及び第1位置と第2位置との距離の履歴に基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する(S203,S204)。このため、停車時における交差点や踏切と車両10との位置がドライバによって異なったとしても、再加速要求が生じるか否かを正確に推定することができる。さらに、車両10を運転するドライバが複数いたとしても、ドライバモニタ35によりドライバが識別され、ドライバ毎に上記第1位置、上記第2位置、及び第1位置と第2位置との距離の履歴に基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定することができる。
・再加速推定部43により再加速要求が生じるか否か推定することができない場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させることが禁止される(S14、S16、S19)。このため、再加速要求が生じるか否か不明な場合に、エンジン11が無駄に停止及び再始動されることを抑制することができる。
・自動停止禁止部46により車両10の走行中にエンジン11を停止させることが禁止され、且つ第2時間予測部45により予測された車両10の停止後にエンジン11を停止させることが可能な第2時間が第1判定時間よりも長い場合に、車両10の停止後にエンジン11が停止させられる(S16〜S17、S173〜S174)。このため、車両10の走行中にエンジン11を停止させることが禁止されている場合であっても、第2時間が第1判定時間よりも長い場合は、車両10の停止後にエンジン11を停止させることができる。したがって、燃費の改善を図ることができる。
・自動停止禁止部46により車両10の走行中にエンジン11を停止させることが禁止され、且つ第2時間予測部45により予測された第2時間が第1判定時間よりも短い場合に、車両10の停止後にエンジン11が停止されない(S16〜S17、S173、S175)。このため、第2時間が第1判定時間よりも短い場合は、車両10の停止後にエンジン11が停止されず、エンジン11が無駄に再始動されることを抑制することができる。したがって、燃費が悪化することや、ドライバが煩わしさを感じることを抑制することができる。
・自動停止再始動判断部47は、自動停止禁止部46により車両10の走行中にエンジン11を停止させることが禁止され、且つ外界情報取得部42により状況を取得できない場合に、車両状態取得部41により取得された状態に基づいて、車両10の停止後にエンジン11を停止させる(S16、S171、S176、S231〜S235)。このため、外界情報取得部42により車両10の前方の状況を取得できない場合であっても、車両状態取得部41により取得された車両10の状態に基づいて、車両10の停止後にエンジン11を停止させることができる。したがって、エンジン11を停止させる機会が制限されることを抑制することができる。
・再加速推定部43により再加速要求が生じないと推定された場合に、外界情報取得部42により車両10の前方の状況を取得できないことがある。この場合、エンジン11を停止させることを禁止すると、車両10の走行中に減速要求があると判定され、車両10の再加速要求が生じないにもかかわらず、エンジン11を停止させる機会が制限されることとなる。この点、自動停止再始動判断部47は、再加速推定部43により再加速要求が生じないと推定され、且つ外界情報取得部42により状況を取得できない場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させる(S15、S18、S181、S184)。このため、外界情報取得部42により車両10の前方の状況を取得できない場合であっても、エンジン11を停止させることが望ましい状況では、エンジン11を早期に停止させることができる。
・外界情報取得部42により状況を取得できない場合に、車両状態取得部41により取得された車両10の状態に基づいて、車両10の走行中及び停止後にエンジン11が停止される(S12、S23、S231〜S235)。このため、外界情報取得部42により車両10の前方の状況を取得できない場合であっても、エンジン11を停止させることを一律に禁止するのではなく、車両状態取得部41により取得された車両10の状態に基づいて、車両10の走行中及び停止後にエンジン11を停止させることができる。したがって、エンジン11を停止させる機会が制限されることを抑制することができる。
・車両10の停止後にエンジン11を停止させることが可能な第2時間が第2判定時間よりも短い場合は、車両10の停止後にエンジン11を停止させると、燃費が悪化したり、ドライバが煩わしさを感じたりするおそれがある。ただし、車両10の走行中にエンジン11を停止させることが可能な第1時間が第3判定時間よりも長い場合は、車両10の走行中にエンジン11を停止させることで、燃費を改善することができる可能性がある。この点、自動停止再始動判断部47は、再加速推定部43により再加速要求が生じないと推定され、且つ第2時間予測部45により予測された第2時間が第2判定時間よりも短く、且つ第1時間予測部44により予測された第1時間が第3判定時間よりも長い場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させ、車両10の速度が判定車速よりも低くなった時にエンジン11を再始動させる(S15、S18、S182、S186〜S189)。したがって、燃費を改善することができる可能性がある場合に、車両10の走行中にエンジン11を停止させることができる。さらに、車両10の停止後にエンジン11が停止しているとドライバが煩わしさを感じるおそれがある場合に、エンジン11を再始動させることができる。その結果、ドライバが煩わしさを感じることを抑制しつつ、燃費を改善することができる。
なお、上記実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・ドライバモニタ35に限らず、指紋認証装置や、静脈認証装置、制御装置40とスマートフォン(携帯端末)との通信等によりドライバを識別することもできる。
・図7のS203の処理を省略するとともに、S204の処理において、第1位置までの距離dsから制動距離dbを引いた距離が、判定距離drよりも短いか否か判定してもよい。
・図4の再加速要求推定1を、図7の再加速要求推定2に準じた図11の再加速要求推定3に変更することもできる。図12に示すように、先行車両C1と自車両C2との距離di及び先行車両C1の制動距離db1に基づいて、先行車両C1の停止位置までの距離dsを予測する(S151A)。続いて、自車両C2の制動距離db2を予測する(S152A)。続いて、停車時に先行車両C1と自車両C2との間に確保される車間距離の学習値dpを取得する(S153A)。車間距離の学習値dpは、以前に先行車両C1の後側に自車両C2を停止させた時の先行車両C1と自車両C2との位置関係(位置関係の履歴)に基づいて、車間距離の加重平均等をドライバ毎に記憶した値である。そして、先行車両C1の停止位置までの距離dsから、自車両C2の制動距離db2と車間距離の学習値dpとを引いた距離が、判定距離drよりも短いか否か判定する(S154A)。この判定において、先行車両C1の停止位置までの距離dsから、自車両C2の制動距離db2と車間距離の学習値dpとを引いた距離が、判定距離drよりも短いと判定した場合(S154A:YES)、再加速要求が生じないと推定する(S155A)。一方、S154Aの判定において、先行車両C1の停止位置までの距離dsから、自車両C2の制動距離db2と車間距離の学習値dpとを引いた距離が、判定距離drよりも短くないと判定した場合(S154A:NO)、再加速要求が生じると推定する(S156A)。なお、図12は再加速要求が生じると推定する場合を示している。
すなわち、車両10の走行中に車両10を減速させる減速要求があると判定した場合に、先行車両C1と自車両C2との位置関係、及び位置関係の履歴に基づいて、車両10を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する。なお、S153Aの処理を省略するとともに、S154Aの処理において、先行車両C1の停止位置までの距離dsから自車両C2の制動距離db2を引いた距離が、判定距離drよりも短いか否か判定してもよい。
・図6のS188〜189の処理を省略して、その後にエンジン11の通常の再始動条件を満たすことでエンジン11を再始動させてもよい。通常の再始動条件として、例えばブレーキペダルが開放されていること、及びアクセルペダルが踏み込まれていることの少なくとも1つが成立していることを条件とすることができる。また、S183,S186の処理を、車両10の速度が所定速度未満となるまで逐次実行し、肯定判定された場合にそれぞれS184,S187の処理を実行し、否定判定され且つ車両10の速度が所定速度未満となった場合にS185の処理を実行してもよい。
・図2のS12の判定において、外界情報を取得可能でないと判定した場合(S12:NO)、車両10の走行中にエンジン11を停止させることを禁止したり、停車後にエンジン11を停止させることを禁止したりすることもできる。
・図6のS181の判定において、道路情報を取得可能でないと判定した場合(S181:NO)、ドライバによる車両10の操作状態に基づいて、エンジン11を判定時間よりも長く停止させることが可能であるか否か判定してもよい。そして、エンジン11を判定時間よりも長く停止させることが可能と予測した場合にエンジン11を停止させ、エンジン11を判定時間よりも長く停止させることが可能でないと予測した場合にエンジン11を停止させないようにしてもよい。例えば、車両10の走行中に、アクセルペダルが開放された状態が所定時間を超えて継続した場合や、ブレーキペダルが閾値よりも小さい踏み込み量で踏み込まれた状態が所定時間を超えて継続した場合に、エンジン11を判定時間よりも長く停止させることが可能であると予測することができる。なお、ドライバによる車両10の操作状態及び操作状態の履歴に基づいて、エンジン11を判定時間よりも長く停止させることが可能であるか否か判定してもよい。また、図6のS181の判定において、道路情報を取得可能でないと判定した場合(S181:NO)、車両10の走行中にエンジン11を停止させることを禁止したり、停車後にエンジン11を停止させることを禁止したりすることもできる。
・図5のS171の判定において、外界情報を取得可能でないと判定した場合(S171:NO)、停車後にエンジン11を停止させることを禁止することもできる。
10…車両、11…エンジン、40…制御装置、41…車両状態取得部、42…外界情報取得部、43…再加速推定部、44…第1時間予測部、45…第2時間予測部、46…自動停止禁止部、47…自動停止再始動判断部、C…車両、C1…先行車両、C2…自車両。

Claims (11)

  1. 車両(10)の走行中にエンジン(11)を自動停止可能な車両の制御装置(40)であって、
    前記車両の前方の状況を取得する状況取得部(42)と、
    前記車両の状態を取得する状態取得部(41)と、
    記状態取得部により取得された前記状態に基づいて前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記状況取得部により取得された前記状況及び前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する再加速推定部(43)と、
    前記状況取得部により取得された前記状況及び前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが可能な第1時間を予測する第1時間予測部(44)と、
    前記状況取得部により取得された前記状況に基づいて、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させることが可能な第2時間を予測する第2時間予測部(45)と、
    前記再加速推定部により前記再加速要求が生じると推定された場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることを禁止する停止禁止部(46)と、
    前記再加速推定部により前記再加速要求が生じないと推定された場合に、前記第1時間予測部により予測された前記第1時間及び前記第2時間予測部により予測された前記第2時間に基づいて、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させるか否か判断する停止判断部(47)と、
    を備える車両の制御装置。
  2. 前記再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記車両よりも先行する先行車両と前記車両との位置関係に基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記位置関係と前記位置関係の履歴とに基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する請求項2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記車両が停止する必要がある位置と推定した第1位置と、前記車両が停止する位置と推定した第2位置とに基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する請求項1に記載の車両の制御装置。
  5. 前記再加速推定部は、前記車両の走行中に前記車両を減速させる減速要求があると判定した場合に、前記第1位置、前記第2位置、及び前記第1位置と前記第2位置との距離の履歴に基づいて、前記車両を再加速させる再加速要求が生じるか否か推定する請求項4に記載の車両の制御装置。
  6. 前記停止禁止部は、前記再加速推定部により前記再加速要求が生じるか否か推定することができない場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることを禁止する請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  7. 前記停止判断部は、前記停止禁止部により前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが禁止され、且つ前記第2時間予測部により予測された前記第2時間が第1判定時間よりも長い場合に、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させ、前記停止禁止部により前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが禁止され、且つ前記第2時間予測部により予測された前記第2時間が前記第1判定時間よりも短い場合に、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させない請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  8. 前記停止判断部は、前記停止禁止部により前記車両の走行中に前記エンジンを停止させることが禁止され、且つ前記状況取得部により前記状況を取得できない場合に、前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて、前記車両の停止後に前記エンジンを停止させる請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  9. 前記停止判断部は、前記再加速推定部により前記再加速要求が生じないと推定され、且つ前記状況取得部により前記状況を取得できない場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させる請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  10. 前記停止判断部は、前記状況取得部により前記状況を取得できない場合に、前記状態取得部により取得された前記状態に基づいて、前記車両の走行中及び停止後に前記エンジンを停止させる請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  11. 前記停止判断部は、前記再加速推定部により前記再加速要求が生じないと推定され、且つ前記第2時間予測部により予測された前記第2時間が第2判定時間よりも短く、且つ前記第1時間予測部により予測された前記第1時間が第3判定時間よりも長い場合に、前記車両の走行中に前記エンジンを停止させ、前記車両の速度が判定車速よりも低くなった時に前記エンジンを再始動させる請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
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