JP6601651B2 - Performance guidance device, performance guidance method, program, and electronic musical instrument - Google Patents
Performance guidance device, performance guidance method, program, and electronic musical instrument Download PDFInfo
- Publication number
- JP6601651B2 JP6601651B2 JP2014163339A JP2014163339A JP6601651B2 JP 6601651 B2 JP6601651 B2 JP 6601651B2 JP 2014163339 A JP2014163339 A JP 2014163339A JP 2014163339 A JP2014163339 A JP 2014163339A JP 6601651 B2 JP6601651 B2 JP 6601651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- little finger
- played
- thumb
- notification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
本発明は、曲の演奏練習に用いて好適な演奏案内装置、演奏案内方法、プログラムおよび電子楽器に関する。 The present invention relates to a performance guidance device, a performance guidance method, a program, and an electronic musical instrument that are suitable for practice of music performance.
従来より鍵盤を備える電子楽器において楽曲の演奏練習を補助したり案内したりする装置が各種実用化されている。例えば特許文献1には、楽曲の進行に従って順次押下されるべき鍵を押鍵駆動する信号を発生し、この信号によって押下されるべき鍵を半押下状態に押し下げ、これによりユーザに次に弾くべき鍵を教示して演奏練習を補助する装置が開示されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, various devices for assisting or guiding music performance practice in an electronic musical instrument having a keyboard have been put into practical use. For example, in
また、例えば特許文献2には、曲を構成する各音を表す曲データ中に、各音毎の弾くべき指を表す運指データを設けておき、曲進行に応じて読みだされる曲データ中から抽出した運指データにより変調された赤外線を送信すると、演奏者の両手各指に装着されたバイブレータ付指輪がその赤外光を受信復調して運指データを取得する。そして、各指に装着されたバイブレータ付指輪の内、運指データで指定される指に装着されたバイブレータ付指輪がバイブレータを駆動して振動発生し、これにより演奏者の手の動きを拘束することなく鍵盤演奏の運指を触覚的にガイドする装置が開示されている。
Further, for example, in
ところで、上記特許文献1に開示の技術では、鍵盤を注視して半押下状態の鍵、つまり弾くべき鍵を探さねばならず、これ故、鍵盤から目を離すことが出来ないという弊害が生じる。また、上記特許文献2に開示の技術では、押鍵操作する指をガイド出来るが、鍵盤操作に不慣れな初心者ユーザであれば、どの鍵を押鍵してよいのか分らないという問題が生じる。つまり、換言すれば、上記特許文献1,2に開示の技術では、鍵盤を注視することなく、どの指でどの鍵を弾けばよいかを感覚的にガイドすることが叶わない。
By the way, in the technique disclosed in the above-mentioned
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、鍵盤を注視することなく、どの指でどの鍵を弾けばよいかを感覚的にガイドすることが出来る演奏案内装置、演奏案内方法、プログラムおよび電子楽器を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of such circumstances, and a performance guidance device, a performance guidance method, and the like, which can sensuously guide which key should be played with which finger without gazing at the keyboard, It aims to provide programs and electronic musical instruments.
上記目的を達成するため、本発明の演奏案内装置は、
鍵盤上における演奏者の親指または小指の位置と、弾くべき鍵の位置との関係を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記関係に基づいて、弾くべき鍵の位置または方向を示すように、複数の振動体のいずれかを振動させる第1の報知、または、弾くべき鍵の鍵面を揺動変位させる第2の報知を行う報知手段と、
を具備することを特徴とする。
In order to achieve the above object, the performance guidance device of the present invention provides:
A specific means for identifying the relationship between the position of the performer's thumb or little finger on the keyboard and the position of the key to be played;
Based on the relationship specified by the specifying means, the first notification for vibrating one of the plurality of vibrating bodies or the key surface of the key to be played is shaken so as to indicate the position or direction of the key to be played. Notification means for performing second notification of dynamic displacement ;
It is characterized by comprising.
本発明の楽音発生方法は、
装置が、
鍵盤上における演奏者の親指または小指の位置と、弾くべき鍵の位置との関係を特定し、
前記特定手段により特定された前記関係に基づいて、弾くべき鍵の位置または方向を示すように、複数の振動体のいずれかを振動させる第1の報知、または、弾くべき鍵の鍵面を揺動変位させる第2の報知を行う、
ことを特徴とする。
The musical sound generation method of the present invention includes:
The device
Identify the relationship between the position of the performer's thumb or little finger on the keyboard and the position of the key to be played,
Based on the relationship specified by the specifying means, the first notification for vibrating one of the plurality of vibrating bodies or the key surface of the key to be played is shaken so as to indicate the position or direction of the key to be played. Second notification for dynamic displacement is performed.
It is characterized by that.
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
鍵盤上における演奏者の親指または小指の位置と、弾くべき鍵の位置との関係を特定する特定処理と、
前記特定手段により特定された前記関係に基づいて、弾くべき鍵の位置または方向を示すように、複数の振動体のいずれかを振動させる第1の報知、または、弾くべき鍵の鍵面を揺動変位させる第2の報知を行う報知処理と、
を実行させることを特徴とする。
The program of the present invention
On the computer,
A specific process for identifying the relationship between the position of the player's thumb or little finger on the keyboard and the position of the key to be played;
Based on the relationship specified by the specifying means, the first notification for vibrating one of the plurality of vibrating bodies or the key surface of the key to be played is shaken so as to indicate the position or direction of the key to be played. A notification process for performing a second notification for dynamic displacement ;
Is executed.
本発明では、鍵盤を注視することなく、どの指でどの鍵を弾けばよいかを感覚的にガイドすることが出来る。 In the present invention, it is possible to sensuously guide which key should be played with which finger without gazing at the keyboard.
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.外観および構成
(1)外観
図1は、本発明の実施の一形態による演奏案内装置を備える電子楽器100の外観を示す外観図である。この図に示す電子楽器100は、長方形状の筺体を有し、その前面の長手方向に沿って鍵盤11が設けられ、当該鍵盤11の左端側にはユーザ(演奏者)の左手小指の左端位置を検出する手位置検出センサ13−1が、右端側にはユーザの右手小指の右端位置を検出する手位置検出センサ13−2が配設される。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
A. External Appearance and Configuration (1) External Appearance FIG. 1 is an external view showing an external appearance of an electronic
さらに、鍵盤11の上方に設けられる操作パネル面上には、操作部17を構成する各種操作スイッチや、装置の設定状態や動作状態を画面表示する表示部14を備える。なお、鍵盤11を押離鍵操作するユーザの左右両手の小指および親指には、後述する振動体16−1〜16−4が装着される。
Furthermore, on the operation panel surface provided above the keyboard 11, various operation switches constituting the
(2)構成
次に、図2を参照して実施形態の構成について説明する。図2は、電子楽器100の構成を示すブロック図である。図2において、鍵盤11は、演奏操作(押離鍵操作)に応じたキーオン/キーオフ信号、押鍵された鍵の鍵番号(又は離鍵された鍵の鍵番号)およびベロシティ等の演奏情報を出力する。なお、鍵盤11が発生する演奏情報は、CPU18においてノートオン/ノートオフイベントに変換された後、音源21に供給される。
(2) Configuration Next, the configuration of the embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of the electronic
鍵駆動部12は、各鍵毎に配設される駆動用電磁石と、これら駆動用電磁石に励磁信号を供給する励磁ドライバから構成される。励磁ドライバは、CPU18が指定する鍵に配設される駆動用電磁石に励磁信号を供給し、これにより対応する鍵の鍵面を例えば5mm乃至10mmのストローク範囲で上方へ揺動変位させる。こうした鍵面の揺動変位が意図するところについては追って述べる。
The
手位置検出センサ13−1〜13−2は、例えば超音波を用いて対象物までの距離を非接触検出する。具体的には、上述したように、鍵盤11の左端側に設けられる手位置検出センサ13−1がユーザ(演奏者)の左手小指の左端位置を検出し、鍵盤11の右端側に設けられる手位置検出センサ13−2がユーザの右手小指の右端位置を検出する。 The hand position detection sensors 13-1 to 13-2 detect the distance to the object in a non-contact manner using, for example, ultrasonic waves. Specifically, as described above, the hand position detection sensor 13-1 provided on the left end side of the keyboard 11 detects the left end position of the user's (performer) left hand little finger, and the hand provided on the right end side of the keyboard 11. The position detection sensor 13-2 detects the right end position of the user's right hand little finger.
なお、手位置検出センサ13−1により検出される左手小指の左端位置とは、当該センサ13−1の端面からユーザの左手小指の左端までの離間距離を指す。また、手位置検出センサ13−2により検出される右手小指の右端端位置とは、当該センサ13−2の端面からユーザの右手小指の右端までの離間距離を指す。 Note that the left end position of the left little finger detected by the hand position detection sensor 13-1 refers to a separation distance from the end surface of the sensor 13-1 to the left end of the user's left hand little finger. Also, the right end position of the right hand little finger detected by the hand position detection sensor 13-2 refers to a separation distance from the end surface of the sensor 13-2 to the right end of the user's right hand little finger.
手位置検出センサ13−1〜13−2により検出される左手小指の左端位置および右手小指の右端端位置は、CPU18に取り込まれる。CPU18では、後述するように、取り込んだ左手小指の左端位置、右手小指の右端端位置およびRAM20に予め登録されたユーザの手の幅データ(数値データ)に基づきユーザの左手小指/親指、右手親指/小指が鍵盤11上のどの鍵に対応するか換算する。
The left end position of the left hand little finger and the right end position of the right hand little finger detected by the hand position detection sensors 13-1 to 13-2 are taken into the
表示部14は、CPU18から供給される表示制御信号に基づき、装置各部の設定状態や動作状態などを画面表示する。送信部15は、CPU18の制御の下に、Bluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)などで知られる公知の近距離無線通信規格に従って振動体16の受信部16a(後述する)へ駆動指示を無線送信する。
Based on the display control signal supplied from the
振動体16は、図1に図示したように、ユーザ(演奏者)の左手小指に装着される振動体16−1、左手親指に装着される振動体16−2、右手親指に装着される振動体16−3および右手小指に装着される振動体16−4からなる。振動体16は、図3に図示するように、送信部15から無線送信される駆動指示を受信復調する受信部16aと、受信部16aの復調出力に応じて駆動信号を発生する駆動部16bと、駆動部16bから供給される駆動信号に従って振動を発生するバイブレータ16cとから構成される。
As shown in FIG. 1, the vibrating
操作部17は、図示していないが、電源をパワーオン/パワーオフする電源スイッチの他、発生楽音を修飾する各種パラメータを設定したり選択したりする各種スイッチや、演奏案内の開始・停止を指示するガイドスイッチなどを有し、操作されるスイッチ種に対応したスイッチイベントを発生する。この操作部17が発生するスイッチイベントは、CPU18に取り込まれる。
Although not shown in the figure, the
CPU18は、操作部17から供給される各種スイッチイベントに基づき装置各部の動作状態を設定する他、ガイドスイッチの操作により演奏案内の開始が指示された場合、鍵盤11を注視せずとも、どの指でどの鍵を弾けばよいかをユーザ(演奏者)に案内したり、ユーザの押離鍵操作で発生する演奏情報に応じたノートオン/ノートオフイベントを発生して音源21に供給し、当該音源21に楽音発生を指示する。本発明の要旨に係るCPU18の特徴的な処理動作については追って詳述する。
The
ROM19は、上記CPU18にロードされる各種プログラムを記憶する。各種プログラムとは、後述するメインルーチン、当該メインルーチンからコールされるスイッチ処理、ガイド処理、位置検出処理および鍵盤処理を含む。RAM20は、図4に図示するように、ワークエリアWA、ガイドデータGDおよび手の幅データHDを記憶する。RAM20のワークエリアWAは、CPU18の作業領域として各種レジスタ・フラグデータを一時記憶する。
The
ガイドデータGDは、演奏練習する曲を構成する各音について演奏操作(押鍵操作)をガイドする為のデータである。このガイドデータGDは、「タイム」および「コマンド」が対となって曲進行に対応した時系列のアドレス順に記憶される、いわゆる相対時間方式と呼ばれるデータ形式で表現される。 The guide data GD is data for guiding a performance operation (key pressing operation) for each sound constituting the music to be practiced. This guide data GD is expressed in a data format called a so-called relative time method in which “time” and “command” are paired and stored in the order of time-series addresses corresponding to the progression of music.
すなわち、先頭の「タイム」は曲開始時点からの経過時間で対応する「コマンド」のタイミングを表し、先頭以降の「タイム」は前「コマンド」実行時点からの経過時間で次「コマンド」のタイミングを表す。「コマンド」は、押鍵を表すオンコマンドあるいは離鍵を表すオフコマンドの何れかで構成される。押鍵を表すオンコマンドは、弾くべき鍵を指定する鍵番号および押鍵する手指を指定する運指番号を含む。一方、離鍵を表すオフコマンドは、離鍵すべき鍵を指定する鍵番号を含む。 In other words, the first “time” represents the timing of the corresponding “command” by the elapsed time from the beginning of the song, and the “time” after the beginning represents the elapsed time from the previous “command” execution time and the timing of the next “command” Represents. The “command” is composed of either an on command representing key press or an off command representing key release. The on-command representing the key press includes a key number that specifies the key to be played and a fingering number that specifies the finger to be pressed. On the other hand, the off command indicating the key release includes a key number for designating a key to be released.
手の幅データHDは、左手幅データLHWおよび右手幅データRHWから構成される。左手幅データLHWは、鍵盤11にユーザが左右両手を置いた状態において、左手小指の左端を基準にして左手親指の右端までを実測した幅である。右手幅データRHWは、同様の状態において、右手小指の右端を基準にして右手親指の左端までを実測した幅である。 The hand width data HD includes left hand width data LHW and right hand width data RHW. The left hand width data LHW is a width obtained by actually measuring the left end of the left hand little finger up to the right end of the left hand thumb when the user places both left and right hands on the keyboard 11. The right hand width data RHW is a measured width up to the left end of the right thumb with reference to the right end of the right hand little finger in the same state.
音源21は、周知の波形メモリ読み出し方式にて構成される複数の発音チャンネル(MIDIチャンネル)を備え、CPU18から供給されるノートオン/ノートオフイベントに従って楽音波形データWを発生する。サウンドシステム22は、音源21から出力される楽音波形データWをアナログ形式の楽音信号に変換し、当該楽音信号から不要ノイズを除去する等のフィルタリングを施した後、これを増幅してスピーカから放音させる。
The
C.動作
次に、図5〜図12を参照して、上記構成による電子楽器100のCPU18が実行するメインルーチン、スイッチ処理、ガイド処理、位置検出処理および鍵盤処理の各動作について説明する。なお、以下に述べる動作の主体は、ことわりが無い限りCPU18である。
C. Operations Next, with reference to FIGS. 5 to 12, operations of the main routine, switch processing, guide processing, position detection processing, and keyboard processing executed by the
(1)メインルーチンの動作
図5は、メインルーチンの動作を示すフローチャートである。装置電源がパワーオンされると、CPU18は本ルーチンを起動し、図5に図示するステップSA1に進み、装置各部を初期化するイニシャライズ処理を実行する。そして、イニシャライズ処理が完了すると、ステップSA2に進み、操作部17でユーザ操作されるスイッチ種に対応したスイッチイベントに基づき各種スイッチ処理を実行する。
(1) Operation of Main Routine FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the main routine. When the apparatus power supply is powered on, the
例えばガイドスイッチに応じてガイドスイッチ処理が実行された場合には、ガイドスイッチのオン操作に応じて反転されたガイドフラグGFが「1」なると、RAM20に記憶される先頭のガイドデータGD(タイム)を読み出すと共に、タイマインタラプト禁止を解除してコマンドタイミングの計時を開始させ、さらに手位置検出センサ13−1、13−2に動作開始を指示する。一方、ガイドスイッチのオン操作に応じて反転されたガイドフラグGFが「0」なると、タイマインタラプト禁止してコマンドタイミングの計時を停止させると共に、手位置検出センサ13−1、13−2に動作停止を指示する。
For example, when the guide switch process is executed in accordance with the guide switch, the leading guide data GD (time) stored in the
次いで、ステップSA3では、ガイド処理を実行する。ガイド処理では、コマンドタイミング(レジスタTのタイマ値が「0」以下となるタイミング)になると、ガイドデータGDである「コマンド」を読み出し、それが「オンコマンド」であれば、鍵番号NOTEおよび運指番号FINGERを抽出してオンフラグONFを「1」にセットする。 Next, in step SA3, a guide process is executed. In the guide process, at the command timing (timing when the timer value of the register T becomes “0” or less), the “command” as the guide data GD is read, and if it is “on command”, the key number NOTE and the operation are read. The finger number FINGER is extracted and the ON flag ONF is set to “1”.
一方、読み出した「コマンド」が「オフコマンド」であって、かつ駆動フラグDFが「1」ならば、鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を下方へ揺動変位させて当該鍵面を元の位置に戻すよう駆動指示する。そして、さらに歩進させた読み出しアドレスADGに応じて読みだされたガイドデータGDが次コマンドの「タイム」であると、それをレジスタTにストアして本処理を終える。 On the other hand, if the read “command” is an “off command” and the driving flag DF is “1”, the key surface of the key corresponding to the key number NOTE is displaced by swinging downward. The drive is instructed to return to the position. If the guide data GD read in accordance with the read address ADG further advanced is the “time” of the next command, it is stored in the register T, and the process ends.
続いて、ステップSA4に進むと、位置検出処理を実行する。位置検出処理では、後述するよに、手位置検出センサ13−1、13−2の検出結果およびRAM20に記憶されるユーザの手の幅データHD(左手幅データLHWおよび右手幅データRHW)に基づきユーザ(演奏者)の左手小指/親指、右手親指/小指の各位置が鍵盤11上のどの鍵に対応するか換算して取得する。
Subsequently, when the process proceeds to step SA4, a position detection process is executed. In the position detection process, based on the detection results of the hand position detection sensors 13-1 and 13-2 and the user hand width data HD (left hand width data LHW and right hand width data RHW) stored in the
そして、取得したユーザの左手小指/親指、右手親指/小指の各位置と、弾くべき鍵の位置(鍵番号NOTEに対応する鍵の位置)との関係に応じて、ユーザの左手小指/親指、右手親指/小指のそれぞれに装着される振動体16−1〜16−4の何れかを振動させることで弾くべき鍵の位置が、「左手小指より左」、「右手小指より右」、「右手と左手の間で右手に近いか左手に近いか」を感覚的にガイドする。 Then, depending on the relationship between the acquired positions of the left little finger / thumb and right thumb / little finger of the user and the position of the key to be played (the position of the key corresponding to the key number NOTE), The position of the key to be played by vibrating any one of the vibrating bodies 16-1 to 16-4 attached to the right thumb / little finger is “left from the left hand little finger”, “right from the right hand little finger”, “right hand” Between the left hand and the left hand.
このガイドに従ってユーザが鍵盤11上で右手(又は左手)を移動させ、それにより弾くべき鍵の位置(鍵番号NOTEに対応する鍵の位置)が、「左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)に収まる」と、鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を上方へ揺動変位させる。すると、ユーザの左手(又は右手)の小指から親指の何れかの指が、鍵面の揺動変位を触覚で感知し、感知した指で弾くべき鍵の押鍵を感覚的にガイドする結果、鍵盤を注視することなく、どの指でどの鍵を弾けばよいかを感覚的にガイド可能になっている。 The user moves the right hand (or left hand) on the keyboard 11 according to this guide, and the position of the key to be played (the position of the key corresponding to the key number NOTE) is “between the little finger of the left hand (or right hand) and the thumb. When it fits in (in the hand), the key surface of the key corresponding to the key number NOTE is rocked upward. Then, as a result of any finger from the little finger of the left hand (or right hand) of the user senses the rocking displacement of the key surface by tactile sense and sensuously guides the key depression of the key to be played with the sensed finger, It is possible to sensuously guide which key should be played with which finger without gazing at the keyboard.
次に、ステップSA5では、鍵盤処理を実行する。鍵盤処理では、後述するように、押鍵に応じてキーオンイベントが発生すると、押鍵操作に対応して鍵盤11が発生する演奏情報に基づきノートオンイベントを作成して音源21に送付すると共に、ガイド中に弾くべき鍵が押鍵されると、タイマインタラプト禁止を解除する。一方、離鍵に応じてキーオフイベントが発生すると、離鍵操作に対応して鍵盤11が発生する演奏情報に基づきノートオフイベントを作成して音源21に送付する。
Next, in step SA5, keyboard processing is executed. In the keyboard process, as will be described later, when a key-on event occurs in response to a key depression, a note-on event is created based on performance information generated by the keyboard 11 in response to a key depression operation and sent to the
この後、ステップSA6に処理を進め、例えばユーザ操作により指定された種類のエフェクトを発生楽音に付与する等の、その他の処理を実行して上述のステップSA2に処理を戻す。以後、電子楽器100がパワーオフされるまで上述したステップSA2〜SA6を繰り返し実行する。
Thereafter, the process proceeds to step SA6, and other processes such as, for example, applying the type of effect designated by the user operation to the generated musical tone are executed, and the process returns to step SA2. Thereafter, the above-described steps SA2 to SA6 are repeatedly executed until the electronic
(2)スイッチ処理の動作
次に、図6〜図7を参照してスイッチ処理の動作を説明する。図6はスイッチ処理の動作を示すフローチャート、図7はガイドスイッチ処理の動作を示すフローチャートである。上述したメインルーチンのステップSA2(図5参照)を介してスイッチ処理が実行されると、CPU18は図5に図示するステップSB1を介してガイドスイッチ処理を実行した後、ステップSB2に進み、例えば発生楽音の音色を選択する等の、その他のスイッチ処理を実行する。
(2) Operation of Switch Processing Next, the operation of switch processing will be described with reference to FIGS. FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the switch process, and FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the guide switch process. When the switch process is executed via step SA2 (see FIG. 5) of the main routine described above, the
上記ステップSB1を介してガイドスイッチ処理が実行されると、CPU18は図6に図示するステップSC1に進み、ガイドスイッチのオン操作の有無を判断する。ガイドスイッチがオン操作されなければ、このステップSC1の判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、ガイドスイッチがオン操作されると、上記ステップSC1の判断結果が「YES」になり、ステップSC2に進む。
When the guide switch process is executed through step SB1, the
ステップSC2では、ガイドフラグGFを反転する。ガイドフラグGFは、「0」の場合にガイド停止を表し、一方、「1」の場合にガイド実行を表す。次いで、ステップSC3では、反転されたガイドフラグGFが「1」、つまりガイド実行を表しているか否かを判断する。 In step SC2, the guide flag GF is inverted. The guide flag GF represents a guide stop when “0”, and represents a guide execution when “1”. Next, in step SC3, it is determined whether or not the inverted guide flag GF is “1”, that is, whether or not guide execution is indicated.
ガイドスイッチのオン操作に応じて反転されたガイドフラグGFが「1」、すなわちガイド実行を表す場合には、上記ステップSC3の判断結果が「YES」になり、ステップSC4に進む。ステップSC4では、RAM20に記憶されるガイドデータGDの初期アドレス(先頭アドレス)をレジスタADGにストアする。
If the guide flag GF inverted in response to the ON operation of the guide switch is “1”, that is, indicates guide execution, the determination result in step SC3 is “YES”, and the process proceeds to step SC4. In step SC4, the initial address (head address) of the guide data GD stored in the
続いて、ステップSC5では、レジスタADGにストアされた初期アドレス(先頭アドレス)に応じて、RAM20のガイドデータGDを読み出す。この場合、初期アドレス(先頭アドレス)のタイムを読みだす。次いで、ステップSC6では、読みだしたタイムをレジスタTにストアする。そして、ステップSC7では、タイマインタラプトの禁止を解除し、続くステップSC8では、手位置検出センサ13−1、13−2に動作開始を指示して本処理を終える。
Subsequently, in step SC5, the guide data GD in the
なお、上記ステップSC7でタイマインタラプトの禁止が解除されると、図示されていないタイマインタラプト処理が実行される。タイマインタラプト処理では、タイマ割り込み周期毎にレジスタTのタイマ値からタイマクロックを減算してコマンドタイミングを計時するようになっている。 When the prohibition of the timer interrupt is canceled in step SC7, a timer interrupt process (not shown) is executed. In the timer interrupt process, the command timing is measured by subtracting the timer clock from the timer value of the register T at every timer interrupt period.
一方、ガイドスイッチのオン操作に応じて反転されたガイドフラグGFが「0」、すなわちガイド停止を表す場合には、上記ステップSC3の判断結果が「NO」になり、ステップSC9に進み、タイマインタラプトを禁止する。これによりコマンドタイミングの計時が停止する。次いで、ステップSC10では、手位置検出センサ13−1、13−2に動作停止を指示して本処理を終える。 On the other hand, when the guide flag GF inverted according to the ON operation of the guide switch is “0”, that is, indicates that the guide is stopped, the determination result of the above-mentioned step SC3 becomes “NO”, the process proceeds to step SC9, and the timer interrupt Is prohibited. As a result, the timing of the command timing is stopped. Next, in step SC10, the hand position detection sensors 13-1 and 13-2 are instructed to stop the operation, and the process is finished.
このように、ガイドスイッチ処理では、ガイドスイッチのオン操作に応じて反転されたガイドフラグGFが「1」なると、RAM20に記憶される先頭のガイドデータGD(タイム)を読み出すと共に、タイマインタラプト禁止を解除してコマンドタイミングの計時を開始させ、さらに手位置検出センサ13−1、13−2に動作開始を指示する。一方、ガイドスイッチのオン操作に応じて反転されたガイドフラグGFが「0」なると、タイマインタラプト禁止してコマンドタイミングの計時を停止させると共に、手位置検出センサ13−1、13−2に動作停止を指示する。
Thus, in the guide switch processing, when the guide flag GF inverted according to the ON operation of the guide switch becomes “1”, the leading guide data GD (time) stored in the
(3)ガイド処理の動作
次に、図8〜図9を参照してガイド処理の動作について説明する。図8〜図9は、ガイド処理の動作を示すフローチャートである。前述したメインルーチンのステップSA3(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU18は図8に図示するステップSD1に進み、ガイドフラグGFが「1」、つまりガイド実行を表しているか否かを判断する。ガイドフラグGFが「0」、すなわちガイド停止を表している場合には、判断結果が「NO」になり、本処理を終える。
(3) Guide Processing Operation Next, the guide processing operation will be described with reference to FIGS. 8 to 9 are flowcharts showing the operation of the guide process. When this processing is executed via step SA3 (see FIG. 5) of the main routine described above, the
これに対し、ガイドフラグGFが「1」(ガイド実行)であれば、上記ステップSD1の判断結果は「YES」になり、ステップSD2に進む。ステップSD2では、図示されていないタイマインタラプト処理によって減算されるレジスタTのタイマ値が「0」以下、すなわちコマンドタイミングに達したか否かを判断する。レジスタTのタイマ値が「0」より大きく、コマンドタイミングに達していなければ、判断結果は「NO」になり、本処理を終える。 On the other hand, if the guide flag GF is “1” (guide execution), the determination result in step SD1 is “YES”, and the process proceeds to step SD2. In step SD2, it is determined whether or not the timer value of the register T subtracted by a timer interrupt process (not shown) is equal to or smaller than “0”, that is, the command timing has been reached. If the timer value of the register T is greater than “0” and the command timing has not been reached, the determination result is “NO”, and the present process ends.
一方、レジスタTのタイマ値が「0」以下となり、コマンドタイミングに達すると、上記ステップSD2の判断結果は「YES」になり、ステップSD3に進み、ガイドデータGDの読み出しアドレスADGをインクリメントして歩進させる。続いて、ステップSD4では、歩進された読み出しアドレスADGが、ガイドデータGDの末尾を指定するENDアドレス以下であるか否かを判断する。以下、歩進された読み出しアドレスADGがENDアドレスに達していない場合と、達した場合とに分けて動作説明を進める。 On the other hand, when the timer value of the register T becomes equal to or less than “0” and the command timing is reached, the determination result in step SD2 is “YES”, and the process proceeds to step SD3 to increment the read address ADG of the guide data GD and Advance. Subsequently, in step SD4, it is determined whether or not the stepped read address ADG is equal to or lower than the END address that specifies the end of the guide data GD. Hereinafter, the operation will be described separately for the case where the stepped read address ADG does not reach the END address and the case where it reaches.
<歩進された読み出しアドレスADGがENDアドレスに達していない場合>
歩進された読み出しアドレスADGがENDアドレスに達していなければ、上記ステップSD4の判断結果は「YES」になり、ステップSD5に進む。ステップSD5では、歩進された読み出しアドレスADGに応じて、RAM20のガイドデータGDを読み出す。そして、図9に図示するステップSD6に進み、上記ステップSD5において読み出したガイドデータGDのデータ種を判別する。
<Increased read address ADG does not reach END address>
If the incremented read address ADG has not reached the END address, the judgment result at Step SD4 is “YES”, and the CPU 4 proceeds to Step SD5. In step SD5, the guide data GD in the
上記ステップSD5において読み出したガイドデータGDが「コマンド」であると、ステップSD7に進み、「オンコマンド」であるか否かを判断する。以下、読み出したガイドデータGDが「オンコマンド」の場合と、「オフコマンド」の場合とに分けて動作説明を進める。 If the guide data GD read in step SD5 is “command”, the process proceeds to step SD7 to determine whether it is “on command”. Hereinafter, the operation description will be divided into a case where the read guide data GD is an “on command” and a case where it is an “off command”.
a.読み出したガイドデータGDが「オンコマンド」の場合
読み出したガイドデータGDが「オンコマンド」であると、ステップSD7を介してステップSD8に進み、「オンコマンド」に含まれる鍵番号をレジスタNOTEにストアすると共に、当該「オンコマンド」に含まれる運指番号をレジスタFINGERにストアする。以下、レジスタNOTEの値を鍵番号NOTEと称し、レジスタFINGERの値を運指番号FINGERと称す。
a. When the read guide data GD is “on command” If the read guide data GD is “on command”, the process proceeds to step SD8 via step SD7, and the key number included in the “on command” is stored in the register NOTE. At the same time, the fingering number included in the “on command” is stored in the register FINGER. Hereinafter, the value of the register NOTE is referred to as a key number NOTE, and the value of the register FINGER is referred to as a fingering number FINGER.
次いで、ステップSD9では、オンフラグONFを「1」にセットし、続くステップSD10では、タイマインタラプト禁止した後、上述のステップSD3(図8参照)に処理を戻す。なお、上記オンフラグONFとは、押鍵すべき鍵の位置をガイドする場合に「1」がセットされ、ガイドしない場合に「0」となるフラグである。 Next, in step SD9, the ON flag ONF is set to “1”. In the subsequent step SD10, after the timer interrupt is prohibited, the process returns to the above-described step SD3 (see FIG. 8). The ON flag ONF is a flag that is set to “1” when guiding the position of the key to be pressed and is set to “0” when not guiding.
b.読み出したガイドデータGDが「オフコマンド」の場合
読み出したガイドデータGDが「オフコマンド」ならば、ステップSD7を介してステップSD12に進み、オンフラグONFをゼロリセットする。そして、ステップSD13では、駆動フラグDFが「1」、すなわち鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を上方へ揺動変位させる駆動指示を鍵駆動部12に与えた状態であるか否かを判断する。
b. When the read guide data GD is an “off command” If the read guide data GD is an “off command”, the process proceeds to step SD12 via step SD7, and the on flag ONF is reset to zero. Then, in step SD13, it is determined whether or not the drive flag DF is “1”, that is, whether or not the
鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を上方へ揺動変位させる駆動指示を鍵駆動部12に与えた状態(DF=1)ならば、判断結果は「YES」になり、ステップSD14に進み、鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を下方へ揺動変位、つまり鍵面を元の位置に戻す駆動指示を鍵駆動部12に与える。
If the
次いで、ステップSD15では、上方へ揺動変位させた鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を元の位置に戻したことに対応して駆動フラグDFをゼロリセットする。この後、上述のステップSD3(図8参照)に処理を戻す。これに対し、駆動フラグDFが「0」であると、上記ステップSD13の判断結果は「NO」になり、上述のステップSD3(図8参照)に処理を戻す。 Next, in step SD15, the drive flag DF is reset to zero in response to returning the key surface of the key corresponding to the key number NOTE that has been rocked upward to the original position. Thereafter, the process returns to step SD3 (see FIG. 8). On the other hand, if the drive flag DF is “0”, the determination result in step SD13 is “NO”, and the process returns to step SD3 (see FIG. 8).
さて一方、図8に図示したステップSD5において読み出したガイドデータGDが「タイム」であると、上記ステップSD6を介してステップSD11に進み、読み出した「タイム」、すなわち次コマンドタイミングをレジスタTにセットして本処理を終える。 On the other hand, if the guide data GD read in step SD5 shown in FIG. 8 is “time”, the process proceeds to step SD11 via step SD6, and the read “time”, that is, the next command timing is set in the register T. And this processing is finished.
<歩進された読み出しアドレスADGがENDアドレスに達した場合>
歩進された読み出しアドレスADGがENDアドレスに達すると、図8に図示したステップSD4の判断結果が「NO」になり、ステップSD16に進み、タイマインタラプトを禁止する。続いて、ステップSD17では、ガイドフラグGFをゼロリセットしてガイド停止を表した後、ステップSD18に進み、手位置検出センサ13−1、13−2に動作停止を指示して本処理を終える。
<When the incremented read address ADG reaches the END address>
When the incremented read address ADG reaches the END address, the determination result in step SD4 shown in FIG. 8 becomes “NO”, the process proceeds to step SD16, and the timer interrupt is prohibited. Subsequently, in step SD17, the guide flag GF is reset to zero to indicate the guide stop, and then the process proceeds to step SD18 to instruct the hand position detection sensors 13-1 and 13-2 to stop the operation and the process ends.
このように、ガイド処理では、コマンドタイミング(レジスタTのタイマ値が「0」以下になるタイミング)になると、ガイドデータGDである「コマンド」を読み出し、それが「オンコマンド」であれば、鍵番号NOTEおよび運指番号FINGERを抽出してオンフラグONFを「1」にセットする。一方、読み出した「コマンド」が「オフコマンド」であって、かつ駆動フラグDFが「1」ならば、鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を下方へ揺動変位させて当該鍵面を元の位置に戻すよう駆動指示する。そして、さらに歩進させた読み出しアドレスADGに応じて読みだされたガイドデータGDが次コマンドの「タイム」であると、それをレジスタTにストアして本処理を終える。 As described above, in the guide process, when the command timing (timing when the timer value of the register T becomes “0” or less) is reached, the “command” that is the guide data GD is read. The number NOTE and fingering number FINGER are extracted and the ON flag ONF is set to “1”. On the other hand, if the read “command” is an “off command” and the driving flag DF is “1”, the key surface of the key corresponding to the key number NOTE is displaced by swinging downward. The drive is instructed to return to the position. If the guide data GD read in accordance with the read address ADG further advanced is the “time” of the next command, it is stored in the register T, and the process ends.
(4)位置検出処理の動作
次に、図10〜図11を参照して位置検出処理の動作について説明する。図10〜図11は、位置検出処理の動作を示すフローチャートである。前述したメインルーチンのステップSA4(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU18は図10に図示するステップSE1に処理を進め、ガイドフラグGFが「1」、すなわちガイド実行を表しているか否かを判断する。
(4) Operation of Position Detection Process Next, the operation of the position detection process will be described with reference to FIGS. 10 to 11 are flowcharts showing the operation of the position detection process. When this processing is executed via step SA4 (see FIG. 5) of the main routine described above, the
ガイド停止(ガイドフラグGFが「0」)ならば、判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、ガイド実行(ガイドフラグGFが「1」)であると、判断結果は「YES」になり、ステップSE2に進む。ステップSE2では、オンフラグONFが「1」、つまり押鍵すべき鍵の位置をガイドする状況であるか否かを判断する。 If the guide is stopped (the guide flag GF is “0”), the determination result is “NO”, and the present process ends. If the guide is executed (the guide flag GF is “1”), the determination result is “YES”. The process proceeds to step SE2. In step SE2, it is determined whether or not the ON flag ONF is “1”, that is, whether or not the key position to be pressed is guided.
オンフラグONFが「0」ならば、判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、押鍵すべき鍵の位置をガイドする状況(オンフラグONFが「1」)であると、上記ステップSE2の判断結果は「YES」になり、ステップSE3に進む。 If the ON flag ONF is “0”, the determination result is “NO”, and the present process is finished. However, if the key position to be pressed is guided (ON flag ONF is “1”), the above step SE2 The determination result is “YES”, and the flow proceeds to step SE3.
ステップSE3では、手位置検出センサ13−1により検出されるユーザ(演奏者)の左手小指の左端位置と、手位置検出センサ13−2により検出されるユーザの右手小指の右端位置とを取り込み、取り込んだ左手小指の左端位置、右手小指の右端端位置およびRAM20に記憶されるユーザの手の幅データHD(左手幅データLHWおよび右手幅データRHW)に基づきユーザの左手小指/親指、右手親指/小指の各位置が鍵盤11上のどの鍵に対応するか換算して取得する。
In step SE3, the left end position of the left little finger of the user (player) detected by the hand position detection sensor 13-1 and the right end position of the right hand little finger of the user detected by the hand position detection sensor 13-2 are captured. Based on the captured left end position of the left hand little finger, right end position of the right hand little finger, and user hand width data HD (left hand width data LHW and right hand width data RHW) stored in the
次に、ステップSE4では、鍵盤11において、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置を取得する。そして、ステップSE5、SE7、SE9、SE17では、鍵番号NOTEに対応する鍵(弾くべき鍵)の位置が、「左手小指より左」であるか、「右手小指より右」であるか、「右手と左手の間」であるか、「左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)に収まっている」か否かを判別する。 Next, in step SE4, the key position corresponding to the key number NOTE is acquired on the keyboard 11. In steps SE5, SE7, SE9, and SE17, the position of the key (key to be played) corresponding to the key number NOTE is “left from the left little finger”, “right from the right little finger”, or “right hand” Between the left hand and the left hand or whether it is within the left hand (or right hand) little finger and thumb (in the hand).
先ず、ステップSE5では、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置が「左手小指より左」であるか否かを判別する。「左手小指より左」であれば、判断結果は「YES」になり、ステップSE6に進む。ステップSE6では、左手小指に装着された振動体16−1(図1参照)の駆動指示を送信部15に指示して本処理を終える。
First, in step SE5, it is determined whether or not the key position corresponding to the key number NOTE is “left of the left hand little finger”. If “left from little left finger”, the determination result is “YES”, and the flow proceeds to step SE6. In step SE6, the
送信部15では、CPU18の指示に従い、左手小指に装着された振動体16−1に駆動指示を無線送信し、これに応じて振動体16−1が駆動指示を受信して振動を発生する。こうして振動体16−1が振動することによって、ユーザ(演奏者)に対して弾くべき鍵が左手小指よりも左側(低音域側)に位置していることを感覚的にガイドする。この結果、ユーザは弾くべき鍵に向けて左手を左側へ移動させることになる。
The
一方、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置が「左手小指より左」でなければ、上記ステップSE5の判断結果は「NO」になり、ステップSE7に進み、「右手小指より右」であるか否かを判別する。「右手小指より右」であれば、判断結果は「YES」になり、ステップSE8に進む。ステップSE8では、右手小指に装着された振動体16−4(図1参照)の駆動指示を送信部15に指示して本処理を終える。
On the other hand, if the position of the key corresponding to the key number NOTE is not “left from the left little finger”, the determination result in step SE5 is “NO”, the process proceeds to step SE7, and whether or not “right from the right hand little finger” is determined. Is determined. If “right than little right finger”, the determination result is “YES”, and the flow proceeds to step SE8. In step SE8, the
送信部15では、CPU18の指示に従い、右手小指に装着された振動体16−4に駆動指示を無線送信し、これに応じて振動体16−4が駆動指示を受信して振動を発生する。こうして振動体16−4が振動することによって、ユーザ(演奏者)に対して弾くべき鍵が右手小指よりも右側(高音域側)に位置していることを感覚的にガイドする。この結果、ユーザは弾くべき鍵に向けて右手を右側へ移動させることになる。
The
さて、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置が「右手小指より右」でなければ、上記ステップSE7の判断結果は「NO」になり、図11に図示するステップSE9に進み、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置が「右手と左手の間」であるか否かを判別する。「右手と左手の間」であれば、判断結果は「YES」になり、ステップSE10に進む。ステップSE10では、鍵番号NOTEをガイドするオンコマンド(ガイドデータGD)が運指番号を有しているか否かを判断する。 If the position of the key corresponding to the key number NOTE is not “right from the right little finger”, the determination result in step SE7 is “NO”, and the process proceeds to step SE9 shown in FIG. 11 to correspond to the key number NOTE. It is determined whether or not the position of the key to be performed is “between right hand and left hand”. If “between right hand and left hand”, the determination result is “YES”, and the flow proceeds to step SE10. In step SE10, it is determined whether or not the ON command (guide data GD) for guiding the key number NOTE has a fingering number.
運指番号を有していれば、判断結果は「YES」になりステップSE11に進む。ステップSE11では、運指番号が右手のものであるか否かを判断する。運指番号が右手のものであると、判断結果は「YES」になり、ステップSE12に進み、右手親指に装着された振動体16−3(図1参照)の駆動指示を送信部15に指示して本処理を終える。
If it has a fingering number, the determination result is “YES”, and the flow proceeds to step SE11. In step SE11, it is determined whether or not the fingering number is that of the right hand. If the fingering number is that of the right hand, the determination result is “YES”, and the process proceeds to step SE12 to instruct the
送信部15では、CPU18の指示に従い、右手親指に装着された振動体16−3に駆動指示を無線送信し、これに応じて振動体16−3が駆動指示を受信して振動を発生する。こうして振動体16−3が振動することによって、ユーザ(演奏者)に対して弾くべき鍵が右手親指よりも左側(低音域側)に位置していることを感覚的にガイドする。この結果、ユーザは弾くべき鍵に向けて右手を左側へ移動させることになる。
The
一方、運指番号が左手のものならば、上記ステップSE11の判断結果は「NO」になり、ステップSE13に進む。ステップSE13では、左手親指に装着された振動体16−2(図1参照)の駆動指示を送信部15に指示して本処理を終える。
On the other hand, if the fingering number is that of the left hand, the determination result in step SE11 is “NO”, and the flow proceeds to step SE13. In step SE13, the
送信部15では、CPU18の指示に従い、左手親指に装着された振動体16−2に駆動指示を無線送信し、これに応じて振動体16−2が駆動指示を受信して振動を発生する。こうして振動体16−2が振動することによって、ユーザ(演奏者)に対して弾くべき鍵が左手親指よりも右側(高音域側)に位置していることを感覚的にガイドする。この結果、ユーザは弾くべき鍵に向けて左手を右側へ移動させることになる。
The
これに対し、鍵番号NOTEをガイドするオンコマンド(ガイドデータGD)が運指番号を有していなければ、上記ステップSE10の判断結果が「NO」になり、ステップSE14に進む。ステップSE14では、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置が「右手に近い」か否かを判断する。「右手に近い」場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSE15に進み、右手親指に装着された振動体16−3の駆動指示を送信部15に指示して本処理を終える。
On the other hand, if the ON command (guide data GD) for guiding the key number NOTE does not have a fingering number, the determination result in step SE10 is “NO”, and the process proceeds to step SE14. In step SE14, it is determined whether or not the key position corresponding to the key number NOTE is “close to the right hand”. If it is “close to the right hand”, the determination result is “YES”, the process proceeds to step SE15, and the
送信部15では、CPU18の指示に従い、右手親指に装着された振動体16−3に駆動指示を無線送信し、これに応じて振動体16−3が駆動指示を受信して振動を発生する。こうして振動体16−3が振動することによって、ユーザ(演奏者)に対して弾くべき鍵が右手親指よりも左側(低音域側)に位置していることを感覚的にガイドする。この結果、ユーザは弾くべき鍵に向けて右手を左側へ移動させることになる。
The
一方、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置が「左手に近い」場合には、上記ステップSE14の判断結果が「NO」になり、ステップSE16に進み、左手親指に装着された振動体16−2の駆動指示を送信部15に指示して本処理を終える。
On the other hand, when the position of the key corresponding to the key number NOTE is “close to the left hand”, the determination result in step SE14 is “NO”, the process proceeds to step SE16, and the vibrator 16-2 attached to the left thumb. The driving instruction is instructed to the
送信部15では、CPU18の指示に従い、左手親指に装着された振動体16−2に駆動指示を無線送信し、これに応じて振動体16−2が駆動指示を受信して振動を発生する。こうして振動体16−2が振動することによって、ユーザ(演奏者)に対して弾くべき鍵が左手親指よりも右側(高音域側)に位置していることを感覚的にガイドする。この結果、ユーザは弾くべき鍵に向けて左手を右側へ移動させることになる。
The
さて、鍵番号NOTEに対応する鍵の位置が「右手と左手の間」でなければ、上記ステップSE9の判断結果が「NO」になり、ステップSE17に進み、「左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)に収まっている」か否かを判別する。左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)に収まっていなければ、判断結果は「NO」となり、本処理を終えるが、「左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)に収まっている」と判断結果は「YES」になり、ステップSE18に進む。 If the position of the key corresponding to the key number NOTE is not “between the right hand and the left hand”, the determination result in step SE9 is “NO”, the process proceeds to step SE17, and the “left hand (or right hand) little finger and It is determined whether or not it is in between the thumbs (in the hand). If it does not fit between the left finger (or right hand) little finger and thumb (in the hand), the determination result is “NO”, and the process ends, but “the left hand (or right hand) little finger and thumb (hand) The determination result is “YES”, and the process proceeds to step SE18.
ステップSE18では、鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を上方へ揺動変位するよう駆動指示を鍵駆動部12に与えた後、駆動フラグDFを「1」にセットして本処理を終える。これにより鍵駆動部12では、CPU18の指示に応じて、鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を例えば5mm乃至10mmのストローク範囲で上方へ揺動変位させる。すると、ユーザの左手(又は右手)の小指から親指の何れかの指が、鍵面の揺動変位を触覚で感知し、感知した指で弾くべき鍵の押鍵を感覚的にガイドする。換言すれば、鍵盤を注視することなく、どの指でどの鍵を弾けばよいかを感覚的にガイドすることが可能になる。
In step SE18, after giving a drive instruction to the
以上のように、位置検出処理では、手位置検出センサ13−1により検出されるユーザ(演奏者)の左手小指の左端位置と、手位置検出センサ13−2により検出されるユーザの右手小指の右端位置と、RAM20に記憶されるユーザの手の幅データHD(左手幅データLHWおよび右手幅データRHW)とに基づきユーザの左手小指/親指、右手親指/小指の各位置が鍵盤11上のどの鍵に対応するか換算して取得する。
As described above, in the position detection processing, the left end position of the left hand little finger of the user (player) detected by the hand position detection sensor 13-1, and the right hand little finger of the user detected by the hand position detection sensor 13-2. Based on the right end position and the user's hand width data HD (left hand width data LHW and right hand width data RHW) stored in the
取得したユーザの左手小指/親指、右手親指/小指の各位置と、弾くべき鍵の位置(鍵番号NOTEに対応する鍵の位置)との関係に応じて、ユーザの左手小指/親指、右手親指/小指のそれぞれに装着される振動体16−1〜16−4の何れかを振動させ、これにより弾くべき鍵の位置が、「左手小指より左」、「右手小指より右」、「右手と左手の間で右手に近いか左手に近いか」を感覚的にガイドする。 The left little finger / thumb and right thumb of the user according to the relationship between the obtained positions of the left little finger / thumb and right thumb / little finger of the user and the position of the key to be played (the position of the key corresponding to the key number NOTE). / Vibrates any of the vibrating bodies 16-1 to 16-4 attached to each of the little fingers, so that the position of the key to be played is "left from the left hand little finger", "right from the right hand little finger", "right hand and Guiding sensibly between left hand and right hand or left hand.
こうしたガイドに従ってユーザが鍵盤11上で右手(又は左手)を移動させ、この結果、弾くべき鍵の位置(鍵番号NOTEに対応する鍵の位置)が、「左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)に収まる」と、鍵番号NOTEに対応する鍵の鍵面を例えば5mm乃至10mmのストローク範囲で上方へ揺動変位させる。すると、ユーザの左手(又は右手)の小指から親指の何れかの指が、鍵面の揺動変位を触覚で感知し、感知した指で弾くべき鍵の押鍵を感覚的にガイドする結果、鍵盤を注視することなく、どの指でどの鍵を弾けばよいかを感覚的にガイド可能になっている。 According to such a guide, the user moves the right hand (or left hand) on the keyboard 11, and as a result, the position of the key to be played (the position of the key corresponding to the key number NOTE) is “the left hand (or right hand) little finger and thumb. The key face of the key corresponding to the key number “NOTE” is swung upwardly within a stroke range of 5 mm to 10 mm, for example. Then, as a result of any finger from the little finger of the left hand (or right hand) of the user senses the rocking displacement of the key surface by tactile sense and sensuously guides the key depression of the key to be played with the sensed finger, It is possible to sensuously guide which key should be played with which finger without gazing at the keyboard.
(5)鍵盤処理の動作
次に、図12を参照して鍵盤処理の動作について説明する。図12は、鍵盤処理の動作を示すフローチャートである。前述したメインルーチンのステップSA5(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU18は図12に図示するステップSF1に処理を進め、鍵盤11の各鍵について鍵変化を検出する鍵走査を行う。続いて、ステップSF2では、上記ステップSF1の鍵走査結果に基づき鍵変化の有無を判別する。
(5) Keyboard Processing Operation Next, the keyboard processing operation will be described with reference to FIG. FIG. 12 is a flowchart showing the operation of keyboard processing. When this processing is executed via step SA5 (see FIG. 5) of the main routine described above, the
鍵変化が無ければ、本処理を終えるが、押鍵に応じてキーオンイベントが発生した場合には、後述するステップSF3〜SF9を実行し、一方、離鍵に応じてキーオフイベントが発生した場合には、後述するステップSF10〜SF12を実行する。以下、「押鍵に応じてキーオンイベントが発生した場合」と、「離鍵に応じてキーオフイベントが発生した場合」とに分けて動作説明を進める。 If there is no key change, the process is terminated. If a key-on event occurs in response to a key press, steps SF3 to SF9 described later are executed. On the other hand, if a key-off event occurs in response to a key release Executes steps SF10 to SF12 described later. Hereinafter, the description of the operation will be divided into “when a key-on event occurs in response to a key press” and “when a key-off event occurs in response to a key release”.
<押鍵に応じてキーオンイベントが発生した場合>
押鍵に応じてキーオンイベントが発生すると、上記ステップSF2を介してステップSF3に進み、押鍵された鍵の鍵番号をレジスタKEYにストアする。そして、ステップSF4では、レジスタKEYにストアした鍵番号と、押鍵に応じて鍵盤11が発生する演奏情報から抽出したベロシティとを含むノートオンイベントを作成し、続くステップSF5では、作成したノートオンイベントを音源21に送付する。これにより音源21では、押鍵された鍵の鍵番号で指定される音高の楽音をベロシティに対応した音量で発生する。
<When a key-on event occurs in response to a key press>
When a key-on event occurs in response to the key depression, the process proceeds to step SF3 via step SF2 and stores the key number of the depressed key in the register KEY. In step SF4, a note-on event including the key number stored in the register KEY and the velocity extracted from the performance information generated by the keyboard 11 in response to the key depression is created. In the subsequent step SF5, the created note-on event is created. The event is sent to the
次いで、ステップSF6では、ガイドフラグGFが「1」、すなわちガイド処理を実行中であるか否かを判断する。ガイドフラグGFが「0」(ガイド処理の停止中)ならば、判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、ガイドフラグGFが「1」(ガイド処理の実行中)であると、判断結果は「YES」となり、次のステップSF7に進む。 Next, in step SF6, it is determined whether the guide flag GF is “1”, that is, whether the guide process is being executed. If the guide flag GF is “0” (stopping the guide process), the determination result is “NO”, and the present process ends. If the guide flag GF is “1” (execution of the guide process), The determination result is “YES”, and the flow proceeds to next Step SF7.
ステップSF7では、オンフラグONFが「1」、すなわち弾くべき鍵の位置をガイドしているか否かを判断する。オンフラグONFが「0」(ガイドしていない)ならば、判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、オンフラグONFが「1」であると、判断結果は「YES」となり、次のステップSF8に進む。 In step SF7, it is determined whether or not the ON flag ONF is “1”, that is, whether or not the key position to be played is guided. If the ON flag ONF is “0” (not guided), the determination result is “NO”, and this processing is terminated. If the ON flag ONF is “1”, the determination result is “YES”, and the next Proceed to step SF8.
そして、ステップSF8では、レジスタKEYとレジスタNOTEとの鍵番号が一致したか否か、つまり弾くべき鍵が押鍵されたかどうかを判断する。弾くべき鍵が押鍵されなければ、判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、弾くべき鍵が押鍵されると、判断結果が「YES」になり、ステップSF9に進み、タイマインタラプト禁止を解除して本処理を終える。 In step SF8, it is determined whether or not the key numbers of the register KEY and the register NOTE match, that is, whether or not the key to be played has been pressed. If the key to be played is not pressed, the determination result is “NO”, and this process is terminated. However, if the key to be played is pressed, the determination result is “YES”, and the process proceeds to step SF9, where the timer Cancel the interrupt prohibition and finish this process.
<離鍵に応じてキーオフイベントが発生した場合>
離鍵に応じてキーオフイベントが発生すると、上記ステップSF2を介してステップSF10に進み、離鍵された鍵の鍵番号をレジスタKEYにストアする。そして、ステップSF4では、レジスタKEYにストアした鍵番号を含むノートオフイベントを作成し、続くステップSF5では、作成したノートオフイベントを音源21に送付して本処理を終える。これにより音源21では、離鍵された鍵の鍵番号で指定される音高の楽音を消音する。
<When a key-off event occurs in response to a key release>
When a key-off event occurs in response to the release of the key, the process proceeds to step SF10 via step SF2, and the key number of the key that has been released is stored in the register KEY. In step SF4, a note-off event including the key number stored in the register KEY is created, and in the subsequent step SF5, the created note-off event is sent to the
このように、鍵盤処理では、押鍵に応じてキーオンイベントが発生すると、押鍵操作に対応して鍵盤11が発生する演奏情報に基づきノートオンイベントを作成して音源21に送付すると共に、ガイド中に弾くべき鍵が押鍵されると、タイマインタラプト禁止を解除する。一方、離鍵に応じてキーオフイベントが発生すると、離鍵操作に対応して鍵盤11が発生する演奏情報に基づきノートオフイベントを作成して音源21に送付する。
In this way, in the keyboard process, when a key-on event occurs in response to a key depression, a note-on event is created based on performance information generated by the keyboard 11 in response to a key depression operation and sent to the
以上説明したように、本実施形態では、少なくとも演奏者の左手小指/親指および右手親指/小指にそれぞれ振動体16−1〜16−4を装着しておき、演奏する曲の各音毎に弾くべき鍵および発音のタイミングを指示すると、鍵盤11上の演奏者の左手小指/親指および右手親指/小指に対応する鍵位置を取得し、取得した演奏者の左手小指/親指および右手親指/小指の各鍵位置と、弾くべき鍵の位置との関係に応じて、振動体16−1〜16−4の何れかを振動させ、弾くべき鍵の位置が「左手小指より左」、「右手小指より右」および「右手と左手の間で右手に近いか左手に近いか」を演奏者にガイドする。そして、このガイドに従った演奏者の手の移動に応じて、弾くべき鍵の位置が「左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)」に収まるかどうかを判別し、収まる場合には指示された発音のタイミングで弾くべき鍵の鍵面を上方へ揺動変位させて演奏者に押鍵する鍵をガイドする。この結果、鍵盤を注視することなく、どの指でどの鍵を弾けばよいかを感覚的にガイドすることが出来る。 As described above, in the present embodiment, vibrators 16-1 to 16-4 are attached to at least the left little finger / thumb and right thumb / little finger of the performer and played for each sound of the music to be played. When the power key and the timing of sounding are instructed, the key positions corresponding to the left little finger / thumb and the right thumb / little finger of the performer on the keyboard 11 are acquired, and the obtained left left finger / thumb and right thumb / little finger of the performer are obtained. Depending on the relationship between each key position and the position of the key to be played, any of the vibrating bodies 16-1 to 16-4 is vibrated, and the position of the key to be played is "left from the left little finger" or "from the right hand little finger. “Right” and “Right or left hand between right hand and left hand” are guided to the performer. Then, according to the movement of the player's hand according to this guide, it is determined whether or not the position of the key to be played fits between “the left finger (or right hand) little finger and thumb (in the hand)”. In this case, the key to be played is instructed to swing upward and guide the key to be pressed by the performer at the timing of the instructed sounding. As a result, it is possible to sensuously guide which key should be played with which finger without gazing at the keyboard.
なお、上述した実施形態では、演奏者の左手小指/親指および右手親指/小指にそれぞれ装着した振動体16−1〜16−4の何れかを振動させることで弾くべき鍵の位置が「左手小指より左」、「右手小指より右」および「右手と左手の間で右手に近いか左手に近いか」を演奏者にガイドする態様としたが、これに加えて振動レベルに複数段階の強弱レベルを設け、例えば強レベルなら5鍵分離間、中レベルなら3鍵分離間、小レベルなら1鍵分離間している等、振動の強弱レベルで弾きべき鍵の位置との離間距離(鍵の数)をガイドする態様としても構わない。 In the above-described embodiment, the position of the key to be played by vibrating any one of the vibrating bodies 16-1 to 16-4 attached to the performer's left hand little thumb / thumb and right hand thumb / little finger is “left hand little finger”. "Left more", "Right than little right finger" and "Between right hand and left hand, close to right hand or close to left hand". For example, there is a separation between 5 key separations for strong levels, 3 key separations for medium levels, and 1 key separations for small levels. ) May be guided.
また、本実施形態では、弾くべき鍵の位置が「左手(又は右手)の小指と親指の間(手の中)」に収まる場合に、当該弾くべき鍵の鍵面を上方へ揺動変位させる態様としたが、これに加えて鍵面を上方に揺動変位させた状態で振動させる態様も可能であり、こうすることで弾くべき鍵の位置を認知し易くすることが出来る。 Further, in the present embodiment, when the position of the key to be played falls within “between the left finger (or right hand) little finger and thumb (in the hand)”, the key surface of the key to be played is rocked upward. However, in addition to this, it is possible to vibrate with the key surface being oscillated and displaced upward, and this makes it easier to recognize the position of the key to be played.
以上、本発明の実施の一形態について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, this invention is not limited to it, It is included in the invention described in the claim of this-application, and its equivalent range.
以下では、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された各発明について付記する。
(付記)
[請求項1]
楽曲を構成する音毎に、演奏すべき鍵盤上の鍵の位置を順次取得する鍵位置取得手段と、
前記鍵盤上の演奏者の左手小指及び親指の位置、右手親指及び小指の位置と、を取得する指位置取得手段と、
前記指位置取得手段により取得された演奏者の指の位置と、前記鍵位置取得手段により取得された演奏すべき鍵の位置との関係を演奏者にガイドするガイド手段と、
を具備することを特徴とする演奏案内装置。
Hereinafter, each invention described in the scope of claims at the beginning of the present application will be additionally described.
(Appendix)
[Claim 1]
Key position acquisition means for sequentially acquiring the position of the key on the keyboard to be played for each sound constituting the music;
Finger position acquisition means for acquiring the position of the left little finger and thumb of the performer on the keyboard, and the position of the right thumb and little finger;
A guide means for guiding the relationship between the position of the performer's finger acquired by the finger position acquiring means and the position of the key to be played acquired by the key position acquiring means;
A performance guidance device comprising:
[請求項2]
前記ガイド手段は、前記鍵位置取得手段により取得された演奏すべき鍵の位置が、「左手小指より左」、「右手小指より右」および「右手と左手の間で右手に近いか左手に近いか」を演奏者にガイドする、請求項1に記載の演奏案内装置。
[Claim 2]
In the guide means, the position of the key to be played acquired by the key position acquisition means is “left from the left hand little finger”, “right from the right hand little finger”, and “right hand or left hand is close to the right hand or close to the left hand” The performance guidance device according to
[請求項3]
前記指位置取得手段は、少なくとも演奏者の左手小指及び親指と、右手親指及び小指とにそれぞれ装着される振動体を有し、当該複数の振動体の何れかを振動させることにより、前記演奏すべき鍵の位置が「左手小指より左」、「右手小指より右」および「右手と左手の間で右手に近いか左手に近いか」を演奏者にガイドする、請求項1または2に記載の演奏案内装置。
[Claim 3]
The finger position acquisition means includes vibrators attached to at least the left little finger and thumb and the right thumb and little finger of the performer, respectively, and vibrates one of the plurality of vibrators to perform the performance. 3. The guide according to
[請求項4]
前記ガイド手段は、
前記演奏すべき鍵の位置が、前記取得された演奏者の左手小指位置より左である場合に、当該演奏者の左手小指に装着された振動体を振動させ、前記演奏すべき鍵が左手小指位置よりも左側に位置していることをガイドし、
前記演奏すべき鍵の位置が、前記取得された演奏者の右手小指位置より右である場合に、当該演奏者の右手小指に装着された振動体を振動させ、前記演奏すべき鍵が右手小指位置よりも右側に位置していることをガイドし、
前記演奏すべき鍵の位置が、前記取得された演奏者の右手親指位置と左手親指位置との間である場合、さらに前記演奏すべき鍵の位置が右手に近いか否かを判断し、左手に近い場合には当該演奏者の左手親指に装着された振動体を振動させ、前記弾くべき鍵が左手親指位置よりも右側に位置していることをガイドするとともに、右手に近い場合には当該演奏者の右手親指に装着された振動体を振動させ、前記弾くべき鍵が右手親指位置よりも左側に位置していることをガイドする、請求項3記載の演奏案内装置。
[Claim 4]
The guide means includes
When the position of the key to be played is to the left of the obtained player's left hand little finger position, the vibrating body attached to the player's left hand little finger is vibrated so that the key to be played is left hand little finger. Guide it to the left of the position,
When the position of the key to be played is to the right of the obtained player's right hand little finger position, the vibrating body attached to the player's right hand little finger is vibrated so that the key to be played is the right hand little finger. Guide it to the right of the position,
When the position of the key to be played is between the obtained right and left thumb positions of the performer, it is further determined whether or not the position of the key to be played is close to the right hand, and the left hand If it is close to the right hand, it vibrates the vibrating body attached to the player's left thumb and guides that the key to be played is located on the right side of the left thumb position. 4. The performance guidance device according to
[請求項5]
前記鍵位置取得手段はさらに、前記演奏すべき鍵の演奏のタイミングを順次取得し、
前記ガイド手段はさらに、前記演奏すべき鍵の位置が、「左手又は右手の小指と親指の間」に収まるか否かを判別し、当該演奏すべき鍵の位置が「左手又は右手の小指と親指の間」に収まると判別された場合に、前記取得された演奏のタイミングにて前記演奏者すべき鍵をガイドする、請求項1乃至4のいずれかに記載の演奏案内装置。
[Claim 5]
The key position acquisition means further sequentially acquires the performance timing of the keys to be played,
The guide means further determines whether or not the position of the key to be played is “between the left finger or the right little finger and the thumb”, and the position of the key to be played is “the left finger or the right little finger”. The performance guidance device according to any one of
[請求項6]
前記ガイド手段は、前記演奏すべき鍵の位置が「左手又は右手の小指と親指の間」に収まると判別された場合に、前記取得された演奏のタイミングにて、前記演奏すべき鍵を揺動変位させることにより、演奏者に押鍵すべき鍵をガイドする、請求項5に記載の演奏案内装置。
[Claim 6]
When it is determined that the position of the key to be played is “between the left finger or the little finger of the right hand and the thumb”, the guide means swings the key to be played at the acquired performance timing. The performance guidance device according to claim 5, wherein the performance guide device guides a key to be pressed to the performer by moving the displacement.
[請求項7]
前記指位置取得手段は、
前記鍵盤の左端側に設けられ、当該鍵盤上に置かれた演奏者の左手小指の左端位置を検出する第1の位置検出手段と、
前記鍵盤の右端側に設けられ、当該鍵盤上に置かれた演奏者の右手小指の右端位置を検出する第2の位置検出手段と、
前記第1の位置検出手段により検出される演奏者の左手小指の左端位置と、前記第2の位置検出手段により検出される演奏者の右手小指の右端位置と、予め記憶される演奏者の左右手幅とに応じて、当該演奏者の左手小指及び親指、右手親指及び小指の各位置が鍵盤上のどの鍵に対応するか換算する換算手段と
を具備し、当該換算された各鍵盤上の鍵位置を、各指位置として取得する、請求項1乃至6のいずれかに記載の演奏案内装置。
[Claim 7]
The finger position acquisition means
First position detecting means provided on the left end side of the keyboard and detecting a left end position of a performer's left little finger placed on the keyboard;
Second position detecting means provided on the right end side of the keyboard for detecting the right end position of the performer's right hand little finger placed on the keyboard;
The left end position of the performer's left little finger detected by the first position detecting means, the right end position of the performer's right hand little finger detected by the second position detecting means, and the left and right hands of the performer stored in advance Conversion means for converting which position on the keyboard each position of the left little finger and thumb, right thumb and little finger of the performer corresponds to according to the width, and the converted key on each keyboard The performance guidance device according to
[請求項8]
演奏案内装置が、
楽曲を構成する音毎に、演奏すべき鍵盤上の鍵の位置を順次取得し、
前記鍵盤上の演奏者の左手小指及び親指の位置、右手親指及び小指の位置とを取得し、
前記取得された演奏者の指の位置と、前記鍵取得された演奏すべき鍵の位置との関係を演奏者にガイドする、演奏案内方法。
[Claim 8]
The performance guidance device
For each sound that composes a song, obtain the key position on the keyboard to be played in sequence,
Obtaining the position of the left little finger and thumb of the performer on the keyboard, and the position of the right thumb and little finger;
A performance guidance method for guiding a relationship between the acquired position of the finger of the performer and the position of the acquired key of the key to be played to the performer.
[請求項9]
演奏案内装置として用いられるコンピュータに、
楽曲を構成する音毎に、演奏すべき鍵盤上の鍵の位置を順次取得するステップ、
前記鍵盤上の演奏者の左手小指及び親指の位置、右手親指及び小指の位置とを取得するステップと、
前記取得された演奏者の指の位置と、前記取得された演奏すべき鍵の位置との関係を演奏者にガイドするステップと、
を実行させるプログラム。
[Claim 9]
In a computer used as a performance guidance device,
Sequentially acquiring the position of the key on the keyboard to be played for each sound constituting the music;
Obtaining the positions of the left little finger and thumb, the right thumb and little finger of the performer on the keyboard;
Guiding the relationship between the acquired position of the player's finger and the acquired position of the key to be played;
A program that executes
[請求項10]
請求項1乃至7の何れかに記載の演奏案内装置と、
前記演奏案内装置のガイドに従った演奏操作に応じた楽音を発生する音源と
を具備することを特徴とする電子楽器。
[Claim 10]
A performance guidance device according to any one of
An electronic musical instrument comprising: a sound source that generates a musical sound according to a performance operation in accordance with a guide of the performance guide device.
11 鍵盤
12 鍵駆動部
13−1、13−2 手位置検出センサ
14 表示部
15 送信部
16−1〜16−4 振動体
16a受信部
16b 駆動部
16c バイブレータ
17 操作部
18 CPU
19 ROM
20 RAM
21 音源
22 サウンドシステム
100 電子楽器
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11
19 ROM
20 RAM
21
Claims (14)
前記特定手段により特定された前記関係に基づいて、弾くべき鍵の位置または方向を示すように、複数の振動体のいずれかを振動させる第1の報知、または、弾くべき鍵の鍵面を揺動変位させる第2の報知を行う報知手段と、
を具備する演奏案内装置。 A specific means for identifying the relationship between the position of the performer's thumb or little finger on the keyboard and the position of the key to be played;
Based on the relationship specified by the specifying means, the first notification for vibrating one of the plurality of vibrating bodies or the key surface of the key to be played is shaken so as to indicate the position or direction of the key to be played. Notification means for performing second notification of dynamic displacement ;
A performance guidance device comprising:
前記報知手段は、前記複数の振動体のうちの、前記特定手段により特定された方向に対応する振動体を振動させるようにして前記第1の報知を行う、請求項1に記載の演奏案内装置。2. The performance guidance device according to claim 1, wherein the notification unit performs the first notification by vibrating a vibrating body corresponding to a direction specified by the specifying unit among the plurality of vibrating bodies. .
前記鍵盤上における演奏者の親指または小指の位置を順次取得する指位置取得手段と、
を備え、
前記特定手段は、次の押鍵のために指を動かすべき方向を順次特定し、
前記報知手段は、前記複数の振動体のうちの、次の押鍵のために指を動かすべき方向に対応する振動体を順次振動させるようにして前記第1の報知を行う、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の演奏案内装置。 Key position acquisition means for sequentially acquiring the positions of the keys on the keyboard to be pressed based on the music data;
Finger position acquisition means for sequentially acquiring the position of the performer's thumb or little finger on the keyboard;
With
The specifying means sequentially specifies the direction in which the finger should be moved for the next key depression,
The notification means, of the plurality of vibrators, so as to sequentially vibrate the vibrating body corresponding to the direction to move the finger for the next key depression performs the first notification, to claim 1 5. The performance guidance device according to any one of 4 .
前記特定手段は、親指及び小指の位置それぞれに対する前記鍵の位置の方向を特定し、
前記報知手段は、前記特定された親指及び小指の位置それぞれに対する前記鍵の位置の方向を演奏者に認知させるように前記複数の振動体を振動させて前記第1の報知を行う、請求項6に記載の演奏案内装置。 The finger position acquisition means acquires the position of the performer's thumb and little finger on the keyboard,
The specifying means specifies the direction of the key position with respect to each of the thumb and little finger positions;
The notification means performs said plurality of vibrating bodies is vibrated by the first notification so as to recognize the position of the keys for each position of the identified thumb and the little finger to the performer, claim 6 The performance guidance device described in 1.
前記報知手段は、少なくとも、前記左手小指の位置よりも左方向に前記鍵の位置があるか、前記右手小指の位置よりも右方向に前記鍵の位置があるか、それ以外の位置に前記鍵の位置があるか、を演奏者に認知させるように前記複数の振動体を振動させて前記第1の報知を行う、請求項7に記載の演奏案内装置。 The finger position obtaining means obtains at least the position of the left hand little finger and the position of the right hand little finger of the performer,
The informing means includes at least the position of the key to the left of the position of the left hand little finger, the position of the key to the right of the position of the right hand little finger, or the key at a position other than that. The performance guidance device according to claim 7 , wherein the first notification is performed by vibrating the plurality of vibrating bodies so as to make a player recognize whether or not there is a position.
前記報知手段は、前記複数の振動体が、夫々が演奏者の異なる指に装着された状態で、前記鍵の位置が、「左手小指より左」、「右手小指より右」および「右手と左手の間で右手に近いか左手に近いか」を演奏者に認知させるように前記複数の振動体を振動させて前記第1の報知を行う、請求項9に記載の演奏案内装置。 The finger position acquisition means acquires at least the position of the left hand little finger and thumb, the position of the right thumb and little finger of the performer,
The informing means is configured such that the position of the key is “left from the left little finger”, “right from the right hand little finger”, “right to left hand” and “right hand to left hand” in a state where each of the plurality of vibrators is attached to different fingers of the performer. The performance guidance device according to claim 9 , wherein the first notification is performed by vibrating the plurality of vibrators so that a player can recognize whether the hand is close to the right hand or the left hand.
前記指位置取得手段は、前記左センサにより検出される演奏者の左手小指の左端位置と、前記右センサにより検出される演奏者の右手小指の右端位置と、記憶されている演奏者の手の幅のデータ、とに基づき、演奏者の左手小指及び親指の位置、右手親指及び小指の位置を取得する、請求項10に記載の演奏案内装置。 A left sensor arranged on the left end side of the keyboard, and a right sensor arranged on the right end side of the keyboard,
The finger position acquisition means includes a left end position of the performer's left hand little finger detected by the left sensor, a right end position of the performer's right hand little finger detected by the right sensor, and a stored player's hand. The performance guidance device according to claim 10 , wherein the position of the left little finger and thumb and the position of the right thumb and little finger of the performer are acquired based on the width data.
前記鍵盤上の鍵の押鍵操作に応じた楽音を発生する音源と、
前記鍵盤上における演奏者の親指または小指の位置と、弾くべき鍵の位置との関係を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記関係に基づいて、弾くべき鍵の位置または方向を示すように、複数の振動体のいずれかを振動させる第1の報知、または、弾くべき鍵の鍵面を揺動変位させる第2の報知を行う報知手段と、
を具備する電子楽器。 A keyboard having a plurality of keys;
A sound source that generates a musical sound in response to a key pressing operation on the keyboard;
A specifying means for specifying the relationship between the position of the performer's thumb or little finger on the keyboard and the position of the key to be played;
Based on the relationship specified by the specifying means, the first notification for vibrating one of the plurality of vibrating bodies or the key surface of the key to be played is shaken so as to indicate the position or direction of the key to be played. Notification means for performing second notification of dynamic displacement;
An electronic musical instrument comprising:
鍵盤上における演奏者の親指または小指の位置と、弾くべき鍵の位置との関係を特定し、
特定された前記関係に基づいて、弾くべき鍵の位置または方向を示すように、複数の振動体のいずれかを振動させる第1の報知、または、弾くべき鍵の鍵面を揺動変位させる第2の報知を行う、
演奏案内方法。 The device
Identify the relationship between the position of the performer's thumb or little finger on the keyboard and the position of the key to be played,
Based on the identified relationship, a first notification for vibrating any one of the plurality of vibrating bodies or a first displacement for oscillating and displacing the key surface of the key to be played is made to indicate the position or direction of the key to be played. 2 notifications,
Performance guidance method.
鍵盤上における演奏者の親指または小指の位置と、弾くべき鍵の位置との関係を特定する特定処理と、
特定された前記関係に基づいて、弾くべき鍵の位置または方向を示すように、複数の振動体のいずれかを振動させる第1の報知、または、弾くべき鍵の鍵面を揺動変位させる第2の報知を行う報知処理と、
を実行させるプログラム。 On the computer,
A specific process for identifying the relationship between the position of the player's thumb or little finger on the keyboard and the position of the key to be played;
Based on the identified relationship, a first notification for vibrating any one of the plurality of vibrating bodies or a first displacement for oscillating and displacing the key surface of the key to be played is made to indicate the position or direction of the key to be played. Notification processing for performing notification of 2;
A program that executes
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014163339A JP6601651B2 (en) | 2014-08-11 | 2014-08-11 | Performance guidance device, performance guidance method, program, and electronic musical instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014163339A JP6601651B2 (en) | 2014-08-11 | 2014-08-11 | Performance guidance device, performance guidance method, program, and electronic musical instrument |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016038529A JP2016038529A (en) | 2016-03-22 |
JP2016038529A5 JP2016038529A5 (en) | 2017-09-14 |
JP6601651B2 true JP6601651B2 (en) | 2019-11-06 |
Family
ID=55529628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014163339A Active JP6601651B2 (en) | 2014-08-11 | 2014-08-11 | Performance guidance device, performance guidance method, program, and electronic musical instrument |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6601651B2 (en) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07113827B2 (en) * | 1993-06-28 | 1995-12-06 | カシオ計算機株式会社 | Navigating device |
JP3887978B2 (en) * | 1998-12-25 | 2007-02-28 | ヤマハ株式会社 | Performance support device, performance support method, and recording medium recording performance support program |
JP3945307B2 (en) * | 2002-05-08 | 2007-07-18 | カシオ計算機株式会社 | Performance guide method, apparatus thereof, and program |
JP2004109758A (en) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Yamaha Corp | Musical instrument performance assisting apparatus |
JP4501620B2 (en) * | 2004-09-27 | 2010-07-14 | カシオ計算機株式会社 | Performance evaluation system and performance evaluation processing program |
JP2007322683A (en) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Yamaha Corp | Musical sound control device and program |
-
2014
- 2014-08-11 JP JP2014163339A patent/JP6601651B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016038529A (en) | 2016-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5182655B2 (en) | Electronic percussion instruments and programs | |
JP6402878B2 (en) | Performance device, performance method and program | |
JP5316816B2 (en) | Input device and program | |
JP2009048044A (en) | Performance evaluation device and program for performance evaluation processing | |
JP6601651B2 (en) | Performance guidance device, performance guidance method, program, and electronic musical instrument | |
JP2007147792A (en) | Musical performance training device and musical performance training program | |
JP2002189466A (en) | Performance training apparatus and performance training method | |
JP2010243617A (en) | Musical performance guiding device and program | |
JP2536708B2 (en) | Electronic musical instrument | |
JP6565225B2 (en) | Electronic musical instrument, volume control method and program | |
JP6268674B2 (en) | Musical sound generating device, electronic musical instrument, musical sound generating method and program | |
JP2002215139A (en) | Method and device for recording playing operation | |
JP2006178268A (en) | Musical sound controller and musical sound control program | |
JP6210356B2 (en) | Performance device, performance method and program | |
JP4924317B2 (en) | Singing diagnosis apparatus and waveform diagnosis processing program | |
JP2009031457A (en) | Musical sound generator and musical sound generation processing program | |
JP6573100B2 (en) | Musical sound control device, musical sound control method, program, and electronic musical instrument | |
JP6451926B2 (en) | Musical sound generation instruction device, musical sound generation instruction method, program, and electronic musical instrument | |
JP6283987B2 (en) | Operation practice device, operation practice method and program | |
JP2013160871A (en) | Performance guide device and program | |
JP4016333B2 (en) | Performance practice device and performance practice program | |
JP5454771B2 (en) | Performance learning apparatus and program | |
JP4345433B2 (en) | Performance device and performance processing program | |
JP4496881B2 (en) | Performance learning apparatus and performance learning processing program | |
JP4720564B2 (en) | Music control device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170807 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180704 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190618 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6601651 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |