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JP6529215B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 Download PDF

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JP6529215B2 JP2013234394A JP2013234394A JP6529215B2 JP 6529215 B2 JP6529215 B2 JP 6529215B2 JP 2013234394 A JP2013234394 A JP 2013234394A JP 2013234394 A JP2013234394 A JP 2013234394A JP 6529215 B2 JP6529215 B2 JP 6529215B2
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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、特に、放送用テレビカメラ、映画用カメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、監視用カメラ、銀塩写真用カメラ等に好適なズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関する。
近年、テレビカメラ、映画用カメラ、銀塩フィルム用カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置には、広画角、高ズーム比でしかも高い光学性能を有したズームレンズが要望されている。広画角、高ズーム比のズームレンズとして、正の屈折力の第1群、ズーム用の負の屈折力の第2群、ズームに伴う像面変動補正用の負の屈折力の第3群、結像用の正の屈折力の第4群より成る4群ズームレンズが知られている。(特許文献1、2)
特許文献1では、ズーム比8倍程度、広角端の撮影画角87°程度であるズームレンズが開示されている。特許文献2では、ズーム比2.9倍程度、広角端の撮影画角94°程度であるズームレンズが開示されている。
特開平9−15501号公報 特開2004−341237号公報
前述した構成の4群ズームレンズは、広画角化が比較的容易であるが、この4群ズームレンズで高い光学性能を得るには、全ズーム範囲において倍率色収差を良好に補正することが重要である。異常分散性を有する光学材料を使用すれば、倍率色収差を良好に補正するのが容易になる。しかしながら、単に異常分散性の光学材料より成るレンズを用いても色収差を良好に補正することは難しい。前述した4群ズームレンズにおいて全ズーム範囲にわたり、高い光学性能を得るには、ズーミングに際して移動する第2レンズ群に含まれる各レンズの材料を適切に設定することが重要になっている。
また、前述した構成の4群ズームレンズは、高ズーム化が比較的容易であるが、高ズーム化と小型化を両立するためには、レンズの屈折力配置を適切に設定することが重要である。特に前述した構成の4群ズームレンズは、主に第2レンズ群がズーム変化の役割を担うため、第2レンズ群のレンズ構成及び第2レンズ群に含まれる各レンズの材料を適切に設定することが重要になっている。
本発明は、例えば、広画角、高ズーム比、および全ズーム範囲にわた高い光学性能の点で有利なズームレンズ提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、広角端から望遠端へのズーミングのために像側へ移動する負の屈折力の第2レンズ群と、ズーミングのために移動する第3レンズ群と、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第4レンズ群とから構成されるズームレンズであって、ズーミングのために、互いに隣接するレンズ群どうしの間隔はいずれも変化し、前記第2レンズ群を構成するレンズのうち最も像側の2つのレンズは、正レンズと負レンズとから構成され、前記正レンズの部分分散比およびアッベ数をそれぞれθpおよびνpとし、前記負レンズの部分分散比およびアッベ数をそれぞれθnおよびνnとし、前記第2レンズ群の全てのレンズの屈折率の平均値をnaveとし、無限遠に合焦している状態で無限遠より軸上光束が入射する際の前記第4レンズ群の広角端における横倍率をβnwとして、
−3.0×10-3<(θp−θn)/(νp−νn)<0
1.7<nave<2.0
−2.7<βnw<−1.50
なる条件式を満足し、
前記第2レンズ群を構成するレンズのうち物体側から像側へi番目のレンズは、その部分分散比およびアッベ数をそれぞれθiおよびνiとして、
0.648<θi+2.53×10-3×νi<0.678
なる条件式を満足する正レンズである、
ことを特徴としている。
但し、アッベ数ν及び部分分散比θはg線における屈折率をngとし、F線における屈折率をnFとし、d線における屈折率をndとし、C線における屈折率をnCとしそれぞれ
ν=(nd−1)/(nF−nC) および
θ=(ng−nF)/(nF−nC)
なる式で表される
本発明によれば、例えば、広画角、高ズーム比、および全ズーム範囲にわた高い光学性能の点で有利なズームレンズ得られる。
本発明の数値実施例1に係るズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 本発明の数値実施例1に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間、(C)望遠端で無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の数値実施例2に係るズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 本発明の数値実施例2に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間、(C)望遠端で無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の数値実施例3に係るズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 本発明の数値実施例3に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間、(C)望遠端で無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の数値実施例4に係るズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 本発明の数値実施例4に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間、(C)望遠端で無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の数値実施例5に係るズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 本発明の数値実施例5に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間、(C)望遠端で無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の数値実施例6に係るズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 本発明の数値実施例6に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間、(C)望遠端で無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の数値実施例7に係るズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 本発明の数値実施例7に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間、(C)望遠端で無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の撮像装置の要部概略図 光学材料のアッベ数νと部分分散比θの分布の模式図 本発明のズームレンズの広角端及び望遠端における光路図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下には、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。実施例1〜6に記載の本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群を有する。更にズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第3レンズ群、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第4レンズ群から構成されている。
実施例7に記載の本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群を有する。更にズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第3レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第4レンズ群、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第5レンズ群から構成されている。
ここでレンズ群がズーミングのためには移動しないというのは、該レンズ群がズーミングを行う目的で駆動されることは無いが、ズーミングとフォーカシングとを同時に行う場合があれば、フォーカシングのために移動することはあり得るということである。
図1は本発明の実施例1(数値実施例1)のズームレンズの広角端(焦点距離、f=18.00mm)で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図2は、数値実施例1に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間(焦点距離、f=63.00mm)、(C)望遠端(焦点距離、f=180.00mm)における無限遠物体に合焦しているときの収差図である。但し、焦点距離は数値実施例の値をmm単位で表したときの値である。これは以下の各実施例において全て同じである。
図3は本発明の実施例2(数値実施例2)のズームレンズの広角端(焦点距離、f=15.00mm)で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図4は、数値実施例に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間(焦点距離、f=35.00mm)、(C)望遠端(焦点距離、f=75.00mm)における無限遠物体に合焦しているときの収差図である。
図5は本発明の実施例3(数値実施例3)のズームレンズの広角端(焦点距離、f=20.00mm)で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図6は、数値実施例に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間(焦点距離、f=60.00mm)、(C)望遠端(焦点距離、f=160.00mm)における無限遠物体に合焦しているときの収差図である。
図7は本発明の実施例4(数値実施例4)のズームレンズの広角端(焦点距離、f=19.00mm)で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図8は、数値実施例に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間(焦点距離、f=45.00mm)、(C)望遠端(焦点距離、f=95.00mm)における無限遠物体に合焦しているときの収差図である。
図9は本発明の実施例5(数値実施例5)のズームレンズの広角端(焦点距離、f=14mm)で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図10は、数値実施例に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間(焦点距離、f=28.00mm)、(C)望遠端(焦点距離、f=56.00mm)における無限遠物体に合焦しているときの収差図である。
図11は本発明の実施例6(数値実施例6)のズームレンズの広角端(焦点距離、f=8.00mm)で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図12は、数値実施例に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間(焦点距離、f=32.00mm)、(C)望遠端(焦点距離、f=120.00mm)における無限遠物体に合焦しているときの収差図である。
図13は本発明の実施例7(数値実施例7)のズームレンズの広角端(焦点距離、f=18.50mm)で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図14は、数値実施例に係るズームレンズの(A)広角端、(B)ズーム中間(焦点距離、f=45.00mm)、(C)望遠端(焦点距離、f=120.25mm)における無限遠物体に合焦しているときの収差図である。
図15は倍率色収差の二次スペクトル補正原理である。
図16は光学材料のアッベ数νと部分分散比θの分布の模式図である。
図17は本発明の光路図である。
図18は本発明の撮像装置の要部概略図である。
各レンズ断面図において、左方が被写体(物体)側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、U1はズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群(前玉レンズ群)である。U12は第1レンズ群U1中のフォーカスレンズ群であり、無限遠物体から近距離物体へのフォーカスに際して、図1、3、5、7、9、13では像側へ、図11では物体側へ移動する。U11、U13は第1レンズ群U1中のフォーカスのためには移動しない固定レンズ群である。図1、3、5、7、9、11において、U2、U3はズーミングに際して移動する負の屈折力の第2、第3レンズ群であり、U2及びU3の2つのレンズ群でズーム系(変倍群)を構成している。U4はズーミングのためには移動しない結像作用をする正の屈折力の第4レンズ群(リレーレンズ群)である。図13において、U2、U3、U4はズーミングに際して移動する負の屈折力の第2、第3、第4レンズ群であり、U2、U3、U4の3つのレンズ群でズーム系(変倍群)を構成している。U5はズーミングのためには移動しない結像作用をする正の屈折力の第5レンズ群(リレーレンズ群)である。
SPは絞り(開口絞り)である。Iは撮像面であり、放送用テレビカメラ、映画用カメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラの撮像光学系として使用する際には、ズームレンズで形成された像を受光し、光電変換する固体撮像素子(光電変換素子)等の撮像面に相当している。フィルム用カメラの撮像光学系として使用する際には、ズームレンズで形成された像が感光するフィルム面に相当する。
収差図において、球面収差における直線と二点鎖線と一点鎖線と破線は各々e線、g線、C線、F線である。非点収差における破線と実線は各々メリディオナル像面,サジタル像面であり、倍率色収差における二点鎖線と一点鎖線と破線は各々g線、C線、F線である。ωは半画角、FnoはFナンバーである。尚、以下の各実施例においてズーム用のレンズ群が最も短焦点側の配置となった場合を広角端、最も長焦点側の配置となった場合を望遠端という。
各実施例において、本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群U1、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群U2を有する。更に最も像側にズーミングのためには移動しない正の屈折力の第Nレンズ群UNを有する。第2レンズ群U2は最も像側の2つのレンズが正レンズと負レンズから構成されている。第2レンズ群U2の正レンズの部分分散比とアッベ数を各々θp、νp、負レンズの部分分散比とアッベ数を各々θn、νnとする。
このとき、
−3.0×10-3<(θp−θn)/(νp−νn)<0 ・・・(1)
なる条件を満足している。
但し、νp、νnはd線に関するアッベ数、θp、θnはg線とF線に関する部分分散比である。
各実施例のズームレンズは、第2レンズ群U2のレンズ構成や各レンズの材料の分散特性の条件を適切に規定することを特徴としている。ここで条件式(1)は、全ての焦点距離において倍率色収差の二次スペクトルを適切に補正するための条件である。各実施例のズームレンズでは、第2レンズ群U2のレンズ構成やレンズの材料の分散特性が、全ての焦点距離において倍率色収差の二次スペクトルを良好に補正するために重要な要素となっている。条件式(1)を満足することにより、第2レンズ群U2において倍率色収差の二次スペクトルの残存量を減少させ、これにより広角端において倍率色収差の二次スペクトルを軽減している。通常、倍率色収差の二次スペクトルは広角端において光軸より離れる方向に残存し、望遠端において光軸に近い方向に残存している。よって、第2レンズ群U2の倍率色収差の二次スペクトルの残量を減少させることで、望遠端において倍率色収差の二次スペクトルは増加する。しかしながら、広角端における二次スペクトルの補正量の方が大きいため、倍率色収差のズーム変動は補正される。
図15は負の屈折力のレンズ群Lによる2色の色消しと二次スペクトル残存に関する模式図である。図16は現存する光学材料のアッベ数νと部分分散比θの分布の模式図である。ここでアッベ数νおよび部分分散比θは、g線における屈折率をng、F線における屈折率をnF、d線における屈折率をnd、C線における屈折率をnCとしたとき、
ν=(nd−1)/(nF−nC) ・・・(ア)
θ=(ng−nF)/(nF−nC) ・・・(イ)
である。図16に示すように、現存する光学材料はアッベ数νに対し部分分散比θが狭い範囲に分布しており、アッベ数νが小さいほど部分分散比θが大きい傾向を持っている。
屈折力がφ1、φ2、材料のアッベ数がν1、ν2の2枚のレンズG1、G2で構成される薄肉系(合成の屈折力φ)の色収差の補正条件は、
φ1/ν1+φ2/ν2=E ・・・(ウ)
であらわされる。ここで、
φ=φ1+φ2 ・・・(エ)
である。(ウ)式において、E=0とするとC線−F線の結像位置が合致する。
図15において、負の屈折力のレンズ群Lの色消しでは正レンズG1としてアッベ数ν1の小さな材料、負レンズG2としてアッベ数ν2の大きな材料を用いる。したがって図16より正レンズG1は部分分散比θ1が大きく、負レンズは部分分散比θ2が小さくなって、F線とC線で色収差を補正するとg線の結像点が像側にずれる。このずれ量を二次スペクトル量Δとして定義すると、
Δ=−(1/φ)×(θ1−θ2)/(ν1−ν2) ・・・(オ)
であらわされる。
また、各面における軸上マージナル光線高さをh、瞳近軸光線高さをhbarとしたとき、倍率色収差量Yは、
Y=−(Σ(h×hbar×E))tanω ・・・(カ)
であらわされる。つまり軸上マージナル光線高さhと瞳近軸光線高さhbarの積に比例する。
図17は広角端及び望遠端における光路図を示しており、軸上マージナル光線を実線、瞳近軸光線を破線で示している。第2レンズ群U2は、広角端において軸上マージナル光線高さが物体側から像側へ順に低くなり、瞳近軸光線高さは物体側から像側へ順に高くなっている。そして、第2レンズ群U2の各レンズにおける軸上マージナル光線高さhと瞳近軸光線高さhbarの積は、殆ど変化がない。つまり第2レンズ群U2においてレンズの位置に依る倍率色収差の補正量に差は殆どない。
一方、望遠端において軸上マージナル光線高さが物体側から像側へ順に高くなり、瞳近軸光線高さは物体側から像側へ順に低くなっている。そして、第2レンズ群U2の各レンズにおける軸上マージナル光線高さhと瞳近軸光線高さhbarの積は、像側のレンズの方が小さい。これは第2レンズU2が望遠端では絞りに近づき、瞳近軸光線高さが低いためである。よって、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正するためには、第2レンズ群U2の像側のレンズに適切な材料を選択することが効果的である。つまり像側の正レンズに部分分散比の小さいレンズを用い、像側の負レンズに部分分散比の大きいレンズを用いるのが良い。
条件式(1)の上限を超えると、望遠端において第2レンズ群U2で補正する二次スペクトル量が小さくなり、軸上色収差を良好に補正することが困難となる。条件式(1)の下限を超えると、広角端において第2レンズ群U2の二次スペクトル量が大きくなり、広角端における倍率色収差及び倍率色収差のズーム変動を良好に補正することが困難となる。
更に好ましくは条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−2.9×10-3<(θp−θn)/(νp−νn)<−1.0×10-3
・・・(1a)
さらに、本発明のズームレンズは、第2レンズ群U2の全てのレンズの屈折率の平均値をnaveとしたとき、
1.7<nave<2.0 ・・・(2)
なる条件を満足している。
条件式(2)は、第2レンズ群U2の全てのレンズの平均屈折率を規定している。各実施例のズームレンズでは、レンズの大型化や諸収差の補正のために、第2レンズ群U2の全てのレンズの平均屈折率を設定している。条件式(2)を満足することにより、レンズの大型化を抑制しつつ、諸収差を良好に補正可能なズームレンズを得ることが可能となる。
条件式(2)の上限を超えると、現存する光学材料においては、正レンズと負レンズのアッベ数差が小さくなり、式(ウ)(エ)に示すように第2レンズ群U2の各レンズの屈折力が大きくなる。よって、諸収差、特に広角側の軸外収差変動や望遠側の球面収差変動を良好に補正することが困難となる。条件式(2)の下限を超えると、第2レンズ群U2の各レンズの屈折力を大きくすることができないので、ズーミングに必要な移動量が増大し、レンズが大型化してしまう。
更に好ましくは条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.74<nave<1.95 ・・・(2a)
以上の各条件を満たすことにより、本発明の各実施例はズーム全域において収差補正が良好に補正された、小型、軽量なズームレンズを得ている。
各実施例において、更に好ましくは、第2レンズ群U2の焦点距離をf2、広角端の焦点距離をfwとしたとき、
−2.5<f2/fw<0 ・・・(3)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(3)は、第2レンズ群U2と広角端の焦点距離の比を規定している。
条件式(3)の上限を超えると、第2レンズ群U2の焦点距離が相対的に短くなるため、広角側のズームに伴う軸外諸収差の変動抑制、特に歪曲や像面湾曲の抑制や、望遠側のズームに伴う諸収差の変動抑制、特に球面収差の抑制が困難となる。条件式(3)の下限を超えると、第2レンズ群U2の焦点距離が相対的に長くなるため、ズームに必要な移動量が増え、レンズ全体の大型化に繋がる。
更に好ましくは条件式(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.50<f2/fw<−1.00 ・・・(3a)
各実施例において、更に好ましくは、第1レンズ群U1の焦点距離をf1としたとき、
−5.0<f1/f2<0 ・・・(4)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(4)は、第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の焦点距離の比を規定している。
条件式(4)の上限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が相対的に短くなるため、諸収差の補正、特に望遠側における色収差の補正が困難となる。また、製造誤差が性能に与える影響が大きくなるため、製造バラツキによる性能低下が大きくなる。
条件式(4)の下限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が相対的に長くなるため、ズームに必要な移動量が増え、レンズ全体の大型化に繋がる。
更に好ましくは条件式(4)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−2.55<f1/f2<−1.00 ・・・(4a)
各実施例において、更に好ましくは、第2レンズ群U2の物体側から像側へi番目のレンズの屈折率をni、アッベ数をνiとしたとき、
1.8<ni<2.2 ・・・(5)
15<νi<30 ・・・(6)
なる条件を満足する少なくとも1つの正レンズを含むのが良い。但し、niはd線に関する屈折率、νiはd線に関するアッベ数である。
条件式(5)は、第2レンズ群U2に少なくとも1つ含まれる正レンズの屈折率を規定している。
条件式(5)の上限を超えると、現存する光学材料においては、特に短波長側の透過率が低いため、カメラで感度補正をすると青色の被写体にノイズが発生し易くなる。条件式(5)の下限を超えると、諸収差の悪化、またはレンズ枚数の増加に繋がる。
条件式(6)は、第2レンズ群U2に少なくとも1つ含まれる正レンズのアッベ数を規定している。
条件式(6)の上限を超えると、式(ウ)(エ)に示すように、C線−F線の結像位置が合致させるためには、第2レンズU2の正レンズは小さいアッベ数である必要があるため、色収差が残存する。
条件式(6)の下限を超えると、現存する光学材料においては、図16に示すようにアッベ数が小さいほど部分分散比が大きい傾向を持っているため、倍率色収差のズーム変動を良好に補正することが困難となる。
更に好ましくは条件式(5)(6)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.82<ni<2.05 ・・・(5a)
20<νi<27 ・・・(6a)
各実施例において、更に好ましくは、第2レンズ群U2の物体側から像側へi番目のレンズの、g線とF線に関する部分分散比をθi、d線に関するアッベ数をνiとしたとき、
0.648<θi+2.53×10-3×νi<0.678 ・・・(7)
なる条件を満足する少なくとも1つの正レンズを含むのが良い。
条件式(7)は、第2レンズ群U2に少なくとも1つ含まれる正レンズの部分分散比を規定している。
条件式(7)の上限を超えると、式(オ)に示すように、広角端において第2レンズ群U2の二次スペクトル量が大きくなり、広角端における倍率色収差及び倍率色収差のズーム変動を良好に補正することが困難となる。
条件式(7)の下限を超えると、式(オ)に示すように、望遠端において第2レンズ群U2で補正する二次スペクトル量が小さくなり、軸上色収差を良好に補正することが困難となる。
更に好ましくは条件式(7)の数値範囲は次の如く設定するのが良い。
0.658<θi+2.53×10-3×νi<0.670 ・・・(7a)
各実施例において、更に好ましくは、条件式(5)〜(7)を満足する正レンズは第2レンズU2の最も物体側の正レンズであるのが良い。これにより、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動の補正が容易になる。
各実施例において、更に好ましくは、第2レンズ群U2は、3つの負レンズと1つの正レンズを有するのが良い。これにより、諸収差の抑制、特に広角側の軸外諸収差のズーム変動の補正が容易となる。
実施例7において、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群U1、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群U2、ズーミングに際して移動する第3レンズ群U3を有する。更に最も像側にズーミングのためには移動しない正の屈折力の第Nレンズ群UNを有する。第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3を構成するレンズのうち最も像側の2つのレンズは、正レンズ及び負レンズで構成されている。すなわち、第3レンズ群U3の最も像側の2つのレンズ、または第3レンズ群U3が1つのレンズで構成されている場合は、第3レンズ群U3と第2レンズ群U2の最も像側のレンズは、正レンズと負レンズから構成されている。その正レンズの部分分散比とアッベ数を各々θp23、νp23、負レンズの部分分散比とアッベ数を各々θn23、νn23とする。
このとき、
−3.0×10-3<(θp23−θn23)/(νp23−νn23)<0
・・・(8)
なる条件を満足している。
但し、νp23、νn23はd線に関するアッベ数、θp23、θn23はg線とF線に関する部分分散比である。
条件式(8)の上限を超えると、望遠端において第2レンズ群U2と第3レンズU3で補正する二次スペクトル量が小さくなり、軸上色収差を良好に補正することが困難となる。条件式(8)の下限を超えると、広角端において第2レンズ群U2と第3レンズU3の二次スペクトル量が大きくなり、広角端における倍率色収差及び倍率色収差のズーム変動を良好に補正することが困難となる。
更に好ましくは条件式(8)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−2.9×10-3<(θp23−θn23)/(νp23−νn23)<−1.0×10-3
・・・(8a)
また、実施例7におけるズームレンズは、第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の全てのレンズの屈折率の平均値をnave23とするとき、
1.7<nave23<2.0 ・・・(9)
なる条件を満足している。
条件式(9)は、第2レンズ群U2と第3レンズU3の全てのレンズの平均屈折率を規定している。実施例7のズームレンズでは、レンズの大型化や諸収差の補正のために、第2レンズ群U2と第3レンズU3の全てのレンズの平均屈折率を設定している。条件式(9)を満足することにより、レンズの大型化を抑制しつつ、諸収差を良好に補正可能なズームレンズを得ることが可能となる。
条件式(9)の上限を超えると、現存する光学材料においては、正レンズと負レンズのアッベ数差が小さくなり、式(ウ)(エ)に示すように第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の各レンズの屈折力が大きくなる。よって、諸収差、特に広角側の軸外収差変動や望遠側の球面収差変動を良好に補正することが困難となる。条件式(9)の下限を超えると、第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の各レンズの屈折力を大きくすることができないので、ズーミングに必要な移動量が増大し、レンズが大型化してしまう。
更に好ましくは条件式(9)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.74<nave23<1.95 ・・・(9a)
実施例7におけるズームレンズは、更に好ましくは、ズーミングのために移動する負の屈折力の第3レンズ群U3を有し、第2レンズU2と第3レンズ群U3の広角端における合成焦点距離をf23としたとき、
−2.5<f23/fw<0 ・・・(10)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(10)は、第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の広角端における合成焦点距離と広角端焦点距離の比を規定している。
条件式(10)の上限を超えると、広角端の合成焦点距離f23が相対的に短くなるため、広角側のズームに伴う軸外諸収差の変動抑制、特に歪曲や像面湾曲の抑制や、望遠側のズームに伴う諸収差の変動抑制、特に球面収差の抑制が困難となる。条件式(10)の下限を超えると、広角端の合成焦点距離f23が相対的に長くなるため、ズームに必要な移動量が増え、レンズ全体の大型化に繋がる。
更に好ましくは条件式(10)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.50<f23/fw<−1.00 ・・・(10a)
実施例7におけるズームレンズは、更に好ましくは、ズーミングのために移動する負の屈折力の第3レンズ群U3を有し、第2レンズU2と第3レンズ群U3の広角端における合成焦点距離をf23としたとき、
−5.0<f1/f23<0 ・・・(11)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(11)は、第1レンズ群U1に対する第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の広角端における焦点距離の比を規定している。
条件式(11)の上限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が相対的に短くなるため、諸収差の補正、特に望遠側における色収差の補正が困難となる。また、製造誤差が性能に与える影響が大きくなるため、製造バラツキによる性能低下が大きくなる。
条件式(11)の下限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が相対的に長くなるため、ズームに必要な移動量が増え、レンズ全体の大型化に繋がる。
更に好ましくは条件式(11)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−2.55<f1/f23<−1.00 ・・・(11a)
実施例7におけるズームレンズは、更に好ましくは、第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3の物体側から像側へi番目のレンズの屈折率をni23、アッベ数をνi23としたとき、
1.8<ni23<2.2 ・・・(12)
15<νi23<30 ・・・(13)
なる条件を満足する少なくとも1つの正レンズを含むのが良い。但し、ni23はd線に関する屈折率、νi23はd線に関するアッベ数である。
条件式(12)は、第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3に少なくとも1つ含まれる正レンズの屈折率を規定している。
条件式(12)の上限を超えると、現存する光学材料においては、特に短波長側の透過率が低いため、カメラで感度補正をすると青色の被写体にノイズが発生し易くなる。条件式(12)の下限を超えると、諸収差の悪化、またはレンズ枚数の増加に繋がる。
条件式(13)は、第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3に少なくとも1つ含まれる正レンズのアッベ数を規定している。
条件式(13)の上限を超えると、式(ウ)(エ)に示すように、C線−F線の結像位置が合致させるためには、第2レンズU2及び第3レンズ群U3の正レンズは小さいアッベ数である必要があるため、色収差が残存する。
条件式(13)の下限を超えると、現存する光学材料においては、図16に示すようにアッベ数が小さいほど部分分散比が大きい傾向を持っているため、倍率色収差のズーム変動を良好に補正することが困難となる。
更に好ましくは条件式(12)(13)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.82<ni23<2.05 ・・・(12a)
20<νi23<27 ・・・(13a)
実施例7におけるズームレンズは、更に好ましくは、第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3の物体側から像側へi番目のレンズの、g線とF線に関する部分分散比をθi23、d線に関するアッベ数をνi23としたとき、
0.648<θi23+2.53×10-3×νi23<0.678 ・・・(14)
なる条件を満足する少なくとも1つの正レンズを含むのが良い。
条件式(14)は、第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3に少なくとも1つ含まれる正レンズの部分分散比を規定している。
条件式(14)の上限を超えると、式(オ)に示すように、広角端において第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3の二次スペクトル量が大きくなり、広角端における倍率色収差及び倍率色収差のズーム変動を良好に補正することが困難となる。
条件式(14)の下限を超えると、式(オ)に示すように、望遠端において第2レンズ群U2及び第3レンズ群U3で補正する二次スペクトル量が小さくなり、軸上色収差を良好に補正することが困難となる。
更に好ましくは条件式(14)の数値範囲は次の如く設定するのが良い。
0.658<θi23+2.53×10-3×νi23<0.670 ・・・(14a)
実施例7におけるズームレンズは、更に好ましくは、条件式(12)〜(14)を満足する正レンズは第2レンズU2及び第3レンズ群U3のうち最も物体側の正レンズであるのが良い。これにより、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動の補正が容易になる。
実施例1〜5、7におけるズームレンズは、更に好ましくは、第1レンズ群U1は、物体側から像側へ順に、焦点調整のためには移動しない負の屈折力の第11レンズ群U11有する。更に焦点調整の際に光軸に沿って移動する正の屈折力の第12レンズ群U12、焦点調整のためには移動しない正の屈折力の第13レンズ群U13から構成される。第11レンズ群U11の焦点距離をf11としたとき、
−9.0<f11/f1<−0.9 ・・・(15)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(15)は、第1レンズ群U1と第11レンズ群U11の焦点距離の比を規定している。
条件式(15)の上限を超えると、第11レンズ群U11の焦点距離が相対的に短くなるため、広角側のズームに伴う軸外諸収差の変動抑制、特に歪曲や像面湾曲の抑制が困難となる。条件式(15)の下限を超えると、第1レンズ群U11の焦点距離が相対的に長くなるため、第1レンズ群U1のレンズ径が大きくなり広角化が困難となる。また、フォーカシング時の画界変化の抑制も困難となる。
更に好ましくは条件式(15)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.45<f11/f1<−0.95 ・・・(15a)
実施例1〜5、7におけるズームレンズは、更に好ましくは、第11レンズ群U11の焦点距離をf11、第13レンズ群U13の焦点距離をf13としたとき、
−1.5<f13/f11<−0.5 ・・・(16)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(16)は、第11レンズ群U11と第13レンズ群U13の焦点距離の比を規定している。
条件式(16)の上限を超えると、第11レンズ群U11の焦点距離が相対的に長くなることで第1レンズ群U1の主点を像側に近付けることが困難となり、第1レンズ群U1のレンズ径が大きくなり広角化が困難となる。条件式(13)の下限を超えると、第11レンズ群U11の焦点距離が相対的に短くなることで第11レンズ群U11のレンズ枚数増加に繋がり、第1レンズ群U1のレンズ径が大きくなり広角化が困難となる。
更に好ましくは条件式(13)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.35<f13/f11<−0.80 ・・・(16a)
さらに、各実施例におけるズームレンズは、
1.5<f1/fw<9.0 ・・・(17)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(17)は、第1レンズ群U1の焦点距離と広角端の焦点距離の比を規定している。各実施例のズームレンズでは、第1レンズ群U1の焦点距離が高い光学性能と小型化を両立するために重要な要素となっている。条件式(17)を満足することにより、広角端において第1レンズ群U1を通過する軸外の光束の高さを規定し、レンズの大型化を抑制しつつ、諸収差を良好に補正することが可能となる。
条件式(17)の上限を超えると、第1レンズ群U1の屈折力が小さくなり、第1レンズ群U1を通過する軸外の光束の高さが高くなることで、レンズが大型化してしまう。条件式(17)の下限を超えると、第1レンズ群U1の屈折力が大きくなり、特に望遠側における色収差及び諸収差の補正が困難となる。
更に好ましくは条件式(17)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
2.00<f1/fw<3.30 ・・・(17a)
さらに、各実施例におけるズームレンズは、無限遠に合焦している状態で無限遠より軸上光束が入射する際の前記第Nレンズ群の広角端における横倍率をβnwとしたとき、
−2.7<βnw<−1.0 ・・・(18)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(18)は、第Nレンズ群UNの横倍率を規定している。各実施例のズームレンズでは、レンズの大型化や製造誤差が性能に与える影響を抑制するために、第Nレンズ群UNの横倍率を適切に設定している。条件式(18)を満足することにより、レンズの大型化を抑制しつつ、製造性の良いズームレンズを得ることが可能となる。
条件式(18)の上限を超えると、第Nレンズ群UNより前のレンズの大型化に繋がり、特に第1レンズ群U1の有効径が大きくなってしまう。条件式(18)の下限を超えると、第Nレンズ群UNより前のレンズの拡大率が大きくなり、諸収差の補正、特に望遠側における色収差の補正が困難となる。また、製造誤差が性能に与える影響が大きくなるため、製造バラツキによる性能低下が大きくなる。
更に好ましくは条件式(18)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−2.40<βnw<−1.50 ・・・(18a)
次に各実施例のレンズ構成の特徴について説明する。
第1実施例において、第1レンズ群U1は第1レンズ面〜第21レンズ面に対応する。第2レンズ群U2は第22レンズ面〜第31レンズ面に対応する。第3レンズ群U3は第32レンズ面〜第34レンズ面に対応する。第4レンズ群U4は第36レンズ面〜第53レンズ面に対応する。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群U2が像側へ直線的に移動するとき、第3レンズ群U3は物体側に凸の軌跡を描きながら略往復移動する。
後述する表1に示すように数値実施例1は条件式(1)〜(4)、(15)〜(18)の何れの条件式も満足しており、また、数値実施例の数値データに示すように条件式(5),(6)を満たす。また、第2レンズ群U2の物体側から像側へ3番目と5番目のレンズが条件式(7)を満足する正レンズである。この構成により、10.00倍の高ズーム比で広角端における撮影画角(画角)81.65°と広画角化を達成している。且つズーム全域において諸収差を良好に補正した高い光学性能を得ている。
第2実施例において、第1レンズ群U1は第1レンズ面〜第18レンズ面に対応する。第2レンズ群U2は第19レンズ面〜第25レンズ面に対応する。第3レンズ群U3は第26レンズ面〜第28レンズ面に対応する。第4レンズ群U4は第30レンズ面〜第48レンズ面に対応する。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群U2が像側へ直線的に移動するとき、第3レンズ群U3は物体側に凸の軌跡を描きながら略往復移動する。
後述する表1に示すように数値実施例2は条件式(1)〜(4)、(15)〜(18)の何れの条件式も満足しており、また、数値実施例の数値データに示すように条件式(5),(6)を満たす。また、第2レンズ群U2の物体側から像側へ3番目のレンズが条件式(7)を満足する正レンズである。この構成により、5.00倍の高ズーム比で広角端における撮影画角(画角)92.06°と広画角化を達成している。且つズーム全域において諸収差を良好に補正した高い光学性能を得ている。
第3実施例において、第1レンズ群U1は第1レンズ面〜第18レンズ面に対応する。第2レンズ群U2は第19レンズ面〜第27レンズ面に対応する。第3レンズ群U3は第28レンズ面〜第30レンズ面に対応する。第4レンズ群U4は第32レンズ面〜第51レンズ面に対応する。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群U2は像側へ直線的に移動するとき、第3レンズ群U3は物体側に凸の軌跡を描きながら略往復移動する。
後述する表1に示すように数値実施例3は条件式(1)〜(4)、(15)〜(18)の何れの条件式も満足しており、また、数値実施例の数値データに示すように条件式(5),(6)を満たす。また、第2レンズ群U2の物体側から像側へ2番目と5番目のレンズが条件式(7)を満足する正レンズである。この構成により、8.00倍の高ズーム比で広角端における撮影画角(画角)75.73°と広画角化を達成している。且つズーム全域において諸収差を良好に補正した高い光学性能を得ている。
第4実施例において、第1レンズ群U1は第1レンズ面〜第15レンズ面に対応する。第2レンズ群U2は第16レンズ面〜第23レンズ面に対応する。第3レンズ群U3は第24レンズ面〜第26レンズ面に対応する。第4レンズ群U4は第28レンズ面〜第45レンズ面に対応する。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群U2が像側へ直線的に移動するとき、第3レンズ群U3は物体側に凸の軌跡を描きながら略往復移動する。
後述する表1に示すように数値実施例4は条件式(1)〜(4)、(15)〜(18)の何れの条件式も満足しており、また、数値実施例の数値データに示すように条件式(5),(6)を満たす。また、第2レンズ群U2の物体側から像側へ3番目のレンズが条件式(7)を満足する正レンズである。この構成により、5.00倍の高ズーム比で広角端における撮影画角(画角)78.60°と広画角化を達成している。且つズーム全域において諸収差を良好に補正した高い光学性能を得ている。
第5実施例において、第1レンズ群U1は第1レンズ面〜第19レンズ面に対応する。第2レンズ群U2は第20レンズ面〜第27レンズ面に対応する。第3レンズ群U3は第28レンズ面〜第30レンズ面に対応する。第4レンズ群U4は第32レンズ面〜第48レンズ面に対応する。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群U2が像側へ直線的に移動するとき、第3レンズ群U3は物体側に凸の軌跡を描きながら略往復移動する。
後述する表1に示すように数値実施例5は条件式(1)〜(4)、(15)〜(18)の何れの条件式も満足しており、また、数値実施例の数値データに示すように条件式(5),(6)を満たす。また、第2レンズ群U2の物体側から像側へ3番目のレンズが条件式(7)を満足する正レンズである。この構成により、4.00倍の高ズーム比で広角端における撮影画角(画角)96.01°と広画角化を達成している。且つズーム全域において諸収差を良好に補正した高い光学性能を得ている。
第6実施例において、第1レンズ群U1は第1レンズ面〜第11レンズ面に対応する。第2レンズ群U2は第12レンズ面〜第20レンズ面に対応する。第3レンズ群U3は第21レンズ面〜第23レンズ面に対応する。第4レンズ群U4は第25レンズ面〜第41レンズ面に対応する。第42レンズ面〜第44レンズ面はカメラの光学フィルタや色分解光学系を模したガラスブロックに対応する。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群U2が像側へ直線的に移動するとき、第3レンズ群U3は物体側に凸の軌跡を描きながら略往復移動する。
後述する表1に示すように数値実施例6は条件式(1)〜(4)、(15)、(17)、(18)の何れの条件式も満足しており、また、数値実施例の数値データに示すように条件式(5),(6)を満たす。また、第2レンズ群U2の物体側から像側へ4番目のレンズが条件式(7)を満足する正レンズである。この構成により、15.00倍の高ズーム比で広角端における撮影画角(画角)69.02°と広画角化を達成している。且つズーム全域において諸収差を良好に補正した高い光学性能を得ている。
第7実施例において、第1レンズ群U1は第1レンズ面〜第21レンズ面に対応する。第2レンズ群U2は第22レンズ面〜第26レンズ面に対応する。第3レンズ群U3は第27レンズ面〜第30レンズ面に対応する。第4レンズ群U4は第31レンズ面〜第33レンズ面に対応する。第5レンズ群U5は第35レンズ面〜第52レンズ面に対応する。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群U2が像側へ直線的に移動するとき、第3レンズ群U3も像側へ略直線的に移動する。第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の間隔は広角端から望遠端へのズーミング際して間隔が広がる方向に移動し、第4レンズ群U4は物体側に凸の軌跡を描きながら略往復移動する。
後述する表1に示すように数値実施例7は条件式(1)〜(4)、(7)〜(18)の何れの条件式も満足しており、また、数値実施例の数値データに示すように条件式(5)、(6)、(12)、(13)を満たす。また、第2レンズ群U2の物体側から像側へ2番目のレンズが条件式(7)、(14)を満足する正レンズである。また、第3レンズ群U3の物体側から像側へ2番目のレンズが条件式(14)を満足する正レンズである。この構成により、6.50倍の高ズーム比で広角端における撮影画角(画角)80.10°と広画角化を達成している。且つズーム全域において諸収差を良好に補正した高い光学性能を得ている。
以上のように各実施例によれば、各レンズ群の屈折力配置やズーム用の移動レンズ群の移動軌跡等を適切に規定している。これにより、高ズーム比化と広画角化を両立しつつ、諸収差を良好に補正したズームレンズを得ている。
図18は実施例1〜7のズームレンズを撮影光学系として用いた撮像装置(テレビカメラシステム)の要部概略図である。図18において101は実施例1〜7のいずれかのズームレンズである。124はカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能となっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することで構成される撮像装置である。ズームレンズ101は第1レンズ群F、ズーム部LZ、結像用の第Nレンズ群Rを有している。第1レンズ群Fはフォーカシングのために光軸上を移動するフォーカス用レンズ群U12、フォーカシングの際に固定のレンズ群U11、U13が含まれている。
ズーム部LZは実施例1〜6のズーミングのために光軸上を移動する第2、第3レンズ群U2、U3と、実施例7のズーミングのためには光軸上を移動する第2〜第4レンズ群U2〜U4が含まれている。SPは開口絞りである。114、115は各々第12レンズ群U12、ズーム部LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。
116〜118は駆動機構114、115および開口絞りSPを電動駆動するモータ(駆動手段)である。119〜121は、第12レンズ群U12やズーム部LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径を検出するためのエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタに相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
また、111、122はカメラ124及びズームレンズ101の各種の駆動を制御するCPUである。このように本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以下に本発明の実施例1〜7に対する数値実施例1〜7を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、ndi,νdiは第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数である。非球面は面番号の横に*印を付けている。各実施例と前述した条件式との対応を表1に示す。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを円錐常数、A4、A6、A8、A10、A12、A14、A16をそれぞれ非球面係数としたとき、次式で表している。また、「e−Z」は「×10-Z」を意味する。
Figure 0006529215
実施例1〜6はズーミングのために移動するレンズ群が2つであるため、片方の移動軌跡が決定されると他方の移動軌跡も決定する。しかし、実施例7はズーミングのために移動するレンズ群が3つであるため、1つのレンズ群の移動軌跡を決定しても他の2つのレンズ群の移動軌跡が決定されない。よって、実施例7は第2レンズ群と第3レンズ群の移動軌跡を示している。
移動軌跡はjをレンズ群の番号とし、光軸方向への移動量をfj(y)、光の進行方向を正、yは広角端から望遠端までの移動量を1として示し、Bj1、Bj2、Bj3、Bj4、Bj5、Bj6をそれぞれ移動係数としたとき、次式で表している。
Figure 0006529215
<数値実施例1>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1* 107.07477 3.50000 1.772499 49.60 0.5521 94.999 -94.002
2 42.77453 29.44657 74.747
3 -111.18408 2.00000 1.772499 49.60 0.5521 74.020 -86.187
4 169.27879 0.19853 73.831
5 111.15261 6.53424 1.959060 17.47 0.6599 74.684 162.844
6 362.57244 4.83576 74.310
7* 402.11683 9.52789 1.620411 60.29 0.5426 73.646 143.795
8 -114.18218 7.22051 73.330
9 273.53589 11.14023 1.496999 81.54 0.5374 67.740 131.565
10 -85.09102 1.32713 67.551
11 -74.32274 2.00000 1.805181 25.42 0.6161 67.398 -164.470
12 -169.44313 1.00002 68.351
13 2516.57481 1.80000 1.850259 32.27 0.5929 68.012 -98.133
14 81.30733 11.18444 1.438750 94.93 0.5343 67.555 149.790
15 -332.76941 0.20010 67.981
16 7491.62170 5.08975 1.496999 81.54 0.5374 68.578 390.027
17 -199.54524 0.20000 69.118
18 1595.58460 5.39098 1.595220 67.74 0.5442 69.947 305.715
19 -205.94799 0.20000 70.201
20 216.17076 10.28079 1.730000 49.00 0.5575 70.182 104.355
21 -116.13168 (可変) 69.897
22* 50.60782 1.00000 1.882997 40.76 0.5667 31.807 -41.311
23 21.07209 6.61768 27.724
24 -79.54129 1.00000 1.754998 52.32 0.5476 27.582 -47.508
25 66.22881 0.99806 26.863
26 48.90892 4.02300 1.882210 23.78 0.6036 26.802 40.333
27 -130.21404 1.94929 26.376
28 -37.12529 1.00000 1.618000 63.33 0.5441 26.194 -55.128
29 438.13751 0.20000 25.725
30 34.72260 1.88615 1.613397 44.30 0.5633 25.302 287.073
31 42.29949 (可変) 24.759
32 -46.20252 1.00000 1.696797 55.53 0.5433 22.167 -45.199
33 101.17257 2.21450 1.808095 22.76 0.6307 23.128 112.579
34 -994.45522 (可変) 23.547
35(絞り) ∞ 1.29695 28.883
36 143.50842 4.48049 1.816000 46.62 0.5568 29.930 47.136
37 -52.16988 0.20000 30.182
38 52.13637 6.23615 1.487490 70.23 0.5300 29.349 48.593
39 -41.96851 1.20000 2.000690 25.46 0.6133 28.856 -39.407
40 781.32347 0.19891 28.725
41 22.82507 9.56381 1.516330 64.14 0.5352 28.572 29.895
42 -41.33452 1.00000 1.834000 37.16 0.5775 27.399 -26.832
43 50.02430 6.99907 25.923
44 386.69864 3.99920 1.487490 70.23 0.5300 25.416 67.610
45 -36.04126 1.08491 25.291
46 34.86509 4.96949 1.922860 20.88 0.6282 22.498 20.574
47 -39.79509 0.90000 1.882997 40.76 0.5667 21.517 -18.496
48 28.27246 8.88270 18.955
49 37.01797 4.62848 1.438750 94.93 0.5343 16.005 25.301
50 -15.30482 1.00000 1.953750 32.32 0.5898 15.736 -12.619
51 60.19086 2.75426 16.455
52 45.70173 3.00473 1.620411 60.29 0.5426 18.630 48.353
53 -86.09140 50.07000 18.983
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 1.92497e+000 A 4= 1.92902e-009 A 6= 6.26259e-011 A 8=-9.53828e-014 A10= 6.21216e-017 A12=-2.17747e-020 A14= 3.29927e-024 A16=-2.10130e-028

第7面
K =-2.29488e+001 A 4=-4.72874e-007 A 6= 4.95024e-011 A 8= 4.20753e-014 A10=-7.75550e-017 A12= 9.10273e-020 A14=-5.11370e-023 A16= 1.17437e-026

第22面
K = 5.48442e-001 A 4= 1.59884e-007 A 6=-3.77659e-009 A 8= 1.79255e-011 A10=-4.48568e-014 A12=-3.70888e-016 A14= 2.09083e-018 A16=-2.91328e-021

各種データ
ズーム比 10.00
広角 中間 望遠
焦点距離 18.00 63.00 180.00
Fナンバー 4.00 4.00 4.95
半画角 40.82 13.86 4.94
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 320.10 320.10 320.10
BF 50.07 50.07 50.07

d21 0.70 45.74 65.06
d31 60.47 8.62 6.48
d34 11.50 18.30 1.12

入射瞳位置 57.50 105.61 175.05
射出瞳位置 -33.80 -33.80 -33.80
前側主点位置 71.63 121.28 -31.27
後側主点位置 32.07 -12.93 -129.93

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 57.00 113.08 71.51 43.38
2 22 -26.70 18.67 3.98 -9.70
3 32 -76.10 3.21 -0.16 -1.98
4 35 31.05 62.40 -11.09 -41.97
<数値実施例2>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1* 86.96069 2.80000 1.772499 49.60 0.5521 99.506 -85.846
2 37.19554 28.65314 72.568
3 287.18991 2.20000 1.772499 49.60 0.5521 71.378 -151.018
4 82.96532 9.79457 68.012
5 233.30951 2.20000 1.772499 49.60 0.5521 67.303 -81.001
6 49.32285 9.90654 1.922860 18.90 0.6495 64.827 83.114
7 122.07948 4.11145 64.165
8 174.57379 7.40358 1.496999 81.54 0.5374 63.832 170.294
9* -162.88781 10.55549 63.329
10 219.22560 11.10101 1.618000 63.33 0.5441 61.797 87.081
11 -70.29224 0.51997 61.501
12 -90.66362 2.00000 1.805181 25.42 0.6161 58.344 -51.316
13 77.98219 9.18481 1.496999 81.54 0.5374 56.765 117.857
14 -228.82556 0.21692 57.161
15 229.51464 10.00000 1.595220 67.74 0.5442 57.792 89.884
16 -68.94195 0.20000 57.805
17 57.54531 5.56934 1.730000 49.00 0.5575 50.901 114.868
18 174.06610 (可変) 50.045
19* 222.99988 1.30000 1.772499 49.60 0.5521 29.397 -31.652
20 22.07423 8.73811 24.622
21 -46.00024 0.90000 1.772499 49.60 0.5521 21.288 -21.359
22 26.14240 4.04203 1.846660 23.78 0.6034 21.985 24.438
23 -96.70044 2.91044 22.088
24 -20.39226 0.90000 1.800999 34.97 0.5863 22.088 -89.160
25 -29.02640 (可変) 23.053
26 -33.53567 0.90000 1.729157 54.68 0.5444 23.727 -29.601
27 62.00299 2.73134 1.846660 23.78 0.6205 25.908 73.336
28 5426.95120 (可変) 26.494
29(絞り) ∞ 1.04258 27.557
30 144.60763 5.80564 1.834807 42.71 0.5642 29.049 38.100
31 -40.31316 0.20000 29.778
32 140.01330 2.90947 1.570989 50.80 0.5588 29.573 116.796
33 -127.51474 0.20000 29.431
34 62.82013 7.44444 1.496999 81.54 0.5374 28.583 43.611
35 -31.93064 1.20000 2.000690 25.46 0.6133 27.614 -30.706
36 1097.65571 0.20000 27.561
37 27.33320 3.43062 1.531717 48.84 0.5630 27.568 130.948
38 42.89669 17.98679 26.842
39 -77.25420 4.44564 1.487490 70.23 0.5300 23.060 306.323
40 -51.93660 20.78154 22.786
41 72.70188 7.72582 1.487490 70.23 0.5300 25.172 30.867
42 -18.39119 0.85000 1.953750 32.32 0.5898 25.094 -21.994
43 -145.10189 2.61020 27.091
44 837.85153 6.19253 2.102050 16.77 0.6721 29.071 32.378
45 -37.66305 0.85000 2.000690 25.46 0.6133 29.817 -29.178
46 136.96902 0.19086 30.863
47 42.04543 7.61002 1.487490 70.23 0.5300 32.756 52.334
48 -61.55333 33.54000 33.050
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 1.16599e+000 A 4= 2.14949e-007 A 6=-3.88534e-011 A 8= 1.50332e-014

第9面
K =-9.49193e+000 A 4= 5.68085e-007 A 6= 2.51185e-010 A 8= 5.19688e-014

第19面
K =-4.37435e+002 A 4= 1.00143e-005 A 6=-1.61464e-008 A 8= 2.99969e-011

各種データ
ズーム比 5.00
広角 中間 望遠
焦点距離 15.00 35.00 75.00
Fナンバー 3.00 3.00 3.00
半画角 46.03 23.96 11.71
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 300.20 300.20 300.20
BF 33.54 33.54 33.54

d18 0.99 21.34 32.89
d25 32.46 9.59 1.98
d28 2.70 5.23 1.28

入射瞳位置 50.74 66.16 86.04
射出瞳位置 -158.40 -158.40 -158.40
前側主点位置 64.57 94.78 131.73
後側主点位置 18.54 -1.46 -41.46

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 32.00 116.42 59.75 30.90
2 19 -18.80 18.79 3.92 -10.58
3 26 -50.00 3.63 -0.04 -2.03
4 29 40.41 91.68 23.49 -102.31
<数値実施例3>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1 1464.37780 3.20000 1.772499 49.60 0.5521 96.525 -86.352
2 64.03231 23.73215 82.301
3 -120.19877 2.70000 1.772499 49.60 0.5521 81.903 -157.539
4 -7122.29818 0.19535 83.622
5 135.38385 5.79104 1.922860 20.88 0.6282 85.855 267.092
6 290.21299 1.99903 85.522
7 251.24989 14.76690 1.620411 60.29 0.5426 85.401 125.798
8* -111.29663 0.19558 84.900
9 15648.74980 11.63370 1.496999 81.54 0.5374 79.023 170.753
10 -85.55687 2.50000 1.800000 29.84 0.6017 78.575 -158.224
11 -263.13162 7.30434 78.571
12 122.72575 2.50000 1.737999 32.26 0.5899 76.826 -152.090
13 58.33771 17.98321 1.496999 81.54 0.5374 74.254 99.970
14 -306.67066 0.20000 74.127
15 103.17491 9.28268 1.537150 74.81 0.5390 72.301 169.230
16 -760.39964 0.20000 71.562
17 86.72637 6.50027 1.790000 45.50 0.5720 66.388 174.512
18 224.07742 (可変) 64.720
19* 74.69742 1.20000 1.882997 40.76 0.5667 31.251 -28.364
20 18.69569 4.61081 25.802
21 111.19420 6.40794 1.846660 23.78 0.6034 25.666 21.564
22 -21.51662 0.70000 1.882997 40.76 0.5667 24.826 -21.788
23 195.15304 3.40085 22.613
24 -23.61290 0.70000 1.531717 48.84 0.5630 22.613 -35.863
25 102.69381 0.16000 24.460
26 51.03251 3.67799 1.613397 44.30 0.5633 25.331 56.753
27 -108.33345 (可変) 25.686
28 -33.59267 0.90000 1.651597 58.55 0.5426 26.194 -41.043
29 135.24634 2.33683 1.808095 22.76 0.6307 28.358 123.681
30 -395.42324 (可変) 28.934
31(絞り) ∞ 1.29353 35.132
32 1023.63042 4.51438 1.754998 52.32 0.5476 36.234 72.802
33 -58.25333 0.20000 36.777
34 68.98860 5.01187 1.618000 63.33 0.5441 37.923 83.414
35 -201.24720 0.20000 37.777
36 57.87442 5.13367 1.496999 81.54 0.5374 36.631 95.079
37 -253.95832 1.20000 2.001000 29.13 0.5997 36.011 -95.535
38 155.76709 0.19935 35.264
39 43.83937 10.52855 1.516330 64.14 0.5352 34.451 47.261
40 -50.95133 1.10000 1.772499 49.60 0.5521 32.346 -41.715
41 89.67330 22.97015 30.835
42 50.15394 4.85521 1.487490 70.23 0.5300 24.993 49.076
43 -44.57995 0.24116 24.899
44 28.14197 5.77865 1.487490 70.23 0.5300 23.118 33.581
45 -36.79546 1.00000 2.000690 25.46 0.6133 22.243 -15.155
46 26.56639 2.41025 21.159
47 180.15182 7.09223 1.808095 22.76 0.6307 21.404 18.393
48 -16.09271 1.00000 1.882997 40.76 0.5667 21.883 -16.763
49 204.71944 6.09212 23.295
50 34.10624 4.80075 1.487490 70.23 0.5300 28.643 66.313
51 -632.14267 37.88000 28.727
像面 ∞

非球面データ
第8面
K = 7.64826e-001 A 4= 2.02728e-007 A 6= 5.93168e-011 A 8=-1.76160e-013 A10= 2.73743e-016 A12=-2.26960e-019 A14= 9.46924e-023 A16=-1.56898e-026

第19面
K = 1.02944e+000 A 4= 4.84636e-006 A 6=-9.64701e-009 A 8= 5.80327e-011 A10=-3.77375e-013 A12= 1.18904e-015 A14=-9.44522e-019 A16=-1.67064e-021

各種データ
ズーム比 8.00
広角 中間 望遠
焦点距離 20.00 60.00 160.00
Fナンバー 2.80 2.80 3.60
半画角 37.87 14.53 5.55
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 310.06 310.06 310.06
BF 37.88 37.88 37.88

d18 0.69 30.37 44.35
d27 41.68 8.49 6.50
d30 9.40 12.91 0.93

入射瞳位置 60.15 110.86 190.18
射出瞳位置 -75.15 -75.15 -75.15
前側主点位置 76.61 139.01 123.71
後側主点位置 17.88 -22.12 -122.12

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 52.10 110.68 61.22 20.90
2 19 -21.50 20.86 3.10 -11.59
3 28 -62.00 3.24 -0.27 -2.11
4 31 35.32 85.62 5.69 -68.37
<数値実施例4>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1 131.14622 3.00000 1.772499 49.60 0.5521 90.070 -91.906
2 45.74280 23.07058 73.485
3 -190.51759 2.50000 1.754998 52.32 0.5476 73.046 -92.545
4 111.76131 2.70555 72.305
5 102.35624 6.78100 1.922860 20.88 0.6282 73.869 158.066
6 323.65984 2.07854 73.551
7* 198.12409 7.52728 1.620411 60.29 0.5426 73.308 200.459
8 -332.71985 10.42728 72.900
9 105.74456 10.78155 1.595220 67.74 0.5442 72.731 130.062
10 -281.63972 0.20000 72.228
11 125.39952 2.00000 1.882210 23.78 0.6036 68.470 -90.324
12 48.64939 16.97372 1.438750 94.93 0.5343 64.323 93.643
13 -239.97566 0.20000 64.141
14 84.45216 10.77658 1.772499 49.60 0.5521 62.316 78.504
15 -206.62606 (可変) 61.136
16* 48.27098 1.20000 2.001000 29.13 0.5997 30.013 -27.936
17 17.57501 7.48668 24.778
18 -36.17012 0.80000 1.816000 46.62 0.5568 24.550 -28.913
19 69.54013 0.49278 24.066
20 43.80124 4.88511 2.000690 25.46 0.6133 24.142 21.424
21 -40.36572 1.36383 23.790
22 -25.24489 0.90000 1.834807 42.71 0.5642 23.574 -52.907
23 -59.44507 (可変) 24.246
24 -27.96339 0.80000 1.639999 60.08 0.5370 24.628 -34.341
25 105.79038 2.64502 1.808095 22.76 0.6307 26.665 93.540
26 -271.51570 (可変) 27.221
27(絞り) ∞ 1.47466 28.069
28 -9897.87302 3.30206 1.772499 49.60 0.5521 28.982 78.066
29 -60.23523 0.20000 29.488
30 192.97751 3.93909 1.589130 61.14 0.5406 30.056 79.968
31 -62.17424 0.20000 30.172
32 69.45008 5.69407 1.516330 64.14 0.5352 29.533 52.091
33 -42.92720 1.20000 2.000690 25.46 0.6133 29.123 -41.036
34 1216.75385 0.19979 29.063
35 25.32639 3.68828 1.516330 64.14 0.5352 29.028 132.828
36 38.07596 18.18838 28.193
37 63.74293 0.90000 1.953750 32.32 0.5898 23.376 -27.840
38 18.71075 5.95175 1.808095 22.76 0.6307 22.225 18.964
39 -76.92161 1.38274 21.851
40 76.61712 4.87566 1.438750 94.93 0.5343 21.406 42.347
41 -24.13109 1.00000 1.805181 25.42 0.6161 21.080 -17.668
42 36.10887 11.09401 21.337
43 41.85392 7.51316 1.595220 67.74 0.5442 29.338 35.307
44 -39.65572 1.20000 1.882997 40.76 0.5667 29.517 -92.149
45 -78.02765 39.99000 30.027
像面 ∞


非球面データ
第7面
K =-1.73761e+001 A 4=-3.20828e-007 A 6= 3.77274e-011 A 8=-1.60630e-014 A10=-4.63233e-017 A12= 1.16115e-019 A14=-8.89475e-023 A16= 2.36508e-026

第16面
K =-9.35949e+000 A 4= 1.47026e-005 A 6=-1.49210e-008 A 8= 2.40783e-011 A10=-3.38433e-014 A12= 1.88004e-015 A14=-1.26872e-017 A16= 2.79931e-020

各種データ
ズーム比 5.00
広角 中間 望遠
焦点距離 19.00 45.00 95.00
Fナンバー 2.70 2.70 2.70
半画角 39.30 19.06 9.30
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 271.52 271.52 271.52
BF 39.99 39.99 39.99

d15 0.70 22.76 34.43
d23 29.03 6.96 4.48
d26 10.20 10.21 1.02

入射瞳位置 56.43 86.13 122.86
射出瞳位置 -101.34 -101.34 -101.34
前側主点位置 72.88 116.80 154.00
後側主点位置 20.99 -5.01 -55.01

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 45.00 99.02 57.71 19.90
2 16 -24.80 17.13 1.21 -12.13
3 24 -55.00 3.45 -0.37 -2.32
4 27 39.90 72.00 19.18 -64.39
<数値実施例5>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1* 81.52156 2.80000 1.772499 49.60 0.5521 97.279 -83.251
2 35.50574 31.30681 70.026
3 667.71915 2.20000 1.772499 49.60 0.5521 68.022 -135.261
4 90.59457 4.47839 64.610
5 197.06072 2.20000 1.834807 42.71 0.5642 64.321 -66.614
6 43.33682 11.33919 1.922860 18.90 0.6495 60.874 69.654
7 113.32971 2.55719 59.842
8 115.11681 9.51685 1.496999 81.54 0.5374 59.385 153.156
9* -220.41107 0.20000 58.068
10 185.45912 9.63439 1.618000 63.33 0.5441 57.517 91.373
11 -80.00592 2.00000 1.846660 23.78 0.6205 57.026 -103.318
12 -857.68120 5.60166 56.350
13 -547.42488 2.00000 1.846660 23.78 0.6205 55.107 -95.810
14 96.50030 8.54469 1.496999 81.54 0.5374 56.048 126.294
15 -175.74550 0.20000 56.723
16 248.42762 12.85098 1.595220 67.74 0.5442 58.081 80.834
17 -58.77230 0.20000 58.452
18 56.55329 6.43207 1.763850 48.51 0.5587 50.476 91.827
19 271.97337 (可変) 49.270
20* 75.52289 1.30000 1.816000 46.62 0.5568 27.970 -25.770
21 16.38581 7.94998 22.551
22 -35.35061 0.90000 1.754998 52.32 0.5476 20.890 -28.150
23 54.49701 0.20000 20.318
24 38.34698 4.04203 1.846660 23.78 0.6034 20.314 27.246
25 -56.47379 2.18661 19.859
26 -20.15327 0.90000 1.882997 40.76 0.5667 19.635 -76.243
27 -29.29552 (可変) 20.447
28 -28.24173 0.90000 1.729157 54.68 0.5444 21.748 -31.883
29 136.58830 2.26264 1.846660 23.78 0.6205 23.610 90.643
30 -177.80079 (可変) 24.238
31(絞り) ∞ 1.80831 26.366
32 1876.46717 5.41221 1.816000 46.62 0.5568 27.823 37.988
33 -31.64154 0.20000 28.604
34 60.10061 8.24256 1.496999 81.54 0.5374 28.186 38.709
35 -27.12183 1.20000 2.001000 29.13 0.5997 27.594 -34.449
36 -126.12274 0.20000 28.202
37 27.44643 3.25073 1.612929 37.00 0.5862 28.528 139.096
38 38.53198 22.34855 27.776
39 -524.12330 5.21590 1.517417 52.43 0.5564 24.011 121.284
40 -56.46271 11.54753 24.632
41 111.79736 8.05123 1.496999 81.54 0.5374 24.704 33.474
42 -19.14232 0.85000 1.953750 32.31 0.5898 24.498 -25.679
43 -87.28015 3.16563 25.890
44 436.69471 5.32440 1.959060 17.47 0.6599 27.387 38.954
45 -41.20307 0.85000 2.001000 29.13 0.5997 27.768 -24.479
46 62.31899 0.38161 28.514
47 43.43683 7.60385 1.496999 81.54 0.5374 29.721 43.773
48 -41.28677 41.02000 30.288
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 1.15930e+000 A 4= 3.25637e-007 A 6=-7.92964e-012 A 8= 8.93227e-015

第9面
K =-4.96791e+001 A 4= 8.83515e-007 A 6= 5.16367e-010 A 8= 5.70862e-014

第20面
K = 8.19089e+000 A 4= 5.61681e-006 A 6=-9.29022e-009 A 8= 2.78530e-011

各種データ
ズーム比 4.00
広角 中間 望遠
焦点距離 14.00 28.00 56.00
Fナンバー 3.00 3.00 3.00
半画角 48.00 29.05 15.52
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 297.27 297.27 297.27
BF 41.02 41.02 41.02

d19 1.00 17.72 28.94
d27 32.19 13.50 4.68
d30 2.70 4.67 2.27

入射瞳位置 48.68 60.09 76.35
射出瞳位置 -122.20 -122.20 -122.20
前側主点位置 61.48 83.29 113.13
後側主点位置 27.02 13.02 -14.98

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 30.00 114.06 57.47 29.47
2 20 -19.00 17.48 2.47 -11.25
3 28 -50.00 3.16 -0.44 -2.20
4 31 37.44 85.65 20.00 -79.28
<数値実施例6>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1 -327.39176 2.20000 1.800999 34.97 0.5863 77.240 -159.412
2 212.30166 6.16736 73.645
3 13317.83260 2.20000 1.846660 23.78 0.6036 71.962 -133.000
4 112.75087 10.43625 1.438750 94.93 0.5343 69.683 162.621
5 -190.12082 0.15000 69.612
6 202.12097 8.24880 1.433870 95.10 0.5373 69.749 216.786
7 -174.56398 5.52252 69.593
8 130.72546 7.75647 1.729157 54.68 0.5444 66.803 122.285
9 -277.21316 0.15000 66.223
10 51.26048 5.75366 1.816000 46.62 0.5568 55.986 117.969
11 103.50442 (可変) 54.733
12 40.30167 1.00000 1.882997 40.76 0.5667 27.162 -25.624
13 14.37480 6.64137 21.653
14 -44.26823 4.12247 1.959060 17.47 0.6599 21.201 27.280
15 -17.34279 0.75000 1.882997 40.76 0.5667 20.813 -12.721
16 33.07750 0.30000 19.209
17 23.07848 5.06268 1.613397 44.30 0.5633 19.205 22.525
18 -31.97426 1.00000 18.664
19 -20.45576 0.75000 1.743198 49.34 0.5530 18.441 -37.760
20 -75.66571 (可変) 18.299
21 -21.28881 0.75000 1.754998 52.32 0.5476 15.961 -16.353
22 30.16460 3.20766 1.846490 23.90 0.6217 17.695 36.371
23 962.85645 (可変) 18.492
24(絞り) ∞ 1.33800 22.519
25 -513.75388 4.44000 1.670029 47.23 0.5627 23.522 46.335
26 -29.51785 0.15000 24.469
27 42.71785 3.88000 1.487490 70.23 0.5300 25.553 98.440
28 367.25885 0.15000 25.432
29 76.36769 5.32854 1.501270 56.50 0.5536 25.383 48.322
30 -34.85882 1.20000 1.882997 40.76 0.5667 25.102 -43.864
31 -336.68517 33.00000 25.244
32 79.35416 6.19589 1.487490 70.23 0.5300 25.746 81.814
33 -78.66323 0.15000 25.343
34 -174.28704 1.40000 1.834000 37.16 0.5775 25.117 -20.316
35 18.97040 7.07764 1.516330 64.15 0.5352 24.476 30.582
36 -84.05581 0.86168 24.889
37 38.64148 7.67377 1.517417 52.43 0.5564 25.766 28.911
38 -22.91864 1.40000 1.882997 40.76 0.5667 25.610 -29.857
39 -173.73960 0.15000 26.790
40 119.16208 6.64543 1.517417 52.43 0.5564 27.392 43.094
41 -27.05740 4.70000 27.767
42 0.00000 33.00000 1.608590 46.44 0.5664 40.000
43 0.00000 13.20000 1.516330 64.15 0.5352 40.000
44 0.00000 9.58000 40.000
像面 ∞

各種データ
ズーム比 15.00
広角 中間 望遠
焦点距離 8.00 32.00 120.00
Fナンバー 1.80 1.80 2.35
半画角 34.51 9.75 2.62
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 259.60 259.60 259.60
BF 9.58 9.58 9.58

d11 0.70 29.97 42.44
d20 40.32 8.35 2.77
d23 4.88 7.59 0.70

入射瞳位置 47.48 151.46 379.01
射出瞳位置 109.13 109.13 109.13
前側主点位置 56.13 193.74 643.67
後側主点位置 1.58 -22.42 -110.42

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 58.00 48.59 32.53 3.63
2 12 -14.00 19.63 3.63 -9.66
3 21 -30.00 3.96 0.02 -2.14
4 24 86.75 131.94 120.79 -198.70
<数値実施例7>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1 194.96209 3.00000 1.772499 49.60 0.5521 88.491 -88.490
2 50.45050 23.69287 73.351
3 -101.22704 2.50000 1.772499 49.60 0.5521 72.885 -111.690
4 610.40944 0.19704 74.054
5 112.46576 6.06429 1.922860 18.90 0.6495 75.732 194.404
6 287.65098 4.86350 75.347
7 -1837.00765 7.27013 1.651597 58.55 0.5426 75.086 230.062
8 -139.33725 0.20000 74.929
9 -472.70380 4.65675 1.595220 67.74 0.5442 72.970 424.413
10 -165.62101 8.66201 72.465
11 -192.35145 6.46656 1.537150 74.81 0.5390 66.913 268.083
12 -83.47137 0.99766 66.556
13 -78.26046 2.50000 1.800000 29.84 0.6017 66.067 -270.007
14 -123.92169 0.20000 67.015
15 144.80685 2.00000 1.846660 23.78 0.6034 66.705 -142.303
16 65.69817 13.00429 1.496999 81.54 0.5374 65.115 106.901
17 -263.45069 0.20000 65.049
18 131.23177 9.46925 1.496999 81.54 0.5374 64.015 146.867
19 -161.59164 0.20000 63.356
20 61.37933 6.25108 1.730000 49.00 0.5575 56.603 136.191
21 152.31744 (可変) 55.097
22* 123.35380 1.20000 1.882997 40.76 0.5667 32.089 -28.857
23 21.12344 6.38054 26.928
24 -167.62168 4.33940 1.846660 23.78 0.6034 26.240 54.777
25 -37.04472 0.80000 1.772499 49.60 0.5521 25.538 -98.748
26 -72.37210 (可変) 24.901
27 -25.91341 0.80000 1.834807 42.71 0.5642 24.536 -28.139
28 270.81861 0.16000 24.869
29 87.77809 3.31174 1.846660 23.78 0.6034 25.043 51.048
30 -85.31340 (可変) 25.023
31 -31.89775 0.90000 1.696797 55.53 0.5433 25.027 -34.635
32 102.09398 2.46844 1.808095 22.76 0.6307 27.236 92.767
33 -290.19380 (可変) 27.788
34(絞り) ∞ 1.28219 32.549
35 ∞ 5.00427 1.816000 46.62 0.5568 33.538 57.344
36 -47.02989 0.20000 34.253
37 121.66426 4.00000 1.589130 61.14 0.5406 34.746 118.312
38 -162.68134 0.20000 34.670
39 53.21128 7.67575 1.496999 81.54 0.5374 33.912 52.816
40 -49.60645 1.20000 1.846660 23.78 0.6205 33.197 -43.964
41 156.92657 0.19575 32.533
42 24.49279 7.89416 1.518229 58.90 0.5456 32.141 61.163
43 94.58401 1.10000 1.772499 49.60 0.5521 30.289 -78.875
44 36.97714 21.17659 28.740
45 55.51715 6.46969 1.805181 25.42 0.6161 22.663 21.616
46 -24.35459 0.90000 1.882997 40.76 0.5667 22.365 -19.627
47 62.39214 8.45794 22.051
48 118.59896 6.86089 1.438750 94.93 0.5343 23.601 34.489
49 -17.08788 1.00000 2.003300 28.27 0.5980 23.707 -26.491
50 -48.53765 7.21499 25.917
51 55.89004 6.66022 1.487490 70.23 0.5300 32.106 59.353
52 -58.04968 39.99000 32.395
像面 ∞

非球面データ
第22面
K = 3.15185e+001 A 4= 3.02637e-006 A 6=-5.86837e-009 A 8=-4.69891e-012

移動軌跡データ
B21=40.35954
B31=42.94793 B32= 3.88703 B33=-8.43442 B34= 3.38458 B35= 0.39726
B36= 0.38969

各種データ
ズーム比 6.50
広角 中間 望遠
焦点距離 18.50 45.00 120.25
Fナンバー 2.80 2.80 3.43
半画角 40.05 19.06 7.37
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 300.07 300.07 300.07
BF 39.99 39.99 39.99

d21 0.68 25.34 41.04
d26 2.39 4.03 4.61
d30 39.84 10.82 3.22
d33 6.92 9.65 0.98

入射瞳位置 54.12 84.17 136.89
射出瞳位置 -165.72 -165.72 -165.72
前側主点位置 70.96 119.33 186.85
後側主点位置 21.49 -5.01 -80.26

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 46.00 102.40 59.41 25.26
2 22 -42.00 12.72 -2.77 -13.83
3 27 -67.00 4.27 -1.89 -4.39
4 31 -56.00 3.37 -0.33 -2.23
5 34 46.94 87.49 26.91 -102.68
Figure 0006529215
U1 第1レンズ群
U2 第2レンズ群
U3 第3レンズ群
U4 第4レンズ群
U5 第5レンズ群

Claims (9)

  1. 物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、広角端から望遠端へのズーミングのために像側へ移動する負の屈折力の第2レンズ群と、ズーミングのために移動する第3レンズ群と、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第4レンズ群とから構成されるズームレンズであって、
    ズーミングのために、互いに隣接するレンズ群どうしの間隔はいずれも変化し、
    前記第2レンズ群を構成するレンズのうち最も像側の2つのレンズは、正レンズと負レンズとから構成され、前記正レンズの部分分散比およびアッベ数をそれぞれθpおよびνpとし、前記負レンズの部分分散比およびアッベ数をそれぞれθnおよびνnとし、前記第2レンズ群の全てのレンズの屈折率の平均値をnaveとし、無限遠に合焦している状態で無限遠より軸上光束が入射した場合の前記第4レンズ群の広角端における横倍率をβnwとして、
    −3.0×10−3<(θp−θn)/(νp−νn)<0
    1.7<nave<2.0
    −2.7<βnw<−1.50
    なる条件式を満足し、
    前記第2レンズ群を構成するレンズのうち物体側から像側へi番目のレンズは、その部分分散比およびアッベ数をそれぞれθiおよびνiとして、
    0.648<θi+2.53×10−3×νi<0.678
    なる条件式を満足する正レンズである、
    ことを特徴とするズームレンズ。
    但し、アッベ数ν及び部分分散比θは、g線における屈折率をngとし、F線における屈折率をnFとし、d線における屈折率をndとし、C線における屈折率をnCとして、それぞれ
    ν=(nd−1)/(nF−nC)および
    θ=(ng−nF)/(nF−nC)
    なる式で表される。
  2. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記ズームレンズの広角端における焦点距離をfwとして、
    −2.5<f2/fw<0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2として、
    −5.0<f1/f2<0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群を構成するレンズのうち物体側から像側へi番目のレンズは、その屈折率およびアッベ数をそれぞれniおよびνiとして、
    1.8<ni<2.2
    15<νi<30
    なる条件式を満足する正レンズであることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群は、唯一の正レンズを含むことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群は、3つの負レンズと1つの正レンズとを有することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、焦点調整のためには移動しない負の屈折力の第11レンズ群、焦点調整のために光軸に沿って移動する正の屈折力の第12レンズ群、焦点調整のためには移動しない正の屈折力の第13レンズ群から構成され、前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記第11レンズ群の焦点距離をf11とし、前記第13レンズ群の焦点距離をf13として、
    −9.0<f11/f1<−0.9
    −1.5<f13/f11<−0.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記ズームレンズの広角端における焦点距離をfwとして、
    1.5<f1/fw<9.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のズームレンズと、
    前記ズームレンズの像面に配された撮像素子と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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