JP6449808B2 - Heat exchanger - Google Patents
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Description
本発明は、熱交換器に係り、特に、クーラント液等の液体と空気等の気体との間で熱交換するものに関する。 The present invention relates to a heat exchanger, and more particularly, to heat exchange between a liquid such as a coolant liquid and a gas such as air.
従来、図11で示すような熱交換器301が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
Conventionally, the
従来の熱交換器301は、コア部303と、タンク部305と、吸気流路形成部材(ケーシング)307とを備えて構成されている。コア部303は、内部を冷却流体が流通して外部を吸気が流通する複数のチューブ309を積層して構成されている。タンク部305は、複数のチューブ309内を流れる冷却流体の集合あるいは分配を行うようになっている。吸気流路形成部材307は、コア部303を覆うように配置されて吸気が流通する吸気流路311を形成している。
A
吸気流路形成部材307には、図11や図12で示すように、開口部313が設けられており、開口部313には、吸気流路形成部材307で形成された吸気流路311と吸気ダクト315とを接続するための接続プレート317が接合されている。つまり、吸気流路形成部材307の開口部313には、接合部319が形成されており、この接合部319では、接続プレート317を介して開口部313に吸気ダクト315が接続されている。
As shown in FIGS. 11 and 12, the intake
なお、吸気ダクト315は、接続プレート317のツメ317Aをカシメることによって、接続プレート317に設置されている。
The
ところで、従来の熱交換器301に限らず、吸気を冷却する熱交換器(たとえば、CAC;チャージド・エアー・クーラ)では、吸気が系の外部(吸気流路311や吸気ダクト315の外部)に洩れてはならないので、接合部319を含め、系を密封する必要がある。
By the way, not only the
従来の熱交換器301では、開口部313を接続プレート317に差し込んでロウ付けした構成になっているが、開口部313や接続プレート317の加工精度には限界があり、差し込むだけでは、開口部313と接続プレート317との間の隙間を完全に無くすことは難しいという問題がある。
In the
なお、上記問題は、吸気以外の気体を冷却する熱交換器においても同様に発生する問題である。 In addition, the said problem is a problem which generate | occur | produces similarly also in the heat exchanger which cools gas other than intake.
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換器のケーシングの開口部における接合部において、この接合部を構成する部位や部品の加工精度を特にあげることなく、上記接合部における隙間の発生を防止することができる熱交換器を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and in the joint portion in the opening portion of the casing of the heat exchanger, the joint portion is not particularly increased without increasing the processing accuracy of the parts and components constituting the joint portion. It aims at providing the heat exchanger which can prevent generation | occurrence | production of the clearance gap in.
本発明は、複数のケーシング部材のそれぞれの突き合わせ部同士を接合してなる熱交換器ケースを備えた熱交換器において、前記各ケーシング部材の寸法がばらついた場合であっても、前記各突き合わせ部の形状が、前記各突き合わせ部同士が隙間なくお互いに係合する形状に形成されている熱交換器である。 The present invention provides a heat exchanger having a heat exchanger case formed by joining the butted portions of a plurality of casing members, even if the dimensions of the casing members vary, the butted portions. The heat exchanger is formed in such a shape that the butted portions engage with each other without a gap.
本発明によれば、熱交換器のケーシングの開口部における接合部において、この接合部を構成する部位や部品の加工精度を特にあげることなく、上記接合部における隙間の発生を防止することができる熱交換器を提供することができるという効果を奏する。 According to the present invention, it is possible to prevent the occurrence of a gap in the joint portion at the joint portion in the opening of the casing of the heat exchanger without particularly increasing the processing accuracy of the parts and components constituting the joint portion. There exists an effect that a heat exchanger can be provided.
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る熱交換器(冷却装置)1は、たとえば、内燃機関の吸気と冷却流体(クーラント液)との間で熱交換をするものである。熱交換器1として、CAC(チャージド・エアー・クーラ)を掲げることができる。
[First Embodiment]
The heat exchanger (cooling device) 1 according to the first embodiment of the present invention exchanges heat between, for example, an intake air of an internal combustion engine and a cooling fluid (coolant liquid). As the heat exchanger 1, a CAC (charged air cooler) can be listed.
ここで、説明の便宜のために、熱交換器1における所定の一方向を縦方向とし、この縦方向に直交する所定の一方向を横方向とし、縦方向と横方向とに直交する方向を高さ方向とする。なお、高さ方向は説明の便宜上、上、下という文言を使用するが、高さ方向は、必ずしも上下方向を示すものではない。 Here, for convenience of explanation, a predetermined one direction in the heat exchanger 1 is a vertical direction, a predetermined one direction orthogonal to the vertical direction is a horizontal direction, and a direction orthogonal to the vertical direction and the horizontal direction is a vertical direction. The height direction. For convenience of explanation, the terms “up” and “down” are used for the height direction, but the height direction does not necessarily indicate the vertical direction.
熱交換器1は、図1、図2等で示すように、熱交換部3と、ガス側係合部材(ダクト保持部材)9とを備えて構成されている。
As shown in FIGS. 1, 2, and the like, the heat exchanger 1 includes a
熱交換部3は、熱交換器ケース(ケーシング)13と、この内部のコア部15とを備えて構成されており、コア部15は、縦方向に所定の間隔をあけて延びている複数本のチューブ17と、これらのチューブ17の間に設けられているフィン19とを備えて構成されている。
The
熱交換器ケース13は、第1のタンク5と、第2のタンク7と、ケーシング部材13A,13Bとを備えて構成されている。
The
第1のタンク5は、縦方向の一方の端部に設けられており、第2のタンク7は、縦方向の他方の端部に設けられている。第1のタンク5内は、2つの空間に仕切られており、これらの空間のそれぞれは、第1のタンク5から突出している入口配管21、出口配管23に通じている。第2のタンク7内には1つの空間が形成されている。
The
また、熱交換器ケース13の縦方向の両端のそれぞれは、第1のタンク5および第2のタンク7によって塞がれており、熱交換器ケース13の高さ方向の両端は、開口している。この開口している部位のそれぞれが、熱交換部3のガス側接続部(熱交換部ガス側接続部)25になっている。ガス側接続部25は、高さ方向の一方の端(図1では下端)のガス側接続部25Aと、高さ方向の他方の端(図1では上端)のガス側接続部25Bとで構成されている。
Further, both ends in the vertical direction of the
そして、入口配管21から第1のタンク5の一方の空間内に入ったクーラント液が、一方の空間に接続されているチューブ17内を第2のタンク7に流れ、第2のタンク7内でUターンし、第1のタンク5の他方の空間に接続されているチューブ17内を第1のタンク5に流れ、出口配管23から出てくるようになっている(図1の矢印A1,A2参照)。
Then, the coolant liquid that has entered the one space of the
また、クーラント液が、上述したように流れているときに、ガス側接続部25Aより熱交換器ケース13内に入った吸気(空気)が、チューブ17とフィン19との間の間隙を通り、ガス側接続部25Bより熱交換器ケース13の外部で出てくるようになっている(図1の矢印A3,A4参照)。これにより、クーラント液による吸気の冷却がされるようになっている。
Further, when the coolant liquid is flowing as described above, the intake air (air) that has entered the
すなわち、熱交換部3は、吸気等のガスとクーラント液等の液体との間で熱交換を行うように構成されている。また、ガス側接続部25(25A,25B)は、熱交換器ケース13の一部で構成されている。
That is, the
なお、熱交換器1は、たとえば、熱交換器ケース13等の各構成部品を仮組立しておいて、さらに、各構成部品を焼き付けてお互いにロウ付けすることで形成されている。また、熱交換器1の外形は概ね直方体状になっている。
The heat exchanger 1 is formed, for example, by temporarily assembling each component such as the
さらに説明すると、熱交換器ケース13は、たとえば、第1のケーシング部材13Aと、第2のケーシング部材13Bとを備えて構成されている。そして、第1のケーシング部材13Aと第2のケーシング部材13Bとをお互いが接近する方向(横方向でお互いが接近する方向)に移動することで、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26(26A)と、第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26(26B)とがお互いに突き合わされる(接合される)等して、熱交換器ケース13(ガス側接続部25)が形成されている。
More specifically, the
第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aは、突き合わせの方向に対して斜めに形成されており、第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bも、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ26A部と同じ角度で、上記突き合わせの方向に対して斜めに形成されている(図3、図7(a)等参照)。
The butting
さらに詳しく説明すると、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとが、これらの突き合わせ方向に対して傾斜している平面で形成されている。
More specifically, the abutting
第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとがお互いに対向して離れている状態から、第1のケーシング部材13Aに近づく方向である突き合わせの方向(横方向)に、第2のケーシング部材13Bを第1のケーシング部材13Aに対して相対的に移動して第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとをお互いに突き合わせる。
From the state where the butted
このときに、各ケーシング部材13A,13Bの寸法がばらついていても(製造上等において寸法形状にばらつきがあっても)、高さ方向に、第2のケーシング部材13Bを第1のケーシング部材13Aに対して相対的に僅かに移動すれば、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aの一部と第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bの一部とがお互いに面接触するように構成されている。
At this time, even if the dimensions of the
さらに詳しく説明すると、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aは、第1のケーシング部材13Aの一部(ガス側接続部25を構成する部位)28Aの先端に形成されている。第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bも、第2のケーシング部材13Bの一部(ガス側接続部25を構成する部位)28Bの先端に形成されている。
More specifically, the abutting
第1のケーシング部材13Aのガス側接続部25を構成する部位(ガス側接続部構成部位)28Aは、所定の幅と所定の厚さとで長く延びた平板状(まっすぐ伸びている帯状)に形成されており、先端面が斜めになっている。そして、ガス側接続部構成部位28Aの先端面が第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aを形成している。
A portion (gas side connection portion constituting portion) 28A constituting the gas
第2のケーシング部材13Bのガス側接続部25を構成する部位(ガス側接続部構成部位)28Bも、第1のケーシング部材13Aの場合と同様にして、所定の幅と所定の厚さとで長く延びた平板状(まっすぐ伸びている帯状)に形成されており、先端面が斜めになっている。そして、ガス側接続部構成部位28Bの先端面が第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bを形成している。
Similarly to the case of the
また、第1のケーシング部材13Aにおけるガス側接続部構成部位28Aの先端面(突き合わせ部)26Aは、ガス側接続部構成部位28Aの厚さ方向(縦方向)に対しては平行になっており、ガス側接続部構成部位28Aの幅方向(高さ方向)や長手方向(横方向)に対しては斜めになっている。
Further, the distal end surface (butting portion) 26A of the gas side connection
第2のケーシング部材13Bにおけるガス側接続部構成部位28Bの先端面(突き合わせ部)26Bも、第1のケーシング部材13Aの場合と同様にして、ガス側接続部構成部位28Bの厚さ方向(縦方向)に対して平行になっており、ガス側接続部構成部位28Bの幅方向(高さ方向)や長手方向(横方向)に対しては斜めになっている。
Similarly to the case of the
また、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとがお互いに対向して離れている状態(ケーシング部材離反状態;図2で示す状態)では、各ガス側接続部構成部位28A,28Bの長手方向(横方向)で、第1のケーシング部材13Aのガス側接続部構成部位28A(突き合わせ部26A)と第2のケーシング部材13Bのガス側接続部構成部位28B(突き合わせ部26B)とが離れており、各ガス側接続部構成部位28A,28Bの幅方向(高さ方向)および厚さ方向(縦方向)では、第1のケーシング部材13Aのガス側接続部構成部位28Aと第2のケーシング部材13Bのガス側接続部構成部位28Bとが同じところに位置している。
Further, in the state where the butted
なお、上記ケーシング部材離反状態では、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとはお互いが平行になっている。
In the casing member separation state, the butted
上記ケーシング部材離反状態から、第1のケーシング部材13Aに対して第2のケーシング部材13Bを第1のケーシング部材13Aに近づく方向である突き合わせ方向(ガス側接続部構成部位28Bの長手方向の一方向)に、一定の距離だけ移動して、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとをお互いに突き合わせることで、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとがお互いに面接触するように構成されている。
From the casing member separation state, the
なお、突き合わせ方向に上述した一定の距離だけ移動することは、熱交換器1の他の部品(たとえば、各タンク5,7やガス側係合部材9)との関係で必要なのである。
In addition, it is necessary to move the above-mentioned fixed distance in the abutting direction in relation to other parts of the heat exchanger 1 (for example, the
各ケーシング部材13A,13Bが、設計寸法通りに形成されていれば(公差「0」で構成されていれば)、上記突き合わせ方向への一定の距離だけの移動で、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aの全面と第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bの全面とがお互いに面接触するようになっている。
If each
しかし、実際には、各ケーシング部材13A,13Bの精度が、製作上どうしてもばらついて、公差「0」で形成されず、第1のケーシング部材13Aのガス側接続部構成部位28Aの長手方向の寸法と第2のケーシング部材13Bのガス側接続部構成部位28Bの長手方向の寸法との和の値が、設計寸法の値よりも小さくなっていることがある。
However, in actuality, the accuracy of the
この場合には、上記突き合わせ方向への一定の距離だけの移動では、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとは、お互いが僅かに離れたままになってしまう。
In this case, in the movement of a certain distance in the abutting direction, the abutting
そこで、上記突き合わせ方向への一定の距離だけ移動した後、ガス側接続部構成部位28Bの幅方向(高さ方向)であって第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aに第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bが接近する方向に、第2のケーシング部材13B(突き合わせ部26B)を第1のケーシング部材13Aに対して適宜移動すれば、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aの一部と第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bの一部とがお互いに面接触する。
Therefore, after moving by a certain distance in the abutting direction, the
この場合、各ガス側接続部構成部位28A,28Bの幅方向の両側に、図5や図10(a)、図10(b)、図10(c)で示すように、正断層のような段差(ズレ)30が形成される。
In this case, as shown in FIG. 5, FIG. 10 (a), FIG. 10 (b), and FIG. 10 (c) on both sides in the width direction of each gas
なお、図5(a)のように、各突き合わせ部が斜めに形成されていないと、各突き合わせ部同士が離れてしまう。 Note that, as shown in FIG. 5A, if the abutting portions are not formed obliquely, the abutting portions are separated from each other.
逆に、第1のケーシング部材13Aのガス側接続部構成部位28Aの長手方向の寸法と第2のケーシング部材13Bのガス側接続部構成部位28Bの長手方向の寸法との和の値が、設計寸法の値よりも大きくなっている場合には、上記突き合わせ方向への一定の距離を移動している途中で、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとが、お互いに接触してしまい、上記一定の距離の移動ができない。
Conversely, the sum of the longitudinal dimension of the gas-side connecting
そこで、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとがお互いに接触したときに、ガス側接続部構成部位28Bの幅方向であって第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aから第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bが離れる方向に、第2のケーシング部材13B(ガス側接続部構成部位28B)を第1のケーシング部材13Aに対して適宜移動すれば、上記突き合わせ方向への一定の距離だけ移動させることができるとともに、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aの一部と第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bの一部とがお互いに面接触する。
Therefore, when the butted
この場合、各ガス側接続部構成部位28A,28Bの幅方向の両側に、図10(d)、図10(e)、図10(f)で示すように、逆断層のような段差30が形成される。
In this case, as shown in FIGS. 10 (d), 10 (e), and 10 (f), steps 30 like reverse faults are formed on both sides in the width direction of the gas side connection
ところで、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと、第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとがお互いに突き合わされることで、熱交換器ケース13の一部である「ロ」字状のガス側接続部25が形成される。
By the way, the butting
熱交換器1では、ガス側係合部材(ダクト保持部材)9が、ガス側接続部25(25A,25B)に係合するように構成されている。ガス側係合部材9には、ガス側係合部材9にガス側接続部25を接合(たとえば、カシメ接合)する接合部(カシメ部;保持部)27が設けられている。
In the heat exchanger 1, the gas side engaging member (duct holding member) 9 is configured to engage with the gas side connecting portion 25 (25A, 25B). The gas
また、第1のタンク5は、図2等で示すように、矩形な深さの浅い枡状の蓋部材5Aと、矩形な深さの浅い枡状で底板にチューブ17が接合される貫通孔が複数設けられている底部材(プレート部材)5Bとで構成されており、第2のタンク7も、第1のタンク5と同様にして、蓋部材7Aと、プレート部材7Bとで構成されている。
Further, as shown in FIG. 2 and the like, the
熱交換器ケース13は、すでに理解されるように、プレート部材(第1のタンク5の底部材)5Bと、プレート部材(第2のタンク7の底部材)7Bとを備えて構成されている。
As already understood, the
そして、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとをお互いに突き合わせたことで、各突き合わせ部26A,26Bの突き合わせの方向に対して直交する方向(高さ方向)で、ガス側接続部25の接合部のところに段差30が形成された場合、図5(b)で示すように、段差30のうちの一方の段差30Aをガス側係合部材9が覆い、段差30のうちの他方の段差30Bをプレート部材5B(7B)が覆うようになっている。
Then, the abutting
さらに詳しく説明すると、図5は、縦方向であってガス側接続部25の内側から外側に向かって突き合わせ部26やガス側接続部構成部位28A,28B等を眺めた図である。
More specifically, FIG. 5 is a view in which the butted
なお、ガス側係合部材9やプレート部材5B(7B)のうちのガス側接続部構成部位28A,28Bに係合している部位(詳細は後述するフランジ部40の一部)は、たとえば、ガス側接続部25の外側に配置されている。
In addition, the site | part engaged in the gas side connection part structure site |
また、高さ方向から見ると、「ロ」字状のガス側接続部25の外周の全周が、「ロ」字状のガス側係合部材9の内周の全周と接触しており、「ロ」字状のガス側接続部25の外周の2辺(ガス側接続部構成部位28A,28Bで形成されている2辺)の全長のそれぞれが、プレート部材5Bとプレート部材7Bとに接触している。
Further, when viewed from the height direction, the entire outer periphery of the “B” -shaped gas
図5(b)では、ガス側接続部構成部位28Bの上面28BPがガス側接続部構成部位28Aの上面28APよりも上方に位置していることで段差30Aが形成されており、ガス側接続部構成部位28Aの下面28ADがガス側接続部構成部位28Bの下面28BDよりも下方に位置していることで段差30Bが形成されている。また、突き合わせ部26Aの一部と突き合わせ部26Bの一部とが、お互いに面接触している。
In FIG.5 (b), the level |
そして、高さ方向で、ガス側係合部材9の上面9Pが、たとえば、ガス側接続部構成部位28Bの上面28BPよりも上方に位置し、ガス側係合部材9の下面9Dがガス側接続部構成部位28Aの上面28APよりも下方に位置している。これにより、段差30Aがガス側係合部材9で覆われている。なお、ガス側係合部材9の上面9Pが、たとえば、ガス側接続部構成部位28Aの上面28APよりも上方に位置している構成であってもよい。
Then, in the height direction, the
また、高さ方向で、プレート部材5B(7B)の上面5BP(7BP)がガス側接続部構成部位28Bの下面28BDよりも上方に位置し、プレート部材5B(7B)の下面(図示せず)は、ガス側接続部構成部位28Aの下面28ADよりもはるか下方に位置している。これにより、段差30Bがプレート部材5B(7B)で覆われている。
Further, in the height direction, the upper surface 5BP (7BP) of the
ここで、熱交換器1についてさらに説明する。 Here, the heat exchanger 1 will be further described.
ケーシング部材13A,13Bやプレート部材5B,7Bや蓋部材5A,7Aやガス側係合部材9は、たとえば、平板状の素材をプレス成形することで形成されている。
The
ケーシング部材13Aは、図2等で示すように、本体部32と、4つのガス側接続部構成部位28Aとで構成されている。
As shown in FIG. 2 and the like, the
本体部32は矩形な板状に形成されており、厚さ方向が横方向になっている。本体部32の四隅のそれぞれからは、横方向の一方の側に4つのガス側接続部構成部位28Aが突出している。ガス側接続部構成部位28Aの厚さ方向は縦方向と一致しており、ガス側接続部構成部位28Aの幅方向は高さ方向と一致している。
The
ケーシング部材13Bも、ケーシング部材13Aと同様にして、図2等で示すように、本体部32と、4つのガス側接続部構成部位28Bとで構成されている。
Similarly to the
本体部32は矩形な板状に形成されており、厚さ方向が横方向になっている。本体部32の四隅のそれぞれからは、横方向の他方の側に4つのガス側接続部構成部位28Bが突出している。ガス側接続部構成部位28Bの厚さ方向は縦方向と一致しており、ガス側接続部構成部位28Bの幅方向は高さ方向と一致している。
The
ガス側係合部材9は、図2〜図4で示すように、接合部27と、カシメ部(ダクトカシメ部)36と、断面が「U」字状であり、高さ方向から見ると「ロ」字状に形成されている本体部34とを備えて構成されている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the gas
本体部34には、図4で示すように、筒状のダクト38の一端が挿入され、ダクトカシメ部36をカシメることで、ダクト38が、ガス側係合部材9(熱交換器1)に一体的に設置されるようになっている。そして、ダクト38内を、図1に矢印A3,A4で示すように、空気(吸気)が流れるようになっている。
As shown in FIG. 4, one end of a
また、接合部27を図3や図4で示すようにカシメることで、ガス側接続部構成部位28A(28B)が、接合部27と本体部34とで挟まれてガス側係合部材9に仮固定されるようになっている。
Further, by crimping the
プレート部材5B(7B)は、上述したように、底の浅い矩形な枡状に形成されているとともに、矩形な開口部の周辺には、「ロ」字状のフランジ部40が形成されている。そして、底板部42とフランジ部40との間の側板部44のところに段差46が形成されている(図4等参照)。
As described above, the
ケーシング部材13A,13B等が設計寸法の通りに形成されている場合に、熱交換部3と、ケーシング部材13A,13Bと、プレート部材5B,7B(蓋部材5A,7A)と、ガス側係合部材9とを組み立てると、図3、図4で示すような形態になる。
When the
図3や図4で示す形態では、ガス側接続部構成部位28Aの上面28APとガス側接続部構成部位28Bの上面28BPとが高さ方向で同一平面状に位置しており、ガス側接続部構成部位28Aの下面28ADとガス側接続部構成部位28Bの下面28BDとが高さ方向で同一平面状に位置している。
3 and FIG. 4, the upper surface 28AP of the gas side connection
また、図3や図4で示す形態では、ケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aの全面と、ケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bの全面とがお互いに面接触しており、ガス側接続部構成部位28A,28Bの高さ方向における一方の端が、プレート部材5B(7B)の段差46に当接している。
3 and FIG. 4, the entire surface of the butted
一方、加工誤差等によって、ケーシング部材13A,13B等が設計寸法の通りに形成されていない場合、熱交換部3と、ケーシング部材13A,13Bと、プレート部材5B,7B(蓋部材5A,7A)と、ガス側係合部材9とを組み立てると、図5(b)等を用いて説明したように、ガス側接続部構成部位28Aの突き合わせ部26Aとガス側接続部構成部位28Bの突き合わせ部26Bとのところに段差30が形成される。
On the other hand, when the
この場合、ガス側接続部構成部位28Aの高さ方向における一方の端(下端)、または、ガス側接続部構成部位28Bの高さ方向における一方の端(下端)が、たとえば、プレート部材5Bの段差46に当接している。
In this case, one end (lower end) in the height direction of the gas side connection
さらに、熱交換部3と、ケーシング部材13A,13Bと、プレート部材5B,7B(蓋部材5A,7A)と、ガス側係合部材9とを組み立てると、ケーシング部材13A,13B等が設計寸法の通りに形成されているか否かにかかわらず、ガス側接続部構成部位28A,28Bの高さ方向の一端部であって縦方向の一端(外周面)が、図4で示すように、プレート部材5B(7B)のフランジ部40に当接しており、ガス側接続部構成部位28A、28Bの高さ方向の他端部であって縦方向の一端(外周面)が、図4で示すように、ガス側係合部材9の本体部34に当接している。
Furthermore, when the
ところで、熱交換器1を組み立てるときには、図6(a)で示すように、コア部15とケーシング部材13A,13Bとを仮組立てする。
By the way, when assembling the heat exchanger 1, as shown in FIG. 6A, the
続いて、図6(b)で示すように、プレート部材5B(7B)を仮組立てし、図6(c)で示すように、ガス側係合部材9を仮組立てし、接合部27で、ガス側接続部25とガス側係合部材9とを一体化する。
Subsequently, as shown in FIG. 6 (b), the
続いて、蓋部材5A(7A)を仮組立てする。続いて、上述した仮組立てされているものの部品同士をロウ付けする。
Subsequently, the
なお、図6(a)、図6(b)で示すものでは、ガス側接続部構成部位28Aの突き合わせ部26Aと、ガス側接続部構成部位28Bの突き合わせ部26Bとが、図7(a)で示すように、お互いに平行になって斜めになっている(お互いが同方向に傾いている)が、図7(b)で示すように、ガス側接続部構成部位28Bの突き合わせ部26Bが、ガス側接続部構成部位28Aの突き合わせ部26Aとは逆向きに(逆方向に)傾いていてもよい。
6 (a) and 6 (b), the butted
次に、熱交換器1による熱交換について説明する。 Next, heat exchange by the heat exchanger 1 will be described.
入口配管21から第1のタンク5の一方の空間内にクーラント液が入り、この一方の空間に接続されているチューブ17内を第2のタンク7に流れ、第2のタンク7内でUターンし、第1のタンク5の他方の空間に接続されているチューブ17内を第1のタンク5に流れ、出口配管23から出ている(図1の矢印A1,A2参照)。
The coolant liquid enters one space of the
このときに、ガス側接続部25Aより熱交換器ケース13内に入った吸気(空気)が、チューブ17とフィン19との間の間隙を通り、ガス側接続部25Bより熱交換器ケース13の外部で出てくる(図1の矢印A3,A4参照)。これにより、クーラント液による吸気の冷却がされる。
At this time, the intake air (air) that has entered the
熱交換器1によれば、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aが斜めに形成されており、第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bも、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと同じ角度で斜めに形成されているので、各ケーシング部材13A,13Bの形状精度がばらついて公差が発生し、設計上の寸法に対してずれていても、各突き合わせ部26A,26B同士を突き合わせるときに、各突き合わせ部26A,26Bの突き合わせ方向(各ケーシング部材13A,13Bがお互いに近づく方向;横方向)だけでなく上記突き合わせ方向とは異なる方向(高さ方向)に各ケーシング部材13A,13Bを移動することで、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとをお互いに面接触させることができる。
According to the heat exchanger 1, the butted
これにより、熱交換器1の熱交換器ケース13におけるガス側接続部25のガス側接続部構成部位28A,28Bの突き合わせ部26A,26Bにおいて、熱交換器ケース13等の部品の加工精度を特にあげることなく、突き合わせ部26A,26Bにおける隙間の発生を防止することができる。
As a result, the processing accuracy of the parts such as the
また、熱交換器1によれば、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとがお互いに突き合わされることで、熱交換器ケース13の一部であるガス側接続部25が形成されるので、ガス側接続部25での隙間が消滅し、熱交換器1での空気(吸気)の系を密封することができ、吸気が系の外部に洩れることが無くなる。
Further, according to the heat exchanger 1, the butted
また、熱交換器1によれば、ガス側係合部材9にガス側接続部25を接合する接合部27が、ガス側係合部材9に設けられているので、ガス側係合部材9とガス側接続部25(ケーシング部材13A,13B)とを、ロウ付けをする前に一体化することができる。これにより、ガス側係合部材9とケーシング部材13A,13Bとの取扱いがしやすくなる。
Further, according to the heat exchanger 1, since the gas
また、熱交換器1によれば、各突き合わせ部26A,26B同士をお互いに突き合わせたことで、各突き合わせ部26A,26Bの突き合わせの方向に対して直交する方向で、ガス側接続部25の各突き合わせ部26A,26Bのところに段差30が形成されても、この段差30のうちの一方の段差30Aをガス側係合部材9が覆い、上記段差30のうちの他方の段差30Bをプレート部材5B,7Bが覆うように構成されているので、段差30の発生にかかわらず、熱交換器1での空気(吸気)の系を密封することができ、吸気が系の外部に洩れることが無くなる。
Further, according to the heat exchanger 1, each of the butted
なお、図5(b)に示す部位48は、ガス側係合部材9やプレート部材5B,7Bで覆われていないが、各突き合わせ部26A,26B同士がお互いに面接触している部位であるので、部位48から空気が漏れることは無い。
5B is a portion where the butted
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る熱交換器1aは、図8〜図10で示すように、ガス側接続部25(ガス側接続部構成部位28A,28B)の内側に枠部材(内側板材)11が設けられてことが、本発明の第1の実施形態に係る熱交換器1とは異なり、その他の点は、本発明の第1の実施形態に係る熱交換器1と同様に構成されており、ほぼ同様の作用効果を奏する。
[Second Embodiment]
As shown in FIGS. 8 to 10, the
また、第1のケーシング部材13Aの突き合わせ部26Aと第2のケーシング部材13Bの突き合わせ部26Bとをお互いに突き合わせたことで、各突き合わせ部26A,26Bの突き合わせの方向(横方向)に対して直交する方向(高さ)で、ガス側接続部25の接合部の両端部のところに段差30(30A,30B)が形成された場合、図10(b)、図10(e)で示すように、枠部材11が、段差30のうちの一方の段差30Aを覆っている。
In addition, the butting
なお、図10は、図5(b)と同様に、縦方向であって枠部材11の内側から外側に向かって、枠部材11や突き合わせ部26やガス側接続部構成部位28A,28B等を眺めた図である。
Note that FIG. 10 is similar to FIG. 5B, and shows the
なお、枠部材11が、図10(c)、図10(f)で示すように、他方の側の段差30Bを覆っている構成であってもよいし、図10(a)、図10(d)で示すように、両方の段差30A,30Bを覆っている構成であってもよい。
In addition, as shown in FIG.10 (c) and FIG.10 (f), the structure which has covered the level |
さらに詳しく説明する。枠部材11は、細長い帯状の素材を矩形な環状にした形状に形成されており、各辺部の幅方向が高さ方向と一致しており、各辺部の厚さ方向が、縦方向や横方向と一致している。
This will be described in more detail. The
また、枠部材11は、これが弾性変形することによって、ガス側接続部25B(25A)に設置されている。
Moreover, the
すなわち、枠部材11が設置されたとき、枠部材11が、ガス側接続部25B(25A)の内部に入れられて、この入れられた状態で、枠部材11が主に変形(たとえば、ガス側係合部材9やガス側接続部25B(25A)よりもずっと大きく弾性変形)しており、枠部材11が復元しようとする力によって、枠部材11とガス側接続部25B(25A)との接触面、ガス側接続部25B(25A)とガス側係合部材9との接触面に圧力が働いている。
That is, when the
そして、ガス側係合部材9やガス側接続部25B(25A)と枠部材11とが一体化している。この一体化している状態から、上述したロウ付け前であれば、枠部材11等を損傷させることなく、枠部材11をガス側係合部材9やガス側接続部25Bから分解することができるようになっている。
And the gas
なお、枠部材11には、図8で示すように、補助変形部45が設けられている。枠部材11の補助変形部45は、枠部材11がガス側接続部25B(25A)に設置された状態でガス側接続部25B(25A)の角部33A,33B,33C,33Dに対応する枠部材11の各角部31A,31B,31C,31Dの、たとえば、両側に設けられている。
The
補助変形部45は、角部(補助変形部構成角部)47と、辺部(補助変形部構成辺部)49とによって構成されている。
The
補助変形部45が設けられていることで、お互いが隣接している角部33A,33Bの間には、補助変形部45と辺部51Aと補助変形部45とがこの順でならんでいる。角部33B,33Cの間には、補助変形部45と辺部51Bと補助変形部45とがこの順でならんでいる。角部33C,33Dの間には、補助変形部45と辺部51Cと補助変形部45とがこの順でならんでいる。角部33D,33Aの間には、補助変形部45と辺部51Dと補助変形部45とがこの順でならんでいる。
By providing the
そして、枠部材11をガス側接続部25等に設置した状態では、枠部材11の各辺部51A,51B,51C,51Dのそれぞれが、ガス側接続部25の各辺部のそれぞれに当接している。なお、枠部材11をガス側接続部25等に設置した状態で、枠部材11の各角部31A,31B,31C,31Dのそれぞれが、ガス側接続部25B(25A)の角部33A,33B,33C,33Dのそれぞれに当接していてもよい。
In a state where the
ところで、熱交換器1aを組み立てるときには、図9(a)で示すように、コア部15とケーシング部材13A,13Bとを仮組立てする。
By the way, when the
続いて、図9(b)で示すように、プレート部材5B(7B)を仮組立てし、枠部材11を仮組立てし、図9(c)で示すように、ガス側係合部材9を仮組立てし、接合部27で、ガス側接続部25とガス側係合部材9とを一体化する。
Subsequently, as shown in FIG. 9B, the
続いて、蓋部材5A(7A)を仮組立てする。続いて、上述した仮組立てされているものの部品同士をロウ付けする。
Subsequently, the
なお、図9(a)、図9(b)で示すものでは、ガス側接続部構成部位28Aの突き合わせ部26Aと、ガス側接続部構成部位28Bの突き合わせ部26Bとが、図7(a)で示すように、お互いに平行になって斜めになっている(お互いが同方向に傾いている)が、図7(b)で示すように、ガス側接続部構成部位28Bの突き合わせ部26Bが、ガス側接続部構成部位28Aの突き合わせ部26Aとは逆向きに(逆方向に)傾いていてもよい。
9 (a) and 9 (b), the butted
熱交換器1aによれば、ガス側係合部材9がガス側接続部25の外側に配置されており、ガス側接続部25の内側に枠部材11が設けられているので、ガス側接続部25をガス側係合部材9と枠部材11とで挟み込むことができ、ガス側接続部構成部位28A,28Bの突き合わせ部26A,26Bが、ガス側係合部材9から内側に跳ね上がってしまう事態(内側に跳ね上がって変形してしまう事態)を無くすことができ、さらに、ガス側接続部構成部位28A、28Bの突き合わせ部26A,26Bでの気密性を一層高めることができる。
According to the
また、熱交換器1aによれば、枠部材11が、各突き合わせ部26A,26Bに形成された両側の段差30(30A,30B)を覆っているので、段差30部における各突き合わせ部26A,26Bの尖った先端を、ガス側係合部材9と枠部材11とで挟み込むことができ、段差30における各突き合わせ部26A,26Bの跳ね上がりを確実に防止することができる。
Moreover, according to the
ところで、上記説明では、枠部材11を弾性変形させてガス側接続部25等に設置することにしているが、枠部材11を圧入して設置するようにしてもよい。
By the way, in the above description, the
すなわち、熱交換器1aにおいて、補助変形部45を無くして、枠部材11を矩形な環状に形成し、枠部材11が、ガス側接続部25B(25A)に圧入されていてもよい。
That is, in the
さらに説明すると、大きな力で押されることで、枠部材11が、ガス側接続部25B(25A)の内部に入れられて、この入れられた状態で、枠部材11とガス側接続部25B(25A)とガス側係合部材9とが僅かに変形(たとえば、塑性変形と弾性変形)しており、これらが復元しようとする力によって、枠部材11とガス側係合部材9やガス側接続部25B(25A)との接触面に、大きな圧力が働いている。
More specifically, the
そして、ガス側係合部材9やガス側接続部25B(25A)と枠部材11とが一体化している。
And the gas
なお、上述した熱交換器1,1aは、複数のケーシング部材(少なくとも2つのケーシング部材)のそれぞれの突き合わせ部(接合部)同士を(突き合わせて)接合してなる熱交換器ケースを備えた熱交換器であって、前記各ケーシング部材の寸法がばらついた場合であっても、前記各突き合わせ部の形状が、前記各突き合わせ部同士がガス漏れ防止のために隙間なくお互いに係合する形状(たとえば、面接触する形状)に形成されている熱交換器の例である。
In addition, the
1,1a 熱交換器
5B プレート部材
7B プレート部材
9 ガス側係合部材
13 熱交換器ケース
13A 第1のケーシング部材
13B 第2のケーシング部材
25,25A,25B ガス側接続部
26,26A,26B 突き合わせ部
27 接合部
30,30A,30B 段差
1, 1a Heat exchanger
Claims (3)
前記第1のケーシング部材の突き合わせ部が突き合わせの方向に対して斜めに形成されており、前記第2のケーシング部材の突き合わせ部が、前記第1のケーシング部材の突き合わせ部と同じ角度で、前記突き合わせの方向に対して斜めに形成されており、
前記第1のケーシング部材の突き合わせ部と、前記第2のケーシング部材の突き合わせ部とがお互いに突き合わされることで、前記熱交換器ケースの一部であるガス側接続部が形成されるように構成されており、
前記ガス側接続部に係合するガス側係合部材を有し、
前記第1のケーシング部材の突き合わせ部と前記第2のケーシング部材の突き合わせ部とをお互いに突き合わせたことで、前記各突き合わせ部の突き合わせの方向に対して直交する方向で、前記ガス側接続部の突き合わせ部の接合部位の両端部に段差が形成された場合、前記段差のうちの一方の段差を前記ガス側係合部材が覆うように構成されていることを特徴とする熱交換器。 In a heat exchanger provided with a heat exchanger case in which the butted portion of the first casing member and the butted portion of the second casing member are butted against each other,
The butted portion of the first casing member is formed obliquely with respect to the butting direction, and the butted portion of the second casing member is at the same angle as the butted portion of the first casing member. It is formed obliquely to the direction of
The butt portion of the first casing member and the butt portion of the second casing member are butted against each other so that a gas side connection portion that is a part of the heat exchanger case is formed. Configured,
A gas side engaging member that engages with the gas side connecting portion;
By abutting the abutting portion of the first casing member and the abutting portion of the second casing member with each other, the gas-side connection portion of the gas-side connecting portion is in a direction orthogonal to the abutting direction of each abutting portion. The heat exchanger is configured such that, when a step is formed at both ends of the joining portion of the butted portion, the gas side engagement member covers one of the steps .
前記熱交換器ケースを構成するプレート部材を有し、
前記突き合わせ部の接合部位の両端部に段差が形成された場合、前記段差のうちの他方の段差を前記プレート部材が覆うように構成されていることを特徴とする熱交換器。 The heat exchanger according to claim 1,
A plate member constituting the heat exchanger case;
The heat exchanger is configured so that the plate member covers the other step among the steps when a step is formed at both ends of the joining portion of the butting portion .
前記ガス側係合部材は、前記ガス側接続部の外側に配置されていることを特徴とする熱交換器。 The heat exchanger according to claim 1 or 2,
The heat exchanger according to claim 1, wherein the gas side engagement member is disposed outside the gas side connection portion .
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