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JP6327803B2 - 大出力高効率単相多極発電機 - Google Patents

大出力高効率単相多極発電機 Download PDF

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Description

本発明は、磁極を含むロータと、ステータコイルを含むステータとを有する大出力高効率単相多極発電機に関し、特に発電機の構造の改良に関する。
従来から、入力軸に固定されたロータと、このロータに対して間隔を空けて配置されたステータとを有する発電機が知られている。ロータは、このロータの周方向に極性が交互に異なるように並んで配置される磁石から成る磁極を有する。一方、ステータは、ロータの磁石に対向するように突出して形成されたティースと、このティースに巻き回されたステータコイルとを有する。このように構成される発電機においては、ロータの回転で発生する回転磁界と、ステータコイルとの間で働く電磁誘導作用によりステータコイルに電圧が誘起されて電流が流れ、発電が行われる。
発電機により発電される電力が多相交流である場合、通常、各相のステータコイルが周方向に順に並ぶように等間隔に配置される。そして、各ステータコイルから同じ大きさの起電力が発生し、それぞれ位相が均等である多相交流の電力が取り出される。例えば3相交流発電機の場合、それぞれ120°の位相差がある3相交流の電力が取り出され、5相交流発電機の場合、それぞれ72°の位相差がある5相交流電力が取り出される。
下記特許文献1には、軸方向に延びる孔が周方向に等間隔で複数形成され、それらの孔内に磁石をそれぞれ配置して構成されるロータを有する回転電機が記載されている。
また、下記特許文献2には、内周に永久磁石が配置された円筒状のロータと、このロータの内周に間隔をあけて設けられたステータとを有する3相交流発電機が開示されている。ステータは、径方向外側に突出するように設けられたティースと、このティースに巻き回されたステータコイルとを有する。この発電機においては、ロータの回転により発生する永久磁石とステータコイルとの電磁誘導作用により発電が行われる。
特開2000−228838号公報 特開2004−166381号公報
従来の3相交流発電機においては、上述のように、ステータコイルは、各相で発生する起電力の大きさが同じで、それぞれ120°の位相差がある3相交流の電力が取り出せるように配置される。このような構成で、ロータを1600、2000、3500または4000rpmなどの高速回転域で回転させることによって、3相交流の電力が発電され、発電機の出力仕様特性を満たすことができる。しかしながら、上述のような高速回転域においてロータを回転させると、当然に発熱が増大するので、発電機が損傷してしまう、又は寿命が短くなってしまう可能性がある。
そこで、ステータコイルの数を単に増加させ、ロータを1000rpm以下などの低速回転域で回転させることにより、上述のような発熱を抑制することが考えられる。しかしながら、従来の3相交流発電機の構成では、ステータコイルの磁気抵抗が増加してしまうので、ロータが回転しない、あるいはロータが所望の回転数を得ることができず、結果として、所望の出力を得ることができないという問題があった。
本発明の目的は、簡易な構造で、大出力化を図るとともに、ステータコイルに用いられる導線の省材料化を図ることができる大出力高効率発電機を提供することにある。
本発明の大出力高効率単相多極発電機は、周方向に極性が交互に異なるように配列された磁極部をmまたは2・m個(mは2以上の偶数)有するロータと、ロータに相対する方向に突出し、周方向に等間隔に配列されたティースを有するステータと、所定のティースに巻き回されたステータコイルと、を有し、ティースは、周方向に配列されたm個のティース群から構成され、ティース群は、1個のステータコイルが巻き回された隣接する2個のティースと、ステータコイルが巻き回されていない1個のティースとから構成され、ステータコイルは、周方向に等間隔に配置されている、ことを特徴とする。
また、各磁極部は、それぞれ、複数個の同じ極性の磁極からなることが好適である。
また、ステータコイルからの発電出力回路は、電圧を加算するように直列接続された電圧加算回路、または電流を加算するように並列接続された電流加算回路からなることが好適である。
また、ステータコイルからの発電出力回路は、電圧を加算するように直列接続された電圧加算回路と電流を加算するように並列接続された電流加算回路との組み合わせからなることが好適である。
本発明の大出力高効率単相多極発電機によれば、簡易な構造で、大出力化を図るとともに、ステータコイルに用いられる導線の省材料化を図ることができる。
本実施形態に係る大出力高効率単相多極発電機の構成を示す図である。 ステータコイルの配置を示す図である。 発電出力回路の一例を示す図である。 発電出力回路の一例を示す図である。 別の実施形態に係る大出力高効率単相多極発電機の構成を示す図である。 別の実施形態に係る大出力高効率単相多極発電機の構成を示す図である。 別の実施形態に係る大出力高効率単相多極発電機の構成を示す図である。 電磁石を有するロータを示す分解斜視図である。 電磁石を有するロータを示す斜視図である。 ポールコアの先端部の形状の一例を示す図である。 ステータコイルが巻き回されたティースの一態様を示す図である。
以下、本発明に係る大出力高効率単相多極発電機の実施形態について、図を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る大出力高効率単相多極発電機の構成を示す図であり、図2は、ステータコイルの配置を示す図である。
本実施形態に係る大出力高効率単相多極発電機(以下、単に「発電機」と記す)10は、複数のステータコイルから単相交流の電力を発電する発電機である。発電機10は、ロータ12と、ステータ14を有する。ロータ12は、ステータ14の内周に間隔を空けて回転可能に配置される。
ロータ12は、入力軸16と同心の円筒状の磁性体であり、例えば電磁鋼板を軸方向に積層して構成される。ロータ12は、入力軸16に一体回転可能に固定される。ロータ12には、磁極部18が周方向に8個配列される。本実施形態の磁極部18は永久磁石19であり、永久磁石19が、ロータ12の周方向にN極とS極とが交互に並ぶように等間隔に8個配置される。なお、磁極部18の数は一例であり、磁極部18の数は、m個(mは2以上の偶数)とすることができる。
なお、本実施形態においては、磁極部18である永久磁石19が、ロータ12の外周面に、軸方向に沿ってそれぞれ配置される。しかし、この構成に限定されず、永久磁石19が、ロータ12に軸方向に延びて形成された孔内にそれぞれ埋め込まれて配置されてもよい。また、本実施形態では、ロータ12が電磁鋼板を積層して構成される場合について説明したが、この構成に限定されず、ロータ12が磁性体であれば、圧粉磁心から成形されるものであってもよい。
ステータ14は、ロータ12の周囲に僅かな隙間を空けて配置される。ステータ14は、入力軸16と同心の円筒形状をした磁性体であり、例えば電磁鋼板を軸方向に積層して形成される。具体的には、ステータ14は、薄板状の電磁鋼板をプレスで打ち抜いて、打ち抜かれた電磁鋼板を軸方向に所定の枚数を積層して、積層された複数の電磁鋼板を加圧カシメ等の処理を施して結合され形成される。
なお、本実施形態においては、ステータ14が電磁鋼板を積層して構成される場合について説明したが、この構成に限定されず、ステータ14が磁性体であれば、圧粉磁心から成形されるものであってもよい。
ステータ14は、環状のヨーク20と、このヨーク20の内周から径方向内側に向けて突出し、周方向に所定の間隔をおいて配置されたティース22とを有する。本実施形態のティース22は、図1に示されるように、周方向に等間隔に24個配置される。なお、ティース22の数は一例であり、ティース22の数は、3・m個とすることができる。
互いに隣接するティース22の間には、溝状の空間であるスロット24が形成される。導線が、スロット24を通りつつ、ティース22に巻きつけられることでステータコイル26を形成する。
このように構成される発電機10においては、ロータ12の回転で発生する回転磁界と、ステータコイル26との間で働く電磁誘導作用によりステータコイル26に電圧が誘起されて電流が流れ、発電が行われる。
本実施形態の発電機10は、ステータ14が、周方向に等間隔に配置されるステータコイル26を磁極部18と同じ数有し、各ステータコイル26が、それぞれ、2個の隣接するティース22に巻き回されることを特徴とする。
このようにステータコイル26が、周方向に等間隔に磁極部18の数だけ配置されることで、単相交流の電力が発電される。そして、各ステータコイル26が、それぞれ、2個の隣接するティース22に巻き回されることで、3相交流の電力が取り出せるようにステータコイルが配置されるものに比べ、回転するロータ12に対する反作用、すなわち磁極部18に対する逆トルクの増加が抑制されるので、ロータ12の回転数が容易に上昇して大出力化を図ることができる。
従来の例えば3相交流発電機においては、各相のステータコイルは、2相分のティースを間においてティースに巻きつけられ、各相の間における位相差が120°で均等になるように配置される。しかし、本発明の発電機10においては、3相交流の電力が取り出せるようにステータコイルを配置可能なステータ14を採用しているものの、各ステータコイル26が、互いに位相差がない、または位相差が180°になるようにそれぞれ配置される。このような構成により、ステータコイル26の単相配置を実現することができる。そして、3相交流用のステータコイル配置より、本実施形態におけるステータコイル26の数が少なくなるので、回転するロータ12に対する反作用、すなわち磁極部18に対する逆トルクの増加が抑制されるので、ロータ12の回転数を容易に増加させることができる。
また、図1,2に示されるように、ティース22の数24個より、ティース22に巻かれるステータコイル26の数8個の方が少ない。そして、それらのステータコイル26が、隣接するティース22に連続的に巻き付けて配置され、隣接するステータコイル26の間には、コイルが巻き回されない空のティース22が1個設けられる。このような構成により、磁極部18に対する逆トルクの増加がより抑制され、ロータ12の回転数を増加させることができる。そして、24個のティース22全てに対して3相交流用のステータコイル配置(分布巻又は集中巻)をした3相交流発電機に比べ、本実施形態の発電機10のほうがより大出力を得られることがわかった。また、単に8個のティース及びステータコイルを周方向に均等に配置した単相交流発電機に比べ、本実施形態の発電機10のほうが大出力を得ることができる。
そして、本実施形態のステータコイル26からの発電出力回路は、電圧を加算するように直列接続された電圧加算回路、または電流を加算する並列接続された電流加算回路である。このように、発電出力回路を電圧加算回路または電流加算回路にすることで、所望の電圧及び電流の出力を得ることができる。また、発電出力回路が電圧加算回路と電流加算回路との組み合わせにより構成されることによっても、所望の電圧及び電流の出力を得ることができる。
発電機10の発電出力回路について、図3,4を用いて説明する。まず、図3に示される発電出力回路について説明する。発電出力回路は、コイルC1,C2,C3,C4の各出力端子が並列接続され、コイルC5,C6,C7,C8の各出力端子が並列接続され、これら2つの並列接続の回路が直列接続されるように構成されている。各コイルの出力端子が並列接続されることにより、発電電力の電流を加算することができる。このように並列接続された回路が電流加算回路28aである。また、2つの電流加算回路28aが直列接続されることにより、発電電力の電圧を加算することができる。このように直列接続された回路が電圧加算回路30aである。このような発電出力回路の構成により、発電電力を、電流を増加させるとともに、電圧を比較的大きく増加させて出力することができる。
図4における発電出力回路も、電流加算回路28aと電圧加算回路30aの組み合わせの一例である。すなわち、発電出力回路は、コイルC1,C2,C3,C4の各出力端子が直列接続され、コイルC5,C6,C7,C8の各出力端子が直列接続され、これら2つの電圧加算回路30aが並列接続されるように構成されている。このように発電出力回路が構成されることにより、発電電力を、電圧を比較的大きく増加させるとともに電流を増加させて出力することができる。
なお、ステータコイル26がティース22に対して全て同一方向に巻き回されている場合、コイルC1,C3,C5,C7から出力される電圧波形は全て同じであるのに対し、コイルC2,C4,C6,C8から出力される電圧波形は、上記コイルC1,C3,C5,C7の波形に比べ、180°位相がずれる。よって、電流加算回路28と電圧加算回路30においては、コイルC2,C4,C6,C8の電圧波形がコイルC1,C3,C5,C7の電圧波形と同じになるように、コイルC2,C4,C6,C8の出力端子を反転させて接続する必要がある。一方、コイルC2,C4,C6,C8の巻き線方向を逆にした場合、コイルC1−C8から出力される電圧波形は全て同じになるので、電流加算回路28と電圧加算回路30においては、コイルC1−8の出力端子を同順で接続することができる。
また、図3,4の発電出力回路においては、ステータコイル26がコイル番号順に並ぶように配置されている場合について例示したが、本発明はこの構成に限定されず、必ずしもコイル番号順位にステータコイル26の出力端子が結線される必要はない。
図1に示された実施形態においては、1つの磁極部18が1つの永久磁石19であり、永久磁石19が周方向にN極とS極とが交互に並ぶように等間隔に配置される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。1つの磁極部18が、同じ極性を有する一対の磁石からなり、これらの磁石が周方向に間隔を空けて配列されてもよい。
図5は、別の実施形態に係る発電機10の構成を示す図である。この態様のロータ12においては、図1と同様に、磁極部18が、周方向に極性が交互に異なるように配列されている。そして、磁極部18は、同じ極性を有する一対の永久磁石19から構成されている。よって、ロータ12においては、永久磁石19が、N,N,S,S,N,N,S,S・・・の順に16個配列されている。このような構成にすることで、ステータコイル26を横切る磁束のピーク値付近の波形がなだらかになるとともに幅が全体的に大きくなるので、図1で示されるロータ12を使用した発電機より、回転するロータ12に対する反作用を減らしつつ、大きな出力を得ることができる。なお、この実施形態では、磁極部18が、同じ極性を有する一対の磁石からなる場合について説明したが、この構成に限定されず、磁極部18が、同じ極性を有する3個以上の磁石から構成されてもよい。
上記2つの実施形態においては、発電機10が、ロータ12がステータ14の内側に配置された内転式発電機である場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、図6に示されるような、ロータがステータの外側に配置される外転式発電機とすることもできる。
図6は、別の実施形態の発電機10の構成を示す図である。この発電機10は、ロータ32がステータ34の外側に配置される外転式発電機である。
ロータ32には、内周側に、磁極部18が、周方向に極性が交互に異なるように8個配列されている。そして、磁極部18は、同じ極性を有する一対の永久磁石19から構成されている。よって、ロータ12においては、永久磁石19が、N,N,S,S,N,N,S,S・・・の順に16個配列されている。
ステータ34は、入力軸16が貫通する中空の円筒形状であり、入力軸16と同心である。ステータ34は、環状のヨーク20と、このヨーク20の外周から径方向外側に向けて突出し、周方向に所定の間隔をおいて配置されたティース22とを有する。本実施形態のティース22は、図6に示されるように、周方向に24個配置される。なお、ティース22の数は一例である。互いに隣接するティース22の間には、溝状の空間であるスロット24が形成される。
ステータコイル26は、周方向に等間隔に8個配置される。ステータコイル26は、隣接する2個のティース22に連続的に巻き回されており、隣接するステータコイル26の間には、ステータコイル26が巻き回されないティース22が1個存在する。
このような構成の発電機10においても、上記2つの実施形態と同様に、従来の発電機に比べ、大出力を得ることができる。また、上述のように、空きのティース22を存在させることにより、言い換えれば、ステータコイル26の数をティース22の数より少なくすることにより、ステータコイル26のティース22への取り付け作業も容易になる。
いままでの実施形態においては、ステータコイル26が、周方向に等間隔に磁極部18の数だけ配置される場合、すなわちステータコイル26の数がm個の場合、磁極部18の数がm個である場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。単相交流の電力が発電されるのであれば、ステータコイル26の数がm個である場合、磁極部18の数を2・m個とすることができる。この態様について、図7を用いて説明する。
図7は、上述した実施形態と同様に、ティース22が周方向に24個配置され、ステータコイル26が、隣接する2個のティース22に連続的にそれぞれ巻き回されて、周方向に等間隔に8個配置される。そして、ロータ12には、磁極部18である永久磁石19が、周方向に極性が交互に異なるように16個配列されている。このような構成により、各ステータコイル26から出力される電圧波形は全て同じになり、単相交流電力を容易に取り出すことができる。そして、この実施形態においても、より大出力を得るために、磁極部18を、同じ極性を有する一対の永久磁石19から構成することもできる。
また、いままでの実施形態においては、各ステータコイル26が、それぞれ、2個の隣接するティース22に巻き回される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、各ステータコイル26が、それぞれ、3個の隣接するティース22に巻き回されてもよい。この構成においてステータコイル26の数をm個とすると、ティース22の数は4・m個となる。これにより、隣接するステータコイル26の間には、ステータコイル26が巻き回されていないティース22を1個存在させることができる。そして、単相交流の電力を発電するため、磁極部18はmまたは2・m個となる。
発明者の実験結果によれば、上述の発電機10は、いずれも、従来の3相交流発電機に比べ、ロータ12の回転数が増えて、大出力を得ることができた。特にティース22の数を48,36,72,96個とした場合、非常に大きな出力を得ることができた。一方で、発電機10においては、従来の3相交流発電機に比べてステータコイル26に用いられる導線が大幅に削減されるので、省材料化を図ることができる。
上述した各実施形態においては、ロータ12に配列される磁極部18が永久磁石19である場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、磁極部18を電磁石とすることができる。また、ロータコイルを巻き回することで磁極部を形成することもできる。
電磁石を有するロータ12の構成の一例について、図8,9を用いて説明する。図8は、電磁石を有するロータ12を示す分解斜視図であり、図9は、電磁石を有するロータ12を示す斜視図である。
この実施形態のロータ12は、2個のポールコア38がボビン40を介して圧入により嵌め合わされた状態で固定されているランデル型ロータである。軸方向におけるポールコア38の先端部38aは、爪形をなしており、この先端部38aの数が極数となる。本実施形態においては、ポールコア38がそれぞれ4個の先端部38aを有するので、極数が8となる。なお、先端部38aの数、すなわち極数の数は任意に設定可能である。
ボビン40には、ロータコイル42が巻き回されている。ロータコイル42には、入力軸16に設けられたスリップ・リング44が電気的に接続されている。ロータコイル42に電流を通電させると、2つのポールコア38を磁極化させることができる。具体的には、図8に示されるように、一方のポールコア38の先端部38aにN極の磁極が形成され、他方のポールコア38の先端部38aにS極の磁極が形成され、ロータ12に、異なる極性が交互に並んだ電磁石が形成される。
このようなランデル型ロータによれば、磁極部18を電磁石で構成することができる。図9に示された実施形態においては、1つの磁極部18が1つの極性を有する先端部38であり、先端部38が周方向にN極とS極とが交互に並ぶように等間隔に配置される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。1つの磁極部18が、同じ極性を有する一対の先端部38aであり、これらの先端部38aを周方向に間隔を空けて配列させることができる。すなわち、電磁石を、N,N,S,S,N,N,S,S・・・の順に配列することができる。
図10には、ポールコア38の先端部38aの形状の一例が示されている。(a)には、図8,9で示したような爪型の先端部38aが2分割になるように形成されている。このような構成により、同じ極性を有する先端部38aを周方向に間隔を空けて配列をさせることができる。また、(b)においては、先端部38aの形状を矩形とし、これが2分割になるよう形成されている。このような構成においても、同じ極性を有する先端部38aを周方向に間隔を空けて配列をさせることができる。
いままでの実施形態においては、ステータコイル26が隣接するティース22を巻き回する構成について説明した。この構成は、ステータコイル26が、1つのスロット24を間において、このスロット24の両側に位置するスロット24を通すように形成されるものである。本発明においては、このステータコイル26内にある空のスロット24を無くし、隣接するティース22が一体化になるように形成されてもよい。また、図11に示されるように、このステータコイル26内にある空のスロット24に、磁性を有する補助突極46を設けることもできる。これにより、ステータコイル26に巻き回される磁路が拡大される。補助突極46は、ティース22と同じ材質とすることもできる。このような構成によれば、補助突極46がない発電機10に比べ、出力特性は劣るものの、従来の発電機より良好な出力を得ることができる。
さらに、本発明においては、ステータコイル26が巻き回されるティース22の間にある空きティースを、ステータの設計時にあらかじめ除去してしまうことも可能である。
10 大出力高効率単相多極発電機、12,32 ロータ、14,34 ステータ、16 入力軸、18 磁極部、19 永久磁石、20 ヨーク、22 ティース、24 スロット、26 ステータコイル、28 電流加算回路、30 電圧加算回路、38 ポールコア、40 ボビン、42 ロータコイル、44 スリップ・リング。

Claims (4)

  1. 周方向に極性が交互に異なるように配列された磁極部をm個または2・m個(mは2以上の偶数)有するロータと、
    ロータに相対する方向に突出し、周方向に等間隔に配列されたティースを有するステータと、
    所定のティースに巻き回されたステータコイルと、
    を有し、
    ティースは、周方向に配列されたm個のティース群から構成され、
    ティース群は、1個のステータコイルが巻き回された隣接する2個のティースと、ステータコイルが巻き回されていない1個のティースとから構成され、
    ステータコイルは、周方向に等間隔に配置されている
    ことを特徴とする大出力高効率単相多極発電機。
  2. 請求項1に記載の大出力高効率単相多極発電機において、
    各磁極部は、それぞれ、複数個の同じ極性の磁極からなる、
    ことを特徴とする大出力高効率単相多極発電機。
  3. 請求項1または2に記載の大出力高効率単相多極発電機において、
    ステータコイルからの発電出力回路は、電圧を加算するように直列接続された電圧加算回路、または電流を加算するように並列接続された電流加算回路からなる、
    ことを特徴とする大出力高効率単相多極発電機。
  4. 請求項1または2に記載の大出力高効率単相多極発電機において、
    ステータコイルからの発電出力回路は、電圧を加算するように直列接続された電圧加算回路と電流を加算するように並列接続された電流加算回路との組み合わせからなる、
    ことを特徴とする大出力高効率単相多極発電機
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