Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP6360686B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP6360686B2
JP6360686B2 JP2014041663A JP2014041663A JP6360686B2 JP 6360686 B2 JP6360686 B2 JP 6360686B2 JP 2014041663 A JP2014041663 A JP 2014041663A JP 2014041663 A JP2014041663 A JP 2014041663A JP 6360686 B2 JP6360686 B2 JP 6360686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
motor
opening
refrigerator
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014041663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015166664A (ja
Inventor
平石 智一
智一 平石
豊嶋 昌志
昌志 豊嶋
大湯 英樹
英樹 大湯
昌哉 弦巻
昌哉 弦巻
範昭 尾花
範昭 尾花
久郎 脇
久郎 脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aqua Co Ltd
Original Assignee
Aqua Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aqua Co Ltd filed Critical Aqua Co Ltd
Priority to JP2014041663A priority Critical patent/JP6360686B2/ja
Priority to CN201580001441.6A priority patent/CN105408711B/zh
Priority to PCT/CN2015/073379 priority patent/WO2015131778A1/zh
Publication of JP2015166664A publication Critical patent/JP2015166664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6360686B2 publication Critical patent/JP6360686B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • F25D25/024Slidable shelves
    • F25D25/025Drawers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は、引き出し式の扉を自動で開閉する開閉装置を備えた冷蔵庫に関する。
この種の冷蔵庫として、例えば、特許文献1には、ラックアンドピニオン機構を利用した自動引き出し装置を有する冷蔵庫が開示されている。同文献に開示された冷蔵庫は、引き出し容器の下面に固定されるラックと、該ラックに係合する歯車(ピニオン)と、該歯車を駆動する駆動モータと、を備えている。そして、前記駆動モータによって前記歯車を回転させて、駆動モータの動力を歯車からラックへと伝達し、ラックに固定された引き出し容器を移動させている。
また、特許文献2には、ボールねじ機構を利用して冷蔵庫の引き出し式の扉を開閉することが開示されている。即ち、同文献に記載された冷蔵庫は、モータに連結されて扉の移動方向に延在するねじ軸と、該ねじ軸に螺挿される可動ナットと、を備えている。前記可動ナットは、ジョイントプレートを介して野菜室の扉の可動レールに連結されている。これにより、前記モータを駆動して前記扉を開閉することができる。
特開平02−146487号公報(第2−3頁、第1図) 特開2008−8550号公報(第4−5頁、第1図)
しかしながら、上記した従来技術の冷蔵庫では、扉の自動開閉ストロークを長く確保しつつ開閉装置をコンパクトに配置することが難しかった。開閉装置が大型化すると、貯蔵室の有効な収納容積が減少してしまうという問題点がある。
例えば、特許文献1に開示された従来技術のように、ラックアンドピニオン機構を利用する場合には、開閉ストロークを大きく確保するためにピニオンギアを冷蔵庫の前部に配置する必要がある。そうすると、駆動モータ等も冷蔵庫の前部に配設することとなり、貯蔵室前部の収納容積が減少してしまう。
ここで、例えば、ベルト等の動力伝達機構を設けて、駆動モータを貯蔵室の後部のデッドスペースに配設することも考えられる。しかしながら、このような動力伝達機構を設けると、その機構を配設する新たなスペースが必要になる。また、動力伝達機構が複雑になり、部品数の増加による生産性の低下や生産コストの増大を招く。
また例えば、特許文献2に開示された従来技術のように、ボールねじ機構を利用する場合は、ねじ軸とモータ出力軸とを略同一直線状に配設することとなり、開閉ストロークを長く確保することが難しい。即ち、モータ及びカップリングの長さに相当する分だけ、ねじ軸の長さを短くしなければならない。
ここでも、例えば、モータを貯蔵室の後部に配設して、べベルギアやクラウンギア等を用いて、モータ出力軸とねじ軸とを略垂直に連結することも考えられる。これにより、ねじ軸の長さを長くして開閉ストロークを長く確保することができる。しかしながら、動力伝達機構が複雑化するので、組立生産性の低下やコスト増につながる。
また、ギアやボールねじ等を利用する場合には、これらの動力を伝達する部品を高精度に加工する必要がある。そのため、部品コストの削減が難しいという問題点もある。
また、ギアやボールねじ等を利用する開閉装置では、歯面や転動面等の接触による騒音が大きく、動力伝達効率が低いという問題点もある。
また更に、扉を自動で開閉する開閉装置を備えた冷蔵庫では、停電時等に備えて扉を手動で開閉できるように構成することや、身体への接触等に対する安全上の対策も求められる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高速、高精度且つ低騒音で扉を自動開閉して使用者の負担を軽減すると共に、コンパクトな開閉装置で収納容積を大きく確保することができる冷蔵庫を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、自動開閉と手動開閉の双方を可能とし、且つ身体等への接触等の際に扉を停止することができる安全で利便性の高い冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、引き出し式の扉と、前記扉を開閉する開閉装置と、前記開閉装置を制御する制御装置と、を有する冷蔵庫であって、前記開閉装置は、各々回転自在に設けられる複数のプーリと、前記プーリに架設されて少なくとも一部分が前記扉の移動方向に沿って延在する直線部を形成するワイヤと、前記直線部に固定されて前記ワイヤと前記扉とを着脱自在に係合させるクランプと、前記ワイヤの両端部が互いに逆回転方向に巻き付けられて各々固定される回転自在な巻取ロータと、前記巻取ロータに連結されて前記巻取ロータを回転させる正逆転自在なモータと、を有し、前記開閉装置の前部に設けられる前記プーリは、回転軸が略水平であり、前記ワイヤを上段から下段またはその逆に転向させ、背面側に設けられる前記プーリは、回転軸が略垂直であり、前記ワイヤを略水平に転向させることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、開閉装置は、プーリに架設されたワイヤによってモータの動力を扉に伝達することができる。これにより、冷蔵庫の扉を高速且つ低騒音に自動開閉することができ、扉開閉時の使用者の負担を軽減することができる。
また、本発明の開閉装置は、ワイヤによって扉開閉の動力を伝達するので、動力伝達機構の配置設計自由度が高い。そのため、自動開閉ストロークを長く確保しつつ、開閉装置を冷蔵庫のデッドスペースにコンパクトに配設して、冷蔵庫の収納容積を大きく確保することができる。
また、ワイヤと扉とを着脱自在に係合させるクランプを備えているので、扉を容易に取り外すことができる。これにより、機器の洗浄作業やメンテナンス作業が容易になる。また、扉を容易に取り付けることができるので、生産性も向上する。
また、ワイヤの両端部は、互いに逆回転方向となるよう巻取ロータに巻き付けられて各々巻取ロータに固定される。これにより、巻取ロータを回転させた際に、ワイヤの巻き付けと送り出しとを同時に行うことができる。その結果、モータの動力を効率良く扉へと伝達することができ、高速且つ高精度な扉の開閉が実現する。
また、扉の移動方向に沿って延在するワイヤの直線部及び該直線部に固定されるクランプを、扉の左右両側に各々一対設けても良い。これにより、扉を両側から押して、その変形等を抑えつつ、高効率に開閉動力を伝達することができる。その結果、高速で滑らかな扉開閉を行うことができる。
また、モータと巻取ロータとを断続自在に連結するクラッチを設け、モータを駆動しない時には、クラッチを遮断してモータと巻取ロータとを切り離しても良い。これにより、手動による扉の開閉が容易になる。
また、クランプの位置を検出する位置検出手段を設け、該位置検出手段で検出される位置情報に基づきモータの駆動を制御しても良い。これにより、高精度に扉の位置を制御することが可能となる。また、高精度な位置制御により、扉開閉の高速化を図ることが可能となる。
また、モータの電力負荷を検出する電力負荷検出手段を設け、該電力負荷検出手段で検出されるモータの電力負荷情報に基づきモータの過負荷を判断してモータの駆動を停止しても良い。これにより、扉が身体等に接触した際に、扉を安全に停止することができる。
また、一体的に構成されるフレームを設けて、プーリ、巻取ロータ及びモータ等の構成部品を取り付けても良い。これにより、開閉装置の各部品を高い剛性で支持できるので、各部品の変位やそれに起因するワイヤのたるみ等を抑制して、扉開閉の動力を効率良く伝達することができる。その結果、高速且つ高精度な扉の開閉が可能となる。また、開閉装置の取り付けが容易になるので、冷蔵庫の組立生産性が向上する。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の正面外観図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の下段冷凍室の扉を示す透視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の下段冷凍室内部を示す部分破断斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のクランプ付近を示す斜視図である(図3のB部詳細図)。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の開閉装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のワイヤ経路を展開して示す説明図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の駆動ユニットの(A)クラッチを遮断した状態、(B)クラッチを連結した状態、(C)巻取ロータの移動を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の扉開閉制御に関する制御ブロック図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の扉開閉速度を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のモータ負荷を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を示す正面外観図である。図1に示すように、冷蔵庫1は、本体としての断熱箱体2を備え、断熱箱体2の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室を形成している。貯蔵室の内部は、保存温度や用途に応じて複数の収納室3〜7に区分されている。最上段が冷蔵室3、その下段左側が製氷室4で右側が上段冷凍室5、更にその下段が下段冷凍室6、最下段が野菜室7である。
断熱箱体2の前面は開口しており、前記各収納室3〜7に対応した前記開口部には、各々扉8〜12が開閉自在に設けられている。扉8は、冷蔵室3の前面を塞ぐもので、扉8の右上下部が断熱箱体2に回転自在に支持されている。また、扉9〜12は、引き出し式の扉である。扉9〜10は、冷蔵庫1の前方に引出自在に、各々断熱箱体2に支持されている。
尚、断熱箱体2は、鋼板製の外箱と、その内側に間隙を持たせて配設される合成樹脂製の内箱と、前記外箱と前記内箱との間隙に充填発泡される発泡ポリウレタン製の断熱材と、から構成されている。各扉8〜12も、断熱箱体2と同様の断熱構造を採用している。
また、図示を省略するが、冷蔵庫1は、冷却手段として、例えば、イソブタン(R600a)等を冷媒とする蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を備えている。そして、前記冷凍サイクル回路の冷却器で冷却された空気を前記各収納室3〜7に強制循環させて、そこに貯蔵される食品等を冷却する。
図2は、下段冷凍室6の扉11を冷蔵庫1の右背面側から見た透視図である。図2に示すように、扉11には、食品等を収納する収納容器13が着脱自在に取り付けられる。そして、扉11は、収納容器13が一体的に組み合わされた状態で、冷蔵庫1の断熱箱体2(図1参照)から引き出すことができ、且つ断熱箱体2から取り外すことができるよう構成されている。
具体的には、引き出し式の扉11の庫内側(背面側)には、扉11の引き出し方向に延在する左右一対のサイドフレーム14が取り付けられている。サイドフレーム14は、例えば、鋼板をプレス成形することにより成形され、扉11を冷蔵庫1の断熱箱体2に引出自在に支持する移動レールとしての機能を有する。また、サイドフレーム14は、収納容器13を扉11と一体的に支持する機能を有する。
サイドフレーム14の背面側の端部付近には、ガイドローラ16が回転自在に取り付けられている。ガイドローラ16は、後述する固定レール17(図3参照)に装着されて、サイドフレーム14と共に、扉11の移動をガイドして、扉11を開閉自在に支持する。
また、左右に配設されるサイドフレーム14は、その背面側の端部付近が、リアフレーム15によって互いに連結されている。リアフレーム15は、サイドフレーム14の剛性を高める強度部材であり、例えば、鋼製の丸棒等を曲げ加工することにより成形される。
図3は、下段冷凍室6の内部を冷蔵庫1の左前面側から見た部分破断斜視図であり、扉11を引き出した状態を示している。図3における破断面は、図1に示すA−A線断面である。尚、図3では、収納容器13(図2参照)の図示を省略している。
図3に示すように、下段冷凍室6の内部側面には、扉11の移動方向、即ち前後方向に延在する固定レール17が設けられている。また、固定レール17の前部には、ガイドローラ18が設けられている。
扉11に設けられた前述のガイドローラ16(図2参照)は、固定レール17に沿って相対移動し、ガイドローラ18は、サイドフレーム14に沿って相対移動する。これにより、扉11の移動がガイドされて、扉11を冷蔵庫1の前後方向に移動させることができる。
尚、サイドフレーム14と固定レール17との間に、更に可動式のガイドレールを介在させることも可能である。
下段冷凍室6の内部には、扉11を開閉するための開閉装置20が配設されている。開閉装置20は、扉11を開閉させる駆動源としての駆動ユニット21と、駆動ユニット21からの動力を伝達するワイヤ25と、を備えている。
ワイヤ25の一部分は、扉11の移動方向に沿って延在する直線部25aを形成しており、直線部25aには、ワイヤ25と扉11とを着脱自在に係合させるクランプ26が固定されている。
駆動ユニット21の巻取ロータ23によってワイヤ25の巻き取り及び送り出しを行うことにより、ワイヤ25が軸方向に移動し、直線部25aに固定されたクランプ26がワイヤ25と共に冷蔵庫1の前後方向に移動する。これにより、クランプ26に連結された扉11の開閉を行うことができる。
また、開閉装置20は、クランプ26の位置を検出する位置検出手段として、位置センサ54を有する。位置センサ54は、開閉装置20のフレーム40の内側に、クランプ26の移動方向に沿って複数箇所に設けられる。
図4は、冷蔵庫1のクランプ26付近を示す斜視図であり、図3のB部詳細を示す。図4に示すように、クランプ26は、クランプベース45と、係合片46と、ばね47と、を有する。
クランプベース45は、ワイヤ25の直線部25aに固定され、且つ扉11の移動方向に沿って延在するガイドレール48によって直線運動自在に支持されている。ガイドレール48は、例えば、針状ころ(ローラ)を用いたリニアガイド等である。これにより、クランプベース45は、ワイヤ25の動きに合わせて冷蔵庫1の前後方向に移動する。
係合片46は、扉11のリアフレーム15を着脱自在に係合させる部材である。係合片46の上部には、上方に向かって開口する略U字形状の切欠きである係合部46aが形成されており、係合部46aにリアフレーム15が係合する。
係合片46は、クランプベース45に取り付けられ、上下方向に移動自在に支持されている。そして、係合片46は、下方から、ばね47によって上方に付勢されて、通常は移動範囲の上限に位置している。即ち、係合片46は、上方から押圧することにより下方に移動し、押圧を解除することにより所定の位置(上限位置)に戻るように設けられている。
このようにクランプ26の係合片46を上下方向に移動自在に設けることにより、扉11の着脱が容易になる。つまり、扉11を取り付ける際、または取り外す際に、リアフレーム15が係合片46の上部に接触すると係合片46が下方に移動するので、リアフレーム15の通過(係合部46aへ入出)が許容される。
上記のように、扉11を容易に着脱できる構成を採用することにより、機器の洗浄作業やメンテナンス作業を容易に行えるようになる。また、扉11を容易に取り付けることができるので、生産性も向上する。
図5は、開閉装置20を冷蔵庫1の左前面から見た斜視図である。図5に示すように、開閉装置20は、上面視で略コ字状の形態を成すフレーム40に一体的に組み立てられている。
フレーム40は、例えば、鋼板を曲げ加工することにより成形され、断面略コ字状で下段冷凍室6(図3参照)の背面に沿って冷蔵庫1の左右方向に延在する背面部40bと、背面部40bの左右両端から連続して形成され、断面略コ字状で冷蔵庫1の前後方向に延在する左右一対の側面部40aと、を有する。
フレーム40には、複数個のプーリ30〜39が所定の位置に各々回転自在に取り付けられる。そして、プーリ30〜39には、ワイヤ25が架設されて、前述の通り、ワイヤ25は、扉11(図3参照)の移動方向に沿って延在する直線部25aを形成している。この直線部25a及びそこに固定されるクランプ26は、フレーム40の側面部40aに沿って、左右両側に一対形成される。
このように、直線部25a及びクランプ26を、冷蔵庫1の左右両側に一対設けることにより、扉11を両側から押して、扉11の変形や傾き等を抑えつつ、高効率に開閉動力を伝達することができる。その結果、高速で滑らかな扉開閉を行うことができる。
フレーム40の背面部40bには、扉11を開閉する駆動源として、駆動ユニット21が配設される。本実施形態は、動力伝達機構として、ワイヤ25を用いているので、駆動部品や動力伝達部品のレイアウト設計自由度が高い。そのため、図5(及び図3)に示す如く、駆動ユニット21を下段冷凍室6の背面下部のデッドスペースに配設することが可能となる。これにより、自動開閉のストロークを長く確保しつつ、冷蔵庫1の収納容積を大きく確保することができる。
また、前述の通り、一体的に形成されたフレーム40に駆動ユニット21やプーリ30〜39等の部品を取り付けて、開閉装置20を一体的に構成することにより、開閉装置20を冷蔵庫1に組み付ける作業を容易に行うことができ、生産性が向上する。
また、鋼製のフレーム40に開閉装置20の動力伝達機構を構成するプーリ30〜39等の各部品を固定することにより、各部品を高い剛性で支持して、ワイヤ25の張力による各部品の変位を抑制できる。これにより、扉11を開閉する際のワイヤ25のたるみ等を少なくして張力を安定させ、動力を効率良く伝達することができる。その結果、扉11を高速且つ高精度に開閉することができる。
図6は、ワイヤ25の経路を展開して示す説明図である。図6に示すように、開閉装置20は、1本のワイヤ25をプーリ30〜39に架設することにより、動力伝達機構を構成している。
ワイヤ25としては、例えば、ステンレスワイヤ等を用いることができる。また、ステンレス製のワイヤ25に潤滑剤等を含浸させて、その外周を合成樹脂材料でコーティングしても良い。これにより、低騒音、低摩擦で、磨耗粉等の発生が少ない、クリーンで高効率な動力伝達が可能となる。
ワイヤ25の一方の端部25c付近は、巻取ロータ23に巻き付けられて、端部25cは、巻取ロータ23に固定されている。そして、ワイヤ25は、プーリ30〜39に順次架設されて、左側のプーリ31とプーリ32との間、及び右側のプーリ36とプーリ37との間に、直線部25aが形成される。
そして、ワイヤ25の他方の端部25d付近は、巻取ロータ23に巻き付けられて、端部25dは、巻取ロータ23に固定されている。ここで、一方の端部25c付近と他方の端部25d付近とは、互いに逆回転方向となるよう巻取ロータ23に巻き付けられる。これにより、ワイヤ25の一方の端部25c側の巻き付けと、他方の端部25d側の送り出しとを、または各々その逆方向を、同時に行うことができる。これにより、ワイヤ25の張力を安定させて、たるみ等を抑制し、高速度な扉開閉が可能となる。
詳しくは、モータ22で巻取ロータを所定の回転方向に回転させ、図6に矢印で示す如く、ワイヤ25の一方の端部25c側の送り出しと、他方の端部25d側の巻き取りと、を同時に行う。これにより、左右一対の直線部25a及びそこに固定されるクランプ26が冷蔵庫1の前面方向に移動し、クランプ26に連結される扉11(図3参照)を開くことができる。また、モータ22を逆回転させることにより、ワイヤ25及びクランプ26は、図6の矢印とは逆方向に移動し、扉11を閉じることができる。
ここで、左側のプーリ30、31、32の間及び右側のプーリ35、36、37の間に架設されるワイヤ25は、下段に配設され、左側のプーリ32、33、34の間及び右側のプーリ37、38、39の間に架設されるワイヤ25は、上段に配設される。
具体的には、背面側に設けられるプーリ30、31、33、34、35、36、38、39は、略垂直な回転軸を有し、ワイヤ25を略水平方向に転向させるものである。そして、プーリ30、31、35、36は、下段に配設され、プーリ33、34、38、39は、上段に配設される。そして、プーリ32、37は、開閉装置20の前部に設けられ、略水平な回転軸を有し、ワイヤ25を上段から下段またはその逆に略180度転向させる(図4参照)。
このように、ワイヤ25を上段と下段に架設することにより、開閉装置20の動力伝達機構が占める幅(左右及び前後)を狭くすることができる。これにより、冷蔵庫1の収納容積を大きくできる。
更に好ましくは、上段と下段のワイヤ25は、上面視で重なるよう架設される。また、巻取ロータ23の左下方のプーリ30とその上段のプーリ34、左端下段のプーリ31とその上段のプーリ33、巻取ロータ23の右下方のプーリ35とその上段のプーリ39、及び右端下段のプーリ36とその上段のプーリ38は、各々上面視で重なるよう配設される(図5参照)。これにより、収納容積を大きく確保することができる。
また更に、上記した上面視で重なる各プーリは、各々同一の軸及び軸受けに枢支される。これにより、部品点数を少なくして、生産性を高めることができる。
また、ワイヤ25の略中央部25bは、プーリ34とプーリ35との間で、巻取ロータ23に所定回数巻き付けられる。これにより、ワイヤ25のたるみを抑制し、張力を安定させて、高速且つ高効率な動力伝達が可能となる。
図7(A)ないし(C)は、開閉装置20の駆動ユニット21を示す上面図である。図7(A)は、クラッチ24を遮断した状態、同図(B)は、クラッチ24を連結した状態、同図(C)は、巻取ロータ23の移動を示している。
図7(A)に示すように、駆動ユニット21は、モータ22と、モータ22に連結される巻取ロータ23と、モータ22と巻取ロータ23とを断続自在に連結するクラッチ24と、を有する。
モータ22は、扉11(図3参照)を開閉する駆動源となるものであり、正逆転自在である。そして、モータ22は、支持部材41によって、フレーム40の背面部40bに固定されている。
巻取ロータ23は、モータ22によって駆動されて回転し、ワイヤ25の巻き取り及び送り出しを同時に行うものである。巻取ロータ23は、支持部材42に枢支される軸28及び支持部材43に固定される軸44によって回転自在に支持されている。支持部材42及び支持部材43は、フレーム40の背面部40bに固定されている。
クラッチ24は、モータ22の出力軸に連結される駆動体24aと、巻取ロータ23に連結される軸28に設けられる被動体24bと、を備える。クラッチ24は、いわゆる噛み合い式の確動クラッチであり、駆動体24aと被動体24bとは、互いに対応する勘合形状を有する。これにより、高効率に動力を伝達することができる。尚、クラッチ24として、例えば、摩擦クラッチ等、その他形式のクラッチを採用することも可能である。
クラッチ24の断続は、ソレノイド27を駆動源として行われる。即ち、ソレノイド27に通電して、図7(B)に示すように、可動体60を移動させ、可動体60に設けられた押圧ローラ61によってクラッチ24の被動体24bを回転軸方向に移動させる。これにより、駆動体24aと被動体24bとが噛み合わされて、モータ22と巻取ロータ23とが連結される。
また、可動体60は、ばね62によってクラッチ24を遮断する方向に付勢されている。これにより、ソレノイド27に通電しない状態では、図7(A)に示すように、駆動体24aと被動体24bとは噛み合いが解除されて、モータ22と巻取ロータ23とは切り離された状態となる。
本実施形態では、モータ22を駆動しない時には、クラッチ24を遮断してモータ22と巻取ロータ23とを切り離している。これにより、扉11を手動で容易に開閉することができる。特に、ソレノイド27に通電した状態でクラッチ24が連結されるよう構成し、非通電時には、ばね62でクラッチ24を切り離すので、停電時等においても、扉11の開閉を容易に行うことができる。
また、巻取ロータ23と、巻取ロータ23を駆動する軸28とは、例えば、スプライン等により、回転方向には拘束されるが、軸方向には移動自在に勘合される。そして、巻取ロータ23と、巻取ロータ23を支持する他方の軸44とは、互いの勘合面に所定ピッチのねじ山(谷)が形成されており、互いに螺合している。
このような構成により、巻取ロータ23を回転させると、図7(C)に示す如く、巻取ロータ23は、回転軸方向に移動する。これにより、ワイヤ25を巻取ロータ23の外周に整列させて巻き付けることができるので、ワイヤ25の張力が安定し、高速且つ滑らかにワイヤ25の巻き付け及び送り出しを行うことができる。
図8は、冷蔵庫1の扉開閉制御に関する制御ブロック図である。図8に示すように、冷蔵庫1は、扉11(図3参照)の開閉を制御する制御装置50を備えている。制御装置50には、スイッチ51、位置センサ54、モータ22及びソレノイド27が接続されている。
スイッチ51は、使用者による扉開閉の指示を入力する指示入力手段であり、例えば、扉11の前面等に設けられる。スイッチ51としては、例えば、押しボタンやタッチパネル等を使用することができる。
使用者がスイッチ51を操作して扉11の開閉を指示すると、制御装置50は、モータ22を駆動し、ソレノイド27に通電する。これにより、モータ22が回転し、クラッチ24(図7参照)が連結されて、扉11の開閉が行われる。
尚、スイッチ51に代えて若しくは追加して、使用者の音声等を入力する音声入力手段としてのマイク52を設けても良い。これにより、使用者からの音声指示によって、扉11の開閉を行うことも可能である。このような機能を備えることにより、使用者は、両手に荷物を持っている等の理由により、手による操作が困難な場合であっても、扉11を開閉することができる。
また更に、スイッチ51やマイク52に代えて若しくは追加して、映像入力手段としてのカメラ53を備えても良い。そして、制御装置50によって、カメラ53から入力される映像情報を解析し、所定の映像解析情報に基づいて扉11の開閉を行うこともできる。例えば、使用者が所定の動作を行った際に、その動作を認識して、扉11を開閉することができる。これにより、更に利便性が向上する。
また、指示入力手段として、図示しないリモコン等を用いても良い。指示入力手段としては、これらに限定されるものではなく、その他種々のインターフェースを利用することができる。
位置センサ54は、扉11の位置を検出する位置検出手段である。制御装置50は、位置センサ54で検出される扉11の位置情報に基づき、モータ22の駆動を制御する。具体的には、制御装置50は、位置センサ54で検出される位置情報に基づき、扉11の移動速度を求める演算等を実行し、モータ22の起動停止のタイミングや、回転速度等を決定する。
また、制御装置50は、モータ22の電力負荷を検出する電力負荷検出手段として負荷センサ55を有する。具体的には、負荷センサ55は、モータ22の電圧及び電流を検出する。そして、制御装置50は、負荷センサ55で検出されるモータ22の電力負荷情報に基づきモータ22の過負荷を判断して、モータ22の駆動を停止する。
次に、図8及び図9を参照して、制御装置50による扉11の速度制御について説明する。図9は、扉11を開閉する際の扉11の速度変化を示すグラフである。制御装置50は、モータ22を低回転速度で起動し、ソレノイド27に通電してクラッチ24(図7参照)を連結する(制御タイミングT1)。
ここで、制御装置50は、起動直後にモータ22をゆっくりと回転させる。これにより、クラッチ24の噛み合いを確実にし、噛み合い不良によるモータ22の空転を防止することができる。
クラッチ24が噛み合って扉11が移動を開始すると、制御装置50は、モータ22の回転速度を上げる。つまり、扉11は、加速されて、その移動速度が徐々に増す。このように、移動開始直後の速度を低く抑え、徐々に加速することにより、起動時の衝撃を低減することができる。扉11の移動速度が定速となる所定の速度Vcに達すると(制御タイミングT2)、制御装置50は、モータ22の加速を止めて、モータ22を定速で回転させる。
そして、制御装置50は、扉11を停止する前に、所定の制御タイミングT3で、モータ22の回転速度を徐々に低下させて扉11を減速させる減速制御を開始する。このように、扉11を徐々に減速させてから停止することにより、扉11が停止する際の衝撃を低く抑えることができる。そして、制御装置50は、所定の制御タイミングT4で、モータ22を停止し、クラッチ24を遮断する。
前述の加速制御から定速回転に切り替える制御タイミングT2、定速回転から減速制御を開始する制御タイミングT3、及び扉11を停止する制御タイミングT4は、各々、制御装置50によって、起動(制御タイミングT1)からの経過時間を演算することにより決定しても良い。このように、制御装置50による演算を利用することにより、位置センサ54の数を減らして生産性を高めることができる。
また、所定位置の位置センサ54による検出タイミングを、そのまま前記の制御タイミングT2、T3、T4としても良い。これにより、制御装置50による複雑な演算を必要とせずに、扉11の開閉を高精度に制御することができる。
また更に、所定位置の位置センサ54からの検出タイミングと、制御装置50による演算とを組み合わせて、前記制御タイミングT2、T3、T4を決定しても良い。これにより、高精度な位置制御が可能となる。
例えば、所定位置の位置センサ54を通過してからの経過時間を演算することにより、前記制御タイミングT2、T3、T4を決定しても良い。また更に、複数設けられた位置センサ54からの位置情報に基づき、制御装置50で扉11の移動速度及び移動距離を演算して、扉11の加速、減速、停止を制御しても良い。
次に、図8及び図10を参照して、扉11が身体等に接触した際の制御装置50による制御について説明する。図10は、モータ22の電力負荷を示すグラフである。
扉11が身体等に接触すると、扉11を移動させる抵抗が増え、図10に示すように、モータ22の電力負荷が増大する(制御タイミングTx)。制御装置50は、負荷センサ55で検出されるモータ22の電力負荷に基づき、モータ22が過負荷であると判断した場合、モータ22の駆動を停止する。
具体的には、制御装置50は、モータ22を起動し(制御タイミングT1)、徐々に加速した後、定速回転に切り替える(制御タイミングT2)。制御装置50は、定速回転時のモータ22の平均電力負荷Pcを基準として、モータ22の電力負荷が所定の閾値dPを超えて増加した場合に(制御タイミングTx)、モータ22が過負荷であると判断する。そして、前述の通り、制御装置50は、モータ22の回転を停止し、クラッチ24を遮断する。
このように、扉11を定速移動させるときのモータ22の平均電力負荷Pcを基準としてモータ22の過負荷を判断するので、収納容器13(図2参照)に収納される食品等の量が増減してもモータ22の過負荷を精度よく判定することができる。
定速移動時の平均電力負荷Pcは、負荷センサ55で検出されるモータ22の電力負荷情報の他、位置センサ54で検出される位置情報や経過時間等を利用して、制御装置50で演算することができる。
尚、上記のように平均電力負荷Pcに対する増分(閾値dP)で判定する方法に代えて若しくは追加して、所定の許容電力負荷値(絶対値)を超えたら、モータ22を停止することとしても良い。このような制御を追加することにより、制御装置50による複雑な演算を必要とせずに、扉11が接触した際の安全性を更に高めることができる。
また、モータ22の過負荷を検出した際(制御タイミングTx)、直ちにモータ22を停止してクラッチ24を遮断する方法に代えて、モータ22を逆回転させてから停止してクラッチ24を遮断することとしても良い。これにより、扉11を逆方向に戻して、接触した身体等から遠ざけることができる。その結果、例えば、身体等の挟み込み等の場合に、身体等の損傷を低減することができる。
以上、下段冷凍室6の扉11を開閉する開閉装置20を設けた冷蔵庫1を例として、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、開閉装置20と同等の開閉装置を製氷室4、上段冷凍室5及び野菜室7等に設け、各々の引き出し式の扉9、10、12を自動開閉させることも可能である。更に、ここに例示しない引き出し式の扉に利用することも、もちろん可能である。
また、本実施形態では、開閉装置20は、左右一対の直線部25a及びクランプ26を有し、扉11の左右両側を押圧するものとして、その構成を説明した。しかし、直線部25a等を形成する位置や数は、これに限定されない。
例えば、小型の扉を開閉する場合には、直線部25a等を1か所のみ形成しても良い。これにより、開閉装置20を更にコンパクトにすることができる。また、直線部25a等を形成して扉を押す部分は、扉の底部の略中央であっても良い。
また、直線部25a等を3か所以上設けても良い。これにより、大型の収納容器を有する扉を開閉する場合等であっても、安定した扉開閉を行うことができる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3 冷蔵室
4 製氷室
5 上段冷凍室
6 下段冷凍室
7 野菜室
8〜12 扉
13 収納容器
14 サイドフレーム
15 リアフレーム
20 開閉装置
21 駆動ユニット
22 モータ
23 巻取ロータ
24 クラッチ
25 ワイヤ
25a 直線部
25c 端部
25d 端部
26 クランプ
27 ソレノイド
30〜39 プーリ
40 フレーム
50 制御装置
51 スイッチ
54 位置センサ
55 負荷センサ

Claims (6)

  1. 引き出し式の扉と、前記扉を開閉する開閉装置と、前記開閉装置を制御する制御装置と、を有する冷蔵庫であって、
    前記開閉装置は、各々回転自在に設けられる複数のプーリと、前記プーリに架設されて少なくとも一部分が前記扉の移動方向に沿って延在する直線部を形成するワイヤと、前記直線部に固定されて前記ワイヤと前記扉とを着脱自在に係合させるクランプと、前記ワイヤの両端部が互いに逆回転方向に巻き付けられて各々固定される回転自在な巻取ロータと、前記巻取ロータに連結されて前記巻取ロータを回転させる正逆転自在なモータと、を有し、
    前記開閉装置の前部に設けられる前記プーリは、回転軸が略水平であり、前記ワイヤを上段から下段またはその逆に転向させ、
    背面側に設けられる前記プーリは、回転軸が略垂直であり、前記ワイヤを略水平に転向させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記直線部及び該直線部に固定される前記クランプは、前記扉の左右両側に各々一対設けられ
    前記ワイヤの略中央部は、前記巻取ロータに所定回数巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記開閉装置は、前記モータと前記巻取ロータとを断続自在に連結するクラッチと、を有し、
    前記制御装置は、前記モータを駆動しない時には、前記クラッチを遮断して前記モータと前記巻取ロータとを切り離すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記開閉装置は、前記クランプの位置を検出する位置検出手段と、を有し、
    前記制御装置は、前記位置検出手段で検出される前記クランプの位置情報に基づき前記モータの駆動を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記制御装置は、前記モータの電力負荷を検出する電力負荷検出手段を有し、前記電力負荷検出手段で検出される前記モータの電力負荷情報に基づき前記モータの過負荷を判断して前記モータの駆動を停止することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記開閉装置は、一体的に構成されて前記プーリと前記巻取ロータと前記モータとを各々支持するフレームと、を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の冷蔵庫。
JP2014041663A 2014-03-04 2014-03-04 冷蔵庫 Active JP6360686B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014041663A JP6360686B2 (ja) 2014-03-04 2014-03-04 冷蔵庫
CN201580001441.6A CN105408711B (zh) 2014-03-04 2015-02-27 冰箱
PCT/CN2015/073379 WO2015131778A1 (zh) 2014-03-04 2015-02-27 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014041663A JP6360686B2 (ja) 2014-03-04 2014-03-04 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015166664A JP2015166664A (ja) 2015-09-24
JP6360686B2 true JP6360686B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=54054590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014041663A Active JP6360686B2 (ja) 2014-03-04 2014-03-04 冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6360686B2 (ja)
CN (1) CN105408711B (ja)
WO (1) WO2015131778A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101758277B1 (ko) 2015-06-04 2017-07-14 엘지전자 주식회사 냉장고
CN112524875B (zh) 2015-11-04 2022-07-12 Lg 电子株式会社 冰箱
KR102358755B1 (ko) * 2015-11-04 2022-02-07 엘지전자 주식회사 냉장고
US10165859B2 (en) 2016-03-07 2019-01-01 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Refrigerator appliance with a drawer slide synchronizer
US10012431B2 (en) 2016-03-07 2018-07-03 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Refrigerator appliance with a drawer slide synchronizer
KR102331081B1 (ko) 2017-05-17 2021-11-25 삼성전자주식회사 냉장고 및 그 제어 방법
JP7499451B2 (ja) * 2017-07-27 2024-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機
JP6895336B2 (ja) * 2017-07-31 2021-06-30 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
CN107631542B (zh) * 2017-09-20 2020-05-26 青岛海尔股份有限公司 一种搁物架组件及具有该搁物架组件的冰箱
CN109953730A (zh) * 2017-12-25 2019-07-02 青岛海尔洗碗机有限公司 一种抽屉式箱体结构及洗碗机
CN111684222B (zh) * 2018-02-05 2022-03-08 三星电子株式会社 冰箱
CN110575105B (zh) * 2018-06-11 2022-11-11 青岛海尔洗碗机有限公司 一种抽屉式箱体结构及洗碗机
KR102580773B1 (ko) * 2018-08-30 2023-09-20 엘지전자 주식회사 냉장고
CN111059852B (zh) * 2018-10-16 2020-10-30 海尔智家股份有限公司 冰箱
CN111578612A (zh) * 2019-02-15 2020-08-25 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱的抽屉门控制方法和冰箱
CN111578604A (zh) * 2019-02-19 2020-08-25 海信(山东)冰箱有限公司 一种冰箱及其控制方法
CN210374267U (zh) 2019-06-11 2020-04-21 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱
KR102309310B1 (ko) * 2020-08-28 2021-10-06 엘지전자 주식회사 냉장고

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270191U (ja) * 1988-11-18 1990-05-28
JP2999865B2 (ja) * 1991-10-22 2000-01-17 三洋電機株式会社 冷蔵庫の扉開放装置
JP4617792B2 (ja) * 2004-09-17 2011-01-26 株式会社オーエスエム スクリーン付家具
AT502204B1 (de) * 2005-07-20 2012-10-15 Blum Gmbh Julius Antrieb für ein bewegbares möbelteil
JP2008008550A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toshiba Corp 扉の開閉装置
JP4988483B2 (ja) * 2007-09-06 2012-08-01 日立アプライアンス株式会社 引き出し式機器
WO2009119921A1 (en) * 2008-03-26 2009-10-01 Lg Electronics Inc. System and method for driving a drawer in a refrigerator
DE102011002950A1 (de) * 2011-01-21 2012-07-26 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Vorrichtung mit einem beweglichen Vorrichtungsteil
CN102635997B (zh) * 2012-04-27 2016-08-31 青岛海日高科模型有限公司 抽屉自动开关装置及具有该装置的电冰箱
US9175904B2 (en) * 2012-08-21 2015-11-03 Whirlpool Corporation Chilling device for a domestic refrigerator
CN203310196U (zh) * 2013-04-03 2013-11-27 泰州乐金电子冷机有限公司 底部抽屉型冰箱
CN103277969B (zh) * 2013-04-28 2015-09-02 海尔集团公司 冰箱和冰箱的滑轨组件
CN103307842B (zh) * 2013-06-05 2016-05-18 合肥美的电冰箱有限公司 冰箱和抽屉组件

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015166664A (ja) 2015-09-24
CN105408711B (zh) 2017-07-25
CN105408711A (zh) 2016-03-16
WO2015131778A1 (zh) 2015-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6360686B2 (ja) 冷蔵庫
KR102698593B1 (ko) 냉장고
KR102622809B1 (ko) 냉장고
US10921052B2 (en) Refrigerator and elevation device for refrigerator
KR101532796B1 (ko) 냉장고
KR20110024883A (ko) 도어자동개폐장치 및 이를 구비한 냉장고
KR20190140322A (ko) 냉장고
KR20090102576A (ko) 냉장고의 드로어 구동 제어 방법
EP3617632B1 (en) Refrigerator
KR102640808B1 (ko) 냉장고
KR20160099523A (ko) 도어자동개폐장치 및 이를 구비한 냉장고
US11668519B2 (en) Lifting mechanism for refrigerator drawer
JP7020584B2 (ja) 昇降式ラック付き冷蔵庫
EP3767209A1 (en) Refrigerator and control method therefor
KR101639448B1 (ko) 냉장고의 수납장치
KR20140072849A (ko) 냉장고의 드로어 구동 제어 방법
EP3867581B1 (en) Refrigerator
JPH05113287A (ja) 冷蔵庫の扉開放装置
US20210231360A1 (en) Refrigerator
KR101598627B1 (ko) 냉장고
KR20180138080A (ko) 서랍장치 및 서랍장치가 구비된 냉장고
JP2006226599A (ja) グリル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6360686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250