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JP6342240B2 - ボルテージレギュレータ - Google Patents

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    • G05F1/569Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection
    • G05F1/573Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection with overcurrent detector
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Description

本発明は、ボルテージレギュレータの過電流保護回路に関する。
従来のボルテージレギュレータについて説明する。図3は、従来のボルテージレギュレータを示す回路図である。
従来のボルテージレギュレータは、基準電圧回路111と、差動増幅回路112と、過電流保護回路130と、PMOSトランジスタ113と、抵抗114と、抵抗115と、グラウンド端子101と、電源端子102と、出力端子103で構成されている。過電流保護回路130は、PMOSトランジスタ131と、NMOSトランジスタ132と、差動増幅回路133と、抵抗134と、制御回路140で構成されている。制御回路140は、PMOSトランジスタ141と、差動増幅回路142と、抵抗143で構成されている。
差動増幅回路112は、反転入力端子は基準電圧111に接続され、非反転入力端子は抵抗114と抵抗115の接続点に接続され、出力端子はPMOSトランジスタ113のゲートに接続される。PMOSトランジスタ113は、ソースは電源端子102に接続され、ドレインは出力端子103に接続される。抵抗114と抵抗115は、出力端子103とグラウンド端子101の間に接続される。PMOSトランジスタ131は、ゲートは差動増幅回路112の出力端子に接続され、ソースは電源端子102に接続され、ドレインはNMOSトランジスタ132のドレインに接続される。差動増幅回路133は、非反転入力端子は差動増幅回路112の非反転入力端子に接続され、反転入力端子はNMOSトランジスタ132のソースに接続され、出力端子はNMOSトランジスタ132のゲートに接続される。抵抗134は、NMOSトランジスタ132のソースとグラウンド端子101の間に接続される。差動増幅回路142は、非反転入力端子は基準電圧111に接続され、反転入力端子はNMOSトランジスタ132のドレインに接続され、出力端子はPMOSトランジスタ141のゲートに接続される。抵抗143は、差動増幅回路142の反転入力端子とグラウンド端子101の間に接続される。PMOSトランジスタ141は、ドレインは差動増幅回路112の出力端子に接続され、ソースは電源端子102に接続される。抵抗114と抵抗115は、分圧回路を構成し、出力端子103の出力電圧Voutを分圧した分圧電圧Vfbを出力する。
従来のボルテージレギュレータは、以下のように動作して過電流から回路を保護する。
出力端子103から所定の出力電圧Voutが出力される状態では、差動増幅回路133の出力端子にはHiの電圧が出力されているので、NMOSトランジスタ132はオン状態に保たれている。
出力端子103とグラウンド端子101が短絡すると出力電流Ioutが増加する。出力電流Ioutが最大出力電流Imを上回る過電流状態になると、出力電流をセンスするPMOSトランジスタ131に流れる電流が多くなり、差動増幅回路142の反転入力端子の電圧が上昇する。差動増幅回路142の反転入力端子の電圧が基準電圧回路111の電圧を上回ると、差動増幅回路142の出力端子の電圧は徐々に低くなりPMOSトランジスタ141を徐々にオンさせる。こうして、PMOSトランジスタ113のゲートを徐々に電源端子102の電圧にし、PMOSトランジスタ113をオフさせている。
出力端子103とグラウンド端子101が短絡すると、出力電圧Voutも下降し分圧電圧Vfbが下降する。分圧電圧Vfbが下降すると差動増幅回路133の出力電圧は徐々に低くなり、NMOSトランジスタ132を徐々にオフして行く。すると、NMOSトランジスタ132に流れる電流は徐々に少なくなり、抵抗143に流れる電流が徐々に増えて行く。すなわち、出力電圧Voutの降下により差動増幅回路142の反転入力端子の電圧を大きくすることができる。従って、差動増幅回路142はPMOSトランジスタ141を更にオンさせ、PMOSトランジスタ113をオフさせることができる。
以上説明したように、従来のボルテージレギュレータは、フの字特性の出力電圧−出力電流特性によって過電流保護をかけることができる。
特開2012−160083号公報
しかしながら、従来の技術では、過電流保護回路130が機能し始める時に、出力電圧−出力電流特性がきれいなフの字にならないという課題があった。
図4に、従来のボルテージレギュレータの出力電圧−出力電流特性を示す。図から明らかなように、過電流保護回路130が機能し始める時に、最大出力電流Imが流れたまま出力電圧Voutが降下する時間が生じる。このため、この期間にPMOSトランジスタ113はダメージを受けることになる。
きれいなフの字特性を得るには、差動増幅回路133の反転入力端子は分圧電圧Vfbにほぼ等しく、差動増幅回路142の反転入力端子は基準電圧Vrefにほぼ等しい必要があるが、過電流保護回路130が機能し始める時は、その条件が満たされない。過電流保護回路130が機能し始める時に、分圧電圧Vfbと基準電圧Vrefがほぼ等しいとすると、抵抗213は基準電圧Vrefに比例した電流が流れなければならないが、NMOSトランジスタ132はドレイン−ソース間電圧がほぼ0で電流が流れない状態なってしまう。過電流保護回路130が機能し始める時は、NMOSトランジスタ132のソース電位は、NMOSトランジスタ132のドレイン電流と抵抗134に流れる電流が等しくなるように決まるので分圧電圧Vfbにならないという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、過電流保護回路が機能し始める時でも、出力電圧−出力電流特性がきれいなフの字になる過電流保護回路を備えたボルテージレギュレータを提供する。
本発明の過電流保護回路を備えたボルテージレギュレータは、基準電圧と出力トランジスタの出力する出力電圧を分圧した分圧電圧との差を増幅して、出力トランジスタのゲートを制御する第一の差動増幅回路と、出力トランジスタの出力電流の過電流から回路を保護する過電流保護回路と、を備えたボルテージレギュレータであって、過電流保護回路は、出力電流をセンスするセンストランジスタと、出力電圧に比例した電流を発生する第一の制御回路と、センス電流と第一の制御回路の電流に応じて、出力トランジスタのゲートを制御する第二の制御回路と、を備える構成とした。
本発明の過電流保護回路を備えたボルテージレギュレータは、出力電流に比例した電流と出力電圧に比例した電流を用いることで、入出力電圧差が小さく出力電流の多い状態で、出力電圧が降下しなくても、出力電圧−出力電流特性がきれいなフの字をした過電流保護をかけることができる。
第一の実施形態のボルテージレギュレータを示す回路図である。 第一の実施形態のボルテージレギュレータの出力電圧−出力電流特性を示す図である。 従来のボルテージレギュレータを示す回路図である。 従来のボルテージレギュレータの出力電圧−出力電流特性を示す図である。 第一の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。 第二の実施形態のボルテージレギュレータを示す回路図である。
第一の実施形態のボルテージレギュレータは、基準電圧回路111と、差動増幅回路112と、過電流保護回路130と、PMOSトランジスタ113と、抵抗114と、抵抗115と、グラウンド端子101と、電源端子102と、出力端子103で構成されている。
過電流保護回路130は、PMOSトランジスタ131と、制御回路150及び160と、を備えている。
制御回路150は、PMOSトランジスタ151と、NMOSトランジスタ155と、抵抗153及び154と、を備えている。
制御回路160は、NMOSトランジスタ162と、差動増幅回路163と、抵抗164と、定電流源165と、PMOSトランジスタ166及び167と、NMOSトランジスタ168及び169と、を備えている。
差動増幅回路112は、反転入力端子は基準電圧111に接続され、非反転入力端子は抵抗114と抵抗115の接続点に接続され、出力端子はPMOSトランジスタ113及び131のゲートに接続される。PMOSトランジスタ113は、ソースは電源端子102に接続され、ドレインは出力端子103に接続される。直列に接続された抵抗114及び抵抗115は、出力端子103とグラウンド端子101の間に接続される。PMOSトランジスタ131は、ソースは電源端子102に接続され、ドレインは抵抗153とNMOSトランジスタ155のゲートに接続される。抵抗114と抵抗115は、分圧回路を構成し、出力端子103の出力電圧Voutを分圧した分圧電圧Vfbを出力する。
定電流源165は、電源端子102とPMOSトランジスタ166及び167のソースの間に接続される。PMOSトランジスタ166のゲートとドレインは、NMOSトランジスタ162のドレインとMOSトランジスタ167のゲートに接続される。NMOSトランジスタ162は、ソースは差動増幅回路163の反転入力端子と抵抗164に接続され、ゲートは差動増幅回路163の出力に接続される。差動増幅回路163の非反転入力端子は、差動増幅回路112の非反転入力端子に接続される。PMOSトランジスタ167のドレインは、NMOSトランジスタ168のドレイン及びゲートに接続される。NMOSトランジスタ168は、ゲート及びドレインはNMOSトランジスタ169のゲートに接続され、ソースはグラウンド端子101に接続される。NMOSトランジスタ169は、ドレインはNMOSトランジスタ155のゲートに接続され、ソースはグラウンド端子101に接続される。
PMOSトランジスタ151は、ソースは電源端子102に接続され、ゲートはNMOSトランジスタ155のドレインに接続され、ドレインはPMOSトランジスタ113のゲートに接続される。抵抗154は、電源端子102とPMOSトランジスタ151のゲートの間に接続される。NMOSトランジスタ155のソースは、グラウンド端子101に接続される。
次に、第一の実施形態のボルテージレギュレータの過電流保護回路130の動作について説明する。
差動増幅回路163は、NMOSトランジスタ162のソースの電圧が分圧電圧Vfbに等しくなるように、NMOSトランジスタ162のゲートの電圧を制御する。抵抗164には分圧電圧Vfbに比例した電流が流れる。その電流は、PMOSトランジスタ166、PMOSトランジスタ167、NMOSトランジスタ168、NMOSトランジスタ169によってミラーされる。
PMOSトランジスタ131は、出力端子103に流れる出力電流Ioutに応じたセンス電流が流れる。抵抗153は、PMOSトランジスタ131に流れるセンス電流からNMOSトランジスタ169に流れる電流、すなわち抵抗164に流れる電流がミラーされた電流を引いた電流が流れる。
出力端子103とグラウンド端子101が短絡すると、出力電流Ioutが増加する。出力電流Ioutが最大出力電流Imを上回る過電流状態になると、PMOSトランジスタ131に流れるセンス電流が多くなり、抵抗153に電圧が発生する。抵抗153の電圧が高くなると、NMOSトランジスタ155はオンして、抵抗154に電流が流れ、PMOSトランジスタ151を徐々にオンさせる。このようにして、PMOSトランジスタ113のゲートを徐々に電源端子102の電圧にし、PMOSトランジスタ113を徐々にオフさせて、出力電流Ioutを低下させる。
PMOSトランジスタ113が徐々にオフすることで、出力電圧Voutと分圧電圧Vfbが下降する。分圧電圧Vfbが下降すると、抵抗164の一端にかかる電圧が低下するので抵抗164に流れる電流は減少する。それに伴い、NMOSトランジスタ169に流れる電流が減少するので、抵抗153に流れる電流はその分増加し、PMOSトランジスタ113のゲートをよりオフする。
過電流保護回路130が動作した時には、以下に示す式(1)から(5)が成り立つ。
Vth(155)=R(153)×I(153)・・・(1)
I(131)=Iout×Mi・・・(2)
I(153)=I(131)−I(169)・・・(3)
I(169)=I(164)=Vfb/R(164)・・・(4)
Vfb=A×Vout・・・(5)
但し、Vth(x)はNMOSトランジスタxの閾値、R(x)は抵抗xの抵抗値、I(x)は素子xに流れる電流、MiはPMOSトランジスタ131のPMOSトランジスタ113に対するミラー比、Voutは出力端子103の電圧、IoutはPMOSトランジスタ113のドレイン電流、Vfbは出力電圧Voutと抵抗114及び抵抗115の抵抗値によって決まる分圧電圧、Aは比例係数である。
式(1)から(5)より、出力電圧Voutと出力電流Ioutの間には、以下の式(6)が成り立つ。
Vout=R(164)/A[Mi×Iout−Vth(155)/R(153)]・・(6)
従って、出力電圧−出力電流特性はきれいなフの字特性となる。図2に、第一の実施形態のボルテージレギュレータの出力電圧−出力電流特性を示す。
図2から明らかなように、過電流保護回路130が機能し始める時に、最大出力電流Imが流れたまま出力電圧Voutが降下する時間が生じなくなる。このため、PMOSトランジスタ113は、ダメージを受けることがなくなる。
なお、過電流保護回路130が動作を開始する最大出力電流Imは、PMOSトランジスタ131と、抵抗153と、抵抗164に流れる電流によって決まるので、抵抗153と抵抗164の値を調整することで設定可能である。
図5は、第一の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。図1との違いは、抵抗154からPMOSトランジスタ156に変更した点である。
PMOSトランジスタ156は、ドレインとゲートがPMOSトランジスタ151のゲートとNMOSトランジスタ155のドレインに接続され、ソースが電源端子102に接続される。その他の回路構成及び接続は、図1の回路と同様である。
このように構成しても、図1のボルテージレギュレータと同じ効果が得られる。即ち、抵抗はインピーダンス素子であればどのように構成しても同じ効果が得られる。
<第二の実施形態>
図6は、第二の実施形態のボルテージレギュレータの回路図である。第一の実施形態との違いは、差動増幅回路163の非反転入力端子の接続を変更した点である。
差動増幅回路163は、非反転入力端子が出力端子103に接続される。その他の回路構成及び接続は、第一の実施形態と同様である。
次に、第二の実施形態のボルテージレギュレータの動作について説明する。
差動増幅回路163は、NMOSトランジスタ162のソースの電圧が出力電圧Voutに等しくなるように、NMOSトランジスタ162のゲートの電圧を制御する。抵抗164には出力電圧Voutに比例した電流が流れる。その電流は、PMOSトランジスタ166、PMOSトランジスタ167、NMOSトランジスタ168、NMOSトランジスタ169によってミラーされる。
PMOSトランジスタ131は、出力端子103に流れる出力電流Ioutに応じたセンス電流が流れる。抵抗153は、PMOSトランジスタ131に流れるセンス電流からNMOSトランジスタ169に流れる電流、すなわち抵抗164に流れる電流がミラーされた電流を引いた電流が流れる。
出力端子103とグラウンド端子101が短絡すると、出力電流Ioutが増加する。出力電流Ioutが最大出力電流Imを上回る過電流状態になると、PMOSトランジスタ131に流れるセンス電流が多くなり、抵抗153に電圧が発生する。抵抗153の電圧が高くなると、NMOSトランジスタ155はオンして、抵抗154に電流が流れ、PMOSトランジスタ151を徐々にオンさせる。このようにして、PMOSトランジスタ113のゲートを徐々に電源端子102の電圧にし、PMOSトランジスタ113を徐々にオフさせて、出力電流Ioutを低下させる。
PMOSトランジスタ113が徐々にオフすることで、出力電圧Voutが下降する。出力電圧Voutが下降すると、抵抗164の一端にかかる電圧が低下するので抵抗164に流れる電流は減少する。それに伴い、NMOSトランジスタ169に流れる電流が減少するので、抵抗153に流れる電流はその分増加し、PMOSトランジスタ113のゲートをよりオフする。
過電流保護回路130が動作した時には、上記式(1)から(3)と以下に示す式(7)が成り立つ。
I(169)=I(164)=Vout/R(164)・・・(7)
但し、Vth(x)はNMOSトランジスタxの閾値、R(x)は抵抗xの抵抗値、I(x)は素子xに流れる電流、MiはPMOSトランジスタ131のPMOSトランジスタ113に対するミラー比、Voutは出力端子103の電圧、IoutはPMOSトランジスタ113のドレイン電流である。
式(1)から(3)及び(7)より、出力電圧Voutと出力電流Ioutの間には、以下の式(8)が成り立つ。
Vout=R(164)/[Mi×Iout−Vth(155)/R(153)]・・(8)
従って、出力電圧−出力電流特性はきれいなフの字特性となる。
以上説明したように、本発明のボルテージレギュレータによれば、過電流保護回路130が機能し始める時に、最大出力電流Imが流れたまま出力電圧Voutが降下する時間が生じなくなる。このため、PMOSトランジスタ113は、ダメージを受けることがなくなり、安全性の高いボルテージレギュレータを提供することが出来る。
101 グラウンド端子
102 電源端子
103 出力端子
111 基準電圧回路
112,163 差動増幅回路
130 過電流保護回路
140、150、160 制御回路
165 定電流源

Claims (2)

  1. 基準電圧と出力トランジスタの出力する出力電圧を分圧した分圧電圧との差に応じて前記出力トランジスタのゲートを制御する第一の差動増幅回路と、前記出力トランジスタの出力電流の過電流から回路を保護する過電流保護回路と、を備えたボルテージレギュレータであって、
    前記過電流保護回路は、
    ゲートが前記出力トランジスタのゲートと接続され、前記出力電流に応じたセンス電流を流すセンストランジスタと、
    非反転入力端子に前記分圧電圧を入力する第二の差動増幅回路と、
    ソースが前記第二の差動増幅回路の反転入力端子に接続され、前記第二の差動増幅回路の出力に応じてドレイン電流を流す第一のNMOSトランジスタと、
    前記第一のNMOSトランジスタの電流を受ける第一の抵抗と、
    前記第一のNMOSトランジスタのドレイン電流をミラーするカレントミラー回路と、を備え、前記出力電圧に比例した電流を発生する第一の制御回路と、
    前記センス電流から前記第一の制御回路の電流を引いた電流を流す第二の抵抗と、
    前記第二の抵抗の電圧によってゲートが制御される第二のNMOSトランジスタと、
    前記第二のNMOSトランジスタのドレイン電流を受けるインピーダンス素子と、
    前記インピーダンス素子の電圧によってゲートが制御されるPMOSトランジスタと、を備え、前記センス電流と前記第一の制御回路の電流に応じて前記出力トランジスタのゲートを制御する第二の制御回路と、
    を備えたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  2. 基準電圧と出力トランジスタの出力する出力電圧を分圧した分圧電圧との差に応じて前記出力トランジスタのゲートを制御する第一の差動増幅回路と、前記出力トランジスタの出力電流の過電流から回路を保護する過電流保護回路と、を備えたボルテージレギュレータであって、
    前記過電流保護回路は、
    ゲートが前記出力トランジスタのゲートと接続され、前記出力電流に応じたセンス電流を流すセンストランジスタと、
    非反転入力端子に前記出力電圧を入力する第二の差動増幅回路と、
    ソースが前記第二の差動増幅回路の反転入力端子に接続され、前記第二の差動増幅回路の出力に応じてドレイン電流を流す第一のNMOSトランジスタと、
    前記第一のNMOSトランジスタの電流を受ける第一の抵抗と、
    前記第一のNMOSトランジスタのドレイン電流をミラーするカレントミラー回路と、を備え、前記出力電圧に比例した電流を発生する第一の制御回路と、
    前記センス電流から前記第一の制御回路の電流を引いた電流を流す第二の抵抗と、
    前記第二の抵抗の電圧によってゲートが制御される第二のNMOSトランジスタと、
    前記第二のNMOSトランジスタのドレイン電流を受けるインピーダンス素子と、
    前記インピーダンス素子の電圧によってゲートが制御されるPMOSトランジスタと、を備え、前記センス電流と前記第一の制御回路の電流に応じて前記出力トランジスタのゲートを制御する第二の制御回路と、
    を備えたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
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