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JP6223117B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えばポスターや広告などの掲示印刷画像を作成するための情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、パーソナルコンピュータ上で動作する様々なアプリケーションソフトウェアが利用され、ポスターや広告等の掲示印刷画像を作成可能である。このようなソフトウェアは例えば、画像や文字、クリップアート等、ページデザイン構成要素の配置編集や、作成した掲示印刷画像をプリンタに出力する印刷機能を有する。
また、掲示印刷画像の作成作業において、予め用意されている複数のテンプレートの中から、所望のデザインを選択し、編集作業を行う手法がある。作成者は、目的とする掲示印刷画像の完成形のイメージに近いテンプレートを、複数の中から選択し、写真の入れ替えやテキスト編集、他の素材追加や装飾効果適用などを適時行うことによって、ページデザインを完成させる。
一方、プレゼンテーション資料などのテンプレートを作成する技術として、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、作成しようとする資料の特徴情報(目的用途、対象者、雰囲気情報)を基に、感性知識データベース、適合属性検索を用いて、所望のテンプレートを自動合成(作成)することが記載されている。
特開平08−212258号公報
しかし、従来、掲示印刷画像の掲示場所を考慮するものではなかった。従って掲示印刷画像を印刷物として出力し掲示した際、掲示場所の環境(壁の色や照明条件など)によっては、色が同化し、掲示印刷画像が目立たないことがある。また、この問題の発生を防止するために、作成者が掲示場所の環境や印刷媒体の色などを考慮して配色することが考えられるが、この場合、デザインに時間が掛かるという問題がある。
本発明は、掲示印刷画像を掲示する予定の場所における環境情報に基づいて、掲示場所に適した掲示印刷画像を容易に作成することができる情報処理装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、掲示印刷画像の掲示予定場所における環境情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された環境情報に基づく色情報を有するテンプレートを、掲示印刷画像を作成するためのテンプレートとして特定する特定手段とを有する。
本発明によれば、掲示印刷画像を掲示する予定の場所における環境情報に基づく色情報を有するテンプレートを特定するので、掲示場所に適した掲示印刷画像を容易に作成可能であるという効果を奏する。
本発明の実施形態1の構成を示すブロック図である。 実施形態1において掲示印刷画像を作成し印刷するフローチャートである。 掲示場所色情報に基づいてテンプレートを絞込むフローチャートである。 掲示場所色情報を指定するユーザインタフェース400を示す図である。 閾値を調整することができるユーザインタフェース500を示す図である。 テンプレートのサムネイル画像601を並列に表示した例を示す図である。 光源照度に基づいてテンプレートを絞込む動作のフローチャートである。 ユーザインタフェース800を示す図である。 実施形態2である情報処理装置900を示すブロック図である。 実施形態2においてテンプレートを絞込む動作のフローチャートである。 実施形態3である情報処理装置1100のブロック図である。 実施形態3においてテンプレート絞込みの動作のフローチャートである。
本発明の実施形態の一例を以下に示す。以下の実施形態では、色情報として、各色8bitのRGB値を扱うが、本発明では、色情報としてRGB表色系やCMYK表色系などで表現されるカラー画像データを用いるようにしてもよい。
なお、実施形態の中で説明している特徴が、本発明に必須であるとは限らない。
実施形態1
実施形態1は、掲示予定場所における環境情報に基づいて、テンプレートを絞込む実施形態である。
図1は、実施形態1に係る情報処理装置100を示すブロック図である。情報処理装置100として汎用的なパーソナルコンピュータを採用可能である。
CPU(Central Processing Unit)101は、各部への処理指示や各種データ、以下に示す処理を含む各種情報処理を行い、システム全体を制御する。この制御は、予めプログラミングされたソフトウェアに従って行われ、このプログラムは、不揮発性メモリやハードディスクで構成されているプログラム格納部102に記憶されている。表示部103は、液晶モニタなどであり、ユーザに対して操作指示/結果を表示する。
キーボード104は、掲示印刷画像を作成する際に文字等を入力するために用いられる。ポインティングデバイス105は、各種操作におけるユーザの意思を入力するためのものであり、マウスなどを含む。ユーザによる入力はキーボード104、ポインティングデバイス105の他、タッチパネルなどによるタッチ入力などとしてもよい。環境情報入力部109は、印刷画像の掲示予定場所の環境光情報を入力する。
テンプレート格納部111は、ハードディスクなどの記憶装置によって構成され、用途別に予め作られたテンプレートを複数格納している。テンプレートには、文字情報のレイアウト情報、差込画像のレイアウト情報、クリップアートなどのグラフィック画像のレイアウト情報、背景色情報などを含め掲示印刷画像のデザインに関わる情報が記述されている。
また、上記テンプレートの文字情報のレイアウト情報には、仮の文字情報が記述され、差込画像のレイアウト情報には、仮の差込画像情報を示す情報が記述され、グラフィック画像のレイアウト情報には、仮のクリップアートを示す情報が記述されている。掲示印刷画像の編集作業時に表示する画像は、デザインの仮の状態を容易に確認できるように作られている画像である。
テンプレート色情報生成部110は、テンプレート格納部111に格納されているテンプレートに基づいて、当該テンプレートで使用される色を示す色情報を生成する。テンプレート選択部108は、環境情報とテンプレート色情報とに基づいて、掲示予定場所に適したテンプレートを選択することにより掲示予定場所で掲示が行われる掲示印刷画像の作成のための使用が推奨されるテンプレートを特定する。
テンプレート編集部107は、テンプレートを編集するものであり、テンプレート構成要素に対するリサイズ、移動、回転や、テキスト編集などが可能である。なお、上記テンプレート構成要素は、テキスト領域の枠、画像のレイアウト情報、絵、文字、数字等である。テンプレート編集部107は、テンプレート格納部に格納されたテンプレートに基づいて、新規に配色及びレイアウトした第2のテンプレート作成を行う。印刷部106は、インクジェットプリンタ、レーザープリンタなどであり、ユーザが編集した掲示印刷画像を印刷する。印刷部106は情報処理装置100と一体的に構成されたものとしてもよいし、別体とし、互いに通信可能に構成されたものとしてもよい。テンプレート編集部107、テンプレート選択部108、環境情報入力部109、テンプレート色情報生成部110は、デザイン編集用アプリケーションソフトウェアによって実現される処理機能を示す。
図2は、実施形態1において、掲示印刷画像を作成し、印刷する一連の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートはプログラム格納部102に格納されているプログラムをCPU101が実行することによりなされる処理の流れを示す。デザイン編集用アプリケーションソフトウェアが起動されるとこのフローチャートの処理が実行される。
S201で、表示部103に表示されている表示内容に従ったユーザによるキーボード104、ポインティングデバイス105の操作に基づきデザインの用途を示す情報を入力する。例えば、プレゼンテーション用途、ポスター用途、商品メニュー用途、警告ポスター用途などの情報を入力する。この情報に基づいて、テンプレート選択部108はテンプレート格納部111に予め格納されている複数のテンプレート群の中から、指定された用途に対応する1以上のテンプレートを選択する。
S202で、テンプレート選択部108は印刷結果物の掲示場所の環境情報に応じてテンプレートを絞込む。この絞込みの詳細については、図3以下で説明する。環境情報入力部109はユーザによる操作によって指示された掲示予定場所の環境情報を入力する。この環境情報と、S201によって選択されたテンプレートのテンプレート色情報とに基づいて、掲示予定場所に適したテンプレートを選択し、絞込み、この絞り込んだ結果を、表示部103に表示する。具体的には、絞り込まれたテンプレート縮小画像を表示する。絞り込まれたテンプレートが複数あればそれぞれに対応した複数の縮小画像を並べて表示する。
S203では、テンプレート選択部108はS202で絞り込まれたテンプレートの中から、ユーザの指示に基づき1つを決定する。
S204では、テンプレート編集部107は、ユーザの指示に基づきS203で選択したテンプレートについて編集を行う。テンプレートに対する編集の状況は、表示部103に逐次表示され、ユーザは、表示部103を確認しながら作業する。ユーザは、表示部103を確認しながら、テンプレート構成要素に対するリサイズ、移動、回転などのレイアウト編集や、文字編集などを実行し、掲示印刷画像のデザインを決定する。
S205で、CPU101は、決定された掲示印刷画像について、印刷部106における各種設定を行い、印刷部106に印刷媒体上への印刷を指示し印刷させる。
図3は、S202の処理の詳細を示すフローチャートである。
S301で、環境情報入力部109は、掲示予定場所の色情報を指定させるためのユーザインタフェース(UI)400を表示部103に表示させる。
図4は、UI400の例を示す図である。
UI400として、例えば、図4に示すように、代表色(例えば壁の代表的な色である白、グレイ、アイボリー)を集めたカラーパレット401の中から、所望の色情報をユーザに指定させる。ユーザは、掲示場所の背景の色(例えば建物の壁、掲示板の色など)を参照し、カラーパレット401の中から最も近い色を指定する。プレビュー402には、指定した色を拡大表示し、指定色をユーザが確認しやすいように表示する。
S302で、環境情報入力部109はユーザが指定したカラーパレット401の色情報のRGB値を入力し、そのRGB値を示すデータをメモリに保持する。
S303で、テンプレート色情報生成部110は、S201で選択されたテンプレートから、テンプレートで使用されている色を表す色信号(RGB値)を読み込む。テンプレートがラスター画像で構成されていれば、画像の各ピクセルからRGB値を読み込む。テンプレートがベクター画像を含むものであれば、ベクター画像をラスター画像としてレンダリング(画像化)してからRGB値を読み込む。RGB値を読み込む場合、画像の全ピクセルから読み込むようにしてもよく、また、テンプレートの構成要素(例えば、テキスト、写真、背景など)のピクセルだけを読み込むようにしてもよい。後者の場合、掲示した際に目立たせたい構成要素のピクセルを読み込むようにすればよい。読み込んだRGB値を格納し、ピクセルごとにRGB値を読み出せるようにしておく。また、テンプレートで使用されている色の情報が特定できればこれら以外の方法でも構わない。
続いて、S304で、テンプレート色情報生成部110は、S303で読み込んだ色信号に基づいて、テンプレートの代表値であるテンプレート色情報を生成する。テンプレートのRGB値の相加平均値、相乗平均値、加重平均値、または中央値等を、テンプレートの代表値とすることが可能である。なお、生成した色情報を、テンプレートと対応付けて、ハードディスクなどの記憶装置に記憶させ、次回の色情報生成の際は、当該記憶装置から読み込むようにすれば、色情報の生成処理が早くなる。
S305で、テンプレート選択部108は、掲示場所色情報とテンプレート色情報との色差を算出し、閾値以上であるかを判定する。色差を算出する場合、例えば、次の式(1)を用いて色差を算出する。
√((Rp−Rt)2 +(Gp−Gt)2 +(Bp−Bt)2) ・・・・・・式(1)
なお、Rp、Gp、Bpは、掲示場所色情報のRGB値であり、Rt、Gt、Btは、テンプレート色情報のRGB値である。
S305において上記式(1)で算出した色差が閾値以上であると判定されると、S306で、閾値以上であるテンプレートを、表示対象として選択する。S307で、色差が閾値以上であるテンプレート(選択されたテンプレート)を表示部103に表示させる。
図6は、テンプレートのサムネイル画像601を並列に表示した例を示す図である。色差が閾値以上である複数のテンプレートを表示する場合、例えば、図6に示すように、テンプレートのサムネイル画像601を並列に表示すれば、ユーザが見比べやすい。
一方、上記式(1)で算出した色差が閾値未満であると判断した後に、S308で、全てのテンプレートについて処理されたと判断されると、処理を終了し、処理していないテンプレートがあれば、S303に戻って次のテンプレートに対する処理を行う。
図5は、閾値を調整することができるUI500を示す図である。
UI500は、掲示場所色情報とテンプレート色情報との色差に関する閾値を、スライダ501によって複数段階で変更可能である。UI500を介して設定された閾値に応じて、テンプレートの選択基準を調整する。上記閾値として、ユーザが指定するものに代え、予め定めた値を用いてもよい。上記閾値を調整する場合、UI500を表示し、このUI500を介して、上記閾値をユーザに設定させる。
以上説明したように、掲示場所色情報とテンプレート色情報との色差が閾値以上のテンプレートを選択して表示させる。これによって、掲示予定場所の色合いに適したテンプレートを特定し、掲示した際に目立つ掲示印刷画像を容易に作成することができる。
図3に示すフローチャートでは、掲示場所色情報とテンプレート色情報との色差に基づいて、テンプレートを絞込むが、これ以外の方法としてもよい。例えば、掲示場所色情報の補色を、次の式(2)〜式(4)で求め、求めた補色に近い色のテンプレートを絞込むようにしてもよい。
Rc=255−Rp ・・・・・・式(2)
Gc=255−Gp ・・・・・・式(3)
Bc=255−Bp ・・・・・・式(4)
なお、RcGcBcは、掲示場所色情報の補色のRGB値であり、Rp、Gp、Bpは、掲示場所色情報のRGB値である。
また、図3における環境情報の入力として掲示場所の色情報とするものに代え、光源照度を入力し、この光源照度に基づいてテンプレートを絞込むようにしてもよい。図7はこの場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すフローチャートが、図3に示すフローチャートと異なる点は、図3において、S301、S302、S305の代わりに、S701、S702、S706を実行する点と、S705を加えた点とである。
以下、図7に示すフローチャートの動作を、図1に示すブロック図と共に説明する。図8は、光源照度を入力するためのUI800を示す図である。
S701で、環境情報入力部109は、光源情報として光源照度を入力可能なUI800を表示部103に表示させる。UI800は、例えば入力ボックス801に光源照度を数値で入力させるものである。ユーザは、照度計などを用いて、光源照度を測定するなどして得た測定値などをUI800に入力する。
S702で、環境情報入力部109は、ユーザによって指定された光源照度を入力し、その光源照度を示すデータをメモリに保持する。
S705で、テンプレート選択部108は、光源照度に応じて、掲示した際に目立つ色である適合色情報を決定する。光源照度に応じた視覚特性として、プルキンエ現象(光源照度が低いと青が目立ち、逆に光源照度が高いと赤が目立って見える現象)が知られている。本実施形態では、この原理を利用し、光源照度が閾値未満であれば、青(R:0、G:0、B:255)を、適合色情報として決定し、光源照度が閾値以上であれば、赤(R:255、G:0、B:0)を適合色情報として決定する。この閾値は、プルキンエ現象による視覚変化が起きるとされる10lx(ルクス)程度に設定するとよい。
S706で、テンプレート選択部108は、掲示した際に目立つ色である適合色情報とテンプレート色情報との色差を算出し、この算出された色差が閾値以下であるかを判定する。色差を算出する場合、図3のS305で述べた手法に倣った手法などを用いればよい。
S706において上記色差が閾値以下であると判定されると、S707で、閾値以下であるテンプレートを、表示対象として選択する。S708で、色差が閾値以下であるテンプレート(選択されたテンプレート)を、表示部103に表示させる。
S706で色差が閾値より大きいと判断され、しかもS709で全てのテンプレートについての処理を終了したと判断されれば、テンプレート絞込みの処理を終了する。
上記のように、図7に示す処理によれば、掲示場所の光源照度に応じて、掲示した際に目立つ色である適合色情報を決定する。そして、適合色情報とテンプレート色情報との色差が閾値以下であるテンプレートを選択する。このようにすることによって、掲示予定場所の光源下において目立つ色を使用したテンプレート(掲示予定場所の光源に適した色情報を有するテンプレート)を特定することができる。
なお、光源情報として光源照度の代わりに色温度を使用してもよく、また両者を使用してもよい。また、掲示場所の光源に関する情報としてこれら以外の情報を用いてもよい。
実施形態2
実施形態2は、環境情報として掲示予定場所を撮影した撮影画像を入力し、撮影画像に基づいて掲示予定場所の色情報を生成し、テンプレートを絞込む。
図9は、実施形態2である情報処理装置900を示すブロック図である。実施形態2が、実施形態1と異なる点は、撮影装置907と掲示場所色情報生成部910とを有する点である。
撮影装置907は、例えば、デジタルカメラなど、画像撮影可能な装置であり、ユーザの操作によって掲示予定場所の撮影を行う。また、撮影装置907は、CPU901の指示によって、撮影画像などの各種データのやりとりを実行する。撮影装置907は情報処理装置900に内蔵されるものとしてもよいし、情報処理装置900とは別体の装置とし、情報処理装置900にI/F部(有線または無線)を介して接続されるものとしてもよい。また、撮影画像をCPU901が取得できさえすれば、撮影装置907が情報処理装置900に内蔵または接続されていなくともよく、可搬メモリ等を介して撮影画像が取得されるものとしてもよい。
掲示場所色情報生成部910は、掲示予定場所を撮影した画像に基づいて、掲示場所色情報を生成する。
次に、実施形態2の動作について、図9に示すブロック図と共に説明する。
図10は、実施形態2において、テンプレートを絞込む動作を示すフローチャートである。実施形態2の動作が、実施形態1の動作と異なる点は、図3に示すフローチャートにおいて、S301、S302を実行する代わりに、S1001、S1003を実行する点である。
S1001で、環境情報入力部911は、掲示予定場所の撮影画像を指定可能なUIを表示部903に表示させる。このUIとして、例えば、画像ファイル名を指定するインタフェースや、画像サムネイルを指定するインタフェースを使用する。またさらに指定した撮影画像から掲示予定の場所に対応する領域を指定させるようにしてもよい。
S1002で、ユーザが撮影画像を指定したら、環境情報入力部911は、指定された撮影画像を読み込み、これを解析することによって特定した撮影画像のRGB値を格納し、ピクセルごとにRGB値を読み出せるようにする。このとき、掲示場所の領域が特定できる場合はその領域についてこの処理を行う。
S1003で、掲示場所色情報生成部910は、環境情報入力部911が読み込んだ撮影画像のRGB値に基づいて、掲示場所色情報を生成する。掲示場所色情報を生成する場合、撮影画像の代表値を、S304で述べたように求める。
S1004〜S1009の処理はS303〜S308と同様に行えばよく、ここでの説明は省略する。また、適宜前述の実施形態と同様に他の処理を行うものとしてもよい。
以上説明したように、実施形態2によれば、撮影装置で撮影した掲示場所の撮影画像に基づいて掲示場所色情報を生成する。そして、この掲示場所色情報と所定以上の色差があるテンプレートを特定し、それを用いて掲示印刷画像を作成することができる。これによって、実際の掲示場所の撮影画像に基づき、当該掲示場所で掲示した際に目立つ掲示印刷画像を容易に作成することが可能となる。
実施形態3
実施形態3は、掲示印刷画像の印刷に用いる用紙等の印刷媒体の色情報に基づいて、テンプレートを特定する。
図11は、実施形態3である情報処理装置1100を示すブロック図である。実施形態3の構成が、実施形態1の構成と異なる点は、実施形態1において、印刷媒体色情報入力部1112が付加された点である。
印刷媒体色情報入力部1112は、掲示印刷画像の印刷に用いる印刷媒体の地色の色情報を入力する。
以下、実施形態3の動作を、図11に示すブロック図と共に説明する。図12は、実施形態3における処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態3のフローチャートが、実施形態1のフローチャートと異なる点は、S301、S302、S304の代わりに、S1201、S1202、S1204を実行する点である。
S1201で、掲示場所色情報と印刷媒体色情報を指定するUIを、表示部1103に表示させる。掲示場所色情報を指定するUIとして、例えば図4に示すように、カラーパレット401の中から色を指定させる。印刷媒体色情報を指定するUIとして、例えば上記と同様に、カラーパレット401を用いる。この場合、ユーザは、掲示印刷画像を印刷する印刷媒体(例えば印刷用紙など)の色を参照し、カラーパレット401の中から最も近い色を指定する。
S1202で、ユーザが色情報を指定したら、環境情報入力部1109と印刷媒体色情報入力部1112とが、指定されたカラーパレット401のRGB値を入力し、そのRGB値を示すデータをメモリに保持する。S1203でS303と同様にテンプレートの色信号を読み込む。
S1204で、テンプレート色情報生成部1111は、読み込まれたテンプレート色信号と印刷媒体色情報とに基づいて、テンプレート色情報を生成する。テンプレート色情報を生成する場合、実施形態1と同様に、テンプレートの代表値を求める。ただし、実施形態3では、テンプレート色情報を生成する前に、印刷媒体色情報を用いて、テンプレート色信号を変換する。変換処理は、テンプレート色信号に、印刷媒体の色を掛け合わせ、実際に印刷媒体に印刷した際の色をシミュレートするように変換する。この変換処理では、例えば、次の式(5)〜式(7)によって変換する。
Ro=Rt×Rm÷255 ・・・・・・式(5)
Go=Gt×Gm÷255 ・・・・・・式(6)
Bo=Bt×Bm÷255 ・・・・・・式(7)
なお、RoGoBoは、変換後のRGB値であり、RtGtBtは、テンプレート色信号のRGB値であり、RmGmBmは、印刷媒体色情報のRGB値である。この変換を、テンプレート画像の各ピクセルに施すことによって、印刷媒体色情報を反映させたテンプレート画像を作成することができる。続いて、作成したテンプレート画像に基づいて、テンプレートの代表値を求める。テンプレートの代表値として、例えば、テンプレート画像のRGB値の相加平均値、相乗平均値、加重平均値、または中央値を使用する。S1206におけるテンプレート選択の際に使用できるように、生成したテンプレート色情報(代表値)を保持する。
S1205〜S1208の処理はS305〜S308と同様に行えばよく、ここでの説明は省略する。また、適宜前述の実施形態と同様に他の処理を行うものとしてもよい。また、印刷媒体の色情報の入力に際し、印刷媒体の種類(普通紙、再生紙、コート紙など)とそれらの色情報を対応付けたテーブルを用意し、ユーザには印刷媒体の種類を指定させ、それに応じた色情報を特定するものとしてもよい。
以上説明したように、実施形態3では、掲示印刷画像の印刷に用いる印刷媒体の色も考慮してテンプレートを選択することができる。従って掲示印刷画像の印刷に用いる印刷媒体の色に応じて目立つ掲示印刷画像を容易に作成することができる。
なお、以上の説明では入力された環境情報や印刷媒体などの情報に基づき予め用意されているテンプレート群の中から入力された情報に基づいた色情報を有するテンプレートを選択することによって推奨される色のテンプレートを特定するものとした。しかしながら、これに限ることなく、入力された情報に基づいた色情報を有するテンプレートをテンプレート編集部107によって新規に作成し、当該テンプレートを特定するようにしてもよい。
その他の実施形態
上述した各実施形態の機能を実現するためには、上述した機能の一部または全部を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或は装置に提供するようにしてもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が、記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、上述した各実施形態の機能を実現する。また上述した機能の一部または全部を行うためのASICなどのハードウェアによって実現するようにしてもよい。

Claims (11)

  1. 掲示印刷画像の掲示予定場所における環境情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された環境情報に基づく色情報を有するテンプレートを、掲示印刷画像を作成するためのテンプレートとして特定する特定手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、複数のテンプレートが格納された記憶装置から前記入力手段により入力された環境情報に基づく色情報を有するテンプレートを選択することにより掲示印刷画像を作成するテンプレートを特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記入力手段により入力された環境情報に基づく色情報を有するテンプレートを生成し、当該生成されたテンプレートを、掲示印刷画像を作成するテンプレートを特定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記入力手段は、環境情報として掲示予定場所の色情報を入力し、前記特定手段は、前記入力手段で入力された色情報と所定の色差のある色情報を有するテンプレートを特定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記入力手段は、環境情報として掲示予定場所の光源に関する光源情報を入力し、前記特定手段は、前記入力手段で入力された光源情報に基づく光源に適した色情報を有するテンプレートを特定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記入力手段は、光源情報として、掲示予定場所の光源の明るさ、色温度のうちの少なくとも1つを入力することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記入力手段は、掲示予定場所の撮影画像を解析することによって特定された環境情報を入力することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 掲示印刷画像を印刷する印刷媒体の情報を入力する第2入力手段を有し、
    前記特定手段は、前記入力手段で入力された環境情報及び前記第2入力手段で入力された情報に基づきテンプレートを特定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2入力手段は、印刷媒体の色情報を入力することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 掲示印刷画像の掲示予定場所における環境情報を入力する入力工程と、
    前記入力工程において入力された環境情報に基づく色情報を有するテンプレートを、掲示印刷画像を作成するためのテンプレートとして特定する特定工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  11. コンピュータを、
    掲示印刷画像の掲示予定場所における環境情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された環境情報に基づく色情報を有するテンプレートを、掲示印刷画像を作成するためのテンプレートとして特定する特定手段と、
    して機能させるための前記コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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