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JP6019417B2 - 半導体基板の割断方法及び太陽電池の割断方法並びに太陽電池 - Google Patents

半導体基板の割断方法及び太陽電池の割断方法並びに太陽電池 Download PDF

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Description

本発明は、半導体基板を折り曲げることにより割断する半導体基板の割断方法及び太陽電池の割断方法並びに太陽電池に関する。
従来、太陽電池に用いられる半導体基板として、インゴット状単結晶シリコンを薄く切断した単結晶シリコン基板が用いられている。インゴット状単結晶シリコンは、チョクラルスキー法(CZ法)や浮遊帯域融解法(FZ法)により作製され、種子結晶と同じ結晶方位を有する。
単結晶シリコン基板を太陽電池の半導体基板として使用する場合には、太陽電池モジュールの受光面積を大きくするために、円板形の単結晶シリコン基板を多角形に分割して使用する(例えば、特許文献1)。具体的には、レーザーまたはダイシングソーなどにより単結晶シリコン基板に複数の分割溝を形成した後に、分割溝に沿って折り曲げることにより、単結晶シリコン基板を割断する方法が採用されている。
特開平9−148601号公報
ここで、シリコンはダイヤモンド結晶構造を有するため、例えば(100)面を有する単結晶シリコン基板は、(011)面と(0−1−1)面との2つの劈開面を有する。単結晶シリコン基板は、劈開面と平行な面に沿って割れやすい性質を有する。従って、分割溝に沿って折り曲げることにより割断する場合、劈開面と平行に形成された分割溝を割断するために必要な力は、劈開面と平行に形成されていない分割溝を割断するために必要な力よりも小さい。即ち、一部の分割溝が劈開面と平行に形成されている場合には、全ての分割溝に均一な力をかけることができない。
このような不均一な力が単結晶シリコン基板にかかると、単結晶シリコン基板の一部に応力が集中し、単結晶シリコン基板に割れが生じるという問題があった。また、このような問題は、単結晶シリコン基板に限らず、GaAsなどの閃亜鉛鉱型構造を有するIII-V族化合物半導体基板においても同様であった。
そこで、本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、半導体基板を割断する際に、全ての分割溝に均一な力を加える半導体基板の割断方法及び太陽電池の割断方法並びに太陽電池を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴に係る半導体基板の割断方法は、半導体基板上に、所定の深さを有する分割溝を形成する工程と、前記分割溝に沿って前記半導体基板を折り曲げることにより、前記分割溝に沿って前記半導体基板を割断する工程とを備え、前記分割溝は、前記半導体基板の劈開面と平行ではないことを要旨とする。
本発明の第1の特徴に係る半導体基板の割断方法によれば、半導体基板の劈開面と平行にならないように分割溝を形成し、分割溝に沿って半導体基板を折り曲げることにより、
分割溝に沿って半導体基板を割断する。従って、分割溝が半導体基板の劈開面と平行ではないため、半導体基板を割断する際に、全ての分割溝に均一な力を加えることができる。即ち、半導体基板を割断する際に、半導体基板の一部に応力が集中しない。その結果、半導体基板は割れを生じることなく割断されるため、半導体基板の分割工程における歩留まりを向上することができる。
本発明の第2の特徴に係る太陽電池の割断方法は、半導体基板を用いた半導体pn接合又は半導体pin接合を有する光電変換部を形成する工程と、前記光電変換部上に所定のパターンで集電電極を形成する工程と、前記光電変換部上に、所定の深さを有する分割溝を、前記所定のパターンに応じて形成する工程と、前記分割溝に沿って前記光電変換部を折り曲げることにより、前記分割溝に沿って前記光電変換部を割断する工程とを備え、前記分割溝は、前記半導体基板の劈開面と平行ではないことを要旨とする。
本発明の第3の特徴に係る太陽電池は、半導体基板を用いた半導体pn接合又は半導体pin接合を有する光電変換部と、前記光電変換部上に所定のパターンで形成された集電電極とを備え、前記光電変換部の側面は、折り曲げることにより割断された割断面を含んでおり、前記割断面は、前記半導体基板の劈開面と平行ではないことを要旨とする。
本発明によれば、半導体基板を割断する際に、全ての分割溝に均一な力を加える半導体基板の割断方法及び太陽電池の割断方法並びに太陽電池を提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
〈太陽電池モジュールの構成〉
図1及び図2を用いて本実施形態に係る太陽電池モジュール100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る太陽電池モジュール100の断面図である。図2は、本実施形態に係る太陽電池101の拡大断面図である。なお、図2においては、下方面を太陽電池101の受光面として示している。
太陽電池モジュール100は、太陽電池101、配線材102、封止材103、受光面側保護材104、及び裏面側保護材105を備える。
太陽電池101は、図2に示すように、光電変換部10、受光面側集電電極6及び裏面側集電電極7とを備える。
光電変換部10は、受光によりキャリアを生成する。キャリアとは、光が光電変換部10に吸収されることにより生成される一対の正孔と電子をいう。本実施形態に係る光電変換部10は、半導体pin接合を基本構造として有する。具体的には、光電変換部10は、n型単結晶シリコン基板1、i型非晶質シリコン層2i、p型非晶質シリコン層2p、透明導電膜3、i型非晶質シリコン層4i、n型非晶質シリコン層4n及び透明導電膜5を備える。n型単結晶シリコン基板1の受光面(下方面)側には、i型非晶質シリコン層2iと、p型非晶質シリコン層2pと、透明導電膜3とが順次積層されている。また、n型単結晶シリコン基板1の裏面(上方面)側では、i型非晶質シリコン層4iと、n型非晶質シリコン層4nと、透明導電膜5とが順次積層されている。
ここで、本実施形態に係る光電変換部10の側面は、折り曲げることにより割断された割断面を含んでおり、割断面は、n型単結晶シリコン基板1の劈開面と平行ではない。このような割断面は、本発明の特徴的部分に係るため、割断面を形成するための割断方法について後に詳述する。
受光面側集電電極6は、透明導電膜3の受光面上に、櫛形状に形成されている。裏面側集電電極7は、透明導電膜5の裏面上に、櫛形状に形成されている。受光面側集電電極6及び裏面側集電電極7は、光電変換部10が受光により生成する光生成キャリアを収集する。
以上のような構成の太陽電池101を備える太陽電池モジュール100は、HIT型太陽電池モジュールと呼ばれる。太陽電池101は、配線材102によって互いに電気的に接続されている。
封止材103は、配線材102によって互いに電気的に接続された複数の太陽電池101を封止している。封止材103は、EVA(エチレン・ビニル・アセチレート)やPVB(ポリ・ビニル・ブチラール)などの樹脂材料を用いて形成することができる。
受光面側保護材104は、太陽電池101が吸収できる波長の光の大半を透過させる部材を用いて構成される。受光面側保護材104として、ガラスやプラスチック等を用いることができる。
裏面側保護材105は、PET(ポリエチレンテレフタラート)等の樹脂フィルム、アルミナ等の金属酸化物の蒸着膜が形成された樹脂フィルム、アルミ箔等の金属フィルム、もしくは、これらを積層したフィルムである。
〈太陽電池モジュール100の製造方法〉
本実施形態に係る太陽電池モジュール100の製造方法について説明する。まず、インゴット状n型単結晶シリコンを薄く切断した円板形の(100)面を有するn型単結晶シリコン基板1を準備する。ここで、n型単結晶シリコン基板1は、図3に示すように、基準線αにより示されている第1劈開面((011)面)と、基準線βにより示されている第2劈開面((0−1−1)面)とを有する。また、基準線αと基準線βとは直交する。
次に、n型単結晶シリコン基板1をアルカリ水溶液で異方性エッチング加工することにより、表面に微細な凹凸を形成する。また、n型単結晶シリコン基板1の表面を洗浄して、不純物を除去する。
次に、RFプラズマCVD法等の気相成長法を用いて、n型単結晶シリコン基板1の受光面上に、i型非晶質シリコン層2i、p型非晶質シリコン層2pを順次積層する。同様に、n型単結晶シリコン基板1の裏面上に、i型非晶質シリコン層4i、n型非晶質シリコン層4nを順次積層する。
次に、マグネトロンスパッタ法を用いて、p型非晶質シリコン層2pの受光面上に、ITO膜(透明導電膜3)を形成する。同様に、n型非晶質シリコン層4nの裏面上に、ITO膜(透明導電膜5)を形成する。以上により、円板形のn型単結晶シリコン基板1を用いたpin接合を有する円板形の光電変換部10が形成される。
次に、スクリーン印刷法、オフセット印刷法等の印刷法を用いて、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを、ITO膜(透明導電膜3)の受光面上において、櫛形状に形成する。こ
れにより、光電変換部10の受光面上に、受光面側集電電極6が形成される。同様に、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを、ITO膜(透明導電膜3)の裏面上において、櫛形状に形成する。これにより、光電変換部10の裏面上に、裏面側集電電極7が形成される。図3に示すように、裏面側集電電極7は、基準線α及び基準線βと平行ではないように形成されている。図3は、光電変換部10の裏面に形成された裏面側集電電極7を示している。なお、受光面側集電電極6は、光電変換部10の受光面上に、裏面側集電電極7と略対称的に形成されている(不図示)。
次に、銀ペーストを所定条件で加熱して溶剤を揮発させた後、さらに加熱して本乾燥する。以上により、円板形の太陽電池101が製造される。
次に、裏面側集電電極7が形成された櫛形状のパターンに応じて、光電変換部10の裏面側に分割溝を形成し、分割溝に沿って光電変換部10を割断する。本実施形態では、裏面側集電電極7が形成された櫛形状のパターンに応じて、光電変換部10を割断することにより4分割する。なお、割断方法は、本発明の特徴的部分に係るため後に詳述する。
次に、一の太陽電池101の受光面上に形成された受光面側集電電極6と、隣接する他の太陽電池101の裏面上に形成された裏面側集電電極7とを、タブ(配線材102)により電気的に接続する。
次に、ガラス基板(受光面側保護材104)上に、EVAシート(封止材103)、タブにより接続された複数の太陽電池101、EVAシート(封止材103)及びPETフィルム(裏面側保護材105)を順次積層して積層体とする。
次に、積層体を、真空雰囲気において加熱圧着することにより仮圧着した後、所定条件で加熱することによりEVAを完全に硬化させる。
以上により、太陽電池モジュール100が製造される。なお、太陽電池モジュール100には、端子ボックスやAlフレーム等を取り付けることができる。
〈太陽電池101の割断方法〉
次に、図面を用いて、太陽電池101の割断方法について詳細に説明する。図4は、太陽電池101の裏面に形成された分割溝8を示す。図5は、図4のA−A部分拡大図である。図6は、図4のB−B断面の拡大図である。
まず、太陽電池101の裏面側から、YAGレーザー等を用いてレーザー光を照射することにより分割溝8を形成する。YAGレーザーの照射条件としては、第2高調波の波長が400nm以上、周波数1kHz〜50kHz、光径20〜200μm、出力1〜25Wとすることができる。このような照射条件を用いることにより、レーザー光の光径と略同等の幅を有する分割溝8が形成される。
ここで、本実施形態に係る分割溝8は、図4に示すように、基準線α及び基準線βと平行にならないように形成されされている。即ち、分割溝8は、n型単結晶シリコン基板1の第1劈開面((011)面)及び第2劈開面((0−1−1)面)と平行ではない。
具体的に、分割溝8aは、図5に示すように、基準線αの平行線である基準線α´に対して角度γ(15度)の傾きを有し、基準線βに対して角度δ(75度)の傾きを有する。また、分割溝8bは、基準線α´に対して角度φ(15度)の傾きを有し、基準線βに対して角度ε(75度)の傾きを有する。このように、全ての分割溝8が、基準線α及び基準線βに対して傾きを有している。なお、基準線α及び基準線βに対する分割溝8の傾
きの大きさは、任意に設定することができる。また、分割溝8は、基準線α及び基準線βに対して任意の大きさの傾きを有していればよく、光電変換部10上に形成された裏面側集電電極7のパターンに応じて任意の位置に形成することができる。
本実施形態に係る分割溝8は、図6に示すように、光電変換部10の厚みT(140μm〜190μm)に対して、裏面側からの深さd(60μm〜80μm)を有する。分割溝8の深さdは、これに限らず任意に設定することができるが、p型非晶質シリコン層2pにまで達しないことが好ましい。
次に、分割溝8に沿って光電変換部10を折り曲げることにより、分割溝8に沿って光電変換部10を割断する。
具体的には、まず、図7に示すように、太陽電池101を載置台20とプレス部材30との間に固定して、割断刃40を下方に移動させることにより、分割溝8(分割溝8d及び8eを除く)に沿って光電変換部10を割断する。即ち、光電変換部10の外周部分を下方向に折り曲げることにより、光電変換部10を割断する。なお、載置台20、プレス部材30及び割断刃40は、図8(a)乃至(c)に示すように、平面視において分割溝8(分割溝8d及び8eを除く)と同形状・略同寸法である。以上により、太陽電池101は外周部分が割断され、図9に示すような多角形状に形成される。
続いて、光電変換部10を、分割溝8d及び8eに沿って折り曲げることにより、分割溝8d及び8eに沿って光電変換部10を割断する。分割溝8d及び8eに沿った光電変換部10の割断は、光電変換部10を折り曲げることにより行われ、折り曲げる順序に限定はない。例えば、分割溝8dに沿って割断することにより光電変換部10を2分割した後に、それぞれを分割溝8eに沿って割断する。その結果、太陽電池101は、図10に示すように4分割される。
このように形成された太陽電池101をタブにより電気的に接続して太陽電池モジュール100を製造する。
〈作用及び効果〉
本実施形態に係る太陽電池の割断方法によれば、n型単結晶シリコン基板1の第1劈開面((011)面)及び第2劈開面((0−1−1)面)と平行にならないように分割溝8を形成する。また、分割溝8に沿って光電変換部10を折り曲げることにより、分割溝8に沿って光電変換部10を割断する。
このように、分割溝8がn型単結晶シリコン基板1の劈開面と平行ではないため、光電変換部10を割断する際に、全ての分割溝8に均一な力を加えることができる。即ち、光電変換部10を割断する際に、n型単結晶シリコン基板1の一部に応力が集中することはない。
従って、n型単結晶シリコン基板1に割れを生じることなく光電変換部10を割断することができため、太陽電池101の分割工程における歩留まりを向上することができる。〈その他の実施形態〉
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記の実施形態では、n型単結晶シリコン基板1を用いたが、p型単結晶シリコン基板を用いることができる。この場合には、p型単結晶シリコン基板の受光面側にi
型非晶質シリコン層と、n型非晶質シリコン層とを順次積層し、p型単結晶シリコン基板の裏面側にi型非晶質シリコン層と、p型非晶質シリコン層とを順次積層すればよい。
また、上記の実施形態では、n型単結晶シリコン基板1を用いたが、化合物半導体基板を用いることができる。例えば、GaAs基板を用いる場合には、GaAs基板の第1劈開面((110)面)及び第2劈開面((1−10)面)と平行にならないように分割溝8を形成すればよい。
また、上記の実施形態では、光電変換部10が、n型単結晶シリコン基板1を用いた半導体pin接合を有する場合について説明したが、光電変換部10は、半導体基板を用いた半導体pn接合を有していてもよい。この場合、n型又はp型の結晶系半導体基板の表面に、p型又はn型のドーパントをドープすることによりpn接合を形成することができる。
また、上記の実施形態では、n型単結晶シリコン基板1を用いた太陽電池101の割断方法について説明したが、太陽電池以外の半導体基板にも適用することができる。
また、上記の実施形態では、受光面側集電電極6及び裏面側集電電極7を櫛形状に形成したが、これらの形成パターンは任意に設計することができる。
また、上記の実施形態では、円板形の太陽電池101を割断することにより4分割したが、割断後の太陽電池101の形状に限定はない。従って、分割溝8の形成パターンについても、上記の実施形態において説明したものには限られない。
また、上記の実施形態では、割断装置を用いて円板形の太陽電池101の外周部分を一括して割断したが、必ずしも一括に割断しなくてもよく、例えば、平行に形成された分割溝同士を一組ずつ割断することができる。
実施形態に係る太陽電池を備える太陽電池モジュールの断面図である。 実施形態に係る太陽電池の断面図である。 実施形態に係る太陽電池の平面図である。 実施形態に係る太陽電池の割断方法を説明するための図である(その1)。 図4のA−A部分拡大図である。 図4のB−B拡大断面図である。 実施形態に係る太陽電池の割断に使用する割断装置を示す側面図である。 図7に示す割断装置の部品を示す図である。 実施形態に係る太陽電池の割断方法を説明するための図である(その2)。 実施形態に係る太陽電池の割断方法を説明するための図である(その3)。
1…n型単結晶シリコン基板、2i…i型非晶質シリコン層、2p…p型非晶質シリコン層、3…透明導電膜、4i…i型非晶質シリコン層、4n…n型非晶質シリコン層、5…透明導電膜、6…受光面側集電電極、7…裏面側集電電極、8…分割溝、8a…分割溝、8b…分割溝、8c…分割溝、8d…分割溝、8e…分割溝、10…光電変換部、20…載置台、30…プレス部材、40…割断刃、100…太陽電池モジュール、101…太陽電池、102…配線材、103…封止材、104…受光面側保護材、105…裏面側保護材、α…基準線、β…基準線、γ…角度、δ…角度、ε…角度、φ…角度

Claims (3)

  1. 結晶半導体基板に半導体pn接合または半導体pin接合を有する光電変換部を形成する第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、前記結晶半導体基板に所定の深さを有する分割溝を形成する第2の工程と、
    前記第2の工程の後に、前記分割溝に沿って前記結晶半導体基板を折り曲げることにより、前記分割溝に沿って前記結晶半導体基板を割断する第3の工程と、
    を備え、
    前記第3の工程は、前記結晶半導体基板を載置するための載置台と、プレス部材と、割断刃を備えた割断装置を用いて前記結晶半導体基板を割断する工程を含み、
    該工程は、前記結晶半導体基板を前記載置台と前記プレス部材との間に固定し、前記割断刃を移動させて前記結晶半導体基板の外周部を前記分割溝に沿って折り曲げて割断する工程であり、
    前記分割溝の外周形状は平面視で多角形状であって、かつ、全ての前記分割溝は前記結晶半導体基板の劈開面と平行ではなく、
    前記割断装置の前記載置台、前記プレス部材、前記割断刃は、平面視において前記分割溝と略同形状かつ略同寸法である、
    太陽電池の製造方法。
  2. 請求項1に記載の太陽電池の製造方法であって、
    前記割断装置の前記載置台、前記プレス部材、前記割断刃は、平面視において前記分割溝の一部と略同形状かつ略同寸法である、
    太陽電池の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の太陽電池の製造方法であって、
    前記所定の深さの分割溝は、前記結晶半導体基板にレーザー光を照射することによって形成する、太陽電池の製造方法。
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