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JP6052850B2 - 容器用吐出器及びその工具 - Google Patents

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JP6052850B2 JP2012125446A JP2012125446A JP6052850B2 JP 6052850 B2 JP6052850 B2 JP 6052850B2 JP 2012125446 A JP2012125446 A JP 2012125446A JP 2012125446 A JP2012125446 A JP 2012125446A JP 6052850 B2 JP6052850 B2 JP 6052850B2
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Description

本発明は、シャンプーやリンス、整髪料等の内容物を収容する容器の口部に取り外し可能に取り付けられて、該内容物を吐出する容器用吐出器およびこれに用いる工具に関する。
本出願人は、従来の容器用吐出器として、店頭での陳列やホテル等の施設に据え置かれるときに、内容物が入れ替えられたり、抜き取られたりする等の悪戯を想定し、こうした不正使用を防止する対策として、容器に対するねじ付け部分にラチェット機構を設けたものを提案済みである(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−344822号公報
しかしながら、様々なニーズに応じて、新たな容器用吐出器を提案していくことが重要であることも事実である。
本発明は、不正使用による脱着が困難な安全性の高い新規な容器用吐出器を提供することを目的とする。
また、本発明は、そのような容器用吐出器の脱着に適し、容器用吐出器の脱着を容易化できる工具を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.内容物を吐出するポンプ機構と、該ポンプ機構を容器の口部に取り外し可能にねじ付ける装着筒とを備える容器用吐出器において、
上記装着筒の周面に、工具が備える嵌め合い凸部を嵌める嵌め合い凹部を設け、
上記装着筒に、該装着筒及び上記ポンプ機構に対して回転可能に抜け止め保持されるスリーブ部材を設け、
上記スリーブ部材は、上記工具の嵌め合い凸部が貫通する貫通孔を有する外筒体部と、該外筒体部に一体に繋がる内筒体部と、該内筒体部の下端から上記装着筒の天面に沿って伸延する内向きフランジとを備え、
上記ポンプ機構は、上記内向きフランジを抜け止め保持する上端部材を備えることを特徴とする容器用吐出器。
.上記1に記載の工具であって、前記嵌め合い凸部を内周面に有するとともに、前記スリーブ部材へ側方から取付ける開口部が形成された帯状をなすバンド部を有し、
該バンド部には、上記スリーブ部材の上端面に当接するプレート部が一体に設けられていることを特徴とする容器用吐出器の工具。
.前記バンド部の開口部に、前記スリーブ部材の外周面にスナップ嵌合するオーバーラップ部を設けた上記に記載の工具。
.前記嵌め合い凸部の付根部に、該付根部の周りを、その一部を残して取り囲む切欠きを設けた上記又はに記載の工具。
本発明によれば、工具の嵌め合い凸部を装着筒の嵌め合い凹部に嵌め込まなければ、装着筒を回転させることができないので、不正使用による脱着が困難な安全性の高い新規な容器用吐出器を提供することができる。
また、本発明によれば、そのような容器用吐出器の脱着に適し、容器用吐出器の脱着を容易化できる工具を提供することができる。
本発明に係る容器用吐出器の一実施形態について、容器に装着して工具を嵌合させた状態を一部断面で示す側面図である。 本発明に係る容器用吐出器の変形例について、容器に装着して工具を嵌合させた状態の要部縦断面図である。 本発明に係る容器用吐出器の工具の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る容器用吐出器の工具の変形例を示す平面図である。 本発明に係る容器用吐出器の工具の他の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明に係る容器用吐出器及びその工具の一実施形態について、詳細に説明する。
まず、本発明に係る容器用吐出器の一実施形態について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明に係る容器用吐出器の一実施形態について、容器に装着して工具を嵌合させた状態を一部断面で示す側面図である。
図中、1は容器用吐出器であり、容器用吐出器1は、ポンプ機構2、装着筒4及びスリーブ部材8からなる。また3は、容器用吐出器を装着する容器であり、5は吐出器1を容器3に装着する際に用いる工具である。
本例では、ポンプ機構2は、上端部材10、シリンダ11、吸入パイプ12、ポペット13、吸入弁13a、弾性部材14、ピストン15、ステムシャフト15a、ノズルヘッド16、排出弁17、シール部材18から構成されている。
シリンダ11には、吸入パイプ12が固定されている。シリンダ11の内側には、ポペット13が配置されている。ポペット13の内側には、吸入パイプ12を通して容器3から吸入された内容液を導入する吸入弁13aが設けられている。本例では、吸入弁13aは、3つの連結片を介して弾性保持された弾性弁13aで構成されている。また、ポペット13には、吸入弁13aから導入された内溶液をシリンダ11内に導入する開口通路r1が形成されている。開口通路r1は軸線O周りに間隔を置いて複数の箇所に形成されている。シリンダ11内には、スプリング等の弾性部材14が配置されている。弾性部材14は、ポペット13を介してピストン15を弾性支持する。ピストン15は、シリンダ11の内側に摺動可能に配置されている。ピストン15には、ステムシャフト15aが一体に設けられている。
一方、シリンダ11の外側には、軸線O周りを周回する環状のフランジ11bが一体に形成されている。なお、本例では、フランジ11bには、パッキン等の環状のシール部材18が設けられている。シール部材18は、容器用吐出器1を容器3の口部3aに取り付けたとき、容器用吐出器1と容器3の口部3aとの間を密封する。
また、フランジ11bの上部には、装着筒4の天面4bが摺動可能に保持されている。これにより、装着筒4は、ポンプ機構2に対して軸線O周りに回転することができる。装着筒4は、容器3の口部3aを周方向に取り囲む周面4aを有する。周面4aの外側には、丸穴形状の嵌め合い凹部7が形成されている。この嵌め合い凹部7には図示したように、工具5の嵌め合い凸部が嵌合可能である。嵌め合い凸部9は、本例では工具に一体成形した円柱状のボスである。周面4aの内側には、ねじ部4sが形成されている。これにより、装着筒4は、口部3aに形成したねじ部3sに対して取り外し可能にねじ付けられる。なお、本例では、周面4aの下端部には、外向きフランジ4cが形成されている。この外向きフランジ4cでスリーブ部材8を周方向で支持することで、スリーブ部材8を装着筒4に対して回転させる際の摺動抵抗を低減させている。
装着筒4の天面4bの上部には、スリーブ部材8の内向きフランジ8aが摺動可能に保持されている。これにより、スリーブ部材8は、ポンプ機構2及び装着筒4のそれぞれに対して軸線O周りに回転することができる。スリーブ部材8は、貫通孔9を有する外筒体部8cと、この外筒体部8の上端に一体に繋がる内筒体部8dとを有する。このように、スリーブ部材8を外筒体部8cと内筒体部8dとで構成することで、スリーブ部材8の強度を効率的に高め、スリーブ部材8の抜け止めをより確実にしている。外筒体部8には、装着筒4の嵌め合い凹部7と上下方向に整列する位置に、当該嵌め合い凹部7と同等かこれよりわずかに大きい貫通孔9が形成されている。そして、この貫通孔9を通じて、工具5の嵌め合い凸部9を装着筒4の嵌め合い凹部7に嵌合可能としている。内筒体部8dの下端には、装着筒4の天面4bに沿って伸延する上記した内向きフランジ8aが形成されている。また、内向きフランジ8aの下面には、例えば後述する図2中によく示されているように、下方に突出する環状突起8eが設けられている。この環状突起8eによって、スリーブ部材8と装着筒4との接触面積を低減してこれら部材間の摺動抵抗を低減している。
さらに、スリーブ部材8の内向きフランジ8aの上部には、上端部材10の環状天壁部10eが配置され、この環状天壁部10eを内向きフランジ8aの上部に当接させることにより、スリーブ部材8をポンプ機構2に対して回転可能に抜け止め保持している。
また、上端部材10は、シリンダ11の内周面に嵌合する内筒部10aを有する。内筒部10aは、ステムシャフト15aを摺動可能に保持する。また、上端部材10は、内筒部10aと同心円状に外筒部10bを有する。内筒部10aと外筒部10bとの間には、シリンダ11の上端部11aが配置されている。上端部11aは、抜け止め部Qによって上端部材10の外筒部10bに抜け止め保持されている。抜け止め部Qとしては、例えば、図示したように、上端部10aの外周面に形成された環状の凸(凹)と、外筒部10bの内周面に形成された環状の凹(凸)とを上下方向から嵌合させた凹凸嵌合が挙げられる。また、シリンダ11の上端部11aは、回り止め部Pによって上端部材10の内筒部10aに対して回り止めされている。回り止め部Pとしては、例えば、図示したように、上端部11aの内周面に沿って周方向に形成した縦リブ(スプライン溝)と、上端部材10の内筒部10aの外周面に沿って周方向に形成したスプライン溝(縦リブ)との噛み合いによるスプライン嵌合が挙げられる。これにより、シリンダ11と上端部材10は、互いに軸線O周りを空転することなく、一体に結合される。
また、上端部材10には、外筒部10bの外側に一体に環状外壁部10cが垂下する。環状外壁部10cには、肩部10dよりも上端側に、ねじ部10sが形成されている。ねじ部10sは、ノズルヘッド16の内側に形成されたねじ部16sに取り外し可能にねじ付けることができる。また、上端部材のねじ部10sは、スリーブ部材8によって包囲され、隠されているので見栄えが損なわれることがない。環状外壁部10cには肩部10dが形成されている。肩部10dからは、上記した環状天壁部10eが一体に垂下する。
上述したように、シリンダ11の上端開口は、上端部材10によって閉じられている。上端部材10は、上述のとおり、その内側にステムシャフト15aを摺動可能に保持している。また、上端部材10を貫通するステムシャフト15aには、ノズルヘッド16が固定されている。ステムシャフト15aには、開口通路r1をノズルヘッド16に通じさせる流路r2が形成されている。更に、ステムシャフト15aの内側には、排出弁17が配置されている。したがって、ノズルヘッド16の押し下げと復帰を繰り返せば、ノズル16aから内容液を吐出させることができる。
上述した本発明に係る容器用吐出器1によれば、スリーブ部材8が装着筒4に対して回転可能に保持されているため、工具5をもたない第三者がスリーブ部材8を掴んで回転させたとしても、スリーブ部材8が装着筒4に対して空回りし、容器用吐出器1を容器3から取り外すことはできない。また、スリーブ部材8は、装着筒4及びポンプ機構2に対して抜け止め保持されているため、スリーブ部材8を除去して装着筒4を直接操作することもできない。したがって、工具5をもたない第三者による容器用吐出器1の脱着を困難にして安全性を高めた容器用吐出器とすることができる。
また、スリーブ部材8がポンプ機構2に対して回転可能に保持されているため、工具5の嵌め合い凸部6を装着筒4の嵌め合い凹部7にスリーブ部材8の貫通孔9を介して嵌合し、スリーブ部材8をポンプ機構2に対して回転させることで、装着筒4をスリーブ部材8と共に回転させて容器3の口部3aから取り外すことができる。したがって、工具5をもつ管理者による容器用吐出器1の脱着を可能とすることができる。
なお、嵌め合い凸部6は、前述したように、工具に一体成形した円柱状のボスとすることが好ましいが、嵌め合い凹部7と嵌合できる凸形状を有する限りは任意の形態をとることができ、例えば、円筒状のボスとしたり、直方体状の突起としたり、板状の突起とすることができる。
また、嵌め合い凹部7は、上記した嵌め合い凸部6と嵌合できる凹形状を有する限りは任意の形態をとることができ、例えば、丸穴、角穴、横溝、縦溝などの形態をとることができる。
例えば、図1には嵌め合い凸部6を円柱状のボス、嵌め合い凹部7を丸穴とした例を示したが、変形例として図2に示すように、嵌め合い凸部6を円柱状のボスとする一方で、嵌め合い凹部7を縦溝とすることもできる。
さらに、嵌め合い凹部7は、装着筒4の周面4aに軸線O周りの周方向に沿って複数設けることもできる。例えば、一定間隔で8個設けた場合には、工具5の嵌め合い凸部6をスリーブ部材8の貫通孔9に差し込んで、軸線O周りに最大45°回転させれば、嵌め合い凸部6を嵌め合い凹部7に嵌めることができる。このように、嵌め合い凹部7を複数設ければ、工具5の装着作業を容易化することができる。
また、貫通孔9は、上記した嵌め合い凸部6が貫通する限りは任意の形状とすることができるが、丸孔などのできるだけ目立たない形状とすることが好ましい。
次に、本発明に係る容器用吐出器の工具の一実施形態について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明に係る容器用吐出器の工具の一実施形態を示す斜視図である。
図中、5cはバンド部に形成された開口部を示す。また、図1で示した構成と同一の構成は、同一の符号を用いて示す。
本実施形態では、容器用吐出器の工具5は、嵌め合い凸部6を内周面に有するとともに、スリーブ部材8へ側方から取り付ける開口部5cが形成されたバンド部5aを有し、このバンド部5aには、スリーブ部材8の上端面8bに当接するプレート部5bが一体に設けられている。
したがって、前掲図1を用いて前述したように、工具5の嵌め合い凸部6をスリーブ部材8の貫通孔9に差し込んで、必要な場合は工具5をスリーブ部材8と共に軸線O周りに回転させて、嵌め合い凸部6を装着筒の周面4aに設けられた嵌め合い凹部7に嵌めることができる。また、その際、スリーブ部材8の上端面(前掲図1に示した例ではスリーブ部材の内筒体部8dの上端面8b)に工具5のプレート部5bを当接させることで、嵌め合い凸部6と嵌め合い凹部7との上下方向の位置決めがなされるため、工具5の装着を容易化することができる。さらに、プレート部5bを設けることで、工具5の強度が向上し、その結果、装着筒4の容器3からの脱着作業を容易化することができる。
なお、プレート部5bは、図3に示した例では、嵌め合い凸部6の上方に間隔を空けて2つ設けたが、この間隔の大きさは適宜調節することができる。また、この間隔自体を設けず、2つのプレート部5bを一体化してもよい。さらに、プレート部5bは、バンド部5aの全周にわたって設けてもよいし、一部のみに設けてもよい。
次に、本発明に係る容器用吐出器の工具の変形例について、図4を用いて説明する。
図4は、本発明に係る容器用吐出器の工具の変形例を示す平面図である。
図中、5’は工具、5dはオーバーラップ部、5eはスナップ突起をそれぞれ示す。また、図3で示した構成と同一の構成は、同一の符号を用いて示す。
本変形例では、工具5’は、バンド部5aの開口部5cに、スリーブ部材の外周面にスナップ嵌合するオーバーラップ部5dを設けられている。
オーバーラップ部5dは、その内側にスリーブ部材の外周面にスナップ嵌合するスナップ突起5eを有する。また、オーバーラップ部5dは、図示したように、外側に傾斜したテーパ形状を有する。これらのオーバーラップ部5d及びスナップ突起5eは、本例ではバンド部5aの軸線Oに沿う方向の幅全体にわたって形成されている。
上記の構成とすることで、工具5’のバンド部5aに形成された開口部5cにスリーブ部材を側方から通して嵌め合い凸部6をスリーブ部材の貫通孔に差し込む際、スリーブ部材をオーバーラップ部5dの傾斜に沿って開口部5cへと案内することができ、工具5’のスリーブ部材に対する装着作業をより容易化することができる。また、オーバーラップ部5dのスナップ突起5eがスリーブ部材の外周面にスナップ嵌合して、工具5’のスリーブ部材に対する密着性を高め、装着状態を維持することができるため、その後の、工具5’をスリーブ部材と共に軸線O周りに回転させて、嵌め合い凸部6を装着筒の周面に設けられた嵌め合い凹部に嵌める作業を容易化することができる。
なお、オーバーラップ部5d及びスナップ突起5eは、バンド部5aの軸線Oに沿う方向の幅全体にわたって形成することが好ましいが、当該幅の一部のみにわたって形成してもよい。当該幅全体にわたって形成した場合には、工具5’のスリーブ部材からの意図しない外れをスナップ突起5eによってより効果的に防止することができる。
次に、本発明に係る容器用吐出器の工具の他の変形例について、図5を用いて説明する。
図5は、本発明に係る容器用吐出器の工具の他の変形例を示す斜視図である。
図中、5’’は工具、5fは切欠きをそれぞれ示す。また、図3で示した構成と同一の構成は、同一の符号を用いて示す。
本変形例では、工具5’’は、嵌め合い凸部6の付根部にU字状の切欠き5fを設けられている。
上記の構成とすることで、工具5’’の嵌め合い凸部6をスリーブ部材の貫通孔に差し込んだ際に、嵌め合い凸部6と装着筒の嵌め合い凹部とが整列していなくても、切欠き5fによって嵌め合い凸部6がその付根部で撓んでバンド部5aの外側に後退することができるため、工具5’’装着筒の外周面に密着させることができる。したがって、その後の、工具5’’をスリーブ部材と共に軸線O周りに回転させて、嵌め合い凸部6を装着筒の嵌め合い凹部に嵌める作業を容易化することができる。また、その作業の際、嵌め合い凸部6が嵌め合い凹部に嵌る際に、嵌め合い凸部6の撓み変形の解消に伴う節度感を得ることができるため、嵌合がなされたことを容易に確認できるという利点もある。
なお、切欠き5fは、図示したようなU字状の他、一部を開口した環状(例えばC字状)や、コ字状などとすることができる。また、その向きも任意であり、例えば逆U字状などとしても良い。
以上、本発明に係る容器用吐出器及びその工具の一実施形態及び変形例について説明したが、本発明に従い様々な変更を行うことができる。例えば、ポンプ機構は例示的なものであり、本形態に制限されることなく、様々な機構のものを採用することができる。また、容器用吐出器は、泡生成吐出器や噴霧吐出器とすることもできる。
本発明は、内容物を吐出するポンプ機構と、該ポンプ機構を容器の口部に取り外し可能にねじ付ける装着筒とを備える容器用吐出器であれば、据え置きタイプの容器に限定されることなく、採用することができる。また、内容物についても、シャンプーやリンス、整髪料など、様々なものを採用することができる。
1 容器用吐出器
2 ポンプ機構
3 容器
3a 容器の口部
3s 容器のねじ部
4 装着筒
4a 装着筒の周面
4b 装着筒の天面
4c 装着筒の外向きフランジ
4s 装着筒のねじ部
5,5’,5’’ 工具
5a 工具のバンド部
5b 工具のプレート部
5c 工具の開口部
5d 工具のオーバーラップ部
5e スナップ突起
5f 切欠き
6 嵌め合い凸部
7 嵌め合い凹部
8 スリーブ部材
8a スリーブ部材の内向きフランジ
8b スリーブ部材の上端面
8c スリーブ部材の外筒体部
8d スリーブ部材の内筒体部
8e スリーブ部材の環状突起
9 貫通孔
10 上端部材
10a 上端部材の内筒部
10b 上端部材の外筒部
10c 上端部材の環状外壁部
10d 上端部材の肩部
10e 上端部材の環状天壁部
10s 上端部材のねじ部
11 シリンダ
11a シリンダの上端部
11b シリンダのフランジ
12 吸入パイプ
13 ポペット
13a 吸入弁
14 弾性部材
15 ピストン
15a ステムシャフト
16 ノズルヘッド
16a ノズル
16s ノズルヘッドのねじ部
17 排出弁
18 シール部材
P 回り止め部
Q 抜け止め部
r1 開口通路
r2 流路

Claims (4)

  1. 内容物を吐出するポンプ機構と、該ポンプ機構を容器の口部に取り外し可能にねじ付ける装着筒とを備える容器用吐出器において、
    上記装着筒の周面に、工具が備える嵌め合い凸部を嵌める嵌め合い凹部を設け、
    上記装着筒に、該装着筒及び上記ポンプ機構に対して回転可能に抜け止め保持されるスリーブ部材を設け、
    上記スリーブ部材は、上記工具の嵌め合い凸部が貫通する貫通孔を有する外筒体部と、該外筒体部に一体に繋がる内筒体部と、該内筒体部の下端から上記装着筒の天面に沿って伸延する内向きフランジとを備え、
    上記ポンプ機構は、上記内向きフランジを抜け止め保持する上端部材を備えることを特徴とする容器用吐出器。
  2. 請求項1に記載の工具であって、前記嵌め合い凸部を内周面に有するとともに、前記スリーブ部材へ側方から取付ける開口部が形成された帯状をなすバンド部を有し、
    該バンド部には、上記スリーブ部材の上端面に当接するプレート部が一体に設けられていることを特徴とする容器用吐出器の工具。
  3. 前記バンド部の開口部に、前記スリーブ部材の外周面にスナップ嵌合するオーバーラップ部を設けた請求項に記載の工具。
  4. 前記嵌め合い凸部の付根部に、該付根部の周りを、その一部を残して取り囲む切欠きを設けた請求項又はに記載の工具。
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