JP5834479B2 - 紙容器 - Google Patents
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Description
で直接加熱しても焦げの発生しないカップ型紙容器、ならびに、レトルト殺菌処理を可能にするカップ型紙容器を提案するものである。
紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有し、前記胴部の上方の開口をシールする天面部と;
前記胴部の下方の開口をシールする底面部と;
を備えた紙容器であって、
前記天面部は、上方に折り曲げられた周縁部を有し、
前記胴部は、前記胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼り合わせ部と、
前記胴部の上端部を内側に折り返すことにより形成された上部折り返し部と、
前記胴部の下端部を外側に巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部と、
を有し、
前記天面部の周縁部は、前記胴部の上部折り返し部に差し込まれた状態で、密着シールされており、
さらに前記フランジ部と前記底面部とが密着シールされており、
前記胴部は、平行する2本のミシン目線または平行する2本のハーフカット線によって形成された開封帯を有し、該開封帯の先端は胴部から離開した開封タブを形成し、該開封
帯の開封開始部は、内容物を消費するために開封する機能と、内容物を充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気を排出する蒸気抜き部を兼ね、
前記蒸気抜き部は、前記胴部貼り合わせ部の前記開封帯に相当する部位に塗布された剥離層によって形成され、内容物を充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気の圧力によって開口することを特徴とする紙容器である。
紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有し、前記胴部の上方の開口をシールする天面部と;
前記胴部の下方の開口をシールする底面部と;
を備えた紙容器であって、
前記天面部は、上方に折り曲げられた周縁部を有し、
前記胴部は、前記胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼り合わせ部と、
前記胴部の上端部を内側に折り返すことにより形成された上部折り返し部と、
前記胴部の下端部を外側に巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部と、
を有し、
前記天面部の周縁部は、前記胴部の上部折り返し部に差し込まれた状態で、密着シールされており、
さらに前記フランジ部と前記底面部とが密着シールされており、
前記天面部は、タブ材によって剥離可能にシールされた開口部を有し、該開口部は、内容物を注出するための機能と、充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気を排出する蒸気抜き部を兼ね、
前記蒸気抜き部は、前記開口部の開封開始部に相当する部位に塗布された剥離層によっ
て形成され、内容物を充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気の圧力によって開口することを特徴とする紙容器である。
図1は、本発明に係る紙容器(1)の一実施態様を示した斜視図である。また、図2(a)は、図1に示した紙容器(1)のA−A’断面を示した断面模式図であり、図2(b)は、天面部(10)の、また図2(c)は、胴部(20)のそれぞれ部分拡大断面模式図である。また、図3は、図1に示した紙容器(1)に内容物を収納し、電子レンジで加熱した状態を示した斜視図である。
また、図4は、図1に示した紙容器(1)の天面部形成用ブランク(10b)および胴部形成用ブランク(20b)を示した平面模式図である。
以下これらの図面を参照しながら説明する。
密着シールした構造であるため、底面が平面状である。このため電子レンジで加熱した時に、焦げが発生することがない。またホットプレート上に載置して加熱する形式のホットベンダーに対する適性も良好である。
この実施態様においては、天面部(10)が、タブ材(13)によって剥離可能にシールされた開口部(12)を有し、開口部(12)は、内容物を充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気を排出する蒸気抜き部を兼ねたことを特徴とする。
、またうっかり蒸気抜き孔を作らずに電子レンジで加熱したような場合であっても、容器が破裂したりすることがない。
窓(5)を打抜いた後、表裏全面に熱可塑性樹脂層(3a、3b)を設ける。長窓(5)の部分は、表裏面の熱可塑性樹脂層(3a、3b)同士が接着した状態になる。
このような材料の例としては、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、アイオノマー樹脂、ポリアミド系樹脂(ナイロン)、等の合成樹脂フィルムを単体で、あるいは複合して使用することができる。
2・・・紙層
2w・・・原紙のウェブ
3a、3b・・・熱可塑性樹脂層
3c、3d・・・熱可塑性樹脂層のはみ出し部
4・・・ガスバリア層
5・・・長窓
10・・・天面部
10b・・・天面部形成用ブランク
11・・・周縁部
12・・・開口部
12e・・・開口部紙層端面
13・・・タブ材
20・・・胴部
20b・・・胴部形成用部ブランク
21a、21b・・・側端縁
21c・・・胴部貼り合わせ部
21e・・・紙層側端縁
22・・・上端部
22a・・・上部折り返し部
22b・・・下部折り返し部
23・・・下端部
23f・・・フランジ部
24、24a、24b・・・開封帯
24m・・・ミシン目線
24h・・・ハーフカット線
24s・・・開封開始部
24t・・・開封タブ
25・・・蒸気抜き部
26・・・剥離層
27・・・蒸気
30・・・底面部
200・・・胴部材
230・・・フランジ部
250・・・ボトムスリーブ
260・・・脚部
300・・・底面部材
310・・・周縁部
400・・・焦げ
Claims (6)
- 紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有する胴部形成用ブランクから形成された筒状の胴部と;
紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有し、前記胴部の上方の開口をシールする天面部と;
前記胴部の下方の開口をシールする底面部と;
を備えた紙容器であって、
前記天面部は、上方に折り曲げられた周縁部を有し、
前記胴部は、前記胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼り合わせ部と、
前記胴部の上端部を内側に折り返すことにより形成された上部折り返し部と、
前記胴部の下端部を外側に巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部と、
を有し、
前記天面部の周縁部は、前記胴部の上部折り返し部に差し込まれた状態で、密着シールされており、
さらに前記フランジ部と前記底面部とが密着シールされており、
前記胴部は、平行する2本のミシン目線または平行する2本のハーフカット線によって形成された開封帯を有し、該開封帯の先端は胴部から離開した開封タブを形成し、該開封帯の開封開始部は、内容物を消費するために開封する機能と、内容物を充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気を排出する蒸気抜き部を兼ね、
前記蒸気抜き部は、前記胴部貼り合わせ部の前記開封帯に相当する部位に塗布された剥離層によって形成され、内容物を充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気の圧力によって開口することを特徴とする紙容器。 - 前記天面部の面積は、前記底面部の面積よりも小なることを特徴とする請求項1に記載の紙容器。
- 前記底面部は、紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の紙容器。
- 前記開封帯は、胴部を水平に周回するように、1本以上設けられたことを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の紙容器。 - 前記開封帯は、前記胴部を螺旋状に周回するように設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の紙容器。
- 紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有する胴部形成用ブランクから形成された筒状の胴部と;
紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有し、前記胴部の上方の開口をシールする天面部と;
前記胴部の下方の開口をシールする底面部と;
を備えた紙容器であって、
前記天面部は、上方に折り曲げられた周縁部を有し、
前記胴部は、前記胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼り合わせ部と、
前記胴部の上端部を内側に折り返すことにより形成された上部折り返し部と、
前記胴部の下端部を外側に巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部と、
を有し、
前記天面部の周縁部は、前記胴部の上部折り返し部に差し込まれた状態で、密着シールされており、
さらに前記フランジ部と前記底面部とが密着シールされており、
前記天面部は、タブ材によって剥離可能にシールされた開口部を有し、該開口部は、内容物を注出するための機能と、充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気を排出する蒸気抜き部を兼ね、
前記蒸気抜き部は、前記開口部の開封開始部に相当する部位に塗布された剥離層によって形成され、内容物を充填した包装体を加熱調理した時に発生する蒸気の圧力によって開口することを特徴とする紙容器。
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JP2011105294A JP5834479B2 (ja) | 2011-05-10 | 2011-05-10 | 紙容器 |
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JP2011105294A Expired - Fee Related JP5834479B2 (ja) | 2011-05-10 | 2011-05-10 | 紙容器 |
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