JP5721400B2 - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents
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Description
ここで、複数のアンテナを有する基地局装置と複数の端末装置の伝搬路特性を用いて、複数の端末装置への送信信号を多重化するMU−MIMO(Multi User−MIMO)技術が、伝送効率を向上させる技術として注目されている。MU−MIMOでは、基地局装置から複数の端末装置へ同時に信号を送信するので、ある端末装置への信号が他の端末装置への信号と干渉してしまう。このような干渉をユーザ間干渉という。ユーザ間干渉を除去するために、基地局装置において複数の端末装置への送信信号に予めプレコーディングを施して伝送する技術が用いられている。
(4)本発明のさらに他の態様は、前記多重信号生成部は、前記受信アンテナ数と前記送信ストリーム数との差が大きい端末装置を、前記ユーザ間干渉を含む信号が受信される端末装置として選択し、前記選択した端末装置宛の送信信号をより優先して生成する、ことを特徴とする無線通信装置である。
(5)本発明のさらに他の態様は、前記多重信号生成部は、送信ストリーム数が受信アンテナ数未満であって、前記送信ストリーム数が少ない端末装置を、前記ユーザ間干渉を含む信号が受信される端末装置として選択し、前記選択した端末装置宛の送信信号をより優先して生成する、ことを特徴とする無線通信装置である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に関わる通信システムの一例を示す。この通信システムは、基地局装置1と2個の端末装置2及び3とを含んで構成される。基地局装置1は、4本の送信アンテナ101−1〜101−4及び1本の受信アンテナ102を有する。端末装置2及び3は、それぞれ2本の受信アンテナ201−1並びに201−2及び301−1並びに301−2を有する。また、端末装置2及び3は、それぞれ1本の送信アンテナ214及び314を有する。
つまり、本実施の形態では、各端末装置宛に伝送するストリーム数の合計(総数)を送信アンテナ数未満とする。そして、基地局装置1は、端末装置2における他方の受信アンテナ201−2を空間多重の対象から除外し、受信アンテナ201−2には端末装置2への信号(所望信号)だけではなく、後述するようにユーザ間干渉、つまり端末装置3への信号も重畳して受信されるように処理を施す。このような処理により、受信アンテナ201−2へのユーザ間干渉を除去するための自由度を節約でき、節約された自由度を端末装置3における受信品質の低下を抑制するために用いることができる。
次に、本実施形態にかかる基地局装置1の構成について図を用いて説明する。図2は、本実施形態にかかる基地局装置1の構成を示す概略ブロック図である。基地局装置1は、送信アンテナ101−1〜101−4、受信アンテナ102、無線受信部103、順序決定部104、順序変換部107、符号化部108、変調部109、多重信号生成部110、第1参照信号生成部111、第2参照信号生成部112、第2フィルタ乗算部113、無線送信部115−1〜115−4、及び上位層部116、を含んで構成される。
上位層部116は、順序決定部114、MCS(Modulation and Coding Scheme;変調多値数及び符号化率)決定部105及びアプリケーション部106、を含んで構成される。
多重信号生成部110は、フィルタ算出部121、を含んで構成される。
無線受信部103は、受信アンテナ102から入力された受信信号をダウンコンバートしてベースバンド信号を生成し、A/D(アナログ・ディジタル、Analog to Digital)変換してディジタル受信信号を生成する。さらに、無線受信部103は、そのディジタル受信信号のうち各端末装置2及び3からの受信品質情報(CQI,Channel Quality Information)を抽出し、MCS決定部105に出力する。CQIとは、基地局装置1からの送信信号の各端末装置2,3における受信品質を示す情報である。例えば、基地局装置1から各端末装置2,3への距離、基地局装置1と端末装置2,3との障害物の有無、端末装置2,3が屋内、屋外のいずれに存在するか、各端末装置2,3における受信SNR(Signal−to−Noise Power Ratio,信号対雑音電力比)等の情報を示す。具体的には、端末装置2が基地局装置1の近傍に存在するとき、端末装置2における受信SNRが高いためCQIが大きい値をとる。反対に、端末装置2が基地局装置1から遠隔に存在するとき、端末装置2における受信SNRが低くなり、CQIが小さい値をとる。
無線受信部103は、前述のディジタル受信信号のうち端末装置2,3各々の要求ストリーム数を示すストリーム数情報及び受信アンテナ数を示す受信アンテナ数情報を抽出し、順序決定部104に出力する。なお、無線受信部103は、端末装置2,3からアンテナ数分の受信品質情報を受信し抽出していれば、必ずしも受信アンテナ数情報を受信も抽出もする必要はない。また、無線受信部103は、端末装置2,3から、通信開始時にその機種情報やカテゴリ情報を受信することがある。無線受信部103は、この受信情報に基づき各端末装置2,3における受信アンテナ数情報を取得することができる。このように別途の手段で情報を取得できる場合には、無線受信部103は、受信アンテナ数情報を受信も抽出もする必要はない。
例えば、端末装置2が基地局装置1に対して1ストリームを要求し、端末装置3が2ストリームを要求する場合、端末装置2の信号生成順序は1番目、端末装置3の信号生成順序は2番目と決定される。
順序決定部104は、各端末装置2,3の送信信号の信号生成順序を示す信号生成順序情報を順序変換部107及びフィルタ算出部121に出力する。
但し、MCS決定部105は、変調方式と符号化率を必ずしも逐次、例えばフレーム単位で決定する必要はなく、一定の変調方式や符号化率を用いてもよい。また、無線受信部103から入力されたディジタル受信信号に変調方式情報や符号化率情報が含まれる場合には、そのディジタル受信信号から変調方式情報や符号化率情報を抽出してもよい。
順序変換部107は、順序決定部104から入力された信号生成順序情報に基づき、各端末装置への送信データビットを並び替え、符号化部108に出力する。端末装置2への送信データビットをd2,1、端末装置3への第1,2ストリームにかかる送信データビットを各々d3,1, d3,2 とすると、並び替えられた送信データビットの順序はd2,1, d3,1, d3,2 となる。但し、この並び替えは、後述する多重信号生成部110における送信信号の生成順序であり、データビットを直列に並び替えることではない。
符号化部108は、順序変換部107から入力された送信データビットを、MCS決定部105から入力された符号化率情報が示す符号化率で符号化し、冗長ビットを付加する。符号化後のデータビットc2,1, c3,1, c3,2 を変調部109に出力する。
変調部109は、符号化部108から入力された符号化データビットをMCS決定部105から入力された変調方式情報が示す変調方式で変調し、変調により生成された変調信号を多重信号生成部110へ出力する。多重信号生成部110の構成及び処理については後述する。ここで、変調部109において変調された信号は次式のようにベクトルで表わされる。
第2参照信号生成部112は、多重化された信号を各端末装置2,3において分離、復調するための第2のパイロット信号を生成し、第2フィルタ乗算部113に出力する。この第2のパイロット信号についても、互いに干渉しないように、第2フィルタ乗算部へ入力される際の第2のパイロット信号は送信アンテナ間で直交化されている。
第2フィルタ乗算部113は、第2のパイロット信号に、フィルタ算出部121から入力されたフィルタ係数Mを乗算する。第2フィルタ乗算部113はフィルタ係数が乗算された第2のパイロット信号を信号多重部114に出力する。
無線送信部115−1〜115−4は、信号多重部114から入力されたディジタル信号をD/A(Digital to Analog)変換し、アナログ信号を生成する。無線送信部115−1〜115−4は、生成したアナログ信号を、各送信アンテナ101−1〜101〜4に対応する無線周波数帯域にアップコンバートし、アップコンバートした無線送信信号を送信アンテナ101−1〜101−4に出力する。送信アンテナ101−1〜101−4は、この無線送信信号を電磁波で端末装置2,3に送信する。
フィルタ算出部121は、無線受信部103から入力された各端末装置2,3の伝搬路情報(CSI)を、順序決定部104から入力された信号生成順序情報に基づいて並べ、伝搬行列Hを生成する。ここでは、信号生成順が先の端末装置における伝搬路情報を、より上の行に並べて伝搬行列を生成する。
ここで、信号生成順序情報が1,2番目の端末装置が、端末装置2,3であるため、伝搬行列Hは次式のように生成される。
本実施形態では、端末装置2が1ストリームの所望信号を受信するアンテナを、例えば受信アンテナ201−1とし、受信信号にユーザ間干渉を許容するアンテナを、例えば受信アンテナ201−2とする。所望信号とは、基地局装置1が、その受信端末装置(この場合、端末装置2)宛に送信する送信信号をいう。まず、フィルタ算出部121は、端末装置2の受信アンテナ201−1に端末装置2への所望信号のみが受信されるように伝搬行列Hをブロック三角化する。
フィルタ算出部121は、行列V2の最も左の列から、端末装置2における要求ストリーム数1列分の成分を抽出した4行1列のベクトルV2,2と、その他の列(第2〜4列)の成分である4行3列の行列V2,3を抽出する。
フィルタ算出部121は、ベクトルV2,2と、行列V2,3とユニタリ行列V3’との積を列方向に並置してフィルタ係数行列Mを構成する。ここで、ユニタリ行列V3’の乗算は、端末装置3宛の2つのストリームの信号を分離することを目的とする。これらの信号は、端末装置の2つの受信アンテナ(受信アンテナ301−1,301−2)で混在して受信されるからである。具体的には、伝搬行列H’をブロック三角化するフィルタ係数行列Mは式(9)のように表される。
また、式(1)は変調信号を3行1列のベクトルとして表わしているが、4行目にゼロを挿入し、[s2,1 s3,1 s3,2 0]Tのように4行1列のベクトルで表わすこともできる。このような場合には、式(9)に示す4行4列のフィルタ係数行列Mをそのまま用いればよい。これら2通りの行列演算では、見かけ上異なる式で表されるが、フィルタ乗算後の送信信号及び各端末装置における受信信号は全く同一となる。
このように算出されたフィルタ係数行列Mは、干渉算出部122と第1フィルタ乗算部125へ出力される。
減算部123−2,123−3は、基地局装置1から端末装置3への2つのストリームにかかる変調信号s3,1, s3,2から干渉算出部122で算出された干渉信号成分f3,1、f3,2をそれぞれ減算して、減算して得られた減算信号s3,1- f3,1, s3,2- f3,2をそれぞれmodulo演算部124−2,124−3に出力する。
modulo演算部124−2,124−3は、減算信号に対してmodulo演算を行う。modulo演算とは、例えば値uに対して式(12)によりνを算出する演算である。
第1フィルタ乗算部125は、変調部109から端末装置2への1つのストリームの送信信号と、modulo演算部124−2,124−3から入力された端末装置3への2つのストリームの送信信号を要素とする信号ベクトルに、フィルタ算出部121で算出されたフィルタ係数行列M(4行3列)を乗算して、乗算により生成された信号を信号多重部114に出力する。
一方、端末装置2の他方の受信アンテナ、例えば201−2では(式(13)の第2行)端末装置2への信号s2,1の他、端末装置3への信号s3,1, s3,2も重畳して受信される。即ち、このアンテナではユーザ間干渉が発生している。しかし、受信アンテナ201−1においてはユーザ間干渉が発生せずに、端末装置2宛の所望信号が受信されている。つまり、端末装置2は、ユーザ間干渉が含まれる受信アンテナ201−2における受信信号を採用する必要はない。このため、一部の受信アンテナで受信される信号にユーザ間干渉が発生することを許容しても、他の受信アンテナにおいてユーザ間干渉を発生させずに所望信号を受信することができる。そのようにユーザ間干渉を許容することにより、送信アンテナの自由度を、ユーザ間干渉を除去するために利用せずに済む。そして、利用されていない自由度を他の端末装置宛の送信に利用することにより、その端末装置における受信品質を向上させることが可能となり、システム全体として伝送品質が向上する。
次に、信号の送信先となる端末装置がN台(Nは2以上の自然数)とした場合のフィルタ係数行列や干渉信号成分の生成方法に関して図4を用いて説明を行う。図4は、本実施形態にかかるフィルタ係数行列Mの生成処理の流れ図である。ここで、端末数N、信号生成順序n (1≦n≦N)、信号生成順序がn番目の端末装置Bnにおけるストリーム数をJn、全端末のストリーム数の合計をKとする。また、基地局装置の送信アンテナ数をLTX、端末装置における空間多重の対象となる受信アンテナ数の合計をLRXとする。従って、本実施の形態では、LRXは必ずしも端末装置の受信アンテナ数の合計と一致せず、この合計より少なくなる。なお、ストリーム数の合計Kを送信アンテナ数LTX未満(K<LTX)、K=LRX、変調信号ベクトルのサイズをK行1列とする。
N台の端末装置について端末装置nの部分伝搬行列Hnを並置して伝搬行列H’を生成する。
(ステップS802)nの初期値をN-1とする。
次に、フィルタ算出部121は、以下のステップS803〜S807のループをnがN-1, N-2, …1の降順で実行する。
(ステップS803)端末装置nが最終値1に達していないか否か判断する。
n≧1の場合、ステップS804に進む(ステップS803 Y)。
n<1の場合、ステップS808に進む(ステップS803 N)。
(ステップS808)フィルタ算出部121は、ユニタリ行列V1, … VN-1 を全て乗算しブロック三角化のための係数行列M’を式(17)に従って算出する。
(ステップS812)フィルタ算出部121は、フィルタ係数行列Mを、式(21)のようにブロック三角化部分行列M’nとプレコーディング行列V’nを乗じて得られる部分行列を結合して算出する。プレコーディング行列V’nは、各端末装置の複数の受信アンテナに混在して受信される複数のストリームを、受信側で分離しやすくするために乗算される。但し、信号生成順序が最初の端末装置(n=1)については、ブロック三角化部分行列M’1にプレコーディング行列V’1を乗算する必要はない。これは、M’の算出に必要となる行列V1は、端末装置1へのユーザ間干渉を除去するために乗算されるものであるが、それと同時に、端末装置1におけるSU−MIMO等価伝搬路行列β11を受信側で分離しやすくするための役割をも担っているためである。
次に、このように得られたフィルタ係数行列Mに受信伝搬行列H’を乗算して等価伝搬路行列αを算出する。この等価伝搬路行列αは、式(23)のように示される。
干渉算出部122は、信号生成順序がi番目の端末装置i宛の変調信号から減算すべき、信号生成順序がj番目の端末装置j宛の送信信号による干渉信号成分fijを、干渉算出部122から入力された等価伝搬路行列を示す情報を用いて、式(24)に基づき算出する。干渉算出部122は、干渉信号成分fijを減算部123に出力する。
減算部123は、干渉算出部122から入力された干渉信号成分fijを、変調部109から入力された変調信号から減算し、送信信号を生成する。ここで、信号生成順序がi番目となる端末装置宛ての変調信号から減算される信号は、式(25)に示されるように、これよりも信号生成順序が優先される端末装置宛の干渉信号成分全てである。
次に本実施形態の基地局装置1における無線通信方法について図を用いて説明する。図5は、本実施形態にかかる無線通信方法の流れ図である。但し、以下に示す図5の説明では、送信信号の送信先となる端末装置が2台である場合を前提としているが、これには限られずN台と一般化された場合でもよい。
(ステップS901)順序決定部104は、無線受信部103から入力された各端末装置2,3のストリーム数情報、受信アンテナ数情報又はこれらの組み合わせに基づいて、端末装置2,3への送信信号の生成順序を決定する。順序決定部104は、ストリーム数情報が示す受信アンテナ数と要求ストリーム数の差が大きい端末装置から順に送信信号の生成順序を決定する。要求ストリーム数と受信アンテナ数が等しい端末装置が複数存在する場合には、例えば、受信アンテナ数が少ない端末装置のほうが、受信アンテナ数が多い端末装置よりも先になるように送信信号の信号生成順序を決定してもよい。また、前述のように、CQIに基づいて信号生成順序を決定してもよい。
順序決定部104は、各端末装置2,3の送信信号の信号生成順序を示す信号生成順序情報を順序変換部107及びフィルタ算出部121に出力する。
(ステップS903)符号化部108は、順序変換部107から入力されたデータ信号を、MCS決定部105から入力された符号化率で符号化する。符号化後のデータ信号c2,1, c3,1, c3,2 を変調部109に出力する。
(ステップS904)変調部109は、符号化部108から入力されたデータ信号を変調し、変調により生成された変調信号を多重信号生成部110へ出力する。
(ステップS906)フィルタ算出部121は、端末装置2の受信アンテナ201−1に端末装置2への所望の信号のみが受信されるように伝搬行列H’をブロック三角化するフィルタ係数行列Mを算出する。
(ステップS907)フィルタ算出部121は、行列H’と行列Mを乗算して等価伝搬路行列αを算出し、干渉算出部122に出力する。
(ステップS909)干渉算出部122は、基地局装置1から端末装置2へ送信する変調信号s2,1を変調部109から、等価伝搬路行列αをフィルタ算出部121から入力される。干渉算出部122は、変調信号s2,1と等価伝搬路行列αから、基地局装置1から端末装置3へ送信する送信信号s3,1, s3,2に対する干渉成分信号f3,1、f3,2 を算出する。干渉算出部122は、算出した干渉成分信号f3,1、f3,2 を減算部123−2,123−3に出力する。
(ステップS911)modulo演算部124−2,124−3は、減算信号に対してmodulo演算を行い、算出された信号を各々第1フィルタ乗算部125に出力する。
(ステップS913)信号多重部114は、第1のパイロット信号、フィルタ係数が乗算された第2のパイロット信号及び第1フィルタ乗算部125から入力された信号を多重化する。信号多重部114は、多重化した信号を各々送信アンテナ101−1〜101−4毎に割り当て、各々対応する無線送信部115−1〜115−4に出力する。
次に、本実施形態に係る端末装置2の構成について図面を用いて説明する。端末装置3の構成も端末装置2と同様である。図6は、本実施形態にかかる端末装置2の構成を示す概略ブロック図である。
端末装置2は、受信アンテナ201−1,201−2、信号分離部203−1,203−2、制御信号処理部204−1,204−2、伝搬路推定部205、係数推定部206、多重分離部207、modulo判定部208−1,208−2、modulo演算部209−1,209−2、復調部210−1,210−2、復号部211−1,211−2、上位層部212、無線送信部213、送信アンテナ214、及び情報出力部215と、を含んで構成される。
端末装置2は、受信アンテナを2個有し、2つのストリームの受信信号を復号できる能力を有する。但し、本実施態様では、端末装置2が要求する受信ストリーム数は1であり、一方の受信アンテナ201−2で受信した受信信号を復号に用いなくてもよい。
信号分離部203−1,203−2は、無線受信部202−1,202−2から入力されたディジタル信号から制御信号、第1並びに第2のパイロット信号及びデータ信号を各々分離する。信号分離部203−1,203−2は、制御信号を制御信号処理部204−1,204−2に、第1のパイロット信号を伝搬路推定部205に、第2のパイロット信号を係数推定部206に、データ信号を多重分離部207に出力する。
係数推定部206は、信号分離部203−1,203−2から入力された第2のパイロット信号に基づいて、基地局装置1の各送信アンテナから端末装置2の各受信アンテナまでの等価伝搬路行列情報(例えば、式(13)の等価伝搬路行列の各要素)を算出する。係数推定部206は、算出した等価伝搬路行列情報を多重分離部207に出力する。
また、多重分離部207は、複数のストリームが混在した受信信号から各々のストリームの受信信号を分離するために、その他の処理方式を用いてもよい。例えば、2つの受信アンテナで受信した2つの受信信号に対してMMSE(Minimum Mean Square Error;最小平均二乗誤差)法やMLD(Maximum Likelihood Detection;最大尤度検出)法を用いてもよい。
modulo演算部209−1,209−2は、modulo判定部208−1,208−2から入力されたデータ信号に対して、基地局装置1のmodulo演算部124−2,124−3と同様のmodulo演算を行い、演算により得られた信号を復調部210−1,210−2に出力する。ここで、modulo演算部209−1,209−2は、制御信号処理部204−1,204−2から入力された変調方式情報に対応する数値τを選択し、選択したτを用いて式(12)に示されるmodulo演算を行う。
復号部211−1,211−2は、復調部210−1,210−2から入力された復調したデータ信号に対して、制御信号処理部204−1,204−2から入力された符号化率情報に基づいて復号することにより情報ビット列を再生する。復号部211−1,211−2は、再生した情報ビット列を上位層部212に出力する。
無線送信部213は、上位層部212から入力された情報を含む信号を変調し、変調した信号をD/A(Digital/Analog;ディジタル・アナログ)変換してアナログ信号を生成する。無線送信部213は、そのアナログ信号を無線周波数帯域にアップコンバートして送信信号を生成し、送信アンテナ214に出力する。送信アンテナは入力した送信信号を電磁波として基地局装置1に送信する。
情報出力部215は、上位層部212から入力された情報ビット列をユーザに認識できる形式に変換して提示する。例えば、情報ビット列がディジタル音声信号である場合、情報出力部215は、そのディジタル音声信号をD/A変換してアナログ音声信号を生成し、そのアナログ音声信号に基づく音声を提示する。
なお、本実施形態では、各端末装置2,3から要求されたストリーム数をもって、基地局装置1から各端末装置2,3への送信ストリーム数を決定しているが、必ずしもこれに限られない。基地局装置1がその送信ストリーム数を決定してもよい。
第1の実施形態では、端末装置2において、所望信号のみを受信する受信アンテナとユーザ間干渉が許容される受信アンテナが固定されている場合について示した。本実施形態では主に、所望信号のみを受信する受信アンテナとユーザ間干渉が許容される受信アンテナを逐次に選択する処理や、複数の受信アンテナに基づいて仮想的に構成される受信アンテナに対する空間多重化を示す。
以下、本実施形態における基地局装置501の構成及び処理について図面を用いて説明する。図7は、本実施形態にかかる基地局装置501の構成を示す概略ブロック図である。基地局装置501の構成及び処理は、チャネル選択部131を含む以外は、前述の基地局装置1の構成及び処理と多くの部分で共通する。
無線受信部103は、受信アンテナ部102で受信した受信信号から伝搬路情報、ストリーム数情報、受信アンテナ数情報、受信品質情報を取得し、チャネル選択部131へその伝搬路情報、ストリーム数情報及び受信アンテナ数情報を出力する。
ここで、フィルタ算出部121は、端末装置2の部分伝搬行列H2を生成する。
例えば、受信アンテナ201−1への伝搬路ベクトル[H2,1,1 H2,1,2 H2,1,3 H2,1,4]のノルムが、受信アンテナ201−2への伝搬路ベクトル[H2,2,1 H2,2,2 H2,2,3 H2,2,4]のノルムよりも大きい場合、フィルタ算出部121は、端末装置2の部分伝搬行列H2を[H2,1,1 H2,1,2 H2,1,3 H2,1,4](1ストリーム)とする。
逆に、受信アンテナ201−2への伝搬路ベクトル [H2,2,1 H2,2,2 H2,2,3 H2,2,4]のノルムが受信アンテナ201−1への伝搬路ベクトル[H2,1,1 H2,1,2 H2,1,3 H2,1,4]のノルムよりも大きい場合、フィルタ算出部121は、端末装置2の部分伝搬行列H2を[H2,2,1 H2,2,2 H2,2,3 H2,2,4]とする。
信号多重部114は、データ信号と第1参照信号と第2参照信号を多重し、さらに制御情報としてmodulo演算情報及びチャネル選択部131から入力されたチャネル選択情報を付加する。
次に、本実施形態にかかる端末装置502の構成について図8を用いて説明する。図8は本実施形態にかかる端末装置502の構成を示す概略ブロック図である。端末装置503の機能及び構成も第1の実施形態の端末装置2,3とそれぞれ同様である。ここで、端末装置502,503は、2つの受信アンテナを有し、端末装置502は1ストリームの信号を、端末装置503は2つのストリームの信号をそれぞれ受信するものとする。
この仮想伝搬行列H2”を式(2)の部分伝搬行列H2として利用すれば、複数の伝搬路特性が重み付け加算された仮想受信アンテナに対する空間多重を行うことができる。これにより、受信アンテナによる受信信号に対して最適な重み付けを行うことができ、要求ストリーム数が受信アンテナ数よりも少ない端末装置における受信特性を向上することができる。
基地局装置601の構成は、第1の実施形態における基地局装置1又は第2の実施形態における基地局装置501と同様でよい。端末装置602,603,604の構成は、第1の実施形態における端末装置2,3又は第2の実施形態における端末装置502,503と同様でよい。但し、基地局装置601の順序決定部104は、端末装置602,603,604への信号生成順序を決定する。順序決定部104は、信号生成順序を、受信アンテナ数と要求ストリーム数の差が大きい端末装置への信号が先に生成するように決定する。端末装置602,603,604はいずれも受信アンテナ数が2であるから、受信アンテナ数と要求ストリーム数の差は、各々1,0,0となる。従って、信号生成順序情報は、端末装置602が1番、端末装置603が2番、端末装置604が3番となる。端末装置603,604は、受信アンテナ数と要求ストリーム数の差が等しいため、端末装置603が3番、端末装置604が2番であってもよい。
また、送信アンテナの自由度を活用するという観点において、端末装置602への信号の生成は必ずしも最初である必要はなく、処理の順序を端末装置603,602,604、又は端末装置604,602,603としてもよい。即ち、端末装置602の信号の生成順序が最後にならなければよい。但し、端末装置602の後に信号を生成する端末装置について送信アンテナの自由度を利用できるため、端末装置602の信号の生成順序が最初であることが望ましい。
基地局装置701の構成は、第1の実施形態における基地局装置1又は第2の実施形態における基地局装置501と同様でよい。端末装置702,703,704の構成は、第1の実施形態における端末装置2,3又は第2の実施形態における端末装置502,503と同様でよい。但し、基地局装置701の順序決定部104は、端末装置702,703,704への信号生成順序を決定する。順序決定部104は、信号生成順序を、受信アンテナ数と要求ストリーム数の差が大きい端末装置への信号が先に生成するように決定する。端末装置702,703,704の受信アンテナ数は各々2,2,3であるから、受信アンテナ数と要求ストリーム数の差は、1,0,2となる。従って、信号生成順序情報は、端末装置704が1番、端末装置702が2番、端末装置703が3番となる。
また、上述した実施形態における基地局装置及び端末装置の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。基地局装置及び端末装置の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
101−1〜101−7…送信アンテナ、102…受信アンテナ、103…無線受信部、
104…順序決定部、105…MCS決定部、106…アプリケーション部、
107…順序変換部、108…符号化部、109…変調部、110…多重信号生成部、111…第1参照信号生成部、112…第2参照信号生成部、
113…第2フィルタ乗算部、114…信号多重部、116…上位層部、
121…フィルタ算出部、122…干渉算出部、123−2,123−3…減算部、
124−2,124−3…modulo演算部、125…第1フィルタ乗算部、
131…チャネル選択部
201−1,201−2…受信アンテナ部、202−1,202−2…無線受信部、
203−1,203−2…信号分離部、204−1,204−2…制御信号処理部、
205…伝搬路推定部、206…係数推定部、207…多重分離部、
208−1、208−2…modulo判定部、209−1,209−2…modulo演算部、
210−1,210−2…復調部、211−1,211−2…復号部、
212…上位層部、213…無線送信部、214…送信アンテナ、215…情報出力部、
301−1,301−2…受信アンテナ部、314…送信アンテナ、
401−1〜401−3…受信アンテナ部、414…送信アンテナ、
501…基地局装置、502…端末装置、503…端末装置、
601…基地局装置、602…端末装置、603…端末装置、604…端末装置、
Claims (4)
- 複数の送信アンテナを有し、前記送信アンテナを用いて複数の端末装置への送信信号を空間多重して送信する無線通信装置であって、
受信アンテナ数とストリーム数との差が大きいほど先になるように端末装置毎の順序を定める順序決定部と、
前記複数の端末装置の各受信アンテナとの間の送信アンテナ毎の伝搬路情報を取得し、
各端末装置のストリーム数分の伝搬路情報を前記順序が先の端末装置ほど先の行に並べた伝搬行列を生成し、
フィルタ係数行列を用いて前記伝搬行列をブロック三角化することにより、各ストリームを端末装置の各受信アンテナで受信する際の等価伝搬路からなる等価伝搬路行列を算出し、前記等価伝搬路行列のうち前記順序が先の端末装置に係る等価伝搬路を除いた部分行列を特異値分解してユニタリ行列を算出し、前記ユニタリ行列に基づいて前記フィルタ係数行列を算出する処理を端末装置毎に前記順序で行い、
各端末装置への送信信号から当該端末装置に係る等価伝搬路と当該端末装置よりも前記順序が先の端末装置への送信信号とに基づいて算出した干渉信号成分を減算した送信信号からなる送信信号ベクトルを、前記フィルタ係数行列と乗算する多重信号生成部と、
前記フィルタ係数行列の乗算により生成された送信信号を送信する送信部とを有し、
前記複数の端末装置への送信ストリームの総数が前記送信アンテナの数よりも少ないこと
を特徴とする無線通信装置。 - 前記順序決定部は、
受信アンテナ数とストリーム数との差が等しい端末装置が複数存在する場合、受信アンテナ数がより少ない端末装置ほど先になるように前記順序を定める、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記順序決定部は、
受信アンテナ数とストリーム数との差が等しい端末装置が複数存在する場合、受信品質がより低い端末装置ほど先になるように前記順序を定める、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。 - 複数の送信アンテナを有し、前記送信アンテナを用いて複数の端末装置への送信信号を空間多重して送信する無線通信装置において、前記複数の端末装置への送信ストリームの総数が前記送信アンテナの数よりも少なく、
受信アンテナ数とストリーム数との差が大きいほど先になるように端末装置毎の順序を定める第1の過程と、
前記複数の端末装置の各受信アンテナとの間の送信アンテナ毎の伝搬路情報を取得し、各端末装置のストリーム数分の伝搬路情報を前記順序が先の端末装置ほど先の行に並べた伝搬行列を生成する第2の過程と、
フィルタ係数行列を用いて前記伝搬行列をブロック三角化することにより、各ストリームを端末装置の各受信アンテナで受信する際の等価伝搬路からなる等価伝搬路行列を算出し、前記等価伝搬路行列のうち前記順序が先の端末装置に係る等価伝搬路を除いた部分行列を特異値分解してユニタリ行列を算出し、前記ユニタリ行列に基づいて前記フィルタ係数行列を算出する処理を端末装置毎に前記順序で行う第3の過程と、
各端末装置への送信信号から当該端末装置に係る等価伝搬路と当該端末装置よりも順序が先の端末装置への送信信号とに基づいて算出した干渉信号成分を減算した送信信号からなる送信信号ベクトルを、前記フィルタ係数行列と乗算する第4の過程とを
有すること、
を特徴とする無線通信方法。
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