JP5793906B2 - 電子レンジ加熱用包装容器 - Google Patents
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Description
しかしながら、包装箱体は、天壁の前壁寄りの部分を立て起こし、前壁を底壁と同じ平面上に位置させて開く構成となっているために消費者が誤って、開いた包装箱体から包装袋を用いた密封包装食品を取出して電子レンジに入れ加熱することが時偶あり、そのために加熱により内部蒸気圧が所定圧力以上に上昇するとその蒸気圧により蒸気逃がし部が開口し、内容物が噴き零れることがあるという問題がある。
図1は本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の天面パネル側(表面側)から見た斜視図、図2は本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の底面パネル側(裏面側)から見た斜視図、図3は本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の包装箱の一実施形態を示す平面展開図、図4は本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の包装袋の一実施形態を示す平面図、図5は本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の使用状態を示す斜視図であり、図中のCは電子レンジ加熱用包装容器、Bは包装袋、Kは包装箱、K1は蓋体、K2は容器体、K2aは開口部、K3は邪魔板部、Pは包装体、xは上側面パネルと他方の側面パネルとの境界から開封切目線までの距離、yは上側面パネルと一方の側面パネルとの境界から開封切目線までの距離、1は天面パネル、1cは天面パネル隅部、1uは上側面パネル、1dは下側面パネル、2は底面パネル、2uは上側面パネル、2dは下側面パネル、3、4は側面パネル、3u、3d、4u、4dは折込フラップ、5は糊代フラップ、6は開封用切目線、6aは膨出部、7は折目線、7aは切目、7bは非切目、10は蒸気抜き手段形成部、10aはコの字状ポイントシール部、10bは未シール部、10cは蒸気抜き用切欠、11は上端縁熱接着部、12、13は側端縁熱接着部、14は下端縁熱接着部、20は積層体、21は基材層、22は中間層、23は熱接着性樹脂層をそれぞれ示す。
図4は本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の包装袋の一実施形態を示す平面図であり、図4(イ)は平面図、図4(ロ)はA−A線断面図で積層体の構成例と蒸気抜き手段形成部を示すものである。図4に示すように、包装袋Bは、基材層21、印刷層、接着層、中間層22、接着層、熱接着性樹脂層23を順次、積層した積層体20を用いて製袋されるものである。なお、図4(ロ)では、印刷層および接着層は省略し図示していない。中間層22は内容物や包装体の殺菌条件や包装体の輸送条件等を勘案して適宜設けるものであり、条件により省略できる層である。なお、印刷層、接着層は図示していない。
天面パネル1、底面パネル2 :幅130mm×長さ160mm
側面パネル3、4 :幅 20mm×長さ160mm
折込フラップ3u、3d、4u、4d:幅 20mm×長さ20mm
上側面パネル1u、2u :幅130mm×長さ20mm
下側面パネル1d、2d :幅130mm×長さ20mm
糊代フラップ :幅 12mm×長さ160mm
また、開封用切目線6、折目線7並びに連設される各パネル間および各パネルと各フラップ間には折罫線を打抜機で設けた。開封用切目線は、x=35mm、y=40mmとする位置にY字状切目を間欠させた斜め線として設け、さらに天面パネル1の中間近傍に膨出部6aを線状切目により設けた。折目線は長さ8mmの弓状の切目を互いに向き合うように交互に列状に形成した。なお、非切目は4mmとした。
包装箱仕上がり寸法:幅130mm×長さ160mm×高さ20mm
コの字状ポイントシール部の寸法:長さ35mm、幅15mm、シール幅3mm
切欠の直径 :5mmφ
上記状態を観察すると露出された包装体Pの包装袋Bに形成された蒸気抜き形成部10の位置が高い位置となった。そして、出力500Wの電子レンジで加熱すると内圧上昇に伴い包装袋が膨張し、約1分20秒後に切欠10cから速やかに蒸気が抜け包装袋が自動開封され、包装箱の開口部より邪魔板部で跳ね返った蒸気が噴出してきたが、カレーの噴き零れはなかった。
B 包装袋
K 包装箱
K1 蓋体
K2 容器体
K2a 開口部
K3 邪魔板部
P 包装体
x 上側面パネルと他方の側面パネルとの境界から開封切目線までの距離
y 上側面パネルと一方の側面パネルとの境界から開封切目線までの距離
1 天面パネル
1c 天面パネル隅部
1u、2u 上側面パネル
1d、2d 下側面パネル
2 底面パネル
3 他方の側面パネル
4 一方の側面パネル
3u、3d、4u、4d 折込フラップ
5 糊代フラップ
6 開封用切目線
6a 膨出部
7 折目線
7a 切目
7b 非切目
10 蒸気抜き手段形成部
10a コの字状ポイントシール部
10b 未シール部
10c 蒸気抜き用切欠
11 上端縁熱接着部
12、13 側端縁熱接着部
14 下端縁熱接着部
20 積層体
21 基材層
22 中間層
23 熱接着性樹脂層
Claims (3)
- 加熱により内部蒸気圧が所定圧力以上に上昇するとその蒸気圧により開口する蒸気抜き手段形成部を備えた包装袋と、前記包装袋を収納する包装箱とで構成され、前記包装袋に内容物が充填されてなる包装体を前記包装箱に収納した電子レンジ加熱用包装容器であって、
前記包装箱は、相互に対向する天面パネルと底面パネルと、前記天面パネルおよび前記底面パネルの一方の両端を連設する両側面パネルと、前記天面パネルおよび前記底面パネルの他方の両端を連設する上側面パネルと下側面パネルとで形成される直方体形状であり、
前記天面パネルに前記上側面パネルとの境界から両側面パネルのいずれか一方の側面パネルとの境界に亘って延びる開封用切目線が斜めに形成され、さらに前記開封用切目線の一端が前記上側面パネルを亘り前記底面パネルとの境界に延び、他端が前記一方の側面パネルを亘り前記底面パネルとの境界に延びて形成され、
前記底面パネルに前記開封用切目線の両端を連結する折目線が設けられていると共に、
前記包装袋が前記包装箱内に収納された状態において、前記包装袋の前記蒸気抜き手段形成部が、前記開封用切目線が形成されていない他方の側面パネルおよび前記上側面パネルとの境界に挟まれる前記天面パネルの隅部近傍に位置していることを特徴とする電子レンジ加熱用包装容器。 - 前記折目線は複数の略弓状の切目が断続的に列状に並んで形成されており、略弓状の前記切目は一方の端が他方の端に近づくように並び方向に所定の間隔をおいて且つ並び方向に対して左右交互に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ加熱用包装容器。
- 前記天面パネルに形成された前記開封用切目線が前記下側面パネル側に向かって膨出する膨出部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
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JP2011065209A JP5793906B2 (ja) | 2011-03-24 | 2011-03-24 | 電子レンジ加熱用包装容器 |
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Family Applications (1)
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