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JP5603160B2 - 半導体光源点灯回路および制御方法 - Google Patents

半導体光源点灯回路および制御方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体光源を駆動する半導体光源点灯回路およびその半導体光源点灯回路を制御する制御方法に関する。
近年、前照灯などの車両用灯具として、従来のフィラメントを有するハロゲンランプに代えて、より長寿命で低消費電力のLED(Light Emitting Diode)が利用されている。
LEDの明るさはLEDに流す電流の大きさに依存するので、LEDを光源として利用する場合にはLEDに流す電流を調節するための点灯制御回路が必要である。
そのような点灯制御回路としては、例えば特許文献1に記載のLED駆動モジュールや特許文献2に記載の点灯制御回路がある。
特許文献1に記載のLED駆動モジュールや特許文献2に記載の点灯制御回路などの従来の回路では、LEDに流す電流の経路上にトランジスタを設け、そのトランジスタに流れる電流を制御することでLEDに流す電流を制御している。
特開2009−231580号公報 特開2006−114279号公報
しかしながら、特許文献1や2に記載の回路構成では、点灯制御回路への入力電圧が高くなるほどトランジスタにおける損失が増大する。トランジスタにはそのトランジスタが最大耐えることのできる損失の公称値である限界損失が規定されている。点灯制御回路への入力電圧が高くなりすぎると、トランジスタにおける損失がこの限界損失を超えてしまう虞がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体光源へ供給される電流の経路上に設けられるトランジスタにおける損失を軽減した半導体光源点灯回路の提供にある。
本発明のある態様は、半導体光源点灯回路に関する。この半導体光源点灯回路は、半導体光源へ供給される電流の経路上に直列に設けられるトランジスタおよび電流検出抵抗と、電流検出抵抗に生じる電圧と基準電圧との差を小さくするようにトランジスタを制御する制御回路と、を備える。半導体光源へ供給される電流のバイパス経路であってトランジスタと半導体光源との接続ノードを一端とするバイパス経路を形成するようにバイパス抵抗を設けた。
この態様によると、半導体光源へ供給される電流のバイパス経路を設けたので、トランジスタにおける損失を軽減できる。
本発明の別の態様は、制御方法である。この方法は、半導体光源へ電流を供給する半導体光源点灯回路を制御する制御方法であって、半導体光源点灯回路への入力電圧の変化に伴って半導体光源へ供給される電流の経路上に設けられるトランジスタに流れる電流の大きさが変化する入力電圧の第1範囲と、第1範囲よりも高電圧側の第2範囲であって、トランジスタにおける損失が第1範囲内での損失の最大値よりも小さくなる入力電圧の第2範囲と、が共に存在するよう各回路要素を制御する。
「共に存在するよう各回路要素を制御する」ことは、共に存在するよう各回路定数を定めることであってもよい。または、共に存在するように回路素子を設けることであってもよい。
この態様によると、半導体光源点灯回路において入力電圧の第1範囲と第2範囲とを設けることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を装置、方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、半導体光源へ供給される電流の経路上に設けられるトランジスタにおける損失を軽減できる。
第1の実施の形態に係る半導体光源点灯回路の構成を示す回路図である。 図1の半導体光源点灯回路における、入力電圧に対する各パラメータの変化を示す説明図である。 第2の実施の形態に係る半導体光源点灯回路の構成を示す回路図である。 第3の実施の形態に係る半導体光源点灯回路の構成を示す回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、信号には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において説明上重要ではない部材の一部は省略して表示する。また、電圧、電流あるいは抵抗などに付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値あるいは抵抗値を表すものとして用いることとする。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bとの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る半導体光源点灯回路100の構成を示す回路図である。半導体光源点灯回路100は、半導体光源10、演算増幅器12、基準電圧生成回路14、入力電圧端子16、接地端子18、Nチャネル電界効果型トランジスタM1、バイパス抵抗RB、電流検出抵抗RS、を備える。入力電圧端子16には外部からバッテリ電圧などの入力電圧VINが印加される。接地端子18は接地される。
半導体光源点灯回路100では、Nチャネル電界効果型トランジスタM1に対して並列にバイパス抵抗RBを接続する。これにより、入力電圧VINの増加に伴ってバイパス抵抗RBにおける損失は増加し、その分Nチャネル電界効果型トランジスタM1における損失は低下する。その結果、Nチャネル電界効果型トランジスタM1における損失をある一定以上に増加させないようにすることができる。
半導体光源10は、LEDを2つ直列に接続して構成される。一方のLEDのアノードである半導体光源10の一端は入力電圧端子16に接続される。他方のLEDのカソードである半導体光源10の他端はNチャネル電界効果型トランジスタM1のドレインおよびバイパス抵抗RBの一端に接続される。半導体光源10に流れる電流をLED電流ILEDと称す。
Nチャネル電界効果型トランジスタM1および電流検出抵抗RSは半導体光源10へ供給される電流の経路上に直列に設けられる。Nチャネル電界効果型トランジスタM1のソースは電流検出抵抗RSの一端と接続され、電流検出抵抗RSの他端は接地端子18に接続される。
演算増幅器12および基準電圧生成回路14は制御回路を構成し、この制御回路は電流検出抵抗RSに生じる電圧降下と所定の基準電圧Vrefとの差を小さくするようにNチャネル電界効果型トランジスタM1を制御する。基準電圧生成回路14は、入力電圧端子16から電力の供給を受け、所望のLED電流ILEDに対応する基準電圧Vrefを生成して演算増幅器12の非反転入力端子に印加する。演算増幅器12の反転入力端子には、Nチャネル電界効果型トランジスタM1のソースと電流検出抵抗RSの一端との第1接続ノードN1の第1接続ノード電圧VN1が印加される。演算増幅器12の出力端子はNチャネル電界効果型トランジスタM1のゲートに接続される。演算増幅器12は基準電圧Vrefと第1接続ノード電圧VN1との差を小さくするようにNチャネル電界効果型トランジスタM1のゲート電圧を制御する。
バイパス抵抗RBは、半導体光源10へ供給される電流のバイパス経路Byを形成するように設けられる。半導体光源10へ供給される電流の少なくとも一部は、このバイパス経路Byを流れることでNチャネル電界効果型トランジスタM1を迂回する。
バイパス経路Byは、Nチャネル電界効果型トランジスタM1のドレインと半導体光源10の他端との第2接続ノードN2を一端とし、第1接続ノードN1を他端とする。すなわち、バイパス抵抗RBの一端は第2接続ノードN2に接続され、他端は第1接続ノードN1に接続される。
以上の構成による半導体光源点灯回路100の動作を説明する。
図2は、図1の半導体光源点灯回路100における、入力電圧VINに対する各パラメータの変化を示す説明図である。LED電流ILED、電流検出抵抗RSにおける損失PRS、Nチャネル電界効果型トランジスタM1における損失PFET、はそれぞれ実線で示され、バイパス抵抗RBにおける損失PRBは一点鎖線で示される。
入力電圧VINの第1範囲202は、基準電圧Vref>第1接続ノード電圧VN1となる入力電圧VINの範囲である。この第1範囲202では各パラメータ間に以下の関係式が成り立つ。
Figure 0005603160
ここで、Vは半導体光源10を構成する2つのLEDの順方向電圧の合計値である。式1から、入力電圧VINが順方向電圧の合計値Vを超えると半導体光源10が点灯を開始し、入力電圧VINの増加とともにLED電流ILEDが増加することが分かる。また、
Figure 0005603160
となるので、
Figure 0005603160
となる。つまり、Nチャネル電界効果型トランジスタM1はオンしているため、Nチャネル電界効果型トランジスタM1の損失は実質的にゼロとなる。
入力電圧の第2範囲204は、基準電圧Vref=第1接続ノード電圧VN1となる入力電圧VINの範囲である。第2範囲204の下限値、すなわち基準電圧Vref=第1接続ノード電圧VN1となる入力電圧VINの最低値をV1と称す。この第2範囲204では各パラメータ間に以下の関係式が成り立つ。
Figure 0005603160
ここで、IFETはNチャネル電界効果型トランジスタM1のドレイン−ソース間を流れるFET電流、IRBはバイパス抵抗RBを流れるバイパス電流、である。式5から、LED電流ILEDは入力電圧VINに依らない一定値ILED0となることが分かる。また式7から、FET電流IFETは入力電圧VINの変化に伴って変化する。
式5、式6、式7より、
Figure 0005603160
となる。図2にも示される通り、第2範囲204において、Nチャネル電界効果型トランジスタM1の損失PFETは入力電圧VINが低い範囲では入力電圧VINに伴って増加するが、入力電圧VINがある値Vpに達するとピークとなり、入力電圧VINがさらに増加すると減少し、最終的には入力電圧VINが第2範囲204の上限値V2に達すると実質的にゼロとなる。第1範囲202および後述の第3範囲206ではNチャネル電界効果型トランジスタM1の損失PFETは実質的にゼロであることを考えると、第2範囲204内においてNチャネル電界効果型トランジスタM1における損失PFETが最大となると言える。
半導体光源点灯回路100では、このNチャネル電界効果型トランジスタM1における損失PFETの最大値がNチャネル電界効果型トランジスタM1の限界損失PMAXよりも低くなるように各回路定数が設定される。
また、第2範囲204の上限値V2において、バイパス電流IRB=LED電流の一定値ILED0となる。
Nチャネル電界効果型トランジスタM1のピーク電力は、
Figure 0005603160
となる入力電圧VIN(=Vp)におけるNチャネル電界効果型トランジスタM1の電力を計算することにより求まる。
入力電圧VINの第3範囲206は、基準電圧Vref<第1接続ノード電圧VN1となる入力電圧VINの範囲である。半導体光源点灯回路100では、入力電圧VINの最大値VMAXは第3範囲206内に設定される。また、第3範囲206は第2範囲204よりも高電圧側に位置する。
第3範囲206では各パラメータ間に以下の関係式が成り立つ。
Figure 0005603160
式10から、LED電流ILEDは入力電圧VINとともに増加することが分かる。
また、基準電圧Vref<第1接続ノード電圧VN1であるから、
Figure 0005603160
である。式11と式12とから、
Figure 0005603160
となる。つまり、第3範囲206においては、Nチャネル電界効果型トランジスタM1はオフしているためNチャネル電界効果型トランジスタM1における損失PFETは実質的にゼロである。
本実施の形態に係る半導体光源点灯回路100のパラメータ、回路定数の一例は以下の通りである。
入力電圧VIN 9〜16V
LED 3.3V、330mA
バイパス抵抗RB 約40Ω
電流検出抵抗RS 約14Ω
2.5V×2=5V
V1 11〜12V(Vref=約5V)
Vp 13.5V
V2 16V
MAX 18V
本実施の形態に係る半導体光源点灯回路100では、半導体光源10へ供給される電流のバイパス経路Byであって第2接続ノードN2を一端とするバイパス経路Byを形成するようにバイパス抵抗RBが設けられる。したがって、このバイパス経路Byを設けない構成と比較して、Nチャネル電界効果型トランジスタM1における損失を軽減できる。
また、本実施の形態に係る半導体光源点灯回路100では、入力電圧VINの第2範囲204内においてNチャネル電界効果型トランジスタM1における損失PFETが最大となる。したがって、回路定数を調整することでこの最大値を調整し、Nチャネル電界効果型トランジスタM1のピーク電力をNチャネル電界効果型トランジスタM1の限界損失以下に抑えることができる。
大きなLED電流が必要なときの対応策として、本発明者は独自に、本実施の形態に係る半導体光源点灯回路100のようにバイパス抵抗RBを使用してバイパス経路Byを形成する場合と、2つ目のNチャネル電界効果型トランジスタを使用してバイパス経路を形成する場合と、を考察した。後者の場合、Nチャネル電界効果型トランジスタとそれを制御する演算増幅器等を追加する必要があるが、それらは抵抗素子に比べてはるかに高価である。したがって、抵抗素子(受動素子、パッシブエレメント)を追加すればよい前者の場合のほうがコスト的に有利である。
また、限界損失が大きなNチャネル電界効果型トランジスタを使用する場合と比較しても、そのようなNチャネル電界効果型トランジスタM1はやはり高価なので、本実施の形態に係る半導体光源点灯回路100のほうがコスト的に有利である。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態ではLED電流の検出をハイサイドで実施する。
図3は、第2の実施の形態に係る半導体光源点灯回路102の構成を示す回路図である。半導体光源点灯回路102は、半導体光源20、演算増幅器22、基準電圧生成回路24、電位差検出回路26、入力電圧端子28、接地端子30、Pチャネル電界効果型トランジスタM2、バイパス抵抗RB’、電流検出抵抗RS’、を備える。入力電圧端子28には外部からバッテリ電圧などの入力電圧VINが印加される。接地端子30は接地される。
半導体光源20はLEDを2つ直列に接続して構成される。一方のLEDのカソードである半導体光源20の一端は接地端子30に接続される。他方のLEDのアノードである半導体光源20の他端はPチャネル電界効果型トランジスタM2のドレインおよびバイパス抵抗RB’の一端に接続される。
Pチャネル電界効果型トランジスタM2および電流検出抵抗RS’は半導体光源20へ供給される電流の経路上に直列に設けられる。Pチャネル電界効果型トランジスタM2のソースは電流検出抵抗RS’の一端と接続され、電流検出抵抗RS’の他端は入力電圧端子28に接続される。
演算増幅器22、基準電圧生成回路24、電位差検出回路26は制御回路を構成し、この制御回路は電流検出抵抗RS’に生じる電圧降下から生成される電圧Vdと所定の基準電圧Vref’との差を小さくするようにPチャネル電界効果型トランジスタM2を制御する。基準電圧生成回路24は、入力電圧端子28から電力の供給を受け、所望のLED電流に対応する基準電圧Vref’を生成して演算増幅器22の反転入力端子に印加する。電位差検出回路26は、電流検出抵抗RS’の両端間の電位差すなわち電流検出抵抗RS’に生じる電圧降下を検出し、その電圧降下に応じた電圧Vdを演算増幅器22の非反転入力端子に印加する。演算増幅器22の出力端子はPチャネル電界効果型トランジスタM2のゲートに接続される。演算増幅器22は基準電圧Vref’と電圧Vdとの差を小さくするようにPチャネル電界効果型トランジスタM2のゲート電圧を制御する。
バイパス抵抗RB’は、半導体光源20へ供給される電流のバイパス経路By’を形成するように設けられる。このバイパス経路By’は、Pチャネル電界効果型トランジスタM2のドレインと半導体光源20の他端との第3接続ノードN3を一端とし、Pチャネル電界効果型トランジスタM2のソースと電流検出抵抗RS’の一端との第4接続ノードN4を他端とする。すなわち、バイパス抵抗RB’の一端は第3接続ノードN3に接続され、他端は第4接続ノードN4に接続される。
本実施の形態に係る半導体光源点灯回路102は、第1の実施の形態に係る半導体光源点灯回路100と同様の作用効果を有する。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係る半導体光源点灯回路104では、電流検出抵抗の抵抗値を変更することにより点灯モードの切替が可能とされる。
図4は、第3の実施の形態に係る半導体光源点灯回路104の構成を示す回路図である。半導体光源点灯回路104は、半導体光源32、演算増幅器34、基準電圧生成回路36、DRL入力端子38、POS入力端子40、接地端子42、DRLダイオード44、POSダイオード46、第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3、バイパス抵抗RB1、電流検出回路48、を備える。電流検出回路48は、第2Nチャネル電界効果型トランジスタM4、第1電流検出抵抗RS1、第2電流検出抵抗RS2、を含む。
近年、昼間という通常は点灯を必要としない時間帯に前照灯を点灯して自車を目立たせることで、対向車や歩行者など周囲に己の存在をより早く気付かせる目的で、DRL(Daytime Running Lights、昼間点灯)の機能を導入した車両が増えてきている。DRLでは点灯時間が長くなるので、DRL用の光源としては放電灯よりも一般に寿命が長いLEDが使用される傾向にある。本実施の形態に係る半導体光源点灯回路104は、DRL用のLED光源をポジションランプ用の光源としても使用する場合の点灯回路として好適に使用される。
すなわち、半導体光源点灯回路104は半導体光源32を駆動するための点灯回路であり、かつDRL用のDRLモードとポジションランプ用のPOSモードとが選択可能に構成される。
DRLモードにおいて、DRL入力端子38には外部からDRL用のDRL入力電圧VDRLが印加される。POSモードにおいて、POS入力端子40には外部からポジションランプ用のPOS入力電圧VPOSが印加される。半導体光源点灯回路104は、DRL入力電圧VDRLが印加される場合はDRLモードで、POS入力電圧VPOSが印加される場合はPOSモードで、動作する。
接地端子42は接地される。
半導体光源32はLEDを2つ直列に接続して構成される。一方のLEDのアノードである半導体光源32の一端は、DRLダイオード44を介してDRL入力端子38に接続され、またPOSダイオード46を介してPOS入力端子40に接続される。他方のLEDのカソードである半導体光源32の他端は第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3のドレインおよびバイパス抵抗RB1の一端に接続される。半導体光源32に流れる電流をLED電流ILED’と称す。
電流検出回路48では、第2電流検出抵抗RS2と第2Nチャネル電界効果型トランジスタM4とが直列に接続され、その直列回路と並列に第1電流検出抵抗RS1が接続される。第2Nチャネル電界効果型トランジスタM4のゲートはDRL入力端子38と接続され、第2Nチャネル電界効果型トランジスタM4はDRL入力端子38にDRL入力電圧VDRLが印加されるとオン、そうでないとオフされる。
第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3および電流検出回路48は半導体光源32へ供給される電流の経路上に直列に設けられる。第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3のソースは、第1電流検出抵抗RS1の一端と第2電流検出抵抗RS2の一端との第5接続ノードN5に接続される。第2Nチャネル電界効果型トランジスタM4のソースと第1電流検出抵抗RS1の他端との第6接続ノードN6は接地端子42に接続される。
演算増幅器34および基準電圧生成回路36は制御回路を構成し、この制御回路は電流検出回路48においてLED電流ILED’に応じて生じる電圧と所定の基準電圧Vref’’との差を小さくするように第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3を制御する。基準電圧生成回路36は、DRL入力端子38またはPOS入力端子40から電力の供給を受け、所望のLED電流ILED’に対応する基準電圧Vref’’を生成して演算増幅器34の非反転入力端子に印加する。演算増幅器34の反転入力端子には第5接続ノードN5の第5接続ノード電圧VN5が印加される。演算増幅器34の出力端子は第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3のゲートに接続される。演算増幅器34は基準電圧Vref’’と第5接続ノード電圧VN5との差を小さくするように第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3のゲート電圧を制御する。
バイパス抵抗RB1は、半導体光源32へ供給される電流のバイパス経路By’’を形成するように設けられる。このバイパス経路By’’は、第1Nチャネル電界効果型トランジスタM3のドレインと半導体光源32の他端との第7接続ノードN7を一端とし、第5接続ノードN5を他端とする。すなわち、バイパス抵抗RB1の一端は第7接続ノードN7に接続され、他端は第5接続ノードN5に接続される。
以上の構成による半導体光源点灯回路104の動作を説明する。
DRLモードにおける半導体光源点灯回路104の動作は、第1の実施の形態に係る半導体光源点灯回路100の動作において電流検出抵抗RSの抵抗値を
Figure 0005603160
で置き換えたものに準ずる。
POSモードにおける半導体光源点灯回路104の動作は、第1の実施の形態に係る半導体光源点灯回路100の動作において電流検出抵抗RSの抵抗値を第1電流検出抵抗RS1の抵抗値で置き換えたものに準ずる。
本実施の形態に係る半導体光源点灯回路104は、第1の実施の形態に係る半導体光源点灯回路100と同様の作用効果を有する。
加えて、本実施の形態に係る半導体光源点灯回路104では、DRLモードにおいてDRL入力電圧VDRLに対してLED電流ILED’が一定となる範囲におけるその一定値は
Figure 0005603160
となる。一方、POSモードにおいてPOS入力電圧VPOSに対してLED電流ILED’が一定となる範囲におけるその一定値は
Figure 0005603160
となる。したがって、第2Nチャネル電界効果型トランジスタM4によって電流検出回路48の抵抗値を切り替えることにより、DRLモードとPOSモードとの間での調光が可能となる。
以上、実施の形態に係る半導体光源点灯回路の構成と動作について説明した。これらの実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。また実施の形態同士の組み合わせも可能である。
第1、第2および第3の実施の形態では電界効果型トランジスタを使用してLED電流を制御する場合について説明したが、これに限られず、Nチャネル電界効果型トランジスタをNPN型バイポーラトランジスタに、Pチャネル電界効果型トランジスタをPNP型バイポーラトランジスタに、それぞれ置き換えてもよい。
10 半導体光源、 12 演算増幅器、 14 基準電圧生成回路、 16 入力電圧端子、 18 接地端子、 100 半導体光源点灯回路、 RB バイパス抵抗、 RS 電流検出抵抗、 M1 Nチャネル電界効果型トランジスタ、VIN 入力電圧、 Vref 基準電圧、 By バイパス経路。

Claims (5)

  1. 半導体光源へ供給される電流の経路上に直列に設けられるトランジスタおよび電流検出抵抗と、
    前記電流検出抵抗に生じる電圧と基準電圧との差を小さくするように前記トランジスタを制御する制御回路と、を備え、
    前記半導体光源へ供給される電流のバイパス経路であって前記トランジスタと前記半導体光源との接続ノードを一端とし、前記トランジスタと前記電流検出抵抗の接続ノードを他端とするバイパス経路を形成するようにバイパス抵抗を設けたことを特徴とする半導体光源点灯回路。
  2. 前記半導体光源点灯回路への入力電圧の変化に伴って前記トランジスタに流れる電流の大きさが変化する状態において、前記半導体光源に流れる電流は、前記トランジスタと前記バイパス抵抗に分流することを特徴とする請求項1に記載の半導体光源点灯回路。
  3. 前記半導体光源点灯回路への入力電圧の変化に伴って前記トランジスタに流れる電流の大きさが変化する前記入力電圧の範囲を動作範囲と呼ぶとき、
    前記動作範囲内において前記トランジスタにおける損失が最大となることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体光源点灯回路。
  4. 前記電流検出抵抗の抵抗値を変更する変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体光源点灯回路。
  5. 半導体光源へ電流を供給する半導体光源点灯回路を制御する制御方法であって、
    前記半導体光源点灯回路への入力電圧の変化に伴って前記半導体光源へ供給される電流の経路上に設けられるトランジスタに流れる電流の大きさが変化する前記入力電圧の第1範囲と、前記第1範囲よりも高電圧側の第2範囲であって、前記トランジスタにおける損失が前記第1範囲内での損失の最大値よりも小さくなる前記入力電圧の第2範囲と、が共に存在するよう各回路要素を制御することを特徴とする制御方法。
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