JP5669092B2 - Ledユニットおよび照明器具 - Google Patents
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Description
図13に示すように、特許文献1に記載のLEDライト100は、長手方向に沿って基板保持具101を有する。基板保持具101のZ軸方向の上面には、Y軸方向に延在するLED基板102がX軸方向に2列配置されており、LED基板102には複数のLED素子103が実装されている。LED素子103の前方には、光拡散板104が配置されている。
LED基板102の後方には、LED素子103が発する熱を放熱する放熱構造体105が配設され、放熱構造体105は基板保持具101を支持している。
光拡散板104の光入射面104Aには、長手方向に沿って複数の凸状の円弧面104Bが連続して設けられており、円弧面104Bには、幅方向に多数の微小凹凸104Cが形成されている。
なお、LED基板102に電力を供給するためのコネクタ(図示省略)は、LED基板102の背面に設けられている。
なお、以下の説明においては、照明器具を被取付面である天井面に取り付けて下方を照明する場合について説明する。従って、特に示す場合を除き、上(上方、上側等)は天井面側を意味し、下(下方,下側等)は床面側を意味する。
図2および図3に示すように、照明器具10は、天井面11に取り付けられている引っ掛けシーリング12に取り付けるための取付金具21を中央に有する例えば正方形の板状の器具本体20を有する。
なお、以下においては、特にアッパーユニット30Aおよびロアーユニット30Bを区別する場合を除き、LEDユニット30として説明する。
図4に示すように、アッパーユニット30Aは、器具本体20の上側において、四方外向きに設けられている。また、ロアーユニット30Bは、器具本体20の下側において、2カ所に設けられており、内側へ光を照射するようになっている。
ケース33は、照射方向後方(以後、「後方」という。)に配置される矩形板状のLEDユニット本体31と、照射方向前方(以後、「前方」という。)に配置される矩形箱状の投光部材32とで構成される。
また、突出片311の下面中央には、LEDユニット30の位置決めを行う位置決め突起315が設けられる。
LED基板36の前面である実装面361には、多数のLED光源37が実装される。また、実装面361においてLED光源37の外側である長手方向両端部には、電気配線34が接続されて電力の供給を受けるコネクタ38が取り付けられる。
これにより、LED光源37が発した熱を効率的に放熱できるので、LEDユニット30の寿命を大幅に延ばすことができる。
複数の第1のLED光源37Aは、第1の回路39Aにより直列に接続されており、複数の第2のLED光源37Bは、第1のLED光源37Aとは別系統で、第2の回路39Bにより直列に接続されている。
従って、第1のLED光源37Aと第2のLED光源37Bは、個別に制御可能となっている。
また、第1の回路39Aと第2の回路39Bとは別個であり、例えば、クランク状に配線することができる。このとき、第1の回路39Aおよび第2の回路39Bのクランク形状が、平行となるように配線する。
例えば、図9中、左端部では、端部に第1のLED光源37Aが配設されているので、その右隣には、異なる種類の第2のLED光源37Bが配設される。
また、図9中、右端部では、端部に第2のLED光源37Bが配設されているので、その左隣には、異なる種類の第1のLED光源37Aが配設される。
なお、左端部と右端部を同じLED光源37を配設することも可能である。
投光部材32の前壁321は透光性のレンズであり、内部にLED基板36を収容して、後方の開口にLEDユニット本体31をねじ301で固定して蓋がされる。
電線引き込み部323を通ってケース33内部に引き込まれた電気配線34は、LED基板36の実装面361に取り付けられているコネクタ38に接続される。
図11に示すように、光拡散部324は、投光部材32の端部から、コネクタ38および少なくとも端部のLED光源37の前方領域まで設ける。
例えば、図11(B)では、光拡散部324は、端部に設けられている第1のLED光源37Aと、この第1のLED光源37Aに隣接し、種類が異なる2個の第2のLED光源37Bのうちの一つを含むように設けられている。
このため、LEDユニット30の位置決めを,容易に,確実に行うことができる。
例えば、パネルカバー251は、パネル25において器具本体20の中心に対して対称な端部付近の対向する2辺に沿って設けられている。また、パネルカバー251は、ロアーユニット30Bが設けられている位置に対応して設けられている。
一方、器具本体20の上側に設けられているアッパーユニット30Aから照明器具10の外側へ発せられた光L2は、一部は天井面11と平行に照射されて、壁面Wを照明する。また、一部は上方へ照射されて天井面11に当たり、下方へ反射して壁面Wを照明する。さらに、一部は下方へ照射されて照明器具10の上枠23に当たって上方へ反射し,天井面11を照明する。あるいは、さらに天井面11で反射して壁面Wを照明する。
また、チップジャンパー抵抗等の部品も削減できるので、コストアップを回避できる。
さらに、LED基板36として(プリント)基板の表裏両面をパターン印刷に用いる必要がないので、LED基板36の実装面と反対側面を放熱に利用できる。
また、LEDユニット30において、LED基板36として両面基板を用いる必要がないので、LED基板36の実装面とは反対側面を放熱に利用でき、LEDユニット30の長寿命化を図り、照明器具の長寿命化を図ることができる。
また、LED光源37の前方に設けられる投光部材32において複数のLED光源37のうちのコネクタ38に隣接する端部のLED光源37およびコネクタ38の前方領域に光拡散部324を設けたので、コネクタ38の前方が暗くなるのを防止できる。
また、投光部材32において複数のLED光源37のうちのコネクタ38に隣接する端部のLED光源37およびコネクタ38の前方領域に光拡散部324を設けたので、コネクタ38の前方が暗くなるのを防止できる。
例えば、前述した実施形態においては、アッパーユニット30Aとロアーユニット30Bとに同じLEDユニット30を用いた場合について説明したが、基本的な構造が同じであれば、サイズ等が異なるものであっても良い。
30 LEDユニット
32 投光部材
324 光拡散部
36 LED基板
361 実装面(同じ側面)
37 LED光源
37A 第1のLED光源
37B 第2のLED光源
38 コネクタ
Claims (3)
- 照明器具の器具本体に取り付けられるLEDユニットであって、
矩形板状かつ長尺であり、表面に、前方に向けて光を発する複数のLEDが長手方向に沿って配置され、前記表面の、前記LED基板の長手方向の両端部の位置に、前記複数のLEDへの給電に用いられる第1、第2のコネクタが配置されるLED基板と、
前記LED基板の後方に位置するLEDユニット本体と、
箱状であり、前記LEDユニット本体の前方に位置し、前記LEDユニット本体と共に、前記LED基板を収容するケースを構成し、前記LED基板の前方に、レンズとしての透光性の前壁が設けられ、かつ、前記前壁において部分的に、光を拡散する光拡散部が設けられる投光部材と、
を有し、
前記光拡散部は、前記投光部材の前記前壁における長手方向の両端部の、前記第1、第2のコネクタおよび前記第1、第2のコネクタに最も近い位置のLEDの前方である領域に設けられるLEDユニット。 - 請求項1に記載のLEDユニットにおいて、
前記複数のLEDは、第1の種類のLED群と、前記第1の種類のLED群とは発光色が異なる第2の種類のLED群を有し、
前記第1の種類のLED群に属するLEDを第1のLEDとし、前記第2の種類のLED群に属するLEDを第2のLEDとする場合に、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの間において、前記第1、第2のLEDが、前記LED基板の長手方向に沿って混在して一列に配置され、
前記一列における前記第1のLEDは、第1の配線によって、前記第1、第2のコネクタ間に直列に接続され、
前記一列における前記第2のLEDは、前記第1の配線とは電気的に独立である第2の配線で、前記第1、第2のコネクタ間に直列に接続され、
前記光拡散部は、前記投光部材の前記前壁における長手方向の両端部の、隣接して配置されている第1のLEDおよび第2のLEDの前方である領域に設けられるLEDユニット。 - 請求項1または請求項2に記載のLEDユニットが、前記器具本体に取り付けられてなる照明器具。
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JP2011012211A JP5669092B2 (ja) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | Ledユニットおよび照明器具 |
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JP2011012211A Active JP5669092B2 (ja) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | Ledユニットおよび照明器具 |
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