JP5642049B2 - 車両用外界認識装置およびそれを用いた車両システム - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、第1実施の形態における車両用外界認識装置1000のブロック図である。この実施形態は請求項1,2,4,5,6,8,9に対応するものである。
つぎに、図2を用いて、撮像タイミング調整部1031における処理の内容について説明する。図2は画像取得部1011の撮像タイミングを説明するためのタイミングチャートである。
つぎに、オプティカルフロー算出部1041における処理の内容について説明する。
オプティカルフロー算出部1041は、最新の取り込み画像IMGSRC[x][y]上にN個の点(x0,y0)〜(xN−1,yN−1)を設定し、各点が1時点前のタイミングで取り込まれた画像IMGSRC_sub[x][y]上のどの位置にあったかを表すオプティカルフローを算出する。N点は、本実施の形態では、あらかじめ幅Wp、高さHpの間隔で格子状に配置した固定点とするが、例えば公知の文献に記載の特徴点抽出処理により毎フレーム算出された点を用いてもよい。もちろん、画像上の全座標点で算出してもよい。
つぎに、図3を用いて、前景背景分離部1051における処理の内容について説明する。図3は前景背景分離部1051の処理の流れを示したフローチャートである。まず、ステップS301にてループ制御変数n=0とする。
e=(OFX[n]―PFX)^2+(OFY[n]―PFY)^2
FG_SX[g]=Wp×GR_SX[g]―Wp/2
FG_SY[g]=Hp×GR_SY[g]―Hp/2
FG_EX[g]=Wp×GR_EX[g]―Wp/2
FG_EY[g]=Hp×GR_EY[g]―Hp/2
つぎに、物体検出部1061における処理の内容について説明する。本実施の形態では、物体検出部1061として、車両を検出する場合と、歩行者を検出する場合の2パターンを説明する。
つぎに、本発明の車両用外界認識装置の第2実施の形態について、以下に図面を用いて説明する。この実施形態は、請求項3に対応する。
つぎに、撮像タイミング調整部2031における処理の内容について説明する。
撮像タイミング調整部2031は、次の撮像タイミングT1と、さらに次の撮像タイミングT2を決定する。ここで、撮像タイミングT1で撮像した画像上の物体が、一定周期Tで撮像した画像上に写る際に所定量動くよう、撮像タイミングT2を決定する。たとえば、全ての静止物体が前後方向にPメートル動くようにT2を決定する場合、ヨーレートを考慮すると、例えばVY=VSPcos(YR)を用いて、T2=P/VYより得られる。T1は処理周期Tを用いて、T1=T―T2より求める。なお、VSPが低速でT2>Tとなる場合や、VSPが高速でT2が撮像素子の取り込み速度の限界を超える場合に対応するため、閾値T2Min、T2Maxを設け、T2>T2Maxの場合はT2=T2Max、T2<T2Minの場合はT2=T2Minと設定するような処理が必要である。
つぎに、前景背景分離部2051における処理の内容について説明する。処理フローのうち、前景背景分離部1051と異なる部分はステップS302のみであるため、ここではステップS302の説明のみ行い、残りは割愛する。
つぎに、本発明の車両用外界認識装置の第3実施の形態について、以下に図面を用いて説明する。この実施形態は請求項7,8,9に対応する。
つぎに、図9を用いて、予測画像生成部3042における処理の内容について説明する。図9は予測画像生成部3042の処理の流れを示したフローチャートである。まず、ステップS901にて、予測画像IMGSRC’[x][y]へアクセスするための制御変数の初期化x=0、y=0を行う。
つぎに、図10を用いて、前景背景分離部3051における処理の内容について説明する。図10は前景背景分離部3051の処理の流れを示したフローチャートである。まず、ステップS1001にて一定周期取得画像IMGSRCと予測画像IMGSRC’の差分画像IMGSUBを生成する。本実施の形態では画素値ごとの差分を絶対値化したものを画像化する。
FG_SX[g]=GR_SX[g]
FG_SY[g]=GR_SY[g]
FG_EX[g]=GR_EX[g]
FG_EY[g]=GR_EY[g]
つぎに、本発明の車両用外界認識装置の第4実施の形態について、以下に図面を用いて説明する。この実施形態は、請求項10に対応する。
画像取得部4011は、自車の前方を撮像可能な位置に取り付けられたカメラ1010から、自車前方を撮影した画像データを取り込み、一定周期取得画像IMGSRC[x][y]および不定期取得画像IMGSRC_sub1[x][y]、IMGSRC_sub2[x][y]をRAM1020上に記憶する。
つぎに、図12を用いて、撮像タイミング調整部4031における処理の内容について説明する。図12は画像取得部4011の撮像タイミングを説明するためのタイミングチャートである。
つぎに、図13を用いて、予測画像生成部4042における処理の内容について説明する。図13は予測画像生成部4042の処理の流れを示したフローチャートである。まず、ステップS1301にて、予測画像IMGSRC’[x][y]へアクセスするための制御変数の初期化x=0、y=0を行う。
TTC[i]=PY1[i]÷VY1[i]・・・(1)
さらに、ステップS143において、各障害物に対する危険度DRECI[i]を演算する。
R=(1+AVsp2)×(L・Gs/α)・・・(2)
R=Vsp/γ・・・(3)
DRECI[i]=(H−L[i])/H・・・(4)
なお、ステップS141〜S143の処理は、検知した物体数に応じてループ処理を行う構成としている。
DRECI[i]≧cDRECI#・・・(5)
ここで、所定値cDRECI#は、自車に衝突するか否かを判定するための閾値である。
また、式(6)が非成立の場合にはステップS147に進む。
TTC[iMin]≦cTTCBRK#・・・(6)
TTC[iMin]≦cTTCALM#・・・(7)
1010 カメラ(撮像装置)
1020 RAM
1011 画像取得部
1021 自車挙動取得部
1031 撮像タイミング調整部
1041 オプティカルフロー算出部
1051 前景背景分離部
1061 物体検出部
2000 車両用外界認識装置
2021 自車挙動取得部
2031 撮像タイミング調整部
2051 前景背景分離部
3000 車両用外界認識装置
3041 消失点取得部
3042 予測画像生成部
3051 前景背景分離部
4000 車両用外界認識装置
4011 画像取得部
4031 撮像タイミング調整部
4042 予測画像生成部
VSP 自車速
YR ヨーレート
Claims (12)
- カメラ等の撮像装置から画像を取り込む画像取り込み手段と、
自車速を取得する自車挙動取得手段と、
前記撮像装置から画像を取り込むタイミングを調整する撮像タイミング調整手段と、を有し、
前記画像取り込み手段は、前記撮像タイミング調整手段によって設定された一定周期で画像を取り込むと共に、該一定周期の間に不定期で画像を取り込み、
前記撮像タイミング調整手段は、前記自車速に応じて不定期での画像取り込みのタイミングを調整することを特徴とする、車両用外界認識装置。 - カメラ等の撮像装置から画像を取り込む画像取り込み手段と、
自車速とヨーレートを取得する自車挙動取得手段と、
前記撮像装置から画像を取り込むタイミングを調整する撮像タイミング調整手段と、を有し、
前記画像取り込み手段は、前記撮像タイミング調整手段によって設定された一定周期で画像を取り込むと共に、該一定周期の間に不定期で画像を取り込み、
前記撮像タイミング調整手段は、前記自車速とヨーレートに応じて不定期での画像取り込みのタイミングを調整することを特徴とする、車両用外界認識装置。 - 前記撮像タイミング調整手段はさらに物体の最大検出距離に応じて画像取り込みのタイミングを調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用外界認識装置。
- 取り込まれた前記画像を用いて前景と背景を分離する前景背景分離手段と、
前記前景背景分離手段で分離された前景から衝突の可能性がある物体を検出する物体検出手段と、を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用外界認識装置。 - 画像間のオプティカルフローを算出するオプティカルフロー算出手段を有し、
前記前景背景分離手段はオプティカルフローに基づいて前景と背景を分離することを特徴とする請求項4に記載の車両用外界認識装置。 - 消失点を取得する消失点取得手段と、
前記消失点を用いて、前記自車挙動取得手段で不定期に取り込まれた画像を変換し変換画像を生成する予測画像生成手段と、を有し、
前記前景背景分離手段は、前記変換画像と一定周期で取り込まれた画像との差分により前景と背景を分離することを特徴とする請求項4に記載の車両用外界認識装置。 - 前記物体検出手段は、前景が車両であるか否かを判定することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の車両用外界認識装置。
- 前記物体検出手段は、前景が歩行者であるか否かを判定することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の車両用外界認識装置。
- 消失点を取得する消失点取得手段と、
前記消失点を用いて、前記自車挙動取得手段で不定期に取り込まれた複数の画像を変換し複数の変換画像を生成する予測画像生成手段と、を有し、
前記前景背景分離手段は、前記変換画像と一定周期で取り込まれた画像との差分により前景と背景を分離することを特徴とする請求項4に記載の車両用外界認識装置。 - 請求項4から9のいずれか一項に記載の車両用外界認識装置を備えた車両システムであって、
前記物体検出手段により検出した物体の位置に応じて前記自車が衝突する危険度を算出する衝突危険度算出手段と、
該衝突危険度算出手段により算出した衝突危険度に応じて自車の衝突を回避する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする車両システム。 - 前記制御手段は、前記物体の位置に基づいて、前記自車が前記物体と衝突する衝突予想時間を算出し、該算出した衝突予測時間と予め設定された制動用閾値とを比較して、前記衝突予測時間が前記制動用閾値以下であるときは、前記自車に対する制動制御を行うことを特徴とする請求項10に記載の車両システム。
- 前記制御手段は、前記物体の位置に基づいて、前記自車が前記物体と衝突する衝突予想時間を算出し、該算出した衝突予測時間と予め設定された警報用閾値とを比較して、前記衝突予測時間が前記警報用閾値以下であるときは、前記自車の運転者に対する警報制御を行うことを特徴とする請求項10に記載の車両システム。
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