JP5534914B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
パンツ型吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5534914B2 JP5534914B2 JP2010094365A JP2010094365A JP5534914B2 JP 5534914 B2 JP5534914 B2 JP 5534914B2 JP 2010094365 A JP2010094365 A JP 2010094365A JP 2010094365 A JP2010094365 A JP 2010094365A JP 5534914 B2 JP5534914 B2 JP 5534914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior body
- main body
- absorbent article
- ventral
- diaper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 title claims description 156
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 title claims description 156
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 claims description 79
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 18
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 18
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 8
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 8
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 7
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 5
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 46
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 36
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 17
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 14
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 6
- 230000009102 absorption Effects 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000003405 preventing effect Effects 0.000 description 4
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 3
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 3
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N Butadiene Chemical compound C=CC=C KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 2
- RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N Isoprene Chemical compound CC(=C)C=C RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000002074 melt spinning Methods 0.000 description 2
- 230000027939 micturition Effects 0.000 description 2
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 2
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 2
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 2
- 239000002174 Styrene-butadiene Substances 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- MTAZNLWOLGHBHU-UHFFFAOYSA-N butadiene-styrene rubber Chemical compound C=CC=C.C=CC1=CC=CC=C1 MTAZNLWOLGHBHU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000000578 dry spinning Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000004750 melt-blown nonwoven Substances 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 239000011115 styrene butadiene Substances 0.000 description 1
- 229920003048 styrene butadiene rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920000247 superabsorbent polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002166 wet spinning Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
このようなパンツ型吸収性物品を連続生産する際には、外装体の帯状原反にレッグ開口部形成用の貫通孔や切り欠きを形成し、不要な部分をトリムとして除去するのが一般的である。
また、従来のパンツ型吸収性物品として、特許文献2には、腹側外装シートと背側外装シートとから形成された筒状の胴回り部と吸収性本体とを備え、背側外装シートが背側本体部とその下側に延出する背側延出部とを有し、該背側延出部の両側である臀部カバー部に設けられた第2弾性伸縮部材の伸張率を、背側本体部の中間部および下端部に設けられた第1弾性伸縮部材の伸張率よりも高くしたパンツ型紙おむつが記載されている。
特許文献1のプルオン衣類は、後ろベルト部分の縦方向の長さが、前ベルト部分(腹側外装体)の同長さより長いことによって、着用者の臀部の被覆性が高められている。しかし、特許文献1のプルオン衣類においても、ウエスト開口部及び/又はレッグ開口部の締め付け力を高めなければ、ずれ落ち易くなるという問題があった。
特許文献2のパンツ型紙おむつは、背側外装シートの背側延出部に配置する弾性伸縮部材の伸張率を工夫することで、該背側延出部における膨らみや捲れを防止している。また、腹側外装シートにも、筒状の胴回り部を形成する腹側本体部より下側に延出する腹側延出部を有していてもよいことが開示されている。しかし、特許文献2のパンツ型紙おむつの延出部においては、股間側に近づくにつれて外装シートの幅が狭められており、発生するトリムを完全に不要とすることはできていない。
本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1(以下、おむつ1ともいう)は、図1及び図2に示すように、着用者の腹側に配される腹側外装体2Aと、着用者の背側に配される背側外装体2Bと、腹側外装体2A及び背側外装体2Bに架け渡すように固定された吸収性本体3とを具備し、腹側外装体2Aの側縁部2a,2aと背側外装体2Bの側縁部2b,2bとが接合されて一対のサイドシール部4,4が形成されている。
また、腹側外装体2A及び背側外装体2Bは、それぞれ、吸収性物品縦方向の長さLa,Lbが、サイドシール部4の長さL4より長く、それぞれ、該サイドシール部4より下方に延出する延出部分21a,21bを有している。また、腹側外装体2Aの前記延出部分21aにおける、吸収性本体3の両側縁それぞれより外方に位置する部分が、吸収性物品の横方向(Y方向)に伸縮性を有している。ここで、吸収性物品の横方向に伸縮性を有するとは、横方向(Y方向)のみに伸縮性を有する場合に限られず、横方向(Y方向)及び縦方向(X方向)に伸縮性を有していても良い。また、平面内の全方向に伸縮するものであっても良い。
おむつ1は、図1及び図2に示すように、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、腹側部Aと背側部Bとの間に位置し、着用者の股間部に配される股下部Cを有している。おむつ(吸収性物品)1の縦方向は、おむつ1の展開且つ伸張状態(図2参照)において、腹側部Aから股下部Cを経て背側部Bに亘る方向又はその逆方向(図2中X方向)であり、おむつ(吸収性物品)1の横方向は、その縦方向に直交する方向(図2中Y方向)である。
吸収性本体3の長手方向の両側部には、液抵抗性ないし撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス34,34が形成されている。各側方カフス34の自由端の近傍には、側方カフス弾性部材35が伸長状態で配されている。おむつ1を着用させる際には、側方カフス弾性部材35が収縮することにより側方カフス34が起立し、吸収性本体3から幅方向外方への液の流出が阻止される。表面シート31、裏面シート32及び吸収性コア33としては、それぞれ、この種の吸収性物品に従来用いられているものと同様のものを用いることができる。吸収性本体3の外側には不織布やフィルム等の外装シートが配されている。外装シートは裏面シート32と一体化されていてもよい。
そして、腹側外装体2Aの側縁部2aの一部2a’と、背側外装体2Bの側縁部2bの一部2b’とが接合されていることによって、おむつ1には、サイドシール部4,4、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されている。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。図1には、ウエスト開口部5に幼児の胴部7a、レッグ開口部6,6に幼児の脚部7b,7bが挿通された状態が示されている。
また、弾性フィラメントを不織布間に固定した後、互いに噛み合う歯溝を有する一対の押し型間に噛み込ませて伸縮性を付与した伸縮シート等の伸縮シートを伸長状態下に非伸長性シートと接合し、両シートからなる腹側外装体や背側外装体を得た場合は、該伸縮シートが非伸長性シートにより延びどまるまで伸長させた状態における形状が、横長長方形状であることが好ましい。
ウエスト伸縮部G1は、おむつ1の縦方向(X方向)において、吸収性本体3の長手方向の端部3a,3bそれぞれより外方に形成されており、延出部分伸縮部G3は、腹側外装体2Aの延出部分21a及び背側外装体2Bの延出部分21bに形成されており、胴回り伸縮部G2は、腹側外装体2A及び背側外装体2Bのそれぞれにおいて、X方向におけるウエスト伸縮部G1と延出部分伸縮部G3との間に形成されている。胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3は、おむつ1の横方向(Y方向)における、少なくとも、吸収性本体3の長手方向の両側縁それぞれより外方に位置する部分において伸縮性を発現する。なお、図3には、吸収性本体3が配置される位置を2点鎖線で示してある。
腹側外装体2Aの胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3は、何れも、腹側外装体2Aの一方の側縁部に、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された端部固定部27を有しており、また、吸収性本体3の側縁3cの位置の近傍に、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された吸収性本体側固定部28を有している。胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3に配された弾性部材24は、端部固定部27と吸収性本体側固定部28のそれぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、端部固定部27と吸収性本体側固定部28との間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。背側外装体2Bにおける、胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3についても同様である。
また、吸収性本体側固定部28を、吸収性本体3の側縁3cよりおむつ横方向の外方に形成することもできる。
また、延出部分伸縮部G3の伸縮応力が、着用時に、身体を締め付けるウエスト伸縮部G1や胴回り伸縮部G2の伸縮応力を更に強めるように機能し、身体へのフィット性が高まる。
そのため、おむつ1によれば、ウエスト開口部5やレッグ開口部6の締め付け力を過度に高めたりすることなく、優れたずれ落ち防止性が得られる。
また、各弾性部材24は、接合部26では固定されておらず、各弾性部材24は、接合部26で拘束されずに、その長手方向の広範囲で自由に伸縮可能である。また、おむつ1の縦方向(X方向)に隣接する接合部26,26間でおむつ縦方向に移動可能である。そのため、おむつ1の装着後の排尿後に、尿の吸収により重量が増した吸収性本体が垂れ下がった場合に、弾性部材24がやや斜めに傾斜した状態となって、ウエスト方向への引き上げ力を発揮することができる。弾性部材24が接合部26,26間でおむつ縦方向に移動し易くする観点から、おむつ縦方向に隣り合う接合部間の間隔は、その間に配する弾性部材24のおむつ縦方向の幅(弾性部材が断面円形の場合は弾性部材の直径)の2〜100倍であることが好ましく、5〜50倍であることがより好ましい。
また、延出部分伸縮部G3における弾性部材24は、端部固定部27及び吸収性本体側固定部28においてシート22,23間に固定するのに代えて、一対の端部固定部27,27のみにおいてシート22,23間に固定し、端部固定部27,27どうし間においてはシート22,23の何れにも固定しない形態とすることもできる。その場合にも同様の効果が得られる。
また、同様の観点から、腹側外装体2Aの延出部分21aの延出長さL5は、腹側外装体2Aの長さLaの5〜60%、特に20〜40%であることが好ましく、背側外装体2Bの延出部分21bの延出長さL6は、背側外装体2Bの長さLbの5〜60%、特に20〜40%であることが好ましい。
なお、延出部分21a,21bそれぞれの延出長さL5,L6は、10mm以上であることが好ましく、20mm以上であることがより好ましい。
幼児用のおむつの場合、延出部分21a,21bそれぞれの延出長さL5,L6は、10〜100mmであることがより好ましく、更に好ましくは20〜70mmである。成人用のおむつの場合、延出部分21a,21bそれぞれの延出長さL5,L6は、10〜150mmであることがより好ましく、更に好ましくは20〜100である。
また、背側外装体2Bの延出部分21bを腹側外装体2Aの延出部分21aより長くした形態のパンツ型吸収性物品においては、背側外装体2Bの延出部分21bのみに伸縮性を持たせることも、着用者の後ろ側のフィット性と外観が向上の観点から好ましい。
本実施態様の製造方法においては、図5に示すように、外層シートの原反である幅広の帯状シート122と、内層シートの原反である幅広の帯状シート123とを、両者間に弾性部材24を伸長状態で介在させた状態に重ね合わせる。両帯状シート122,123を重ね合わせる前には、図示しない接着剤塗工機で、帯状シート122及び/又は帯状シート123に、端部固定部27及び吸収性本体側固定部28形成用の接着剤を間欠的に塗工しておき、ニップロール90による加圧により、弾性部材24が、両固定部27,28において帯状シート122,123間に固定されるようにする。
次いで、弾性部材24が介在された状態で積層された両帯状シート122,123を、分割手段93により、2本の帯状シート102A,102Bに分割する。分割により生じた2本の帯状シート102A,102Bは、腹側外装体連続体102A及び背側外装体連続体102Bとして用いられる。腹側外装体連続体102Aは、概ね、複数個分のおむつ1の腹側外装体2Aが連続した構成を有し、背側外装体連続体102Bは、概ね、複数個分のおむつ1の背側外装体2Bが連続した構成を有している。
分割手段としては、シートを連続的に切断し得る各種公知の切断装置を用いることができ、例えば、シートの流れ方向の上流側にカッター刃を備えたものや、周面又は周縁部に環状の刃を有する円筒又は円盤状のカッター、レーザーカッター、高圧水流カッター等を用いることができる。分割手段により分割する方法は、加圧ロール91等の軸長方向の寸法を短くできる等の利点がある。
そして、サイドシール部4,4の形成後に、おむつ連続体101を公知の切断手段(図示せず)により、個々のおむつ1の寸法に切断する。これにより、上述した構成のパンツ型使い捨ておむつ1が得られる。サイドシール部4,4は、腹側外装体連続体102A及び背側外装体連続体102Bそれぞれの全幅に亘らないように形成し、おむつ1の腹側外装体2A及び背側外装体2Bに上述した延出部分21a,21bが形成されるようにする。
第2及び第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつについては、第1実施形態との相違点について主として説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態についての説明を適宜適用可能である。以下の説明においては、第1実施形態のおむつの各構成要素等に付した符号と同一の符号を、第2及び第3実施形態における対応する構成要素等に付してある。
第2実施形態のおむつにおいても、ウエスト伸縮部G1、胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3のそれぞれに、弾性部材24の収縮によって不規則な凹凸が形成されるが、第1実施形態のような中空構造は形成されない。
第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつは、例えば、図5に示す製造方法において、上述した構成の腹側外装体連続体102A及び背側外装体連続体102Bを、吸収性本体3の配置工程部に供給する代わりに、特開2008−179128号公報等に記載の伸縮シートからなる2本の帯状シートを、同配置固定部に供給することにより得られる。伸縮シートは、弾性フィラメントの配向方向を流れ方向と一致させることが好ましい。
第4〜第6実施形態のパンツ型使い捨ておむつについては、第1実施形態との相違点について主として説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態についての説明を適宜適用可能である。以下の説明においては、第1実施形態のおむつの各構成要素等に付した符号と同一の符号を、第4〜第6実施形態における対応する構成要素等に付してある。
また、腹側外装体の延出部分21aにおける吸収性本体側固定部28は、図6に示すように、その全体が吸収性本体3と重なるように形成されており、延出部分伸縮部G3に伸長状態で配された弾性部材24が、吸収性本体3の側部と重なる部分においても腹側外装体2Aを構成するシート22,23を収縮させる。
延出部分伸縮部G3が、吸収性本体3の両側部、特に前記側部非固定領域3Sと重なる部分においても収縮するため、外装体2Aの下側が吸収性本体3の幅方向中央側(吸収性コア側)に、より引きつけられ、おむつの外観が一層良好となる。
より具体的に説明すると、第5実施形態における吸収性本体3は、その長手方向の両側部に、吸収体33の長手方向の両側縁それぞれより外方に位置し、股下部Cに側部ギャザー134c,134cを形成する側部シート部134,134を有している。
例えば、腹側外装体2Aの延出部分21a及び背側外装体2Bの延出部分21bの何れか一方のみが、吸収性本体3の両側縁3c,3cそれぞれより外方に位置する部分に、吸収性物品の横方向に伸縮性を有していても良い。
上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
2A 腹側外装体
2a,2a 吸収性物品縦方向に沿う側縁部
21a 延出部分
2B 背側外装体
2b,2b 吸収性物品縦方向に沿う側縁部
21b 延出部分
22 外層シート
23 内層シート
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収性コア
34 側方カフス
4 サイドシール部
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
Claims (7)
- 着用者の腹側に配される腹側外装体と、着用者の背側に配される背側外装体と、腹側外装体及び背側外装体に架け渡すように固定された吸収性本体とを具備し、腹側外装体と背側外装体の吸収性物品縦方向に沿う両側縁部に、腹側外装体と背側外装体とを接合して形成されたサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品であって、
腹側外装体及び背側外装体は、それぞれ、吸収性物品縦方向の長さが横方向において均一であり、且つ吸収性物品縦方向の長さが前記サイドシール部の長さより長く、それぞれ、該サイドシール部より下方に延出する延出部分を有しており、
腹側外装体及び背側外装体の前記延出部分における、吸収性本体の両側縁それぞれより外方に位置する部分が、吸収性物品の横方向に伸縮性を有しており、
吸収性物品を着用したときに、腹側外装体における、腹側外装体の前記延出部分に存する側縁部と、背側外装体における、背側外装体の前記延出部分に存する側縁部とが、着用者の腹側方向と着用者の背側方向に分かれて開き、着用者の脚部の脚回りに沿った、下方に向けて凹状の縁部を形成するようになされており、
腹側外装体及び背側外装体は、それぞれ、外層シートと該外層シートの内面側に配された内層シートと、両シート間に配された複数本の弾性部材とを備えており、腹側外装体及び背側外装体の側縁部に、外層シートと内層シートとの間が接着剤を介して接合された端部固定部を有し、吸収性本体の側縁の位置の近傍に、外層シートと内層シートとの間が接着剤を介して接合された吸収性本体側固定部を有しており、
腹側外装体及び背側外装体の前記延出部分における前記伸縮部は、外層シートと内層シートとの間が多数の接合部で接合され、該接合部によって、吸収性物品縦方向に間欠的に配置されてなる縦接合部列が複数列形成されており、前記伸縮部に配置された複数本の弾性部材が、それぞれ、縦方向に隣り合う接合部間を通るように配されており、
前記伸縮部を形成する前記複数本の弾性部材は、端部固定部及び吸収性本体側固定部において、外層シートと内層シートとの間に固定されている一方、吸収性物品の横方向における端部固定部と吸収性本体側固定部との間においては、外層シート及び内層シートの何れにも固定されておらず、
吸収性本体は、腹側外装体側の長手方向の端部付近では、吸収性本体の幅の全体が腹側外装体と接合され、腹側外装体の延出部分と重なる部分は、左右の吸収性本体側固定部間に、腹側外装体に接合固定された中央固定領域を有する一方、該中央固定領域の両側縁より外方は腹側外装体に固定されておらず、
吸収性本体は、背側外装体側の長手方向の端部付近では、吸収性本体の幅の全体が背側外装体と接合されており、
腹側外装体の前記延出部分と吸収性本体の接合幅が、背側外装体の前記延出部分と該吸収体本体の接合幅に比べて小さい、パンツ型吸収性物品。 - 腹側外装体及び背側外装体は、それぞれ、前記延出部分の延出長さが、該サイドシール部の長さの5〜150%である、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
- 背側外装体の前記延出部分の延出長さが、腹側外装体の前記延出部分の延出長さよりも長い、請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品。
- 腹側外装体と背側外装体とは、前記延出部分の延出長さがほぼ等しい、請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品。
- 腹側外装体及び背側外装体は、伸長状態でシートに配された弾性部材の収縮によりギャザーを形成するものであり、弾性部材を伸長させた状態において横長長方形状である、請求項1〜4の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記吸収性本体には、吸収性物品縦方向に沿う縁部に弾性部材が配置されており、前記延出部分において、該弾性部材が配置されている吸収性本体の縁部と腹側外装体及び/又は背側外装体とは接合されていない、請求項1〜5の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
- 請求項1記載のパンツ型吸収性物品の製造方法であって、
腹側外装体連続体と背側外装体連続体とを、両者間に所定の間隔を設けた状態て連続搬送しながら、腹側外装体連続体と背側外装体連続体とに吸収性本体を架け渡すように固定し、おむつ連続体を得る工程と、おむつ連続体を2つ折りする工程と、2つ折りしたおむつ連続体に、腹側外装体連続体及び背側外装体連続体それぞれの全幅に亘らないようにサイドシール部を形成する工程と、サイドシール部形成後のおむつ連続体を個々のおむつに分断する工程とを備えたパンツ型吸収性物品の製造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010094365A JP5534914B2 (ja) | 2009-07-01 | 2010-04-15 | パンツ型吸収性物品 |
PCT/JP2010/060991 WO2011001944A1 (ja) | 2009-07-01 | 2010-06-28 | パンツ型吸収性物品及びその製造方法 |
RU2012102389/12A RU2538524C2 (ru) | 2009-07-01 | 2010-06-28 | Натягиваемое поглощающее изделие и способ его изготовления |
KR1020117030994A KR101558322B1 (ko) | 2009-07-01 | 2010-06-28 | 팬츠형 흡수성 물품 및 그 제조방법 |
CN201080024161.4A CN102448418B (zh) | 2009-07-01 | 2010-06-28 | 内裤型吸收性物品及其制造方法 |
EP10794113.0A EP2450015B1 (en) | 2009-07-01 | 2010-06-28 | Pants type absorptive article and method of manufacturing same |
US13/377,765 US9011404B2 (en) | 2009-07-01 | 2010-06-28 | Pull-on absorbent article and method of making the same |
TW099121697A TWI510224B (zh) | 2009-07-01 | 2010-07-01 | Pants type absorbent article and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009157272 | 2009-07-01 | ||
JP2009157272 | 2009-07-01 | ||
JP2010094365A JP5534914B2 (ja) | 2009-07-01 | 2010-04-15 | パンツ型吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011025006A JP2011025006A (ja) | 2011-02-10 |
JP5534914B2 true JP5534914B2 (ja) | 2014-07-02 |
Family
ID=43634456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010094365A Active JP5534914B2 (ja) | 2009-07-01 | 2010-04-15 | パンツ型吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5534914B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102448418B (zh) | 2009-07-01 | 2016-10-26 | 花王株式会社 | 内裤型吸收性物品及其制造方法 |
JP5447091B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2014-03-19 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品及びその製造方法 |
CN103282004B (zh) | 2010-12-28 | 2016-01-06 | 花王株式会社 | 短裤型穿着用品及其制造方法 |
JP5277302B2 (ja) * | 2011-11-07 | 2013-08-28 | 花王株式会社 | パンツ型着用物品の製造方法 |
JP5790031B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2015-10-07 | 王子ホールディングス株式会社 | 使い捨ておむつ |
JP5999889B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2016-09-28 | 花王株式会社 | パンツ型吸収性物品 |
US9028632B2 (en) * | 2012-03-30 | 2015-05-12 | The Procter & Gamble Company | Apparatuses and methods for making absorbent articles |
US20130255861A1 (en) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | Uwe Schneider | Apparatuses and Methods for Making Absorbent Articles |
US9050213B2 (en) * | 2012-03-30 | 2015-06-09 | The Procter & Gamble Company | Apparatuses and methods for making absorbent articles |
KR102098555B1 (ko) | 2012-05-16 | 2020-04-08 | 카오카부시키가이샤 | 시트 융착체의 제조 방법 |
JP5968117B2 (ja) * | 2012-06-26 | 2016-08-10 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て着用物品 |
JP6189628B2 (ja) | 2013-05-13 | 2017-08-30 | 花王株式会社 | パンツ型吸収性物品 |
JP6161029B2 (ja) * | 2013-06-28 | 2017-07-12 | 花王株式会社 | パンツ型着用物品及びその製造方法 |
JP5766252B2 (ja) | 2013-11-01 | 2015-08-19 | 花王株式会社 | パンツ型着用物品及びその製造方法 |
JP6697011B2 (ja) * | 2017-04-21 | 2020-05-20 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品の製造方法 |
JP7209423B2 (ja) * | 2020-03-12 | 2023-01-20 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型吸収性物品及びパンツ型吸収性物品の製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0838546A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | New Oji Paper Co Ltd | 立体パンツ型使いすておむつ |
AU2002357593A1 (en) * | 2002-12-18 | 2004-07-09 | Zuiko Corporation | Method for producing disposable wearing article |
JP4863858B2 (ja) * | 2006-12-11 | 2012-01-25 | 花王株式会社 | パンツ型吸収性物品 |
JP5008531B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-08-22 | 大王製紙株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
JP5006182B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-08-22 | 花王株式会社 | パンツ型吸収性物品 |
-
2010
- 2010-04-15 JP JP2010094365A patent/JP5534914B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011025006A (ja) | 2011-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5534914B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5537846B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
WO2011001944A1 (ja) | パンツ型吸収性物品及びその製造方法 | |
JP5523909B2 (ja) | パンツ型吸収性物品及びその製造方法 | |
JP4966355B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
KR101861798B1 (ko) | 팬츠형 흡수성 물품 | |
JP5659006B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP4953730B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5415178B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
WO2012090916A1 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5097570B2 (ja) | 使い捨ておむつの製造方法 | |
JP2015100587A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6095211B2 (ja) | パンツ型吸収性物品及びその製造方法 | |
JP5415165B2 (ja) | パンツ型吸収性物品の製造方法 | |
JP2016154654A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2016158799A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP4916297B2 (ja) | パンツ型吸収性物品の製造方法 | |
JP5558976B2 (ja) | 間欠伸縮シートの製造方法、並びにパンツタイプ使い捨ておむつの製造方法及びパンツタイプ使い捨ておむつ | |
WO2017010300A1 (ja) | 使い捨て下着及び使い捨て下着の製造方法 | |
JP2017121387A (ja) | 吸収性物品 | |
JP5580675B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5492520B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2010104415A (ja) | ウエストベルトの製造方法及び使い捨ておむつの製造方法 | |
JP2016202802A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7470604B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130409 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140206 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140422 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140422 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5534914 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |