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JP5520962B2 - 眼内インプラントを眼球内に送出するための装置 - Google Patents

眼内インプラントを眼球内に送出するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、2007年11月20日に出願された米国特許出願第11/943,289号の一部継続出願であり、2008年12月5日に出願された米国仮特許出願第61/120,222号、2008年12月5日に出願された米国仮特許出願第61/120,295号、2009年7月9日に出願された米国仮特許出願第61/224,156号、及び2009年7月9日に出願された米国仮特許出願第61/224,158号の恩恵を主張するものである。出典を明示することにより、これらの出願に開示された全ての内容は本明細書の開示の一部とされる。
本明細書中で言及した全ての刊行物及び特許出願に開示された全ての内容は、出典を明示することにより、個々の刊行物又は特許出願の各々が特定的に及び個々に示されているのと同様に本明細書の開示の一部とされる。
本発明は、全体として、眼球に埋め込まれるデバイスに関する。更に詳細には、本発明は、眼内インプラントを眼球内に送出するためのシステム、デバイス、及び方法に関する。
米国国立衛生研究所(NIH)の国立眼科研究所(NEI)の答申案によれば、緑内障は、世界中の不可逆的失明の主因であり、白内障に続く全ての失明の原因である。かくして、NEIは、答申案を「この疾患の病態及び管理を決定することを強調し、これに資源を集中し続けることが重要である」と結んでいる。緑内障の研究者は、高い眼圧と緑内障との間に強い相関を発見した。この理由により、眼科治療の専門家は、眼圧計として周知のデバイスを使用して眼圧を計測することによって患者を緑内障についてスクリーニングすることを常としている。最新の眼圧計の多くは、眼科の外面に空気をプッと吹き付けることによってこの計測を行う。
眼球は、流体で充填されたボールであると考えることができる。眼球の内部には二種類の流体がある。水晶体の後方の後眼房は、硝子体液として周知の粘性流体で充填されている。水晶体の前方の前眼房は、眼房水として周知の流体で充填されている。人が物を見るとき、人は、硝子体液及び眼房水の両方を通して物を見る。
人が物を見るとき、人は、更に、眼球の角膜及び水晶体を通して物を見る。透明であるようにするため、角膜及び水晶体には血管がない。従って、角膜及び水晶体には、これらの組織に栄養を与え、これらの組織から老廃物を除去するための血流がないのである。その代わり、これらの機能は眼房水によって果たされる。眼球を通る眼房水の連続的な流れが、血管を持たない眼球の部分(例えば角膜及び水晶体)に栄養を提供するのである。眼房水のこの流れは、これらの組織からの老廃物の除去も行う。
眼房水は、毛様体として周知の器官によって作り出される。毛様体は、眼房水を連続的に分泌する上皮細胞を有する。健康な眼では、毛様体の上皮細胞によって新たな眼房水が分泌されるとき、眼房水が眼球の前眼房から線維柱体網を通って強膜静脈洞に流入する。余分の眼房水は、強膜静脈洞から静脈血流に入り、眼球を離れる静脈血と一緒に運び去られる。
眼球の自然のドレン機構が適正な機能を停止すると、眼球内部の圧力が上昇し始める。研究者は、高い眼圧に長期間曝されることにより、情報をセンサのように眼球から脳に伝える視神経が損傷すると理論付けている。視神経に対するこの損傷により周辺視野が失われることとなる。緑内障が進むにつれて、視野が益々失われていき、患者は全盲になるのである。
薬剤治療に加え、緑内障の様々な外科的治療が行われてきた。例えば、眼房水を前眼房から眼球の外の静脈に差し向けるため、シャントが行われた(インベスティゲーティブオプサルモロジー(Investigative Ophthalmology) 誌の1966年2月号に載った、リー及びシェッペンの「眼房水−静脈シャント及び眼圧」を参照されたい)。他の早期の緑内障治療インプラントは、前眼房から結膜ブレブに通された(例えば、米国特許第4,968,296号及び米国特許第5,180,362号を参照されたい)。更に他の治療は、前眼房から強膜静脈洞の僅かに内側の位置までシャントする治療である(オプサルミックサージェリー及びレーザー(Ophthalmic Surgery and Lasers) 誌の1969年6月号に載った、スピーゲル等の「強膜静脈洞インプラント:患者の眼圧をPOAGで下げるための新たな方法?」(米国特許第6,450,984号)を参照されたい)。
米国特許出願第11/943,289号 米国仮特許出願第61/120,222号 米国仮特許出願第61/120,295号 米国仮特許出願第61/224,156号 米国仮特許出願第61/224,158号 米国特許第4,968,296号 米国特許第5,180,362号 米国特許第6,450,984号
インベスティゲーティブオプサルモロジー誌の1966年2月号に載った、リー及びシェッペンの「眼房水−静脈シャント及び眼圧」 オプサルミックサージェリー及びレーザー誌の1969年6月号に載った、スピーゲル等の「強膜静脈洞インプラント:患者の眼圧をPOAGで下げるための新たな方法?」
本発明は、眼内インプラント及び眼内インプラント送出システムを提供する。
本発明の1つの態様は、眼内インプラント送出システム用カニューレを提供することである。幾つかの実施例では、カニューレは、湾曲部分、遠位開口部面によって取り囲まれた遠位開口部、及び遠位チップを含む、チューブ状部材を含む。遠位チップは、人間の患者の眼球の前眼房に挿入され、線維柱体網を通して眼球の強膜静脈洞内に挿入されるようになっている。チューブ状部材の近位部分は、遠位チップが眼球の強膜静脈洞内にあるとき、眼球の外の位置から延びるようになっており、カニューレは、更に、遠位チップが強膜静脈洞に配置されたとき、眼内インプラントを、チューブ状部材を通して遠位開口部に向かって前進し、遠位開口部を通して眼球の強膜静脈洞内に前進する前進機構と協働するようになっている。
幾つかの実施例では、カニューレのチューブ状部材は、更に、チューブ状部材の一方の側で遠位チップから近位方向に延びるタング領域を有する。タング領域は、遠位開口部面の少なくとも部分を形成する。幾つかの実施例では、遠位開口部面は、遠位チップから専ら近位方向に延び、遠位開口部面は、遠位開口部平面に配置されていてもよい。チューブ状部材の湾曲部分は、更に、湾曲平面を形成してもよい。遠位開口部平面は、湾曲平面に関して90°以外の角度をなしていてもよい。
カニューレの幾つかの実施例では、遠位開口部面は、遠位開口部平面に配置された第1区分と、第2区分とを含み、第1区分は、遠位開口部のところで、チューブ状部材の長さ方向軸線に関して0°乃至90°の第1区分角度で配置されており、チューブ状部材の長さ方向軸線に関する第2区分の角度は、第2区分の遠位限度のところでの第1区分角度よりも小さい角度から、第2区分の近位限度のところでの第1区分角度よりも大きい角度まで変化する。
カニューレの他の実施例では、遠位開口部面は、チューブ状部材によって形成された円筒形エンベロープの周囲部分から形成された縁部を含み、円筒形エンベロープ内の周囲部分の角度範囲は、第1点に対して近位側の遠位チップから増大し、円筒形エンベロープ内の周囲部分の角度範囲は、第1点と第1点に対して近位側の第2点との間で減少し、円筒形エンベロープ内の周囲部分の角度範囲は、第2点と第2点に対して近位側の第3点との間で360°まで増大する。
カニューレの幾つかの実施例では、チューブ状部材は、更に、第2タング領域及び遠位開口部面を形成するストップ部材を含む。
幾つかの実施例では、チューブ状部材の遠位端でのチューブ状部材の外径は、遠位開口部の近位側のチューブ状部材の外径よりも小さい。チューブ状部材の湾曲部分は、105°乃至165°の湾曲角度を備えていてもよい。
本発明の別の態様は、人間の患者の眼球の前眼房に配置される大きさ及び形態の入口と、眼球の強膜静脈洞に配置される大きさ及び形態の本体とを持ち、優先的曲げ平面内で優先的に湾曲するようになった眼内インプラントと、湾曲部分、遠位開口部面によって取り囲まれた遠位開口部、及び人間の患者の眼球の前眼房に挿入され、線維柱体網を通って眼球の強膜静脈洞に挿入されるようになった遠位チップを含み、遠位チップが眼球の強膜静脈洞にあるとき、眼球の外側の位置から延びるようになったチューブ状部材とを含み、カニューレは、更に、送出工具の遠位チップが強膜静脈洞内に配置されたとき、眼内インプラントを、少なくともチューブ状部材の湾曲部分を通して遠位開口部に向かって前進し、遠位開口部を通して眼球の強膜静脈洞内に前進するための前進機構と協働するようになっている送出カニューレとを含む眼内インプラントシステムを提供する。
眼内インプラントシステムの幾つかの実施例では、カニューレの中央軸線はカニューレ湾曲平面を形成し、眼内インプラントは、インプラントの優先的曲げ平面がカニューレの湾曲平面と同一平面内にあるようにカニューレ内で配向されている。
本発明の更に別の態様は、眼内インプラントを人間の眼球の強膜静脈洞内に配備する方法を提供する。この方法は、送出工具の遠位チップを眼球の前眼房に挿入し、眼球の線維柱体網を通して眼球の強膜静脈洞に挿入する工程と、眼内インプラントを送出工具の湾曲部分及び遠位開口部を通して前進し、眼内インプラントの本体部分を強膜静脈洞内に置き、眼内インプラントの入口部分を前眼房に置く工程とを含む。
幾つかの実施例では、送出工具は湾曲した遠位部分を有し、挿入工程は、眼内インプラントが強膜静脈洞の中央に、又は強膜静脈洞の外壁の僅かに半径方向内方に送出されるように、湾曲した遠位部分を強膜静脈洞に関して整合する工程を含む。送出工具の湾曲した遠位部分の曲率半径は、強膜静脈洞の曲率半径よりも小さくてもよい。
幾つかの実施例では、挿入工程は、遠位開口部を取り囲む遠位開口部面のストップ部分が線維柱体網と係合するまで、遠位チップを強膜静脈洞内に前進する工程を含む。挿入工程は、更に、線維柱体網及び強膜静脈洞の組織を、遠位開口部を取り囲む遠位開口部面を持つ遠位チップで押圧する工程を含む。遠位開口部面は、送出工具の長さ方向軸線に関して90°以外の角度で配置されている。
送出工具が、遠位開口部を取り囲む遠位開口部面を持つ実施例では、挿入工程は、遠位開口部面の一部しか強膜静脈洞に挿入しない工程を含んでいてもよい。
幾つかの実施例では、送出工具は、遠位開口部を取り囲む遠位開口部面を有し、遠位チップがタングの遠位端に配置されている。このような実施例では、挿入工程には、タングを強膜静脈洞に挿入する工程が含まれる。前進工程は、更に、遠位開口部面の一部が強膜静脈洞に配置され且つ遠位開口部面の一部が強膜静脈洞の外側に配置されたとき、眼内インプラントを遠位開口部を通して前進する工程を含んでいてもよい。
本発明の新規な特徴を、特許請求の範囲に詳細に説明した。本発明の特徴及び利点は、本発明の原理を使用した例示の実施例を説明する以下の詳細な説明を読み、添付図面を参照することによって、更によく理解されるであろう。
図1は、人間の眼球の一部から延びる例示の眼内インプラントを示す様式化した斜視図である。 図2は、図1に示す眼内インプラントの一部を示す斜視図である。 図3は、図2に示す眼内インプラントの本体が形成する容積を示す斜視図である。 図4は、例示の眼内インプラントと交差する第1平面及び第2平面を示す斜視図である。 図5は、図4に示す眼内インプラントの一部を示す拡大斜視図である。 図6は、本発明による例示の医療手順の様式化した図である。 図7は、図6に示す、眼球内への眼内インプラント送出システムカニューレの挿入を示す拡大平面図である。 図8は、図6に示す、眼球内への眼内インプラント送出システムカニューレの挿入を示す、更に拡大した平面図である。 図9は、カニューレを通した眼球の強膜静脈洞内への眼内インプラントの前進を示す、図8に示す眼球の追加の平面図である。
図10は、眼内インプラントを位置決めするのに使用されたコアを引っ込めた、図9に示す眼球の追加の平面図である。 図11は、カニューレを引っ込めた後の強膜静脈洞内の眼内インプラントを示す、図9に示す眼球の平面図である。 図12は、例示のカニューレアッセンブリの斜視図である。 図13は、図12に示すカニューレのチューブ状部材の一部を示す、拡大斜視図である。 図14は、図12のカニューレアッセンブリを示す、平面図である。 図15は、図14に示すチューブ状部材の一部を示す、拡大平面図である。 図16は、図12のカニューレアッセンブリを示す平面図である。 図17A及び図17Bは、図12に示すカニューレアッセンブリのチューブ状部材の平面図である。 図18A及び図18Bは、図12に示すカニューレアッセンブリのチューブ状部材の別の平面図である。
図19は、カニューレアッセンブリの変形例を示す平面図である。 図20は、眼内インプラントを強膜静脈洞に送出している、図19に示すチューブ状部材の一部を示す、様式化した斜視図である。 図21は、本発明による眼内インプラント送出システムカニューレの別の実施例の斜視図である。 図22は、眼内インプラントが装填された眼内インプラント送出システムの部分を示す、部分断面斜視図である。 図23は、強膜静脈洞への眼内インプラントの送出を示す、図22に示すアッセンブリの追加の斜視図である。 図24は、図22及び図23に示すインプラント及びカニューレの部分を示す、追加の斜視図である。 図25Cは、カニューレを示す平面図であり、図25Bは、図25CのB−B線に沿ったカニューレの断面図であり、図25Aは、図25CのA−A線が示す視点から見た軸線方向平面図である。 図26A、図26B、及び図26Cは、例示の眼内インプラント送出システムカニューレの構造上の特徴を示す、三つの直交した図である。 図27は、カニューレのタングを示す、眼内インプラント送出システムカニューレの斜視図である。
図28は、強膜静脈洞に入る眼内インプラント送出システムカニューレの遠位チップを示す、概略部分断面図である。 図29は、眼内インプラント送出システムカニューレの部分の更に別の実施例の平面図である。 図30は、図29のカニューレの一部の斜視図である。 図31は、本発明による送出システムカニューレの更に別の実施例を使用して強膜静脈洞内に送出されている眼内インプラントを示す、部分断面図及び部分平面図である。 図32は、図31の送出システムのカニューレの一部の平面図である。 図33は、図32のカニューレの一部の側面図である。 図34は、図31の実施例による送出システムカニューレを使用した強膜静脈洞内への送出中の眼内インプラントを示す、別の部分断面図及び部分斜視図である。 図35は、送出後に強膜静脈洞内の所定位置にあるインプラントの部分断面図及び部分平面図である。 図36A及び図36Bは、強膜静脈洞内への眼内インプラント送出システムカニューレの遠位チップの挿入を示す、部分断面図及び斜視図である。
以下の説明は、様々な図面の同様のエレメントに同じ参照番号を付した添付図面を参照して読まれるべきである。添付図面は等縮尺ではなく、例示の実施例を示し、本発明の範囲を限定しようとするものではない。
この詳細な説明による装置及び方法は、眼内インプラントを患者の眼球に送出し、眼内インプラントの遠位部分を眼球の強膜静脈洞(シュレム管)に配置するのに使用されてもよい。図1は、人間の眼球20の一部を示す様式化した斜視図である。眼球20は、概念的には、二つの房室を持つ、流体で満たされたボールであると考えることができる。硝子体液として周知の粘性流量で充填された後眼房24を眼球20の強膜22が取り囲む。眼球20の角膜26は、眼房水として周知の流体で充填された前眼房30を包囲している。角膜26は、眼球20の角膜輪郭28のところで強膜と合一する。眼球20の水晶体32は、前眼房30と後眼房24との間に配置される。水晶体32は、多数の毛様体小帯34によって所定の位置に保持される。
人が物を見るときはいつでも、人は、眼球の角膜、眼房水、及び水晶体を通して物を見るのである。透明であるようにするため、角膜及び水晶体には血管がない。従って、角膜及び水晶体に栄養を与え、これらの組織から老廃物を除去するための血流がこれらの組織にはない。その代り、これらの機能は眼房水によって行われる。眼球内の眼房水の連続した流れが、血管を持たない眼球の部分(例えば角膜及び水晶体)に栄養を与える。この眼房水の流れは、これらの組織からの老廃物の除去も行う。
眼房水は、毛様体として周知の器官からつくりだされる。毛様体は、眼房水を分泌し続ける上皮細胞を含む。健康な眼では、眼から新たな眼房水として流出する眼房水の流れが毛様体の上皮細胞によって分泌されるのである。余分の眼房水は、血流に入り、眼を離れる静脈血によって運び去られる。
健康な眼では、眼房水は、前眼房30から線維柱体網36を通って虹彩42の外縁に位置する強膜静脈洞38に流入する。眼房水は、多くの出口40を通って流れることによって強膜静脈洞38を出る。眼房水は、強膜静脈洞38を出た後、静脈血流に吸収される。
図1では、眼内インプラント100は眼球20の強膜静脈洞38に配置される。眼内インプラント100の本体102は、複数の組織支持フレーム104及び複数のスパイン106を含む。本体102は、更に、第1縁部120及び第2縁部122を含み、これらの縁部が第1開口部124を形成する。第1開口部124はスロットとして形成され、本体102の内面128が形成する細長いチャンネル126と流動学的に連通している。図1を参照すると、第1開口部124が本体102の外側130に配置されているということは理解されよう。従って、チャンネル126は、第1開口部124を介して半径方向外方132に開放している。
眼内インプラント100は、眼房水を前眼房30から流出し易くするため、人間の眼球の強膜静脈洞38に挿入される。眼房水の流れには、強膜静脈洞に沿った軸線方向流れ、前眼房から強膜静脈洞内への流れ、及び強膜静脈洞と連通した出口を通る強膜静脈洞を離れる流れが含まれる。眼内インプラント100は、眼内の所定の場所に置かれたとき、線維柱体網組織及び強膜静脈洞組織を支持し、前眼房と強膜静脈洞との間の連通(線維柱体網を通る)を改善し、強膜静脈洞に沿ったポケット即ち隔室間の連通を改善する。図1に示すように、眼内インプラント100は、好ましくは、第1開口部124が強膜静脈洞内で半径方向外方に配置されるように配向される。
図2は、図1に示す眼内インプラント100の一部を示す拡大斜視図である。眼内インプラント100の本体102は、全体に湾曲した長さ方向軸線134に沿って延びる。本体102は、複数の組織支持フレーム104及び複数のスパイン106を含む。図2に示すように、これらのスパイン106及びフレーム104は、繰り返しABパターンで配置されている。このパターンでは、各Aが支持フレームであり、各Bがスパインである。図2の実施例では、フレーム104の隣接した各対間を一つのスパインが延びている。
例えば、眼内インプラント100のフレーム136は、第1スパイン140と第2スパイン142との間を延びる第1ストラット144及び第1スパイン140と第2スパイン142との間を延びる第2ストラット146として形成されている。図2の例示の実施例では、これらのストラット144及び146は、第1スパイン140と第2スパイン142との間を長さ方向に延びるとき、各々、周方向に波形をなしている。
図2の実施例では、本体102は、長さ方向曲率半径150及び横方向曲率半径148を有する。眼内インプラント100の本体102は第1縁部120及び第2縁部122を含み、これらの縁部が第1開口部124を形成する。第1開口部124は、本体102の内面128が形成する細長いチャンネル126と流動学的に連通している。第2開口部138が第1ストラット144の第2縁部122Aと第2ストラット146の第2縁部122Bとの間に形成される。第1開口部124、第2開口部138、及び眼内インプラント100が形成するこの他の開口部により、眼房水は、眼内インプラント100を横切って及び/又は眼内インプラント100を通って流れることができる。本体102の外面は、容積152を形成する。
図3は、図2に示す眼内インプラント100の本体が形成する容積152を示す追加の斜視図である。図3を参照すると、容積152が全体に湾曲した長さ方向軸線134に沿って延びることがわかる。容積152は、長さ方向半径150、横方向半径148、及び全体に円形の横断面153を有する。
図4は、第1平面154及び第2平面155を示す斜視図である。これらの平面は、両方とも、眼内インプラント100と交差する。図4では、第1平面154にはハッチングが施してある。図4を参照すると、本体102のスパイン106が互いにほぼ整合しており、第1平面154が図4に示す全てのスパイン106と交差するということがわかる。図4の実施例では、眼内インプラント100の本体102は、第1平面154を中心としてほぼ対称である。
図4の実施例では、本体102の可撓性は、本体102を第1平面154に沿って曲げる場合に最大であり、第1平面154以外の平面(例えば第1平面154と交差する平面)に沿って曲げる場合に小さい。従って、第1平面154を優先的曲げ平面と呼んでもよい。図4に示す実施例では、例えば、本体102は、第2平面155に沿って曲げる場合、第1平面154に沿って曲げる場合の本体102の第1可撓性よりも小さい第2可撓性を有する。
別の言い方をすると、図4の実施例では、本体102の曲げ弾性率は、本体102を第1平面154に沿って曲げる場合に最小である。本体102は、第1平面154に沿って曲げる場合の第1曲げ弾性率、及び第1平面154以外の平面(例えば第1平面154と交差する平面)に沿って曲げる場合の、第1曲げ弾性率よりも大きい曲げ弾性率を有する。例えば、図4に示す実施例では、本体102は、第2平面155に沿って曲げる場合、本体102を第1平面154に沿って曲げる場合の第1曲げ弾性率よりも大きい第2曲げ弾性率を有する。
図5は、図4に示す眼内インプラント100の一部を示す拡大斜視図である。図5の例示の実施例では、眼内インプラント100の本体102に曲げモーメントMが加えられている。曲げモーメントMは、第1平面154とほぼ直交する第1軸線156を中心として作用する。図5には、更に、第2軸線158及び第3軸線160が示してある。第2軸線158は第1軸線156に対してほぼ垂直である。第3軸線160は、第1軸線156に対して捩じれている。
図5の実施例では、本体102は、第1軸線156を中心として作用するモーメントによって曲げられた場合に可撓性が最大であり、第1軸線156以外の軸線(例えば、第2軸線158及び第3軸線160)を中心として作用するモーメントによって曲げられた場合の可撓性はこれよりも低い。別の言い方をすると、本体102は、第1軸線156を中心として作用するモーメントによって曲げられた場合に曲げ弾性率が最小であり、第1軸線156以外の軸線(例えば、第2軸線158及び第3軸線160)を中心として作用するモーメントによって曲げられた場合の曲げ弾性率はこれよりも大きい。
図6は、この詳細な説明による例示の医療手順の概略図である。図6の例示の手順では、医師は、患者620の眼球20の治療を行っている。図6の例示の手順では、医師は、送出システムを右手RHで保持している。医師の左手(図示せず)は、ゴニオレンズ(gonio lens)628のハンドルHを保持するのに使用してもよい。医師によっては、送出システムのハンドルを左手で保持し、ゴニオレンズのハンドルHを右手RHで保持する方を好む人もいるということは理解されよう。
図6に示す例示の手順中、医師は、顕微鏡626及びゴニオレンズ628を使用して前眼房の内部を見てもよい。図6の詳細Aは、医師が見る画像の様式化したシミュレーションである。詳細Aでは、カニューレの遠位部分が見える。カニューレの遠位端は、眼球20の強膜静脈洞SCの近くに位置決めされる。影のような線は、前眼房を取り囲む様々な組織(例えば、線維柱体網)の下にある強膜静脈洞SCの位置を示す。
図7は、図6に示す顔の一部の拡大平面図である。図7の実施例では、カニューレ708の遠位端が眼球20の前眼房に配置されるように、カニューレ708が眼球20の角膜を通って延びている。図7を参照すると、カニューレ708の遠位チップが眼球20の線維柱体網36の近くに位置決めされるということがわかるであろう。
図8は、図7に示す眼球20の一部を示す更に拡大した平面図である。図8の実施例では、カニューレ708の遠位チップが線維柱体網36を通して穿刺されている。カニューレ708の遠位チップは、更に、強膜静脈洞の壁を穿刺しており、そのため、カニューレ708の遠位開口部758は、強膜静脈洞38と流体連通状態で配置される。この実施例では、カニューレ708は、出口ポート758の近くの遠位端に尖端部分を持つ湾曲した剛性チューブである。幾つかの実施例では、カニューレ708は、強膜静脈洞38内にほぼ接線方向で進入するように、湾曲している。
図9は、図7に示す眼球20の別の平面図である。図9の実施例では、眼内インプラント900がカニューレ708の遠位開口部758を通して眼球20の強膜静脈洞38内に前進させてある。図9を参照すると、眼内インプラント900は、カニューレ708内に、インプラント前進機構の部分として眼内インプラント900とともに移動できるコア754を中心として配置されるということがわかるであろう。コア754及びカニューレ708は、眼内インプラント900を眼球20の強膜静脈洞38内に送出するのに使用してもよい送出システムの部分である。
とりわけ、コア754の一つの特定の機能は、インプラントを前進するときにインプラントと強膜静脈洞38内の組織との干渉を最小にするように、眼内インプラント900に形成された開口部を塞ぐことである。送出システムの前進機構は、更に、眼内インプラント900の近位端に力を遠位方向に選択的に加えるための押しチューブ(図示せず)を含んでいてもよい。コア754は、押しチューブ内に近位方向に延びていてもよい。押しチューブ、コア754、及び眼内インプラント900を前進するため、手持ち式アクチュエータ(図示せず)を使用してもよい。更に、手持ち式アクチュエータは、押しチューブとコア754との間に相対的移動を提供するのに使用してもよい。図9の実施例では、眼内インプラント900の遠位端902は、眼内組織を損傷しないようにするため、尖っていない。他の実施例では、尖っていない遠位端902は、少なくとも部分的に、コア754によって提供されてもよい。本発明のインプラント及びカニューレで使用するのに適した眼内インプラント送出システムの態様の別の詳細は、2007年11月20日に出願された米国特許出願第11/943,289号、2009年3月5日に出願された米国特許出願第12/398,847号、2009年7月9日に出願された米国仮特許出願第61/224,156号、及び2009年7月9日に出願された米国仮特許出願第61/224,158号に記載されている。出典を明示することにより、これらの出願に開示された全ての内容は本明細書の開示の一部とされる。
図10は、図9に示す眼球20の追加の平面図である。図10の実施例では、コア754は眼内インプラント900から引っ込めてある。コアを眼内インプラント900から近位方向に引っ込めるため、手持ち式アクチュエータ(図示せず)を使用してコアに近位方向への力を加えてもよい。この際、眼内インプラント900を所定の場所に保持するため、押しチューブ(図示せず)が遠位方向に差し向けられた力を加える。次いで、コア、押しチューブ、及びカニューレ708を眼球から引っ込め、インプラントを、その近位入口端を眼球20の前眼房に置いた状態で、強膜静脈洞38に残してもよい。
図11は、眼内インプラント900の入口部分904を前眼房に残し、インプラント900の残りを強膜静脈洞38に置いてカニューレ708を引っ込めた後の眼球20の平面図である。眼内インプラント900が強膜静脈洞にあるため、前眼房からの眼房水の流出が容易になる。この流れには、強膜静脈洞に沿った軸線方向流れ、前眼房から強膜静脈洞内への流れ、及び強膜静脈洞と連通した出口を通る、強膜静脈洞を離れる流れが含まれる。眼内インプラント900は、眼内の所定の位置に配置されたとき、線維柱体網組織及び強膜静脈洞組織を支持し、前眼房と強膜静脈洞との間の(線維柱体網を通る)連通、及び強膜静脈洞に沿ったポケット又は隔室間の連通を改善する。
図12は、例示のカニューレアッセンブリ1200の斜視図である。カニューレアッセンブリ1200は、ハブ1204に固定されたチューブ状部材1202を含む。チューブ状部材1202は、近位開口部1206、遠位開口部1158、及び近位開口部1206と遠位開口部1158との間を延びる内腔1208を形成する。チューブ状部材1202は、更に、近位部分1210、遠位部分1212、及び近位部分1210と遠位部分1212との間に配置された湾曲部分1214を含む。
図13は、図12に示すチューブ状部材1202の一部を示す拡大斜視図である。図13を参照すると、チューブ状部材1202は、遠位開口部面1218を持つベベル状遠位チップ1216を含むということは理解されよう。図13の例示の実施例では、ベベル状遠位チップ1216は、全体に楕円形形状の遠位開口部1158を形成する。遠位開口部1158の長軸1220及び短軸1222を図13に示す。例示を目的として、長軸1220及び短軸1222は、各々、図13において、遠位開口部1158を越えて延びている。
図13の例示の実施例では、長軸1220及び短軸1222が出口平面1224を形成する。遠位開口部1158は、出口平面1224と直交する方向Dに開放している。方向Dを図13に矢印を使用して示す。幾つかの有用な実施例では、チューブ状部材が角膜を貫通するとき、方向Dを示す仮想線が眼球の角膜と交差し、遠位開口部は、眼球の強膜静脈洞と流動学的に連通する。
図14は、別の例示のカニューレアッセンブリ1200の平面図である。図14を参照すると、カニューレアッセンブリ1200のチューブ状部材1202は、近位部分1210、遠位部分1212、及び近位部分1210と遠位部分1212との間に配置された湾曲部分1214を含むということは理解されよう。図14の例示の実施例では、ハブ1204がチューブ状部材1202の近位部分1210に固定されている。図14を参照すると、チューブ状部材1202は中央軸線1226を有するということは理解されよう。図14の中央軸線1226は、湾曲部分及び直線状部分を有する。図14には、中央軸線1226の直線状第1部分と中央軸線1226の直線状第2部分との間の湾曲角度BAが示してある。
幾つかの有用な実施例では、チューブ状部材1202の湾曲部分1214は、人間の眼球の強膜静脈洞にほぼ接線方向で進入するような寸法を有する。これらの有用な実施例では、湾曲部分1214の曲率半径は、約1.27mm乃至7.62mm(約0.05インチ乃至約0.3インチ)であり、角度は約105°乃至約165°である。一つの例示の実施例では、湾曲部分1214の湾曲の半径は約3.175mm(約0.125インチ)であり(チューブの中心線に対して計測した)、角度は約132.5°である。この例示の実施例では、遠位部分1212の長さは約1.118mm(約0.044インチ)であり、近位部分1210の長さは約18.466mm(約0.727インチ)である。
図15は、図14に示すチューブ状部材1202の一部を示す拡大平面図である。図15を参照すると、チューブ状部材1202は中央軸線1226を有し、この中央軸線1226が湾曲平面1228を形成するということは理解されよう。図15の中央軸線1226は、湾曲部分及び直線状部分を有する。図15のチューブ状部材1202は、更に、遠位開口部面1218を持つベベル状遠位チップ1216を含む。図15の例示の実施例では、ベベル状遠位チップ1216は、ほぼ楕円形形状の遠位開口部1158を形成する。遠位開口部1158の長軸1220及び短軸1222を図15に一点鎖線で示す。
例示を目的として、長軸1220及び短軸1222は、各々、図15において、遠位開口部1158を越えて延びている。図15の例示の実施例では、長軸1220及び短軸1222が出口平面1224を形成する。図15では、出口平面1224は、湾曲平面1228と交差するように示してある。図15を参照すると、出口平面1224は、湾曲平面1228に対して全体に捩じれているということは理解されよう。即ち、遠位開口部面1218の平面1224は、カニューレの湾曲平面1228と90°以外の角度で交差する。
図16は、別の例示のカニューレアッセンブリ1200の平面図である。図16を参照すると、カニューレアッセンブリ1200のチューブ状部材1202は、第1直径DAの第1部分1230、第2直径DBの第2部分1232、及び第1部分1230と第2部分1232との間に配置されたテーパ部分1234を含む。
図16の例示の実施例では、第1直径DAは第2直径DBよりも大きく、テーパ部分1234が第1直径DAと第2直径DBとの間を移行する。幾つかの有用な実施例では、テーパ部分1234の平均テーパ比は、約0.01乃至約0.12である。一つの例示の実施例では、テーパ部分1234の平均テーパ比は約0.068である。
チューブ状部材1202は、近位開口部(図示せず)、遠位開口部1158、及び近位開口部と遠位開口部1158との間を延びる内腔1208を形成する。図16の例示の実施例では、内腔1208は全体に円形の断面形状を有する。幾つかの有用な実施例では、内腔1208の直径は、チューブ状部材1202の長さに沿ってほぼ均等である。この形状は、内腔1208を通して前進させる眼内インプラント900が、内腔を通した送出中に動かなくなる可能性を低減する。
幾つかの有用な実施例では、第2直径DBは、遠位開口部1158を人間の眼球の強膜静脈洞と流体連通状態に置くことができるような寸法を備えている。更に、幾つかの有用な実施例では、第1直径DAは、人間の眼球の角膜を通してチューブ状部材1202を前進し、ベベル状遠位チップ1216を強膜静脈洞に挿入するとき、所望レベルの構造的支持を提供するような寸法を備えている。
幾つかの有用な実施例では、第1直径DAは、約0.254mm乃至0.762mm(約0.010インチ乃至約0.030インチ)であり、第2直径DBは、約0.127mm乃至0.508mm(約0.005インチ乃至約0.020インチ)である。例示の実施例では、第1直径DAは約0.457mm(約0.018インチ)であり、第2直径DBは約0.406mm(約0.016インチ)であり、内腔1208の直径は約0.343mm(約0.0135インチ)である。図16を参照すると、チューブ状部材1202は湾曲部分1214を含むということは理解されよう。図16の例示の実施例では、テーパ部分1234は、チューブ状部材1202の湾曲部分1214の一部に沿って延びている。
図17A及び図17Bは、カニューレアッセンブリ1200の別の例示のチューブ状部材1202の平面図である。図17Aを参照すると、チューブ状部材1202は、遠位開口部面1218を持つベベル状遠位チップ1216を含むということは理解されよう。図17Aの例示の実施例では、ベベル状遠位チップ1216は、全体に楕円形形状の遠位開口部1158を形成する。遠位開口部1158の長軸1220及び短軸1222は、図17Aに一点鎖線で示してある。例示を目的して、長軸1220及び短軸1222は、図17Aにおいて、各々、遠位開口部1158を越えて延びている。
図17Bは、図17Aに示すチューブ状部材1202の部分を示す追加の平面図である。図17Bは、図17Aを形成する際の視点に対してほぼ直交する視点から見た図である。図17Bを参照すると、チューブ状部材1202は、直線状部分及び湾曲部分の両方を含む中央軸線1226を有するということは理解されよう。
遠位開口部1158の長軸1220と、チューブ状部材1202の中央軸線1226とが、ベベル状遠位チップ1216のピッチ角度PAを形成する。幾つかの有用な実施例では、ピッチ角度PAは、ベベル状遠位チップ1216の遠位端を強膜静脈洞に挿入するとき、組織(例えば線維柱体網及び強膜静脈洞の壁)を窪ませて開放するのに十分に尖っている。更に、幾つかの有用な実施例では、ピッチ角度PAは、ベベル状遠位チップ1216の遠位端を強膜静脈洞に挿入するとき、組織を裂いたり切ったりしないようにするのに十分に小さい。幾つかの有用な実施例では、ピッチ角度PAは、約5°乃至約35°である。幾つかの特に有用な実施例では、ピッチ角度PAは、約15°よりも大きく、約25°よりも小さい。一つの例示の実施例では、ピッチ角度PAは、約20°である。
図18A及び図18Bは、カニューレアッセンブリ1200のチューブ状部材1202の別の平面図である。図18Bを参照すると、チューブ状部材1202は、湾曲平面1228を形成する中央軸線1226を有するということは理解されよう。図18Bの中央軸線1226は、湾曲部分及び直線状部分を有する。図18Bの実施例では、チューブ状部材1202は、更に、遠位開口部面1218を持つベベル状遠位チップ1216を含む。図18Bの例示の実施例では、ベベル状遠位チップ1216は、全体に楕円形形状の遠位開口部1158を形成する。遠位開口部1158の長軸1220及び短軸1222は、図18Bに一点鎖線で示してある。
図18Aは、チューブ状部材1202及び遠位開口部面1218を示す軸線方向平面図である。図18Aは、図18Bを形成する際の視点に対してほぼ直交する視点から見た図である。湾曲平面1228、長軸1220、及び短軸1222は、図18Aに一点鎖線で示してある。図18Aを参照すると、遠位開口部1158の短軸1222及び湾曲平面1228がロール角度RAを形成するということは理解されよう。
幾つかの有用な実施例では、ロール角度RAは、人間の眼球の角膜を通してチューブ状部材1202を延ばし、ベベル状遠位チップ1216を強膜静脈洞に挿入するとき、カニューレアッセンブリを使用する医師が遠位開口部1158を見ることができるように選択される。換言すると、遠位開口部面1218の平面は、湾曲平面1228と90°以外の角度で交差する。更に、幾つかの有用な実施例では、ロール角度RAは、人間の眼球の角膜を通してチューブ状部材1202を延ばし、ベベル状遠位チップ1216の遠位端を強膜静脈洞に挿入するとき、組織と接触するチューブ状部材1202の最初の部分がベベル状遠位チップ1216であるように選択される。
更に、ロール角度RAは、眼内インプラントを遠位開口部1158の外に及び強膜静脈洞内に前進するとき、眼内インプラントがベベル状遠位チップ1216の尖端を越えて移動するように選択されてもよい。幾つかの有用な実施例では、ロール角度RAは、約100°よりも大きく、約110°よりも小さい。一つの例示の実施例では ロール角度RAは、約105°である。
図19は、眼内インプラント送出システムカニューレアッセンブリの別の例示の実施例の平面図である。図19を参照すると、カニューレアッセンブリ1900のチューブ状部材1902は、第1直径DAの第1部分1908及び第2直径DBの第2部分1910を含むということは理解されよう。第1部分1908と第2部分1910との間に段1912が配置されている。幾つかの有用な実施例では、第2直径DBの寸法は、遠位開口部1904を人間の眼球の強膜静脈洞と流体連通状態に置くことができるように定められる。更に、幾つかの有用な実施例では、第1直径DAは、人間の眼球の角膜を通してチューブ状部材1902を前進し、ベベル状遠位チップ1906の遠位端を強膜静脈洞に挿入するとき、所望レベルの構造的支持を提供するように寸法が定められている。幾つかの有用な実施例では、第1直径DAは、約0.254mm乃至0.762mm(約0.010インチ乃至0.030インチ)であり、第2直径DBは、約0.127mm乃至0.508mm(約0.005インチ乃至約0.020インチ)である。一つの例示の実施例では、第1直径DAは約0.457mm(約0.018インチ)であり、第2直径DBは約0.406mm(約0.016インチ)であり、チューブ状部材1902の内腔の直径は約0.343mm(約0.0135インチ)である。
図20は、図19に示すチューブ状部材1908の一部を示す、様式化した斜視図である。図20では、眼内インプラント900は、チューブ状部材1908の遠位開口部1904を通って眼球の強膜静脈洞38内に延びる状態で示してある。ベベル状遠位チップ1906の遠位端が眼球の線維柱体網36を穿刺しており、遠位開口部1904が強膜静脈洞と流体連通している。図20の実施例では、眼内インプラント900は、眼内インプラント900の長さ方向チャンネルが半径方向外方に開放するように配向されている。
図21は、詳細な説明によるカニューレ2108の斜視図である。図21のカニューレ2108は、中央軸線2164を持つ全体にチューブ状の部分2162を含む。図21の全体にチューブ状の部分2162は、近位部分2166、遠位端2168、及び遠位端2168と近位部分2166との間を延びる遠位部分2170を含む。遠位開口部面2167が遠位開口部2169を取り囲む。
図21の例示の実施例では、カニューレ2108の近位部分2166は実質的に直線状であり、カニューレ2108の遠位部分2170は湾曲しており、中央軸線2164が湾曲平面2172を形成する。湾曲平面2172は、曲率平面と呼んでもよい。図21を参照すると、湾曲平面2172は、カニューレ2108を第1部分PA及び第2部分PBに分ける。図21の例示の実施例では、第2部分PBは第1部分PAとほぼ鏡像対称である。図21では、遠位部分2170は、遠位端2168と近位部分2166との間を干渉エレメントなしで延びるように示してある。図21の例示の実施例では、遠位部分2170はその全長に沿って湾曲している。
この詳細な説明による例示の方法には、遠位端2168が眼球の前眼房に配置されるように、カニューレ2108の遠位端2168を人間の眼球の角膜を通して前進する工程が含まれてもよい。次いで、カニューレ2108を使用して眼球の強膜静脈洞にアクセスしてもよい。これは、カニューレ2108の遠位端2168で強膜静脈洞の壁を穿刺することによって行われる。カニューレ2108の遠位開口部2169は、強膜静脈洞が形成する内腔と流体連通状態に置かれてもよい。眼内インプラントは、カニューレの遠位ポートの外に強膜静脈洞内に前進されてもよい。
図22は、図21に示すカニューレ2108を含むアッセンブリ2182の斜視図である。例示を目的して、図22では、カニューレ2108が断面で示してある。図22では、カニューレ2108が形成する内腔内に置かれた状態で眼内インプラント100を示す。図22の例示の実施例では、眼内インプラント100は、コア754の周囲に配置されている。
眼内インプラント100は、全体に湾曲した長さ方向軸線2134に沿って延びている。図22の実施例では、眼内インプラント100は、第1平面2154に沿って曲げた場合に可撓性が最大であり、第1平面2154以外の平面(例えば第1平面2154と交差する平面)に沿って曲げた場合、可撓性が小さい。従って、第1平面2154を優先的曲げ平面と呼んでもよい。
図22のカニューレ2108は、中央軸線2164を持つ全体にチューブ状の部材2162を含む。図22の全体にチューブ状の部材2162は、近位部分2166、遠位端2168、及び遠位端2168と近位部分2166との間を延びる遠位部分2170を含む。図22の例示の実施例では、カニューレ2108の近位部分2166は実質的に直線状である。
図22の実施例では、カニューレ2108の中央軸線2164は眼内インプラント100の長さ方向軸線2134と同軸である。図22を参照すると、カニューレ2108の遠位部分2170は、カニューレ2108の中央軸線2164が湾曲平面2172を形成するように湾曲しているということは理解されよう。湾曲平面2172を、曲率平面と呼んでもよい。図22を参照すると、湾曲平面2172がカニューレ2108を第1部分PA及び第2部分PBに分けるということは理解されよう。図22の例示の実施例では、カニューレ2108の第2部分PBしか示してない。この実施例では、湾曲平面2172が第1平面2154と一致する。
図23は、図22に示すアッセンブリ2182の追加の斜視図である。図23では、送出システムの前進機構のコア754及び眼内インプラント100が、カニューレ2108の遠位ポート2188を通って延びる状態で示してある。図23を参照すると、コア754及び眼内インプラント100が、図22に示すこれらのエレメントの位置に対して遠位方向に移動してあるということは理解されよう。眼球の強膜静脈洞SCが図23に破線で示してある。図23の実施例では、眼内インプラント100の一部が強膜静脈洞SC内に前進してある。眼内インプラント100は、強膜静脈洞SCの自然の湾曲と形態が一致する方向に最も容易に曲がるように配向されている。図23では、送出システムの前進機構の押しチューブPTの遠位端が、眼内インプラント100の近位端と接触した状態で示してある。図23の実施例では、押しチューブPTは、カニューレ2108が形成する内腔内に配置されている。
図24は、図23に示す眼内インプラント100及びカニューレ2108を示す追加の斜視図である。図24を参照すると、眼内インプラント100がカニューレ2108の外側の位置まで前進してあるということは理解されよう。眼内インプラント100を強膜静脈洞内に前進した後、コア及び押しチューブを、カニューレ2108が形成する内腔2184内に引っ込める。
添付図面を参照して上文中に説明したように、この詳細な説明による方法は、インプラントの遠位部分を眼球の強膜静脈洞に位置決めするのに使用してもよいということは理解されよう。この詳細な説明による例示の方法には、カニューレの遠位部分が眼球の前眼房に配置されるように眼球の角膜を通してカニューレの遠位端を前進する工程を含んでいてもよい。カニューレは、例えば、強膜静脈洞の壁をカニューレの遠位部分で穿刺することによって強膜静脈洞にアクセスするのに使用してもよい。
この詳細な説明による方法は、インプラントを眼球の強膜静脈洞内に送出するのに使用できる。これらの例示の方法では、眼内インプラントの遠位部分を、カニューレの遠位ポートの外に強膜静脈洞内に前進してもよい。眼内インプラント100は、インプラントの遠位部分を強膜静脈洞内に前進させるとき、コア上に配置されてもよい。幾つかの有用な実施例では、眼内インプラントは、複数の孔が形成された本体を含み、方法は、これらの孔をコアで閉鎖する工程を含む。この場合、孔がコアで閉鎖された状態で、眼内インプラントの遠位部分を強膜静脈洞内に前進してもよい。眼内インプラントを強膜静脈洞内に前進する際に孔を閉鎖することにより、手順によって強膜静脈洞が傷つけられることを減少する。眼内インプラントが所望の位置に達した後、押しチューブにより眼内インプラントが近位方向に引っ張られないようにしながらコアを引っ込める。
図25Aは、図25Cに示すカニューレ2108のA−A選択に沿った断面図である。
図25Bは、図25CのB−B方向から見た軸線方向平面図である。図25Cは、カニューレ2108を示す平面図である。図25A、図25B、及び図25Cを集合的に図25と呼ぶ。
図25を参照すると、カニューレ2108は、中央軸線2164を持つ全体にチューブ状の部材2162を含むということは理解されよう。図25の実施例では、全体にチューブ状の部材2162は、近位部分2166、遠位端2168、及び遠位端2168と近位部分2166との間を延びる遠位部分2170を含む。図25の例示の実施例では、近位部分2166は実質的に直線状であり、遠位部分2170は湾曲している。遠位開口部2169及び遠位開口部面2167がタング2190を形成する。遠位開口部2169は、全体にチューブ状の部材2162によって形成された内腔2184と流動学的に連通している。図25を参照すると、遠位部分2170は図25Aの平面内で湾曲しており、図25の平面内で湾曲しているということは理解されよう。
図26及び図27は、カニューレ2108の追加の図を提供する。タング2190の遠位開口部面2167は、カニューレチューブ2162の長さ方向軸線に関して0°よりも大きく且つ90°よりも小さい第1区分角度を形成する平面内の第1区分2191、及び軸線2164に関する角度が第1区分の角度よりも小さい角度から第1区分の角度よりも大きい角度まで変化するノッチ区分2192の二つの区分を有する。
図28は、眼内インプラント送出システムカニューレの使用を示す概略図である。遠位チップ2168が人間の患者の眼球の線維柱体網36を通過して強膜静脈洞38に入るとき、タング部分2190の第1及び第2の区分2191及び2192を含む遠位開口部面2167がテント状領域(tenting area)37の線維柱体網及び強膜静脈洞の組織を押圧し、眼内インプラントを強膜静脈洞内に送出するための移行領域を形成する。図示のように、カニューレの遠位開口部全部が強膜静脈洞に挿入されるわけではない。その代わり、タング2190により患者の組織が傾斜をなし、これが、タング2190の内面とともに、強膜静脈洞内への眼内インプラントの挿入を案内するのである。
更に、カニューレの遠位チップ2168のところの湾曲が強膜静脈洞の湾曲よりも大きい(即ち、カニューレの遠位端のところでの曲率半径が強膜静脈洞よりも小さい)ため、遠位チップは、眼内インプラントが強膜静脈洞の外壁の中心に、又はその僅かに半径方向内方に送出されるように配向されていてもよい。カニューレ形状及びカニューレ配向のこの組み合わせが、眼内インプラントを強膜静脈洞内に安全に案内するのを補助する。
図29及び図30は、眼内インプラント送出システムで使用するためのカニューレチューブ2962の更に別の実施例を示す。この実施例では、カニューレの遠位チップ2968から近位方向に延びるタング領域2990は、遠位開口部2967及び複雑な形状の遠位開口部面2969によって形成されている。チューブ2962は、円筒形エンベロープを形成する湾曲した円筒体として形成されている。タング2990は、円筒形エンベロープ内の材料の角度が、遠位チップ2968から近位方向に第1点2901まで増大し、次いで点2901から近位方向に第2点2902まで減少し、そして第2点2902から近位方向に、点2903のところで円筒形エンベロープ内の材料が合一する領域まで再び増大する領域であると説明できる。
図31乃至図35は、更に別の実施例の眼内インプラント送出システムカニューレ3102を通して強膜静脈洞38内に送出される眼内インプラント900を示す(これらの図では、図面を簡単にするため、強膜静脈洞は曲線状でなく直線状に示してある)。図示の眼内インプラントは、2007年9月24日に出願された「眼内インプラント」という表題のUSSN11/860,318に更に詳細に記載されている。本発明の送出システムによって、他の眼内インプラントを送出し、配備してもよいということは理解されるべきである。
図31に示すように、カニューレ3102の遠位部分を角膜に通し、眼球の前眼房37に入れ、線維柱体網36を穿刺し、カニューレ3102の遠位開口部3108が強膜静脈洞38と連通できるようにする。この実施例では、カニューレ3102は湾曲した剛性チューブであり、図32及び図33に更に詳細に示すように、遠位開口部3108のところにカッティング部分3110を有する。幾つかの実施例では、曲率半径が約2.54mm(約0.1インチ)の円の円弧を形成すること等によって、強膜静脈洞に接線方向に進入するため、カニューレ3102は湾曲している。形状及び湾曲が異なる他の実施例も可能である。
この実施例では、カッティング部分3110は、チップ3114のところで出会う二つの凸状縁部3112で形成される。他の実施例では、カッティング縁部は、凹状であってもよいし直線状であってもよい。図示のように、縁部3112は、チップ3114から、縁部3112と随意のカニューレ延長部分3118との交差部に形成された一対の随意のストップ3116まで延びている。図31に示すように、カニューレ3102の遠位端を前眼房37内で線維柱体網36に向かって前進してもよい。カニューレ3102の遠位端が線維柱体網36と出会ったとき、カッティング部分3110のチップ3114及び縁部3112を前進し、線維柱体網36を通って強膜静脈洞内に延びる。この際、タング即ち延長部分3118が後方に曲がり、前眼房37内にとどまる。ストップ3116が線維柱体網36と係合したとき、カニューレ3102の遠位方向移動が停止する。
幾つかの実施例では、カニューレ3102は、直径が約0.762mm(約0.030インチ)よりも小さく、例えば外径が0.711mm(0.028インチ)で内径が0.356mm(0.014インチ)の透明なポリカーボネートチューブで形成されている。カッティング縁部がストップまで延びる実施例では、カッティング縁部は、カニューレの中央軸線に関して約10°乃至約80°の角度をなしていてもよく、ストップはチップ3114の内方に直径の約1.5倍のところに配置されていてもよい。カニューレ延長部分を持つ実施例では、延長部分3118は、チップ3114を越えて約1.5mm延びていてもよい。タング又は延長部分3118は、とりわけ、カニューレに作用する前方への圧力を維持しながら湾曲する(例えば図31に示すように)ことにより、線維柱体網としっかりと係合し、カニューレの遠位端が正確に位置決めされたことを使用者にフィードバックする機能を備えている。
送出中、眼内インプラント900は、カニューレ3102内でインプラント900とともに移動可能なコア即ちキャリヤ754に取り付けられている。コア754の一つの特定の機能は、とりわけ、インプラントの前進時にインプラントと強膜静脈洞内の組織との間の干渉を最小にするように、インプラント900に形成された開口部3122を塞ぐ機能である。眼内インプラント900は、この実施例では、眼内組織を損傷しないように、尖っていない端部902を有する。他の実施例では、尖っていない遠位端は、キャリヤによって少なくとも部分的に形成されてもよい。
図36A及び図36Bは、この詳細な説明による例示の方法を示す断面図である。図36Aの図の平面は、強膜静脈洞SC及び強膜静脈洞SCに被さった線維柱体網596を横切って横方向に延びる平面である。図36Aの実施例では、カニューレ502の遠位端501は、強膜静脈洞SCと近接して位置決めされている。この詳細な説明による例示の方法は、カニューレ502の遠位部分が眼球の前眼房594内に配置されるように、カニューレ502の遠位端を眼球の角膜を通して前進する工程を含む。
図36Bは、図36Aに示す強膜静脈洞SCを示す追加の断面図である。図36Bでは、カニューレ502の遠位端501は、強膜静脈洞SC及び線維柱体網596の壁を貫通した状態で示してある。カニューレ502の遠位開口部504は、図36Bの実施例では、強膜静脈洞と流動学的に連通している。
本発明の例示の実施例を示し且つ説明したが、変更を行うことができ、従って、添付の特許請求の範囲では、本発明の真の精神及び範囲内の全てのこのような変形及び変更を含もうとするものである。
20 眼球
22 強膜
24 後眼房
26 角膜
28 角膜輪郭
30 前眼房
32 水晶体
34 毛様体小帯
36 線維柱体網
38 強膜静脈洞
40 出口
42 虹彩
100 眼内インプラント
102 本体
104 組織支持フレーム
106 スパイン
120 第1縁部
122 第2縁部
124 第1開口部
126 チャンネル
128 内面
130 外側
132 半径方向外方

Claims (6)

  1. 眼内インプラント送出システム用カニューレにおいて、
    直線状の近位部分と、同近位部分から遠位方向に延びる湾曲部分と、遠位チップと、遠位チップから近位方向に延びる遠位開口部面によって取り囲まれた遠位開口部とを含むチューブ状部材を含み、
    前記遠位チップは、人間の患者の眼球の前眼房内に挿入され、線維柱体網を通して眼球の強膜静脈洞内に挿入されるようになっており、
    前記チューブ状部材の近位部分は、前記遠位チップが眼球の強膜静脈洞内にあるとき、眼球の外の位置から延びるようになっており、
    前記カニューレは、更に、前記遠位チップが強膜静脈洞内に配置されたとき、眼内インプラントを、前記チューブ状部材を通して前記遠位開口部に向かって及びこの遠位開口部を通して眼球の強膜静脈洞内に前進する前進機構と協働するようになっており
    前記チューブ状部材の湾曲部分は眼内インプラントが眼球の強膜静脈内に接線方向で進入する寸法を有するカニューレ。
  2. 請求項1に記載のカニューレにおいて、
    前記遠位開口部面は、遠位開口部平面に配置されている、カニューレ。
  3. 請求項2に記載のカニューレにおいて、
    前記チューブ状部材の前記湾曲部分は湾曲平面を形成し、前記遠位開口部平面は、前記湾曲平面に関して90°以外の角度をなしている、カニューレ。
  4. 請求項1に記載のカニューレにおいて、
    前記遠位開口部面は、前記遠位開口部平面に配置された第1区分と、第2区分とを含み、前記第1区分は、前記遠位開口部のところで、前記チューブ状部材の長さ方向軸線に関して0°乃至90°の第1区分角度で配置されており、
    前記チューブ状部材の長さ方向軸線に関する前記第2区分の角度は、前記第2区分の遠位限度のところでの前記第1区分角度よりも小さい角度から、前記第2区分の近位限度のところでの前記第1区分角度よりも大きい角度まで変化する、カニューレ。
  5. 請求項1に記載のカニューレにおいて、
    前記遠位開口部面は、前記チューブ状部材によって形成された円筒形エンベロープの周囲部分から形成された縁部を含み、
    前記円筒形エンベロープ内の前記周囲部分の角度範囲は、第1点に対して近位側の前記遠位チップから増大し、
    前記円筒形エンベロープ内の前記周囲部分の角度範囲は、前記第1点と前記第1点に対して近位側の第2点との間で減少し、
    前記円筒形エンベロープ内の前記周囲部分の角度範囲は、前記第2点と前記第2点に対して近位側の第3点との間で360°まで増大する、カニューレ。
  6. 請求項1に記載のカニューレにおいて、
    前記チューブ状部材の遠位端での前記チューブ状部材の外径は、前記遠位開口部の近位側の前記チューブ状部材の外径よりも小さい、カニューレ。
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