JP5547123B2 - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents
油中水型乳化化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5547123B2 JP5547123B2 JP2011074418A JP2011074418A JP5547123B2 JP 5547123 B2 JP5547123 B2 JP 5547123B2 JP 2011074418 A JP2011074418 A JP 2011074418A JP 2011074418 A JP2011074418 A JP 2011074418A JP 5547123 B2 JP5547123 B2 JP 5547123B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- component
- water
- hydrogenated polyisobutene
- emulsified cosmetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/04—Dispersions; Emulsions
- A61K8/06—Emulsions
- A61K8/064—Water-in-oil emulsions, e.g. Water-in-silicone emulsions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/04—Dispersions; Emulsions
- A61K8/06—Emulsions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/31—Hydrocarbons
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/81—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/89—Polysiloxanes
- A61K8/891—Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/10—General cosmetic use
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Birds (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
その中でも油相を外相、水相を内相とした油中水型乳化化粧料は、油溶性の有効成分、例えばエモリエント油、油溶性の薬剤、紫外線吸収剤等を効率的に皮膚上に展開できることから、化粧料として適した剤型であり、この点において水中油型よりも優れている。
従来、はり感を付与する物質としては、高分子等が用いられている。例えば、ポリアスパラギン酸塩(特許文献1)や、ポリビニルアルコール(特許文献2)を用いることにより、はり感を有する油中水型乳化組成物が知られている。また、ステアリン酸ステアリルと、水添ポリイソブテン等の炭化水素を併用することにより、はり感を有する乳化化粧料も知られている(特許文献3)。
しかし、保湿効果や他の使用性効果を出すために配合される保湿剤や油分により、はり感が弱まってしまう場合があった。
また、水添ポリイソブテンを配合した皮膚化粧料が知られている(特許文献4)。しかし、この皮膚化粧料は、水中油型乳化化粧料であって、はり感に満足できるものではなかった。
(A)成分および(B)成分に対する(b1)成分の割合が、48〜85%であって、(b2)成分の配合量が、(A)成分の配合量の2倍以下であることを特徴とする。
(A)水添ポリイソブテン 0.5〜10質量%
(B)(b1)を含む油分
(b1)(A)と相溶性が低い揮発性油分である、デカメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、ヘキサデカメチルヘプタシロキサン、メチルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、テトラキス(トリメチルシロキシ)シランから選択される油分
(b2)粘度が1000mPa・s未満の油分(ただし、(b1)成分を除く)
(C)乳化剤
(D)水性成分 60〜90質量%
以下、各成分について詳述する。
(A)水添ポリイソブテンは、イソブテンとn−ブテンとを共重合した後に水素添加して得られる炭化水素混合物である。本発明に用いられる水添ポリイソブテンは、化粧料に一般に用いられているものを使用することができる。
本発明の(B)油分には、(b1)成分である(A)水添ポリイソブテンと相溶性が低い揮発性油分を含むことが必要である。
ここで、水添ポリイソブテンと相溶性が低い油分とは、水添ポリイソブテンと対象の油分とを混合し、80℃に加熱して室温に戻した場合に、均一な透明層にならない油分のことである。また、揮発性油分とは、1気圧での沸点が300℃以下の油分のことである。
このような(b2)粘度が1000mPa・s未満の油分としては、例えば、シリコーン油、極性油分、非極性油分等が挙げられる。
極性油分としては、例えば、オクタン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソパルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソデシル、コハク酸2−エチルヘキシル、セバシン酸ジエチルなどのエステル油等が挙げられる。
非極性油分としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、パラフィン、イソヘキサデカン等の炭化水素油等が挙げられる。
本発明において、(b3)高粘度油分とは、固形油、半固形油、(A)成分以外の粘度が1000mPa・s以上の油分から選択される油分のことである。これらの油分は、単独で配合しても、2種類以上配合しても良い。
高粘度油分を含むことにより、はり感や保湿効果により優れた油中水型乳化化粧料を得ることができる。なお、高粘度油分の配合量は、乳化化粧料の安定性に影響を及ぼさない。
(C)乳化剤は、化粧料に通常使用可能なものを用いることができる。
乳化剤としては、特に、HLBが5以下のものを用いることが好ましい。HLBが5を超えるものでは親水性が高く、安定な油中水型乳化化粧料を得るのが難しい場合がある。
なお、上記HLBの値は、HLB=7+11.7・log(MW/MO)(ただし、MWは親水基部の分子量を表し、MOは親油基部の分子量を表す)で表される川上式により算出することができる。
有機変性粘土鉱物としては、例えば、ジメチルアルキルアンモニウムヘクトライト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム処理ケイ酸アルミニウムマグネシウム等が挙げられる。
(D)水性成分は、化粧料に通常使用可能なものを、乳化物の安定性を損なわない範囲で配合することができる。
このような(D)水性成分としては、例えば、保湿剤、水溶性高分子、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬剤等が挙げられる。
水溶性高分子としては、アラビアゴム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、デンプン、アルゲコロイド(褐藻エキス)等の植物系高分子、デキストラン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子、カルボキシビニルポリマー(CARBOPOLなど)等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト等の無機系水溶性高分子等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、エデト酸ナトリウム塩、メタリン酸ナトリウム、リン酸等が挙げられる。
酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
また、上記薬剤は遊離の状態で使用されるほか、造塩可能なものは酸または塩基の塩の型で、またカルボン酸基を有するものはそのエステルの形で使用することができる。
(A)成分は、(b1)成分とは相溶性が低いけれども、上記のように内水相の配合量が多い本発明の乳化化粧料中では、(b1)成分中に(A)成分が分離することなく、安定に微分散することができる。
実施例の説明に先立ち本発明で用いた試験の評価方法について説明する。
調製1週間後の試料の外観を、目視により評価した。
A:油の分離は認められなかった。
B:油が分離し、沈殿が認められた。
C:1週間以内に、油が分離し、沈殿が認められた。
専門パネル10名が顔に試料を塗布し、塗布時の使用感を評価した。
A*:パネル10名中9名以上がはり感があると回答した。
A:パネル10名中7名以上9名未満がはり感があると回答した。
B:パネル10名中5名以上7名未満がはり感があると回答した。
C:パネル10名中5名未満がはり感があると回答した。
25℃および40℃で1ヶ月保存した試料の硬度および外観を、調製直後と比較し安定性を評価した。
A*:どの保存条件でも、硬度の低下が10%以下であり、外観の変化は認められなかった。
A:どの保存条件でも、外観の変化は認められなかったが、40℃で保存したもののみ10%以上の硬度低下が認められた。
B*:どの保存条件でも、外観の変化は認められなかったが、10%以上の硬度低下が認められた。
B:外観において、水または油の分離が若干認められた。
C:1ヶ月以内に、外観において水または油の分離が認められた。
専門パネル10名が顔に試料を塗布し、塗布時の使用感を評価した。
A*:パネル10名中9名以上がべたつきがないと回答した。
A:パネル10名中7名以上9名未満がべたつきがないと回答した。
B:パネル10名中5名以上7名未満がべたつきがないと回答した。
C:パネル10名中5名未満がべたつきがないと回答した。
専門パネル10名が顔に試料を塗布し、塗布時の使用感を評価した。
A*:パネル10名中9名以上が肌がやわらかいと回答した。
A:パネル10名中7名以上9名未満が肌がやわらかいと回答した。
B:パネル10名中5名以上7名未満が肌がやわらかいと回答した。
C:パネル10名中5名未満が肌がやわらかいと回答した。
専門パネル10名が顔に試料を塗布し、塗布時の使用感を評価した。
A*:パネル10名中9名以上が保湿効果があると回答した。
A:パネル10名中7名以上9名未満が保湿効果があると回答した。
B:パネル10名中5名以上7名未満が保湿効果があると回答した。
C:パネル10名中5名未満が保湿効果があると回答した。
このため、水添ポリイソブテンと、各種追加油分を配合した、下記表1に示す化粧料を製造した。そして、各試料を評価項目(1)および(2)について上記採点基準にて評価した。結果を表1に示す。
なお、以下の試験において、「相溶性(*1)」は、水添ポリイソブテンと、油分との相溶性を表す。すなわち、水添ポリイソブテンと追加油分からなる2種類の油分を混合し、80℃に加熱して室温に戻した場合に、均一な透明層になる場合に「○」、ならない場合に「×」と評価している。
また、水添ポリイソブテンと、それと相溶性の低い油分(デカメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ジメチルポリシロキサン)を配合した試験例1−3〜1−5は、経時で水添ポリイソブテンが沈殿してしまい、安定性が悪かった。しかし、揮発性の油分を配合した試験例1−3および1−4の試料は、はり感に非常に優れていた。
試験例1−3のように、追加油分として、水添ポリイソブテンと相溶性が低く、揮発性の油分(デカメチルシクロペンタシロキサン)を用いた場合、図2のような挙動を示すと考えた。すなわち、デカメチルシクロペンタシロキサンは水添ポリイソブテンと相溶性が低いため、肌に塗布した際、揮発性油分であるデカメチルシクロペンタシロキサンはただちに分離および揮発しやすくなる。したがって、肌上には多量の水添ポリイソブテンが付着すると考えられる。
試験例1−5のように、追加油分として、水添ポリイソブテンと相溶性が低く、非揮発性の油分(ジメチルポリシロキサン)を用いた場合、図3のような挙動を示すと考えた。すなわち、ジメチルポリシロキサンは水添ポリイソブテンと相溶性が低く、また非揮発性のため、肌上に塗布した際、水添ポリイソブテンとジメチルポリシロキサンは不均一で、それぞれが集まって存在しながら肌へ付着し、むらが生じると考えられる。
すなわち、試験例1−3および1−4のように、水添ポリイソブテンと、それと相溶性が低い揮発性油分を併用することにより、水添ポリイソブテンのはり効果を最大限に発揮できることが明らかとなった。
そこで、本発明者らは、これらの油分を油中水型乳化化粧料に配合し、油相中での水添ポリイソブテンの分離を抑制する試みを行った。
すなわち、本発明者らは、水添ポリイソブテンを配合し、併用する追加油分の種類を変化させた、下記表2に示す配合組成よりなる油中水型乳化化粧料(クリーム)を、常法により製造した。そして、各試料を評価項目(2)〜(6)について上記採点基準にて評価した。結果を表2に示す。
一方、水添ポリイソブテンの他に、それと相溶性の高い揮発性の油分(試験例2−2)や、それと相溶性が低い非揮発性の油分(試験例2−3、2−4)を配合した油中水型乳化化粧料は、やはり、はり感に満足できるものではなかった。
また、本発明者らのさらなる検討の結果、試験例2−1において、デカメチルテトラシロキサンの配合量を40質量%に増やした場合、経時で水添ポリイソブテンの分離が認められ、評価項目(3)が「C」になってしまった。したがって、本発明の油中水型乳化化粧料において、(D)水性成分の配合量が60質量%以上であることが必要である。
本発明者らのさらなる検討の結果、安定性や使用性の向上に有効なスクワラン、イソヘキサデカン、メチルポリシロキサンに代表される油分は、粘度が1000mPa・s未満の油分であることが明らかになった。
したがって、本発明にかかる油中水型乳化化粧料は、(b2)粘度が1000mPa・s未満の油分を含むことが好適である。
また、表4によれば、(A)成分および(B)成分に対する(b1)水添ポリイソブテンと相溶性が低い揮発性油分の割合により、はり感や使用性に影響があることがわかる。
したがって、(A)成分および(B)成分に対する(b1)水添ポリイソブテンと相溶性が低い揮発性油分の割合が、45〜85%であることが好適である。
したがって、(b2)成分の配合量は、(A)成分の配合量の2倍以下であることが好適である。
したがって、本発明にかかる油中水型乳化化粧料において、さらに、ワセリンに代表される(b3)高粘度油分を含むことが好適である。
したがって、本発明にかかる油中水型乳化化粧料の(A)水添ポリイソブテンの配合量は、0.5〜10質量%であることが必要である。
しかし、水中油型乳化化粧料とした試験例8−5の試料は、はり感に劣っていた。
したがって、本発明の乳化化粧料は、油中水型乳化系であることが必要である。
(1)グリセリン 5 質量%
(2)塩化ナトリウム 0.5
(3)水 残余
(4)ジステアルジモニウムヘクトライト 1.7
(5)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5
(6)デカメチルテトラシロキサン 10
(7)スクワラン 2
(8)エチルヘキサン酸セチル 2
(9)ワセリン 0.5
(10)水添ポリイソブテン 2.5
(b1)量/(A)+(B)量:58.8%
(製法)
(4)〜(10)を加熱混合し、油相の均一分散を行う。(1)〜(3)を加えた水相を混合する。加熱した水相を前記油相に徐々に添加し、ホモディスパーで均一分散後、乳化粒子を整え、撹拌しながら冷却し、油中水型乳化化粧料であるクリームを製造した。得られたW/O型クリームは安定性が良好ではり感に優れた使用性を有していた。
(1)グリセリン 5 質量%
(2)塩化ナトリウム 0.5
(3)水 残余
(4)ジステアルジモニウムヘクトライト 1.7
(5)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5
(6)デカメチルテトラシロキサン 13
(7)流動パラフィン 4
(8)メチルフェニルポリシロキサン 2
(9)ビスジグリセリルポリアシルアジペート−2 1
(10)水添ポリイソブテン 4
(b1)量/(A)+(B)量:54.2%
(製法)
(4)〜(10)を加熱混合し、油相の均一分散を行う。(1)〜(3)を加えた水相を混合する。加熱した水相を前記油相に徐々に添加し、ホモディスパーで均一分散後、乳化粒子を整え、撹拌しながら冷却し、油中水型乳化化粧料であるクリームを製造した。得られたW/O型クリームは安定性が良好ではり感に優れた使用性を有していた。
2 追加油分
3 肌
Claims (2)
- 次の(A)〜(D)を含み、
(A)成分および(B)成分に対する(b1)成分の割合が、48〜85%であって、(b2)成分の配合量が、(A)成分の配合量の2倍以下であることを特徴とする油中水型乳化化粧料。
(A)平均分子量1500〜3000の水添ポリイソブテン 1〜5質量%
(B)(b1)および(b2)を含む油分
(b1)(A)と相溶性が低い揮発性油分である、デカメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、ヘキサデカメチルヘプタシロキサン、メチルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、テトラキス(トリメチルシロキシ)シランから選択される油分
(b2)粘度が1000mPa・s未満の油分(ただし、(b1)成分を除く)
(C)乳化剤
(D)水性成分 60〜90質量% - 請求項1に記載の油中水型乳化化粧料において、(B)成分中に(b3)高粘度油分を含むことを特徴とする油中水型乳化化粧料。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011074418A JP5547123B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 油中水型乳化化粧料 |
CN201280016664.6A CN103533918B (zh) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | 油包水型乳化化妆品 |
KR1020137025365A KR101959580B1 (ko) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | 유중수형 유화 화장료 |
EP12763942.5A EP2692329B1 (en) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | Water-in-oil emulsion cosmetic composition |
RU2013146038/15A RU2574029C2 (ru) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | Косметическая композиция в виде эмульсии вода-в-масле |
PCT/JP2012/058434 WO2012133685A1 (ja) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | 油中水型乳化化粧料 |
US14/007,651 US20140017191A1 (en) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | Water-In-Oil Emulsion Cosmetic Composition |
TW101111313A TWI507207B (zh) | 2011-03-30 | 2012-03-30 | 油中水型乳化化妝料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011074418A JP5547123B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 油中水型乳化化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012206985A JP2012206985A (ja) | 2012-10-25 |
JP5547123B2 true JP5547123B2 (ja) | 2014-07-09 |
Family
ID=46931387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011074418A Active JP5547123B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 油中水型乳化化粧料 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140017191A1 (ja) |
EP (1) | EP2692329B1 (ja) |
JP (1) | JP5547123B2 (ja) |
KR (1) | KR101959580B1 (ja) |
CN (1) | CN103533918B (ja) |
RU (1) | RU2574029C2 (ja) |
TW (1) | TWI507207B (ja) |
WO (1) | WO2012133685A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102405998B1 (ko) * | 2015-06-26 | 2022-06-08 | (주)아모레퍼시픽 | 수용성 폴리머를 포함하는 유중수 제형 입술 화장료 조성물 |
JP7084166B2 (ja) * | 2018-03-08 | 2022-06-14 | 株式会社 資生堂 | 離漿防止用油中水型化粧料組成物 |
KR101977161B1 (ko) | 2019-03-18 | 2019-05-10 | 에이앤에이치 인터내셔널 코스메틱스 | 식물성천연왁스를 이용하여 피부결 개선 및 보습력 증대를 기대할 수 있는 화장료 조성물 및 이의 제조방법 |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4A (en) * | 1836-08-10 | Stock | ||
US3A (en) * | 1836-08-11 | Thomas blanchard | ||
FR2701845B1 (fr) * | 1993-02-23 | 1995-04-07 | Oreal | Emulsion eau-dans-huile à usage cosmétique ou pharmaceutique. |
FR2712188B1 (fr) * | 1993-11-08 | 1996-01-26 | Oreal | Composition cosmétique destinée au maquillage de la peau, son procédé de préparation et produit de maquillage obtenu à partir de ladite composition. |
ATE212217T1 (de) * | 1995-03-14 | 2002-02-15 | Procter & Gamble | Dispergierte,amorphe kieselsäure als öl-in-wasser stabilisator für flüssige hautreinigungszusammensetzung |
US5804540A (en) * | 1997-01-08 | 1998-09-08 | Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. | Personal wash liquid composition comprising low viscosity oils pre-thickened by non-antifoaming hydrophobic polymers |
FR2809957B1 (fr) * | 2000-06-08 | 2002-10-04 | Oreal | Utilisation de particules de gel cubique comme agent anti-pollution, notamment dans une composition cosmetique |
FR2811565B1 (fr) * | 2000-07-13 | 2003-01-17 | Oreal | Emulsion eau-dans-huile et ses utilisations notamment dans le domaine cosmetique |
JP2002179533A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-26 | Tokiwa Corp | 眉毛用化粧料 |
US6726917B2 (en) * | 2000-12-18 | 2004-04-27 | L'oreal Sa | Fiber-containing cosmetic composition |
US6485716B1 (en) * | 2001-10-05 | 2002-11-26 | Colgate-Palmolive Company | High efficacy liquid gel product |
US7879316B2 (en) * | 2002-06-12 | 2011-02-01 | L'oreal | Cosmetic composition containing a polyorganosiloxane polymer |
US20040166083A1 (en) * | 2003-02-26 | 2004-08-26 | The Andrew Jergens Company | Personal care water-in-oil emulsion products |
JP4073389B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2008-04-09 | 株式会社資生堂 | 油中水型乳化組成物 |
TW200526262A (en) * | 2004-01-14 | 2005-08-16 | Shiseido Co Ltd | Skin preparations for external use for wrinkle diminution |
JP4332062B2 (ja) | 2004-04-23 | 2009-09-16 | 株式会社コーセー | 油中水型美白化粧料 |
JP5066850B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2012-11-07 | 大正製薬株式会社 | O/w型エマルション組成物 |
JP4566124B2 (ja) * | 2005-12-14 | 2010-10-20 | 株式会社資生堂 | 油中水型乳化化粧料 |
FR2895674B1 (fr) * | 2006-01-03 | 2011-06-24 | Oreal | Composition cosmetique comprenant une huile |
JP5667332B2 (ja) * | 2006-09-14 | 2015-02-12 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 化粧料製造用組成物、化粧料および含水化粧料の製造方法 |
FR2912651A1 (fr) * | 2007-02-21 | 2008-08-22 | Oreal | Emulsion e/h pour le soin de la peau. |
JP2010006726A (ja) | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Kao Corp | 皮膚化粧料 |
FR2933868B1 (fr) * | 2008-07-21 | 2012-08-17 | Oreal | Compositions cosmetiques |
JP5552248B2 (ja) | 2009-03-27 | 2014-07-16 | 株式会社 資生堂 | 油中水型乳化組成物 |
JP2010235472A (ja) | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Naris Cosmetics Co Ltd | 乳化化粧料 |
KR101133723B1 (ko) * | 2009-10-19 | 2012-04-09 | 최원석 | 소금 및 당을 유효성분으로 함유하는 질염 예방 및 치료용 조성물 및 이의 용도 |
JP5117591B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2013-01-16 | 株式会社 資生堂 | 油中水型乳化化粧料 |
-
2011
- 2011-03-30 JP JP2011074418A patent/JP5547123B2/ja active Active
-
2012
- 2012-03-29 KR KR1020137025365A patent/KR101959580B1/ko active IP Right Grant
- 2012-03-29 RU RU2013146038/15A patent/RU2574029C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2012-03-29 CN CN201280016664.6A patent/CN103533918B/zh active Active
- 2012-03-29 US US14/007,651 patent/US20140017191A1/en not_active Abandoned
- 2012-03-29 EP EP12763942.5A patent/EP2692329B1/en active Active
- 2012-03-29 WO PCT/JP2012/058434 patent/WO2012133685A1/ja active Application Filing
- 2012-03-30 TW TW101111313A patent/TWI507207B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140017191A1 (en) | 2014-01-16 |
KR20140012691A (ko) | 2014-02-03 |
WO2012133685A1 (ja) | 2012-10-04 |
TW201244744A (en) | 2012-11-16 |
RU2013146038A (ru) | 2015-05-10 |
RU2574029C2 (ru) | 2016-01-27 |
TWI507207B (zh) | 2015-11-11 |
EP2692329B1 (en) | 2021-02-17 |
KR101959580B1 (ko) | 2019-03-18 |
EP2692329A4 (en) | 2014-11-05 |
JP2012206985A (ja) | 2012-10-25 |
EP2692329A1 (en) | 2014-02-05 |
CN103533918B (zh) | 2016-09-28 |
CN103533918A (zh) | 2014-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5972271B2 (ja) | 水中油型乳化化粧料 | |
JP5690779B2 (ja) | 油中水型乳化化粧料 | |
JP5117591B2 (ja) | 油中水型乳化化粧料 | |
JP2009126791A (ja) | 多価アルコール中油型乳化化粧料 | |
JP2012067024A (ja) | 皮膚外用剤 | |
TW201907898A (zh) | W/o型乳化物 | |
JP2008024630A (ja) | 油中水型乳化組成物 | |
JP2012067049A (ja) | 油中水型乳化組成物 | |
JP5547123B2 (ja) | 油中水型乳化化粧料 | |
JP6133618B2 (ja) | 油中水型乳化組成物 | |
TW201336519A (zh) | 高內水相油中水型乳化組成物 | |
JP6277307B1 (ja) | 油中水型液状乳化組成物 | |
KR20210097477A (ko) | 유중수형 화장료 조성물 | |
JP2011012046A (ja) | 油中水型乳化組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120727 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120801 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130912 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140422 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140514 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5547123 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |