JP5437611B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5437611B2 JP5437611B2 JP2008224326A JP2008224326A JP5437611B2 JP 5437611 B2 JP5437611 B2 JP 5437611B2 JP 2008224326 A JP2008224326 A JP 2008224326A JP 2008224326 A JP2008224326 A JP 2008224326A JP 5437611 B2 JP5437611 B2 JP 5437611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frictional resistance
- resistance value
- voltage
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
画像流れは、画像がぼやけたりこすれたように流れたりする現象であり、感光体表面に放電生成物(コロナ放電時に発生するオゾンや窒素酸化物等の活性物質及びそれらの反応生成物)の水溶体等、導電性を有する異物が付着し潜像電荷が潜像面方向に流れるために発生する。
また、特許文献1の画像形成装置は、画像形成動作中常に、摺擦ローラを感光体ドラムと同方向に且つ感光体ドラムの回転に比較して大きな回転速度で回転させると、感光体の研磨力を十分に向上させることはできるが、摺擦ローラと感光体ドラムの摺擦負荷及びその変動の影響で、回転むらや回転位置ずれによるジッタが発生し易く、画像の乱れとなって現れるという問題があり、特許文献2の画像形成装置は、複数の摺擦ローラを用いるため部材点数も多く構成が複雑で、装置自体が大きくなる或いはコストアップになるといった問題がある。
ことを特徴とする画像形成装置に関する。
また、印加する電圧の変更によるので、特に部材の追加も要さず、ジッタ等の画像乱れを防止でき、感光体の消耗も抑えられる。
更に、摩擦抵抗値検出手段が、感光体表面又は中間転写体表面に形成される濃度検知用トナー像の濃度に基づいて摩擦抵抗値を検出するものであることにより、特に部材の追加をしなくても感光体表面の摩擦抵抗値を検出できる。
図1は本発明に係る画像形成装置の画像形成部を示す概略図である。
本発明に係る画像形成装置は図1に示すように、中間転写体として無端状の転写ベルト(1)を有し、転写ベルト(1)は駆動ローラ(2)と従動ローラ(3)等にわたって巻き掛けられ図中矢印方向に回転駆動されている。
各画像形成ユニット(4M)、(4C)、(4Y)、(4B)は、夫々回転駆動する感光体ドラム(5)を有しており、感光体ドラム(5)の周りには夫々、交流電圧が印加される帯電装置(6)、露光装置(7)、現像装置(8)、クリーニングブレード(9)、除電装置(図示略)、及び摺擦ローラ(10)を備えている。
感光体ドラム(5)は、アモルファスシリコン感光体であるが、これに限定されず、有機感光体であっても良い。
帯電装置(6)は、図1では感光体ドラム(5)を接触帯電させるローラ帯電式のものとしているが、これに限定されず、非接触帯電させるものであっても良い。
また、転写ベルト(1)を挟んで駆動ローラ(2)と対向するように2次転写ローラ(図示略)が設けられている。駆動ローラ(2)の転写ベルト(1)進行方向前方側にはクリーニングブレード(12)が備えられ、進行方向後方側には転写ベルト(1)に形成される濃度検知用トナー像(パッチと称す)の濃度を検知する濃度センサ(13)が備えられている。濃度センサ(13)は本実施形態では摩擦抵抗値検出手段としても用いられる。
1次転写ローラ(11)及び2次転写ローラ(図示略)は、トナーの正規の帯電極性とは逆極性を示すバイアス電圧を印加する電源を備えているが図1では省略し図示していない。
その後、1次転写ローラ(11)に前記バイアス電圧を印加することで、前記トナー像が転写ベルト(1)に転写される(1次転写)。
この動作は転写ベルト(1)を駆動しながら、各色トナーの画像形成ユニット(4M)、(4C)、(4Y)、(4B)にて順次行われ、転写ベルト(1)上に異なる色のトナーが重ね合わされ、フルカラートナー像が形成される。
そして、2次転写ローラ(図示略)に前記バイアス電圧を印加することで、前記フルカラートナー像が用紙に転写される(2次転写)。
2次転写された後は、クリーニングブレード(12)によって転写ベルト(1)表面に残留する未転写トナーが除去される。
図2に示すように、画像形成時において摺擦ローラ(10)は、感光体ドラム(5)と逆方向に回転して、感光体ドラム(5)表面に残留する未転写トナーを回収する。
トナーには、微粒子酸化チタン等の研磨剤が外添剤として添加され、主に外添剤によって感光体ドラム(5)が研磨される
また、帯電装置(6)に印加される交流電圧(Vpp)の変更によるので、特に部材の追加も要さず、ジッタ等の画像乱れを防止でき、更には感光体ドラム(5)の消耗も抑えられる。
所定の摩擦抵抗値より大きい値が検出された時は、更に交流電圧(Vpp)の低下を繰り返し、摩擦抵抗値のそれ以上の上昇を防止し、所定の摩擦抵抗値より小さい値が検出された時は、交流電圧(Vpp)の低下を停止する。
表面電位(V0)が低下すると、現像バイアス電圧(Vdc)との電位差が小さくなり現像性が低下してカブリ等の画像不良が生じるからである。
図3では、交流電圧(Vpp)が略700Vである点を変曲点として、これより大きい範囲では表面電位(V0)は略300Vで安定しており、これより小さい範囲では表面電位(V0)は交流電圧(Vpp)の低下に応じて急激に低下している。
すなわち、交流電圧(Vpp)は700Vまでは低下させても表面電位(V0)が低下しないので、現像性低下によるカブリ等の画像不良を起こさないが、700V以下になると表面電位(V0)が急激に低下するので、現像性低下によるカブリ等の画像不良を生じうる。
従って、交流電圧(Vpp)の低下は、700V以上の範囲で行うことが好ましい。
なお、交流電圧(Vpp)と表面電位(V0)の関係は、図3のものに限定されるものではなく、帯電装置の方式や動作環境等によって変動する。
本実施形態において、摩擦抵抗値検出手段は、転写ベルト(1)に形成される濃度検知用トナー像(パッチ)の濃度を検知する濃度センサ(13)である。
図4(a)に示す帯状3列のベタ画像であるパッチ(21)を感光体ドラム(5)表面に形成し転写ベルト(1)に転写した後、感光体ドラム(5)表面を除電、クリーニングして、図4(b)に示すハーフトーン画像であるパッチ(22)を新たに感光体ドラム(5)表面に形成して転写ベルト(1)に転写する。
転写ベルト(1)に転写されたパッチ(22)の濃度を濃度センサ(13)で検知する。
具体的には、予め表1に示す一例のようにパッチ濃度低下と摩擦抵抗値との関係を調べ、検知されたパッチ濃度を表1の値に照合させて摩擦抵抗値を求める。
なお、パッチ濃度低下と摩擦抵抗値の関係は、動作環境や使用されるトナー等によって変動するものであって、表1に限定されるものではない。
特にカラー画像形成装置において、後者の場合は各色トナー用感光体ドラム(5)夫々に濃度センサが必要となり部品点数が増えるのに対し、前者の場合は転写ベルト(1)に転写されたパッチの濃度を検知するので濃度センサ(13)は1個あれば足り、部品点数が少なくて良いからである。
5 感光体ドラム
6 帯電装置
10 摺擦ローラ
13 濃度センサ
21 パッチ
22 パッチ
Claims (3)
- 感光体と、該感光体に対向配置され該感光体表面に形成されたトナー像が転写される中間転写体と、交流電圧が印加され前記感光体を帯電させる帯電装置と、前記感光体表面の摩擦抵抗値を検出する摩擦抵抗値検出手段を有する画像形成装置であって、
該摩擦抵抗値検出手段によって所定の摩擦抵抗値より大きい値が検出された時に、前記感光体の表面電位と前記交流電圧の関係における前記表面電位の変曲点以上の範囲で、前記交流電圧を低下させ、
前記摩擦抵抗値検出手段が、前記感光体表面又は前記中間転写体表面に形成される濃度検知用トナー像の濃度に基づいて摩擦抵抗値を検出するものである、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記交流電圧を低下させた後、さらに前記摩擦抵抗値検出手段による検出を繰り返し行い、所定の値より大きい摩擦抵抗値を検出する毎に、前記感光体の表面電位が低下しない範囲で、前記交流電圧を繰り返し低下させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記摩擦抵抗値検出手段が、前記中間転写体表面に形成される濃度検知用トナー像の濃度を検知する濃度検知センサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008224326A JP5437611B2 (ja) | 2008-09-02 | 2008-09-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008224326A JP5437611B2 (ja) | 2008-09-02 | 2008-09-02 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010060680A JP2010060680A (ja) | 2010-03-18 |
JP5437611B2 true JP5437611B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
ID=42187570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008224326A Expired - Fee Related JP5437611B2 (ja) | 2008-09-02 | 2008-09-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5437611B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6414110B2 (ja) * | 2015-04-28 | 2018-10-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
US9618871B2 (en) * | 2015-04-28 | 2017-04-11 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
JP6465063B2 (ja) * | 2016-04-04 | 2019-02-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6465062B2 (ja) * | 2016-04-04 | 2019-02-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003140411A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005010667A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置および画像形成装置 |
JP2006208882A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
2008
- 2008-09-02 JP JP2008224326A patent/JP5437611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010060680A (ja) | 2010-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6264643B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5094445B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4708924B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4872026B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008129472A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4865408B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5437611B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5709589B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007094354A (ja) | 帯電装置、画像形成装置、帯電制御方法 | |
JP5070191B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5103453B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5251622B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6335664B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002365943A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010060679A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5232612B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011107662A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011027889A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006119279A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6161566B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007003610A (ja) | 画像形成装置、多色画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP5335279B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5169762B2 (ja) | 画像形成装置、クリーニング装置 | |
JP7140553B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4963355B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130819 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131017 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5437611 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |